維新風雲回顧録 最後の志士が語る

田中光顕

吉田東洋暗殺犯のひとり那須信吾の甥。土佐勤皇党に加盟の後脱藩、長州に依り、中岡慎太郎の陸援隊を引き継ぐ。国事に奔走し、高野山義挙に参加、維新の舞台裏をつぶさに語った一級史料。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: 河出書房新社
• 掲載誌・レーベル: 河出文庫
• 電子版発売日: 2015年08月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

氷川清話、新撰組顛末記と並んで読みつがれるべき一冊であった。自分は半分が土佐人の血であるから、より土佐人の視点を楽しむことができた。何より、土佐の志士達の活躍や胸中を知れたのは嬉しかった。昨今は坂本龍馬を歴史の教科書から消すだとか言われているが、何を馬鹿なことを、と改めて認識させてくれた田中光顕に感謝である。

[ブクログ · ★★★★☆]

高杉を崇拝している人から見た「高杉晋作」というものを見たくて読んだ
当時の高杉晋作や土佐藩のことなども分かって、貴重な資料だと思う
高杉晋作、武市半平太好きは一度読んでおいても損はないと思う