【感想・ネタバレ】大江戸商売ばなしのレビュー

あらすじ

「玉や玉屋」とさぼん玉売り、石見銀山鼠取り。季節の雛売り、朝顔売り。鍋釜直す鋳掛屋など。棒振り商いから大店、大道芸に至るまで、江戸の町はあらゆる商売で賑わっていた。江戸っ子たちの売買は軽快な掛け合いで、時に人情が溢れでる。気の利いた川柳や流行の小咄が当時の活気を今に伝える、読めば江戸の日常が脳裏に蘇る楽しい一冊。

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Posted by ブクログ

タイトル通り、江戸の商売を紹介する本。
直接当時の姿を見ることはできないが、明治の随筆や江戸に流行った物語、落語等からできる限り実際の様子を伝えようとしており、非常に参考になった。
普段あまり馴染みのない落語や川柳の引用が多かったのに、難なく読むことができたのは、筆者の説明の良さゆえだろうか。
この手の本には「昔はよかった」という論調が多いが、それがあまり主張されていなかったのも良かった。

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2015年09月02日

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