真梨幸子さんの「ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで」を読む。
イヤミスの女王と呼ばれているらしいですね。イヤミス?何?と思いましたが、なるほど、読んだ後にイヤな後味が残るミステリーね。
8話のストーリーが、小さなカケラが後々繋がっていて、最初は楽しそうな話だったのに最後
...続きを読むはザワザワした気持ちで終わりました。
なるほどー。イヤミスね。
真梨幸子さんって知らなかったのですが、NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」に真梨幸子とマリモとモナミで出演されていて、その独特なキャラクターに興味を持ったのですが、彼女がマリモとモナミについて書き下ろした短編と、その朗読をした菜々緒がとっても素敵で。真梨幸子さんの本を店頭で見つけて、あっ…と手に取ってしまいました。
菜々緒も前から好きな女優さんだったれど、この朗読を聴いて、あの素晴らしい容姿が無くても、声だけでこんなに表現できちゃうのね、と感服。
もちろん、書き下ろしたストーリーに合った個性があるから依頼されたと思うけれど、それにしても良かった。
あ、話が逸れました。
手に取った真梨幸子さん。
読み終わって、まだザワザワ。
もう一人の、裏の主人公が、この後どんな風に関わっていくんだろう。ザワザワ。