語って作品一覧

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  • 柄谷行人対話篇1 1970-83
    3.0
    1969年に「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」が第12回群像新人文学賞評論部門当選作となり、文芸評論家としての執筆活動をスタートした柄谷行人氏は様々な相手と刺戟的な対話をおこなってきた。本書ではこのうち気鋭の文芸評論家として活躍していた1970年から『探究』連載開始前年の1983年になされた7篇を精選。現在は思想家としての執筆・発言が主な活動となっている柄谷氏が当時どのような知識人に関心を抱き、どのように語ってきたかあらためて知ることは、現代の社会を行きていくうえでも重要な道標となるであろう。柄谷ファンに限らず、知的刺戟を求める読者必読の書。 第一弾は、吉本隆明、中村雄二郎、安岡章太郎、寺山修司、丸山圭三郎、森敦、中沢新一。
  • からっぽのアイネ 1
    完結
    4.0
    【ページ数が多いビッグボリューム版!】「いつか律くんは大きくて海の見えるホールで演奏をする。そういう未来が私には見える。」 そう語っていた幼なじみのアイネが死んだ。事故から2年、吉識律はバイオリンを辞め、人との関わりを避けて暮らしていた。そんな吉識の前に一人の少女が現れる。少女の名前は「アイネ」――。吉識を捜していた、と話す彼女の正体とは…? 二人のアイネと少年が紡ぐ「過去」と「今」。音楽×青春群像劇、開幕――!!
  • 彼氏の周りに湧くウザい女たち【電子特典付き】
    -
    あなたの周りにもいませんか? 相手が彼女持ちと分かっていながら「彼女重くない?」「相談乗るよ?」と、誘惑するウザい女たち―― ナナの彼氏・ゆうき君は、いつもそんなやっかいな女に狙われる。 しかし、下心ありまくりの女たちを、ピュア一途彼氏・ゆうき君がバッサバッサとぶった切る! ゲスい! ウザい! ……でも尊い!!! と、感情がジェットコースター級に揺さぶられること間違いなし。 Twitterで大反響の「彼氏の周りに湧くウザい女たち」本編に加えて、 実在のウザい女たちにその心の内を語ってもらった「実録・赤裸々ゲス座談会」や 避けては通れない「最強のライバル・元カノ編」など描き下ろしもたっぷり収録。 【電子限定特典:描き下ろしマンガ4P】
  • 彼は孤独を深める
    完結
    3.0
    全1巻275円 (税込)
    謎の女を書く ある日、急に目の前に現れ、またある日、まさかこのままになるとは思わず、別れてしまった女がいる。男はそのことを悔やみ、いつまでも忘れられない。そのことをバーの主人に切々と語っているがまさにそのバーカウンターの内側にこそ、その女がいたのだった。女々しい、と形容することは簡単だが、主人はその女を「小説に書きなさい」と言う。書くことで、いつまでも謎の女であり続けるのだ。しかし、その前にまた女が現れたらどうなる? それはわからない。なにしろ男は、まだ書き始めてもいないのだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 考えられないこと
    4.0
    大阪大空襲で生家が焼けたことも知らず、終戦から半年後に復員してきた兄。混みあった電車のなかで、「君、結婚は?」と声をかけてきた兄の友人は、すでに戦死していた。誰にも言うなよと言って聞かされたその話を、語っておきたい――。若き戦没者たちを哀しむ表題作など八十七歳で書かれた三つの短篇に、詩三篇、日記を付す。
  • 考える熟語集 未来が見えてくる160のキーワード
    -
    面白く読んで役に立つ最新キ-ワ-ド集――1960年代からの、日本とアメリカの学生用語、風俗語、時事用語そのほか。はやりの言葉や社会現象への、正確で心あたたかいコメントを通して、現代人の志向する夢と欲望の内実を、生きいきと語ってくれる。歴史の本質をより深く知りたい人たちにおくる、ユニークで役に立つ、160の現代キーワード集。
  • 看護師僧侶の妙憂さん! 「いい死に方」ってなんですか?
    -
    ・TBSテレビ「グッとラック!」火曜コメンテーター ・ニッポン放送「テレフォン人生相談」パーソナリティ ・NHK「クローズアップ現代+」で特集 ・・・・・・・・・・・・・・・ 「家族に囲まれて死ねなくたって、べつにいいんです。」 今話題の看取りのプロによる、「死」と「生」をめぐる32の問答。 数々のメディア出演で話題の、“看護師僧侶”妙憂さん。 長年の看護師としての経験と、仏教的な考え方、 そしてかけがえのない夫を自宅で看取った経験をもとに、 スピリチュアルケアに携わる専門職から一般の方まで幅広い層に 「生」や「死」について語っています。 「いい死に方」とはみんなに囲まれながら最期を迎えることなのか? 後悔しないで死ぬためにどう生きたらいいのか?……。 看護師と僧侶というふたつの肩書をもつ著者に、素朴な疑問を全部ぶつけてみました。 生から死が切り離された今、 突然やってくる「看取り」や「治療の選択」にとまどう人は少なくありません。 パートナーや家族に先立たれた人、 終末期の患者や家族、 まだ死を意識していない若い人にも、 避けることのできない「死」と向き合うことで、今生きている「生」をより感じてほしいと語ります。
  • 看護の魅力
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    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、著者の経験から看護の世界を、中学生や高校生のみなさんが看護婦になりたいと思ってくださったとき、または勉学中の看護学生に、ぜひ知っていただきたいと思って、著者流「看護の世界の魅力」をやさしく語ってみたものです。
  • KansaiWalker関西ウォーカー 2019 No.19
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1特集は「夕景&温泉 夏の終わりの日帰り旅。」をお届け。暑さが和らいできたら夏ももう終わり。心に染みるような美しい夕陽に感動し、時間を忘れてゆったりと温泉で疲れを癒しませんか? 晩夏の思い出にそっと思いをはせる、スローでノスタルジックな日帰り旅を紹介しています。 続く第2特集は「極厚サンドイッチ『原寸大』図鑑」。肉も野菜もフルーツもたっぷりはさんだ極厚のサンドを、原寸大で掲載!満足度の高い逸品を数多くラインナップ。 さらに、ビールが苦手な人でもお気に入りが見つかる「クラフトビール入門」、おかず缶詰40種を食べ比べた連載「大調査40」、秋の味覚狩りスポットを集めた「ファミリー遊び場BEST10」、“ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン”を徹底的にガイドする「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン通信」など見どころ満載。 表紙には清野菜名が登場。インタビューでは、得意のアクションが炸裂する舞台について語ってくれています。 ※掲載情報は紙版発行時のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。 ※P124-125 関ジャニ∞の「ジャニ勉」、P128「関西Jr.今江大地のラーメンアルバム」の写真は掲載しておりません。
  • KansaiWalker特別編集 (得)スーパー銭湯&日帰り温泉 2019-20秋冬
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2019年1月に発売した(得)スーパー銭湯&日帰り温泉がパワーアップした最新版。ニューオープンのスパ銭や日帰り温泉など、最新情報を収録! 表紙は女優の内田理央さんが登場。4ページの独占グラビアでは、映画「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」の撮影秘話や、スーパー銭湯にまつわる思い出も語ってくれています。 ※掲載情報は2019年8年22日時点のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。
  • 関西ファミリーWalker 2019夏号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※増田貴久(NEWS)インタビューの写真は掲載しておりません。 夏休みに役立つ完全保存版!この夏に行きたいスポットやおでかけのテクニックが満載の一冊です。 第1特集は「子ども連れ 夏遊びおでかけ術」。関西のパパ&ママ649人を対象にインタビューやアンケートを実施。夏のおでかけに関する悩みやテクニックを浮き彫りに。そのリアルなクチコミと併せて、夏におすすめのスポットも紹介しています。 それと連動した第2特集は、編集部がこれまでの取材経験をもとにおすすめする「夏の超優良遊び場パーフェクトBOOK」。水遊び公園、キッズプール、海水浴場、川遊び、水族館、アウトレット、工場見学を紹介。各スポットの推奨年齢やキッズトイレ・授乳室情報が掲載してあり、使い勝手バツグンです。 また、ママ作家による「子育てコミックエッセイ」も展開。やまもとりえ、大貫ミキエ、木丸みさきといった各作家自身の、夏の子ども連れおでかけの悩みやその解決法を掲載。 その他、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの夏ニュースや親子で行きたい花火大会ランキング、イベントカレンダー、夏の超特大プレゼントなども。 さらに表紙に登場の増田貴久のインタビューは6ページの拡大版。夏の思い出や家族とのエピソードを語ってくれています。 ※掲載情報は19年6/14時点のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。
  • 【完全版】ホツマ・カタカムナ・竹内文書・先代旧事本紀
    NEW
    -
    ※当書籍は、2019年発売『ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀 古史古伝で解く「太古日本の聖なる科学」』に、第六章・竹内文書を加えた【完全版】となります(ホツマツタエ、カタカムナ、先代旧事本紀の章につきましては同文となります)。 どうして極東の島国にこれほど多様な古文献や神代文字が存在しているのか?それが真実でないとするなら、なぜわざわざ捏造したのだろうか?しかもそれぞれが太古のすばらしい社会の叡智を伝えようとしているように見えるのはなぜなのだろうか?本訳書で紹介された古史古伝は、旧事本紀、ホツマツタヱ、カタカムナ文書、竹内文書の四文献である。いずれも歴史学界と文献学界からは、《正史を伝えない偽書》として捨てられ、顧みられていないものである。「だが…」とモロー氏は抗弁する。「一体だれがどんな権限で、正史と偽史を区別するのだろうか」と。 記紀の遺した巨大な穴を埋める先代旧事本紀 古代の日本についての失われた情報の断片を拾い集め、古事記と日本書紀の遺した巨大な穴のいくつかを埋めることができるかもしれません。もしも、先祖が天の磐船に乗って天上から降りてきたというあの物部氏の記録を入手することができたなら、それは可能になることでしょう。実は、その物部氏と密接なつながりのある古代の文献が、あまり有名ではないが存在しているのです。それは、『先代旧事本紀』あるいは『旧事紀』とも呼ばれています。 世界文学において重要な功績を残したホツマツタヱ ホツマツタヱには、神代の生活がいかなるものだったか、という正史から丸ごと抜け落ちている主題を読者に教えようとしているのです。ホツマツタヱはたとえ当時偽作されたものだったと仮定しても、世界文学においては極めて重要な功績と言えるものです。それは、日本史上初の五七調で構成された言葉で書かれた叙事詩(数世紀を網羅しているもの)であることなど、枚挙にいとまがないほどだからです。 カタカムナ「カム」の実在 困ったことに、今日の人々は見えざる力である「カム」の実在を忘れつつあるのです。現代の日本語は輸入された言葉で満ちており、それらはもとの古代的な言葉の響きを伝えていないのです。やがてこの物質文明は崩れ落ち、精神文明がその廃墟の上に築かれるでしょう。将来そうした精神的な目覚めが起きると、輸入した言葉を追放する必要が出てくるでしょう。 カリユガの時代の終焉と竹内文書 竹内文書の信奉者たちは、来る世界平和の新時代には、日本の神話が世界の神話と溶け合うようになるが、その時には世界帝王の霊的な理解が必要となると信じています。ゲノンは、『世界の王』という著書において、世界の古伝承は一致しているという証言を多数集め、結論として至上の聖地が世界に一つあり、それは他のもろもろの聖地の原型であって皆が従うべき霊的な中心地であったと語っています。この至上の聖地は、諸聖人の地、祝福された者たちの地、生けるものの地、不死の地とも呼ばれています。竹内文書を読めば日本はこのすべての名称に適う土地であり、さらに世界帝王とされる存在は、ゲノンのいう世界の王に非常によく似ていることがわかってきます。

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  • 完全保存版 アニメと鉄道2―舞台となった鉄道の地へ―
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アニメの舞台となった鉄道の美しいシーンを多数紹介 人気アニメ映画『天気の子』の監督、新海誠の描く美しいシーンや、秩父が舞台となった『空の青さを知る人よ』、鉄道好きな男の子が主役の『未来のミライ』など名監督の描いた鉄道シーンを紹介。そのほかTVで放送されたアニメの鉄道シーン、京都アニメーションが制作したアニメに登場する鉄道シーンなどアニメに登場した鉄道を、全ページカラーで掲載します。鉄道ファンやアニメファンの方々にぜひ手にしてほしい完全保存版の1冊です。 名監督が描く美しいシーン 新海誠監督の『天気の子』や『地図に残る仕事』の美しいシーンを紹介。また、『空の青さを知る人よ』をてがけた長井龍雪監督、『未来のミライ』の細田守監督インタビューを掲載。映像に込められた熱い想いを語っていただきました。 鉄道を美しく描いたアニメ 『ISLAND』、『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』、『ケムリクサ』、『ゆるキャン△』等、鉄道シーンが印象的なアニメを多数、見開きで大きく紹介します。 京都アニメーションの美しい鉄道シーン 『響け! ユーフォニアム』、『中二病でも恋がしたい!』等、美しい描写で人気のある京都アニメーションが描いた鉄道シーンも紹介します。 鉄道×聖地巡礼 新シリーズ放送中の大人気アニメ『シンカリオン』の舞台を写真付きで紹介します。また、鉄道会社が制作し話題となった『ちちぶでぶちち』、都内の踏切が多数登場する『踏切図鑑』など、聖地巡礼のルポが掲載してあるので、読むだけでその場所を歩いた気分になれます。 ラッピングトレイン大集合 日本各地で活躍するアニメのラッピングトレインを紹介。地元にゆかりのある作者のキャラクターが施されたラッピングトレインはファンならずとも一度は乗ってみたい列車です
  • 監督 小津安二郎〔増補決定版〕
    -
    「残された作品の画面に何が具体的に見えるか、そしてそのイメージが、見るもののフィルム的感性をどのように刺激するかを論じてみたい。つまり、現実のフィルム体験として生きうる限りの小津安二郎の作品について語ってみたいと思う」(本書序章より)。人々がとらわれている小津的なるものの神話から瞳を解き放ち、その映画の魅力の真の動因に迫る画期的著作。本文庫は、小津の生誕百年(2003年)を機に旧版へ三章を増補した決定版である。名キャメラマン厚田雄春と『美人哀愁』の主演女優井上雪子へのインタヴューほかを併録。
  • 「外見」だけで評価を上げる技術
    -
    顔の表情、声のトーン、喋る早さ、服装や身に付けているメガネや時計やアクセサリー。これらが人に与える情報(印象)を100%としたとき、相手が見えない電話ではどのくらいの情報を伝えられるでしょうか。一説によれば、それはわずか数%に過ぎないともいわれています。これはいったい何を物語っているのでしょうか。つまり、ある人物がある人物に与える印象の9割以上は、頭のてっぺんから顔の表情、服装、足の先までを見たり、声や話を聞いたりする、総合的な雰囲気に左右されている。まさに、人は見かけ、というわけです。ならば、人間関係を無視することのできないビジネスや恋愛でも、この「見かけ」を有効に活用しない手はありません。本書では、どうすれば人に好印象を与えられるかを、心理学者である著者が、心理学の法則にかなった「好印象」を与える技術を紹介します。ちょっとのことで大きな差がつく前に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

