真梨幸子のレビュー一覧

  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    面白いストーリーなのに、二転三転を意識しすぎているせいのか、最後に詰め込みすぎている
    そのせいで積み上げたストーリーが希薄に感じてしまいその点が残念。

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    2025年08月24日
  • フジコの十ヶ条

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    殺人鬼フジコの衝動から、真梨さんが好きなので
    楽しみにしていました。
    十ヶ条の1条から、順番に物語が進んでいく。
    殺人鬼フジコの衝動が凄すぎて
    あれと比べてしまうと…という感じですが
    真梨さんらしさはあったなと思います。
    1番最後がいい。

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    2025年08月23日
  • フジコの十ヶ条

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    殺人鬼フジコシリーズの最新作。

    1日で読んでしまった。

    シリーズ1冊目ほどのインパクトはないか。

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    2025年08月23日
  • 新しい法律ができた

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    25人の短編。「新しい法律ができた」から始まる物語。奇抜な発想の話し、よくわからん話し、いろいろあったけど、「もうディストピア」殺人が許されていた日本に殺人罪ができてから、みんなが殺人を恐れなくなり言いたいことを言い始めた、と言う怖い話し、面白かった。

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    2025年08月21日
  • 5人のジュンコ

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    真梨幸子が好きなので、読んでみた。面白かったけど、最終的にどうなったのか全く分からなくてこれはまた読み返した方がいいかもしれないなとおもった。

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    2025年08月12日
  • 4月1日のマイホーム

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    すいすい読みすすめられた。
    登場人物もギリギリ世の中にいそうなくらいの変人レベルで、他の著書よりはライトな方かも。

    前半はドギツイ感じもなく、それこそご近所エッセイを読んでいるようで面白かった。後半につれて真梨節が強くなっていった気がする。
    毎回遊園地のアトラクションに乗っているようなアップダウンを楽しんでます。

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    2025年08月04日
  • 6月31日の同窓会

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    斬新で面白いミステリーでした。
    6月31日というあり得ない日時の同窓会への招待状。受け取った人が次々に死んでいく、不幸の手紙とも言うべき現代的ミステリー。
    登場人物全員が怪しく思えるのですが、由緒正しき憧れの女子校の裏の顔。そしてまさかの登場人物が犯人という結末。
    二転三転するやり取りは少し読みにくく、ラストまで読んで、じゃあそれまでの真相解決に走る本人の独白は?と腑に落ちない点もちょっとありましたが、それでも斬新で面白かったです。

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    2025年08月04日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた。の書き出しから始まる、数十人の著者のショートショート集。
    AIの発展に伴う近未来的な法律から、ラーメン禁止法など、多様で面白い。

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    2025年08月01日
  • カウントダウン

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    ネタバレ

    お互いの主張が食い違ってたり、見る角度によって印象が変わったり、人間の裏表だったり醜い部分がたくさん詰まっててうんざりするんだけど、コミカルな文章で意外にさっぱり読める。結果的に亜希子の一人勝ちって感じで逆に清々しい。

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    2025年07月27日
  • フジコの十ヶ条

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    無理矢理引っ張ってなんとかフジコの続編作りました感が否めない。。
    や、都市伝説化するのはわかるけどもうめちゃくちゃで…面白くなかったなぁ

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    2025年07月26日
  • 女ともだち

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    女は怖いな
    本当に。
    妬みやマウントが止まらない生き物。
    最後でどんでん返し。いや途中ヒント出てきたかな? 全員ちょっとずつ繋がってる。
    わたし、コミュ障で良かったかも。

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    2025年07月19日
  • フジコの十ヶ条

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    死刑になったはずのフジコ。しかし、都市伝説では彼女は生きており、不可解な連続殺人事件の被害者たちは「フジコの十ヶ条」なるものを握りしめていたという。

    まあ、弁護士先生はそうなるでしょうね。しかし、一つひとつのエピソードが表面的すぎて、ミステリとは言えないし、イヤな感じもしなかった。構想は面白いんだけど。

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    2025年07月18日
  • 6月31日の同窓会

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    怖い。登場人物みんな嫌な人かヤバい人。
    日付がポンポン飛ぶから時系列がよく分からなくなるけど、終盤ちゃんと探偵役?の人がまとめてくれます。親切。
    終盤は怒涛の展開。ちょっと強引では?と思う所もあったけど、没入して一気に読めました。
    登場人物に感情移入はできません。読後感も良くはない。でも楽しく読めました。

