真梨幸子のレビュー一覧

  • 私が失敗した理由は

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    相変わらずの真梨幸子ワールド笑
    そして相変わらずのややこしい人間相関図…
    でも他の作品に比べるとまだ分かりやすかったかな。

    自身の作品や自分を登場させて、これでもかという程こき下ろす笑
    なかなかその辺も面白かったし、よくよく内容を理解すると伏線もうまく回収されていて私はこの人の作品好きだなぁ笑
    毎度毎度はしんどいけど、たまーには読みたい作家さんです!

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    2025年11月06日
  • 波乱万丈な頼子

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    いつもより、ちょっとマイルドなサスペンス。頼子が何人も出てきて、頭を整理する必要があるが、文章は読みやすく、サクッと終わる。
    終わり間際の話もエピローグとして効いている。

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    2025年11月06日
  • 波乱万丈な頼子

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    久しぶりの真梨幸子さん、ちょっと好奇心をくすぐられるタイトル…。

    法律事務所で働く高幡莉々子は、ある動画チャンネルが気になっていた。

    顔出しせずに料理を作る手元のみで「頼子」という70代の女が、困窮した生活状況や波乱に満ちた人生を語る動画に投げ銭が舞う。

    シニアのVLOGチャンネルのサムネが似たり寄ったりで、バズったチャンネルの後追いか、ヤラセなのか、または一種の貧困ビジネスなのか…と。

    そのうち突然おしまいの挨拶が…

    ちょっとした好奇心に動き出した莉々子が、配信されていたアパートを特定して行くとそこで頼子が亡くなっていて…。

    頼子を追いかけ探すのは莉々子だけではなくタナカさんも…。

    次々と現れる頼子は何人…。

    取り返しのつかない事態に巻き込まれて、ついには莉々子の母親までもが…。


    展開が急激で早くてあっという間に読み終えるが、莉々子さんの最後は何なんだ。
    藤村もよくわからないぞ…とモヤモヤ感が残る。


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    2025年10月30日
  • 波乱万丈な頼子

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    ネタバレ

    読み終えて、現代版不幸の手紙のようだと思いました。厳密には不幸の手紙と違うと思うのですが、ブイログを撮ってしまったがゆえに、罠にかかっていく…というところが個人的には似ていると思ったからです。
    今の高齢者はまだスマホを使いこなせない人もいると思いますが、もう10年くらい経つと、スマホも難なく使いこなせる高齢者が増えていくと思います。そうなったとき、本作のような出来事が起こらないとは限らない。
    リアリティがあってゾッとしました。

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    2025年10月29日
  • 波乱万丈な頼子

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    ネタバレ

    なんだかいつも同じ語り口調だなあとちょっと敬遠しつつあった真梨真理子さんの作品だけど、今作はいつもよりあっさりしていて読みやすかった。
    頼子の正体は?タナカさんとは?
    予想できた部分もあったけど、結末がよく理解できず消化不良…

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    2025年10月29日
  • 波乱万丈な頼子

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    ここ数年、登場人物の多さに付いていけず途中挫折していた真梨作品だったが本作はシンプルで分かりやすかった。

    70代女性のYouTuberという設定から興味を惹かれる。

    波乱万丈な人生を売りに、投げ銭やクラウドファンディングでお金を稼ぐ。
    なかなかのやり手だ。

    ところがどっこい、頼子複数疑惑からの殺人事件。
    やはり本作も真梨ワールドが炸裂。

    裏で手を引く黒幕の正体は?
    死者まで発生しているのに悲壮感は全くなく、まるでコメディ。

    後日談で明かされる名前の秘密に思わずニヤリ。

    リアリティゼロ、エンタメに振り切った波乱に満ちた一冊。

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    2025年10月27日
  • 新しい法律ができた

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    サクッと読むのにちょうどいいショート×ショート
    本当にいろいろなパターンがあって、そうかきたかぁーって唸ってみたり、この法律は困るーってなってみたり、楽しかった。
    最初の金子玲介さんの「ルパちゃん」せつなさに心持ってかれた。
    手放してしまって後悔しているからね、そこを突かれたよね。
    締めの五十嵐律人さん、さすがです。ピシッと綺麗に締めてくれました。

