統合失調症作品一覧

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  • 統合失調症にかかりました
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 筆者自身の統合失調症の発症から回復までを描いた実話。「見えない糸」や「見えないウイルス」を一日中探し、自分の皮膚をはがそうとする……。そんななか、イケメンでツンデレのだんなさんと恋をして、結婚し、生活をともにしていく物語。
  • 就労移行支援事業所を使って統合失調症と戦おう!私はこうやって治療を進めました。10分で読めるシリーズ
    5.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症になると、社会から少し離れたところで生活するようになります。 治療のために、会社を辞めたり、休職したりするケースも出てくるでしょう。 私自身、統合失調症になり、それまで勤めていた会社を退職し、治療中は無職の状態でした。 私は二年ほど無職だった時期があり、そのときは、早く社会復帰がしたくて堪りませんでした。 そのため、統合失調症になり、就職活動で悩んだり、焦ったりする人の気持ちがよくわかります。 治療を進め、スムーズに復職できれば一番いいですが、それはなかなか難しいものです。 そのようなときは、段階を踏んでステップアップをしていくと上手くいきます。 今回は、私が復職のために利用した「就労移行支援事業所」に関して説明します。 復職に向けたさまざまなプログラムが展開される事業所に通えば、社会復帰のためのベースができます。 一体、どんな施設で何ができるのか? こちらについて当事者の目線で解説していきます。 【目次】 就労移行支援って何? 色々なタイプがある就労移行支援事業所 就労移行支援事業所では何ができるのか? 面接に同行し万全のバックアップ 定着支援という仕組みもある 就労移行支援と統合失調症 まとめ 統合失調症でも働ける! 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。 新潟県出身。 26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 読めば気持ちがす~っと軽くなる 本人・家族に優しい統合失調症のお話 ココロの健康シリーズ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 食事と運動がリカバリーのカギ! 最新の研究から 症状改善に有効な方法をご紹介! 元気になる4コマ漫画いっぱい! ★☆★本書の特長★☆★ ・最新の研究結果をやさしく解説~語りかけ調で頭にす~っと入る! ・クスッと笑える4コマ漫画~お医者さんからのアドバイス満載! ・お薬も詳しく紹介~種類・副作用・服用のコツetc… ・食生活の改善が有効~朝食力・心が整う栄養素・腸内細菌etc… ・運動はメリットがいっぱい~海馬を大きく・まずは5分間ウォーキングetc… ・家族が心がけるポイントいっぱい~患者さんを支えるコツを伝授! ★自分なりのリカバリー・ストーリーをつくろう★ 「働きたい」 「結婚したい」 「毎日少しずつ学んでいきたい」 「家族と穏やかに暮らしたい」 etc… 障害があっても「自分はこうしたい」と希望をもって人生を歩むことはできます。 それがリカバリーです! がんばりすぎず、でも決してあきらめないで、 自分のリカバリー・ストーリーをつくりましょう。 本書にはそのヒントがいっぱいあります。 【監修者の紹介】 功刀 浩(くぬぎ・ひろし) 医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会指導医。 1986年東京大学医学部卒。1994年ロンドン大学精神医学研究所留学。 1998年帝京大学医学部精神神経科学教室講師を経て、 2002年より国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部部長。 早稲田大学客員教授、山梨大学客員教授、東京医科歯科大学、東北大学連携教授を兼務。 日本生物学的精神医学会副理事長、日本統合失調症学会評議員などを務める。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 統合失調症の療養中に家族にしてもらいたかった回復に役立つ7つのこと。10分で読めるシリーズ
    5.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症は100人に1人は疾患する病気で、決して珍しくありません。 しかし、精神の病気という理由もあり、まだまだ偏見が強いのが正直な印象です。 私は、26歳の時に統合失調症を患い、治療に専念してきました。ですから、統合失調症のかたの気持ちが良く分かります。 病気を理解されないと、1人で苦しむことになりますから、この病気は当事者だけではなく、家族の協力がとても大切になります。 私自身、療養中は家族に助けてもらいました。 家族で助け合ったからこそ、治療が上手くいき、こうして社会復帰できたのだと思います。 本書では、私が統合失調症になり、療養中に家族にしてもらって嬉しかったこと、してもらいたかったこと、家族がするべき行動などをまとめてあります。 統合失調症は長い療養が必要になるので、当事者はとても焦っています。社会と距離を置き、1人でぽつんと治療をしなければならないのは、とても不安です。 本書を参考に、家族の絆を高め合いましょう。治療の手助けになれば幸いです。 【目次】 自堕落に見えるのは、回復の途中 一人暮らしの場合、治療はどのように進めれば良いのか? 家族と共に治療をする場合の対処法について 日々の居場所作りはどうすれば良いのか? 社会から孤立しているという感覚を理解してあげよう デイケアを利用してみよう! 就職はすぐにできない。焦らずじっくり見守ろう! まとめ スムーズに回復するために家族ができること 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ、新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症。 治療の一環として文章を書き始め、現在は、フリーのWEBライターとして活動中。 統合失調症、文章術、読書術など、幅広いテーマで執筆をしている。 ダイエットや筋トレなどにも造詣が深い。WEBライティングという仕事のかたわら小説を執筆している。
  • 炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません ―生活習慣病を予防&改善する糖質制限食31のポイント
    5.0
    これまで主に糖尿病、ダイエットへの効果が語られてきた糖質制限食だが、実践している医療現場では、ほかのさまざまな生活習慣病に対しても劇的な効果を示すことが発見されている。 これは、血糖値を上げる唯一の栄養素である糖質(炭水化物)を制限することにより、血糖値が安定して血流が良くなり、インスリン分泌が抑えられて代謝が安定するからである。健康人でも炭水化物を食べることにより血糖値上昇(ミニスパイク)を起こし血管を傷つけているが、これを避けることができる効果も大きい。 これまで確認されている適応症状は下記のように多岐にわたり、がんをはじめとする日本人の四大死因・五大疾病に対しても優れた予防・改善効果が期待できる。 肝臓がん、すい臓がん、食道がん、大腸がん、乳がん、子宮体がん、腎臓がん、 心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞、脳出血、肺炎、 うつ病、眠気、イライラ、短気、倦怠感、機能性低血糖、統合失調症、 糖尿病、糖尿病合併症、肥満、逆流性食道炎、偏頭痛、 花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー、ぜんそく、尋常性乾癬、 脳血管性認知症、アルツハイマー、不妊症、生理不順、生理痛、カゼ、 虫歯・歯周病、脂肪肝、肺気腫、腰痛、ひざ痛、頻尿・尿もれ、痔、 薄まつ毛、枝毛・薄毛・抜け毛、乾燥肌…… 本書では、以上のような、日本人を悩ますさまざまな生活習慣病、精神疾患、美容的な悩み……などに対する糖質制限食の劇的効果を初公開。丈夫で長生きするための31の指針を示す。 【主な内容】 プロローグ 今こそ、糖質過剰の真の危険を明かします 第1章 四大死因1 がんで死んではいけない 第2章 四大死因2 心筋梗塞、脳卒中、肺炎で死んではいけない 第3章 新しい五大疾病、精神疾患で死んではいけない 第4章 五大疾病の中核、糖尿病で死んではいけない 第5章 糖質過剰は全ての人に危険 第6章 身近に広がる糖質過剰病 第7章 糖質制限で表れるダイエット・美容効果 第8章 糖質過剰の社会を変える おわりに 付録1 糖質制限食のやり方 付録2 食品の糖質量と○△×リスト 付録3 食べてよい食品、避けたい食品
  • エクソシスト概論
    5.0
    5000回を超えるエクソシスト体験から導きだされたエッセンス! 科学や医学ではわからない。 既成宗教も解明しきれない――― 「悪魔」や「悪霊」作用の実態と対処法。 どんなに時代が進化しても、悪魔は現実に存在する。 「憑依現象」が引き起こす人生の不幸や災い。 「統合失調症」や「多重人格」に隠された霊的背景。 「祟り」と「結界」、そして間違った「先祖供養」―――。 六大神通力を持つ著者が語る「悪魔祓い」の真実とは。
  • 刑期なき殺人犯――司法精神病院の「塀の中」で
    5.0
    両親を射殺して出頭。しかし「刑事責任能力」はナシ。 統合失調症により心神喪失した凶悪殺人犯はどこへゆくのか。 犯罪精神医療界の構造的な歪みと限界を暴く第一級のノンフィクション。 【精神医療、司法制度に関心のあるすべての人の必読書】 -------------------------------------- 愛を知らない孤独な青年が、ある日、自宅で父と母を射殺した。 しかし、統合失調症のため、司法精神病院へ措置入院となる。 過剰投薬の拒否、回復の徴候、脱獄未遂、自ら弁護人となっての本人訴訟……。 ――そして彼は、今なお病院から出られないでいる。 -------------------------------------- 犯罪者は逮捕後、世の人々の前からは消えるが、いなくなったわけではない。人生は続くのだ。重警備の刑務所で、あるいは司法精神病院で……。 本書は、評決が読み上げられ、判決が下されたところからはじまる物語だ。 複雑かつ混沌としてはいるが、その後のストーリーはひっそりと、たしかに存在している――。 《当代随一のノンフィクション作家にして精神分析医が描く、殺人犯の青年に降りかかった判決後の驚くべき人生とは》 -------------------------------------- 【目次】 ■はじめに 1……止まった時間 2……汝の父母を敬え 3……想定外の誕生 4……水よりも濃し 5……罪の重さは 6……「フォーカス・オン・フィクション」 7……第八病棟 8……リハビリと抗精神病薬 9……「拘束衣を解いて」 10……過剰に宗教的 11……転換点 12……薬男 13……疑惑 14……思考犯罪 15……怒りと拘束 16……煉獄 17……レディ・キラー 18……「みな恐れている」 19……本人訴訟 20……正気が回復するまで ■訳者あとがき
  • 治りにくい心の病
    5.0
    よく見られる心の病について、なぜその病気・症状が改善しないのか考えられる理由を広く検討し、その原因・病気・症状ごとに、よりよい対処方法を一般の方向けにアドバイスする書籍です。改善しない理由を探ることから治癒への希望に結び付けることが狙いです。治りにくい理由として、診断の問題、治療方針の違い、投薬の違い、他の療法を考慮すべき、患者サイドの問題、併存する別の病気などが考えられます。どの病気であるにせよ、主治医との信頼関係を築くことが最重要となります。患者サイドも確かな知識を持って医療側と良いコミュニケーションを保つことが改善への道を開きます。 〔取り上げる病名〕統合失調症とその関連障害、うつ病、双極性障害、不安障害などのストレス性障害、摂食障害、パーソナリティ障害、各種の発達障害など。

