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  • ふたりじめ
    完結
    3.4
    「うつけ」と呼ばれる信長に嫁いだ濃。祝言を迎えた後も城下で暴れまわる信長だったが、「妻は夫がわにいるものです」という濃の言葉をきっかけに仲睦まじい夫婦となる。しかし21年後、信長が濃の故郷を攻略。ふたりの間に決定的な亀裂が入ってしまう……。その他にも、明智光秀と煕子、柴田勝家とお市、細川忠興とガラシャなど、戦国の世を駆けぬけた、7組の夫婦の恋物語――。あなたが知らなかった武将の姿がここにある!
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 織田信長
    5.0
    1~89巻1,100~1,320円 (税込)
    「うつけ」と呼ばれた少年時代から、後の秀吉、家康を従え天下布武への道を登りつめるまでを、学習まんがの概念をくつがえす現代的なビジュアルで描き出しました。 総合監修には、キャリア約20年・著作300以上の実績を持つ歴史研究の第一人者、加来耕三先生を迎え、重厚な構成が実現。 乱世に現れた英雄か? 情け容赦のない魔王か? 戦国乱世を駆け抜けた稀代の人物の鮮烈な生きざまを、鮮やかに描き出します!
  • 図解 早わかり日本史
    -
    物語のようにスラスラ読めて、時代の流れがイッキにわかる みなさん、日本史はむずかしい、と思っていませんか? どうすれば日本史がわかるのか?  答えは簡単。大きな流れをつかめればいいのです。 誰がどのような政治を行ない、いかに政権が移っていったのか、という大きな流れがわかれば、日本史はわかります。 わかればぐんと面白くなります。 130項目、Q&A形式、豊富な図解で、原始から現代までイッキに歴史に詳しくなれる本。 1章 王朝国家への歩み<原始~平安前期> 2章 武家政権の誕生<平安後期~鎌倉・南北朝> 3章 天下統一への道<室町・戦国> 4章 徳川三百年の繁栄<江戸> 5章 近代日本のあけぼの<幕末~文明開化> 6章 西洋列強との抗争<明治> 7章 戦争と平和の世紀<大正~平成>
  • 同日同刻――太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日
    4.1
    太平洋戦争中、人々は何を考えどう行動していたのか。敵味方の指導者、将軍、兵、民衆の姿を、著者の蒐集した膨大な資料を基に再現。開戦の日、昭和16年12月8日と終戦にいたる昭和20年8月1日から15日までの、同日同刻の記録が戦争に翻弄された人間の狂気、悲劇、愚かしさを焙り出す。
  • 日本を変えた昭和史七大事件
    3.2
    五・一五事件、二・二六事件、太平洋戦争、占領、六〇年安保、三島由紀夫と楯の会事件、ロッキード事件。この七つの事件が私たちに教えるものは何か?
  • 柴田勝家 「鬼」と呼ばれた猛将
    3.0
    「秀吉を倒して、この日本を守らねばならぬ。この大義を遂行せんがために、わしとともに戦ってはくれぬか」鬼とまで呼ばれた男、柴田勝家は家臣の前で深々と平伏した。…信長亡き後、織田家の実権は秀吉が握った。しかし本能寺の変の裏に隠された恐るべき事実を知った勝家は、大義のために秀吉と戦うことを決意する。新しい解釈で戦国の謎に大胆に迫った書き下ろし歴史小説。