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    2025年07月14日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    ネタバレ

    真梨幸子さんの著書は初読みでした。
    一言で感想を述べると「切ない」ということかな…
    有利子さんは、世間一般的には「男を狂わせる悪女」となるんだろうけど、根っこの部分から「悪女」という感じはしませんでした。
    だって、本人の生きてきた環境、あの親と一緒に居たら本書のような女性になるのは当然とも言える。
    幼少期を過ごした施設のシスターの言葉「あの子の真っ白な心を…」のくだりは本当にそうだなと思った、有利子さんにちょっと同情してしまった。

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    2025年07月11日
  • 新しい法律ができた

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    25人の作家による、
    『新しい法律ができた』
    から始まるショートショート集。
    多崎礼さん、東川篤哉さん、霜月流さん、五十嵐律人さんの作品が良いと思った。
    くどうれいんさん、赤川次郎さんも短いなかでしっかりまとまっていて、流石プロ作家さん。
    残りのうちの半分くらいは、まあ、言いたいことは分かるんだが、消化不良のまま本になっちゃったかな、という感想です。玉石混淆ですね。

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    2025年07月06日
  • 聖女か悪女

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    ★3.4
    救いのない結末が見たけりゃ、とりあえず真梨先生を選んでおけば間違いない。
    しかも今回はサドの『美徳の不幸』オマージュときた。


    さて、ジュスティーヌなのかジュリエットなのか。
    まあ真梨先生だから、どちらに転ぶかは見えてはいるが。

    『聖女か悪女』は、SNSで絶大な影響力を持つ“聖女”のカリスマブロガーが、結婚パーティーの最中に倒れるところから始まる。
    その昏睡をめぐる謎を追う心理カウンセラー紀和(こちらも聖女?)の視線を通して、17年前に起きた「モンキャット事件」、さらに四谷での大量殺人事件という二重三重の闇が浮かび上がっていく。

    児童監禁や性加害、富裕層の退廃的な遊び。
    プ◯エンジェル事件なのかエプスタインなのか、あるいはディディなのかは知らないが、それを思わせる構造で社会の陰湿さをぶち込んでくる。
    しかも、マルキ・ド・サド『美徳の不幸』を重ね、美徳そのものがいかに無力で、むしろ利用され、裏切られ、最後には踏みにじられていく様を執拗に描いている。

    ただ、物語としてカタルシスは正直そこまで濃くはない。
    グロさも大味で、むしろディテールが省かれている分ある意味ポップさすらあった。
    事件の繋がりにやや強引さも感じたが、それは「悪意が悪意を呼ぶ」という構造を示すための装置と考えれば、納得できる。

    サドのジュスティーヌを“美徳”の象徴として借りつつ、物語の筋ではジュリエット的な悪徳のサバイバル戦略まで織り込んだ。

    結局栄えるのは悪徳なのだと突きつけるように物語が進むが、
    「でもやっぱりジュスティーヌのように清く正しく生きよう」、というビバ勧善懲悪なラスト。


    …そんなお気楽には当然終わらない。

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    2025年07月05日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    バブル世代と氷河期世代。
    生きる時代によって、人生は狂わされるのだろうか?
    私はゆとり世代に生まれたが、時代によって「これだから」と決めつけられることはよくある。
    そういった決めつけは、誰しも経験があるのだろう。

    場面によって主人公が代わり、女性ホームレス殺人事件への関心が変わる。
    皆何かの縁によって、被害者と被疑者に人生が吸い寄せられていく。
    同じ時代に生きたからといって、自分の人生もこうだったかもしれないと深掘りしてしまうのはどうも恐ろしく感じた。
    バブル世代を羨ましく思い過ぎている点も。

    事件の人物の人生を深掘りして、真相を暴いていく様はとても面白かったが、ラストはなんだかもやっとしてしまった。
    オカルトなのか?深すぎる縁なのか?
    せめて、タイトルに関連付けたラストにして欲しかった。

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    2025年07月04日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」という一文から始まる短編小説が25編載っています。
    25人の書き手が、もしこんな新しい法律ができたら、という視点でお話を綴ります。

