真梨幸子のレビュー一覧
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ネタバレガブリエルの件には見事に騙されました!伏線回収が楽しかったです♩
解説の、「ただ単に救いのない結末や暗鬱な心理描写があるというだけでなく、それがあまりに極端なので、むしろ厭を通り越してどこかに突き抜けたような痛快感さえ漂わせる作品」という表現がすごく印象的でした。
本作品に限らず、真梨さんの小説に対してとてもしっくりくる解釈だなあと!
最近家族をテーマにした作品に興味があるので、ミレーユのお母さんやマルグリットの娘など、散々苦しめられた相手にも「家族だから」という理由で情を感じたりそれに従った行動をとる描写も興味深かったです。 -
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ネタバレ1作目を再読してから読んで大正解!またしても一気読みし、予想はしていたものの最後のページで鳥肌立ちました^_^
個人的には美波は実は死んでないんじゃないかと思ってたので富士子の著書のくだりでなるほど〜〜‼️と思ったのですが、同情心を感じながら読んでいた富士子にその後すごいスピード感で裏切られて面白かったです!
登場人物も多くまさに糸のように絡み合っていて、シンプルによくこんな話思いつけるな〜!と思いました。
また、宗教に関する話(宗教という要素だけで事件の納得材料になる)や女として生きるということについてなど、考えさせられる部分もあり面白かったです◎ -
Posted by ブクログ
タイトルがもう怖い。面白そうすぎる。
基本会話ベースで進んでいくこともあり進みは早く読みやすい。
ただ途中から時系列を考えるのが難しくなってくる。しかし時系列については途中で整理してくれるため、心配は無用だった。
この学校の真実が少しずつ分かってくると、それぞれが難しいことを言っていた意味が分かってくるし怖くなってくる。
何度か展開があり、こっちが怪しい?こっちが怪しいのか?となっていき最終的には、あー。という感じで、大どんでん返しとまで言うのかは分からないけどどんでん返し的な要素はある。
キャラクターがわりといるが、全員綽名(あだな)があるため、覚えるのは結構助かる。ただ綽名が出てこないキ -
Posted by ブクログ
ネタバレフジコを読んで、小冊子「私はフジコ」を読み、ぶっ続けで読みました。
殺人鬼フジコの育ての親、下田茂子の住む”Sヶ丘団地”で、息子の下田健太と内縁との妻藤原瑠美子は男女5人に壮絶なリンチの果てに殺した罪で逮捕。
しかし、下田健太は証拠不十分で無罪に…
茂子の住むSヶ丘団地に向かう取材陣を待ち受けていたのは…
これはぶっ続けで読むべし!
衝撃的な真実が本作で明らかになりまくり!
•5人リンチ殺人から奇跡的に保護された、左手指と左耳がない謎の女性、北野友梨→実は北野友梨ではなく、フジコの娘の”美也子”であった。
美也子は前作のあとがきのラストで、行方不明となり山林で遺体の一部が見つかった旨の新聞記 -
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自分の子供に怯え、暑い暑いとイライラしながら日々を過ごす麻美。文章から、こんな女の人と知り合いたくないなと思わせるような設定で、週に3回、違う男を部屋に連れ込み、セックスをするという。子供も夫もいながら、まだ、女としての欲望が捨てきれない部分が呆れを通り越して気持ち悪い。そして、身体に異変が現れ始める。尻からひも状の得体の知れないものが出て、皮膚にはブルーベリー状のコブができ始める。そして、精神錯乱で疾走してしまった。第2章は、麻美の妹、奈美が語り手。姪、姉を失い、混乱する中、姉の夫と関係を持つ。もう、めちゃくちゃだが、「はーぶの庭」が出てきた辺りから、宗教味もあり、不気味である。家庭事情を根
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