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  • 臨床に役立つ精神疾患の栄養食事指導
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 精神疾患は、これまで薬物療法と精神療法(心理療法)が主とされてきたが、栄養食事指導や運動も大事であることがわかってきた。そこで本書では病気の基礎知識と栄養学的問題を専門医師が、栄養食事指導を経験ある管理栄養士らがわかりやすく丁寧に解説。精神疾患患者さんにかかわる医療従事者や介護福祉関係者、必携の書。 <目 次> ~基礎知識編~ 精神疾患の基礎知識  第1章 精神疾患の診療における栄養学的観点     1.1 精神疾患の治療     1.2 食事・栄養学的介入  第2章 精神疾患の基礎知識と栄養学的問題     2.1 統合失調症     2.2 気分障害     2.3 発達障害症(発達障害):自閉スペクトラム症と注意欠陥・多動症     2.4 摂食障害     2.5 アルコール依存症     2.6 認知症     2.7 てんかん          ~実践編~ 精神疾患における栄養食事指導   第3章 精神科における栄養食事指導の基礎       3.1 精神疾患の栄養食事指導     3.2 精神科の栄養管理にかかわる診療報酬     3.3 精神科の栄養食事指導の種類と対象・特徴     3.4 精神科におけるNST     3.5 身体疾患者のメンタルヘルス     3.6 ライフステージの栄養とメンタルヘルス     3.7 地域保健  第4章 精神疾患別栄養食事指導のポイント     4.1 統合失調症     4.2 気分障害     4.3 発達障害・知的障害(成人)     4.4 摂食障害     4.5 アルコール依存症     4.6 認知症     4.7 てんかん  第5章 身体疾患のメンタルヘルスにおける管理栄養士の役割     5.1 がん     5.2 糖尿病     5.3 心疾患     5.4 肥満・脂質異常症・メタボリック症候群  第6章 精神科における栄養食事指導のQ&A     6.1 統合失調症     6.2 うつ病     6.3 発達障害・知的障害     6.4 摂食障害     6.5 アルコール依存症     6.6 全般  付録:資料集 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 思考活動の障害とロールシャッハ法 理論・研究・鑑別診断の実際
    5.0
    心理検査の一つロールシャッハ法は、統合失調症の鑑別診断やパーソナリティ理解を目的として幅広く使われている。そして本書は、臨床家に求められかつ苦労している「思考の歪みの捉え方」をめぐって、とくに、現場で困惑しがちな微妙な判定をどのように克服するかについて、焦点化された稀有な書である。精神分析的視点と包括システムを軸にしてまとめられており、医療現場で活躍する全ての心理臨床家にとって、必携の一冊となる。
  • 解離の舞台 症状構造と治療
    5.0
    ヒステリーが精神医学の表舞台から退場し,多重人格や劇的な身体症状は今や見るも稀な現象となりつつある――しかし,巨大なヒステリーの幻影は未だ潜勢している。ヒステリーから表現形を変えた解離症状は,気配過敏,想像的没入,人格交代,空間的変容/時間的変容,幻覚・幻聴をはじめとする多彩な表情を見せつづけて延命する。 本書の前半・症状構造論では,「色」「夢」「眼差し」など解離に特徴的な表象を手がかりに,気配過敏,想像的没入,人格交代,空間的変容/時間的変容,幻覚・幻聴など解離の典型的症状を論じながら,当事者の主観的世界を触知する。本書の後半・鑑別診断論では,境界性パーソナリティ障害,自閉症スペクトラム障害,統合失調症との困難な鑑別方法を症候学的観点から解説していく。そして終盤の治療論では,「犠牲=身代わり」「場所」「救済者人格」を足がかりとしながら,夢と現実の境界線上に「いま・ここ」を構築して交代人格と交流をはかり,安全な場所のなかで回復に至る軌跡を描いていく段階的治療論が語られる。 症状構造から治療のエッセンスまでを析出した,解離性障害を理解するための比類なき決定書。

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  • 病を乗り切るミラクルパワー
    5.0
    「心の力」「信じる思い」によって、 あなたの人生に奇跡が臨む。 心の傾向性を改善! 体の健康を促進! 心と肉体の両面から、 健やかな人生を生きる秘訣を わかりやすく解説。 その「常識」に注意!? この「超・常識」に注目! ▽糖質制限や菜食主義の問題点 ▽減点主義の医師の言葉に影響を受けすぎない ▽霊的な原因によって病気になることも ▽憑依霊を撃退する信仰のパワーとは ▽「祈り」には治癒力を高める効果がある ▽年をとってもボケないための秘訣 ▽介護問題を乗りこえるためのヒント ▽統合失調症の人に対するアドバイス
  • こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする
    5.0
    精神科医としての50年を統合失調症の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」など、この病の特徴と心の働き方の傾向の関連を見極める。
  • 新編 分裂病の現象学
    5.0
    実践的な臨床の経験から、分裂病(統合失調症)を治療すべき異常なものとする論理に与することなく、人間という矛盾に満ちた存在そのものに内在している自己分裂に根差したものとする地平から紡ぎだされた珠玉の初期論文。西田哲学における自‐他論や時間論を敷衍し、分裂病者の自閉性や体験の基本的構造に注目することにより、自我障碍よりも人と人との「あいだ」における自己の自己性の危機、自己と身体との乖離を論じる。
  • わたし中学生から統合失調症やってます。 水色ともちゃんのつれづれ日記
    4.7
    1巻1,430円 (税込)
    それは、突然やってきた──。 14歳で統合失調症を発症した著者の 涙の粒からうまれた“水色ともちゃん”が、 100人に1人のトウシツ世界を漫画で紹介。 専門医の解説コラムも収録。
  • 相方は、統合失調症
    4.7
    病による活動休止から10年を経ての復活ライブは大きな笑いに包まれ、松本ハウスの時計は再び動き始めた。しかし、かつてできたことができない自分を加賀谷は責め、そんな相方をなんとかしようと松本は焦り、コンビはぎくしゃくしていく。苦しんで悩んで涙した6年で辿り着いた答えとは――。“相方”への想いが胸を打つ感動ノンフィクション。
  • 私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記
    完結
    4.7
    全1巻1,200円 (税込)
    “家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。 親との関係に悩むすべての人へ。 ――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック! 統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父―― ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯 など家族の世話を一手に担っている。 母親の暴力に耐えながら「子どもらしさ」を押し殺して 生きるのに精一杯だった彼女の子ども時代と、 成人してからの「ヤングケアラー」としての自覚。 仕事、結婚、子育てを通じて、悩みにぶつかりながらも 失われていた感情を取り戻すまでの再生の物語です。 『精神科ナースになったわけ』 『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』( 共著:斎藤環)ほか 医療系コミックで累計25万部の著者が、2年以上の当事者取材から描きおろす最新作です。 「ヤングケアラー」について理解を深めるコラムや、ヤングケアラー支援団体の紹介ページも収録。 (※10代の当事者も読めるよう、総ルビとなっています)
  • 解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病
    4.7
    「一人のはずなのに、うしろに誰かがいる」「現実なのに遠くの世界のよう」「体から魂が抜け出て自分を見下ろしている」「メールや電話の履歴があるのに記憶がない」……。このような解離症状がある心の病気は少なくなく、不安や恐怖を感じて受診しても、統合失調症やうつ病、境界性パーソナリティ障害などと診断され、改善せず慢性化してしまうケースが多い。解離はなぜ起きるのか。不思議な病態を解き明かし、回復に導く一冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 人間仮免中つづき
    完結
    4.7
    全1巻1,320円 (税込)
    愛ってすごい!愛って尊い! 卯月さん、ボビーさん ご入籍おめでとうございます! --小泉今日子 歩道橋から飛び降りての顔面崩壊、失明… 統合失調症を患いながらも必死に生きようとする おいらを支える25歳年上のボビーとの日々を ユーモラスに描いた、前作『人間仮免中』から4年半。 あらゆる読者が知りたかった、 おいらとボビーの二人の人生はその後どうなったのか。 苛烈で型破りで規格外だけど、ピュア。 誰よりも強靱で、誰にも真似できない 「愛と冒険の物語」の行方が今、明かされる…! 各マンガランキングで高い評価を得て、 大きな話題を読んだベストセラー。 感動のコミックエッセイ続編、ついに登場!
  • 今日もテレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる ~統合失調症の私から世界はこう見えた~
    4.6
    100人に1人が罹患すると言われる 「統合失調症」。決して珍しくはない病気だが、幻覚や極端な妄想など通常の精神状態からは想像しにくい症状のため、その理解は必ずしも進んでいるとは言えない。 発症した時、本人の脳内はどんな混乱状態になっているのか? 闘病から社会復帰の過程まで、女性が自らの発症体験を、繊細かつ優しいタッチで描いたコミックエッセイ。
  • 教養としての精神医学
    4.6
    1巻1,870円 (税込)
    【筑波大学でベストティーチャー賞を何度も受賞した精神科医・松崎朝樹の大人気講義が本になった!】 15人に1人はかかるとされる「うつ病」や、幻覚や妄想が出る「統合失調症」など、日本の5大疾病の1つにも挙げられる精神障害。それは、あなたやあなたの家族、友人が発症してもおかしくない、ごくありふれた病気であり「遠い誰かの話」ではない。あなたや身近な誰かのために、あるいは教養として学ぶにふさわしい精神医学の解説本。 ■気分が晴れない、落ち込んでいる人たち(うつ病) ■幻聴や妄想が出ている人たち(統合失調症) ■きっかけなく突然のパニック発作を繰り返す人(パニック症) ■人と接することに緊張しすぎて困っている人たち(社交不安症) ■夜に眠れず日中に問題が生じている人たち(不眠症) ■入院中、急に認知症が進んだと間違えられがちな人たち(せん妄) ■感情が不安定な人たち(境界性パーソナリティ障害) ■自分はすごいと思いたがる傷つきやすい人たち(自己愛性パーソナリティ障害) ■人を疑わずにいられない人たち(妄想性パーソナリティ障害) ■注目を集め続けないといられない人たち(演技性パーソナリティ障害) ■自信が持てず不安で引っ込み思案な人たち(回避性パーソナリティ障害) ■急に怒る、風変わりな人たち(統合失調型パーソナリティ障害) ■感情が乏しく孤立する人たち(シゾイドパーソナリティ障害) ■細かいことにとらわれすぎる人たち(強迫性パーソナリティ障害) ■不注意だったり落ち着かなかったりする人たち(ADHD) ■アスペルガー症候群家族に起こること(カサンドラ症候群) ■ゴーイングマイウェイな行動が多い人たち(前頭側頭型認知症)
  • 統合失調症日記
    4.5
    高校生のある日、急に統合失調症になった作者の日常は、普通とは少し変わったものになってしまいました。「姿のない3人の人間が自分に話しかけてくる」(幻聴)、「いるはずもないカラスが家の中に現れ、のど元をつつかれる」(妄想)(幻痛)など、発症時の自身に起こった出来事をセキララに描くコミックエッセイ! 100人に1人弱が発症するにもかかわらず、なじみの少ない統合失調症を、当事者の目線で描いた1冊です!
  • 木村きこりの統合失調症ライフ~カミングアウト編~(分冊版) 【第1話】
    4.5
    私はもう、トーシツを隠さない! 高校時代に統合失調症を発症した作者が、美大に通い、さまざまな出来事を経験するうちに自身の病気をカミングアウトする決意をもつまでを描く! 幻聴・幻視・幻痛と向き合いつつ、病気を客観的に描いた話題作『統合失調症日記』作者のスピンオフ!
  • 症例でわかる精神病理学
    4.5
    「ドイツ、フランス、そして日本で花開いた精神病理学の遺産を、著者は現代に引き継ごうとしている。入門書でありながら精神病理学の未来を見据えた意欲的な本である。」 ── 木村 敏(京都大学名誉教授) 精神病理学は、ときに難解とか抽象的といったイメージをもたれることがある。けれども本当は、統合失調症、うつ病、認知症、自閉症などの精神障害を「わかりたい」と思う全ての人にとって、大きな助けとなる実践的な営みである。もっとたくさんの人たちに、精神病理学が積み上げてきた叡智を知り、役立ててほしい。本書は、そんな強い思いのもと生まれた入門書である。だれでも読み通すことができるように、次のような工夫が施されている。 ・各章を精神障害ごとに分け、冒頭で『DSM-5』対応の最新の基礎知識を概説し、全体の見取り図として学説史などを紹介。 ・精神病理学の代表的な考え方――記述精神病理学・現象学的精神病理学・力動精神医学ごとに節を設け、それぞれの主要な学説を網羅。 ・かならず症例を提示し、具体的・実践的に解説。 ・わからない言葉があれば索引ですぐに確認可能。索引は文中の重要語をひろくカバーし、事典のようにも使える。 このように、精神障害のことをよく知らない読者でも、「自分がいまどこにいるのか」を見失うことなく読み進めていける構成をとり、そして、実践に役立てられるかたちで精神病理学のことが「わかる」記述を徹底した。自信をもって「入門書の決定版」として薦められる、著者渾身の書き下ろし。
  • 精神と自然 生きた世界の認識論
    4.5
    私たちこの世の生き物すべてを,片やアメーバへ,片や統合失調症患者へ結びつけるパターンとは? 日常の思考の前提を問い直し,二重記述,論理階型,散乱選択といった道具立てによって,発生も進化も学習も病理も包み込むマインドの科学を探究したベイトソン(1904-80).そのエコロジカルな認識論の到達点を自ら語った入門書.