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  • 私塾・坂本竜馬
    3.0
    武田鉄矢の「竜馬指南書」待望の文庫版を電子化。 2010年に出版されたベストセラーの文庫化です。 18歳の時に司馬遼太郎著『竜馬がゆく』に出合って以来、武田鉄矢は坂本竜馬の生き様にほとばしる思いを抱き続けています。 「自分の人生の中心線にいた人物」、「私に男を躾けてくれた」ーー竜馬は彼にとって、そんな特別な存在です。 本書は、竜馬の魅力を、今も残る貴重な資料と合わせて、独自の解釈で綴る、他に例を見ない「竜馬指南書」です。 竜馬の生き様から夢、仕事、恋、悩みなどを紹介し、そこに還暦を過ぎた自らの人生を重ね、今を生きる人に贈る「熱いメッセージ集」でもあります。
  • 五代友厚
    3.0
    NHK 朝の連ドラ「あさが来た」のヒロインの縁故者、薩摩藩の異色の開明派志士の生涯を描くオダサク異色の歴史小説。後年を描く「大阪の指導者」も収録する決定版。
  • 恋ひわたりの… 1巻
    完結
    5.0
    全1巻660円 (税込)
    織田信長軍の侍大将・池田勝三郎がひそかに想いを寄せる弥知姫。しかし、すでに彼女は信長の弟・信行の妻であった…。信長の弟・信行の嫁・弥知姫と、信長の家臣池田勝三郎の馴れ初めを描いた表題作『恋ひわたりの…』他、足利将軍義輝の娘・名姫と三好義継の夫婦愛や、小早川隆景とその妻・初姫の物語など、全5編を河村恵利の独創的な着眼点で描く、戦国ロマン・シリーズ!
  • 石影妖漫画譚 1
    完結
    3.5
    江戸時代――。妖怪画ばかり描き続ける、不思議な絵師がいた。その名を、烏山石影。彼のおびただしい数の画は、妖怪を「実際」に視て描かれたものだというのだが…!? 風変わりな天才絵師が挑む、大江戸妖怪ファンタジー絵巻、ここに開帳!!
  • 史論の復権
    4.0
    学問的な歴史研究の成果を踏まえつつ、現在の位置を捉えなおす──。そんな「史論」の試みを復権させるべく、「中国化」というオリジナルな概念で日本史を捉えなおした気鋭の若手研究者が、七人の異分野の知に挑む。日本企業の生き残り戦略から橋下徹大阪市長のパフォーマンス、小津映画や大河ドラマの描く日本像まで、歴史の知見を借りれば、旧知の事実がまったく違った意味を帯びていく。知的刺激に満ちた論考。
  • 薩摩義士伝 1巻
    完結
    5.0
    全5巻1,047円 (税込)
    独特の武士魂が育った薩摩藩島津家。家中には上級武士と下級武士の対立が根強くのこっていたが・・・その薩摩藩に徳川幕府より、濃尾治水工事の命令が下った。時代劇画の巨匠平田弘史が描く凄絶な大河ドラマ第1弾!!
  • 日本の歴史(1)【電子特別版】 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代
    完結
    4.0
    東大の入試問題や近年の歴史教育の現場で、今最も重視されているのは「歴史の大きな流れをつかむ」こと。歴史の流れがおもしろいほどよく分かる、最強学習まんがが誕生! 第1巻は「旧石器~縄文・弥生~古墳時代」。【電子特別版】は、まんがのみを収録。
  • 百人遊女 1巻
    完結
    4.0
    江戸時代-数多の遊女が駆け引きを客との間で繰り返す場所、吉原遊郭。泪する者、笑う者、想いを遂げずに死する者。百人いれば百通り、叶わぬ夢がありました。坂辺周一が贈る泡沫の情愛物語。
  • それでも、日本人は「戦争」を選んだ
    4.3
    1巻935円 (税込)
    かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。 世界を絶望の淵に追いやりながら、戦争はきまじめともいうべき相貌をたたえて起こり続けた。 その論理を直視できなければ、かたちを変えて戦争は起こり続ける。 だからいま、高校生と考える戦争史講座。 日清戦争から太平洋戦争まで。講義のなかで、戦争を生きる。 生徒さんには、自分が作戦計画の立案者であったなら、 自分が満州移民として送り出される立場であったなら などと授業のなかで考えてもらいました。 講義の間だけ戦争を生きてもらいました。 そうするためには、時々の戦争の根源的な特徴、 時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を 簡潔に明解にまとめる必要が生じます。その成果がこの本です。                 ……本書「はじめに」より ◆日本だけでなく、世界の人々がなにを考え、どのような道を選択したのか、  かつての人々が残した言葉をたどりながら、詳しく鮮やかに紐解いてゆきます。  縦横無尽に「戦争」を考え抜く。歴史の面白さ・迫力に圧倒される5日間の講義録◆
  • 織田信長 上
    値引きあり
    4.0
    尾張の戦国大名・織田信秀の嫡男として生まれた信長―――。巷ではうつけと蔑まれ奇行を繰り返す信長に、家臣たちは愛想を尽かし、織田家内での人望は皆無に等しかった。いちばんの理解者であった父を亡くし、群雄割拠の尾張にひとり放り出された信長は、いま天下統一に向けて立ち上がる! 目次 第一章 悪魔か神か 第二章 諫死 第三章 うつけ殿は天下殿 第四章 天運 我にあり 第五章 美濃落城 第六章 天下布武
  • 青野赤原―室町足利伝―
    完結
    4.0
    東国を治める鎌倉公方・足利家は、同じ一門でありながら、京の足利将軍家と不仲が続いていた。やがてそれは様々な乱の火種へと…!? 関東地方の戦国時代の始まりを描いた珠玉の時代ロマン!!
  • 爆笑問題の日本史原論
    4.1
    歴史はこんなに面白くて笑えるものだった! 「縄文時代の巻」「卑弥呼の巻」「大化の改新の巻」「信長・秀吉・家康の巻」「忠臣蔵の巻」「薩長同盟の巻」「大正時代の巻」「二・二六事件の巻」などをテーマにして、笑っているうちに日本史が早わかり。歴史学の話題も解説に入った太田光執筆による新しい歴史教科書第一弾。
  • 爆笑問題の日本史原論グレート
    3.8
    快調日本史漫才の第3作目は、太田光が選んだ日本史上の重要人物。安倍晴明、北条時宗、出雲の阿国、徳川家康、宮本武蔵、伊能忠敬、石原莞爾など、近年話題になった人ばかり。そのプロフィールを丁寧に解きほぐしながら、現代の時事ネタを絶妙にからませ、これでもかと笑わせつつ、最新の歴史学の解説をプラスして、実像に迫っていく。
  • 花の君参る 上杉景勝室・菊姫
    3.4
    戦国時代、上杉謙信の息子・景勝に嫁いだ武田信玄の娘・菊姫の波乱の生涯を描く、歴史ラブロマン!! 上杉景勝、直江兼継ゆかりの姫の一途な愛とは…!?
  • マンガでわかるシリーズ 太平洋戦争
    完結
    -
    全1巻440円 (税込)
    興味はあるけど、難しそうだなぁといったテーマを、マンガとわかりやすい解説でしっかり理解できる。日本有史以来未曾有の惨事となったあの戦争。なぜ戦わねばならなかったのか? 様々な視点から太平洋戦争を読み解く。
  • 吉田松陰 異端のリーダー
    3.2
    吉田松陰は、維新史において果たしてどのように位置づけられるべきなのか、また現代においてはどうなのか――。異端のリーダー、松陰の生涯をていねいに検証し、独自の視点で「新たな人物像」を浮かび上がらせる。
  • 新選組
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    時は幕末、動乱の世! 父のかたきをさがす深草丘十郎は新選組に入隊、剣の修行にはげんだ! 激変する社会を背景に、近藤勇、沖田総司、坂本龍馬などの剣客との出会いを通じて成長する少年の姿をえがく意欲作!
  • 天文学者たちの江戸時代 ──暦・宇宙観の大転換
    3.3
    「日本の天文学」の大転換は、江戸時代に起こった。日本独自の暦を初めて作った渋川春海、西洋天文学の導入を目指した徳川吉宗と麻田剛立、全国の測量で名を馳せた伊能忠敬、地動説に取り組んだ理論家の高橋至時、「機械おたく」の商人の間重富、シーボルト事件で獄死した悲運の秀才高橋景保……。先行するヨーロッパや中国の知識と格闘し、暦と宇宙の研究に情熱を燃やした江戸時代の天文学者たちの人生と思索をたどると、日本の宇宙観の変遷が見えてくる!
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田信忠
    3.0
    光秀からノーマークだったにも関わらず、人生最大の決断を誤って横死した優秀な長男・織田信忠――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田秀信・織田秀勝・織田有楽斎
    3.5
    清州会議に利用された織田秀信、秀吉の保険として養子にもらわれた織田秀勝、茶で世渡りをした織田有楽斎――勝者と敗者を分けたものは何か。独自の史観で歴史に斬り込み、織田軍団とその宿敵たちのドラマに迫る! ※本電子書籍は、角川文庫『英傑の日本史 激闘織田軍団編』を分冊したミニッツブック版(全十二分冊)です。
  • 真田幸村 ―真田戦記―
    値引きあり
    -
    全1巻115円 (税込)
    北条、武田、徳川、上杉……。大国のはざまに囲まれた弱小・真田はいかにして戦国の世を生き抜いたのか……。巨匠・横山まさみちが戦国随一の智将・真田昌幸とその子、幸村、信幸たちの生きざまに迫る! 目次 第一章 上田峡霎 第二章 北条攻め 第三章 馬盗人 第四章 風魔くずし 第五章 朝霧 第六章 関ヶ原前夜 第七章 紀州九度山 第八章 戦国無限 第九章 九度山脱出 第十章 大阪冬の陣 第十一章 決戦大和口 第十二章 大阪夏の陣
  • 学習まんが 少年少女日本の歴史 ダイジェスト版
    無料あり
    4.1
    2015年3月27日(金)一挙配信される『学習まんが 少年少女日本の歴史』全20巻の中から、内容をピックアップした見どころ満載のダイジェスト版です。 【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません ※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 この作品は一部カラ―です。
  • 私立男塾(1)
    完結
    3.0
    全8巻330円 (税込)
    鍋島藩の学問所・弘道館への高い進学率を誇る学習塾・私立男塾。下級武士の子・宮本大気は、男塾の1年生。その男塾に、大気たちの担任として、大秀才・藤丸鉄心が着任。鉄心は、型破りの授業を始め、周囲の反感をかう。だが大気と親友の金作は、なぜか親しみを持つ。そんなある日、大気は上級生で、しかも御城代の孫・大河原の無法ぶりに怒りを覚え、真剣で決闘を開始。果たして……。幕末の日本が変わろうともがいていた時代に繰り広げられる、熱き男たちの物語! 第1巻(全8巻)!
  • 会いたかった画家
    4.2
    絵を見ることが好きな人へ。絵を描くことが好きな人へ。そしてすべてのひとへ。この本では、画家の心に焼き付いた22人の画家についての思いを語りました。それは、みんな自分の考えで絵を描いた人です。職業として画家を名乗る人ばかりではありません。この本からは、自分の目で見て、自分の頭で考えた画家たちの姿が見えてきます。初めて外国に行った日のこと、この絵を見るまでは死ねないと思った絵のこと、人類最初の絵を洞窟の中に見に行ったときのことなど、画家たちを尋ねる旅の中で垣間見せる、普段着の著者の絵に向き合う姿勢も見所の一つです。
  • 会津論語 武士道の教科書「日新館童子訓」を読む
    -
    幕末の会津藩が、滅びてまで守ろうとした精神とは何か? じつは「会津藩家訓」のほかに、会津藩士の内面に深く浸透していた書物がある。『日新館童子訓』――“会津論語”ともよばれ、「人間のあるべき姿」を具体的な逸話によってやさしく説いた本書は、中興の5代藩主・松平容頌自らが筆をとったもの。ときの名家老・田中玄宰は、その内容に感銘し、若き子弟の「教科書」として藩校教育に採用したのだった。会津研究の第一人者たる作家が、達意の筆で『日新館童子訓』を口語訳し、注と解説を施した一冊。儒教を深く修めた容頌らしく、楠木正成の言動や領内庶民の善行までを顕彰し、「忠・孝」の大切さを繰り返し説く。それは、かつての日本人が持ち、現代日本人が喪った「心の美徳」に他ならない。昭和初期の最晩年、取材に応じて本書の一節を平然と諳んじた会津女性がいた。新島八重その人である。知られざる名著の神髄が蘇る。

