感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月03日
自分も年齢的に他人事ではないので気をつけようと思いました…(笑)えない
ミレーユの話が1番エグい。
他の登場人物は身近にいそうだけど
実際にはドラマでしか見たことないような人たちだったので
そこまで胸糞感がなくすらすらと読めて楽しかった!
終盤にもちゃんと そうだ、ミステリーだったわ!という...続きを読む仕掛けもあって面白かった
しかし…
あの嫌な終わり方はいっそ清々しかったなあ
終わらない青い六人会
一生やっててほしい
Posted by ブクログ 2022年08月11日
これは私が悪いんですけど、
本でも映画でも、登場人物が外国人の名前だと
途中で誰が誰かわからなくなってしまうタイプなので
今回も頭の中で時々混乱しながら読みました。
私と同じタイプの人は頑張ってください。
内容としては恐怖も感じつつ、世知辛さもあり
最後はまさかの展開でした、びっくりです。
Posted by ブクログ 2022年02月17日
他人の地獄を覗き見するつもりが、これは自分の地獄か…?と錯覚するほどの生々しさ。特にミレーユの章は他人事とは思えず一旦中断してしまうほど (引き込まれる文章なのでそこまでは一気読みしていたのに)。
生々しさだけではなく、ミステリーとしての仕掛けも流石でした。真梨さんの本はまだ2冊目だけど、本当にミ...続きを読むスリードを誘うのがお上手なのだなぁ。いくつも張られた伏線をあれこれ推理しながら読んでいたけれど、想像もしていなかったラストだった。だけど、読み返してみると、なるほど、辻褄が合う。
登場人物たちが熱中しているのが70年代少女漫画というどこか耽美で閉ざされた世界観だからこそ、ガブリエルの性別を違和感なくミスリードさせたのだと思う。
あとがきを読んだ後に「みんな邪魔」というタイトルがじわじわ効いてくる。何かに熱中している時の、全てが疎ましいあの感じ。悲惨な状況・結果が全く自分のせいではないと言い切れない因果応報感(ガブリエル含む)。
面白かった!
Posted by ブクログ 2021年07月12日
週刊誌を誇張して凝縮した感じ。
あ、これ聞いたことある...
なんでこんな男に...なんでこんな女に...と思いながらも、必要とされたい欲を満たしたいという気持ちに共感する。
結婚して、子供を産んで、育てて...それがわたしの夢だけれど、その後は...?
その後に夢はない。彼と幸せになっていく野望...続きを読むはあるけど親の介護や息抜きの仕方...
自分の未来がこわくなる。
また、自身の母親の更年期に重ねてしまうところがちらほら...ほんっとに不愉快!ほんっとに最高!
真梨幸子さん、だいすき!もう!笑
Posted by ブクログ 2021年02月04日
[イヤミス]
★★★★★
読後感はまさにイヤミス。
[ゾッとする怖さ]
★★★★☆
実際にあるんじゃないかと思う。ありそう。
[グロさ]
★★★☆☆
文面からにおいが感じられそうな場面も。。。
[ミステリー]
★★★★☆
メンバー惨殺・失踪についての犯人が最後までわかりませんでした。
解説にある単...続きを読む行本時のタイトルが強烈です。
綺麗なドレスを着て、高級ランチをして、取り繕ってはいるが、生活、人間関係、性格など見えないところではどす黒い何かを抱えている。
それはどこか自分のことを書かれているような、見透かされた恥ずかしさがある。
一人心の中で毒付く言葉も文字にするとこんな感じかもしてない。
張り巡らされた伏線がちゃんと回...続きを読む収されていき、背筋にツーっと冷たいものが落ちる感覚になる。
Posted by ブクログ 2024年04月24日
名前を覚えられないタイプなので、最初は読むのに苦労しました。相関図がないと読むのを諦めてたかもしれません…
最初はまさしくイヤミスの名の通り、出てくる人がみんなどうしようもないし、嫌な話だと思ってました。
最後に怒涛の伏線回収で綺麗に終わらせたところがスッキリしました!小説にしかできないトリックです...続きを読むね。
Posted by ブクログ 2024年03月29日
なんか色々身に覚えがありすぎてこわかった。これから自分もああなっていうのかも?みたいに感じてゾッとした。要介護になった母親の描写がきつくてつらい。でも真梨幸子で読んだ作品の中で1番面白かった気がする。
