あらすじ
成功の秘訣、それは失敗しないこと!? 順風満帆な人生が続くと思ったら大間違い。道を大きく踏み外してしまった男女が織りなす、疾風怒濤のミステリー! ある日、パート先の同僚イチハラが大量殺人事件を起こしたと聞いた落合美緒。美緒は事件の夜、コンビニで偶然イチハラに会っていた。それを思い出した美緒は、あることを思いつき――。イヤミス女王、真梨幸子が放つ壮絶な群像劇。
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Posted by ブクログ
真梨幸子さんの本はやっぱりとっても面白くて読む手がとまらない。
ただ自分の頭が悪くいせいで登場人物が多くて伏線回収が難しい、、
もう一度読みたい!といつも思います。
孤虫症読みたいな
Posted by ブクログ
読まずにはいられない、、
それがこの「私が失敗した理由は」の感想。
そして、
こわい、もあるし、え…もあるし、わかった!!もあったし、でも結局騙されたし、たしかたしかあれ…うわどういうこと、
こんなかんじです。本気でおもしろかった。
一通り読んで、途中で、だよねだよね!犯人はこのひとだよね!!とかわかった気でいたけど、
作者の真梨幸子さんが書きたいことってそんなことじゃないんだよなって落ちた。
わたしがわかったと思ったことなんて、ほんの一部分でしかなくて、
なんか もやっと、だけど考えたこともない角度からチクチクと針で刺されて
最終的には脇腹から中心にかけてぐにゃぐにゃって掻き回されてて、
気づいたら大量に出血して致命傷。たぶんひと突きより破壊力というかダメージがあった。
いい意味で、すげーいい意味で気持ち悪くて最高だった。
最初は、カタカナの名前
それは嫌いなひとを差別化してるのかなと推測したけど、
この本のなかにいいひとなんてひとりもいなかったわ。
もれなく全員。逆に清々しくて吐き気。
いろんな最期が呆気ない。呆気なくできるのがすごい。
ほんとの最後がこわい。これで最後って、、が気持ち良くて気持ち悪くてやっぱり最高。
Posted by ブクログ
どこかで『あの人』にチェックされているかもしれないから声を大にして言おう、「この本、サイコーです!」と…(笑)。いやー、冗談抜きで大好きな作品でした。
Posted by ブクログ
あれれー?
意外と評価低いですね!
個人的には、すごく楽しみました^^
小説の中に自分を登場させるところと、自分の作品をネタにしちゃうその内容もブラックで、なんか面白い・・・。
最後まで読んで、、ん?って思って、今、2度目を読んでいます。
怪しい人物が多すぎて、ちょっと推測しにくかったです(笑)
まあそれが作者の意図でしょうけど。
真梨幸子さん、なんかドロドロしてて好きです(笑)
Posted by ブクログ
人の不幸が大好物。
それにしてもみんな不幸というかヤバイ奴というか…。え、そうなっちゃう?え、あなたもですか?そんな驚きとともに進んでいく小説。
この人たちが住んでる街、人殺されすぎじゃない?!
Posted by ブクログ
登場人物が多い上に章ごとに視点が変わるけど、それぞれインパクトが凄くて、この人誰だっけ?という事になりにくかった
イメージしていた人物像が全然違ったり、この人は成功したかと思ったら殺されたり、小さなどんでん返しがたくさんあるような感じで面白かった
Posted by ブクログ
真梨さんの作品は前にも読んだ事があるが、女性の裏の顔(表?)がリアルに表現されていて読みながら所々で「怖っ」となります。
今作も面白かったです!
Posted by ブクログ
「失敗」と「ときめき」に、翻弄される登場人物の面々。
この本一冊でいろいろな人物が登場する。
「ときめき」に、突き動かされた人たちの行動・事件、人間模様がえがかれている。濃密な一冊。読みごたえじゅうぶん。場面がコロコロ変わるので、どんどんページが進む。人間の欲は、計り知れない。何をどこまで手に入れれば満足するのか。愛する人、結婚、子ども、高級マンション、地位、名声等々。「ときめき」を抱いても、浮かれすぎないこと、一度立ち止まる、考えること。キラキラしているときほど難しいのかもしれないけど。
Posted by ブクログ
久しぶりにめちゃくちゃ疲れる読書だった。
読後感は、やり切った…
とにかく登場人物が多い、そして関連事項が多いため気を張って読む必要がある!
