香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~

香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~

704円 (税込)

3pt

犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。 そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。 人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。 「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!

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香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    香りを感じる能力が、普通の人より高い秋山結月と香道の御曹司神門千尋が、その能力を使い、謎をとき明かすミステリー。
    個人的には、3話目の君を想うという話がよかったが、浅葉なつさんが好きな双眼ということばが、ちょっと使いすぎなのではと思いました。また、やや先が読めるはなしだったな〜とも思いました。

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

     香りをテーマにしたミステリー。ミステリーにからめた愛情あふれるドラマが繰り広げられる。

     香りをテーマに、というのが真新しく、またあまりメジャーではない香道の文化にも触れられる面白い物語。

     作中、香りを表現する際に風景に例えられる、しかもその風景描写が精緻なもので目の前にその光景が広がってい

    0
    2023年07月13日

    Posted by ブクログ

    異常なほどの嗅覚を持つ女子大生が香道家の跡取り息子と”香り”を鍵に謎を明らかにしていくライトミステリー。
    3つのエピソードが語られるが、どれも結構切ない。
    とくに最初の話は他の話がハッピーエンドに落ち着くのに対して、この話はもはや手放しのハッピーエンドにはなりえない喪失感があって胸が痛い。けれどそれ

    0
    2022年09月06日

    購入済み

    某作品を思い出す…

    香りに着目した作品…なんだか、阿部暁子先生の、『鎌倉香房メモリーズ』と似ているエピソードが…どっちが先なんだろー?たまたま被った?

    主人公の性格は、こっちは完全に「あー、浅葉さんやな」って感じで特長は出せてますね!

    でも、個人的には『鎌倉…』の方が深くて好きです。五巻あるから香道について

    0
    2021年03月05日

    購入済み

    香彩七色

    食いしん坊の結月の犬並みの鼻の良さから物語が始まり思いがけず知り合った香道の家元の跡取り息子。家出中とは?何があったか知りたい!厳格な父と色々な香りを知っておきたい息子が意見が対立しただけで家出をするだろうか?もっと複雑な事情がありそうな?香りから物語が始まるなんて目の付け所が新鮮で景色が見えてくる

    0
    2020年10月27日

    Posted by ブクログ

    神様の御用人からの作家読みです。もうちょっと続きが読みたいです。ちょっと不完全燃焼気味。香道は知っていたのですが、やっぱり一般的ではないので、知らない部分も多く、香道の嗜みや味わいかたがわかって面白かったです。「香、満ちました」って言葉もいいですね。どのお話もじーんときました。

    0
    2015年12月24日

    Posted by ブクログ

    相変わらずじーんとさせる。特に第1話はうるうるきた。
    もともと香りに興味があり、香道を習ってみたいなーって思っていたから楽しんで読めた。

    0
    2015年08月28日

    Posted by ブクログ

    香り探偵。食べ物の匂い・アロマ・お香、いろいろあって面白い。教授が面白そうなキャラだからもっと出てほしい。シリーズじゃないのかな?

    0
    2015年08月17日

    Posted by ブクログ

    香りを聞く。香りから連想した風景や色を言葉にする。きっと自分でやったら難しい。でも、この本では、文字として読んでいるだけでなんとなくだけど、香ってくる様な気がする。
    香りっていろんな表現ができて、素材が植物だからこそ、花言葉などとも紐づける事ができる。
    香りが楽しいと思えるライトな小説。

    0
    2013年07月08日

    Posted by ブクログ

    香りの話をからめつつ、日常の謎を解くタイプの
    ストーリーだった。3個の話は、それぞれ独立の謎が
    絡んでいるけど、それぞれが温かみのある話に
    なっていて、そのあたりが良かった。
    続編があったら、読んでみたいかと思う。

    0
    2013年06月30日

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