真梨幸子のレビュー一覧

  • 深く深く、砂に埋めて

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    かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。やがて明らかになる男の転落と女の性。奔放に生きる有利子は悪女か、それとも聖女なのか?悪女文学の傑作『マノン・レスコー』を下敷きに、女のあくなき愛と欲望を描く長編ロマンス。
    中小企業を対象にした機関誌と無利子無担保の融資を餌に手数料を騙し取る詐欺事件と殺人事件の謎解きに、本能的にどのように振る舞えば自分の欲しいものを手に入れることが出来るかという駆け引きを身につけている主人公・有利子の温かい家庭の庇護もなく育ち自分の美貌のみを頼りに生きていかざるを得ない孤独な女性が贅沢三昧出来ても

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    2022年12月10日
  • 孤虫症

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    「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。
    メフィスト賞受賞作。
    主人公の身体にこぶが出来てから、主人公は妄想や幻覚に苦しむ。主人公の淫乱な母親に対する憎悪、主人公の住んでいるマンションの最上階の住民に対する嫉妬、受験勉強が過ぎてカリカリしている娘から逃避したくて妹のマンションを隠れ蓑に若い男たちと不倫している主人公の淫乱さをねちっこく描きつつ、主人公麻美と妹の不幸な生い

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    2022年12月10日
  • あの女

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    タワーマンションの最上階に暮らす売れっ子作家・珠美は人生の絶頂。一方、売れない作家桜子は安マンションで珠美を妬む日々。あの女さえいなければ―。ところが、珠美がマンションから転落。女たちの運命が逆転した…が、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。
    売れっ子作家珠実と売れない作家桜子の女性作家同士の「嫉妬」「怨み」「確執」「虚栄」を軸に、三芳珠実の転落事故の真相を描く、寝たきりになった珠実と売れっ子作家になった桜子の目線から交錯する物語は、思い込みや妄想や「阿部定」と偽り客をとっていた娼婦の田中加代など歪なキャラクターが絡み、どんな手段をとっても這い上がり有名になりたい作家の業を浮き彫りにします。珠実

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    2022年12月10日
  • あの女

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    まさに真梨幸子作品!!といった感じ
    本棚調べてみたら、他作も結構読み込んでたけど

    今までの作品いち、なんかどっか別な世界に飛ばされた気分というか
    文体のマジックというか
    ずっと地に足がついていないふわふわな状態で彷徨っている気分になる作品

    なのに、最後にしっっっかり足が着地するオチがあるんだからすごい

    おおお
    これはファンタジーでなくミステリーだったわ!!
    みたいな

    ファンタジーっていっても
    ホントドロドロに汚い、おぞましいファンタジー

    無事着地できてよかった…

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    2022年11月29日
  • 祝言島

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    ネタバレ

    登場人物の多さと同じ苗字(親子)のせいでこんがらがった

    島で行われていたことに、フィクションと分かっていても胸糞悪さを感じずにはいられない

    ほんとにただの脇役だと思ってた人物(なんでわざわざ登場人物一覧に?と思う人)までがっつり関係者で、多いと思ってたけど実は少なくて、え?え?と混乱してるうちに終わってしまった

    イヤミスというより、私には混乱ミステリーだった
    ネットで解説ネタバレを読んで、再読決定!

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    2022年11月14日
  • 三匹の子豚

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    初めてこの方の作品を読みましたが、面白かったです。
    まさかこんなふうに繋がっていくとは…
    読み始めた時に抱いていた作品のテーマと読み終わってからのそれが全くの別物でした。

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    2022年11月13日
  • あの女

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    いやあ〜すごい!
    フジコが極上のイヤミスすぎてハードル上げまくりで読んだけどやっぱりめちゃくちゃ面白かった!
    ロングスパン多視点ミステリ特有のだんだん全貌が見えてくるワクワク感に真梨幸子お得意の胸糞エンドがガツンと効いていて今回も極上のイヤミスでした。

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    2022年10月29日
  • カウントダウン

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    面白かった。はじめての作家。

    うつうつしてる時だからか、怖さではなくて、自分のおわり方どうするか、もうだいぶ生きたなーとか考える。

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    2022年10月23日
  • みんな邪魔

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    一昔前の少女漫画「青い瞳のジャンヌ」に魅せられたイタイおばさん達の物語。単行本時代の「更年期少女」というタイトル、インパクト大ですね。先の展開が気になりイッキ読みでした。

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    2022年10月19日
  • 6月31日の同窓会

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    昔の話と今の話が入り乱れる
    ミステリーかサスペンスか…
    登場人物が多くて少し読みにくい
    女子たちの嫉妬入り乱れる話

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    2022年09月23日
  • アルテーミスの采配

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    一つの物事には必ずこちらからは見えていない側面があるというのを感じさせられる。
    最後まで読んでも解決した気がしない、変な余韻が残る一冊

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    2022年09月17日
  • 5人のジュンコ

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    読んでるときから、なんか、これ、、、

    と、思ったら案の定、誘蛾灯の上田容疑者がモデル!!!やはり!!!