ただ最後にスッキリ繋がったことと、真梨さんの遊び心が好きなので、読後感は良し。
とても!おもしろかったです…。
最後ホラーだったけど。
Posted by ブクログ
登場人物が多いので一気読み必須。最初の登場人物の悩みは、最後にはなんだっけ?となるくらい、要素がたくさん。真犯人は結局あの人だけど、あの事件の犯人も?これは読み返し必須。
Posted by ブクログ
おもしろかった。
相変わらず登場人物が多くてかなりの数の人が殺されていくんだけど、今回は珍しい初めてのパターンが。
話の中に真梨幸子が登場。
お茶目な演出かと思いきや、なんと犯人はこの人…
コンビニでバイトしてる時点でそうなんじゃないかと思ったけど、あまりに出てこないから忘れていたら最後の最後で出てきた。
登場人物が多くて話がごちゃごちゃしてるようで、最後にすっきりまとまっちゃう。
読めない展開でどうしてもはまっちゃう。
Posted by ブクログ
相変わらずの真梨幸子ワールド笑
そして相変わらずのややこしい人間相関図…
でも他の作品に比べるとまだ分かりやすかったかな。
自身の作品や自分を登場させて、これでもかという程こき下ろす笑
なかなかその辺も面白かったし、よくよく内容を理解すると伏線もうまく回収されていて私はこの人の作品好きだなぁ笑
毎度毎度はしんどいけど、たまーには読みたい作家さんです!
Posted by ブクログ
「私が失敗した理由は」という作品の出版に関わる人々の群像劇。
色々な人間が失敗人生を送り次々死んでいく。登場人物もダメ人間が多くイヤミスを存分に楽しめた、
真梨先生の「孤虫症」も作中に出して、ひどい小説と自虐ネタにしている(笑)
…おやこんな時間に誰か来たようだ…
Posted by ブクログ
めっちゃ人死ぬ、気がついたら死んでる。話聞かない人間多すぎてちょっとイライラした。自分の著書出してこき下ろしてたのは少し面白かった。まあ他の作品を叩くわけにいかないもんね。
Posted by ブクログ
久しぶりに真梨幸子を読んだけど、そうだったと思い出した。
この人の書く話に出てくる女は全員狂人で、しかもエネルギー量が半端じゃない。
執着心や嫉妬によるエナジーって本当にすごいね。内容よりも際立って感じて感心しちゃった。
Posted by ブクログ
本男さんのおススメ!
うーん、あれ?全部伏線回収されてる??
と。ふと思うくらいに、あっちゃこっちゃで、なんとなく伏線回収され切ってないような半端な読後感です。
もう少し。マトを絞って欲しかったなぁーってのはあるかなぁー。
あっちこっちに話飛んで、そんなで読者の目を眩ましたのかわからんけど。本筋がどれだかわからんくなって、ラストで、あーそっちが本筋だったんだね。
の、驚き。
ホントは、えーあなたが黒幕!?みたいな驚きが欲しかったんじゃないかなぁーと思うけども、そこにたどり着くまでにぐちゃぐちゃでね。
もう少しどーにかしてほしかつたなぁー惜しいなあ。と思った一冊でした。
Posted by ブクログ
ややこしい!
まず名字が旧姓交じりなのと、ペンネーム的な名前が出てくるのと章ごとの話し手が誰なのか最初分かりにくい所がややこしい!
でも面白いし文体は最高に読みやすい。
Posted by ブクログ
最初入り込みにくかったものの読み進めるとどんどん面白くなり先の展開が気になり最後までいいスピードで読み終えられました。無理のある展開ではと思う位の人と人の繋がりやそれぞれの死にざまがあるものの私はお話の世界ではそれくらい急展開、劇的なものも好きなので面白く読めた。一回読んだだけでは、あれ?と読み解けられなかった気になる点が残ったのでまたいつか読み返して楽しめたらいいなと思う。著者自身の名前を出して酷評する場面がいくつも出てくるがその部分は何となく嫌な気分になった。全体的には面白かった。
Posted by ブクログ
単行本の方ですが、ジャケットに惹かれたので読みました。初めて経験したジャンルでしたが
モヤモヤしながらも手が止まらず終わりました。
人間の醜いとされる感情や言動が誇張はあると思うけど見事に描かれていて、そんな人おるわー。と思った。エスカレートしてしまわぬように。
Posted by ブクログ
沢山のときめきと失敗が詰まってた。
ときめきってそう綺麗なものじゃない。
いっときの勘違い。
ときめきを勘違いして失敗していく。
そんな厭らしい大人たちの話。
Posted by ブクログ
普通に面白かった。ただ、一見何の変哲もない主婦たちが時間を置いて沢山出てくるので、一々つまずきました笑
それ以外はサクサク読めたというか、むしろ途中からは登場人物たちのまわりに立ち込め始める不穏な空気が気になって気になって、一気に読み進める事になった。
作者が自分自身をネタとしてこれでもかと言うほど擦り倒してて面白い。
Posted by ブクログ
作者のおふざけが過ぎる作品。
