真梨幸子のレビュー一覧

  • お引っ越し

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    意味が分かると怖い話
    が6つ入った短編集。
    どの話もおもしろくてスラスラ読めた。

    解説まで読んで一つの物語になるって感じ
    最後までぞわっとさせられた
    さすが真梨幸子

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    2022年02月11日
  • アルテーミスの采配

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    女は女が嫌い
    女は男から犯される事よりも、
    同じ同性である女からの裏切りに対して復讐心が
    燃える。
    女の敵は女なのかも…

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    2022年01月30日
  • アルテーミスの采配

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    ネタバレ

    ずっと心に残っていた復讐心が怖い。
    でもそれほどに壊れてしまったんだろうと思う。
    本人でなく、親戚や娘に復讐するなんてそれは酷く残酷で本当に闇だ。まさに復讐。
    でも、保険金と金儲けのために、目をつけられて落とされた女性達は、悲惨。復讐とは関係なく、最初的には自殺だったにしろ、罠に嵌められてしまったのはリアルを感じてとても怖い。
    最後は一気に読んでしまった。
    渚の結末は、、
    男性ライターが逃げれたのは意外だった。

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    2022年01月28日
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係

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    全ての話が繋がっていて面白い
    引き込まれて一気に読めた

    ただ、そこわざわざレクター博士を持ってくる必要あったかな?とは思った 

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    2022年01月05日
  • お引っ越し

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    ネタバレ

    短編小説は、物足りなさを感じることが多いので、避けてきたが、読みごたえがあった。
    次が気になって、進む進む。
    余韻もあり、ぞわっとした。
    章のタイトルも漢字一字で、何が起きるだろうとワクワクする。
    最後の解説ページも面白い。

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    2021年12月10日
  • イヤミス短篇集

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    さすが、イヤミスー。短編集良かった。
    どの物語も、人間の裏面がとても出てて、怖かった。妄想だったり、本当だったり、、。
    あっという間に読めました。おもしろ怖いです。

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    2021年10月30日
  • アルテーミスの采配

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    ネタバレ

    AV業界の闇。女の闘い。
    憎悪、復讐の連鎖。光と影。

    優越感・強迫観念・自尊心・自己顕示欲・自己嫌悪・承認欲求・自己肯定感・渇望・本能・自己防衛・誘惑・墜落等々、ありとあらゆる感情を一度に目にするような一冊。
    感情の渦は止められない。

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    2021年10月02日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    ネタバレ

    真梨さんの作品なので、もっと後味の悪い物を想像してたが、ある意味、純愛?のような物語。ラストは、愛を貫いた男がいた。。側から見たら、堕落人生で最悪だけど、彼には幸せだったのだろう。
    ここまで、愛にハマり身を落としていく人達が、現実の物語のようで、恐ろしかった。
    悪女というか、素直で天然なところが、本当恐ろしく魅力的なんだなーと思わされる。
    お母さんは本当最悪だね。。
    いつものイヤミスとは違う、なんだか違う意味で心にきた作品だった。
    真梨ワールドにハマってます。

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    2021年09月21日
  • あの女

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    騙されるまい!!と思って慎重に読み進めたが、もちろん騙されてた!笑

    植物状態の人はその人だったかぁ〜!!!

    女の嫉妬、妬み、三角関係、そしてタワマン!面白くないわけない。

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    2021年09月17日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    ネタバレ

    タイトルが気になって購入。
    ちゃんと終盤で回収してくれる。

    激しく愛することで壊れていく男女。
    皆、誰かに愛されたかった。
    それがうまくいかないし、崩壊する。
    嘘をつくし、人間のずるさ、醜さもあり。

    自分の美しさを、最大限に利用して(母親が関与しているものもあり)生きている有利子。贅沢な暮らしと自由と愛がほしい人物。それなのに、忘れられないひと、その男が、地位も名誉もなくなっても、側にいたいと望むひとが、ひとり現れるのだけど…。最期は唯一の願いが叶うが…。いろんな人を巻き込んだ人生だから、しょうがないのか、でも、境遇を思うと、もっと他に選択はなかったのかとか、かなしいと言う感情が正解なのか

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    2021年09月12日
  • 祝言島

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    ネタバレ

    面白かった。
    登場人物が多いし、時系列がバラバラなので、最初に一覧があるのは助かります。
    皆、繋がっていたとは。名前がヒントなのですね。
    最後。そう言う事かー。怖、。ってなります。
    あの人もあの人も同一人物?年齢が違うように思ってたが、上手く騙された。怪しいと思った人が皆同じとは。しかも、珠理とルビィがそうとは思わなかった。島の話は、なんだか、昔なら本当にありそうな話なのか、と思わせる。
    真梨さんの作品にしては、グロイところが少なくて後味がそんなに悪くなくて読みやすかった。
    2と4は出ていたのだろうか?