    これは、、、ホント、小説かな、、と思うくらいにあり得ない事実だったから、、、わたしでさえフィクション!?って思ったもの。こんな小説が出てもおかしくない。

    木嶋佳苗容疑者の動向までめっちゃ気にしてた!って言うのまで。小説に反映されてました。

    これは、読んで面白いんだけど、ホントにホントにこういう容疑者がいたっていう事実を知ってると、さらに面白いので、是非、誘蛾灯を一緒に読んでほしい。

    そして、この小説じゃないけど、

    なんでこんな醜女の太ったおばさんに何人もの男が騙されて殺されるまで

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    2022年09月10日
  • カウントダウン

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    前半〜割と最後ギリギリまで勢いよく読まないと途中で飽きちゃいそうなダラダラ感。サラッと読んで正解。

    主人公は好きにはなれないけど憎めもしない。自分は幸せだと言い聞かせて頑張ってるのが痛々しい。最期は家族への彼女なりの復讐ができたのかな。スッキリではないけど。

    指先一つでなんでも知ることが出来てしまう、それ故に掻き乱される現代人の感情。そんな現代の闇を描いているのに書き方は割と軽いです。

    最後の最後で急にミステリー感が出てきてそこだけは面白かった。細々と散りばめられてサラッと放置されていたミステリー要素を最後にちゃんと明かしてくれるところは好きでした。

    きっとこうだろ、どうせこうなんだろ

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    2024年01月22日
  • 坂の上の赤い屋根

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    帯に「読後感爽快!」と書いてあるのですが逆にモヤモヤするイヤミスだと思います。
    主軸となる事件の描写が少ないのが物足りないけど、伏線が回収されて最後に謎が明かされるのは良かったです。周りの人物が濃い中、獄中の犯人がただのイケメン…あっさりな感じでした。

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    2022年08月27日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    読書備忘録675号。
    ★★★★。

    フォローさせて頂いている方が気持ち悪い気持ち悪いと連発していたので読みました。笑

    チャレンジャブルな小説でした。
    ヌルヌル、ぴちゃぴちゃ的なエロ・セックス小説であり、女の恨み・妬み・嫉妬をこれでもかと盛り込んだ小説であり、トリックミステリー小説。

    物語の中心で気持ち悪さを発揮しているのが孤虫症というSEXで感染する寄生虫病。
    モデルは芽殖孤虫症で、致死率はほぼ100%。これまで世界で18例しか症例がない。
    皮膚にブルーベリーのようなぶつぶつが出来、その中に孤虫症の幼虫がうじゃうじゃいるというもの。ゾゾッ。
    実際には、成虫が見つかっておらず、すなわち終宿主

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    2022年08月19日
  • 孤虫症

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    なんちゅう作品じゃ

    ラブストーリー?
    サスペンス?

    いやいや
    最後まで読んで…
    人間の体内に燻る虫たちの話

    ほんっとに虫が嫌いな
    私でも一気に読めたから
    ぜひ、未読の人は読んでほしい

    あっ
    あと、肉はしっかり焼こうね

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    2022年08月19日
  • 坂の上の赤い屋根

    購入済み

    クズしか出てない話

    登場人物の誰にも共感できない話

    視点がころころ変わるので、しばらく誰が語っているのかわからない。
    そこが飽きずにどんどん読める。

    スッキリしないがありそうでなさそうな、ギリギリのハラハラ感がある。

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    2022年07月29日
  • アルテーミスの采配

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    ネタバレ

    AV業界をテーマにしたミステリー。
    普段関わることのない業界が題材だったので興味深かった。

    やっぱりした側にとっては些細なことでも、された側はずっと恨んでいるもの。

    原稿のおかしなところの3つめ、結局わからなかったので再読したい。

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    2022年07月12日
  • 初恋さがし(新潮文庫)

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    久々に真梨さんの作品をよみました!
    短編集?なのかと思いきや、色んなところで繋がっていてさすがだと思いました。
    ミツコが途中からいなくなって、大丈夫!?と思いましたが、うまく主役交代?してて面白かったです!

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    2022年07月07日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    イヤミスの女王と称される真梨さんのエッセイとブログをまとめた一冊。
    実は小説の方は、まだ未読。 
    ブレイク前のギラギラしたブログは刺激的で、猫のまりもさんを飼ってからの文章は癒やされた。
    あとがきで、お母さんの死を知ってしんみり。
    小説の方も近々、読んでみたい。

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    2022年05月23日