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  • 学問のすすめ 独立するということ
    4.0
    近代日本が誇る啓蒙思想家・福澤諭吉の代表作として名高い『学問のすすめ』ですが、本書はその現代語訳と今学ぶべきことを解説したものです。ユニークな比喩を用いながら、しがらみだらけの封建主義時代の終わりと、国民一人ひとりが独立の志をもって主体的に生きていかねばならない新時代の意味を説いた福澤。また本書のあちこちで福澤は時勢の大切さを語っています。『学問のすすめ』もまた、この時勢と合致し、空前の大ヒット作となりました。1872年(明治5年)に初版が出版され、それから4年9ヶ月後に完結。福澤自身の算出によれば、累計340万部、当時の日本人の10人に1人が『学問のすすめ』を読みました。そのメッセージは今日においても新鮮であり、多くの人を魅了し続けています。当時の時代状況を想像しながら、現代に置き換えて読んでみても、様々な気づきを得ることのできる一冊です。 【「JMAM出版」で検索すると、日本能率協会マネジメントセンター ホームページから「試し読み」ができます】 【本書の目次】 まえがき 第1部 名著『学問のすすめ』とは 1 『学問のすすめ』の時代背景 2 なぜ不朽の名作となったか 3 福澤諭吉の生涯 第2部 現代日本語訳で読む『学問のすすめ』 合本『学問のすすめ』について 初 編 天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず 第2編 政府と民は対等である 第3編 自分たちの領地を守る気概 第4編 官尊民卑を改めよ 第5編 「ミドルクラス」が文明を先導する 第6編 法とは何か 第7編 使命とは何か 第8編 男女、親子は平等である 第9編 若人よ、この世に生きた証を残せ 第10編 学生よ、ハングリーであれ 第11編 専制は不正をもたらす 第12編 見識の磨き方 第13編 ねたみという病 第14編 事業を成功させる秘訣 第15編 西洋を妄信してよいか 第16編 金に支配されてはならない 第17編 人望を獲得するための秘訣 第3部 福澤精神から学ぶべきこと 1 対立を恐れないこと 2 人をねたまない 3 学び続ける姿勢 4 独立するということ
  • 【合本版】私の財産告白 私の生活流儀 人生計画の立て方
    5.0
    時代を超えて読み継がれる 本多静六の三部作を一冊に凝縮! 半世紀以上にわたって読み継がれ、多くの成功者に影響を与えたお金と人生の真実を明かした「私の財産告白」。 健康長寿と家庭幸福、そして死ぬまで元気に生きるための秘訣を伝授する「私の生活流儀」。 人生の設計図を描くことが豊かに暮らすための道と説いた「人生計画の立て方」。 東大教授にして蓄財の神様として知られる本多静六の名著・三部作を一冊にまとめた愛蔵版! 本多静六没後70年×実業之日本社創業125周年記念出版 「誰もがわかっている、誰もが知っているごく当たり前のことしか本多静六は語っていない。しかし、だからこそ、これが強烈なパンチなのだ」 岡本吏郎氏|『私の財産告白』解説より 「これらの本は、私にとっての『恩書』であり、困難ないまの時代を生きる人にとって、なによりの贈り物である」 渡部昇一氏|『私の生活流儀』解説より 「多くの人が、手っ取り早く儲けてやろうと考えている現代にこそ、こういう骨太な哲学が必要なのではないかと感じます」 本田健氏|『人生計画の立て方』解説より 「令和の時代に生きる若者なら、現代社会をサバイバルゲームと考えるのも一興だろう。そして、そのサバイバルゲームを生き残るための強力なアイテムをいくつも与えてくれるのが本多静六なのだ」 北康利氏|本書 解説より
  • がん治療後の生活
    -
    【がん治療後、新たな生活の一歩を踏み出そうと前を向いて立っているすべての方々に】 がん治療を終了した途端、がん治療中に得られていたケアがなくなり、 まるで別世界に放り出されたようだと多くのがんサバイバーは語っています。 本書では、新たな日常に向けて、身体や心、性についてなど具体的なアドバイスやヒントを掲載しています。 本書は米国国立がん研究所(NCI)冊子を医薬系専門家の協力のもと、翻訳したものです。 信頼性が高く、必要な情報を収集することができます。

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  • GIRLS CONTINUE Vol.12
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版には、綴じ込みポスターはついておりません。 ●表紙&巻頭特集 ChroNoiR 5周年を迎えたふたりが開く、新たな扉──。 結成から5周年を迎えたChroNoiR。 叶と葛葉の2人がにじさんじ所属のVTuberとして、そしてChroNoiRとして歩んできた5年間を対談形式で振り返ります。デビュー以来、約5年ぶりとなるChroNoiRそろっての雑誌対談ということで、3時間に及ぶロング対談になりました。デビューから5年間の活動を経て、ChroNoiRの2人がお互いについて感じてきたこと、ユニット活動で得た変化や、ファンへの感謝の想い、そしてこれからのChroNoiRについて深く語り合います。 表紙は、ウミ乃による描き下ろしイラストをデザイン。 ほかにも、2nd Full Album『Wonder Wander World』の収録の秘話や、最新MVを紹介! ChroNoiRの5年間をめいっぱい詰め込んだ表紙巻頭大特集。 ●特集 四季凪アキラ(にじさんじVTuber)×梨(ホラー作家) 特別対談&書き下ろしコラボSS 1月26日に単著第3作目となる『自由慄』(太田出版)を刊行したホラー作家・梨。梨作品の愛読者であり、今作で帯文を寄せることになったにじさんじVTuberの四季凪アキラ。今回、そんな2人の対談企画を実施。お互いを知ったきっかけからホラーの魅力まで、思う存分語り合っていただきました。ホラー作家とVTuber。一見、接点のなさそうな2人の意外な共通点とは……? 梨作、四季凪アキラを主人公にしたオリジナルホラー短編も収録。 ●特集 梅津瑞樹 夜/読 耳(ヨミミ)蒐「銀河鉄道の夜」 俳優・梅津瑞樹自ら企画した朗読CDシリーズ『夜/読 耳(ヨミミ)蒐』。その第2弾となる朗読CD『夜/読 耳(ヨミミ)蒐「銀河鉄道の夜」』 を1月15日に発売した梅津にインタビューを敢行。 前作の朗読CD『夜/読 耳(ヨミミ)蒐「夢十夜」』はもちろん、ファンクラブ「梅津の潜む穴」での朗読配信から、『極上文学』での『ジキルとハイド』、 360°VR動画“監禁朗読劇”『The Lost Sheep』、MVのような演出を施した配信特化型朗読劇『読奏劇』など様々な形で朗読という表現に向き合ってきた梅津が、いま再び「朗読CD」という形に挑戦して改めて感じた面白さ、難しさなどを1万字Overでたっぷり伺いました。 『銀河鉄道の夜』という作品や宮沢賢治の描写に対する印象も梅津ならではの個性的な視点と表現で語っていただいたほか、物語性溢れるブックレット写真の撮影裏話なども満載。美しすぎるブックレット写真からは、なんと未使用のアザーカットも特別掲載! また、梅津瑞樹の連載コラム『残機1』も掲載。
  • 消えた街
    -
    1巻220円 (税込)
    成木文が贈る回想風創作小説2編。 <表題作『消えた街』> ・・・、自分の心の中に消えた街を、これからさきふたたび訪れることもない。つとめて、 友里はそれだけを反芻した。もちろん、地蔵のことなど、次女にも長女にも語ってきかせるようなことは絶対にない。 <同時収録『虹色のデッサン』> ・・・、記憶とはあてにならぬものでもある。まるで、夢のように頼りなく事実からは遊離し、ちぐはぐに加工されたり、抜けたりしてやまない。空想虚言みたいに、本人が真偽を意識できないまま虚偽を思いつく場合もある。遠い記憶も近い記憶も、なるべくなら思いおこさないほうがいい、と、相場は最近考えるようになった。
  • 危険なハネムーン
    -
    愛のすべてを教えてくれたのに、彼のすべては、まだ見えない。 すてきな恋を夢見る26歳のダニーは、休暇で海辺の町を訪れ、美しさと男らしさを兼ねそなえたエリックと出逢った。純真でうぶなダニーを見つめる彼の瞳は、こう語っていた――男女の楽しみや嗜みすべてを、きみに教えてあげたい、と。やがて大人の彼に導かれ、ダニーは夢のような夜を過ごした。「今ここで、きみを妻にすると誓う。あした教会へ行こう」人生で初めて感じた幸せに、ダニーは大粒の涙を流した。だがほどなく、エリックが子どもは不要だと明言し、彼女は言葉を失う。いつか母になりたくて……。
  • 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか?
    4.4
    なぜ気候科学はねじ曲げられて伝えられるのか?  ■私がこの本を書いたのは、気候科学やエネルギーに関する重要な情報が歪められているからだ。純然たるデータや科学文献の記述が、政府による評価報告書、マスコミを経由して、一般市民や意思決定者へ伝えられる過程でねじ曲げられてしまう。私が望んだとおり、専門家でない読者の方々は、(米国での出版後)本書の内容が公正でわかりやすいと評価してくれた。他方、予想したとおり、一部の気候科学者は本書を批判し、私の動機や資質に疑問を投げかけた。だが、内容面の大きな誤りを見つけることはできなかった。 (「日本語版発行に寄せて」より) ■私は科学者として、科学界の実に多くの個人や組織が、情報提供ではなく説得のために気候科学を誤って伝えていることに失望している。しかし、あなたも一市民として気をつけなければならない。民主主義社会では、有権者が最終的に気候変化への対応方法を決定する。科学が言っていること(と言っていないこと)を十分知らずに下される決定、悪くするとウソの情報に基づいて下される決定が、よい結果につながることはまずない。新型コロナウイルスでもそのことをつくづく思い知らされた。気候やエネルギーでもそれは同じことだ。(第10章「誰がなぜ科学を壊したのか」より)
  • キスはオフィスで ボスは最高! V
    -
    雪降るボストンの街角で高層ビルを見あげ、キャットは気後れを感じていた。これからかつての恋人、ネイトと一緒に働くのだ。5年前、仕事か彼か選ぶよう迫られ、キャットは断腸の思いで別れを告げた。2人で過ごしたすばらしい日々のことを、ネイトは今でも覚えているかしら?そんな甘い追憶はオフィスに入ったとたんに消えた。迎えたネイトの冷たい瞳は、かかわる気はないとはっきり語っていた。■いよいよ独身貴族の重役たちも2人だけとなりました。はたしてキャットは、仕事に夢中なネイトの心を再びつかむことができるでしょうか?
  • キスはオフィスで
    完結
    5.0
    ボストンの街角で高層ビルを見あげ、キャットは気後れと、胸の高鳴りを感じていた。これからかつての恋人、ネイトと一緒に働くことになったのだ。5年前、仕事か彼か選ぶよう迫られたキャットは、ネイトに別れを告げた。ふたりで過ごしたすばらしい日々のことを、ネイトは今でも覚えているかしら? けれど、そんな甘い追憶はオフィスに入ったとたんに消えてしまった。迎えたネイトの冷たい瞳は、かかわる気はないとはっきり語っていたのだから…。
  • 北国からの手紙 キタキツネが教えてくれたこと
    4.0
    【「情熱大陸」で話題の著者の最新刊! 】 「ナショナルジオグラフィック」で (2016年国際フォトコンテスト・ネイチャー部門) 1位を獲得した井上浩輝による初エッセイ! 写真の撮り方もアングルも すべて独学にもかかわらず、 ユーモラスでストーリー性あふれる写真で、 SNSの写真投稿サイトから火がつき、 瞬く間に注目されるようになった著者。 2016年には、キタキツネが 追いかけっこしている写真で、 世界180カ国以上、850万人の 定期購読者をもつアメリカの自然科学雑誌 「ナショナルジオグラフィック」で、 日本人初となる第1位を獲得します。 地元の北海道でキタキツネを 中心に写真を撮り続ける著者が、 自然と人間社会のかかわりへの疑問、 北海道とそこに生きる動物たちの魅力を、 美しい写真とともに綴るエッセイです! 【美しい写真がいっぱい】 「ナショナルジオグラフィック」を 受賞した写真をはじめ、 数々の受賞作品を掲載。 その撮影の時々に著者が 感じたこと、考えたことを あますことなく語っています。 写真と文章で織りなす 「写真家・井上浩輝の世界」 を存分に楽しむ1冊です! 【「書店員さんおススメの一冊」と絶賛の声、続々】 「美しい、きれい、可愛いというだけではなく、 動物や自然、北海道の本当の息吹が伝わってきます」 「こんなに美しい写真がこの世にあることを、 知らないままで人生を終えたら損をするところでした」 「これほど贅沢なエッセイ集は見たことがありません。 手元にずっと残しておきたい一冊」 「自然を愛する井上さんだからこそ描けた作品!!」 「素晴らしい!! 自然と共に生きる人間たちの必読書。 “座右の書"となる価値がある! 」 「素敵な文章と写真ですね。心に雪がしんしんと 降ってくるようです」 「井上浩輝さんご本人の魅力が伝わってきました! 」 「今まで気づかなかった何かを自身の眼で 浮かび上がらせようとする姿勢が、著者の真摯な文章に 表現されている素晴らしい一冊」 「写真と文字。その二つだけで心に大きな震えを感じさせる。 本の力を改めて感じることができる作品だ」 「数々の名写真を生んだのが、技術や経験ではなく 人柄であることを教えられた」 「人間と大自然や野生動物との「距離」を、 恋愛関係のように楽しむことの大切さを教えてくれる」 「動物たちの写真も秀逸ですが、井上さんが北海道で みつけた人生観が素晴らしい! 何より、読んだだけで、 北の国へ行ったような気持ちになります」
  • 「気づき」の幸せ
    値引きあり
    3.9
    すべてはここから始まった!“青森の神様”が明かした「幸せの見つけ方」。 女性セブンでも人気の“青森の神様”こと霊能者・木村藤子さん。江原啓之氏の次にくる、ともいわれる彼女の数奇な人生を紹介しながら、私たちが運命とどう向き合って生きるべきかを、数多くの鑑定例から語ってもらう。

