あらすじ
伝統と先人のみがきぬかれた名人芸によってささえられ、うけつがれてきた国民の文化的遺産、古典落語の真髄をここに再現。「寿限無」「転宅」「そこつの使者」「らくだ」など本巻収録作品30編はいずれも明治、大正、昭和の三代にわたる名人落語家の速記本を基に編集した全篇ノーカットの完全な笑いのテキスト。
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Posted by ブクログ
久々に帰った実家の押入れから、父さんがひっぱり出してくれた。
巻末の解説がためになる。
「転宅」の「えっ、転宅(洗濯)、道理でタライがでていた」という転宅(洗濯)オチを聞いてみたい。明治になって、引越しを漢語で転宅というのが流行したそうな。
Posted by ブクログ
速記古典落語のスタンダード。取敢えず落語の筋はこのシリーズで勉強できる。「らくだ」「子別れ」など定本となるだろう。読んで面白いものを集めたとのことだが、本当に面白いし、今では珍しい噺もある。