Posted by ブクログ 2024年02月10日
【2024年27冊目】
読みながら「やばい」って何回か呟きました。自分が普通の人間で良かった、普通であることを褒めたいと思ってしまうほどに、やばいキャラクターしかいなかったので。最後の最後に「すべての更年期少女たちに捧ぐ」って書かれてるんですよ、捧げないで、止めて、辛い。
とある漫画に熱狂した青春...続きを読む時代を過ごしていた六人の登場人物たち。初っ端から、「そのあだ名の呼び合いはきついけど、うん、まあ、好きに生きてるってことで、OK咀嚼するわ」って感じでしたが、この本の辛さはそんなところにある訳ではなかったのです。
まず最初にフォーカスがあたった登場人物が愚者過ぎて「んなわけないだろ!」って思っていたのが、そんなことになる???みたいな展開に。ここから一気に物語が不穏なものになっていきます。一番きつかったのは「ミレーユ」の章でした。一番「やばい」って呟いた章でもあります。親、大切にしようと誓いました。いくらなんでも酷すぎるを凌駕する展開に目眩もしました。
結末もかなり意外で騙された感とそういうことだったのか感がワルツを踊ってました。今まで読んだ真梨幸子さんの作品の中で一番好きかもしれません。
Posted by ブクログ 2023年10月09日
オチはなんとなく分かるのに
展開が気になってスラスラ読めた
このトリックにはまんまと引っかかった
もう一回読み返したくなるおもしろさがあった
更年期になりたくない。自分がどうなるか怖い
呪いって、因果応報やなって思った
読み直します。
匿名 2023年04月18日
面白かったです。ただ誰が誰やら分からなくなりました。それでも結末が気になり一気読みしました。
まだ理解出来ていないのでもう一度読み返します。
Posted by ブクログ 2023年02月15日
見事に騙された。そうとしか言いようがない。最後に明かされるあるひとつの事実、殆どの読者が当然勘違いしたまま読み進めてたのではなかろうか。
読んでいて厭な気持ちにしかならないのに、どうしても展開から目が離せず読む手を止められない、真梨幸子さんの魅力が詰まった一冊。
Posted by ブクログ 2022年12月18日
YouTubeチャンネル「ブックマちゃん」で紹介されていて気になった一冊。
「青い瞳のジャンヌ」を愛する6人の中高年。
ファンクラブの幹部でもある彼女たちは、辛い現実から目を背け、"ジャンヌ"に自分たちを重ね、スポットライトのあたる人生を夢見ている。
そんななかメンバーのひとり...続きを読むが殺害されて…というお話。
彼女たちの現実がえげつなくて、ファンクラブでの活動は痛々しくて、まさに改題前の「更年期少女」というタイトルが心に刺さります。
そんなえげつない現実も、暴走する現実逃避も、他人事とも思えない怖さがあって、まさにイヤミスでした。
話は終わっても、同じような人間関係が続いて、もしかしたらまた同じような悲劇が繰り返されるのでは…?と予感させるラストも苦々しい後味でよかったです。
イヤミスが読みたい気分にぴったりの作品でした。
Posted by ブクログ 2022年12月10日
少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する“青い六人会”。噂話と妄想を楽しむ中年女性たちだったが、あるメンバーの失踪を機に正体を露にし始める。飛び交う嘘、姑息な罠、そして起こった惨殺事件―。辛い現実から目を背け、ヒロインを夢見る彼女たち。その熱狂が加速する時、新たな犠牲者が…。殺人鬼より怖い平凡な...続きを読む女たちの暴走ミステリー。 夫のDVに悩むエミリー、パラサイトシングルでどんどん経済的に追いつめられるミレーユ、ひきこもりの息子の世話と夫や姑との関係に追いつめられるジゼル、娘との不和に悩むマルグリット、更年期の女性が辛い現実から目を背けて少女漫画のヒロインを夢みる「青い6人会」のメンバーの葛藤と破滅を丁寧に描き、「青い6人会」のメンバーが殺されていく連続殺人と謎のメンバー「ガブリエル」の正体が解き明かされる時、戦慄の結末を迎える。