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  • 希望の大空へ
    -
    「少年少女きぼう新聞」に掲載された池田名誉会長の「希望の大空へ――わが愛する王子王女に贈る」(2012年5月~2014年3月号)を収録。名誉会長が少年時代の体験などを通し、目の前の少年少女部員一人一人に語りかけるように綴る。 名誉会長は、かつて若き友のためにペンを握る真情を、こう語っている。 「人間の一生を決める子ども時代。世界中のすべての子どもに『幸福』になってもらいたい。すべての子どもの輝く笑顔が見たい。すべての子どもの心の大地に、恵みの雨のごとく、滋養を降らせたい」 希望の時代を開く友にとって、かけがえのない指針となろう。 【もくじ】 01 いっしょに進もう 02 朝を元気に 03 歌を歌おう! 04 挑戦の夏に 05 大きな心 大きな笑顔で! 06 読書は楽しい 07 良き出会いを結ぼう! 08 時間は宝 09 あいさつは希望のひびき 10 「自分がやる!」という人に 11 富士のように堂々と! 12 ししの子は負けない 13 平和の三色旗とともに 14 みんなの舞台は「世界」! 15 書けば未来がかがやき出す 16 小さな疑問が大きな力に 17 生命の宝を受けつごう 18 かがやけ! 希望の一番星 19 幸福と勝利の大城を 20 アジアの「平和の太陽」に! 21 新しい朝を、新しい自分を 22 夢のつばさを広げよう! 23 友情の花咲く大樹に
  • 君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉【電子特典付】
    4.3
    初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部以上の大ヒット中! ローランド待望の自著第二弾! コロナ禍で元気のない世界を、ローランドが「言葉の力」で明るく照らす。 「圧倒的に勇気づけられる」「ポジティブになれる」と大反響! 前著『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』は、名言を切り口とした ローランド自身の半自叙伝的要素も持つ本であり、「俺」が語る本でした。 本書は、前著とは違い、読者のあなたへローランドが熱く語りかけてくるものです。 本書を読んでいる間の主役はあなたです! 「君」が主役の本です。 ローランドがあなたを全力で肯定し、応援します! 心に響く「ローランドからのメッセージ」も掲載。名言よりもハマる方続出中。 ポジティブシンキング、仕事論、トップの在り方、ミニマリズム、デジタルデトックス、 生き方、メディアでは見せない一面も、自著では語っています。 今、ローランドが「伝えたいことはすべて書き記した」という本書。是非、ご一読を。 【電子特典付き】 電子書籍版には、「単行本未収録の写真」と「著者直筆メッセージ&サイン」も収録!
  • 君に100の成功を贈る
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 迷うあなたに必要な言葉が、きっとある。 挫折、逆境を乗り越え、仕事と人生を手に入れたリーダー100人の実話。 眠れぬ夜、焦れる心、吐き気をもよおすプレッシャー… 孤独を感じたら開いてほしい。 そこは先人も通った道なのだから。 『不安があるから、人間が進歩しているわけや。』           ――中内 功(ダイエー) 『だいたい、意見がそっくり同じなら、二人の人間がいる必要はないんですからね。』           ――盛田昭夫(ソニー) 『人の恩受けてボタモチ一つ贈らねぇような男では、人間的な価値はないよ。』           ――岡田 茂(東映) これらの言葉は、すべて雑誌『経済界』で取材・インタビューされたものです。 『経済界』は1964年の創刊以来、人にフォーカスした紙面作りを続けています。 創業者である佐藤正忠は「経済誌は先人たちの思いをバトンのようにつないでいく役割がある」と語っていました。 本書も、そのバトンの1つ。 『経済界』ででしか語られていない『生』の言葉。 だからこそ、あなたに必要な言葉が、きっとあります。

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  • キミの恋人オーディション 台本にないけどキスしていい?【電子特典付き】
    4.5
    「大好きだよ、英輔。また舞台で再会しよう」 そう言ってアイツはいなくなった。 天才的な子役で、芝居の道に俺を誘い、なにより世界で一番嘘つきな職業は役者だと語っていた初恋の相手・情華。 あの日の約束を叶えるため、俺は彼女がいると噂の芸能学校に転校を決めた。 ――この学園で『誰か』を演じているアイツを見つけ出すには、どんな主役(ヒロイン)でも輝かせる最高の助演俳優を目指すのが近道だ。 脚本家である妹・来愛の協力で、まずは同じクラスの元天才子役のギャル、そして銀髪のスター女優と恋愛リアリティショーでの共演が決まるが……。 このキスは芝居(ウソ)か本気か? 恋と嘘をめぐる演劇戦(オーディション)の幕が上がる。【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • きみまろ流
    3.3
    2002年9月にCDデビュー、わずか1年で業界も注目の100万枚突破という快挙を成し遂げた「中高年のアイドル」。自伝と漫談を収録した初の著作『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房』もベストセラーに。いまや半年先の講演も予約がいっぱいの人気漫談師が「潜伏期間30年」の秘話から人生哲学までを綴ったのが本書である。子どものころから「人間って何?」「何のために生きるの?」といった素朴な疑問を問い続けてきただけに、「夫婦とは?」「人生とは?」「お金とは?」「欲望とは?」などの根源的な問題に対して深みのある持論を展開している。また、世間を騒がせた「カツラ疑惑」や「サラリーマン川柳パクリ事件」についても自ら真相を語っている。「女房は人生の預かり物です」「神様は平等に苦しみを与えてくれる」「人生には目に見えないグラフがあります」……読み進めるうちに癒される、不思議な本でもある。
  • Cazリアル・レポート2003クリスマス編 ネットだから話せるOLたちのホンネ&実態アンケート白書
    -
    女性なら誰もが心穏やかではいられないビッグイベント、クリスマス。今回は、Cazネットメンバーにクリスマスへの思いのたけを語ってもらいました! 今までで最高&ゴージャスなクリスマスの思い出、トホホ~な思い出、そしてプレゼントについて。これでクリスマスの傾向と対策を練れば、今年のクリスマスはバッチリ!~

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  • キャラの気持ちの描き方 表情・感情の表と裏を描き分けよう
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャラクターは生きている……。 この本は、キャラに魂を与え、「生きたキャラクター」にするための技法書です。 「生きたキャラクター」は、「気持ち」を顔や体で語っているキャラのことです。マンガやイラストでは、生きた心を持ったキャラこそが求められるので、そんなキャラを描きたいと思っている人は多いことでしょう。本書は、マンガの雄、林晃先生による、誰でもが「生きたキャラクター」を描けるようになることを目指した技法書です。  従来の技法書では人の表情・感情を、代表的な「喜怒哀楽」のみで解説されることがほとんどで、複雑かつ心の奥深くある感情までは表現しきれていないのが実情です。本書では、新たに「驚き」「虚しい」という2つの感情表現を加え、さらに人に関係する諸々の「気」の表現まで踏み込むことで、人の細やかな心の動きや気持ちの表現を完全に網羅することができました。「気分(1章)」「気質(2章)」「人間関係(3章)」という3つの切り口で、マンガやイラストのさまざまなシーンに応用できる「キャラの感情表現」の方法を紹介します。  人気プロの森田和明氏やアズマサワヨシ氏による、キャラの気持ちを描くためのテクニック解説も、キャラに魂を描き込むためのアイデアやヒントでいっぱいです!
  • キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法
    3.5
    近ごろキャリア官僚を見直す動きが高まっている。不景気を背景とする1990年代後半からの官僚バッシングもあってキャリア官僚の印象はよくなかったが、民主党政権の体たらくや財務省主導体制の復活もあって、官僚を見直す動きが徐々に強まっているのだ。 リーマンショック以降、ベンチャー起業家や外資系企業に魅力がなくなったこと、大企業でさえ不安定なことから、官僚という職業が「安定感あるエリート」として見直されていることもある。実際、2009年から国家公務員試験受験者数は下げ止まり、反転している。 さらに最近は現職官僚や元官僚の本がよく売れているだけでなく、『米国製エリートはどこまですごいのか』(東洋経済新報社)、『官僚に学ぶ仕事術』(マイコミ新書)、『財務官僚の出世と人事』(文春新書)などの“エリート本”の類も売れている。官僚(エリート)そのものについての関心度が高いことを物語っている。 本書では、厚生労働省の元キャリア官僚であり、官僚の実態を知り尽くす著者が、日本のトップエリート・キャリア官僚の仕事力を徹底解説。彼らが組織の一員として、また個人としてどういう仕事力を持っているのかを通じて、生々しい霞が関の現場をも知ることができる。
  • 九州 古墳・古代遺跡 探訪ベストガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 68箇所の遺跡や古墳、博物館を写真と図解で詳細にご紹介します! ★ 福岡県・大分県・長崎県・佐賀県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県 ★ 板付遺跡 八女古墳群 金印公園 吉野ヶ里遺跡 原の辻遺跡 チブサン古墳・オブサン古墳・鍋田横穴群 西都原古墳群 沖ノ島祭祀遺跡…etc. ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 九州は考古学、古代史ファンにとって、話題の宝庫だ。 われわれの祖先と大陸、朝鮮半島、南洋の島々との交流の歴史は、まさにロマンと呼ぶにふさわしい豊かさに満ち満ちている。 数千年の時を超えた豊富な発掘資料と最新科学を駆使した探求心によって、「時の壁」がつくった数々の謎も着実に解き明かされてきた。 旧石器時代にまでさかのぼる九州・沖縄各地の遺跡群(古墳・装飾古墳・横穴式墳墓・列石・洞窟など)は、それぞれの時代における祖先の汗と涙、そして喜びに満ちた営みを具体的に語ってくれる。 日本列島の北部にその痕跡を多く残す縄文文化も、実は南九州でさきがけて隆盛を迎えようとしていたが、火山噴火という巨大な自然災害によって一瞬のうちに滅びたのだった。 また、縄文時代に終止符を打った水田稲作はもちろん、大陸の先進文化をまず受け入れ、列島に伝播させていったことを示す遺構も北部九州で次々に発見された。 奈良盆地におこった前方後円墳や大和朝廷の勢力の広がりと九州のただならぬ関係も、遺跡やその出土品に謎解きのキーワードがいくつも秘められているようだ。 個々の遺跡の面白さからワンダーランドに足を踏み入れる方法もある。 大きな歴史や文化の流れに沿って遺跡を巡り歩いてみると、古代人が見たものと同じものを目の当たりにする壮大な楽しみを味わうことができるだろう。 知的好奇心の旅へ、出かけてみよう。 本書では、特別・国指定史跡を中心に九州・沖縄にある遺跡や博物館などを県別に掲載しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 福岡県 * 板付遺跡 いたづけいせき * 野方遺跡 のかたいせき * 沖ノ島祭祀遺跡 おきのしまさいしいせき ・・・など全25箇所 ☆ 佐賀県 * 東名遺跡 ひがしみょういせき * 佐賀県立博物館 さがけんりつはくぶつかん * 菜畑遺跡 なばたけいせき ・・・など全4箇所 ☆ 長崎県 * 泉福寺洞窟 せんぷくじどうくつ * 福井洞窟 ふくいどうくつ * 原山支石墓群 はらやましせきぼぐん ・・・など全4箇所 ☆ 大分県 * 横尾貝塚 よこおかいづか * 早水台遺跡 そうずだいいせき * 安国寺集落遺跡 あんこくじしゅうらくいせき ・・・など全6箇所 ☆ 熊本県 * 江田船山古墳 えたふなやまこふん *  田川内第1号古墳 たのかわちだいいちごうこふん * 熊本博物館 くまもとはくぶつかん ・・・など全16箇所 ☆ 宮崎県 * 西都原古墳群 さいとばるこふんぐん * 持田古墳群 もちだこふんぐん * 蓮ヶ池横穴群 はすがいけよこあなぐん ・・・など全5箇所 ☆ 鹿児島県 * 指宿橋牟礼川遺跡 いぶすきはしむれがわいせき * 宇宿貝塚 うしゅくかいづか * 広田遺跡 ひろたいせき ・・・など全5箇所 ☆ 沖縄県 * 沖縄県立博物館・美術館 おきなわけんりつはくぶつかん・びじゅつかん * 仲原遺跡 なかばるいせき * 仲泊遺跡 なかどまりいせき ・・・全3箇所 ※ 本書は2009年発行の『九州 古代遺跡ガイド』を元に全て再取材し、再編集した新版です。
  • 91歳5か月 いま想うあの人 あのこと
    -
    私の打ち明け話 この歳になって気づいたこと、私だけが知っているあの人の素顔、 あの男性との恋の顛末を、この機会にすべて語ってしまおう。 「豊饒な孤独」を生きる女の人生賛歌、全18話。 【この本に登場する人たち】 鶴田浩二さん/萩原健一さん/中曽根康弘さん/石原慎太郎さん/小田実さん/瀬戸内寂聴さん/原田芳雄さん/佐田啓二さん/中井貴一さん/三國連太郎さん/佐藤浩市さん/小津安二郎さん/美空ひばりさん/松山善三さん/大野良雄さん/力道山さん/川端康成さん ほか
  • 99%の日本人がわかっていない新・国債の真実
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    『国債の発行=悪』は無知の極み! 国債から見えてくる日本経済の「本当の実力」を教えよう 国債暴落、財政破綻・・・・『情報操作』に踊らされるな! その思い込みが危ない!!世にはびこる国債のエセ知識。 「財政破綻論」「国債暴落論」は、いもしないオバケを疑似体験して、 ワーキャー騒ぐようなものである! 中国の急台頭、新型コロナ禍など、日本経済の環境は激変し、 先行きが極めて不透明になっている中、再び国債への注目度が高まっています。 豊富な資料を基に国債のこれからを解説します。 ・国債は国の借金。  だから、少なければ少ない方がいい。 ・国債は、発行されればされるほど、  国民の負担が増える。 ・国はできるだけ「節約」して、  予算を減らすべき。 この中に、一つでも「そのとおりだ」と思うものがあっただろうか。 もしあったならば、あなたは「一国の経済」というものを、 間違って理解している ●●国債の「基本のキ」から徹底解説●● ■目次 1章 まず「これ」を知らなくては始まらない    そもそも「国債」って何だろう?    企業は金を借りて運営する、国も同じ    政府は予算を立て、「足りない額の国債」を発行する    ほか 2章 世にはびこる国債のエセ知識    その思い込みが危ない    何の知識もなく語っている人が多すぎる    「倹約をよしとする」と「借金は悪」となる    ほか 3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」    「バカな経済論」に惑わされないために    なぜ財務省は「財政破綻する」と騒いでいるのか?    財務省ロジックに乗っかる人々もいる    ほか 4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話    結局、何をどうすれば経済は上向くのか    経済を「道徳」で考えると、大きく見誤る    政府がお金を使うということは、国内にお金を巡らせること    ほか 5章 「国債」がわかれば、「投資」もわかる    銀行に預けるくらいなら国債を買え    国債は金融商品の「プレーンバニラ」    低金利下では、国債が最強の金融商品    ほか ■著者高橋洋一(タカハシヨウイチ) 1955年東京都生まれ。 都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、 内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。 小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など 数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本で経済の最重要問題といえる、 バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとった。 2008年退官。その後内閣官房参与などもつとめ、現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。 ユーチューバーとしても活躍する。第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、 ベスト・ロングセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 95歳、余裕綽々 - 世界最高齢パイロットの人生操縦術 -
    -
    「同乗者は誰も死なせない」 かの大戦中に操縦桿を握った男は今、“飛行機の神様”と呼ばれ、今日も大空を舞っていた――。 世界最高齢と「ギネス認定」された95歳の現役パイロット・高橋淳氏。 飛行時間は2万5000時間を超え、周囲からは「飛行機の神様」と崇められている。 飛行機に魅せられ、少年の頃からパイロットになるのが夢だった。 青年時代を迎えると、日本は第二次世界大戦に突入し、高橋氏も予科練から海軍の大型爆撃機操縦士として南方を転戦し、敗戦近くの沖縄戦で特攻隊に編入されたときには“最期”を覚悟したという。 しかし出撃中、心に誓っていたのは「同乗者は誰も死なせない」という覚悟だった。 幸運にも生きて戦後を迎えると、小型機とグライダーの世界に没入し、類まれなる飛行技術を生かしてフリーパイロットなどとして活躍。 また、組織のまとめ役、指導者としても慕われ、社団法人日本飛行連盟名誉会長を務めつつ、大空を縦横無尽に飛び回る日々を60年以上送っている。 そんな高橋氏だが、95歳を超えた現在でも華麗な飛行テクニックは健在。 週に1度は大空を舞っている。 果たして、第一線で活躍し続ける大ベテランは、空から何を学んだのか? どんな困難にも負けず、自分らしく生きていくためのヒントを語ってもらう1冊。 【著者プロフィール】 高橋淳 (たかはし じゅん) 大正11年10月生まれ。東京都出身。 甲種飛行予科練習生として海軍に入隊。太平洋戦争には一式陸上攻撃機のパイロットとして従軍した。 戦後は小型機とグライダーのパイロット・教官として活躍し現在に至る。 社団法人日本飛行連盟名誉会長、赤十字飛行隊隊長。 2020年5月現在、事業用パイロット世界最高齢ギネスワールドレコード更新中。 『世界ふしぎ発見!』(TBS)など、メディア出演多数。
  • 教育観を磨く 子どもが輝く学校をめぐる旅
    5.0
    【内容紹介】 本書では、気鋭の教育学者・井藤元と苫野一徳が注目する国内の個性豊かな4つの小中学校を紹介する。 ・北九州子どもの村小学校・中学校(福岡県) ・伊那市立伊那小学校(長野県) ・三河サドベリースクール・シードーム(愛知県) ・横浜シュタイナー学園(神奈川県) 各学校から1名の先生にナビゲーターを招き、インタビュー進行を小木曽由佳が行い、その上で井藤・苫野が切り込む。問いをぶつけ合いながら、各学校で大切にされる価値をすくい取り、生きたまま読者の前に誘い出す。 これらの学校は、いずれも子どもの個性を何より重んじ、独自の教育理念に基づきながら、特色ある教育実践を行っている。「自由」「対等」「対話」「子ども主導」「自(おの)ずから」などなど、共通するキーワードが散りばめられつつも、その日々の実践は、じつに多様である。 そこで本書では、ナビゲーター役の先生が日々子どもたちに向き合う中で大切にしている点、実感している魅力や葛藤について、たっぷりと語っていただき、最後に井藤・苫野が対談を通じて教育学的見地から4校の実践を振り返る。 「自分が経験してきた教育とは異なる教育の世界がある」 教師を目指す人、教育に関わる多くの方にそう感じていただき、教育観に磨きをかけていただくことを目指す一冊。 【目次】 旅立ちの前に はじめに 第1章 北九州子どもの村小・中学校~一人ひとりがみんなと自由に~ 第2章 伊那市立伊那小学校~子どもは自ら求め、自ら決め出し、自ら動き出す~ 第3章 三河サドベリースクール・シードーム~自分のことは自分で、みんなのことはみんなで 第4章 横浜シュタイナー学園~子どもは自分の課題をもって生まれてくる~ 第5章 教育観を磨くということ おわりに
  • 強運が舞い込むとても小さな50のこと。
    3.0
    「運こそ実力!」の人生を送るのは簡単です。 「強運体質」になるのは、とても小さなことをするか、しないかで決まります。 ベストセラー作家でカリスマ経営者でもある、あの山崎拓巳氏によるSB文庫・書き下ろし作品。 テーマは「強運体質」になれる、今すぐできる"小さなこと"の数々とその解説。 本書で挙げている“小さなことの数々”は、とてもささいなことばかりだからこそ、(多くの人が)日常生活でなかなか気がつかないことばかりです。 しかし、結局そういった"ちょっとしたことに気づくかどうか"が大きなビジネスチャンスになっていく、ということをカリスマ経営者で、ベストセラー作家でもある山崎拓巳氏に語っていただく一冊。 各エピソードは1分程度で読めてしまうので、あなたはいつでもどこでも、簡単確実に「強運体質になれる秘密」を本書の中に見つけられるはです。 ★本書はこんな方におススメです★ ☆「あの人は運がいいよね」と言われる人の秘密が知りたい人 ☆お金を貯めるように運も貯めてみたいと思う人 ☆人に妬まれず成功したいと思う人 ☆無理なく強運体質になれる方法を知りたい人 ☆異性ともっといい関係を築きたいという人 ☆幸せが訪れない、続かないと感じている人 ★運に見放されっぱなしと感じている人 読後、あなたは必ずや運を自由に操れる人になっていることでしょう!
  • 教養としてのブランド牛
    4.5
    なぜ日本のブランド牛は世界を魅了するのか? 十牛十色、知られざるブランド牛の世界 和牛の基礎から自分好みのブランド牛を見つけるための知識まで 和牛の肥育ひとすじ35年、自らもブランド牛を立ち上げた著者が、 ブランド牛の知識と魅力を語り尽くす。 ------------------------------------------------------ 松阪牛、神戸牛、近江牛…… 全国各地の「ブランド牛」は日本人に人気の食材です。 そして今、ブランド牛は世界の人たちを魅了しています。 アジアや欧米でも高い評価を受けており「世界に誇るブランド牛」はまさに日本の宝です。 しかし、そんな日本の宝であるブランド牛について、深く知っている人は多くはいません。 一部の有名銘柄以外にはどんなものがあるのか、それぞれの特徴や等級の評価は どうなっているのか、あるいは和牛と国産牛の違い、ブランド牛のルーツと発展の歴史、 肥育農家のこだわりと情熱など、興味をもって扉を開けばそこには魅力溢れるブランド牛の 奥深い世界が広がっているのです。 本書では、35年以上にわたって和牛の肥育を生業とし、 自らもブランド牛を立ち上げた著者が、生産者ならではの目線も盛り込みながら、 ブランド牛にまつわる知識と魅力を幅広く語っています。 より深くブランド牛を味わい尽くすための、「教養としてのブランド牛」を楽しめる一冊です。