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    2021年09月12日
  • クロク、ヌレ!

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    小説家ジョー・コモリと売れない画家岩代彰夫の死に関わる物語。コモリの死をきっかけに、彰夫の遺族や真相を探る人達の想い・思惑が絡み合う中、2人の過去が徐々に… ストーリーや語りが斬新で面白いのですが、真梨さんにしてはパンチが弱いかな?と。

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    2021年09月06日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    負けず嫌いな女性ばかりが登場する。
    女性同士のマウント。独身、結婚、仕事、専業主婦、年収、パート、子ども、26歳、35歳…今回もいろんなワードが出てくる。

    事件の記事でも何でもそうだが、どこまでいっても当事者以外が関わってしまえば、その人の思いが上乗せされて、見えなくなってしまうという危うさを改めて感じた。
    あったこと、出来事をたんたんと書くのは難しい。日記もしかり。あたりまえだが、自分のことも他人のことも全部を知ることはできないと、つきつけられた感じ。

    余談として、海外の小説が苦手だ。翻訳されたものを読む気になれない。翻訳される前の人の文章が、そのままに表現されているのかと疑問に思ったり

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    2021年09月04日
  • カウントダウン

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    ネタバレ

    今は知りたい人の情報をすぐ手に入れることができてしまうことがあって厄介な部分があるなと。知らなければ怒りもないけれど、知ってしまったがさいご「自分のことをバカにして」「あの人が憎い、羨ましい」とか、また新たな火種の完成だ。何となく言った言葉、エピソードが、新たな犯罪を生み出す怖さ。誰でも自由に発信できる媒体を持っていることの危うさを改めて感じる。

    他人が自分のことを書いたとき怒り狂い、自分が相手のことを書いたとき、いいネタが書けたと思って周りに配慮しない主人公、そこで、自分が誰かの怒りのスイッチを押していると考えられればどこかのタイミングで負の連鎖は止められたのか、走り出していたからやっぱり

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    2021年09月02日
  • ふたり狂い

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    ネタバレ

    短編が、絡み合って最後には繋がってくのが面白いです。人間の思い込みによる怖さが、本当に怖いです。メンチカツ店の店長も、何故?、、。残念。
    マンションの事件は、色々な事件が絡み合って、最後こうきたか。って解決してスッキリしました。
    小説家の事件の方は、もやもやが残りました。
    ミサキとマイコ、熱狂的はファンによる事件が絡み、最後は?と、結局どうなった?って、思った。
    でも、どちらも怖い、周りも怖い。
    人間って怖い、、。
    孝一が意識戻して、ちゃんと解決してくれることを願います。
    でも、やっぱり真梨さんの作品は面白い。

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    2021年08月17日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    有利子。なんて悪女だ!と思って読んでいたら、最期は悲しかったな。。。
    絶世の美少女がこんな人生なんて、もったいないな。

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    2021年08月07日
  • お引っ越し

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    面白かった。さすが真梨さん。
    短編集みたいであり、どこか繋がっているとこもあり、後が気になる!と、思わせる。
    ちゃんと、解説まで読まなきゃならない。
    隣人トラブルに、新居にまつわる話は、やっぱりちょっと怖いですね。。。

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    2021年08月01日
  • 私が失敗した理由は

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    ネタバレ

    「失敗」と「ときめき」に、翻弄される登場人物の面々。
    この本一冊でいろいろな人物が登場する。
    「ときめき」に、突き動かされた人たちの行動・事件、人間模様がえがかれている。濃密な一冊。読みごたえじゅうぶん。場面がコロコロ変わるので、どんどんページが進む。人間の欲は、計り知れない。何をどこまで手に入れれば満足するのか。愛する人、結婚、子ども、高級マンション、地位、名声等々。「ときめき」を抱いても、浮かれすぎないこと、一度立ち止まる、考えること。キラキラしているときほど難しいのかもしれないけど。

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    2021年07月29日
  • 女ともだち

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    女性の抱えてる闇が、人それぞれだけど深いなーと思いました。
    どこかで繋がってるってとこも、怖いなと。
    真梨さんの作品は、読みやすいです。
    最後まで、ちゃんと読まないとダメなので、読み応えがあります。

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    2021年07月23日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    アルバイトをしながら小説を書いていた作者が猫を飼えるようになるまでのエッセイ。

    デビュー作の孤虫症がとても面白かったので、まさかそんなに苦労していたとは思わずエッセイを読んでびっくりしました。真梨さんの幼少時代の話や、物事に対する考え方、作品の裏話などが興味深かったです。作品のファンや、作家業に興味のある方におすすめです。

    猫のマリモちゃんは後半に出てくるので、猫を目当ての方には期待外れになってしまうと思います。

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    2021年07月23日