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    2025年10月24日
  • 孤虫症

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    デビュー作にしてすでによくできた構成でこれまた最後まで読むとあーそういうことかーとなる仕掛けが上手い。何冊か読んだ限りではどれも一貫して蛙の子は蛙みたいな話だがこの人はなにかトラウマか恨みでもあるのだろうか。

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    2025年10月21日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    ネタバレ

    最後に犯人はわかるけど、
    もはやソレがメインではない感じがした。

    公園でボームレスが殺害された。公賀沙知、57歳、独身。
    関口祐子がバイトするカフェによく来ていた。殺された日にも来てた。関口は泡沫ブロガー、いつものようにパソコン叩いていたら「!」のキーが取れた。テレビボードを動かして探したら、そこに何故か公賀沙知の名前が!
    調べてみるとどうやらボームレスのまえはここに住んでいたらしい。コロナ禍やらなんやらで、派遣の仕事はきれ、カフェのシフトも減り、ヒマになって調べていく。その結果をブログにかくと、なんとバズった。
    沙知は大手広告代理店の派遣の仕事をしていたが、引き抜き?で小さな広告代理店の正社員となった。がそこが倒産。
    「リゾートで楽しく稼ごう」の広告で熱海に行き、イベントコンパニオン兼売春婦として働かされる。そこが摘発されて、東京に戻るも,すぐに熱海の温泉の仲居(売春婦も)になり、男ができて一緒に東北へ。そこで子どもを産んで、出産。
    コンパニオン仲間だった香川に勧誘されて怪しい宗教に入信し、子どもはあずけて、また東京に出てきたらしい。


    板野光昭は元新聞記者。43才休職中。押し付けられた保護猫にチップが入ってて、前の飼い主のデータを消してもらうために調べてみた、すると、公賀沙知を殺した男、西岡政夫だった。
    公賀沙知が殺された公園近くのマンションの掃除をしていた。
    周りの証言では西岡は人を殺すような人間ではないという。保護猫をあずかったりして、優しい人だった。だが、西岡は自分が缶詰入りの袋で殴ってしまったと自首し、その後留置所で自殺してしまった。だからこの事件は被疑者死亡という形で終わった。

    ほんとに、そう?

    公賀の生きてきた人生が、関口祐子のブログによってバズったのは、
    一本間違ったら、自分も彼女のようになったかもしれないから。#さっちゃんはあなただったかもしれない というタグでSNSで話題となった。
    このお話のキモになるのは、もちろん犯人は結局だれなん?ってこともだけど
    バブル期、就職氷河期の人たちが,あれからどう生きてきたのかってところがある。なんなら私も就職氷河期でして(年がバレる)、こわーって思ったよね。ある意味、おそるおそる生きてきた感すらある。
    おそるおそるのおかげでか、公賀沙知や、関口祐子や、板野光昭のように食うに困ることはなかったのだけど(旦那に感謝)、なんか明日は我が身だったなとか、やっぱのこハッシュタグの
    #さっちゃんはあなただったかもしれない
    に共感してSNSのいいねをめちゃ押してたかも。

    犯人はめちゃ意外な人です。目的も?そして、描かれてない結末も。
    あと、
    さっちゃんって・・・・?

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    2025年10月20日
  • みんな邪魔

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    はじめは名前が覚えられなくて読むのをやめそうになったが、そのあと一人ずつの話になっていくので気づけばちゃんと認識できるようになる。とくにミレーユの話が酷くてよかった。真梨幸子の作品は三冊ほどしか読んでないが、最後まで読んだあとに頭から読み返したくなる作りになってるのがすごい。

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    2025年10月18日
  • フジコの十ヶ条

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    うーん。
    なんだろう。
    フジコOって感じなんかな。
    前作ほどではないような。
    町田ってあの町田だよね。
    というか、フジコの衝動とインタビューインセルの間にもう1つ「私は、フジコ」があるのをさっき知ってショック。
    読もうか読むまいか。
    衝動とインタビューインセルで終わって欲しかったな。

