【感想・ネタバレ】ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年04月21日

外商員のお仕事かと思えば、推し活があったり復讐劇があったりで、最後に外商につながるというのがなかなか面白い。
サクサク進んでいたのに、最後はそうくる?のイヤミスだった。

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Posted by ブクログ 2023年04月24日

外商の仕事ぶり。

連続短編になっていて、その都度主人公が変わります。
読みやすいですし、続きが気になって仕方ない、で
読み終わって満足でした。
満足でしたが…お客ってすごいな、と。
そしてそんな妙な世界が普通になって読み進めていけば
騙されないぞ精神が出来上がってきます。
なのに、あの最後の話…騙...続きを読むされました。
ここにきて?! という驚きと、やられた、な敗北感。
すごかったです。

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Posted by ブクログ 2023年02月20日


老舗の万両百貨店、外商部に所属する
外商担当者たちのお仕事模様の裏表。

お客様の要望に『無理』『できない』と言わず、
誠心誠意お応えするプロ意識が凄まじい。

それって聞くべき?叶えるもの?
と疑問に思う無理難題にも全力を尽くして
しまうところが悲しくあり滑稽でもある。

内容はイヤミスなのに...続きを読む笑えてしまうのは、
誠意や熱意がどこかズレているから?!

苦笑いしてしまう軽快なイヤミスでした。

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Posted by ブクログ 2023年02月13日

某SNSの読書垢さんの紹介にて出会う。全く内容知らずに、外商員の奮闘記なのかと思っていたら…イヤミス短編集だった。イヤミスといっても、ライトなもので“イヤーな気持ちになる”というほどでもなく、「え、それってもしかして、そういうこと⁈」くらいで終える程度。私にとっては上手い塩梅で、どのお話もすごく楽し...続きを読むく読めた。

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Posted by ブクログ 2022年05月13日

百貨店外商さんの連作短編集。一章ごとに読めるけど、全て読み終わってみたら、完全に1つのストーリーでした。
そして、流石、イヤミスの女王、という感じ。
好き嫌いは別れるだろうけど、自分はは好きですね。

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Posted by ブクログ 2021年05月03日

これこれ真梨幸子って感じのイヤミス感。
最初はちょっとした人間関係の拗れとかすれ違いを軽いタッチで書いている作品かなっと思ったけど、後半色々な人間関係が絡んできて、良いミステリになってきた。

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Posted by ブクログ 2021年02月22日

ここの所軽くて明るい話ばかり読んでいたので、久しぶりにどっぷり重い話が読みたくなり積読消化。中盤までは割と?コミカルな話が続きますが、以降は重いイヤミスが続いていい感じです。マネキンなるほど、となりました。

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Posted by ブクログ 2020年11月08日

いつもの連作短編形式。
あいかわらずおもしろい。前半の短編の、何も関係なさそうなことが後半の短編に関わってくるとニヤってなる。
最後の2行は入れ替えたほうがいいのでは。

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Posted by ブクログ 2020年08月03日

真梨幸子さんの「ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで」を読む。
イヤミスの女王と呼ばれているらしいですね。イヤミス?何?と思いましたが、なるほど、読んだ後にイヤな後味が残るミステリーね。
8話のストーリーが、小さなカケラが後々繋がっていて、最初は楽しそうな話だったのに最後...続きを読むはザワザワした気持ちで終わりました。
なるほどー。イヤミスね。
真梨幸子さんって知らなかったのですが、NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」に真梨幸子とマリモとモナミで出演されていて、その独特なキャラクターに興味を持ったのですが、彼女がマリモとモナミについて書き下ろした短編と、その朗読をした菜々緒がとっても素敵で。真梨幸子さんの本を店頭で見つけて、あっ…と手に取ってしまいました。
菜々緒も前から好きな女優さんだったれど、この朗読を聴いて、あの素晴らしい容姿が無くても、声だけでこんなに表現できちゃうのね、と感服。
もちろん、書き下ろしたストーリーに合った個性があるから依頼されたと思うけれど、それにしても良かった。
あ、話が逸れました。
手に取った真梨幸子さん。
読み終わって、まだザワザワ。
もう一人の、裏の主人公が、この後どんな風に関わっていくんだろう。ザワザワ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月19日

1話目の歌劇団の話から、穏やかなストーリーだと思って読んでいたら、徐々に不穏な感じに…
連作短編なので、登場人物が多いし、どの人物も好きにはなれないキャラばかり。
最後はあー、そこまでやっちゃうのか…という感想しかない。
「蠱毒」という言葉は初めて聞いたけど、その説明だけでも充分怖い。

