プロフィール

  • 作者名:興津要(オキツカナメ)
  • 生年月日:1924年04月21日
  • 出身地:日本 / 栃木県

早稲田大学文学部国文学科卒。『古典落語』、『江戸小咄散歩』など数多くの著書がある。

作品一覧

  • 花暦八笑人(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻298~660円 (税込)
    登場いたしまするは、花のお江戸の道楽者8人衆。飛鳥山の花の盛りに花見の客をおどろかそうと、あれこれ趣向をこらし、工夫を仕込んでの茶番劇。ところが、何をやらせてもドジな面々のこと、とんだ騒動が持ちあがって……。駄洒落の連発、地口のかけ合い、息もつかせぬ怒濤の笑い、一気に読ませる江戸期滑稽本の粋。<上下巻>
  • 妙竹林話 七偏人(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻300~660円 (税込)
    顏そろえたる7人ののらくら者。さて、しでかすはヘマばかり。傑作滑稽本の初校注書。笑いうずまく傑作滑稽読物、初の校注本――花のお江戸のめでたい正月に、竹林の七賢のむこうを張って、顔をそろえた7人衆。ただしこちらは、妙竹林の七偏人で、することなすこと、人を食ったおかしなことばかり。半可通の大愚をからかって、こののらくら者の面々が、さて、どんな大騒動をまきおこすやら……。笑いの宝庫、江戸期滑稽本の傑作。<上下巻>
  • 東海道中膝栗毛(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻298~660円 (税込)
    江戸者の弥次郎兵衛と喜多八の、少し品は悪いが気の良い憎めない小悪人が展開する、東海道の道中記。主人公の演じる失敗談におりおりの狂歌、各地の風俗、奇聞を織り込んで抱腹絶倒の旅はつづく。この滑稽本の名作を読み易くするため工夫配慮し、図版なども出来うる限り多数とりいれ、忠実に翻刻した。発端より四編下まで収録。<上下巻>
  • にっぽんジョーク集 金にうらみは…の巻
    値引きあり
    -
    1~2巻398円 (税込)
    抱腹絶倒から、くすりニヤリまで。笑っちゃおう、思う存分。これがきわめつけ笑話集! 健康のため、笑いすぎに注意しましょう――「おかみさん、ゆうべはたいへんな地震だったね」と言えば、女房、顔を赤くして……(「ゆうべの地震」より)。現代ユーモアの原点、笑いのふるさと、江戸の小咄。そのなかでもとびきり面白い噺ばかりを、当時の笑話本182種からよりぬいた、きわめつけジョーク集。爆笑微苦笑愉快爽快の全803編、全2巻。
  • 江戸小咄
    値引きあり
    4.0
    時代の性格とニュースを知る上に貴重な文献であり、世相と一般の生活を如実にあらわしているといわれる咄本。江戸後期の咄本15冊を各種の原本にあたり、完璧な形で編集した好著――古典落語の原話として広く知られる咄本は、日本人の笑いの無尽蔵の大鉱脈であるが、また、その時代の世相を如実に映しており、庶民の生活を見る上での貴重な文献でもある。本巻では、現代人の感覚にもよく通じる江戸後期の作品群を主としてとりあげ、原文のまま紹介するものである。各編、解説、訳注を付す。<全2巻>
  • 古典落語
    値引きあり
    4.1
    「さんまは目黒にかぎる」、「いまなんどきだい?」、「寿限無寿限無……」――。人情の機微、人生の種々相を笑いの中にとらえ、庶民の姿を描き出す言葉の文化遺産・古典落語。本書は明治~昭和の速記本をもとに、先人の名人芸によって磨き上げられ、伝えられてきた至高の話芸を、完全に再現する。「目黒のさんま」、「時そば」、「寿限無」など、厳選された21編を収録。
  • 江戸食べもの誌
    3.5
    1巻836円 (税込)
    川柳、滑稽・艶笑文学、落語にあらわれた江戸人が愛してやまなかった代表的な食べものに関するうんちく話。四季折々の味覚にこめた江戸人の思いを今に伝える。
  • 江戸小咄商売往来(上)
    -
    好評の「江戸小咄春夏秋冬」の続編。この上巻は《季節を売る》で、江戸の名物でもあったさまざまな行商人を正月の「扇売り」「宝船売り」から年末の「ふぐ売り」まで21編を収める。
  • 古典落語(選)
    値引きあり
    3.0
    学術文庫の好評ロングセラー『古典落語』正編、続編に続く第三巻。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれてきた落語。古典といわれる噺の数々は、人情の機微、人生のひとこまを笑いの中にとらえ、庶民の姿を描き出す、言葉の文化遺産といえるだろう。明治・大正・昭和期の速記本をもとに、20篇を完全再現収録。(講談社学術文庫)
  • 大江戸長屋ばなし
    -
    江戸庶民のほとんどが住んでいた長屋。大家は親も同然といわれ、入居希望者の人柄の見極めに始まり、夫婦喧嘩の仲裁冠婚葬祭の仕切りまで、店子たちの世話を焼いていた。一方、店子は年に一度の井戸浚いや、煤払いなど、季節の行事の取り決めを守りつつ貧しくも長閑に暮らしていた。そんな江戸っ子の日常を小咄、落語に絡めて活写する一冊。