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  • 教養としての歴史小説
    4.0
    教養を高める最も有力な手段は、歴史を学ぶこと。なにしろ歴史には、これまでの人類の営みが凝縮されているのだ。政治も経済も芸術も宗教も、すべて歴史を通じて参照できる。一方で、歴史というと、なんとなく、とっつきにくい印象を抱く人が多いのも事実。そんな人は、ほとんどの場合、年号や歴史上の人物を暗記させるような学校の授業が、「つまらない」と感じて離脱している。 しかし、好きな「時代」や「人物」から興味を広げていけば、確実に歴史を好きになれる。そして、その導入として最適なのが「歴史小説」なのだ。歴史小説の主人公は、過去の歴史を案内してくれる道先案内人のようなもの。面白い・好きな案内人を見つけられれば、歴史の世界にどっぷりつかり、そこから人生に必要なさまざまなものを吸収できる。道先案内人が魅力的かどうかは、歴史小説家の腕次第。つまり、自分にあった作家の作品を読むことが、歴史から教養を身につける最良の手段といえる。 本書では、教養という視点から歴史小説について語っていく。小学5年生で歴史小説と出会い、ひたすら歴史小説を読み込む青春時代を送ってきた直木賞作家・今村翔吾。20代まで歴史とは無関係のダンス・インストラクターとして活動。30歳のときに一念発起して、埋蔵文化財の発掘調査員をしながら歴史小説家を目指したという異色の作家が、歴史小説マニアの視点から、歴史小説という文芸ジャンルについて掘り下げるだけでなく、小説から得られる教養の中身や、おすすめの作品までさまざまな角度から縦横無尽に語り尽くす。
  • 虚偽自白を読み解く
    4.0
    無実の人が罪を自白し、犯行内容を語ってしまう、そしてかつての自白を撤回する。体験したものにしかわからないその過程はどういうものか。足利事件、狭山事件、袴田事件(清水事件)、日野町事件を実例に、虚偽自白を見抜き、むしろ、冤罪の温床にもなってきた自白という人証を逆手に取り、無罪を勝ち取る道筋を示す。

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  • 嫌われ者の流儀
    値引きあり
    4.2
    堀江貴文×茂木健一郎!嫌われないことよりも大切にしていることがある。ライブドア事件から民主化革命、東日本大震災、そして収監まで全15時間超の大激論!日本を、自分を、変えたい人の「必読書」「ホリエモン、刑務所収監へ」――2011年4月末、最高裁の上告棄却で堀江貴文氏の実刑判決が確定した。かつて「フジテレビ買収騒動」「衆院選出馬」などで注目を集め、時代の寵児として持て囃されたベンチャーの旗手は、ついに2年以上の刑務所暮らしを迎えることとなった。旧来の研究手法にこだわる日本の脳科学学会に背を向ける茂木健一郎氏と堀江氏が、ウェブ上でお互いを“再発見”し、初対談の運びとなったのが10年秋。以来、6回に及ぶ対談では、日本の既得権益層から「嫌われる」者同士として、日本の伝統的秩序・価値観が孕む危険性、それらと「たとえ世間から嫌われても闘わなければならない理由」を熱く語る。「国家とは何か」「司法とは何か」「革命とは何か」「ライブドア事件とは何か」「社会を変えるものは何か」、そして二人は「日本の変革を阻むものの正体」に迫る。実刑確定を受けて急遽行なわれた5.11緊急対談では、「これで、もっと自由に生きられるかな」と堀江氏は心中を吐露し、茂木氏とのやりとりを通して湧き上がってきた「出所後の夢」を語っている。二人の「嫌われ者」を支持する人、反発する人双方にオススメの一冊です。

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  • 霧の彼方 須賀敦子
    5.0
    生涯にわたり信仰と文学の「コトバ」に共振し、『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『ユルスナールの靴』など、晩年に稀有な作品を遺した須賀敦子。高い評価を得たエッセイや訳書のほか、没後も詩集や書簡集も含めて刊行が続いた。これらの作品を生み出した69年の生涯は、さまざまな「コトバ」に支えられていた。キリスト教への入信、2度の欧州留学、カトリック左派の流れを汲むミラノのコルシア書店での活動、夫ペッピーノとの出会いと別れ、帰国後に没頭した貧困者支援のエマウス運動、そして文壇を刮目させた初のエッセイ集の上梓――。同じキリスト者である著者が、同じ情熱を以て須賀敦子の「たましい」に迫る、圧巻の評伝。[本文より]イタリアに渡り、コルシア書店で働く以前は本を読み、書店に関係するようになってからは翻訳に従事し、ときに本を売った。帰国後、彼女は研究者となり、再び本を読み、そして、あるときから自ら本を書くようになった。信仰を抜きにした須賀敦子を語っても、蝉の抜け殻を見るようなものだが、本との関係を無視した言説も同質の幻影をもたらすだろう。信仰と書物、ここに流れる雄渾な歴史が須賀敦子の土壌だった。
  • 禁煙ファシズムと断固戦う!<電子特別版>
    3.5
    2003年に定められた健康増進法は「分煙」の配慮義務を定めているだけなのに、理不尽な「全面禁煙」へ向けてのすさまじい禁煙ファシズムが進行している。この著者の怒りを、全国の喫煙者は必ずや共有できる。   「前著『禁煙ファシズムと戦う』で私は、禁煙運動家らに、ちゃんと議論をしろ、と告げた。だが、それはもう無効である。もはや、この戦いは『仁義なき戦い』に入った。(中略)魯迅に『フェアプレイは早すぎる』という文章がある。私もまた、もはや紳士的に語っている段階ではないと考えている。だから、『口汚い』といった批判に関しては、一切反省していない。それほどに禁煙ファシズムはひどいものなのである、と言っておく」(「はじめに」より)  ※本電子書籍版では、2005年9月20日に小社より刊行されたベスト新書『禁煙ファシズムと戦う』(小谷野敦 編著、斎藤貴男・栗原裕一郎 著)より、序文と第I部を巻頭に特別収録しております。 【目次】 <特別収録> 『禁煙ファシズムと戦う』より  ●序文(小谷野敦 著)  ●第I部 禁煙ファシズム・闘争宣言(小谷野敦 著) <本編> 『禁煙ファシズムと断固戦う!』  ●漫画・禁煙者の人権は無視されている!!  ●私的・禁煙ファシズム年表  ●はじめに  ●第1章 さらば東京大学――わが「禁煙ファシズム」との戦い  ●第2章 禁煙ファシズム闘争記(二〇〇七年五月~十一月)  ●第3章 禁煙ファシズム闘争記〈ゲリラ戦篇〉(二〇〇八~二〇〇九年)  ●第4章 ブログ罵言集  ●あとがき――禁煙ファシズムとさらに戦う  ●初出一覧
  • 緊急提言!消費税8%大不況の回避策 ~恐怖の増税不況地獄を回避する方法はこれしかない~
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    長年、消費税の日本経済におよぼす影響を研究してきた社会資本研究所 東一夫 所長 は、2014年4月以降の消費税8%がアベノミクス効果を打ち消して、破壊的な大不況をまねくと予測しており、その暗い日本の未来を詳述し、それを防ぐための大胆な経済政策を具体的にわかりやすく解説しています。ケインズ派経済学の立場から、大不況を回避するための国家証券機構や金融保証機構など具体的な新しい政策や対策をわかりやすく解説、一般の経済に関心のあるビジネスマンや専門家だけでなく政治家や政府関係者の方々にも納得できる提言型の経済書になっています。政権批判するだけで具体的な解決策が少ない経済書が多い中で、本書の提言は読み始めると一気に読め、消費税不況もやり方次第でいくらでも乗り越えられると明るい気持ちになったという読者の評判が本書の面白さを物語っています。

