真梨幸子のレビュー一覧

  • 三匹の子豚

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    めくるめくイヤ要素。お腹いっぱい。
    母から娘へ、息子への負の連鎖。
    一部、和歌山のカレー事件をイメージする部分があった。

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    2024年06月05日
  • 初恋さがし(新潮文庫)

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    久々に真梨幸子の本を読み、この異端なエネルギーを摂取した。
    出てくる人みんな生への執着がすごいのにあっさりいなくなっていっちゃうよね。

    今回は歴史上の事件がポツポツ出てきたりと、コンセプトとして面白かった。
    厚さの割に比較的ライトでテンポよく読めるから時間がある時に一気に読むことをおすすめ。

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    2024年05月27日
  • フシギ

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    ネタバレ

    表紙がピントはずれな顔で作品と妙な一体感、登場人物「ヨドバシ書店(尾上まひる・黒田佳子・佐野)T社(菊田)A社(花本)F社(里美・鈴木通雄・黒田佳子)
    作中の言葉は個々人の都合で語られるので、虚実混ざるため慎重に読み進めても頭に疑問符が浮かぶが、尾上まひるの下りを慎重に見え入れば気が付く部分もあったろうな・・・ラストの方で根本的な間違いに気が付いて読み返したぜw
    2019年の日付って意味あります

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    2024年05月23日
  • 6月31日の同窓会

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    面白かったけど、なんか不完全燃焼気味?
    このスッキリしない感じが狙い?
    続編があるのかなと思ってしまった。

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    2024年05月22日
  • ノストラダムス・エイジ

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    相変わらずの真梨幸子さんワールドだった。人物相関図のおかげで、まだ理解はしやすかったけど、結局黒幕はあの人ってことだよね??
    自分がこのノストラダムス世代だったら、かなり影響受けそうだなー。

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    2024年05月17日
  • 6月31日の同窓会

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    最初、読みやすい内容と引き込まれ方にスラスラ読めたが、登場人物が多すぎて、そこが苦手な私は、読みにくくなってしまいました。

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    2024年05月06日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    良い意味で相変わらず、前半は何の話なんだろう、つまらない、何なの状態。それが第2章まで。第3章からやっと巻き返しに入る。そして、最終章、ほんの数ページの中のほんの一文で一気に混乱。最初に戻って人物をもう一度見直す。いや、三度は見直した。完全に騙されていた。今も混乱している。

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    2024年04月28日
  • フシギ

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    ミスリードにミスリードはされました!
    ただ場面が戻ったり繰り返したりで集中して読まないとん??となって戻ったり、、、
    ガツンとくるオチではないけどホラーが読みたい気分は満たされました

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    2024年04月25日
  • 孤虫症

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    駅近34階タワマンの8階で暮らし一流企業の夫と中学受験を控えた娘を持つ麻美。妹の結婚前に住んでいたアパートを隠れ家に3人の男を飼い、関係を持った男たちが奇病で死んでいく。寄生虫感染の恐怖と娘の事故死でノイローゼとなり、ある日右手を切り落として失踪するという第一章。そして第二章は語り手が妹の奈未に切り替わり、麻美の不幸な生い立ちや周囲との関連が語られ徐々に紐付いていく。終始様々なドロドロが詰まった展開に引き込まれエログロバイオミステリーといった新ジャンルの中にどっぷり浸かれる。
    書評に「こんなもの書きましたけど何か文句でもありますか」と紹介があり、とてもしっくりきてニヤけた。そしてこの孤虫症とい

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    2024年04月21日
  • ノストラダムス・エイジ

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    ネタバレ

    いかにも真梨幸子って感じ。人間関係というか、事実?がごっちゃごっちゃで何がなんだか。でも読みやすいというか、先が気になって一気読みしちゃう。今回はオカルトチック。ノストラダムスの大予言、私も信じて怖くなってたわ。小学校の学習とかの特集本に書かれてたもんな。結局ドラッグの影響かい、って感じでちょっと拍子抜けだったな。集団自殺事件についてもっと深堀してほしかったな。

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    2024年04月20日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    NHKで放送している『ネコメンタリー猫も、杓子も』という番組をご存知ですか?
    作家と猫の異色のドキュメンタリーの番組です。
    何年か前に真梨幸子さんが番組出演されていて、はじめて存在を知りました。