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    2025年09月28日
  • フジコの十ヶ条

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    15人を殺害した殺人鬼フジコの十ヶ条が書かれたメモを30年前にもらったという『ご褒美マダム』ルナの動画を見た出版社に勤める米井富士子を中心に、真梨さんお得意の次々と人が死んでいくカオスな事件が巻き起こる。何が本当で何が嘘なのか最後の最後まで引っ張られ、最後のオチは、まあそうなるよねというところに落ち着く。登場人物や視点が多すぎて途中何がなんやらって感じだった。

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    2025年09月27日
  • 坂の上の赤い屋根

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    登場人物が多いのと話が複雑に絡み合っているので
    理解に追いつくのが少し難しいかも?と感じた
    真梨幸子作品はこれまでたくさん読んでいて、
    この作品もイヤミス満載の作風で面白かった

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    2025年09月27日
  • 聖女か悪女

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    インパクトがある表紙で電車の中ではカバーなしで読むのは抵抗がありました笑 さすが真梨さんのイヤミスワールド。表現にグロい部分がありましたが本当の悪は誰なのか気になって仕方なくあっという間に読み終えました。面白くてエンターテイメントでした。

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    2025年09月11日
  • 新しい法律ができた

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    『黒猫を飼い始めた』のシリーズ。「新しい法律ができた」で始まる掌編がたくさん入ってお得。

    圧倒的に面白かったのは白井智之「ぜんぶミステリのせい」
    こんなにソフトな話書いてここから入る人いたらどうするつもりなんだろう。この短さで犯人当てに挑戦してミステリに向き合ってて好き。
    大沼紀子「もう、ディストピア」も反転がうまくて面白かった。
    五十嵐律人「革命夜話」はさすが得意分野って感じでこれがラストで締まってよかった。

    退屈する話も特になく、各作者の色が出ていて軽く読むのによかった。赤川次郎の赤川次郎らしさたるや。
    『異セカイ系』の名倉編が参加してて嬉しかった。また長編書いてほしい……!

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    2025年09月09日
  • シェア~諍い女たちの館~

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    …( ꒪Д꒪)

    コロナ禍って、異常な雰囲気だった。
    だから小説にしやすいのかな…
    物書きさんからしたら、またとない機会…。

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    2025年09月07日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」という同じ書き出しから始まるアンソロジー。作家によってさまざまなストーリーが生まれて興味深い。読んだことのない作家さんが今回はとくに多くて、新しい出会いがあったのがうれしい。とくに好きだったのは「ルパちゃん」「つるべを取られて」「虚法」「ネーミング」「もう、ディストピア」「ショートケーキの夜」かなあ。

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    2025年09月06日
  • あの女

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    ネタバレ

    この作者の本は初めて読んだ。タイトルと裏の解説から興味を持って読んだが、うーん、少し期待外れだったかな。意識不明の女が復活して復讐でもするかと思っていたが、最後は死んでしまった。またこの作者の作品を読んでみようとは思わなかった。

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    2025年08月31日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さん『姫川玲子シリーズ』2024秋でもクルド人が犯人だったけど、本作でもLGBTQだからって男を女として扱えるかよ、更衣室入るとか犯罪以外の何者でもないだろって論調で(実際に逮捕)国籍も簡単に与えられませんよ、移民殺到したら困りますよねっていう話題もあったし、
    作家さんでここまで右派で徹底しているかたもいるんだなって驚きましたな

    若いかたは左派というかリベラルなかたが多いので
    この内容だと拒否反応を示すかもしれないな…

    もちろん犯罪者は許されないので擁護する気はないが、差別や偏見に繋がるセンシティブな話題なのでびっくり。

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    2025年08月26日
  • フジコの十ヶ条

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    フジコの続編はぜひ読まなくては!と思って読んだ。
    やっぱり前のも読んでから、読めばよかったー。
    そういえば登場人物やたら多いんだったし、関係なさそうな人が実は重要だったりするんだった。
    ぼんやり覚えじゃなく読みたかったな。

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    2025年08月25日