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  • 脳の配線と才能の偏り
    4.5
    天才とは、いったい何なのだろう。アインシュタインなどの非凡な才能の持ち主は、私たちが精神的な欠陥とみなす「脳の特異性」を持っていた。 オックスフォード英語大辞典は、天才を「並外れた知的能力や創造力その他の天賦の才」と定義している。この無駄のないシンプルな定義は、才能と弱点をあわせ持つことを明確にするのに役立つ。 あらゆる分野で平均以上の結果を残す天才に匹敵すると言っていい「ハイ・アチーバー」とよばれる人たちが存在する。彼らは努力によりその能力を開花させた人たちだ。そして、天才と同様の特徴を持っている。 「脳の特異性」にはさまざまな種類がある。本書では7つの特徴で分類した。 1.学び方の特異性(学習障害、読み書き障害) 2.注意力散漫(ADD、ADHD) 3.不安(不安障害、強迫性障害、パニック障害、恐怖症) 4.憂うつ(うつ病、気分変調症、不快気分) 5.気分の浮き沈み(双極性障害) 6.拡散的思考(シゾイドパーソナリティ障害、統合失調症) 7.関係性を持ちにくい(自閉症、アスペルガー症候群) この7つの特徴は、脳の特異性を持つ人々の大部分をカバーするものであり、才能とのかかわりも深い。 本書の目指すところは、天才と脳の特異性との相関関係を明らかにし、そのずば抜けた才能を育てサポートする家族や地域社会に助力することだ。弱点を補い、彼らの強みを最大限に活かす道を探る。
  • 統合失調症 その新たなる真実
    4.4
    百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症――そのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術や回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。○はじめに 克服できる病気に、○第一章 統合失調症とは、どんな病気か、○第二章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ、○第三章 統合失調症の症状と診断、○第四章 統合失調症と認知機能障害、○第五章 統合失調症の神経メカニズムと原因、○第六章 統合失調症と社会、○第七章 統合失調症の治療と回復、○おわりに 統合失調症と上手につき合う

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  • 双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本
    4.4
    うつでは生きているのもつらくなり、躁では気持ちが高ぶるという双極性障害。診断が難しく、発病がうつ状態からの場合は、まずうつ病と診断されます。躁状態のときに間違えられやすいのは統合失調症です。正しい診断に行きつくまで8年というデータがあるほど。発病の戸惑い、診断されたショック、将来への不安、そして家族への思いまで、理解されにくい本人の苦しみと感情の動きをイラストで紹介していきます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • おとずれナース ~精神科訪問看護とこころの記録~(分冊版) 【第1話】
    完結
    4.4
    全38巻110円 (税込)
    訪問看護サービスの中には、精神科患者を対象にしたものもある。 訪問看護師の小林は、精神科病棟に勤務していた時、忙しさで話が聞けなかった患者が自殺未遂を起こしたことで、もっと患者と向き合いたいと、訪問看護の世界に飛び込んだ。 うつ病、統合失調症、双極性障害…彼女は、今日もさまざまな疾患をもつ患者のもとを訪れるのだった。
  • 中井久夫 人と仕事
    4.3
    1巻2,860円 (税込)
    ― 患者にはよく「実験精神」について語った。たとえば、「三日間家に戻ってみよう。三日間なら取り返しのつかないことにはならないだろう?」と提案する。そして、「途中でこれはいかんと思ったらさっさと帰っておいでなさい。まだ少し早いということがわかったから実験は成功さ」「実験に失敗なし」などと患者に告げた。絵や箱庭は患者のことばの添え木となった。― 「患者とは、あるいは患者も含めて不幸な人とは、考え、考え、考え、考えている者」であり、認知症の人も統合失調症の人もがん患者も、「考えに考えをつづけています」。― 誰もが病気になりうる存在であって、自分たちにも統合失調症の人たちが示す症状が一過性でも起きることはある。だから治療にあたっては症状よりも患者の健康な部分に光を当て、そこを広げていけばいい。慌てずに患者を見守っていなさい──。この疾病観はどれだけ医療者の意識を転換させ、患者やその家族を勇気づけただろうか。われわれの世界に数々の知恵と言葉とヒントを遺し、2022年にこの世を去っていった精神科医・中井久夫。著者は『セラピスト』(新潮社、初版2014)以後も中井の聞き書きをつづけ、その生涯と仕事を追いかけてきた。『中井久夫集』(全11巻)の「解説」を大幅に改稿して本書は成った。1960年代前半、精神科医誕生の前後からその死までを軸に、統合失調症やトラウマ研究はじめ医療とケア、膨大な執筆や翻訳、人との付き合いなどをつぶさに記す。詳細な年表付き。
  • 藍色時刻の君たちは
    4.3
    1巻1,899円 (税込)
    2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽(こはね)は、統合失調症を患う母を抱え、介護と家事に忙殺されていた。彼女の鬱屈した感情は、同級生である、双極性障害の祖母を介護する航平と、アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を見る凜子にしか理解されない。3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ、誰にも助けを求められない孤立した日常を送っていた。しかし、町にある親族の家に身を寄せていた青葉という女性が、小羽たちの孤独に理解を示す。優しく寄り添い続ける青葉との交流で、3人が前向きな日常を過ごせるようになっていった矢先、2011年3月の震災によって全てが一変してしまう。2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある時、彼女は旧友たちと再会し、それを機に過去や、青葉が抱えていた秘密と向き合うことになる……。宮城県出身の現役看護師による、魂が震える傑作!
  • こころを病んで精神科病院に入院していました。
    4.3
    吃音、幻聴、リストカット-------こころを病んで病院に搬送された私は統合失調症と診断されました。最初の晩は少し泣いたけど、こころを病んだ優しい人たちが集まるここでの暮らしはとても穏やかで----。
  • 人間仮免中
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    これは「愛と冒険の物語」だ──井浦秀夫(漫画家) 読み終わって、10分くらい泣き続けた──久保ミツロウ(漫画家) 夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優他様々な職業… 波乱に満ちた人生を送ってきた著者が36歳にして出会い恋をした、25歳年上のボビー。 男気あふれるボビーと、ケンカしながらも楽しい生活を送っていた。 そんなある日、大事件が起こる――。 年の差、過去、統合失調症、顔面崩壊、失明…… すべてを乗り越え愛し合うふたりの日々をユーモラスに描いた、感動のコミックエッセイ! デビュー作『実録企画モノ』で大反響を巻き起こした “漫画界の最終兵器”卯月妙子の、10年ぶり、待望の作品!
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か
    4.2
    第二次大戦後、ギャルヴィン一家はコロラド州に移住し、12人の子宝に恵まれた。しかし子どものうち6人に異変が起きる。修道士のようにふるまう長男、自分はポール・マッカトニーだと言い張る末っ子……。彼らはなぜ統合失調症を発症したのか。家族の闇に迫る
  • 統合失調症になった話(※理解ある彼君はいません) 推しと福祉に救われて社会復帰するまでの劇的1400日
    4.2
    「私も働くことで 誰かを支える 一本の綱になりたい」 Twitter総いいね22万 お一人様でも社会復帰できる! ある日目の前にユニコーンと歯車が現れた――笑って泣ける、明るい精神疾患コミックエッセイ 【岩波明(監修)によるコラム×対談も掲載!】 【全編改訂×新規書き下ろし漫画付】 オタクのズミクニは、ユニコーンが歯車に押しつぶされる幻覚を見て、自分が統合失調症を発病したことに気づく。精神科病院に措置入院するも、そこでの生活は初めてづくし。ガラス張りの保護室、監視付きのトイレ、歌い続ける同室患者。戸惑いつつも療養し、なんとか退院。以前と同じ介護士の職にもどるが、今までのようには働けず……。 一度病気になったら社会に戻れない? 頼れる恋人や家族がいないと生きていけないの? 推しへの想い、病院関係者、SNSの仲間たち、職場の上司、障害者年金、就労移行支援事業所――たくさんの人や福祉に救われ、ズミクニは社会復帰を目指す!
  • 統合失調症
    4.2
    幻覚や妄想が生じるが、病識の欠如のため本人はそれを認めない。青年期を中心に100人に1人近くが患うこの病気は、社会生活への影響が生涯にわたるのにあまり知られていない。経験ある精神科医が症状、経過、他の精神科の病気との違い、リスク因子、治療、歴史と社会制度などをわかりやすく解説する。