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  • 「暁」の謎を解く 平安人の時間表現
    -
    平安時代、暁は逢瀬を楽しんだ男女が別れる時間だった。では暁とは何時だったのか? 時間表現に関する語の意味を明らかにすることで、これまでとは違った解釈で作品を読み解き新たな古典の世界を拓く。 ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • あかね色の風―新選組血風記―
    完結
    3.0
    【ページ数が多いビッグボリューム版!】江戸末期、『誠』という信念の元、京へ上らんとする男達がいた。近藤勇、土方歳三、そして、天才剣士・沖田総司。幕末という変わりゆく時代の流れと共に生きた、志高き若者達の物語! 巨匠が描く、新選組血風記!! 表題作他、『EVIL CRUSHER魔矢』を収録。
  • 秋山兄弟 好古と真之
    4.2
    日露戦争で、陸軍を率いてロシア軍を圧倒した兄・好古。海軍参謀としてバルチック艦隊を壊滅させた弟・真之。明治になってたかだか40年弱で、なぜ秋山兄弟のような世界に伍する人材が生まれたのか? 秋山兄弟の軍事的業績だけでなく、彼らを育てた明治日本の家庭、学校、軍隊での教育の考察を通して、逸材が生まれる社会、条件とは何かを探る。

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  • 秋山好古と秋山真之 日露戦争を勝利に導いた兄弟
    5.0
    世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ「日本騎兵の父」と称えられた兄・好古。日本海海戦で無敵といわれたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と絶賛された弟・真之。この兄弟を抜きにして日露戦争は語れまい。礼儀作法を重んじ、無欲恬淡、豪放磊落な好古と、形式にとらわれず、つねに本質を見極め才気走ったところがある真之。全く異なる性格のふたりだが、ともに共通していたのは、戦場ではつねに作戦のことを考え、作戦以外のことは気にかけなかったことだ。本書は、松山に生まれた兄弟の幼少期から真之の死、好古の中学校校長時代まで、真っ直ぐに明治を生き抜いたふたりのエピソード満載の一冊。『坂の上の雲』以上にこの兄弟に魅せられることは間違いないだろう。人間的な魅力溢れるこの兄弟の知られざる素顔に迫る人物評伝。