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  • 大江戸商売ばなし
    4.0
    1巻775円 (税込)
    「玉や玉屋」とさぼん玉売り、石見銀山鼠取り。季節の雛売り、朝顔売り。鍋釜直す鋳掛屋など。棒振り商いから大店、大道芸に至るまで、江戸の町はあらゆる商売で賑わっていた。江戸っ子たちの売買は軽快な掛け合いで、時に人情が溢れでる。気の利いた川柳や流行の小咄が当時の活気を今に伝える、読めば江戸の日常が脳裏に蘇る楽しい一冊。

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  • 江戸小咄散歩
    -
    1巻900円 (税込)
    粋な江戸っ子たちは、実際にどんな生活を送っていたのか? 当時の生活風景を映し出す小咄や川柳を引きながら、由緒ある江戸の町名ごとに市井の様子をよみがえらせる。現住所も併記し、江戸に思いをはせながら散歩するのに最適な一冊。

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  • 大江戸商売ばなし 庶民の生活と商いの知恵
    -
    1巻569円 (税込)
    季節を運ぶ朝顔売りから日々の物売り、そして銭湯、髪結床や名店・老舗、さらに街の芸人まで、江戸庶民の生活を支えた商いの風景とは……。リサイクルからエンターテインメントまで、多種多様な江戸のビジネス事情を人情話とともに描き上げる。本書には、現代にも通じる商人の心意気や名店の誇りなど、商売繁盛のヒントが数多く紹介されている。

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  • 江戸の笑い
    値引きあり
    3.7
    1巻632円 (税込)
    短い話のなかにユーモアがぎっしりつまっている小咄。「落とし咄」と呼ばれていた笑いの宝庫、落語。江戸時代のコミック、黄表紙。俳句・短歌とおなじ字数で、人生のよろこびとおかしさをうたった川柳・狂歌。笑いを楽しむ心がうんだ読みもの満載! 笑い、また笑いの1巻。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 江戸小咄春夏秋冬 夏の二
    -
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、5つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 江戸小咄春夏秋冬 夏の一
    -
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、5つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 江戸小咄春夏秋冬 秋
    -
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、5つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 古典落語(上)
    値引きあり
    4.3
    人情の機微を、人生の種々相を笑いの中に捉えて、生きた庶民の歴史を語る伝統話芸、古典落語。それは、市井のスケッチであり、庶民の声でもあった。ここに収録する各作品は、先人が心血を注ぎ、みがきぬかれた芸の香気を伝える代表的名作ばかりである。本巻収録作品32編。全六巻。
  • 江戸小咄春夏秋冬 冬の二
    -
    1巻220円 (税込)
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、五つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 江戸小咄春夏秋冬 冬の一
    -
    1巻220円 (税込)
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、五つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 江戸小咄春夏秋冬 春
    -
    1巻242円 (税込)
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、五つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 江戸小咄春夏秋冬 新年
    -
    1巻242円 (税込)
    江戸小咄を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の、五つの季節にふさわしい129の話題にそって分類。小咄、川柳を中心にすえ、季節の風物・事物・場所・言葉にまつわる来歴をまじえて、親しみやすく書き下ろした歳時記ふうの好読み物。艶笑ばなしあり、軽口あり。

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  • 古典落語

    Posted by ブクログ

    いわゆる古典落語のネタを、文章として載せている。やはり、語り継がれるネタは洗練されており、読んでいるだけで笑いが込み上げてくる。

    0
    2016年02月14日
  • 江戸の笑い

    Posted by ブクログ

    200年以上平和だったという江戸時代。
    笑いも呑気で、洒落っ気を感じます。
    そんなお笑いが好きな私にとって、
    「平和っていいな」と思える本でした。

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    2015年02月14日
  • 古典落語(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大手チェーン店ではない“ザ・古書店”を物色中に発見。
    しかも昭和47年発行の第4刷なので定価が340円!中古で250円!
    迷わず上下巻を購入しました。すっごい得した感じ。

    『美味しんぼ』の落語ネタとか、北村薫の「円紫さんと私」シリーズとか、古典落語の知識持ってる人ってかっこいいなあと常々思ってまして。あと、自分でも忘れかけてたけど、一応学生時代の専門が古文だったし。笑点とか好きだし。

    そんな訳で、古文だろうが歴史的仮名遣いだろうがかかってきやがれ的なテンションで臨んだ本書だったのですが、明治大正昭和の落語家の速記本が元になっているので、現代的なアレンジがチラホラ。実に読みやすい。
    しかも、

    0
    2014年01月13日
  • 古典落語

    Posted by ブクログ

    興津先生の最後の教え子です。落語も遊びもお酒も…本当にいろんなことを教えて頂きました。心よりご冥福をお祈りします。

    0
    2012年10月26日
  • 古典落語

    Posted by ブクログ

    落語を知らない人もきっと楽しめる!
    やっぱり一話一話が短いので、気疲れせずに読み進められます。
    解説もついていて◎

    0
    2012年06月08日

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