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  • 今上天皇・元首の本心 守護霊メッセージ
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    「たいへんおそれ多いことではあるが、今夏、韓国、中国などによる、わが国の主権侵害に対し、今上天皇からお言葉を頂けないかと思った。 この国の首相には、あまり重い信頼は置けないので、天皇陛下直々にお言葉を頂戴することができれば、国民も安心し、諸外国に対しての日本の立場も明確にできるのではないかと思う。 予想を超えて、守護霊メッセージという形で、率直に「元首の本心」を語って頂けたのではないかと思っている。内閣や宮内庁、外務省から事前の検閲は受けていないが、本書によって国益が損なわれることはないと信じている。」(著者まえがきより)
  • Guitar magazine Archives Vol.6 ウェス・モンゴメリー
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *著作権の都合により、印刷版に掲載されている「今度こそ絶対ウェスを弾く!」、「ギター・スコア『GM SELECTIONS』Wes Montgomery Special」の楽譜は電子版に収録しておりません。 *この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末での閲覧に適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 ギター・マガジン40年以上の歴史で行なった ウェス・モンゴメリー関連特集の総集版! ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジなど、ギター・マガジン42年の歴史の中から特定のギタリストの特集/記事をアーカイブし、再編集を加えた総集版ムック、"Guitar magazine Archives"シリーズ。その第6弾となるのはジャズ・ギター史上最大の巨人ウェス・モンゴメリー。 注目記事はなんと言っても新規収録のインタビュー2本! 1本目は、1963年にウェスが初めてストリングスのオーケストラと共演したアルバム『Fusion!』についてで、ウェス本人が「最高のものができた」と手応えを語っている。ウェスの中では超人気盤というわけではないこの『Fusion!』だが、極上のメロウなプレイを味わえる傑作なので、本記事と一緒に改めて聴き返してみるのもいいだろう。 そして2本目は、遺作となったアルバム『Road Song』レコーディング直後のもの。一般的に「コマーシャル路線」と呼ばれるこの時期、ウェスがどんなイメージで新しいスタイルに挑戦していたのかがわかる内容だ。その他、駆け出しだったインディアナポリス時代のストーリーや、晩年のA&M期の考察、完全ディスコグラフィなども新たに収録している。 また、本書と連動する形で、ギタマガ監修によるウェス・モンゴメリーのコンピレーション・アルバム『バラッズ&ブルース』が発売中。合わせてチェックしてほしい。
  • ギフト 君に贈る豊かさの知恵
    3.8
    父親から、大人になってビジネスを始めているであろう未来のいつかの日の息子に向かって語りつぐ“豊かさの知恵”とは? 14年前、たくさんの親と子に共感の渦を巻き起こした感動のビジネス人生論。 あとがきを新たに加え、いま、ウイズコロナを生きるすべての人へ。 ===== 今、「夢を持てない子供」や「大人になりたくない子供」、そしてそのまま大人になってしまった若者がどんどん増えている。 子供たちや若者たちの未来のために大人が今できることは、眉間に皺を寄せて人生を偉そうに語ることや、説教をすることだけではなさそうである。 人生において、先輩である大人が本来子供に伝えることは? 自分の背中で、生き様で、夢を持つことがどれほど大切で、人生が素晴らしい可能性に満ちているのかを語ってあげることができるかどうかである。 その行為はもちろん簡単ではない。 しかし、挑戦の勝ちは大いにあるだろう。 その行為が、子供たちを励まし、勇気を提供し、感動させ、生きることの意味を見出す「ギフト」になるのではないかと思う。 (プロローグより) ===== プロローグ 第1のギフト 豊かさを生み出すビジネスの知恵 第2のギフト ピークパフォーマンスを発揮する秘訣 第3のギフト 世にも珍しい成功法則 第4のギフト 夢を実現させる4つのセンス 第5のギフト 日常をエンターテインメントにする習慣 第6のギフト ドラマティックマーケティング 第7のギフト 人生に感動をもたらす真の幸福 エピローグ (※本書は2006/4/11に発売し、2020/11/1に電子化をいたしました) 平野秀典(ひらの・ひでのり) 感動プロデューサー、講演家、作家 ドラマティックステージ代表 感動創造メソッドの日本における第一人者。 ビジネスマンの傍ら、演劇の舞台役者として活動。その経験から演劇の手法をビジネスに 応用したオリジナルメソッドを開発。当時所属していた企業で、業界標準を変える大ヒット商品を成功させ、V字回復を実現させる。 独立後は、日本で唯一の感動プロデューサー®として、全国の企業へ講演・指導を行っている。講演企業は1千社、受講体験者は20万人を超える。 演劇の舞台のように心に深く訴えかける講演は「公演」と呼ばれ、リピーターとなるファンが多い。現在も講演家の傍ら、役者として主演舞台に立ち、サントリーホールや紀伊國 屋劇場でもセミナーを行うなど、表現力の新しい可能性を拓き続けている。 年2回開催される私塾「観音崎感動塾」では、各業界に名経営者やトップセールスを生み出している。 著書は『感動力の教科書』(ディスカヴァー・テゥエンティワン)『感動の創造 新訳中村 天風の言葉』(講談社)等国内16冊、海外12冊など多数。 【平野秀典公式サイト】 https://www.kandougift.com 【メールマガジン】(週刊無料配信) https://www.mag2.com/m/0000118235.html
  • 逆張り投資家サム・ゼル
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    米ビジネス界で不思議な魅力を持った一匹狼の起業家 たたき上げの億万長者のサム・ゼルは、常に人が見ていないところに目を向ける。中学生のころはクラスメートにプレイボーイ誌を高く売りつけ、大人になると暴落後の不動産を安く買い、長期的な価値があっても地味な業界に投資してきた彼は、需給トレンドに大胆に賭けて先行者利益をつかんできた。彼は、難解な法律から、アブダビの砂漠会議まで、どんなところでもチャンスを見つける。 ゼルはよく「みんなが左に行くときは、右を見ろ」と言っている。彼にとって、社会通念は基準ではない。毎年、取引を重ねるほどに、彼は群衆のノイズを排除し、できるだけたくさんの情報を集めたうえで、自らの直観を信じて行動する。彼は、自分がこのような独特な考え方ができるのは、第二次世界大戦中にユダヤ人難民として杉原千畝が発行したビザでアメリカに渡った「スギハラサバイバー」である両親の影響が大きいと語っている。 ゼルの評価を2人に聞けば、まったく違う答えが返ってくるだろう。彼が、トリビューン社の経営権を握った翌年に連邦破産法を申請したときはメディアの猛反発を食らった。しかし、その一方で彼の鋭い直観はウォール街の伝説になっており、数々のIPO(新規株式公開)を支援している。彼は、問題を抱えた資産を標的にする戦略から「墓場のダンサー」とも呼ばれているが、これまでに何千人もの雇用も創出してきた。彼の会社だけでも膨大な数の社員がいるが、彼らはその強い忠誠心から会社を辞めたり、転職を考える社員は非常に少ない。 ゼルは個性あふれる人物で、みんなの逆を行くことが多く、遠慮がなく、不遜で、いつも興味津々で、よく働く。出勤にはグレーのスーツがお決まりだった1960年代にジーンズで出勤し始め、1985年にはウォール・ストリート・ジャーナル紙に「楽しい仕事でなければやらない」と言い放った。バイクの仲間(ゼルズ・エンジェル)と世界中を回り、会社の外のデッキではアヒルを飼っている。 彼いわく、「既存のルールや社会通念にただ従うつもりはない。結局のところ、仕事がうまくいっていれば、ありのままの自分でいる自由がある」。 本書は、ゼルが強調したいことをまとめたもので、読者と彼がかかわるとビジネスの世界を巡りながら、成功談は誠実かつユーモアを交え、失敗談はその過程で学んだこと(ここが重要! )を率直に語っている。 これは次世代の革命児や起業家や投資家にとって、欠かすことのできない指針となるだろう。
  • ギリシア神話 神々と英雄に出会う
    4.1
    数多い英雄たちの複雑な関係、神々も介在する入り組んだ物語、重複や矛盾に満ちた展開…。アポロンやアテナなどの名前は身近であるものの、実は読みこなしにくいギリシア神話だが、古代人の世界観を探るという視点から見ていくと、意外に理解しやすい。本書は、古代ギリシアの詩や悲劇がどんな話をどのように語っているかを踏まえながら、西欧文明にきわめて深い影響を与えた伝承の数々を紹介する。
  • GILT(ギルト) ITとファッションで世界を変える私たちの起業ストーリー
    3.6
    最高の仲間がいれば、リスクなんて怖くない! 保守的な超一流ブランドを次々と口説き、3年半でオンラインセール「ギルト」を10億ドル企業に育てた挑戦の日々。 ギルトは、有名ブランドを数日限定、半額以下で提供するオンラインセールのサービス。2007年11月にサービスを開始後に急成長し、2009年には日本にも進出した注目のスタートアップだ。本書では、創業者である女性二人が、どう考え、どう動き、サービスを生み、育てたかを自ら語っている。イノベーション、新規事業、起業にはなにが必要なのかを明らかにする最高のケーススタディであり、成功ストーリーである。