    本書のタイトルから、猫にまつわるエッセイかと思いきや、幼少期の思い出を綴ったブログや現在の体調不良などのエッセイが主で、猫さんのお話は少なかったです。
    でも猫さん(まりもさん)の愛はしっかり伝わってきました。

    このエッセイで、「執筆する上で自分に課している2つの戒めがある。殺人事件を描く以上その犯罪を美化しない、そして犯人に同情させない。」という言葉に感銘を受けました。イヤミス作家さんの作品に対す

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    2024年04月18日
  • 5人のジュンコ

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    ネタバレ

    イヤミス読んだな〜という達成感はあった。
    女が悪意に飲まれていく描写はさすが真梨さんといったところで、「どうなっちゃうの…」と読む手が止まらなくなった。
    けど、全体的な感想としてはちょっと期待してたのと違ったというか、なんか物足りなかったなという感想。

    この物語の軸となる「佐竹純子」。
    第1章で語られる純子の人物像は、某死刑囚を彷彿とさせ、この先この純子を中心にジュンコたちはどう狂っていくのか?最終章でこの純子のルーツなんかが明かされるのか?とワクワクしたものの、
    ジュンコたちはそれぞれ別ベクトルで狂ってたのが露呈しただけじゃんという印象だったし、純子が凶悪犯になったルーツや細かい人物像も掘

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    2024年04月11日
  • 聖女か悪女

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    イヤミスとわかっていてもいや〜な気持ちが抑えきれない。
    読後感はさすがイヤミス。って感じ。笑
    イヤ~な気持ちになりたくない人は手を出しちゃダメ。笑
     
    伏線回収がしっかりあるし読んでて面白いし、
    続きが気になって一気に読んじゃいました

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    2024年04月01日
  • 私が失敗した理由は

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    ネタバレ

    めっちゃ人死ぬ、気がついたら死んでる。話聞かない人間多すぎてちょっとイライラした。自分の著書出してこき下ろしてたのは少し面白かった。まあ他の作品を叩くわけにいかないもんね。

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    2024年03月30日
  • 人生相談。

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    人生相談から始まるミステリー。登場人物が多くてめちゃくちゃ複雑。理解するのに時間がかかって話がちゃんと自分の中で繋がってないかも。

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    2024年03月30日
  • イヤミス短篇集

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    この作者の男性がメインの話を初めて読んだ気がする。いつまでも、仲良く。が女の悪いところ全部出しって感じでよかった。

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    2024年03月29日
  • 初恋さがし(新潮文庫)

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    テンポよく話が進み読みやすさはある。が、最後の方は掛け足すぎて あれよあれよと言う間に終わってしまった。裏をかこうとするあまり、ごちゃごちゃしすぎちゃったような。ラストもう少し余韻に浸れたらなー。

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    2024年03月25日
  • お引っ越し

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    ところどころ周りの人間関係の陰というかねちっこい部分が出ていた。
    閉じ込められたままで出ることが出来ないのが一番怖かった。
    あとは淡々と読みすすめて、最後のネタバレまでの消化試合みたいな短編の連作だったなぁと。
    暇つぶしにはちょうど良かった。

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    2024年03月21日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    ネタバレ

    個人的には一作目『殺人鬼フジコの衝動』よりもおもしろかったかなぁ。
    登場人物が広がる分、色々と動きがあって読みやすかったのかも。
    ずーっとどんよりしてるし、痛いこと・怖いことのオンパレードだし、気持ちの良い要素は一切ないけど、なんか怖いもの見たさで読んじゃうんだよねぇ。

    下田健太と茂子が殺されたので少しホッとしたのもつかの間、実は美也子にみんな踊らされてて、それは結局茂子の血がそうさせた、的な結末もやばいでしょ。
    被害者面してるけど、結局血からは逃げられないんだね、みたいな。

    あとは、人間関係がかなり複雑で(血縁関係とか、Q教団の絡みとか)、正直一回読んだだけでは理解しきれなかった。
    『殺

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    2024年03月20日
  • 人生相談。

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    9の人生相談がありました
    よく読めばつながりのある話でしたが
    人間関係の図があるとわかりやすかったかなと
    思いました
    そんなの読んで理解しろと言われるかもしれませんけど
    そのへんがわかればさらに楽しめるかもしれない
    と感じました

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    2024年03月11日