主人公は、現代日本女性が抱える夫のDV、貧困、姑との不和、家庭崩壊などの事情を背負いサークル活動で会うときは有閑マダムを装っているが、家庭に戻れば耐え難い惨めな現実が待っている。それを受け入れたくないばかりに、少女漫画に自分の居場所を求めていく。 現実と幻想の狭間に奈落に堕ちても、現実に目を背けてヒロインを装っていく更年期少女は、まだまだ絶えないし、悲劇は続くことを暗示したラストに、更年期女性は背筋が凍りつくはずです。
Posted by ブクログ 2022年10月19日
一昔前の少女漫画「青い瞳のジャンヌ」に魅せられたイタイおばさん達の物語。単行本時代の「更年期少女」というタイトル、インパクト大ですね。先の展開が気になりイッキ読みでした。
Posted by ブクログ 2021年12月31日
流石イヤミスと唸らずにはおれない読後感。
少女だった頃をとっくに過ぎ大人と言われる歳になってもまだ中身は少女のままで、
それでも老いだけが年相応に己を外見も内面も襲ってくる。
他人事では済まされない居心地の悪さ、
登場人物全ての中に自分見たような気がする後味の悪さを味わった。
ラストは思いもよらな...続きを読むい幕引きだった。
あの人がまさか、いや1番怪しいと思ったあの人が
まさか、そんな。
面白かったけど、読後もずっとずっと心をざわつかせる。あの人たちのようにはならない、私は違う。
果たして本当にそう?
ああ怖い。
Posted by ブクログ 2021年12月12日
さすが、真梨さんの作品。。
本当に、人間の心や人間関係の怖さが溢れてる。
何かにハマってしまう女性達の気持ちがわかるよう気もするし、わかりたくない気持ちにもなる。
更年期で括られてしまうのも、女性としては切ないが、、。女の業なのかも。みんな邪魔。本当、そうかも知れない。。。怖い。
Posted by ブクログ 2021年07月28日
この方の話は全部登場人物多くて挫折しがちだっけどこの本はキャラが立ってて読みやすい。
前触れなく語り口の視点が変わることがあるから戸惑いつつ誰だろう?って思いながら読むのが面白い。
女のドロドロというよりはそれぞれの人間の浮き出ではいけないところをうまい具合に引き出している感じ
Posted by ブクログ 2021年06月07日
初めての、真梨幸子さんの作品。
昔fuluで「Fujiko」を観てどっぷりハマっていた。その作者と知り、手に取ってみた。
私はハッピーエンドが嫌い。そんな性分にあっていた。
『青い瞳のジャンヌ』に囚われた世界。
誰が作者「秋月美有里」かは途中でピンときたが、ガブリエルについては、当てられたのにな...続きを読む、という悔しさを抱いた。
序盤に出てくる髪の毛を使ったなんとも気持ちの悪い表現。それがもう私の心を鷲掴みにした。
「あ、私好きだ。」
すぐさまそう思い、すらすらとページをめくり、最後の1ページまで舐めるように味わった。
この得も言われぬ読後感、たまらない。
Posted by ブクログ 2020年06月18日
カタカナの名前にちょっと苦労…
あー、いるいるこんなおばさん
と思いながら読んでいると
どんどんぶっ飛んでいく、
どんどん振り切れていく…
こんなおばさんにだけは
なりたくないと思っていたが
狂気に変わるスイッチは
ちょっとした所にあることが分かる
穏やかな更年期を迎えたいと
切に願う
Posted by ブクログ 2020年03月20日
ミレーユの話は読むのが辛すぎる。この章読んだ後は親孝行したくなる…。
ここまでの過干渉、過保護はなかなかないと思うが、共依存に近い状態の母親と娘の関係に身に覚えがある人には刺さるのでは。
母には優しくしよう…。
Posted by ブクログ 2020年02月15日
最初カタカナに慣れなくて
誰が誰だっけ?ってなるけど
慣れるとすごく引き込まれる。
全員のキャラが濃い。
誰がやったんだ?ってちょっと推理しながら
読んだけどガブリエルも女だと
思った時点で分かるはずがなかった。
Posted by ブクログ 2023年11月10日
今まで読んだ本では味わえなかったへんなざわつきを感じる本だった。
ミスリードにしても描写的に若干無理があるように思えた結末だったが驚かされた。
どろどろした人間関係だけでなくミステリー要素も含んでいて面白く読めた。
Posted by ブクログ 2023年05月25日
名前が入ってこねー!!!