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  • わが家の母はビョーキです
    完結
    4.2
    全2巻990円 (税込)
    母が精神科に通い始めたとき 私はまだ4歳でした――。 31年間の想いが詰まった感動のコミックエッセイ! これは、精神病にかかったお母さんを持つ、著者の実話を描いたコミックエッセイです。 近年、「うつ」という言葉が一般に浸透したことで、 実は、とても多くの人が心の病気で悩んでいるということが明らかになりました。 著者のお母さんもその一人……。ただし、診断の結果は「うつ」ではなく、うつに次いで多い「統合失調症(トーシツ)」です。 昔は「精神分裂病」と言われていたこの病気、なんと100人に1人の割合で発症しています。 これはがん患者と同じ割合です。でも、どうしてあんまり聞いたことがないのでしょうか。 その裏には家族のやりきれない想いがあったのです……。 本書では「統合失調症」とはどんな病気なのか、どうやって回復するのか、どんな思いを抱いているのか、 そして当事者とどう関わっていけばいいのかを家族の視点から描きました。 また、看病されるお母さんと看病する娘の、心と心のぶつかり合い、通じ合いを深く鮮明に描いた作品にもなっています。 「ときにはイヤになるけれど、今では幸せな生活を送っています」。そんな著者の姿が、間違いなく胸を打つ一冊です。 *目次より ◎幻聴に従う ◎死にたい… ◎やっぱり同じお母ちゃん ◎退院と15kg ◎一度も恋をしたことがない ◎副作用がつらい… ◎100人に1人のビョーキ ◎プロポーズに苦悩
  • 精神科医療の「7つの不思議」
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症の母をもった家族として、自身も精神科を受診した体験者として、その経験を公表した著者は、精神医でもある。公表後、全国から招かれた行った数百回にも及ぶ講演会で当事者(患者)や家族と触れあい、日常の診療だけでは分からなかった精神科医療の姿を知った。家族、患者、精神科医という3つの立場を持つ著者が精神科医療の7つの不思議を紐解くことで、これからの精神科医療のあり方を考える。
  • マンガでわかる神経伝達物質の働き ヒトの行動、感情、記憶、病気など、そのカギは脳内の物質にあった!!
    4.2
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “脳の中の物質が世界とヒトを動かしている!” それは本当にスゴイことなんです!! ヒトの行動を決めるのは脳であり、脳の中では多数の神経伝達物質が各々の役割を担って働いています。では、どういう神経伝達物質があり、具体的にどのように活動しているのでしょうか? 本書は脳の仕組みから神経伝達物質の種類、そしてこれら神経伝達物質が行動や感情、病気などとどのようにかかわっているのかを、マンガとイラストでわかりやすく解説していきます。 第1章 脳の仕組みと心 心はどこにあるのか? 有史以来、多くの哲学者や科学者が追求してきた結果、心は脳にあることが明らかになりました。では、脳と心はどのように結びついているのでしょうか。 第2章 神経伝達物質の働き 脳内では神経細胞が張り巡らされていて、神経伝達物質が仲介することにより細胞間で信号が伝わり、物事を記憶したり、行動を起こすことができます。では、神経伝達物質とはどのようなものなのでしょうか? 第3章 おもな神経伝達物質とその働き 神経伝達物質には数多くの種類があり、それぞれがヒトの思考、行動、睡眠などを左右しています。ここでは神経伝達物質の種類を1つひとつ見ていきながら、それぞれの働きについてまとめていきます。 第4章 神経伝達物質と心 笑ったり、泣いたり、怒ったり、キレたりといった感情もまた、脳内の神経伝達物質が働いた結果です。では、なぜヒトにはこれほど多様な感情が沸き起こるのでしょうか? 第5章 神経伝達物質と心の病気 現代の国民病といわれるうつ病。うつ病になるのは、ストレスなどによって神経伝達物質の働きが悪くなるからです。この最終章では、うつ病や統合失調症、双極性障害などが引き起こされる原因と、その治療法などについて解説します。
  • ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    10年にわたる躁うつ病の闘病体験をつづった漫画。ジェットコースターのような波乱に満ちた人生を歩んできた著者が治療過程をたどり、躁うつ病とはどういう病なのかを渾身の漫画で伝える。躁うつ病の母(著者)と統合失調症の娘との関わりは、愛情あふれる思いとは裏腹に、病ゆえに葛藤がつきまとう。診察場面が漫画でビビッドに綴られ、主治医による専門的な解説がある。漫画と解説とを見比べることで、治療者と患者がどんな対話をして、何を胸に秘めているのか、両者の思惑が垣間見られるのも魅力。
  • いつか、あなたも
    4.1
    1巻1,320円 (税込)
    在宅医療専門クリニック看護師のわたし(中嶋享子)と新米医師の三沢、クリニック院長の一ノ瀬らが様々な患者本人と家族、病とその終焉、そして安楽死の問題にも向き合う。「綿をつめる」膵臓がん患者の60代女性が亡くなった。わたしは三沢に死後処置――遺体に綿をつめる作業を教えることに――。「いつか、あなたも」在宅医療は老人ばかりではない。26歳の女性患者は統合失調症に見えたが、症状は複雑だ。その女性がわたしに投げかけた言葉「いつか、あなたも」の意味は――。カルテに書かれることのない医療小説、六つの物語。著者は、2001年から14年まで、在宅医療が専門のクリニックに非常勤医師として勤め、多くの患者さんを診察してきた。本作は、そのときの経験をもとにした、ほぼ実話の小説です。
  • 人は、人を浴びて人になる―心の病にかかった精神科医の、人生をつないでくれた12の出会い
    4.1
    人生には振り返るといくつかの大切な出会いがある。絶望の一本道で立ちすくんでいた著者に希望を見出させた12の出会いを赤裸々に綴った感動のエッセイ。統合失調症の母を持ち、辛く孤独な幼少時代を過ごした著者。世間への恨みをバネに医者を目指すが、先の見えない絶望感から摂食障害、依存症、リストカットなど心の病にかかり、研修医時代に2度の自殺未遂を起こす。その後、いくつかの「出会い」に遭遇することで、少しずつ人生を肯定して生きられるようになる。自身の生い立ちと共に見つめ直す自伝的エッセイ。
  • 子どもの脳を傷つける親たち
    4.1
    不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる 脳科学が明らかにした驚くべき事実 「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。 マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。 [内容] 序 章 健全な発達を阻害する脳の傷つき 第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育 第二章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響 第三章 子どもの脳がもつ回復力を信じて 第四章 健やかな発育に必要な愛着形成 終 章 マルトリートメントからの脱却
  • 統合失調症日記(分冊版) 【第1話】
    4.0
    高校生のある日、急に統合失調症になった作者の日常は、普通とは少し変わったものになってしまいました。「姿のない3人の人間が自分に話しかけてくる」(幻聴)、「いるはずもないカラスが家の中に現れ、のど元をつつかれる」(妄想)(幻痛)など、発症時の自身に起こった出来事をセキララに描くコミックエッセイ! 100人に1人弱が発症するにもかかわらず、なじみの少ない統合失調症を、当事者の目線で描きました!
  • ある日突然9キロ痩せた。診断名:統合失調症 1巻
    完結
    4.0
    1週間で9kgの激ヤセ! それなのに病院で検査しても異常なし!? 精神科で診てもらったら……“統合失調症”と診断されてーー…! ある日の深夜、救急車を呼ぶほどの激痛に見舞われ、病院搬送。そのまま実家に強制送還されるも、ほぼ寝たきりの状態に…! 食べても食べても太れず、慢性的な頭痛と手の硬直、壁を這う大量のウジ虫の幻視に悩まされる日々。『一生このままなら、今すぐ死んで楽になりたい』と考えてしまうほど悪化してしまいーー…。社会復帰までの道のりを丁寧に綴った闘病コミックエッセイ!
  • 統合失調症の責任能力 なぜ罪が軽くなるのか
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    91人の被告人と対面した精神鑑定医(著者)が、精神障害者の犯罪に切り込んだ衝撃作! 取材殺到の話題作『宅間守 精神鑑定書』の著者による第二弾。 精神障害とりわけ統合失調症(精神分裂症)に対して厳罰化を求める風潮、そして裁判員制度がスタートした今、鑑定事例を詳細に引きながら、「責任能力あり・なしの境界線」を世に問う。 〈本書収載の鑑定事例〉 [事例1]車で通勤途上の人たちを次々とはねて多数を殺傷 [事例2]父親を包丁で刺して重傷を負わせ、止めに入った母を刺殺 [事例3]長年各地を放浪したホームレスがコンビニで焼酎などを万引き
  • 統合失調症 正しい治療がわかる本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症の治療では、よく薬の開発が進み、ある程度は病状に応じて薬を選択できるようになり、症状を改善していくことが可能。また、薬物療法と非薬物療法を組み合わせた治療法が普及し、回復・社会参加も期待できるように。薬、リハビリ、地域の支援―という3本柱を基本に、焦らず、無理せず、徐々に回復を促す治療法を解説します。家族や周囲の方々へのアドバイスも満載。

