興津要のレビュー一覧

  • 古典落語

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    いわゆる古典落語のネタを、文章として載せている。やはり、語り継がれるネタは洗練されており、読んでいるだけで笑いが込み上げてくる。

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    2016年02月14日
  • 江戸の笑い

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    200年以上平和だったという江戸時代。
    笑いも呑気で、洒落っ気を感じます。
    そんなお笑いが好きな私にとって、
    「平和っていいな」と思える本でした。

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    2015年02月14日
  • 古典落語(上)

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    ネタバレ

    大手チェーン店ではない“ザ・古書店”を物色中に発見。
    しかも昭和47年発行の第4刷なので定価が340円!中古で250円!
    迷わず上下巻を購入しました。すっごい得した感じ。

    『美味しんぼ』の落語ネタとか、北村薫の「円紫さんと私」シリーズとか、古典落語の知識持ってる人ってかっこいいなあと常々思ってまして。あと、自分でも忘れかけてたけど、一応学生時代の専門が古文だったし。笑点とか好きだし。

    そんな訳で、古文だろうが歴史的仮名遣いだろうがかかってきやがれ的なテンションで臨んだ本書だったのですが、明治大正昭和の落語家の速記本が元になっているので、現代的なアレンジがチラホラ。実に読みやすい。
    しかも、

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    2014年01月13日
  • 古典落語

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    興津先生の最後の教え子です。落語も遊びもお酒も…本当にいろんなことを教えて頂きました。心よりご冥福をお祈りします。

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    2012年10月26日
  • 古典落語

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    落語を知らない人もきっと楽しめる!
    やっぱり一話一話が短いので、気疲れせずに読み進められます。
    解説もついていて◎

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    2012年06月08日
  • 古典落語

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    明治・大正・昭和の速記本をもとに、選りすぐりの有名かつ代表的な古典落語が21話収録。

    現在でも、寄席でよく喋られる演目ばかり。
    世代を問わず、読んでおいて、手元に置いておいて損はない1冊。

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    2012年03月21日
  • 古典落語(続)

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    巻末の「落語家、名人・奇人伝」の二代目蝶花楼馬楽が気になる。

    やぶれかぶれの風流生活
    吉井勇とも親交あり

    要チェック!

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    2011年05月22日
  • 古典落語(下)

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    久々に帰った実家の押入れから、父さんがひっぱり出してくれた。

    巻末の解説がためになる。
    「転宅」の「えっ、転宅(洗濯)、道理でタライがでていた」という転宅(洗濯)オチを聞いてみたい。明治になって、引越しを漢語で転宅というのが流行したそうな。

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    2011年02月11日
  • 古典落語(上)

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    速記本を元に古典落語を文字にして集めた本。分厚い文庫本なのですが、これが「上」、「下」、「続」、「続々」、「続々々」「大尾」と全六冊(「大尾」なんて、このシリーズでしかお目にかかったことがないのですが)。古典落語の主だった話はこれで知りました。特に誰の口演を元にしているといった記述はないのですが、後になってCDなどで聞くと「ああ、この人のを元にしていたのかなぁ」と思うこともあり。今はもう絶版のようですが、講談社電子文庫にすべてが、また、講談社学術文庫に一部が収録されているようです。

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    2011年07月15日
  • 古典落語

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    読んではにやけ読んではにやけ。
    青菜とか目黒のさんまとか、食べ物がかかわる話が好き。
    では弁慶にしよう!

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    2009年10月04日
  • 古典落語(続々々)

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    続々々で4巻目だが、まだまだお馴染みの噺が続く。古典落語の世界は豊饒だ。巻末の「新作落語史」も興味深い。

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    2009年10月07日
  • 古典落語(続々)

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    江戸25篇、髪型7篇。まだまだ有名どころの噺が並ぶ。最近高座にかかりにくい噺も多少あるが、どれもお馴染み。付録のステテコの円遊、盲の小せんの評伝は読み応えがあって貴重。

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    2009年10月07日
  • 古典落語

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    実家にあったのでむかーしから何度も読んでいる。
    おもしろくて楽しい。
    何度も笑いました。
    いまでも大切な本です。

