クロク、ヌレ!

クロク、ヌレ!

796円 (税込)

3pt

自宅のプールで謎の死を遂げた、世界的流行作家のジョー・コモリ。広告代理店社員の深田貴代美とプランナーの嶋元ミチルは、広告企画のために彼の人生を追い始める。やがて浮かび上がる無名画家の非業の死。二人の男を巡る狂気と妄執のドラマとは! 渾身の筆で小説の常識を打ち破った、著者最高の到達点。

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クロク、ヌレ! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月30日

    いつもの作風と違ってコミカルでサクサク読める、とても好きな作品だった。

    登場人物は全員おかしい人ばっか、話の進み方もなるほどって感じ、フジコのイメージとは全然違う作品だった。

    真里幸子さんの小説は、ちゃんと解決して完結するし、読んだ後に納得がいくから好き。

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    Posted by ブクログ 2021年09月06日

    小説家ジョー・コモリと売れない画家岩代彰夫の死に関わる物語。コモリの死をきっかけに、彰夫の遺族や真相を探る人達の想い・思惑が絡み合う中、2人の過去が徐々に… ストーリーや語りが斬新で面白いのですが、真梨さんにしてはパンチが弱いかな?と。

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    Posted by ブクログ 2022年04月12日

    ちょうど原田マハさんのリボルバーを読んだ後だったので、
    なんだかゴッホとゴーギャンの関係性みたいだなぁー
    って思ったよー。
    あと、ゴッホの弟のテオもねー。

    無名の画家だった義兄の絵を集める母親。
    その義兄には、有名な作家との交流があったようで…。
    有名な作家は、謎の死を遂げて…。

    真梨幸子さんの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月17日

    うーん、真梨さんの小説は比較的タイプだったんだけど、これは全体的にパッとしないし、なんだろう‥、浅い感じがしてしまった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月19日

    彰子の母、久仁枝は売れない画家だった亡き義兄の遺作を集めるために日本中を駆け回る。
    義兄が生きている時には、嫌悪感を露にし、仲が良い訳ではなかったので、彰子には不可解で仕方ない。
    ただ、父と伯父は仲が良すぎるというか、幼い頃に両親を亡くし自分を大学にまで通わせてくれたという兄を、今度は自分が養って行...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月01日

    2016年、7冊目は昨年も良く読み、年始にまとめ買いしてきた真梨幸子。

    家電メーカーの派遣社員、岩代彰子、彼女の母・久仁枝は、久仁枝の意思で、伯父であるアマチュア画家、岩代彰夫の遺品を探している。一方、世界的流行作家、ジョー・コモリの死をきっかけに、広告代理店の深田喜代美、プランナーの嶋元ミチルは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月19日

    今まで読んだ真梨幸子の作品の中では一番ユーモラスではないかと思った。独特の人物描写はさすが。ただ物語の内容がいまいちピンと来なかった。ストーンズの曲、paint in blackの引用のされ方にも無理があったような気がする。

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    Posted by ブクログ 2015年01月25日

     無名画家の人生を広告企画のために暴いていく、有名人との意外な接点や、不可解な殺人事件など・・・周囲のキャラクタが際立つ、著者がお得意のちょっとあぶない人達が登場する、壊れかけた人たちの扱いが上手い。

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    Posted by ブクログ 2013年09月15日

    エキセントリックな名も無き画家の作品を集め始めた母に翻弄される娘。
    この画家と昔同居していた、プールで溺死した有名小説家。
    最近パッとしない広告プランナーは画家と小説家に目をつけ、広告企画に連動させるために二人の死を劇的な物語に仕立て上げようと奔走する――。

    様々な人の視点から捉えられた事実が輻輳...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月07日

    いつもの真梨さんにしては毒が少ないかも。女のドロドロさが嫌な感じではなく、いい具合に感じられる話でした。

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