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  • 明智光秀が織田信長を殺した理由は、野望説、怨恨説、黒幕説のいずれでもない。20分で読めるシリーズ
    -
    20分で読めるミニ書籍です(文章量18,000文字程度=紙の書籍の36ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 日本史最大の謎の一つが「本能寺の変」である。 「決して謀反なぞ起こさぬ律儀者」の明智光秀が、下克上(げこくじょう)の戦国の世においても大罪であった「主殺し」を、 あえて実行したのには、それ相応の理由があったはずだ。 しかし、光秀が「なぜ信長を襲撃したか」については、確かな記録がない。 昔から多くの歴史学者・愛好家・作家が、「信長殺し」の理由を推測している。 さて、真相は・・・? 目次 一 敵は本能寺 二 天才児信長 三 将軍義昭 四 明智光秀 五 野望と怨恨 六 黒幕 七 燃え尽きた光秀
  • 明智光秀と本能寺の変
    4.0
    「謀反人」になるはずのない名将がなぜ、信長を討ったのか?本書は、戦国史研究の第一人者である著者が、本来、名将と称されるべき実績を誇りながら、日本史上最悪の「謀反人」のレッテルを貼られてきた明智光秀の謎に包まれた人物像に迫ったものである。語られざる「金ヶ崎退き口」での武功、「近畿管領」とも称すべき要職への抜擢、本能寺の変前夜の動向…。そこから見えてきた光秀の実像と、本能寺の変の真相とは? なお、「文庫版まえがき」では、ここ数年の研究トピックスや2014年に新発見された「石谷家文書」について語られるなど、研究の最新動向を知ることもでき、光秀と本能寺の変を語る上で必読の書となっている。
  • 赤穂義士 忠臣蔵の真相
    -
    美談が多いが、赤穂事件の実態はほんとのところどういうものだったのか、伝承、資料を綿密に調査分析し、義士たちの実像や、事件の顛末、庶民感情の実際を鮮やかに解き明かす。鳶魚翁の傑作。
  • 「朝10分の習慣」で1日がぜんぶうまくいく!
    4.0
    朝はギリギリまで布団の中。朝食も取らずに家を飛び出し、会社に着いても頭はボ~っとしたまま……。もしかしたら、あなたもこんな朝が日常化している一人では?本書は、能力開発の達人が、朝10分という短時間でラクラクと脳を活性化させ、1日中創造的に脳力を保つノウハウを語ってくれたものです。「朝一番に光を浴びる」「アキレス腱を伸ばし、ストレッチで体をほぐす」「朝刊は読まずに見る」「自分のテーマ曲を流す」「プチ瞑想をする」「通勤電車の中では、人に覚られない秘密の筋トレをする」など、誰にでもすぐに実践できる手法が満載。朝に活性化させた脳をフル回転させると、「午前中の2時間で、1日の仕事の大半を終わらせることが可能」と著者は言う。年間15冊の本を執筆し、講演会やセミナーを200回以上おこなう氏が、実践の中から得たノウハウを余すことなく大公開! これで朝から心と身体はエンジン全開!

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  • 足利尊氏 乱世の行動学
    3.0
    室町幕府の初代将軍・足利尊氏。戦前は逆賊とされ、正面から語られることのなかった尊氏に、初めて本格的な光をあてたのが本書。己れの目的のために知謀と行動力の限りを尽くし、天下三分の乱世を雄々しく生き抜いた、新しいリーダー像がここにある。また、日本が今日のような日本になった直接の母胎として南北朝時代をとらえ、新しい時代論としても興味深い。

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  • あした咲く花 新島八重の生きた日々
    4.3
    「あなたは生きて」 苛烈な会津籠城戦にスペンサー銃を携えて、夫とともに死闘を繰り広げた八重。明治、文明開花期の京都で、新島襄と同志社を創立するために協力し、ともに時代に立ち向かい結ばれた八重。八重は常に前に向って、「生きること」「愛すること」を選んだのだった。 2013年「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれた、大河ドラマの主人公である「新島八重」の会津での半生と、京都で同志社大学創立者の新島襄と再婚するまでの物語を、会津地方・喜多方在住の女流作家・菅野彰が小説化。
  • 明日は維新だ
    3.5
    ペリー来航、安政の大獄、桜田門外の変、そして大政奉還。激動の幕末、刻々と変化していく時代に翻弄されながらも、自分の信じる道を貫いた男たち。坂本龍馬、西郷吉之助、高杉晋作、岩倉具視、近藤勇、新門辰五郎、大鳥圭介……。身分も立場も理想も違うが、それぞれが懸命に、自らに課した使命を全うしようと時代を駆け抜ける。鮮烈な志士たちを描く連作短編集。
  • あづまみちのく
    -
    常陸から下野へ、会津から陸奥へ、みちのくの仏に惹かれて東国の山野を経めぐる豊かな思索。古代から中世にこの地に生きた人々の心情に深い洞察の眼を注ぎつつ、東西文化の興亡のあわいに歴史の生命を思考する評論集。

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  • あとかたの街(1)
    完結
    4.1
    全5巻759円 (税込)
    太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
  • あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―
    4.1
    戦後六十年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあったといえるだろうか――。旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければならなかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を炙り出す。単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。

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  • 安倍政権は本当に強いのか 盤石ゆえに脆い政権運営の正体
    3.3
    1巻730円 (税込)
    向かうところ敵なしに見える安倍政権。「二度目の総理」ゆえの大胆かつ緻密な政権運営を展開し、菅官房長官とのタッグで官僚・閣僚・マスメディアを巧みにコントロールしている。だがそうした「強さ」は本物なのか。実はバーチャルな気分に支えられた“蜃気楼政治”なのではないか。戦後70年を迎え、安倍政権は本格的に「右」寄りイデオロギー政策に着手する。アベノミクスの行方は? 憲法改正の実現性は? 次なる総裁候補は? 日本を代表する政治学者が、戦後政治史の中に安倍政権を位置づけ、軽やかな語り口でその実像に迫る。本質を衝く鋭さと一気に読める面白さを併せ持つ「御厨講談政治学」、ここに開講!

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  • 甘粕大尉 ――増補改訂
    4.0
    関東大震災下に起きた大杉栄虐殺事件。その犯人として歴史に名を残す帝国陸軍憲兵大尉・甘粕正彦。その影響力は関東軍にもおよぶと恐れられた満洲での後半生は、敗戦後の自決によって終止符が打たれた。いまだ謎の多い大杉事件の真相とは? 人間甘粕の心情とは? ぼう大な資料と証言をもとに、近代史の最暗部を生きた男の実像へとせまる。名著・増補改訂。
  • 甘水岩(あまみいわ) 修羅の忍び・伊真
    3.0
    戦えば、強くなるのだろうか――。忍耐が、人をつくるのだろうか――。聖地「甘水岩(あまみいわ)」をめぐる抗争に加わり、縦横無尽に活躍する青年忍者・伊真(いま)。彼は幼き日に人質の身となった過酷な経験により、心に荒涼たる闇を抱えていた。そして敵方との血で血を洗う死闘の中、彼の前に謎の巫女があらわれる。秘術を尽くした戦いの行方は? 謎の巫女の正体と目的は? 伊真を待つ運命は? そして、戦いに次ぐ戦いの日々を送り、常に虐げられてきた伊真の魂は救済されるのか?本書は、「耐える」をキーワードに、スピード感あふれる文体で、人間の心の中の修羅を描き上げ、読者の心胆を寒からしめる迫力に満ちた展開で、驚くべき結末へと読者を導いていく。時代小説の世界に、心理学と精神世界のテイストを加え、現代人の魂に深く訴えかける野心作であり、従来のファンは、著者の大胆かつ斬新な挑戦に、驚きを禁じ得ないだろう。