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  • 木村きこりの統合失調症ライフ~カミングアウト編~
    4.0
    私はもう、トーシツを隠さない! 高校時代に統合失調症を発症した作者が、美大に通い、さまざまな出来事を経験するうちに自身の病気をカミングアウトする決意をもつまでを描く! 幻聴・幻視・幻痛と向き合いつつ、病気を客観的に描いた話題作『統合失調症日記』作者のスピンオフ!
  • 図解・決定版みんなで支えよう!統合失調症を乗りこえる!正しい知識と最新治療
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    統合失調症患者を家族や関係者が正しく理解し、どう支えていくか? 本書の再度のセールスポイントは、統合失調症治療に心血を注いできた渡部先生が“私の治療法”として相談モデルを出し、独自の治療法を 述べている点です。家族と共に支えるケース、医師としての心構えなど、360度に渡った視点で、統合失調症に立ち向かうスタイルをアグレッシブに 提案しております。従来の“統合失調症”書籍に物足りなさを感じていた読者の方に、ぜひ、ご一読をお勧めしたい最新治療の書です。
  • 「こころ」の本質とは何か ――統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ シリーズ・人間学〈5〉
    4.0
    「こころ」の病はけっして「異常」ではなく、人間の「こころ」の本質の、ある現われとして把握する。統合失調症、自閉症、不登校という三つの「ふしぎ」を取り上げ、「個的」でありながら「共同的」でもある「こころ」の本質に迫る。本書は、私たちの「こころ」を根本から考え直す、人間学的精神医学の試みである。
  • トラウマが99%消える本
    4.0
    里親の夜逃げ。巨額の借金。統合失調症、パニック障害、強迫性障害の発症など、多数の困難を乗り越え復活した奇跡のカウンセラー・中島輝。常時200人待ちのカリスマカウンセラーの著者がトラウマを消すためのオリジナルメソッドを伝授。心の傷を癒すのにまず必要なのは、「その出来事を忘れること」ではなく、「その出来事は私にとって大事なことなんだと気づくこと」。 本書は実際のカウンセリングの現場で高い効果があった、オリジナル心理療法、フラッシュバッシュの消し方、問題との向き合い方をまとめています。自分の心との向き合い方がわかれば、何が起こっても大丈夫な自分自身になれます。人生に何度もやってくる荒波。その荒波を起こさないことではなく、起きたときにどういう自分であればいいのか、それを教えてくれる1冊です。
  • 癒され上手になりましょう
    4.0
    1巻1,397円 (税込)
    驚異的な成果をあげる超プロカウンセラーは、どのように心を癒すのか。 豊かな世の中にあって、たくさんの人が心に不安を抱えて生きています。 そんな時代を、心に健康を取り戻し、いきいきと生き抜くにはどうしたらよいか。 そのヒントを、この道30余年の超プロカウンセラーが語ります。 統合失調症で20年もの間、入退院を繰り返してきた人が、 著者のカウンセリングによって、薬さえもいらなくなっていく。 また、これまで心の奥底にかくされていたトラウマを解消し、生きるのがぐんと楽になっていく。 驚異的な成果を挙げる鍵は、いかに心に「安心・安全・リラックス」を取り戻すことができるかということ。 シンプルながらも奥が深い、その極意と実践法をあますところなく明かした、現代人必携の書! *目次より ●とことん聴いてあげるだけで癒されていく ●言葉があなたの人生をつくっている ●自分を深く知る成育史のつくり方 ●未来を引き寄せるイメージトレーニングの方法 ●上に立つ人ほど、下に仕える姿勢が大切 ●こんなに違う、男と女の会話スタイル ●ビジョンとミッションをもてば有意義に生きられる ●500万人がいきいきと働ける仕組みづくり
  • 働く人のための精神医学
    4.0
    厳しい競争と難しくなる対人関係のなか、非正規労働者や働く女性だけでなく、比較的恵まれた大企業の社員や、精神的にタフだと思われていた人までもが、うつや不安障害になって仕事ができなくなるケースが急増している。本書は、働く人がぜひ知っておきたい精神的疾患や心のトラブルについて、そのエッセンスをわかりやすくまとめたもの。人格の土台にかかわる愛着障害や発達障害、パーソナリティ障害から、適応障害、うつ、気分障害、不安障害、アルコール依存症、薬物依存症、摂食障害、統合失調症、睡眠障害まで、病状、診断、治療や克服のポイントを、多くの具体例とともに解説する。

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  • あなたの家族が心の病になったとき
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症、うつ病、不安障害、強迫性障害、ボーダーライン、摂食障害など、それぞれの疾患別に家族がどう接すればよいのかを解説。

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  • 心の病気はどう治す?
    4.0
    「はじめに」より 本書は、精神医療界のオールスターチームによるメンタルヘルス向上のためのガイドブックです。回復に役立つ知識から社会的課題を解消するヒントまで、ありったけの情報を盛り込みました。  個々に主役を張れるほど著名な精神科医たちに、ウルトラ兄弟のように大集結してもらったのには理由があります。薬にばかり頼って来た精神医療が袋小路に入り込み、史上最大級のピンチに直面しているからです。このままでは患者が益々追い込まれてしまいます。(中略)  各章に登場する精神科医たちは、20世紀から続いてきた薬物療法偏重という生物学的精神医学の激流の中で、時に大波にのまれながらも踏み止まり、患者の「こころ」と向き合い続けた人たちです。葛藤の中で見出された精神療法などの叡知を、生きづらい自分や劣化する社会を変えるために共有し、「みんな」のものにしたい。それが本書の狙いです。 第1章 依存症「ヒトは生きるために依存する」 松本俊彦さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長) 第2章 発達障害「精神疾患の見方が根底から変わる」 原田剛志さん(パークサイドこころの発達クリニック院長) 第3章 統合失調症「開かれた対話の劇的効果」 斎藤 環さん(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授) 第4章 うつ病・不安症 「砂粒を真珠に変える力」 大野 裕さん(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問) 第5章 ひきこもり「病的から新たなライフスタイルへ」 加藤隆弘さん(九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授) 第6章 自殺「なぜ自ら死を選ぶのか」 張賢徳さん(日本自殺予防学会理事長/六番町メンタルクリニック院長) 第7章 入院医療「新時代を切り拓く民間病院」 堀川公平さん(のぞえ総合心療病院理事長・院長) 渡邉博幸さん(千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授) 成瀬暢也さん(埼玉県立精神医療センター副病院長/埼玉医科大学病院臨床中毒科客員教授) 秋山剛さん(世界精神保健連盟理事長) 高木俊介さん(たかぎクリニック院長/オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン共同代表) アーロン・ベックさん(認知行動療法の創始者) 田邉友也さん(訪問看護ステーションいしずえ代表) 樋口輝彦さん(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長/日本うつ病センター名誉理事長) 野村総一郎さん(六番町メンタルクリニック名誉院長) 和気隆三さん(新生会病院名誉院長)
  • ホリスティック医学の生みの親 エドガー・ケイシー療法のすべて(1)
    4.0
    1~5巻2,200円 (税込)
    日本エドガー・ケイシーセンター会長、光田秀氏による実践型レクチャー「エドガー・ケイシー療法のすべて」講演録が、ついに全6冊の書籍シリーズで登場! ―「体内毒素の排泄」「体液(血液・リンパ)と神経の循環の改善」「適切な消化吸収」「良質な休息・休眠」―4つのキーとなる治療を中心に、ホリスティックな観点から様々な疾患にアプローチ! 驚きの症例の数々も! シリーズ1回目のテーマは皮膚疾患。現代医学で完治が難しいとされるアトピー性皮膚炎や乾癬に西洋医学とは全く違う角度からアプローチします。皮膚疾患の治療で重要なのは、腸をキレイにすることと毒素排泄! 内側から細胞がキレイになれば、自然に皮膚も元気になります。 [シリーズ6冊全て揃えれば、エドガー・ケイシー療法百科が完成!] エドガー・ケイシーとはどんな人物かを知りたい入門者、今、治したい病気のある人、応用的な使い方をマスターしたいという上級者、すべての人を満足させる、完全実践版です。 世紀を超えて支持される、奇跡のホリスティックマスター、エドガー・ケイシーの声に耳を傾け、あなたの身体が求めている本当に必要なケアとは何かの答を見つけ出しましょう。 シリーズ(1) 皮膚疾患(乾癬、アトピー、湿疹など)/エドガー・ケイシーの生涯 シリーズ(2) がん(予防法および臓器別治療法) シリーズ(3) 成人病(高血圧、糖尿病、関節炎など)と免疫疾患(リウマチ、膠原病など) シリーズ(4) 神経疾患I(認知症、てんかん、統合失調症など)と神経疾患II(ALS、パーキンソン、筋ジス、多発性硬化症など) シリーズ(5) 婦人科疾患(月経困難症、子宮筋腫、膣炎など) シリーズ(6) 美容法(育毛、美肌、ホクロ・イボ、フケ、爪、痩身など)