なかなか新感覚でシュールで面白かった。
主人公がどんどん入れ替わり登場人物も多いので相関図を見失うと読むのが辛くなるかもしれない。
Posted by ブクログ
ミステリーというよりもホラーの方がしっくりきます。中年のおばさんたちってところがまた静かに怖いですね。
しょっぱなから美緒のキャラクターがきつすぎて、何回も途中まで読んではやめ、また最初から読み始めるを繰り返してました。みんなじっとり湿った気持ち悪いキャラクターばかりですが美緒が一番ダメでした。なのでようやく彼女が退場したあたりから面白くなってきて一気に最後まで読めました。
“失敗談を集めた本”を作るというアイデアはわりと良いかもしれないと思います。まさに他人の不幸は蜜の味というやつです。世の中には“成功するには~”みたいな本はたくさんありますが、その逆ってあんまり聞かないですしね。聞かないってことは売れる要素がないってことなのかもしれないけど。反面教師って言葉もあるし、個人的には良い企画だと思うんだけどな。
ちなみに作家さんがエゴサしてる率ってどのくらいなんでしょう。自分への生々しい評価を聞きたい人と聞きたくない人と半々くらいかなって思うけど。この作品を読んだらあんまり批判的なこと書くの怖くなりますね。
Posted by ブクログ
こんなに死ぬ?!てほどみんなが死んでしまい、ちょっと置いていかれた感が。
頭で整理する前にあらあらあら...と展開してしまい、結局ラストはこんななの?!と呆気ない感じでした。
Posted by ブクログ
真梨幸子作品、初めて手に取ってみた。
イヤミスだと聞いていたけど、
読み終わった今現在、それほどイヤな気持ちにはなっていない。
章ごとに視点がコロコロ変わって、話が進むごとに登場人物がゴロゴロ増えるので、感情が動く前に、話を整理しながら読まないといけないから忙しい。
以下、少し内容に触れる。
おそらくは東京近郊の、とある街のタワーマンションで起こった一家4人殺害事件。
驚くほどあっさりと起こったその事件を皮切りにして、どんどんと話が転がっていく。
軸になっているのがタイトルにあるように「失敗」。
登場人物がとにかく多くて、まあそのほとんどの人が些細な、ときに大きな失敗を経てストーリーに絡んでいくのだが…、
もうびっくりするぐらいみんな死んじゃう。
死んじゃうというのがイコール最も大きな失敗ということなんだろうか。
そしてびっくりするのはその死が本当に唐突であっさりなところ。…スペランカかよ。
たぶんこういう書かれ方なのであんまりイヤな感情がわかなかったのかな。
話自体はとても面白い。
よく練られてるなーと感心する。
登場人物にはまったく共感できないんだけど、わりと勢いで読めてしまうので、
読み終わった後もう一度読み返すと、
ああここで伏線張ってたんだな、というのもわかって思わず膝を打った。
他の作品にも手を伸ばしてみようっと。
Posted by ブクログ
読めば読むほど、気が重くなる。、
同じスーパーで働いてた人間が、
タワーマンションに住んでる人物と交差し
出版社をつくり「?」簡単にできる?
「あなたは何故失敗したのかと」テーマをそれで縛り本を作ろうとするが
まあそこは真梨幸子先生
孤虫症「真梨幸子の作品」とかでてくる、??
暗い暗い。ちょっと飽きたかもしれない。そろそろ足を洗おうかな「読むことを」と思いながら
何か中毒性があるのか、また手にとって読む?
ちょっと相関図を作成して読まないと、訳が分からなくなる、
同じパターンで、繰り返し〜
いったん誰が犯人なのか当方さっぱり分からないと言うより
まあどなたか教えてくださいな。
ぐじゃぐじゃになる。
こんな時節はもう少し明るめ、元気になるのを読んだ方がいいね。
Posted by ブクログ
序盤を過ぎて、なるほどこういう方向性か、さぁこれからどうなると思わせといてからの展開が、予想外にあっちいったりこっちいったり。ちゃんと整理しながら読まないといましゃべっている「私」が誰なのかすら見失う。いろんなストーリーが絡み合った不思議な作品だった。
Posted by ブクログ
2019年、29冊目は、真梨幸子。
今回、「あらすじ」は省略させていただきます。
ファースト・インプレッションは、「ん~っ」。もちろん、女史の作品に、読後の幸福感など求めてないんだけど……。何だか、別のモヤモヤが残った。
登場人物とその関係が、比較的複雑なのは、いつものコト。ソレを差し引いても……。もちろん、随所に女史のデビュー作『孤虫症』が登場し、ソレがキーになってたりと、展開的にも読ませる力は今回も健在。しかし、『結局は、最大の「失敗」って、不本意な「死」に至るコトなんじゃん』で片付けられちゃうような中身。しかも、主要な登場人物は、ことごとくXXXxうし。
もっと、人間関係のドロっとしたモノが好きな自分には、少し合わなかったかな……。評価はギリギリ★★★☆☆。