けど、アホな人たちの人生自爆系ストーリーでそこそこまぁまぁ楽しめたかな。
けど、バカすぎて共感は全くできなかった。
周りにいい人居なさすぎ!
Posted by ブクログ 2022年10月25日
イヤミスが好きならば推す!
本名と通称が違ってたり、他にも色々あるからそこがちょっとややこしポイント。
でも、ママの介護をする話は、あまりにもひどくてしんどかったな。
最終的に意外な結末で最後まで楽しめました。
まとめ→更年期に気をつけよう!笑
Posted by ブクログ 2022年08月03日
単行本化前の更年期少女ってタイトルすごいな、、。でもまさにそんな感じで、おしゃれに気取っていても実際は普通のおばさまたちが、昔の漫画のファンクラブで楽しんでる。そこで起こるドロドロ。
イヤミスですが、漫画家の正体とか、殺人事件も絡んできてなかなか面白かった
Posted by ブクログ 2022年06月21日
全くすっきりしない!
イヤミスというよりかは女性のドロドロ話な印象。
ミステリー要素は薄めで、ガブリエルの正体が男性だというのもわりと早めに分かってしまった。
Posted by ブクログ 2022年05月22日
本作も真梨ワールド全開だった。見事にいや~な女性のいや~な一面を切り取っており、みるみるうちに引き込まれた。
まさかの展開に驚いたため、もう一度読み返してみたい。
Posted by ブクログ 2022年05月03日
嫌な女が出てくる話が読みたくて買いました。もっと足の引っ張り合いをして女のドロドロ感を出してくれると思ってたんですが、思ったより登場人物たちが頭悪すぎて下手くそな学芸会見せられてる気分です。賢い女の策略って計画を練る段階から本当にぞっとしますが、どいつもこいつも詰めが甘いというか、頭の悪い主張をしす...続きを読むぎ。押したり引いたりする謀が見れると期待して読み始めてしまったので、イヤミスとか関係なく、最後まで盛り下がりはしなかったけど盛り上がりもしなかったかな。
そもそもイヤミスという、嫌な感じのミステリーではなかったです。6人が半分になって、そのあと里彩子がバーに行ったシーンで、秋月とガブリエルと殺人犯の正体が私にも分かっちゃったし、ミステリー部分にはあまり重点が置かれていないのかもしれません。ただのアイタタターなおばさんたちのお話。
中年オタク女というわりに、あまり青い瞳のジャンヌに対しておばさんたちの熱い想いが伝わってきませんでした。普通に更年期おばさんの集まりかな。
Posted by ブクログ 2022年03月13日
どんな本か調べずに読んだから、初めはなんだこれと思った。ダメ人間オンパレードすぎて、死人が出ても悲しくならないし、怖くもならなかった。ミスリードは最後まで気付かなかったから、あぁそうだったのねって感じで普通に騙された。最後の書評?でイヤミスというのを初めて知ったけど、死んだ人がみんなダメ人間すぎて後...続きを読む味の悪さも特になく、ふーんという感想。可もなく不可もなく。
Posted by ブクログ 2020年07月31日
タイトルに惹かれて手に取った。
初めて読む作家さん。
読み終えた後は更年期少女の方が内容にピッタリだけど、みんな邪魔って私にとってはズドーンときた。
1人になりたい、全てが煩わしく思える時があるのでそういう自分の感情とリンクするような作品かと勝手に思って読んでみたらビックリ。
最初はんーなんだろうと...続きを読む。
この話しどうなっていくのだろうと。
エミリー信じすぎだろ?と。そいつ怪しいって・・・と。
お母さん可哀想、いやぁ~こんなこと実母に出来る人いるの?と。
ガブリエルどんだけ人気なんだよ。中性的なのか?ん?
でも、喫茶店に娘が行くところからこれはもしや・・・と思いだし。そこはあってたけど。
ガブリエルがぁー!とまんまとでした。
イヤミスだとも叙述トリックだとも思わず読んだので、最後はビックリでしたが、綺麗に全てが結末に辿りつきました。
お母さんのその後が気になる。どうなったんだろう。
そしてずっとりぼん・なかよし・ひとみなど小学生の頃読んだ月刊誌や、岡田あーみんが頭をよぎりました。