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  • 依存症・トラウマ・発達障害・うつ 「眠り」とのただならぬ関係
    4.0
    そもそも私たちが睡眠をとる一番の目的は、脳をクールダウンさせたり、脳のメンテナンスを行なうこと。 この大事な睡眠が、寝酒、依存症、トラウマや恐怖体験、うつ病や双極性障害などによって、ペースを乱されてしまうのです。 発達障害をもつ人も、睡眠の問題を抱えやすいことがわかっています。 睡眠薬への依存も、増え続けています。 ――なぜそうなる? どうしたらいい? 各分野の専門家に聞きました。 心の問題と「睡眠」の、深~い関係をわかりやすく解説します! 【監修者の一人 松本俊彦医師からのメッセージ】 こんなにもわかりやすいのに、「眠り」についてこんなにも深く掘り下げた本は、いまだかつてありませんでした。ふつうの不眠症、あるいは、うつ病や統合失調症に伴なう不眠を扱った本はいくらでもありますが、不眠治療の「超」応用編である、依存症、トラウマ、発達障害の不眠にきちんと正面から向き合った本は、これまでまったくなかったのです。 現在、不眠に悩んでいる人は、本書を読めば、知識だけでなく希望も手に入れることができるでしょう。なぜなら、各分野一線級の専門医の解説に加えて、不眠に苦しんだ当事者の体験、不眠とつきあう知恵まで書かれてあるからです。 専門職から当事者まで、不眠に関心を持つすべての人にお勧めします!
  • 思春期デコボコ相談室 母娘でラクになる30の処方箋
    4.0
    これって思春期? それとも病気? 精神科医が、思春期の母娘が抱えがちな悩みに回答しながら、「自己発達力」「自己治癒力」を引き出す育て方をアドバイス! 父・息子も必読!! どんな子も発達に偏りがあり、進んでいる部分と遅れている部分がデコボコしているもので、それは一人ひとりの個性。発達障害と呼ばれるものは、その延長線上にあって偏りが目立っているというだけのこと。(「はじめに」より) 本書に収録の「お悩み一覧」(もくじより) 【1章 デコボコOK! 乱高下しながら成長するのが思春期です】 気分のムラに振り回される/すぐキレる/話し合いにならない/一方的にしゃべり、人の話を聞いてない/すぐパニくる!/忘れっぽく、片づけられない/スローすぎる/喫煙&飲酒/ゲーム感覚で万引き 【2章 思春期娘と更年期母は「ホルモン星人」バトルがあって当然です】 娘も母も不調だらけ/月経前のイライラ/彼氏にどっぷり/ダイエットを繰り返す/女子グループのLINE外し/娘がいじめの加害者に…… 【3章 眠りの乱れが思春期をタイヘンにする】 朝、起きてこない/ベッドに入ってもスマホ/仮眠から不登校/睡眠薬をほしがる 【4章 いい子が危ない!? ときには引きこもりも必要です】 反抗期がないけれど……/見知らぬ相手とのツイッター/赤面恐怖/「できる子」が引きこもりに……/赤ちゃん返り 【5章 これって思春期? それとも病気? 脳のクスリで治せるの!?】 包丁を持ち出した/教師に服薬をすすめられる/マスクを外せない/思春期うつ病?/初期統合失調症と診断されて/薬がどんどん増える
  • 十字架のカルテ
    4.0
    犯罪者の心の闇に迫る精神鑑定医。医療ミステリーの新境地! 精神鑑定の第一人者・影山司に導かれ、容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜。だが、彼女も心の中で重い十字架を背負っていた。 光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凜は精神鑑定医を目指し、精神鑑定の第一人者と言われる影山司院長に弟子入りする。影山に導かれ、凜は統合失調症、詐病、解離性同一性障害など、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る。そして凜にも、どうしても精神鑑定医にならなくてはならない秘密の事情があった。 目次 プロローグ 第一話 闇を覗く 第二話 母の罪 第三話 傷の証言 第四話 時の浸蝕 第五話 闇の貌 エピローグ
  • 名医が答える! うつ病 治療大全
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【名医が疑問に答える決定版!】 【薬物療法、認知療法、接し方……回復を早める治療法を徹底解説!】 うつ病の人が増えています。一般の人に「うつ病」という病名が浸透したこともその一因でしょう。精神科への抵抗がかつてより薄れ、受診しやすくなったことも挙げられます。2017年に厚生労働省がおこなった調査において、うつ病を含む気分障害の患者数でもっとも多いのは、40歳代となっています。職場の中心となる働き盛りの年代にあたり、その社会的な損失はけっして小さくありません。 薬の効かないうつ病の人も増えています。おそらく、うつ病と診断されてはいても、典型的なうつ病ではなく、持続性抑うつ障害や非定型うつ病の人が多く含まれているのではないかと考えられます。これらはうつ病の仲間ですが、薬物療法だけでなく、精神療法を併用していくほうが治療の効果が上がるタイプです。 うつ病の診断は簡単にはできないはずですが、今、世界的に用いられている診断基準では、症状だけをみてうつ病かどうかを診断します。うつ気分があれば、すべてうつ病と診断されかねません。うつだけでなく軽い躁そうがある人、別の心の病気をあわせもつ人なども、うつ病とだけ診断されている場合があります。「あれもうつ病、これもうつ病」ではなく、実際には別の病気の可能性もあるわけです。 もっと問診をしっかりおこない、経過をみたうえでの診断が望ましいことは確かです。ただ、患者さんがおしよせる今の精神科の状況では、なかなかひとりの患者さんに多くの時間をさくことが困難になっていることも事実です。 まずは、直面しているうつ病とはいったいどういう病気なのかを知ることから、治療の第一歩を始めましょう。(「はじめに」より) 【本書でとり上げる症状と病気】 うつ病、うつ状態 甲状腺機能低下症、パーキンソン病、膠原病、膵炎・肝炎、糖尿病 季節性うつ病、持続性抑うつ障害、非定型うつ病、微笑みうつ病 仮面うつ病、難治性うつ病(治療抵抗性うつ病) 境界性パーソナリティ障害、月経前不快気分障害 双極性障害、適応障害、統合失調症 不安障害、摂食障害、解離性障害、認知症 【本書の内容構成】 第1章 うつ病とはどんな病気か――原因と症状 第2章 うつ病と見分けがつきにくい病気――受診と診断 第3章 どんな治療法があるか――薬物療法、精神療法(認知行動療法など) 第4章 回復に向けてできること――発症後の日常生活 第5章 どのように接すればよいか――家族や友人、職場の役割  ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • はじめての精神医学
    4.0
    うつ病、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害……さまざまな精神疾患の具体的な症状や治療法を解説。さらには「精神医学とは何なのか」「精神医学に何ができるのか」までを問いなおす。
  • ムーンナイト/光
    4.0
    キャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマン……彼ら3人のアベンジャーズは、味方につけるには最高のパワフルなヒーローたちだ。ただ問題は、彼らはムーンナイトの頭のなかにだけ存在するということ。つまり、彼らはムーンナイトことマーク・スペクターの統合失調症が見せる幻覚だったのだ……! 心のバランスを崩した傭兵マーク・スペクターは、エジプトの寺院の前に死にかけたまま放置され、古代神コンシューの力により神の化身となって蘇った(と信じている)。なんとか心のバランスを取り戻そうとしていたスペクターの前に現れたのは、とある犯罪組織のボス。彼は一時的に機能停止に陥ったウルトロンのロボット・ボディを売買しようとしていた。はたしてムーンナイトは正気を取り戻し、この危険な行為を阻止できるのか!? ●収録作品● 『MOON KNIGHT』#1-7 ©2021 MARVEL
  • ストレスや不安に打ち勝つ最強のメンタルをつくる 脳の取扱説明書
    4.0
    【自分で自分の悩みを解決できれば、もっと自分らしく生きられる!】 オバマやクリントンら歴代のアメリカ大統領、レディー・ガガやビル・ゲイツも実践している最強のメンタルコントロール術、それが「NLP」です。本書では、そのNLPを活用して、自分自身でストレスや不安を払拭できる考え方をわかりやすく解説しています。また、よく悩みがちな例から、自分に合った解決方法も見つけ出すことができ、最強のメンタルをつくりやすい一冊となっています。 〈こんな方にオススメ〉 ・ストレスやプレッシャー、不安などを払拭したい方 ・ストレス耐性をつけたい、強化したい方 ・自分の心をセルフメンテナンスしたい方 〈本書の内容〉 ■基礎編 物事を捉える視点を変えて自分を見つめ直す ■第1章 脳の奥深くにある意識を味方にする ■第2章 自分の価値観を通じて良いイメージを描く ■第3章 物事を捉える視点を変えて自分を見つめ直す ■第4章 コンピューターのように脳に書き込める ■第5章 悩みの解決方法 〈著者プロフィール〉 井上慎介(いのうえ・しんすけ) 昭和40年10月5日、東京都出身。中学時代よりカメラマンになると決め、高校在学中から、カメラマンとして活動。高校~コピーライティングの専門学校を卒業後、テレビドラマの世界に飛び込む。2010年に、統合失調症の妻と良好なコミュニケーションの為にNLPを取得。NLPのスキルを取り入れた表情の作り方を開発して『NLPカメラマン』として活動中。セラピストとしては3,000人以上の悩みに寄り添ってきた。 http://brainmanual.jp/