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  • アメリカが日本に「昭和憲法」を与えた真相
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    日本の人々は憲法を考えるにあたって、まずアメリカが太平洋戦争を自分たちに全く都合の良い形で日本国民のアタマに詰め込んだことを知らなくてはならない。日本にとって大東亜戦争は、近代国家として生きるための資源や市場を求めての経済戦争だった。だがアメリカはこの事実を全面的に否定し、「他民族を圧迫する侵略戦争である」と決めつけたのである。ヨーロッパから独立したアメリカは、両隣がカナダとメキシコという極めて弱く脅威にならない国であったこともあり、自然、国力の拡大を太平洋に向けることになった。日本もまた、明治維新が終わり、日清戦争と日露戦争に勝った後、資源を求めて南方に勢力を向け始めた。だが、すでにアジアは西欧諸国に蹂躙されて、ほとんどの国が植民地になっていた。勝者が歴史を書くという常識から言えば当然の結果であるが、いま憲法を見直すにあたっては、こうした歴史を無視するわけにはいかない。

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  • 「現人神」「国家神道」という幻想 近代日本を歪めた俗説を糺す
    -
    「現人神」「国家神道」――これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。

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  • 慰安婦問題
    5.0
    従軍慰安婦は、なぜいま大きな問題となってしまったのか。韓国は誠意ある謝罪を求め続け、日本は法的に補償は終わったと主張し続ける。果たして和解はありうるのか。問題が複雑化してしまった経緯をたどり、その背景にある戦後補償問題、そして失敗に終わったアジア女性基金問題、女性の人権問題に対する国際的関心の高まりについて解説。さらに民族主義、ポストコロニアリズム、フェミニズムの三つを重ね合わせる多面的な理解の必要性を訴え、冷静な議論のための視点を提供する。
  • 慰安婦問題の決算 現代史の深淵
    3.0
    1巻2,400円 (税込)
    「慰安婦問題」「朝日新聞問題」など、歴史戦の中心で論戦を繰り広げてきた現代史家である著者。その論は、実証的であり、イデオロギーにとらわれない立場から円熟の思考で練り上げられる、まさにプロの仕事である。本書は、「慰安婦問題」「朝日新聞問題」など、ここ数年の論考を全58編集成し「現代史の深淵」に光を当てる、読み応え十分の論文集である。とかく、本書で取り上げるような問題には、イデオロギーがつきものであるが、著者の姿勢は、「事実をもとに考えれば、自然な結論に至る」というものであり、論理的な無理が排されているため、それぞれに聞くべき考えが凝縮されている。これからの現代史研究のモデルとも言える、「秦郁彦入門」といってもいい一冊である。

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  • 維新の夢 ──渡辺京二コレクション1 史論
    5.0
    『逝きし世の面影』の著者渡辺京二は、日本近代史の考察に、生活民の意識を対置し、一石を投じてきた思想家である。その眼差しは表層のジャーナリズムが消費する言説の対極にある。本巻には、西欧的な市民社会の論理では割り切ることのできない、大衆の生活意識にわだかまる「ナショナル」なものを追求した「ナショナリズムの暗底」、明治国家への最大の抵抗者としての西郷隆盛を常識的定説から救抜する「逆説としての明治十年戦争」、北一輝と日本近代の基本的逆説の関連を問う「北一輝問題」など、日本近代史を根底から捉え返すことを試みた論考を集成する。
  • 維新風雲回顧録 最後の志士が語る
    4.0
    吉田東洋暗殺犯のひとり那須信吾の甥。土佐勤皇党に加盟の後脱藩、長州に依り、中岡慎太郎の陸援隊を引き継ぐ。国事に奔走し、高野山義挙に参加、維新の舞台裏をつぶさに語った一級史料。
  • 伊勢神宮の謎
    4.0
    日本最高の神域である伊勢神宮は、謎に満ちた神社だった。なぜ内宮と外宮に分かれているのか? 御神体・八咫鏡とは? 関係者が口外できない心御柱とは? 神域から出られない童女・大物忌とは?……など、伊勢神宮に関するさまざまな謎を追究する一冊!

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  • 異説太閤記 戦国の猿
    完結
    -
    全1巻440円 (税込)
    天下人・豊臣秀吉、野望の生涯!!どん底の中でもがいた末に辿り着いた天下人の玉座――乱世に立身出世を体現した男、豊臣秀吉が往く波乱の生涯!!
  • 一老政治家の回想
    5.0
    新聞『日本』の記者として活躍、犬養毅の知遇を得て政界入り、大正デモクラシー真っ只中にあって犬養を支え、政党政治確立に尽力する。やがて二大政党制の欠陥が露わとなるなか犬養は兇弾に倒れ、政党政治は終焉を迎える……。議会政治の裏側を知り尽くした傲骨の政治家の証言。 〈解説〉筒井清忠
  • 伊藤博文 維新と文明開化
    3.0
    1巻585円 (税込)
    [書籍版巻頭・巻末資料は電子版では未掲載です]伊藤博文は吉田松陰に学び、海外に留学して学問を身につけた。やがて、明治政府の初代首相となって近代化を進め、さらに大日本帝国憲法の制定に力をつくした。まんがで楽しく学べる一冊。
  • 伊庭征西日記 徳川直参の生き様と明治維新
    完結
    5.0
    全1巻440円 (税込)
    時は幕末。武士の世が終わりを告げようとしていた時代。迫り来る変革の波の中、最後まで幕臣としての矜持を守り抜いた武士がいた――。心形刀流の達人・伊庭八郎。結核に身体を蝕まれていた伊庭は、その僅かな余命を徳川幕府に捧げることを決意する。そして親衛隊として将軍の上洛に随行し、血脂の臭いの染み付いた京の町で初めて人を斬った伊庭は……!?
  • 異聞 おくのほそ道
    3.0
    「西行法師の歌枕を訪ねたい」と告げ、弟子の曾良とみちのくへと旅立った松尾芭蕉。その旅には二人の同行者がいた!? 徳川光圀の家臣介三郎と、将軍綱吉の側用人柳沢吉保の密偵すまだ。光圀と吉保は共に芭蕉が相手方の密命を受けていると勘ぐっていた。そして、芭蕉にも、歌枕を訪ねる以外にある目的があった…。「おくのほそ道」をベースに、斬新な発想で描く時代長編。
  • 今さら他人(ひと)には聞けない戦国武将のナゾ
    -
    ◎合戦で死んだ兵士の遺体は誰が片づけたのか? ◎武将たちは甲冑を付けたままで用が足せたのか? ◎上杉謙信はなぜ生涯結婚しなかったのか? ◎毛利元就の「三本の矢」のエピソードは本当か? 大好評「今さら他人には聞けない」シリーズの戦国時代編は、そんな素朴な疑問を徹底解説。ドラマも小説もゲームも、もっと面白くなるウラ情報が満載!

