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作者が私を呼んでいる!
デビュー後初書き下ろしとのことですが、大変楽しく読了しました。
浅葉なつさんと初めててあったのは、モフモフ狐型神様の登場する作品でした。わかり易いエンタメ作品と言いながら、シリーズを追うごとに深みが増した気がして、作者さんを好きになりました。(ワタシは作者読みです)
本作は初期作とのことですが、拙いところはあるのかもしれませんが、作者さんが「笑って!」と書いたところで爆笑し、「泣かせどころよ!」というところで涙しながら読むスタイルのワタシには好みの一冊となりました。
同じ四国出身の作家さんを彷彿するのはワタシだけでしょうか。誤解のないように、その作家さんも浅葉さんもワタシは好きですよ。
浅葉さんの今後に期待します。
Posted by ブクログ
タイトルから、軽い山ガールのお話かと思ったら全然違くて、山知識ゼロの主人公が、古びた山小屋でバイトする日々の、ドタバタしながらも自分を見つめ直す、自分探しの青春ストーリーでした。王道の展開ながら、結構グッときました。
山小屋での仲間たちとのテンポ良い会話やドタバタ、登山や山小屋生活でのキレイごとではないあるあるな出来事、そして山々に広がる草花、岩肌、木々の緑や稜線、雲海や日の出の美しい風景描写が素敵でした。
主人公が仕事の厳しさ、自然の厳しさに触れ、仲間やお客さんと触れ、自分がどうなりたかったのか、考えてゆく心の様が、最後にホッとさせてくれて良い読後感でした。
タイトルのイメージとは違って、もっと深い物語。「どうかこの声が、あなたに届きますように」もタイトルイメージと違い、読んでみてすごく良かった。
たくさんの人に読んでみてほしいです。
Posted by ブクログ
アタッシュケース片手にコットンフリルのボレロを着こなして山小屋に現れた主人公のあきら。そんな服装で8時間半もかかって標高2000mにある山小屋までたどり着くとは無謀だけれど無茶体力あると感心してしまいました。山のこと何も知らない女子にとっては未体験の世界です。個性的な野郎たちを相手に次第に山小屋に馴染んで行く王道な話しなのですが、山小屋の仕事に憧れていた私にはストライクゾーンな話しでした。どんな人が山小屋の仕事に向くかって、ガサツで不器用だけど情に脆く正義感の強い人なんかピッタリだと思います。作中の小屋は風呂は1週間に1回とかで書かれてたのでちょっと無理かも、温泉が湧きでるとこの山小屋なら毎日入れるとこもあるのでそちらに応募してみたいw
あっでも、理由も説明せずに怒鳴り散らすような人は苦手ですね。
この小屋の関係者みんな訳ありで人情に響いてきますが、根の部分は素敵な人たちで家族のように迎え入れてくれます。
ま、それよりも山が好きなところが一番の共通点で繋がっているのが重要なことだと思いますが、そこら辺の熱い思いをもっと前面に推しだして欲しかった。
架空の山が舞台だったのが残念でしたけど次第に山にあてられて好山病に感染してゆく姿が眩しかったです。
小屋の仕事はきついけど、ナイトハイクで山頂目指し雲海から上がる日の出なんか見てしまったらもうメロメロになっちゃいますね。
コサメビタキさん、素敵な本紹介くださってありがとうございました♪
あきらちゃん…
憧れの自然派女優に近付きたいから山小屋でバイトって、あきらちゃん。バカなの?!(笑)
そして、何の下調べもなく、ヒラヒラファッションにキュートなトランクで標高2000m登っちゃうって。それ普通出来ないから!!体力お化けだから!!(笑)
浅葉さんらしく、キャラクターがみんなぶっ飛んでて面白かったです。
残念な主人公が成長して、最後に「自分は自分で良いんだ」ってなるところも。安定の浅葉ワールドでした。
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