真梨幸子のレビュー一覧
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かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。やがて明らかになる男の転落と女の性。奔放に生きる有利子は悪女か、それとも聖女なのか?悪女文学の傑作『マノン・レスコー』を下敷きに、女のあくなき愛と欲望を描く長編ロマンス。
中小企業を対象にした機関誌と無利子無担保の融資を餌に手数料を騙し取る詐欺事件と殺人事件の謎解きに、本能的にどのように振る舞えば自分の欲しいものを手に入れることが出来るかという駆け引きを身につけている主人公・有利子の温かい家庭の庇護もなく育ち自分の美貌のみを頼りに生きていかざるを得ない孤独な女性が贅沢三昧出来ても -
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「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。
メフィスト賞受賞作。
主人公の身体にこぶが出来てから、主人公は妄想や幻覚に苦しむ。主人公の淫乱な母親に対する憎悪、主人公の住んでいるマンションの最上階の住民に対する嫉妬、受験勉強が過ぎてカリカリしている娘から逃避したくて妹のマンションを隠れ蓑に若い男たちと不倫している主人公の淫乱さをねちっこく描きつつ、主人公麻美と妹の不幸な生い -
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タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければ―。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した…が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。
売れっ子作家珠実と売れない作家桜子の女性作家同士の「嫉妬」「怨み」「確執」「虚栄」を軸に、三芳珠実の転落事故の真相を描く、寝たきりになった珠実と売れっ子作家になった桜子の目線から交錯する物語は、思い込みや妄想や「阿部定」と偽り客をとっていた娼婦の田中加代など歪なキャラクターが絡み、どんな手段をとっても這い上がり有名になりたい作家の業を浮き彫りにします。珠実 -
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読んでるときから、なんか、これ、、、
と、思ったら案の定、誘蛾灯の上田容疑者がモデル!!!やはり!!!
これは、、、ホント、小説かな、、と思うくらいにあり得ない事実だったから、、、わたしでさえフィクション!?って思ったもの。こんな小説が出てもおかしくない。
木嶋佳苗容疑者の動向までめっちゃ気にしてた!って言うのまで。小説に反映されてました。
これは、読んで面白いんだけど、ホントにホントにこういう容疑者がいたっていう事実を知ってると、さらに面白いので、是非、誘蛾灯を一緒に読んでほしい。
そして、この小説じゃないけど、
なんでこんな醜女の太ったおばさんに何人もの男が騙されて殺されるまで -
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前半〜割と最後ギリギリまで勢いよく読まないと途中で飽きちゃいそうなダラダラ感。サラッと読んで正解。
主人公は好きにはなれないけど憎めもしない。自分は幸せだと言い聞かせて頑張ってるのが痛々しい。最期は家族への彼女なりの復讐ができたのかな。スッキリではないけど。
指先一つでなんでも知ることが出来てしまう、それ故に掻き乱される現代人の感情。そんな現代の闇を描いているのに書き方は割と軽いです。
最後の最後で急にミステリー感が出てきてそこだけは面白かった。細々と散りばめられてサラッと放置されていたミステリー要素を最後にちゃんと明かしてくれるところは好きでした。
きっとこうだろ、どうせこうなんだろ -
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ネタバレ読書備忘録675号。
★★★★。
フォローさせて頂いている方が気持ち悪い気持ち悪いと連発していたので読みました。笑
チャレンジャブルな小説でした。
ヌルヌル、ぴちゃぴちゃ的なエロ・セックス小説であり、女の恨み・妬み・嫉妬をこれでもかと盛り込んだ小説であり、トリックミステリー小説。
物語の中心で気持ち悪さを発揮しているのが孤虫症というSEXで感染する寄生虫病。
モデルは芽殖孤虫症で、致死率はほぼ100%。これまで世界で18例しか症例がない。
皮膚にブルーベリーのようなぶつぶつが出来、その中に孤虫症の幼虫がうじゃうじゃいるというもの。ゾゾッ。
実際には、成虫が見つかっておらず、すなわち終宿主 -
購入済み
クズしか出てない話
登場人物の誰にも共感できない話
視点がころころ変わるので、しばらく誰が語っているのかわからない。
そこが飽きずにどんどん読める。
スッキリしないがありそうでなさそうな、ギリギリのハラハラ感がある。