真梨幸子のレビュー一覧
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イヤミスとは、悪意が充満する嫌なミステリーだそうです。私は苦手ですw。イヤミス作家真梨幸子さんの「おひとり様作家、いよいよ猫を飼う。」(2019.4)、このタイトル、読まないわけにはいきません(^-^) 内容は、結論から申しますと、2009~2016年の著者のブログとエッセイです。猫は後半から登場、...続きを読むPosted by ブクログ
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そもそも不動産屋が高層マンションの4012号室の心理的瑕疵物件を説明しているお話なんですが、登場人物はそれぞれが各々から見たあの女!後日談読んだら、あの女の話たと思ったらあの女のことだったの?真理幸子は二冊目だけど、現実と妄想と夢がごっちゃな話なのね。ちょっとそれぞれの結末が濁ってて星3つ。Posted by ブクログ
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ミステリーというよりも軽めのホラーという印象でさくさく読めました。
イヤミス真梨幸子さんの作品にしては内容が軽いかなあと思っていたら、最期の最期の解説で…
ここらへんはさすが真梨幸子って感じでした!Posted by ブクログ -
その名の通り、5人のジュンコが登場する。
モデルになったのは、実際にあった「木嶋佳苗事件」。
何人もの男から金を巻き上げて殺していく。
5人のジュンコは、そんな事件に更に彩りを添えていく。
真梨さんらしいドロドロ感満載の作品。
2019.7.19Posted by ブクログ -
真梨さんにはとても興味があるのですが、
最近怖い内容の本は苦手意識があって・・・
でも興味あるし、怖いもの見たさって言うんでしょうか。
今回のはエッセイだから大丈夫と思って読みました。
子供の頃の話とか読むと、なるほど~と。
やっぱり人生って多少小説に影響するんだなって。
そう思うと、まだ読んでな...続きを読むPosted by ブクログ -
読み進めている途中で
あれ?これ誰だっけと前半に戻る事しばしば。
登場人物が多く時系列も前後するので少し読みにくさを感じましたが、
人生相談を元にしたミステリーというのは斬新で面白かったです。
真梨幸子さん特有のドロドロ感も十分味わう事ができました!Posted by ブクログ -
所沢のタワーマンション最上階40階に住んでいた人気作家・三芳珠美が転落する。彼女の代わりに人気の出た根岸桜子は、敏腕編集者・西岡の助けをかり、小説を売り出す。西岡・珠美・桜子の三者に田中加代が加わり、更なる事件が発生する。小説家の作品に対する想いが伝わってくる。Posted by ブクログ
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長編だけど、得意の連作短編集のような構成になっている。5人のジュンコの人生に、ちょっとずつそれぞれが係わってくる。けど、4人目、5人目は繋がりが薄いような。ちょっと毒が少ないような気がするけど、おもしろかった。(2014年12月)Posted by ブクログ
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キャバレー専属歌手の私生児として生まれた美貌の有利子の生涯が母親や運命を狂わされた弁護士等を通して描かれる。恋の一方で身体を売る有利子が奔放ででもどこか一貫して清らかで一途に感じられる。きっと満たされた結末に安心した。本書の前に読むべきという「女ともだち」の登場人物がさっくりと登場、退場して痺れた。Posted by ブクログ
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二十八歳の人気女流作家を妬む三十五歳の売れない女流作家。不動産屋による心理的瑕疵物件の営業を挟みつつ語られる人気作家のマンションからの転落の謎。意識はあるのに身動きが取れず植物状態の患者の独白の曖昧な夢と現実と正体を探りながら、錯綜する登場人物たちに引き込まれつつ、戦前や戦後の風俗も興味深く読んだ。Posted by ブクログ
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同じマンションで殺された2人の女性
駆け出しのルポライターが真相を探るうちに
明かされてゆく真実。
イヤミスというより、ドロドロで怖い怖い。
中年にさしかかった女たちの闇の深さに
自分の中にもあるであろう姿を見てゾゾゾ
表面と内側と。
「女ともだち」の真の意味に「そうかもしれない。。」Posted by ブクログ