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  • 銀の匙を落とした幼姫
    5.0
    氏素性も知れない私は、わずらわしいお荷物……。 生後すぐに母を亡くした幼い姫君は、貴族として生まれながら、父方の血筋を忌む祖母の命により、人知れず遠くの森に捨てられた。身元不詳の赤ん坊を拾った少年、名門家の次男マーカスは、彼女をロウェナと名づけ、面倒見のよい家令夫妻に育てさせた。月日は流れ、育ての親と死に別れた19歳のロウェナは、マーカスの異母兄の屋敷でキッチンメイドとして雇われる。だが、主人から下心たっぷりの誘惑を執拗に受けて困り果てていると、ある男性が颯爽と現れ、彼女を救った――ああ、マーカスさま!長く英国を離れていた彼がようやく帰ってきた。まさに夢のようだわ。大好きな彼の懐かしい姿に、涙をにじませるロウェナだったが……。 ■幼いときから密かに一途な想いを寄せてきたマーカスとの再会は、ロウェナにとっては無上の喜びでした。それなのに、ほどなくして彼女は、信じていたマーカスが自分を追い払うつもりだと語っているのを漏れ聞いてしまい、失意のどん底に突き落とされて……。
  • 空想討論・性善説vs性悪説!孟子&老子&荘子vs荀子&韓非子&始皇帝。質問者はニーチェ!20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 古今東西の哲学者が集う空想世界にようこそ! この架空の世界で議論されるのは「性善説vs性悪説」。 人間の本性は善なのか、それとも悪なのかを問う対立議論です。 ここでは諸子百家と呼ばれる古代中国の思想家たちが主役です。 古来から、中国では本性論が盛んに行われてきました。 道徳を大事にする儒教の考え方の中では、人のもともとの本性が善か悪かという問題はとても重大なものだったのです。 特に政治の場面では、人間の本性をどう考えるかによってその国民の扱い方が大きくわかれていきました。少々極端な言い方をしてしまうと、 本性論は国の行く末まで決めてしまうような問題だったのです。 哲学と政治が強く結び付いているのは中国の思想の特徴です。 諸子百家の時代も例外ではありません。 ですから本性論は形而上ではなく、しっかり地に足の着いた実践的な思想になって表れることが多く、 孟子も荀子も政治を頭に置いて語っている節があります。 そこが形而上に流れがちな西洋思想と違う面白さといえるでしょう。 なお、言うまでもないのですが、以下で扱う人物像はすべてまったくのフィクションです。 本当にこんな人だったとは決して思わないでください。こんなイメージのままウッカリ人に話すと驚かれます。 【目次】 諸子百家の基礎知識 登場人物紹介 問題提起 孟子、性善説を語る 荀子の主張 法治主義、そして事件発生 場外乱闘的な老荘思想 大団円 【著者紹介】 大畠美紀(オオハタミキ) 猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。 諸子百家の面白さに魅かれ東洋思想に傾きつつある。
  • クウネル特別編集 フランス人のおしゃれサンプル
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。  2年間にわたって取材をかさねた、フランス人のおしゃれセンスをまとめた一冊。 フランス女性101人が登場して、ファッション・髪型・インテリア・買い物・生き方など素敵な暮らしのヒントを語ってもらいます。 見ているだけでも楽しい一冊ですが、髪型やインテリアのページは、とっても実用的になっています。
  • クソ編集にこんなことされました。アンソロジーコミック
    5.0
    漫画家活動に切っても切り離せない存在である編集者。なんの脈略のないエロ展開をテコ入れしようとしたり、出版業界の悪評を語って新人作家のモチベーションを下げたりと、十人十色の編集者のなかには、漫画家を絶望の淵に追い詰める、「クソ編集」が本当にいる…かも!? 【Cover Illustration】英貴 【Comic】おおのいも/カガミツキ/かまぼこRED/小針タキ/しののめしの/東谷文仁/まめこ/美川べるの/ムナカタ/結城心一
  • 暮らしのおへそ vol.20
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20号を迎えた「暮らしのおへそ」。創刊から10年目となる記念すべき今号は、愛らしいショートケーキが表紙です。女優・室井滋さんのインタビューを巻頭に、スタイリスト・伊藤まさこさん、写真家・上田義彦さん、「ヤエカ」デザイナー・井出恭子さんなどが登場し、それぞれの「おへそ=習慣」を語ってくださいました。 編集ディレクター:一田憲子 主婦と生活社刊   【Contents】 ・鏡を手放したら、何でもできるようになりました  女優 室井滋さん ・“やらないこと”を決めたら “やりたいこと”がくっきり見えてきました  スタイリスト 伊藤まさこさん ・カフェマスターとして濃く生きる  「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」店主 堀内隆志さん ・日々の料理には、生活のセンスすべてが含まれている  「ヤエカ」デザイナー 井出恭子さん ・シンプルライフは老後でいい。買って、使って、ワクワクする。  ものから教えてもらうことは、まだまだたくさんあるはずだから。  「ディエチ」店主 田丸祥一さん・堀あづささん ・求めているのは“リアルなこと”なのだと思います。  写真家 上田義彦さん ・スタイリスト 小暮美奈子さんの真鶴の旅 一日ルポ 「Coco工房」主宰 野村紘子さん 「にしだ果樹園」主宰 西田淳一さん 会社員  千葉瑞希さん 日本画家 杉本歌子さん 美術家  ミヤケマイさん バッグの中身 お気に入りの本とお茶 ほか
  • 暮らしを、みがく
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 汚れた部屋もイヤなんだけど、掃除ができない自分がもっとイヤでね……。 そう言っていた人が、「実は、ちゃんと毎日やるようになって」と胸を張って語ってくれました。 「頑張って」やるのではなく、少し視点を変えてみる。 そんな発想の転換の過程にこそ、掃除上手になるための、秘訣が隠されています。 暮らしのおへそ実用シリーズの第四弾。 そうじを習慣づけるためのメソッドを実例中心に紹介する一冊に。 【内容】 スペシャルインタビュー|お笑いトリオ「森三中」大島美幸さんに聞く 私にとって掃除は部屋をきれいにすることではなく気持ちをスッキリさせること。 【第1章】掃除が苦手なあの人が、掃除上手になったわけ ・「時間がない」と焦るなら「30分でできること」だけをやればいい|江口恵子さん インテリア&フードスタイリスト ・掃除よりもっと大切なことがある|三浦初音さん 「URU」店主 ・堀井和子さんの「きれい」って何ですか ・掃除嫌いだった私が毎日掃除ができるようになるまで|安井ひろみさん 翻訳家 【第2章】きれい好きなあの人の、小さな工夫に学ぶ ・明日の自分のために今、やる|石村由起子さん 「くるみの木」オーナー ・朝20分 晩20分できれいをキープ|ワタナベマキさん 料理家 ・きれいが長持ちする わが家のスケジュールをつくる|内田彩仍さん ・掃除とはつまりナチュラルな状態に戻すこと|高橋百合子さん 「イーオクト」代表 【第3章】暮らしに掃除を定着させるコツ ・自分だけのベストタイムを見つける ・「拭く」のが掃除のキモ ・一度にやりすぎないのが大事 ・かしこく道具を使う ・ごんおばちゃまに教えてもらう 誰でも掃除が好きなる3ステップ ・午後10時からの夜掃除を|佐藤友子さん 「北欧、暮らしの道具店」店長 ・「ざっと」でも「毎日続ける」ことが大事|西胤真澄さん 主婦 【interview】その道のプロフェッショナルに聞きました。どうして「掃除」は必要なんでしょう? → 羽田空港清掃員 新津春子さん/経営コンサルタント 小宮一慶さん/作家 岩崎夏海さん
  • グッド・アンセスター
    3.6
    私たちは、どうしたら「よき祖先」になれるのか! 私たちは皆いずれは、未来に生まれてくる人たちにとっての祖先となります。その時、未来の人たちに私たちが「よき祖先」と思ってもらえるかどうか。負の遺産を残した「悪い祖先」にならないようにするには、今、どんな行動をすればよいのかを論じた内容です。 著者はイギリスの文化思想家。「よき祖先」になるための考え方、方法、過去から現在までの活動例を紹介します。また、その問題を様々な視点から分析し、私たちに行動を起こすよう提案しています。 考え方は、長期思考を重視するということです。 日本での政治施策の例 1550年~1750年にかけて日本の森林は荒廃し、生態系も社会も崩壊する寸前でした。 国の支配者は、森を切り開いて何千もの城や神社、邸宅を建てたのです。森林が大量に伐採されたため洪水に襲われ、その結果1600年以降は大飢饉が相次ました。 これに対して、徳川家は、1760年から100年間、世界初の大規模な林業計画に着手したんです。役人は村人に報酬を払い年間10万本の苗木を植えさせました。 この結果、1度は文明衰退の道をたどった日本が19世紀後半には再び緑の国に戻ることができました。これは私たちが環境危機に対処するためにどう長期計画をたてればよいかという希望のモデルだと言えます。 出版関連の事例では、オーストリアの「人類の記憶」という企画。人類の最も重要な著書1000冊をセラミック製のタブレットに保存し100万年保存するというもの。 また、スコットランドのケイティ・パターソンは、「未来の図書館」というプロジェクトを進めています。これは、2014年から100年にわたり毎年著名な作家が新作を寄贈し、100年後印刷され、22世紀の読者に提供するというものです。 現代の人々は、基本的に目先のことに追われて、短期思考になっているので、長期思考を意識することが未来の人々のためになると語っています。 現在、「SDGs」が叫ばれていますが、正にこの本は「持続可能な開発目標」を具現化させるための方法をわかりやすく記述した書でもあります。
  • [グラフィックノベル] ベルリン 1928-1933
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20カ国語に翻訳されたグラフィックノベルのベストセラー。 完成に22年をかけた歴史大作。 街は静かに破滅へと向かう――。 人びとはいかにしてナチスに傾倒していったのか。 共和国は人びとになにをもたらしたのか? リベラルな大都市からファシズムの拠点へ。 ジェイソン・リューツは、1920年代のドイツの大都市を、住民の目を通して複雑に描きだしている。彼らの人生は、優しさと残酷さ、愛と憎しみ、セックスと死の十字路で交差する。煙草のけむりが充満するサロン、崩れかけた歩道、にぎやかな駅、華やかなカバレットなど、街そのものが活気づいていた。 ワイマール共和国時代、ベルリンはヨーロッパの最先端であり、創造性、政治思想、性的自由が、忍び寄るファシズムの足音にもみ消される前に明るく輝いていた――このような時代背景を見事に表現した傑作。 2019年、グラフィック文学賞優秀賞受賞。 2019年、バーモント・ブック・アワード受賞。 示唆に富み、現在の社会問題を映しだすグラフィックノベル 1928年、マルテ・ミュラーは引き寄せられるように脈動する首都ベルリンへ向かった。芸術アカデミーに通いはじめたマルテは、それからの数年間、時代のあふれる豊かさと悲惨さを経験する。カバレットやサロンで米国のジャズが流れ、性の解放が進むいっぽうで、経済危機と過激な政治活動が路上をすでに埋めつくしていた。矛盾する世界が並存し、交錯する1930年代初頭の街で、マルテはみずからのアイデンティティをたしかめようとする。しかし、ドイツという国がそうであったように、未来への選択を迫られていき……。 ジェイソン・リューツは、崩壊が進むワイマール共和国を舞台に、マルテの運命とほかの人物たちの人生を結びつけ、この時代の複雑なスペクタクルをつくりあげていく。言論の力への信頼を失ったジャーナリスト、クルト・ゼフェリング、政治のうねりのために家族がバラバラになった労働者グートルン・ブラウン。はびこっていく反ユダヤ主義の標的にされたユダヤ人の少年ダーヴィト・シュヴァルツ……ベルリンの街角で彼らの運命が交錯する。 「『ベルリン』のマジックは、リューツが古い新聞や写真から、時空間的に自分から遠く離れた都市を呼び起こす方法にある。本書の結末は息を呑むほど衝撃的である」――エド・パーク(ニューヨーク・タイムズ書評) 「ナショナリズムと反ユダヤ主義がふたたび頭をもたげるなか、 本書は政治がいかに早く毒に変わるかについての教訓をあたえてくれる」――レイチェル・クック、ガーディアン紙 「圧倒的なストリート シーンと、この街に住む多くの人びとの内面を掘り下げることで、本書は私たちが知っている物語を新しい方法で語っている。それは私たちが昨日を見つめなおし、今日との比較を可能にしてくれる」――ニナ・マクラフリン、ボストン・グローブ 「職人技と忍耐の驚くべき偉業。ワイマール時代の最後の数年間を描いた本書は、ファシズムが家族を分断し、友情を終わらせる過程を考察していることで、かつてないほど切迫している。リューツは、ディケンズ規模のキャストを丁寧かつ一貫した筆致で描き、登場人物たちは、政治的忠誠、闘争・同化の選択を余儀なくされる」――サム・シールマン(この10年間のベストコミック)、ガーディアン 「狭い心と気まぐれな心があり、街全体を焼き尽くすほどの怒りがある。しかし、そこには愛情、利他主義、勇気、他者を助けようとする意欲、物事を改善しようと続ける努力もある。読者は期せずしてベルリンに親しみを感じている自分に気づくだろう。リューツの慎重で精巧なこの作品は、すべての人の心に響く」――ケイトリン・ロズベルグ 、The A.V.Club
  • グルメぎらい
    3.0
    「美味しいものを食べることと、グルメという言葉のあいだには、おかしな距離ができてしまった。」(「はじめに」より)。「おまかせ料理」という名の「お仕着せ料理」をありがたがる“自称グルメ”、味よりもインスタ映えを気にする客と店、料理人を愛称で呼んで馴れ合うブロガー、予約の取れない店自慢……。今のグルメ事情はどこかおかしい――。25年以上食を語ってきた著者による、忖度なしのグルメ批評!
  • 経営者が語るべき「言霊」とは何か―リーダーの「言葉の力」が企業を変える
    3.8
    なぜビジョンや理念を語っても、社員や顧客の心に伝わらないのか。なぜ戦略や意思決定を語っても、幹部や部下の腹に響かないのか。苦境においてリーダーが語るべきビジョン・戦略・志とは何か。 【主な内容】 【第一話】 なぜ、経営者は「言霊」を語らねばならないのか 【第二話】 なぜ、経営者の語る「言葉」が言霊を失ったのか 【第三話】 なぜ、経営者の語る「ビジョン」が言霊を失ったのか 【第四話】 なぜ、経営者の語る「戦略」が言霊を失ったのか 【第五話】 なぜ、経営者の語る「理念」が言霊を失ったのか 【第六話】 なぜ、経営者の語る「予測」が言霊を失ったのか 【第七話】 なぜ、経営者の語る「計画」が言霊を失ったのか 【第八話】 なぜ、経営者の語る「意思決定」が言霊を失ったのか 【第九話】 なぜ、経営者の語る「志」が言霊を失ったのか 【第十話】 いま、経営者が語るべき「言霊」とは何か 謝辞
  • 経営の本質―――すべては人に始まり人に終わる
    -
    半導体の技術商社として1972年、パン屋の2階で創業したマクニカ。ベンチャーキャピタルの支援もあまりない時代、まさに個人商店からスタートしたマクニカは、その後50年で連結売上高7610億円、社員数約3900人の上場企業に成長しました。半導体産業そのものが伸びた時代だとはいえ、激しい競争の中、単に物流機能のみを担う商社ではなく、しっかりとした技術力に裏打ちされた技術サポートを磨き、半導体商社ナンバーワンの地位を築き上げることができました。創業期の4度の経営危機を乗り越え、ただの一度も営業赤字に転落しなかったマクニカ。人材育成から資金繰り、M&Aや事業撤退の判断など、多くの経営者が悩む局面を、創業者・神山治貴名誉会長はどう乗り越えてきたのか?その経営哲学を余すところなく語ってもらいました。
  • 慶應義塾大学の「今」を読む OB・現役学生なら知っておきたい大学の真実
    4.0
    創立から150年以上の歴史を誇る私立大学の雄は、近年、新たな大型施設が相次いで登場。学部学科編成もさまざまな変遷を経てきている。その最新の“現在”を、とくに戦後50年の歩みをしっかり踏まえながら、読みやすい雑学的なエピソードを交えて紹介する。慶應義塾大学のOB・現役学生でも意外と知らない内容を盛り込んだ、慶應シンパシーをくすぐる一冊。「福澤諭吉が一万円札の肖像に選ばれたのはなぜか?」「『陸の王者』とはどういうことか? 幻の門はどこにあるのか? 塾歌の謎に迫る」「キャンパス内にギリシャ語があふれるSFC。そのワケとは?」「慶應の最大の経営危機を乗り切った方策とは?」「『来日』『在日』『日没』などの塾生用語って懐かしい!?」「ミス慶應コンテストをめぐる戦いの行方とは?」「OB塾員になって始まる三田会のつながりって?」「人気ドラマ・半沢直樹にところどころ現れる慶應カラーって?」……など、今の慶應義塾を語るには知っておきたいネタを満載。體育會に色濃くみられる歴史と伝統、名物教授や通った名店、スポーツ界での強豪ぶり、政財界をはじめ各分野に活躍する著名人、附属校の現状など、多角的な視点から、興味深いエピソードを交え読みやすい構成でまとめた、OB・学生必見の一冊!
  • 信頼される社会人へのパスポート敬語検定
    -
    敬語って、とても難しいものだと思っていませんか?実は、かんたんです。ちょっとした決まりさえわかっていれば。本書では、社内・接客・電話・冠婚葬祭・おつきあい・メール・手紙でつかわれる実践的な敬語がクイズ形式で楽しく学べます。これ一冊で、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の使い方が完璧に身につけられ、どこへいっても恥ずかしくない言葉づかいができるはず。もう、面接だって、報告だって、商談だってこわくない!Let's try “敬語検定” !  めざせ! 敬語の達人!