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  • イラスト版けっこうお世話になっている 「日本の神様」がよくわかる本
    -
    名前を聞いたことはあるけれど、どんな神様なのか分からない……。日頃けっこうお世話になっているのに、意外に詳しく知らない日本の神様。 「家族が安全に過ごせますように」、「いい人に出会えますように」、「頭が良くなりますように」など、自分の願いを叶えてくれる神様を知ってこそ、願いは叶うというもの。 本書は10万部を突破した『「日本の神様」がよくわかる本』に、神様をより身近に感じていただくためのかわいいイラストがついてパワーアップ。 困ったときに頼りになる神様が一目でわかるご利益、神社ガイドとお参りの作法から、日本人なら知識として絶対知っておきたい象徴的なエピソードまで、日本の神様が楽しく学べる内容が盛りだくさん。 神社参りのハンドブックとして使うもよし、知識として知りたい神様を勉強するもよし。パワースポット好きの若者から、神社巡りを楽しむ年配の方まで、目で見て、読んで楽しい日本人必携のガイドブックです。

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  • 不法救世主 1巻
    完結
    5.0
    江戸時代中期――長崎に流れついた異国の男の使命は、いつか日の本の国に生まれると予言された“救世主の血脈”を断つことだった!? 男は、長崎丸山で一番の染花太夫と結ばれるのだが…彼等は数奇な運命に巻き込まれていくのだった。篠原烏童の長編・異色オカルト時代劇ロマン!!
  • 岩崎弥太郎と三菱四代
    3.7
    三大財閥中、三百年以上の歴史を持つ旧家の三井・住友に対し、三菱は明治の動乱に乗じて短期間で巨万の富を築いた特異な会社である。坂本龍馬の遺志を継いで海運業を起こし、権謀術数を駆使してわずか五年で頂点を極めた政商・岩崎弥太郎。日本初のビジネス街・丸の内を建設した二代目・弥之助。戦争景気で業績を伸ばし、昭和の大不況を勝ち残った三代目・久弥と四代目・小弥太。時代に即した巧みな経営術と、現在も続く財界随一のグループ結束力で成り上がった一族、岩崎家四代のビジネス立志伝!
  • 陰謀史観
    3.6
    誰が史実を曲解し、歴史を歪めるのか? そのトリックは? 動機は? 明治維新から日露戦争、田中義一上奏文、張作霖爆殺、第二次世界大戦、東京裁判や占領政策、9・11テロまで、あらゆる場面で顔を出す「陰謀史観」を徹底検証。またナチス、コミンテルン、CIAの諜報や、ユダヤなどの秘密結社、フリーメーソンと日本の関係も解明する。日本史に潜む「からくり」の謎に、現代史研究の第一人者が迫る渾身の論考。

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  • ウェストンが来る前から、山はそこにあった 地元目線の山岳史
    -
    日本の山岳界でひんぱんに使われる「近代登山」という言葉。「近代登山の父とされるW・ウェストンから、日本の登山は始まった」という風潮に異を唱える山岳ジャーナリストの著者が、人類の出現以来繰り返されてきた登山と山岳の歴史を、地元目線で掘り起こした意欲作。演出された「山」の虚像を崩しながら、信州では常に身近にあった「山」と、その山岳観をつづる。【内容】第1章 信州教育の傑作、学校登山/第2章 山街道・乗越・湯道/第3章 開山伝承 未開の二題/「山」の虚像を演出した2人/第5章 山の実業家/第6章 山の既得権、入会と水利/第7章 山人評伝/第8章 山学彩々
  • 上杉謙信は女だった
    4.0
    上杉謙信の女性説を唱えた小説。川中島の戦いで名高い上杉謙信と武田信玄の、生いたちから合戦に至るまでの事情を描きつつ、謙信が女武者であったことを史料を踏まえて検証した小説。 「川中島合戦の真相」をはっきりさせたものとしては、これが空前絶後の労作ということになろう<中略>「真実とは何か、それはどうしたらつかめるのか」といった命題のもとに苦労して調べ上げ書かれたもので、なにしろ読んで面白すぎる欠点からして、その本質まで可笑しがって頂いては、困るし悲しい・・・。(あとがきより)

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  • 上杉鷹山の師 細井平洲
    3.7
    借財、なんと十数万両。破綻間際の米沢藩に迎えられた若き藩主、上杉鷹山は、倹約を徹底し財政改革に取り組む。しかし因習にまみれた藩の改革は並大抵のことではない。鷹山を支えたのは「治者は民の父母であれ」という、師の細井平洲の教えであった。「恕――大切なのはやさしさと思いやり」等、日本人の美しい心を愛した“へいしゅうせんせえ”の言葉の数々。困難なときにこそ読みたい感動の一冊。
  • 浮世のふくろう
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    とある事情で武士から春画の浮世絵師になった森本好助。女好きでスケベだが人一倍情に厚い正義漢でもある。許婚の美久と一緒に困っている人達を助けるべく今日も好助は奔走する!
  • 嘘だらけの日中近現代史
    4.4
    「そもそも中国は近代国家ではありません。近代国家の尺度で中国を判断するから見誤るのです」。――気鋭の憲政史研究者が「嘘にまみれた中国」の正体を明かす。

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  • 嘘つきは殿様のはじまり 1
    完結
    4.2
    江戸時代。 幼馴染みの少女がお家存続のため殿様となる“大嘘”を守るため、 腰抜けの少年は侍となる… 『マコトの王者』の福井あしびが描く 嘘か真か青春時代劇、第1巻!!
  • 詠う! 平安京1巻
    完結
    3.4
    全6巻618~628円 (税込)
    【平安貴族は、和歌(うた)で戦い和歌で落とす!】 中学生・定家は修学旅行で訪れた京都で、平安時代へとタイムスリップしてしまう。そこで出逢ったのは、平安最強のプレイボーイ・在原業平だった…!? (C)2012 Shin Mashiba
  • 海に漂う神々 世阿弥が伝えた古代史の真相
    -
    ■内容紹介 能楽の聖典とされる『風姿花伝』には猿楽の歴史も記されている。そこでは天細女命やお釈迦様、聖徳太子といった歴史上のスーパースターが猿楽の起源に関わった人物として登場するために、長い間猿楽の地位向上のためのこじつけだと見なされてきた。しかしながら『古事記』『日本書紀』その他の史料を精査していくとあながち無理な理屈づけでもないことがわかってきた。そればかりでなく、『風姿花伝』にはこれまで誰にも知られていなかった歴史の真実が記されており、非常に重要な史料としての側面も持っていることが明らかになった。そのひとつが謎の多い古代豪族として知られる秦氏の正体である。平安京建都を支えひっそりと歴史の闇に消えて行った秦氏を『風姿花伝』をもとに検証すると、秦氏のみならず古代史の大事件の数々がこれまで考えられてきたものと全く違う様相を見せたのである。『風姿花伝』を芸能論ではなく歴史書として追究した画期的な書。 ■著者紹介 中村 真弓(なかむら まゆみ) 昭和29年11月生まれ。昭和52年3月、東京大学卒業。若い頃から日本の古代史、古典文学、仏教、さらに能などに関心を持つ。特に弘法大師に関する研究を中心にして、さまざまな分野を横断的に楽しんでいる。定説や常識を鵜呑みにすることを嫌い、原典に依って確認することを心掛けている。