     「新しい法律」ができた理由がそれぞれ興味深いです。
    例えば、
    ・金子玲介さん「ルパちゃん」では、「少子化対策」のために「子どもがわりに人口知能を搭載したぬいぐるみを所持することを禁止する法律」ができます。
    ・日野瑛太郎さん「推し活制限法」では、「推し活にハマり過ぎて身を持ち崩す人が出た」ために「推し活への課金上限を制定する法律」ができます。
    (わたしが、ぜひ読んでみたいと思っていた、くどうれいんさんの場合は、)
    ・くどうれいんさん「ショートケーキの夜」では、「フードロスと人口減少を同時に解決する」ために「ショートケーキはふたりで食べなければならない法律」ができました。
     それぞれ興味深いです。

     では、「新しい法律ができた。」から「どうなのか」というと、
    ・「だから、もう〇〇ができない。」というもの、
    ・「そのせいで、社会が〇〇になった。」というもの、
    ・「新しく〇〇をしなくちゃいけない。」というものに、分かれているような気がします。

     そして、登場人物たちは、「新しい法律」がどこかで、知らないうちに「できて」、しぶしぶそれに従わざるを得ないという感覚で生活が変えられていっている作品が多いように見えます。表現の効果上、まあそうなりますよね。

     (さてここからは私見です。)
     世の中にはいろいろと従わなくてはいけないルールが存在しますが、「法律」とは国会で制定されるルールです。おおまかに言うと、国会は国会議員が審議する場です。国会議員は公職選挙によって選ばれます。選挙で投票できるのは18歳以上の国民です。
     つまり、我々が選んだ国会議員が「法律」を国会で作るのだから、本来「新しい法律ができた」といった時事的、他人事的な表現ではなく、(意識としては)「新しい法律を(我々が国会議員をして)作らせた。」「新しい法律を作った。」と当事者意識で言うのが理想と言えるのかもしれません。
     小説集の話に政治の話を持ち込むのは文字通りご法度なのかもしれませんが、「できた」という表現に自分の生活とは縁が薄いという意識が隠れていないか気になるところです。面倒くさいヤツですみません。
     この小説集に書かれているような理不尽な「新しい法律」が制定されて社会がディストピアと化さないように、しっかり政治を監視しなくちゃな、と思ったしだいです。放言をお許しください。

     それはさておき、いろいろな視点で語られるお話はそれぞれ読み物として面白いですので、オススメいたします♡
     
    著者一覧(掲載順)
    金子玲介
    日野瑛太郎
    朱野帰子
    阿部智里
    真下みこと
    須藤古都離
    嶋戸悠祐
    多崎 礼
    風森章羽
    名倉編
    真梨幸子
    東川篤哉
    霜月流
    矢樹純
    高田崇史
    潮谷 験
    献鹿狸太朗
    高田大介
    大沼紀子
    矢部嵩
    柾木政宗
    くどうれいん
    白井智之
    赤川次郎
    五十嵐律人

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    2025年06月28日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    前作「殺人鬼フジコの衝動」が個人的に微妙だったせいか続編の方が面白かった。

    作者ははじめからシリーズ物のつもりで構成を練ったのだろうが、前作からよくここまで話を膨らませたなぁと感心した。大抵薄っぺらくなってつまらなくなるのに、前作よりさらに狂気を孕んでいた気がする。


    前作、茂子がやたら口にしていた「あなたのお母さんみたいにはなってはダメ」と、フジコの「私はお母さんみたいにならない!」というあの印象的なセリフも実は…

    下田健太の学生時代のエピソードは嘘みたいだが、似たような話を聞いたことがあるので、人はきっかけと役割があれば割と簡単に化ける事ができるのかもしれない。

    前作から間が空いてしまったので文庫本を引っ張り出して復習する必要があった。登場人物が多すぎる…
    登場人物全員嫌な奴感が半端ないが、その中でも吉永サツキの鼻持ちならない感じはなんなのか。笑

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    2025年06月27日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    アンソロジーなので、どうしても好きな作品も嫌いな作品も出てしまうが、全体的には面白い!
    『心のお話』は、姫川さんの独り言(思ってること)がなんとも言えない面白さ。
    こういうアンソロジーで読んでみたい作家さんの作品を開拓していくのもアリだとおもいます。

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    2025年06月10日