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    2009年10月04日
  • 古典落語(上)

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    明治・大正・昭和の速記本から編集って、誰のをもとにぐらいは書いておいて欲しかった。収録されていた話で印象的だったのは…

    *「長屋の花見」 長さんはここからドリフのコントを生み出したのだ。
    *「寝床」 藤子不二雄先生はここからジャイアンリサイタルのネタを生み出したのだ。
    *「短命」 日野市のNさんの高校時代落研の持ちネタ。あなた高校の時からそんなキャラやったんか!
    *「芝浜」 何度読んでも、聞いてもこの噺は泣けるなぁ。
    *「たがや」 「落語のピン」でこの噺をしたのは、えーっと、忘れました。とても印象的だったのだが。



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    2009年10月04日
  • 古典落語

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    ある男が蕎麦を食べて、お会計。16文。男は小銭を「1,2,.. 8」と数えたところで、男「いま何時だい?」、蕎麦屋「9時です」、男「10, 11..」。1文をごまかして支払った。これを見ていた頭の弱い与太郎。男と同じように会計をごまかそうと、別の蕎麦屋で、「1,2...8」と数え、与太郎「いま何時だい?」、蕎麦屋「4時です」、与太郎「5, 6..」。4文損をした。『時そば』

    ある夫婦に男の子が生まれたが、名前がまだ決まっていない。そこで和尚に縁起のいい名前を付けてもらうことに。和尚「寿限無はどうか。寿命限り無し」。和尚は次々に縁起のいい名前を提案していく。夫婦は1つを選ぶことができず、すべて

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    2023年12月16日
  • 古典落語

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    古典落語の名作とはいえ知らない噺もあるので、改めて文章で味わうのも良い。
    だけどやっぱり表情、仕草、口調などがあってこその落語なので、あくまで予習復習のための一冊ですね。

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    2020年03月30日
  • 大江戸商売ばなし

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    タイトル通り、江戸の商売を紹介する本。
    直接当時の姿を見ることはできないが、明治の随筆や江戸に流行った物語、落語等からできる限り実際の様子を伝えようとしており、非常に参考になった。
    普段あまり馴染みのない落語や川柳の引用が多かったのに、難なく読むことができたのは、筆者の説明の良さゆえだろうか。
    この手の本には「昔はよかった」という論調が多いが、それがあまり主張されていなかったのも良かった。

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    2015年09月02日
  • 江戸食べもの誌

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    江戸の味について、「いまものこる江戸の味」、「いまはむかし江戸の味」、「江戸の味・余滴(諺・俗説等)」の3章にわたり、川柳、小噺を題材として案内する。落語にも出てくる幾世餅等、失われた味を味わってみたくなった。旺文社文庫、朝日文庫版につぐ3度目の文庫化で、江戸に関する本の定番のようだ。

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    2012年02月16日
  • 古典落語(上)

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    落語好きな父親の部屋から拝借。寝る間に一つずつ読んでいます。
    ラジオでよく聴かされていたので、知っている話も多かった。
    有名な「まんじゅうこわい」「目黒のさんま」「時そば」もあり。

    やっぱり文字だけでは面白さの6割くらいしか伝わらないもんだなー。噺家さんの芸で楽しみたい。

    上巻なので、下巻はもちろんのこと、続、続々と続いているようです。日本の笑いをゆっくり確認できる、いい本です。

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    2011年11月19日
  • 古典落語(上)

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    くやしい。でも。くっくっく。
    マンガを読みながらくすくす笑うのは結構いるけど、文庫読みながら何度か笑ってしまった。
    くやしい。でも。

    おもしろいのはもちろんだけど、言葉ならではの想像力もさすが。
    北海道の寒さで凍らせた火をぱりんぱりんと折るのもなかなかだけど、おはようございますという挨拶も凍るので、凍ったあいさつを5、6本ほど土鍋で火にかけて溶かすと、おはようございます!と大きな声が再生されるとか発想がやわらかい。

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    2011年09月04日