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  • 海の翼 エルトゥールル号の奇蹟
    4.2
    「エルトゥールル号の恩返しですよ」――イラン・イラク戦争の最中の昭和六十年、フセイン大統領が、四十八時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃を宣告。日本政府が救援機を出せない中、イランに取り残された二百人以上の日本人救出に動いた国があった……。そのトルコ政府の英断の裏に秘められた、明治二十三年の「エルトゥールル号遭難事件」とは。百年の時空を超えた日本とトルコの友情を描く感動の歴史長編。

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  • 海の特攻「回天」
    3.7
    第二次大戦の末期、人間魚雷「回天」に搭乗し必死の出撃をした青年達がいた。若き特攻隊員が命を賭して守りたかったものは何か。手紙や証言を通して、彼らの一途な想いと覚悟の本質に迫る感動のノンフィクション。
  • ウラ読み「古代史の謎」77
    -
    2005年11月、奈良県明日香村の甘樫丘付近で、7世紀の建物跡が発見された。『日本書紀』によると、この地に邸宅をかまえていたのは蘇我蝦夷・入鹿親子となっている。今回発見された建物跡は、「谷の宮門」といわれた蘇我入鹿の邸宅である可能性が高いとされる。日本の古代は現存する史料が少ないため、このように、一つの発見や発掘が史実を浮き彫りにし、また歴史を大きく変える可能性を常に秘めている。本書は、いまだ明らかにされていない古代史上の謎を集めたものである。記紀神話時代、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代に分けて合計77の謎にアプローチする。日本の古代は、どの時代も謎に満ちている。そのため、私たちが教科書で教えられた事柄のいくつかが変わっているように、今知っている古代の常識も、いつ根底から覆されることになるか分からないといえる。古代の面白さを再認識させてくれる書である。

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  • 雲竜奔馬1
    完結
    4.0
    嘉永6年6月3日、300年に及ぶ鎖国の扉を打ち破るべく、4隻のアメリカ艦艇が波涛を蹴立てて迫ってきた。黒船来航である。この報を受けた坂本竜馬は一路、品川土佐藩邸に向かうが!? 「コミックトム」で連載されていた『風雲児たち』の連載終了後、新雑誌「コミックトムプラス」において坂本龍馬を主人公とする本作が再開された。
  • 英傑の日本史 上杉越後死闘編
    3.8
    乱世を「義」に生きた武将・上杉謙信、上杉景勝の右腕として御家騒動や徳川家康の脅威に抗した名家老・直江兼続など、川中島から関ヶ原へ向かう戦国の世を駆け抜けた個性豊かな男たちと、越後軍団の生き様に迫る!
  • 英傑の日本史 風林火山編
    4.7
    戦にも民政にも才を発揮した武田信玄、長く存在を否定されてきた軍師・山本勘助、父の仇に嫁した諏訪御料人――。戦国きっての豪傑・武田家臣団の生き様から、史料では読み解けない、乱世を生きた人々の実像に迫る!
  • 英傑の日本史 坂本龍馬編
    3.0
    坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだす!
  • 英傑の日本史 敗者たちの幕末維新編
    -
    会津藩はなぜ「朝敵」となったのか。戊辰戦争の悲劇はなぜ起こったのか。松平容保、山川浩、松江豊寿ほか苦難に立ち向かった敗者たちの生涯から、勝者の視点を中心に語られる幕末史に斬り込み歴史の真相を問い直す!
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編
    4.0
    「本能寺の変」で得をした前田利家、徹底して秀吉に逆らい「悪人」となった佐々成政、信長を残忍な男に変えた浅井長政――。波瀾に満ちた男たちのドラマに迫り、勝者が敗者を書き記す歴史の虚実を読む!
  • 江戸剣客遊戯 一 侍ふたり、跳ねて候
    3.0
    大名笠原家の江戸詰めの柊虎之介兼信は、主君から呼び出され「わしの四人目の男子を守ってくれ」と懇願される。おりしも嫡子が病没して家中では派閥争いが苛烈を極める中の密命。虎之介は渋々動き出すのだったが……
  • 江戸小咄散歩
    -
    粋な江戸っ子たちは、実際にどんな生活を送っていたのか? 当時の生活風景を映し出す小咄や川柳を引きながら、由緒ある江戸の町名ごとに市井の様子をよみがえらせる。現住所も併記し、江戸に思いをはせながら散歩するのに最適な一冊。

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  • 江戸人のこころ
    -
    親に小遣いをねだる御殿女中、家族をいたわる赤穂浪士、遊びほうける息子を叱る大名、ささやかな願いをかなえたい天皇――。日々の暮らしの中で書かれた手紙を読み解き、「江戸人」のこころの奥に迫る。
  • 江戸ちえ
    4.3
    江戸ちえってすごい!◎第1章 水と米/節水してみよう/米のとぎ汁の活用法/米ぬかを使ってみよう/塩・こしょう・とうがらし/灰や重曹でお掃除!/臭みを消すお酢 ◎第2章 たべもの/薬だった梅干し/万能!大豆食品・・・江戸の知恵は現代で使えます。節水の方法、暑い夏・寒い冬の乗り越え方、お肌つやつやになる方法、免疫力アップ、除菌、ダイエットから美味しく魚を焼く方法まで、時代の流れとともに消えるには惜しい、たくさんの知恵が江戸時代にはあります。この本では、たくさんある知恵のうち、いろいろ試してみて効果があったもの、面白かったものをマンガにしてみました。江戸コラムも楽しめます。
  • 江戸っ子と助六
    3.0
    将軍・大名から無宿人まで、多様な人間が集まった江戸。荒々しい気風の新興都市が成長していく中で、江戸で生まれ育ったことにこだわりを持つ人々が増え、「江戸っ子」の美意識が醸成されていった。意気地や張りが信条の江戸っ子に愛されたのが、歌舞伎の助六だ。黒羽二重に紫鉢巻に剥き身の隈取り、蛇の目傘を手に颯爽とした立ち姿と、粋なせりふ……。助六という芝居の面白さをひもときながら、江戸っ子像に迫る。