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  • 機能不全家族 1巻
    完結
    4.0
    母親からの虐待、見て見ぬふりをする父親、統合失調症の弟、無理して明るく振る舞う妹……。家庭としての機能を果たさない家庭のことを<機能不全家族>と呼ぶのであれば、私が生まれ育った家庭は、まさに<機能不全家族>そのものでした。暴力、ネグレクト、無関心、統合失調症の弟、パワハラ、鬱、自殺願望……。数多の波乱を生き抜いた著者が描く、衝撃の実話エッセイ!!
  • 双極性障害【第2版】 ──双極症I型・II型への対処と治療
    4.0
    双極性障害(双極症)は、統合失調症と並ぶ二大精神疾患である。患者は平均して三分の一から二分の一の期間を抑うつ症状とともに過ごすことや、さまざまな社会的なハンディキャップを背負ってしまうことなどが明らかにされ、きわめて重大な疾患であるとの認識が強まっている。再発のリスクが高いこの病気は、どういった性格を持ち、診断と治療はどのようになされるのか。臨床と研究の双方に携わる著者が、理解のための基礎知識を解説する。最新の研究成果や豊富なQ&Aを収めた第2版。
  • 大丈夫。そのつらい日々も光になる。
    4.0
    臨床数10,000件、回復率95%、奇跡のカウンセラー。再生までの自伝的エッセイと、希望のメッセージ。パニック障害、統合失調症、双極性障害(躁うつ病)、過呼吸など、数々の神経的な病を抱え、10年もの間、外に出ることができなかった著者は、巨額の借金を抱え、自殺未遂を繰り返すような苦しい日々をさまよい続けました。しかし、自分なりに試行錯誤を重ね、数々の病を克服。現在は自分と同じような苦しみを抱えた人を癒やすため、人気カウンセラーとして活躍しています。幻聴や幻覚に苦しむなかで見つけたことはなにか? パニック障害を克服する日々で知ったこととは? また、現在カウンセラーとして接するなかで、どんな言葉かけやどんな行動をクライアントたちにおこない、いかに再生していったのか? 本当の苦しみを知っているからこそ、伝えられる言葉がある――許しと解放のメッセージを、あなたもぜひ、受け取ってください。
  • 異常とは何か
    4.0
    「異常」「正常」という言葉を、我々は日常的に使っています。かつ、精神の異常と正常の区別も、線引きできるものだと当たり前に考えます。たとえば、統合失調症の患者や、認知症の老人に対して、「正常な感覚を失っている」「異常な世界を見ている」と認識します。しかし、それは「普遍的な真理」なのでしょうか? 本書では異常と正常の線引きがいかになされてきたのか、日本と西洋の古代までさかのぼって検証します。
  • 心が軽くなるイラスト&メッセージ 「私は自分が好き」と言うことから始めよう(大和出版)
    4.0
    「メンタル弱い」は変えられる――。Instagramの投稿に、「癒やされる」「泣けた」「楽になった」と共感の声、続々! 「自分嫌い」だった人気インスタグラマーが、仕事・恋愛・人づきあいの悩みに効くヒントを実体験を交えて綴ります。 〈著者紹介〉きい 心理カウンセラー、デザイナー。1987年、福岡県生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、営業、総務、WEBデザイナーとして働く。21歳頃から、統合失調症や適応障害などに悩み治療を続ける中で心理学に興味を持ち、独自に学んだことで症状は劇的に改善。その経験から、「生きづらさや心の苦しみを抱える人の力になりたい」とInstagramで投稿をスタート。心理学の考え方や知識をイラストとともに発信したところ、「かわいくてわかりやすい」「心が楽になった」と評判を呼ぶ。

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  • 双極性障害 ――躁うつ病への対処と治療
    4.0
    一般に「躁うつ病」と言われている病気、双極性障害は、統合失調症と並ぶ二大精神疾患と称され、また近年精神医学界でも大きな注目を集めている病気だが、まだまだ理解が十分に行き渡ってはいない。再発のリスクが高いこの病気は、そもそもどのような性格のものなのか。診断と治療の方法とは…。臨床と研究の双方をリードしてきた著者が、快方へ向かうための基礎知識を平明に解説する。最新研究の動向を語った講演も併せて収録。
  • 子どもの「心の病」を知る 児童期・青年期とどう向き合うか
    3.9
    精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。

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  • 図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました
    3.9
    スタンフォード、オックスフォード、ハーバード… 科学的研究で100%実証済み 不安・イライラを消すテクニック100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5人に1人はうつ病や統合失調症などの精神疾患にかかっていると言われる現在の日本。 コロナウイルスの蔓延により、その傾向にますます拍車がかかっている。 私たちの日常にはさまざまなストレッサーが取り巻いてるのだ。 不安やイライラなどストレスへの対処法を知らなければ、仕事もプライベートもうまくはいかない。 実際、危機のとき人間の精神状態は困難な状況を一段と悪化させて、 それ自体が大きな障害になることが多いという研究結果がある。 そこで本書では、スタンフォード大学やハーバード大学など、 最先端の心理学、脳科学、行動経済学などの諸分野で実験によって効果が証明された、 ストレス環境の中で自分の心を守ったり、心の元気を回復したりするための科学的かつ具体的アクションを網羅した。 これさえあればあらゆるストレスに対処できる。 メンタルが蝕まれがちな今の時代、1人1冊、必携の本。
  • わたしと統合失調症 ―26人の当事者が語る発症のトリガー
    3.8
    原因不明とされる統合失調症の発症事例を、26人の当事者の言葉で紹介。過労やいじめ、家族関係等、発症のきっかけを5つに分類し、発症との関係を医学的解説とあわせて検証する。病気のルーツからリカバリーまで、克明に綴られる手記が既存の支援と予防に新境地を開く。
  • 統合失調症がやってきた
    3.8
    人気絶頂の最中、突然芸能界から姿を消した一人の芸人──。「タモリのボキャブラ天国」「進め!電波少年インターナショナル」など人気番組にレギュラー出演していたお笑いコンビ「松本ハウス」は、ハウス加賀谷の統合失調症悪化により、1999年活動休止。その後入院生活を経て症状を劇的に改善させた加賀谷は、10年ぶりの芸人復帰を決意する。相方・松本キックの視点を交えながらコンビ復活までの軌跡が綴られる、感動の一冊。
  • あなたの隣の精神疾患(インターナショナル新書)
    3.8
    チェックリストやマニュアルで自己判断が可能なほど、精神医学はイージーなものではない。長年、患者を観察し続けてきた精神科医だからこそ確認し、解説できる精神疾患のパターン。本書では、双極性障害や統合失調症から、閉ざされた家の怖さや共依存などまでをつぶさに検証し、読者が精神疾患に対して「よりリアルな」イメージを持ち、理解することができるようになっている。また、患者、人間にとっての幸福とは何か、精神科医の仕事とは何かについても考察する。
  • 世界一やさしい精神科の本
    3.8
    発達障害、ひきこもり、対人恐怖、拒食症/過食症、解離、トラウマ、人格障害、うつ病、統合失調症…いまや精神科の知識は現代人にとって必要不可欠。心のケアの第一歩に、悩み相談の手引きに、そしてなにより、自分自身を知るために―。一人に一冊、はじめての「使える精神医学」。
  • 脳からストレスを消す技術 セロトニンと涙が人生を変える
    3.8
    今までありそうでなかった「ストレス解消本」。それが本書です。 私たちは日々多くのストレスにさらされています。うつや統合失調症といった代表的な精神病のすべては、この心に受ける「ストレス」が原因なのです。しかし、ストレスをテーマにしたたくさんの本が出版されているにもかかわらず、私たちは日々、ストレスで悩んでいます。それはつまり、ストレスを分かっていないのです。その原因は、実は、ストレスを「心のストレス」と感じているところにありました……。 ストレスを感じるのも、結局は脳のはたらき。だから脳の仕組みを理解すればストレスも解消できます。本書ではまさにその方法をご紹介するもの。その方法は大きく分けて二つあります。一つは「セロトニン」を高める「リズム運動」。もう一つはたまったストレスを一瞬で解消する「号泣生活」です。どちらも決して難しいことではありません。むしろ、たった「5分」あれば一生にわたってできてしまう……。 そんな「ストレス業界」に革命をもたらす一冊です。