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  • 経済学の宇宙
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●戦後世代の経済学者が綴る知の軌跡  マルクスに感銘を受けて東大経済学部へ進学した青年が小宮隆太郎、宇沢弘文と出会い経済学に目ざめ、MITへ留学、サミュエルソン、アローなど世界の知に触れる――。戦後日本の歴史とともに生きてきた日本を代表する経済学者、岩井克人。本書は、その遍歴と自分の頭脳の中身を明らかにする「知の履歴書」です。  出世作である「不均衡動学」はどのようにして誕生したのか、「貨幣論」はどのような発想で臨んだのか、マクロ経済学者であった著者がなぜ企業論に注目したのかなど、今まで本人が明確に語ってこなかった岩井ワールドの全貌が明らかになる岩井経済学ガイドでもあります。  本書は、不均衡動学、貨幣論などそれぞれ一冊分の解説が可能な多岐にわたる岩井経済学の世界をことばを尽くして解説を行っているため、岩井経済学ガイドにもなっている。今まで岩井氏の著作は思索的で難解と思ってきた人々にも読者が広がることが期待できます。  文庫化にあたり、新たに「補遺 『不均衡動学』の現代版に挑む」を掲載。過去40年間のマクロ経済学の有り様と、自身の『不均衡動学』の現代版に取り組む背景を語ります。
  • 継体天皇―分断された王朝―(新潮文庫)
    4.0
    謎に包まれた大王・継体天皇。応神天皇の五世の孫(五世代目の孫)とした日本書紀は真実を語っているのか。ヤマトから遠く離れた越(福井県)から継体が連れて来られたのは何故なのか。二十年間、ヤマトに入らずに淀川周辺を彷徨っていた理由は。そして、本当に王朝交替はあったのか? 大胆な考証で古代史最大の謎・継体天皇の正体を明らかにし、分断された王朝の謎に迫る刺激的書下ろし論考。
  • 競馬王のPOG本 2017-2018
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 11年目のリスタート! 今年も「顔が見える」をテーマに徹底取材を敢行! 目玉は、出資馬アルアインで皐月賞を制したレジェンド・山本昌氏による牧場取材。ノーザンF空港と社台ファームに赴き、次期シーズンの期待馬を徹底取材しています。 グラサン師匠は今年もノーザンF早来へ。今年もサク裂する中尾節、展開する中尾劇場。果たして、今年の“毛”の馬は? 競馬王らしいマニアックなチョイスになったのか!? 今年はオーナーインタビューが復活。テソーロの冠でおなじみの了徳寺健二オーナーに、キャスターの矢作麗さんが突撃取材。2歳馬への期待から馬選びの極意まで、大いに語っていただきました。毎年2歳戦を席巻するミルファーム軍団を率いる清水敏社長のインタビューも必見です。 大好評の「栗山ノート」では、栗山求が新種牡馬3頭を含む15種牡馬計125頭の鉄板配合を一挙大公開。昨年版ではファンディーナを推奨していました! クラブ探訪は、山崎エリカ、矢作麗の両名が5つのクラブに赴き、所属馬への期待、さらにはまだ出資可能な穴馬を根掘り葉掘り聞いています。 袋とじは、昨年、アルアインの推奨に成功した『POG黒服トーク』と豪華ライター陣のよる『名人たちの最終結論』の二本立て。POG界のレジェンドたちに加えて、今年は一口クラブ界のレジェンド・ぐりぐり君が初登場。日本一クラブ馬事情に詳しい氏が厳選した10頭をお楽しみに。山本昌氏の推奨馬も収録しています。 新種牡馬論は山野浩一、外国馬は秋山響、データ分析は伊吹雅也などプロフェッショナル揃いの豪華執筆陣でお届けする一冊。
  • 契約彼氏と蜜愛ロマンス
    4.0
    28歳のOL、瀧川一華は、ある日おせっかいな上司に、苦手な同僚とのデートをセッティングされてしまう。絶対イヤ!! と断ったのに、なぜか聞き入れられず――。苛立ちのまま、なじみのノラ猫に愚痴をこぼすべく、一華は近所の公園を訪れた。と、そこには先客の、超イケメンが! 初対面のはずの彼になぜか懐かしさを感じて、一華は問われるままに、同僚とのデートについて語ってしまう。するとそのイケメンが、自分が彼氏役を演じてデートを阻止してやると提案してきた。だけど“その代わりに家に泊めてよ”――って!? 押し切られるまま……甘らぶ同棲、開始!
  • 冷たい瞳の花嫁 結婚式は愛の使者 I
    -
    ★傲慢で自己中心的。男ってみな同じなのかしら。★ローレルは姪の結婚式に遅刻してしまった。そればかりか、教会に入るとき派手な登場の仕方をしたため、満座の注目を集めるはめになった。彼女は自分を見つめるひときわ傲慢な視線に気づいていた。たしか新郎の元後見人で、実業家のデミアン・スクラスね。頑丈な体格にハンサムな顔。女性が夢中になるタイプだ。ローレルを見る彼の瞳が語っていた。”そのドレスを脱がせて中身を見てみたいよ”冗談じゃないわ。自己中心的な男性なんてうんざりするばかり。ローレルはモデルとして成功をおさめていたが、恋人から手ひどい裏切りを受け、男性には不信感を抱いている。だがデミアンは、そんなローレルにほほ笑みかけてきた・・・・・・。
  • 結婚セレナーデ
    完結
    5.0
    全1巻550円 (税込)
    レディース・コミック界のヒットメーカー、三原陽子センセイが、結婚と恋愛についてじっくりと語っていく大人のラブ・ストーリー。全ての大人の女性に捧げられた結婚への小夜曲(セレナーデ)。
  • 建築の仕事につきたい!
    -
    著者の広瀬さんが、どうして建築の道に進むようになったのか、和の暮らしが息づく京都での修行時代、実際に携わった大使館や劇場の建築を通じて掴んだこと……などなどを、やわらかな感性を背景に語ってくれています。建築の仕事にちょっぴり関心のあるかた、ぜひ一読ください。
  • 憲法九条の「損」と「得」
    5.0
    30万部以上の大ベストセラー「憲法九条を世界遺産に」続編刊行! 安倍政権の任期が終わる2021年9月までに、かなりの確率で、日本初となる憲法改正・国民投票が行われようとしています。しかし、私たちに改正の是非を直接問われるにもかかわらず、判断する準備が出来ていません。それは日本にとっての憲法の位置づけが不明確なまま今日に至っているからではないでしょうか? 本書では、『憲法九条を世界遺産に』の著者、爆笑問題の太田光氏、宗教学者・中沢新一氏に、日本人にとっての「憲法九条」の本質について語っていただきました。それは、日本の国の成り立ちにかかわる重要な提言でした。是非ご一読ください。そして、きたるべき国民投票に、ご自身で納得された一票を投じてください。 日本人なら知っていなければいけない事実が満載です! 国民投票結果は、二度と変えられない! 日本人にとって、もっともふさわしい憲法とは何か? 憲法改正が現実的に私たちに問われようとしている今こそ、改めてみんなで考えたい。太田光氏・中沢新一氏が右でも左でもなく、日本の伝統の「どまんなか」に立って、日本国憲法の本質を炙り出していきます!
  • 激戦の首都を制し「絶対王者」になる方法
    -
    首都を制するのは どこだ? 強豪校6人の名将が、 東京を勝ち抜くための戦略と 全国制覇への秘策を語る! 日大三 小倉全由監督 二松学舎大附 市原勝人監督 東海大菅生 若林弘泰監督 関東一 米澤貴光監督 國學院久我山 尾崎直輝監督 帝京 前田三夫名誉監督 東西強豪対談 二松学舎大附・市原勝人監督×東海大菅生・若林弘泰監督 著者は、以下のように述べています。 今回、本書では現在の東京を代表する四強監督(東/二松学舎・市原勝人監督、関東一・米澤貴光監督、西/日大三・小倉全由監督、東海大菅生・若林弘泰監督)に加え、近年の躍進が目覚ましい國學院久我山の若き指揮官である尾崎直輝監督、さらには東京の高校野球界を牽引して一時代を築き、春夏計3度の全国制覇を成し遂げた帝京の前田三夫名誉監督にもご登場いただき、過去の激戦、名勝負を振り返ってもらうとともに、激戦区・東京を勝ち抜くための戦略と全国制覇に対する考え方を語っていただいた。 あの激戦の裏で監督たちは何を感じ、どう戦い抜いたのか? 一つひとつの勝ち負けから監督たちは何を学び、どう生かしてきたのか? これからの東京の高校野球はどうなっていくのか? 東京の高校が全国制覇を成し遂げるために必要なことは何なのか? それぞれの視点から見た東京の高校野球のこれまでとこれからを、詳らかにしていきたいと思う――本文より ■目次 序にかえて 1974年、東西分割~群雄割拠の戦国時代へ~ ほか 第1章 西の超名門・日大三 小倉全由監督 切磋琢磨で2011年以来の全国制覇を 東京の東西四強に関して ほか 第2章 東の強豪・二松学舎大附 市原勝人監督 東京を勝ち抜くのは、取りこぼさないチーム 春の大会の戦い方と“夏型”“秋型”のチームの違い ほか 第3章 西の筆頭・東海大菅生 若林弘泰監督 大阪桐蔭から学んだ全国制覇するために必要なもの 大阪桐蔭と対戦して思い知った“全国レベル”の強さ ほか 第4章 東の雄・関東一 米澤貴光監督 甲子園で勝ち上がるには“打”に頼らない 東西の名将から学ぶ~帝京・前田三夫監督と日大三・小倉全由監督~ ほか 第5章 新進気鋭の指揮官・國學院久我山 尾崎直輝監督 東京の野球で絶対王者になる エースは要らない~誰が投げてもゲームを作れるチームになる~ ほか 第6章 東京を牽引した王者・帝京 前田三夫名誉監督 守備と投手だけでは甲子園で勝てない 東京代表が全国制覇をするには、指導者の“本気モード”が必要 ほか 東西強豪対談 二松学舎大附 市原勝人監督×東海大菅生 若林弘泰監督 大阪桐蔭の強さの秘密と、倒すために必要なこと ほか
  • 月刊 内田章文×末光美幸 vol.01
    -
    写真家・末光美幸が俳優・内田章文の魅力を引き出す写真セッション!月刊シリーズで登場! 【撮影記】 内田くんとの最初の撮影は早朝の銀座。まずは街が動き出す前に二人で自由に思いついたまま撮影しました。それから撮影場所を街からカフェへと移して靴コレクターの内田くんに準備してもらった靴を並べてもらい靴を語ってもらいました。どれも個性的で高級な靴ばかり。大切に靴を磨く姿は衣装も手伝って靴職人のようでした。いろんな表情を見せてくれた撮影でした。
  • 月刊 内田章文×末光美幸 vol.03
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    写真家・末光美幸が俳優・内田章文の魅力を引き出す写真セッション!月刊シリーズで登場! 【撮影記】 内田くんとの最初の撮影は早朝の銀座。まずは街が動き出す前に二人で自由に思いついたまま撮影しました。それから撮影場所を街からカフェへと移して靴コレクターの内田くんに準備してもらった靴を並べてもらい靴を語ってもらいました。どれも個性的で高級な靴ばかり。大切に靴を磨く姿は衣装も手伝って靴職人のようでした。いろんな表情を見せてくれた撮影でした。
  • 月刊 内田章文×末光美幸 vol.02
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    写真家・末光美幸が俳優・内田章文の魅力を引き出す写真セッション!月刊シリーズで登場! 【撮影記】 内田くんとの最初の撮影は早朝の銀座。まずは街が動き出す前に二人で自由に思いついたまま撮影しました。それから撮影場所を街からカフェへと移して靴コレクターの内田くんに準備してもらった靴を並べてもらい靴を語ってもらいました。どれも個性的で高級な靴ばかり。大切に靴を磨く姿は衣装も手伝って靴職人のようでした。いろんな表情を見せてくれた撮影でした。
  • 月刊ドラゴンズ増刊号 2023年4月「中日ドラゴンズファンブック2023」
    -
    2023年シーズンの中日ドラゴンズの全容を伝えるファン必携の1冊です。選手紹介は、沖縄キャンプでの撮り下ろし写真と番記者のコメントに加え、球歴や年度別成績、個人記録などデータも充実。インタビュー企画では、立浪和義監督に2年目の戦略を聞くほか、根尾昂、高橋宏斗、岡林勇希、龍空という期待の若手4選手たちが意気込みを語っています。大野雄大、柳裕也、大島洋平ら主力7選手の一問一答も。また投手、野手に分けて評論家の吉見一起さんと井端弘和さんが戦力を分析しています。チケットやバンテリンドームナゴヤの案内、イベントやグッズ紹介など役立つ情報も満載です。 ※本電子書籍に付録は含まれておりません。また、プレゼントへの応募はできません。書籍内の広告・情報・価格は紙で発行した当時のものとなります。なにとぞご了承ください。 表2 CONTENTS 立浪和義監督 2年目の戦略を語る 高卒ドラ1投手 根尾昂&高橋宏斗に聞く 立浪チルドレン対談 岡林勇希×龍空 2023 DRAGONS ROSTER 2022 SEASON SUMMARY 2023 INFORMATION 表3 表4

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  • ゲノムでたどる 古代の日本列島
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が初めて日本列島にやってきたのは約4万年前。 日本列島のはじまりを築いた人々は、どんな生活をしていたのだろうか。 ゲノムを読むと何がわかるのか? 話題の「古ゲノム学」とは何か? 研究者が「ゲノムを読む理由」とは? 日本列島人の起源と成立をさぐる研究プロジェクト「ヤポネシアゲノム」のメンバーによる、珠玉の科学エッセイ集。 「一段落した調査現場で、私は温かい缶コーヒーを飲みながら考えた。誰が一体なんのためにこんな墓を作ったのだろうか。なぜ中妻貝塚に作られたのか。これだけの人骨はどこから運ばれてきたのか。以前より浮かんでは消えていた謎が、頭の中をぐるぐる巡る。」 ――山田康弘 〈第1章〉縄文時代を「掘る」 より 「お酒に弱い、という遺伝的変異は、何かに強かったのではないか? それは、何かはわからないけれど、何らかの感染症と関連するのではないか、と考える事は、それほど馬鹿げた空想ではない。十分に検証するに値する仮説だ。それでは、東アジアでは、お酒に弱いことが、何に強かったといえそうなのだろうか?」 ――太田博樹 〈第2章〉お酒に弱い遺伝子とウンチの化石のゲノムから何がわかるか より 「ゲノムとは生き物の設計図である。血液型がA型だったりB型だったり、目の色が黒かったり青かったりするのは、それぞれ設計図であるゲノムのどこかに違いがあるからだ。植物でも同じことで、設計図が部分的に書き換わってしまう(突然変異という)ことによって、色や形や大きさに違いが生まれる。逆に言えば、設計図を読み解くことで、姿形の違いや環境への適応能力の違いが進化したのかを理解することができる。ゲノムを読む、とはそういうことなのだ」 ――内藤 健 〈第3章〉アズキはどこで生まれたのか より 「ウルシ(Toxicodendron vernicifluum)が日本で塗料として用いられ始めたのは、遅くとも縄文時代早期という、かなり古い時代であるとされている。多くの読者は、このような「高尚な」文化は中国伝来であるという先入観を持つかもしれない。しかし、実は遺跡に残された遺物の古さだけを見ると日本のものの方が古い可能性もあり、漆文化は日本発祥では、という説を唱える研究者もいるほどである。」 ――菅 裕 〈コラム〉漆の過去・現在・未来 より DNAは、その人骨の遺伝的特徴を知るための手がかりとなる情報である。そのため、DNAをうまく回収し、その塩基配列を決定し、その配列情報を使った研究でうまく「調理(料理?)」してあげれば、その人骨のルーツや我々現代人との関係を語ってくれる。この場合、おいしい食材はDNAであり、料理のための道具類はDNA配列を決定するためのシークエンサや解析するための統計ツールになるだろうか。 ――神澤秀明 〈第4章〉日本列島人はどこから来たのか より

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  • 源氏物語五十四帖 現代語訳 紫式部の物語る声 [一] 桐壺・帚木・空蟬・夕顔・若紫
    3.0
    1巻1,584円 (税込)
    千年前の物語は、すでにこの世の真実を語っていた 複雑に絡み合う人間心理、繊細な自然描写、内裏での政(まつりごと)や神事。 目に映るすべてが緻密に描かれた物語世界を分析し、 「原文分解分類法」を確立した著者による、原文に沿い本質に迫った現代語訳。 紫式部にとって、「物語」は、「物事の真実を語ること」。 後世の我々に、人間として「生きる意味」を、伝えたかったのだと思います。 (「おわりに」より) 光源氏誕生から、のちに妻となる紫の上との出会いまでを綴った、 「源氏物語」はじまりの全5 帖を収録。 理解がより深まる、著者作成の五十四帖人物相関図付き まえがき 源氏物語原文五十四帖構成分類 源氏物語原文分解分類法1〜18 桐壺 帚木 空蟬 夕顔 若紫 あとがき 参考文献

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  • 源氏物語と鎌倉
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鎌倉には『源氏物語』と『万葉集』という二大古典の貴重な知的遺産が制作される土壌がありました。 紫式部が書いた『源氏物語』、しかし、紫式部自身の手書き原稿が残っているわけではありません。 昔の人が「写本」として書き残してくれて、今に引き継がれているのです。 二大写本のひとつ「河内本源氏物語」は鎌倉でつくられました。 考古学を学んだ著者の新たな切り口から、鎌倉における『源氏物語』の成立過程を辿る研究書です。 著者は早稲田文学新人賞受賞の面目躍如、作家魂はタイムトンネルをくぐりぬけ、流れる筆力で当時の人々を取材しているかのようです。 歴史の彼方に色濃く残る平家の王朝文化。 鎌倉と京の有識者たちの交流図を付して解明していきます。 鎌倉にはかつて『尾州家河内本源氏物語』という重要文化財にも指定される立派な写本が存在しました。 そして『西本願寺本万葉集』という、現在刊行されている『万葉集』のすべての底本になっている写本も。 二つの写本は鎌倉時代、鎌倉の地で制作されたのです。 鎌倉の滅亡とともに流失して、今では鎌倉の人たちでさえ知らない状況になっています。 鎌倉は武士の都といわれますが、この写本の存在が雅な文化もあったことを語ってくれています。
  • 現代建築のトリセツ 摩天楼世界一競争から新国立競技場問題まで
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    ザハ・ハディド、キールアーチ、デザインビルド……新国立競技場をめぐる議論で飛び交った「現代建築」の固有名詞や専門用語。これだけ世間の関心を集めたのに、その歴史や作品の価値は知らないことばかり。考えてみれば、そもそも現代建築の「現代」っていつから? モダニズムとポスト・モダニズムはどこが違うの? 超高層ビルは国家の象徴だけど、ショッピングモールはただの金儲けの手段? 日本の現代建築の名作は、寿命わずか30年? 丹下健三、磯崎新、安藤忠雄ら日本の建築家たちはなぜ世界から尊敬されるの? など、素朴な疑問がいっぱい。そこで、建築評論の第一人者が、現代建築の“裏”も“表”も“光”も“闇”もやさしく解き明かす。「現代建築を理解すれば、わたしたちが日常を送っている世界の本質が見通せるようになるはずです」と著者。建築家・隈研吾氏も、「時代のなかの建築を、驚愕する博識で見事に語ってくれる」一冊だと推薦!