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  • 江戸っ子の意地
    4.0
    徳川幕府が倒れた明治維新。それは、時代劇でお馴染みの与力や同心たちなど、大量の徳川家家臣=幕臣たちの失業を意味した。しかし彼らは、そのまま負け組として消えてしまったわけではない。新政府への反骨を胸に秘めながら、政界、言論界、実業界などで多くの「元幕臣」たちが頭角を現し、日本の近代化を下支えしていく。そして明治中期には、自分たちを育んだ「江戸」を後世へ伝える活動を立ち上げるのだ。薩摩・長州藩を主役とする従来の歴史叙述では描かれることのない、新たな幕末維新史。【目次】プロローグ/第一章 江戸町奉行所の最後の日/第二章 江戸の解体/第三章 東京府の混乱/第四章 幕臣たちの巻き返し/第五章 町奉行所OB会の結成/エピローグ
  • 江戸のお裁き 驚きの法律と裁判
    3.0
    「風を引くと定額給付金」「遠山の金さんはウソ」「鼠小僧は本当に義賊だったのか」――。数々の珍令や奇令、治安組織や刑罰の仕組み、驚きの事件や裁判から、江戸の不思議と魅力を読み解く。
  • 江戸の外交戦略
    -
    1巻1,408円 (税込)
    江戸幕府は、中世以降の中国の冊封体制から離れ「四つの口」(松前、対馬、薩摩、長崎)を中心に独自の国家外交を展開していた。「鎖国」という外交戦略がもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。
  • 江戸の大名 人物列伝
    2.0
    藩祖としてたたえられた英雄、遊女に走って隠居させられた大名、経営をそっちのけで趣味に明け暮れた大名…。それぞれの人は様々な生き様を見せている。江戸時代の86人の大名を取り上げ、その人のエピソードを中心に紹介。

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  • 江戸の貧民
    3.8
    弾左衛門、車善七、乞胸、虚無僧、香具師など「身分外」に生きた実力者たち……。彼らの足跡を求めて、上野・浅草・吉原を歩く、「帝都」「中世」に続く「貧民」シリーズ第3弾! 都市機能が充実し、独自の文化を醸成した江戸に暮らした数々の「貧民」たち。差別にあいながらも、直向きに生きた人々の生態を克明に描き出す!
  • 江戸の模様(1)総集
    -
    1~3巻2,200~2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代の染織工、金工、木工、漆工、陶工のためのデザイン集。1巻は江戸初期の諸大家の工夫になる文様を集めた『古代模様式図考』(明治34)より収録しました。
  • 江戸の賄賂
    -
    江戸は賄賂の温床であった。それは家康以来の大名分断政策によるところが大きいが、贈り物は一種の「ごあいさつ」、美風とさえ考えられていた。老中としては権勢をほしいままにした田沼意次、公共事業で偉大な業績を遺した河村瑞賢らの論理と方法を紹介し、贈る側の「美学」・貰う側の「理屈」を分析する。今も昔も清と濁の繰り返し。江戸を語りながら現在(いま)を照らす。
  • 江戸博覧強記 改訂新版 江戸文化歴史検定公式テキスト【上級編】
    4.0
    「江戸文化歴史検定」1級受検者向けの唯一の公式テキストで、『大江戸見聞録』のランクアップ版です。本文にはふんだんにトリビア的情報を盛り込みました。 ※フィックス型EPUB157.1MB(校正データ時の数値) 【ご注意】※この作品は一部カラーです。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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  • 江戸名所図屏風を読む
    4.0
    かぶき者たちと遊郭の賑わい、船遊びや湯屋の遊興・歓楽的な景観、一邸だけ描かれた武家屋敷・向井将監邸と家紋。近世初期風俗画のさまざまな謎から、屏風の注文主と制作時期を割り出す見事な歴史推理を読む。
  • 江戸を楽しむ! 絵ときなぞなぞ 判じ絵から昔の日本が見えてくる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「判じ絵」とは、絵から推理して答えを導く、江戸時代の「目で見るなぞなぞ」です。「問題」となっている絵は、そのほとんどが「答え」とはまったく関係がないことが多く、絵の読み方から推理しないといけません。しかし、判じ絵は江戸名所だの草花だのというように、特定のジャンルごとにまとまった一枚の絵で構成されているので、答えが想像しやすくなっています。本書では、さまざまな判じ絵の中から、現代の子どもたちでもチャレンジしやすいものを厳選し、出題しています。判じ絵には、いくつかのルールやパターンが一応はありますが、厳格な決め事のようなものはあるようでないようなところがあり、それこそが判じ絵の面白さでもあります。本書に掲載しているジャンルは、「身近な動物」「植木」「鳥」「家の中にあるもの」「料理」「おもちゃ」「虫」「海にいる魚」「野菜」などです。これが解けたら、あなたも江戸博士!? 小学生から大人までが楽しめる一冊。
  • 縁切り屋要介人情控(一)
    -
    冬木要介は、かつては内与力も勤めた元旗本家臣。だが今は浪人で、怪しい裏稼業を手掛けている。依頼を受けて男女を別れさせる縁切り屋だ。大金を稼ぐことを目論んで、要介は今日も縁切り屋として暗躍する。
  • 焔色のまんだら
    完結
    5.0
    天正十年(1582)六月、織田信長が横死── 戦国の世を驚愕させた大事件の裏で、己の新たな道を見いだした一人の男がいた。 男の名は長谷川等伯。 能登の仏画師だった彼は、一念発起して京に上ったものの、当寺最高峰の絵師・狩野永徳から弟子入りを断られ挫折……うだつの上がらない日々を送っていた。 しかし「本能寺の変」の際、燃え落ちる安土城の中に決死の覚悟で潜り込み、永徳の最高傑作である絵の数々を目の当たりにした等伯は衝撃を受け、改めて絵師としての高みを目指すことを決意したのであった。 挫折と栄光、そして喪失…… 男がその先に見た風景とは──
  • エンジニール 鉄道に挑んだ男たち (1)
    完結
    3.0
    明治時代─―それは日本の鉄道黎明期。 鉄道院工作課長の島安次郎と、凄腕の機関手の雨宮哲人がそれぞれの信念のもと、日本の鉄道のさらなる高みを目指す。 鉄道漫画の秀才・池田邦彦が描く明治浪漫が満載の第1巻!!!

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