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Posted by ブクログ 2024年02月15日

外商と言う仕事を余り聞き慣れなかったせいか、どんな内容なのか知りたくて手に取った本でしたがさすが真梨先生中々面白くてあっという間に読み終えてしまいました。人と人がどんどん繋がってイヤミス!最後には必ずトップ外商大塚が現れる所が凄いですね。

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Posted by ブクログ 2022年07月16日

初めて読む作家さん
百貨店の外商のお仕事物語りと思って読んでいたら、
読み終えてからみなさんの感想をよんで"イヤミスの女王"と知る。"イヤミス"って読んだ後に嫌な気分になるミステリーのことなんだって知らなかったー!
幸せな読後感好きな私には合わなかったかな…
...続きを読むなんだかモヤモヤするこの感じがイ・ヤ・ミ・ス…?

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Posted by ブクログ 2022年07月06日

お仕事小説って知らない世界の話だから好きなんだけど、感動系や成長物語が多いイメージだったので、こんなにイヤミスと相性いいとは思わなかった。泥々した世界って面白いよね。

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Posted by ブクログ 2022年04月22日

それぞれの章が短編小説のようだから読みやすいミステリー。イヤミスって書いてあったけどそんなことなく、ポップなミステリーって感じ。ミステリーって読むの頭使って疲れるけどこれは面白かった。外商さんの仕事ってほんとこんな感じなの???少し(かなり?)オーバーに書いているとは思うけど、百貨店に行くのが少し楽...続きを読むしくなります。

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Posted by ブクログ 2022年02月26日

イヤミスちゃうの?
タイトル面白いし、期待したけど、あんまりエグいのもないし…
何かいつもとちゃうのか??しかし…なるほど…

百貨店の外商部の話。
外商部のお客様の無理難題を裁く姿を面白おかしく描いてる。
こんなの今もやってんの?
お客様は神様を自で行ってるんやな。
でも、これでは…っと思っていた...続きを読むら、後半から、バラバラ殺人とか、一家心中の話がチラホラ…

外商は、お客様のためならなんでもする。
「外商には限界がございます。まず、いくらお客様のご依頼だとしても、人は殺しません…」
確かに殺してはないな…( ̄^ ̄)
ゴミの出し方も勉強になりました〜
それは出すことないと思うけど(^^;;

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

イヤミスではなく過激な外商お仕事小説だった。外商に縁がないからファンタジーに近い世界…。最終話だけ雰囲気違ったけど、全体的には好き。

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Posted by ブクログ 2021年09月13日

老舗百貨店の外商部を舞台に起こるいろんなできごとなどの物語8話。

タニマチ
トイチ
インゴ
イッピン
ゾンビ
ニンビー
マネキン
コドク

イヤミスの真梨幸子さんぽくない感じでなんか軽く笑える物語だわ~と思っていたら…

最後の方で「きたきた~」と納得。

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Posted by ブクログ 2021年06月24日

万両百貨店外商部、お客様のご用命なら殺人以外どんな要求も断らない。そんな外商部で起きる色んな出来事を連作短編で綴る。

それぞれの短編が微かに重なっていき、何となく不穏な感じが漂ってくる。なんだなんだ、どう繋がるんだと先を急ぎたくなる話。

軽く読むのにちょうどいいです。

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Posted by ブクログ 2020年12月31日

激レア犬を飼いたい、盗聴器が仕掛けられていないか調査してほしい、愛人と妻が鉢合わせしないためにマンション購入を諦めるよう妻を説得してほしい等々…。
お客のご用命とあらば無理難題でも何でも承る、万両百貨店外商部のお仕事イヤミス短編集。


真梨さんの最近のイヤミスは、無理矢理人間関係を繋げてラストに持...続きを読むっていくけど謎解きがショボくて尻すぼみ感のある作品が多かったように思います。
でもこのお話は、連作短編で共通の登場人物たちも登場しますがそんなにこんがらがることもなく、軽快なお仕事イヤミスという感じでサクッと読めました。

フィクションとしての大げさ感はあるけど外商部の仕事内容や百貨店の裏側が書かれていて興味深かったし、ブラックだけどもくすっと笑っちゃうような人間模様も読んでて楽しかったです。

グロテスクさとユーモアのバランスが取れてて読みやすく、何も考えずに楽しめます。

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Posted by ブクログ 2020年04月19日

最後の最後は、作者との心理戦になる。こう思わせたいんだろうと思って読んでいくと、最後にひっくり返される。
これこそ自分の頭の中の想像力でしか見えないという、活字の面白さであって、映像化できない部分だろう。

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