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  • [現代語抄訳]日々の教え・童蒙教え草 人としていかに生きるか
    -
    東進ハイスクールのカリスマ日本史講師としてメディアでも活躍中の金谷俊一郎先生が、福澤諭吉の「日々の教え」『童蒙教え草』を現代語抄訳した一冊です。「日々の教え」は福澤諭吉が息子たちのために書き記した訓話。『童蒙教え草』はイギリスのチェンバーズ兄弟が著した『ザ・モラル・クラス・ブック』という道徳の本を福澤諭吉が翻訳し、日本に紹介したものです。子供が学問を修める前に、まず人としての健全な精神を育成しなければいけない、という福澤諭吉の理想が結実しています。読むと、つくづく身に染みるお話ばかり。まさに慶應教育のベースとなるべき内容です。元々、『童蒙教え草』の原本には、全二十九章にわたって数多くのお話が収録されていますが、本書は各章ごとにお話を一つに絞って抄訳しています。エッセンスを手軽に理解できる入門編として、手に取りやすい構成です。また、今回の訳出にあたっては、教訓の部分はあたかも福澤諭吉自身が語っているかのような「現代語訳」になっていますが、これが不思議なほど、胸にスッと入ってきます。大人が読んでももちろん、子供に渡したり読み聞かせても、必ずや心に残る一冊となることでしょう。

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  • 「現代写真」の系譜~写真家たちの肉声から辿る~
    -
    土門拳、植田正治、東松照明、森山大道、荒木経惟、須田一政、杉本博司、佐藤時啓、森村泰昌、畠山直哉……。日本を代表する写真家たちは、何を模索し、何を語ってきたのか。写真家たちの作品と肉声を辿りながら、「現代写真」の流れを一望する。
  • 現代人の有りようを説く「歎異抄」 親鸞、思索の軌跡
    -
    ……昔から比喩や心境でもって信仰が語られていたことはあるが、信仰そのものや信仰に至る技術を語った人は親鸞一人ではなかったかと思われる。親鸞は自身の信仰を語るだけではなく、人をして信仰へ至らしめるための留意点をさまざまな角度から親切過ぎるほど丁寧に語っている。この技術は決して妄信や迷信の類ではなく、実に哲学的であったと思われる。(本文より)
  • 現代フットボールの主旋律 ピッチ上のカオスを「一枚の絵」で表す
    5.0
    これを読まずして現代サッカーを語ってはいけない “異端のアナリスト”庄司悟はこれまでピッチ上で起こる様々な「主旋律」を、誰もが一目でわかる「一枚の絵」で表してきた。「2軸」「非対称」「皿と団子」「同期・連動」「連動→連鎖→連結→連続」「志・智・儀」といった“異端用語”を駆使しながら、ペップ・グアルディオラ、ユルゲン・クロップ、ユリアン・ナーゲルスマン、ハンス=ディーター・フリックたちが標榜する世界最先端の現代サッカーを「一枚の絵」で明らかにする。 【構成】 Ouverture〈序曲〉 はじめに Praludium〈前奏曲〉 ・起源 ・クロップ魔法陣 Op.1 〈第1楽章〉 ゲーゲンプレス2.0 〈第2楽章〉 複数で突っ走る 〈第3楽章〉 「レコード」は「データ」にあらず 〈第4楽章〉 90分のコンセプトを「一枚の絵」で表す 〈Zugabe〉  木を見て森を見ず Pause〈休憩〉 Jの主旋律 Op.2 〈第1楽章〉 皿と団子 〈第2楽章〉 有効性か効率性か 〈第3楽章〉 修正→構築→継続 〈第4楽章〉 情報≠知見 〈Zugabe.1〉 志・智・儀 〈Zugabe.2〉 ハイブリッド型0局面 Das Finale〈終曲〉 おわりに
  • 言論の覚悟 最終章
    -
    2023年1月に他界した鈴木邦男さんの最後の新刊。月刊『創』(つくる)の連載「言論の覚悟」の2016年から著者が闘病生活に入って執筆ができなくなった2020年までを収録。2018年からの闘病の様子も書かれている。新右翼からリベラルに変わったと言われる著者がこの数年間、どういう立場で何を語っていたか、憲法や死刑問題などについての思いがつづられている。著者の連載「言論の覚悟」を書籍化したものは既に「言論の覚悟」「新・言論の覚悟」「言論の覚悟 脱右翼篇」と創出版から刊行されており、今回の新刊が4冊目。日本全体の思想の座標軸が右へぶれたせいで相対的な立ち位置が変わったと言われる著者だが、約30年間、一貫して変わらなかったのは「言論の覚悟」で、前作までは自分の言論に責任を持つとして、全ての著書に自宅の住所と電話番号を明記していた。「言論の覚悟」は、著者の生き方を象徴するキーワードだ。亡くなってから『創』4月号の追悼特集に掲載された佐高信、武田砂鉄、森達也、雨宮処凛、椎野礼仁、金平茂紀、山本直樹、松本麗華さんらの追悼記のほか、約30年間つきあった『創』編集長による鈴木さんの活動の報告や、鈴木さんの活動年譜なども掲載されている。

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  • コア・エデュケートと社長のひみつ
    -
    1巻1,650円 (税込)
    この本は、社会で活躍している大人たちの「ホンネ」を皆さんに伝える本です。また、学校で行われるキャリア教育の授業に先生たちが役立てて頂くことも考えて制作、編集しました。 そこでこのシリーズでは、一足先に大人になって社会で活躍しているセンパイたちに、今取り組んでいる仕事の紹介とともに「子どもの頃に学校の授業で学んだ学習内容が今の自分にどのように役に立っているのか」の本音を語ってもらいました。仕事を通じた地域との関わりをお話し頂くと同時に、「学校の勉強は本当に必要なのか」という、皆さんが最も興味を持っている疑問にも、本音で答えてもらいました。 センパイたちの本音を知ることが出来るこのシリーズは、学校での学びが将来の自分にどのようにプラスになるのか、将来の自分が社会に貢献し、活躍しているイメージを持つことが出来るよう、センパイたちのありのままの考えや経験がストレートに伝わるよう、工夫もしました。 学校の授業からは決して知ることが出来ない「センパイたちのひみつ」をぜひ学び取って下さい。
  • 恋について語ってみようか 1巻
    完結
    4.3
    全2巻528円 (税込)
    おとぼけラブストーリー「恋について語ってみようか」「未来について語ってみようか」「敵について語ってみようか」「恋について語ってみようか・夏」ほか、「また会えたらいいね」「巻末おまけマンガ」を収録。ささだあすか待望の初コミックス!!
  • 恋曜日
    -
    ●STORY:中高一貫教育の冷泉学院女子部。中3生の大沢瞳が所属する放課後部活『料理クラブ』には、ロマンチックな伝説が存在する。つくった料理を当日中に片想いの相手に渡せたら、恋は必ず成就する!! 部活の火曜日を歴代部員は“恋曜日”と呼びならわしているのだ。ヒトミも、ひと目惚れの男子部高1生“ヒサト”くんに「恋曜日してみたい」のは山々なのだけれど。実は、プロの料理研究家を母に持つ娘のくせに、料理がド下手。あげくのナリユキで、大失敗作のケーキをカレに手渡す羽目に陥ってしまったのだが。伝説は、真実!? ヒトミの“恋曜日”の結末は!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年11月新刊。講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子8作め。8月既刊の『恋電話』に続いての『恋曜日』というタイトルは、のちの『恋織姫』へと展開されてゆくが、物語は各々まったく別の内容でシリーズ連作ではない。「恋曜日』は、女子校の料理クラブが舞台で、かつ母親が料理研究家という設定により、基本的に「料理の登場が多い」花井愛子作品の中でもレシピやコツ、うんちくや雑学などの関連描写が、ダントツに細かい。ラストメッセージページでも神戸生まれ関西人の「タコヤキ愛」を語っているので、画面を拡大してチェックしてみるのもオススメ。令和電子版書きおろし“あとあとがき”付き!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。  ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
  • 公安狼
    4.0
    唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。真実を暴くため、公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい……。
  • 公園対談 クリエイティブな仕事はどこにある?
    3.8
    2016年5月に最新作『海よりもまだ深く』(出演・阿部寛、真木よう子)が公開になる是枝裕和監督と、海外で高い評価を得た作品を創り続けている広告ディレクター・樋口景一氏が、独自の仕事論を語りつくす一冊。仕事人として歩くさまざまな道のりにおいて、僕らは何を考え、何を見つめていくのか――。カリスマクリエイターたちの仕事観や人生哲学は、すべてのビジネスマンにとっての最高の教科書になるはず。 春には仕事人としての始まりを、夏にはその成功と失敗を、秋にはその閉塞と突破を、冬にはこれからどんな未来を選ぶかを、二人の仕事人が1年を通じて語っていく。

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  • 高校野球継投論
    4.0
    もう「エースと心中」では勝てない! 10人のプロフェッショナルが、 それぞれの見地から語る、 新時代の継投論! 継投の適切なタイミングや、複数の投手を育てる方法、 データに沿った継投術、投球障害を予防する球数等、 継投の極意と重要性を、7人の名将とトミー・ジョン手術の権威、 セイバーメトリクスの専門家らが語る。 東海大相模 門馬敬治監督 山梨学院 吉田洸二監督 仙台育英 須江航監督 創成館 稙田龍生監督 近江 多賀章仁監督 健大高崎 青栁博文監督/葛原美峰元アドバイザー 健大高崎・花咲徳栄 塚原謙太郎トレーナー 慶友整形外科病院 古島弘三整形外科部長 株式会社DELTA 岡田友輔代表取締役 また、著者は、以下のように述べています。 現代の高校野球は、“継投巧者”でなければ、トーナメントを勝ち抜けなくなっている。もし、球数制限が導入されたとしても、継投重視で戦っている監督であれば、スムーズに対応できるはずだ。 そこで、本書では『高校野球継投論』と題して、継投で結果を残してきた名将7人に「継投必勝法」を語ってもらった。 さらに、データ分析のプロやトミー・ジョン手術の権威、強豪校をサポートするトレーナーも登場。監督とはまた違った視点から、継投を成功するための策を教えてくれた――本文より 著者について 大利実(おおとし・みのる) 1977年生まれ。中学軟式野球、高校野球を中心に精力的な取材活動を行っており、中でも神奈川の中高野球に関しては、業界随一の知識と人脈を有する。著書は『神奈川を戦う監督たち』(日刊スポーツ出版社)、『野球技術の極意』(カンゼン)、『101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち』『激戦 神奈川高校野球 新時代を戦う監督たち』(インプレス)など多数。
  • 高校野球を200%楽しむ観戦読本
    -
    高校野球がおよそ100年もの長い歴史を重ねてこられたのは、そこにはかり知れない魅力があり、どんなに語っても尽きない奥の深さがあるからだ。何だかんだと言いつつも、私たち日本人は野球が好きだ。「野球立国」といっても過言ではないくらい、社会には野球が溢れている。そして、そんな野球の原点となっているものこそが高校野球なのである。将来の日本球界を背負っていくと思われる選手たちの原石の時代、番狂わせの可能性、地域性――。本書は、そんな高校野球の魅力、楽しさを紹介し、さらに深く味わうための見方を述べていこうというものである。

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  • 香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~
    3.4
    犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。 そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。 人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。 「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!
  • 皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。
    3.6
    あるとき、会議中に原さんが猛然としゃべりだした。とある鉄道の本について、熱く熱く語っているのである。「いや、そんな細かい部分、ここにいるだれもわからんがな」と呆気に取られつつ、私は深く納得した。 なーんだ、ただのオタクだ! そこからなにがどうなって対談をすることになったのか、いまいち記憶が定かではないのだが、小説や天皇制や鉄道について、二人で好きなようにしゃべったのが本書だ。 私と同様、門外漢のかたにも、肩肘張らずにお読みいただける内容になったのではないかと思う。 ――三浦しをん(「まえがき」より抜粋)    * 三浦さんが女性作家として、時にびしっと本質を衝く意見や質問をされることに、思わずはっとさせられた。 「社会全体の中で女の人をどう位置づけるかは、学校教育も政治家も何も考えていないような気がします。」 「アマテラスは女性の神様ですが、その子孫であるとされる天皇家は、なぜ女系を採用しなかったんでしょうね。」 学者でない人々、とりわけ女性との対話を積み重ねることで、自らの学問が鍛えられてゆくことの大切さを、改めて思い知らされた次第である。 ――原 武史(「あとがき」より抜粋)
  • 侯爵様の過剰な情愛
    3.0
    いきなりやってきて求婚し、身分が違うと断っても毎日通ってくる侯爵のレジス。町医者の娘であるルーシーには、なぜ侯爵ともあろう人にそこまでされるのか、まったく心当たりがない。しかしながらレジスの熱意は半端ではなく、当初は反対だった父もついには折れて受け入れてしまったほど。ルーシーには戸惑いばかりだが、それでもレジスの誠意は偽りではないと感じて結婚を承諾する。かくしてルーシーは侯爵夫人に。毎夜の激しい求め営みにクタクタになりながらも、立派な侯爵夫人になるよう勉強の日々だが、レジスはちっとも社交界に連れて行ってくれない。どうして? 私はやはり人前には出せないの? そんな疑問に苛まれ始め、落ち込むルーシーにとうとうレジスが愛に至った経緯を語ってくれるのだが――。
  • 交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック
    4.0
    「会社の今後の見通しはとても安定している」と語った上司、彼は本当に真実を語っているのだろうか? 「昨夜は女子会で遅くなった」と言った娘、彼女の言葉は信用してもいいのだろうか? 誰にでも日常的に、相手を疑わざるを得ない状況というものがある。相手の嘘が見抜けるスキルがあったら、どんなにいいだろうか。本書では、3人のポリグラフ検査を専門とする元・CIAキャリア・オフィサーが、広くあらゆる人が利用できるように工夫した「嘘の見抜き方」のテクニックを紹介する。日々、厳しい交渉の場に生きるビジネスパーソン必携の書。
  • 交渉に使えるCIA流 真実を引き出すテクニック
    4.0
    同じ著者による『交渉に使えるCIA流嘘を見抜くテクニック』の続編。本書では、相手に本当のことを語ってもらうにはどうすればよいのかが、やはり多くの実例とともに語られる。CIAといえば、強圧的な尋問をイメージしがちだが、著者たちは、対立や敵対の中では決して良質の真実は得られないこと、相手を責めず深く理解しようとする気持ち、相手の立場への思いやりこそが心を開かせ人を動かすのだと繰り返し語る。さらに後半部分の付録「ビジネス、法律、および日常生活の場での活用法」には、実際の交渉場面で役立つ知見が満載である。

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