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出版社で超多忙な毎日を送る中津藍。そんな彼が、ある日、煙草を吸いながらふと空を見上げると、一匹の魚が泳いでいた。慌てて目をこすってみるが、魚は消えることなく優雅にヒレを揺らして通り過ぎていく。しかもサメやらクラゲやらも、次々と現れては悠々と空を泳ぎはじめ……。 いったいこの鬱陶しい現象はなに? 藍は同じように魚が見える人たちと共に、彼らを消す方法を探し始める。しかし、魚は増える一方で、しかも魚が視界を埋め尽くすとき――。 さまざまな想いを交差させ、ちょっと変わった仲間たちが繰り広げる、未来を賭けた大騒動。 第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作。
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年10月05日
前半から中盤にかけてはタバコを吸ったことで空に魚が見えるようになってしまった主人公が同じ境遇の仲間とともに元に戻る方法を探す内容で山崎との掛け合いが楽しめた。
しかし、後半の展開がとても共感できた。魚を見えなくするためにはどうすればよいのか。他の人が魚が見えなくなるようになって一人焦燥感に駆られる主...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月19日
目の前をサカナが埋め尽くすと死んでしまうんだよ。
変なたばこを吸ったために幻覚が見えるようになった四人の話。四人とも抱えてるものがあって、それを乗り越えたとき…っていうのがよかった。
途中主人公が思わず写真を撮りたくなった、友人たちがはしゃぎだすシーン?があったんだけど、その気持ちは何となくよくわか...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月09日
神様のご用人を読んで、浅葉なつさんの本を
読んでみようと思った。
この本では
人はそれぞれに大小に関わらず悩みがある。
その悩みと如何に上手く付き合うか、そして
それをどの様に乗り越えるかが描かれている。
うん、青臭いかも知れないけど、青臭くても
前に向かっていく姿は、親父の私も見習い
たい。期待通...続きを読む
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