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  • ボクには世界がこう見えていた―統合失調症闘病記―
    3.7
    早稲田大学を出てアニメーション制作会社へ入ったごく普通の青年がいた。駆け出しながら人気アニメ作品の演出にも携わるようになったが、24歳のある日を境に、仕事場では突飛な大言壮語をし、新聞記事を勝手に自分宛のメッセージと感じ、また盗聴されている、毒を盛られるといった妄想を抱き始め……。四半世紀に亘る病の経過を患者本人が綴る稀有な闘病記にして、一つの青春記。
  • 「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか
    3.7
    【最新研究から見えてきた精神疾患のしくみと治癒への道筋】 ・うつ病の脳では炎症が起きている? ・遺伝要因と環境要因、どちらの影響が強いのか ・統合失調症の幻覚は、脳の神経回路の配線障害が原因? ・ロボットが、自閉スペクトラム症の患者を支援する ・ゲノムの中を飛び回る遺伝因子が統合失調症を引き起こす? ・認知症薬でPTSDのトラウマ記憶を消せるかもしれない ・精神疾患の根治薬の開発を実現するには ……など うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害…… 多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。 誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、 どのようなメカニズムで生じるのでしょうか? さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。 そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。
  • 心に狂いが生じるとき―精神科医の症例報告―
    3.6
    最初は心の小さな狂いでも、それをきっかけに、普通の人間が精神全体を蝕まれてしまうことがあり、ときには取り返しのつかない行動をとることがある。しかし、正常な精神と狂気の境目はごく淡く、我々の社会はアルコール依存、統合失調症、人格障害、うつ病など様々な精神疾患とともにある。人は、いつ、いかにして心を病むのか。現役の臨床医師が、虚説を排して実態を報告する。
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―
    3.6
    人口の約1%が統合失調症という事実。しかし、それが我々に実感されることがないのはなぜか。殺人、傷害にかかわりながら、警察から逮捕もろくな保護もされず、病院さえたらい回しにされる触法精神障害者。治癒して退院したはずなのに、再び病院へ戻ってくる精神病患者。疲弊する医療関係者。社会の目から遮蔽されてきた精神医療の世界を現役の医師がその問題点とともに報告する。
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学
    3.6
    脳の疾患やこころの問題を、ゲノムから解決しようとするゲノム脳科学。その急速な進展により、性格や知能と遺伝子の関係が続々と明らかになりつつある。個人の遺伝情報を治療に役立て、相性をゲノムで占う社会がすぐそこまで来ている。斯界のトップランナーが、国内外の最新研究世界を踏まえ、パーソナルゲノム時代の可能性を展望する。 [目次] 第1章 こころはどこにある?  1 自分を自分たらしめているものは何か  2 ゲノム、DNA、遺伝子  3 こころは遺伝するか 第2章 遺伝子ターゲティングが拓いたこころの研究  1 遺伝子操作で遺伝子のはたらきがわかる  2 カルシニューリン欠損マウスの実験  3 統合失調症モデルとしてのカルシニューリン欠損マウス 第3章 こころの病に挑む  1 こころの病を持つマウスを見つけ出せ!  2 マウスの脳で何が起きているのか  3 ゲノムの「解読」から「機能」を探る時代へ 第4章 パーソナルゲノム時代の到来  1 ゲノムは個人のものになった  2 「私」の遺伝子情報を解析する  3 遺伝子解析サービスを受ける前に 第5章 ゲノムで性格や相性がわかるのか  1 性格診断と科学  2 こころや知能に影響を与えるスニップ  3 ゲノムによる性格・知能診断は実現可能か 第6章 ゲノム脳科学と近未来  1 究極の個人情報・ゲノム  2 ゲノム情報と「命の選別」  3 パーソナルゲノム時代をどう迎えるか
  • 発達障害かと思ったら統合失調症の一部でした
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    もっと早く病院に行けばよかった…! 幻覚も幻聴もない。だけどずっとなんだか困っていた。 謎のだるさ、不眠、不安感と焦燥感、感情の起伏の激しさ…etc. これが、病気だったとは…! 「普通」がこんなにラクだとは…! 心の病は千差万別。自分で気づけないことも多いし「性格や個性」で済ましてしまうこともあるかもしれない。 だけど、病名を知って自分に合った治療をしたら、驚くほどに生活が変わった! 自分と同じように「ずっと困っていた」人、「生きづらい」人たちが、少しでも楽になれたら…。 そんな想いで、かつて同人界に彗星の如く現れた伝説のギャグ漫画家ーー遠藤一同が描く、自身の病気のこと全て。 精神科は怖くありません。他の病気と同じような感じで行ってみましょう! (先生が合わない時は、別の病院に行ってみてね!) 精神科医パントー・フランチェスコ先生のQ&Aもあります! 【目次】 プロローグ 青天の霹靂 第1章 ずっとなんだか困ってた  教えて!パントー先生Q&A(1) 第2章 病院へ行ってからの変化ー試行錯誤期ー  教えて!パントー先生Q&A(2) 第3章 自分の病気について考えてみた  教えて!パントー先生Q&A(3) 第4章 もっと知りたい!心の病気のこと  教えて!パントー先生Q&A(4) エピローグ 今、つらいあなたへ
  • 統合失調症 ――精神分裂病を解く
    3.5
    「わからない病」「治らない病」として差別的に扱われてきた「精神分裂病」という名称が「統合失調症」に変わった。心が閉ざされてゆく初期段階から、対人恐怖・迫害妄想の段階を通り、発病に至るまでの経緯を解明。心・身体・社会という統合的視点から病を捉えなおす。汎精神疾患論のアプローチから、精神病理を解体する。
  • 断糖のすすめ -高血圧、糖尿病が99%治る新・食習慣 -
    3.5
    「相棒」「ATARU」など 大人気ドラマ医療監修の名医が自ら実践し、3ヵ月で17kg減! 自身が院長を務めるクリニックでも取り入れ、 高血圧や糖尿病などの患者が続々完治・改善している 話題の食事習慣「断糖」をご紹介します。 【目次】 第1章 現代人にとって、糖は「毒」である 第2章 たいていの病気は「断糖」で完治・改善する 第3章 3日間で実感! 断糖ダイエット 第4章 ボケない断糖の法則 第5章 人生を変える「断糖マニュアル」 【「断糖」で完治・改善するもの】 ◎高血圧 ◎糖尿病 ◎動脈硬化 ◎統合失調症 ◎パニック障害 ◎肥満 ◎がん ◎うつ ◎老化 ◎不眠症 ◎痛風 ◎手足の冷え など
  • 私の描くセカイは壊れている。(分冊版) 【第1話】
    無料あり
    3.5
    1~8巻0~165円 (税込)
    ゲーム会社の契約社員として働く凪は、ある日両親の離婚が原因で離ればなれになった妹の維音と再会する。 幼い頃と雰囲気の変わった維音に困惑する凪だったが、美大に入るために浪人中で息抜きにきたという維音を快く迎え入れた。 しかし、徐々に維音の様子がおかしいことに気づき――…!? 統合失調症を患いながら画家を目指す少女と、その家族をリアルに描いたヒューマンドラマ。
  • あなたを悩ます 困った人 障害やこころの病気を理解する
    3.5
    「困った人」と受け取られてしまう背景を知り、 どう対応するかを具体的に示した1冊 「空気が読めない」「急な変化に対応できない」「些細なことですぐキレる」…… そんなあなたを悩ます「困った人」は、 実は障害やこころの病気を抱えているのかも? 保育園の保育士・理事長・経営者として経験を積む中で 多くの「困った人」と出会ってきた著者が、 思いやりをもって適切に「困った人」に対応するための具体的方法を伝授。 「困った人」として受け取られてしまう人々の背景に隠れた 発達障害やこころの病気について解説するとともに、 「行動パターン」「行動の特徴」「基本の対応の仕方」 「会話のポイント」「ケース別の行動対応」など、 コミュニケーションのヒントを豊富に紹介。 [内容紹介] 《第1章》生まれもっての障害 発達障害 ・自閉症スペクトラム障害(ASD)かも ・注意欠如・多動性障害(ADHD)かも 《第2章》発達障害以外の精神障害 ・パーソナリティ障害群かも ・双極性障害(躁うつ病)かも ・統合失調症かも 《第3章》後天的な脳の器質性の障害 認知症 ・認知症かも 《第4章》理解しておきたい その他のこころの病気解説 ―資料―
  • 獄に消えた狂気―滋賀・長浜「2園児」刺殺事件―
    3.5
    園児の小さな身体を二十数箇所も刺し続けた「中国人妻」。統合失調症に罹患し通常ならば不起訴処分となるはずが、その虚ろな目の前で裁判は強行された――。加速度的に悪化していく症状の中で、女が辿った無期懲役への道程。面会と書簡を重ね垣間見えた、心を覆う漆黒の闇とは? 精神障害者を裁く「司法のタブー」を抉る。

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  • 躁うつ病(双極性障害)がわかる本。うつとハイテンションを繰り返す理解されにくい症状と、その治療法を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    3.3
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科医療の中に三大精神病という言葉があります。これは、脳の形や大きさなどの形質に起因するのではなく、脳の中に流れる神経伝達物質等に起因して精神症状が出るものの中で、特に、原因が解明されていなく、再発を繰り返し、完治しにくいということであげられているものです。躁うつ病は統合失調症、癲癇と一緒に、この三大精神病と呼ばれている病です。 簡単にいうならば、ハイテンション(躁状態)と落ち込んでいる状態(うつ状態)が交互に出現する病です。 一般的に、躁状態の時は外出も、グループ活動も可能なので、人と会う機会が多い方は割と良く出くわすかもしれません。ハイテンションは誰にもある状態ですので、社会の中で出会ったとしても、それが病理によるハイテンションと理解されるよりも、もともと性格的にハイテンションな人と理解されることが圧倒的に多いです。
  • ぼくを忘れないで
    3.3
    ぼくには仲良しの兄・サイモンがいた。でも死んでしまった。ぼくはサイモンに会いたくてたまらない。19歳になったマシュー・ホームズは、統合失調症の治療の一環として、自分自身について書いている。大好きだった兄サイモン、ダウン症だった彼の死は、幼かったマシューの思いつきがもたらしたようなものだった。罪の意識に苛まれるマシュー。彼には「ぼくを忘れないで」というサイモンの声がいつも聞こえている。精神科病棟の看護師だった著者だからこそ書ける、病める青年の苦しみ、不安、喜び、そして家族のこと。サイモンとマシューの兄弟を、あなたは忘れることができないだろう。コスタ賞の新人賞と大賞を同時受賞した傑作小説!
  • 心の病に薬はいらない!
    3.3
    1巻1,584円 (税込)
    心の病の薬を上手に抜く方法。ベストセラー『精神科は今日も、やりたい放題』の著者が一番伝えたかったこと。薬をやめたい、なのにやめられない人、医者からやめさせてもらえない人、薬に苦しんでいる、あなたの大切な人のために……必読!!うつ病、ADHD、発達障害、不安症、PTSD、統合失調症などの、薬を使わない治療法(食事、運動、睡眠…)と減薬・断薬法、禁断症状緩和法をパターン別に紹介。
  • 統合失調症の個人面接ガイドブック
    3.0
    個人面接は,統合失調症の治療とリハビリテーションの軸となる重要な時間,薬物療法と社会参加支援とともに大切な支援です。疾患と治療の丁寧な説明に始まり,面接室の外で起こっていること,当事者とご家族の日々の生活と人間関係について多職種協働チームも交えて話し合い,生活臨床と認知行動療法をベースに危機をのりこえていく。はじめて主治医となる方,日々の診療に悪戦苦闘している方,もう自分なりの治療スタイルがあると考える方にも,池淵恵美先生のいつもの面接を紹介します。

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  • 新訂 統合失調症とのつきあい方 対人援助職の仕事術
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    本書は,『統合失調症者とのつきあい方』(二〇〇四)に大幅な修正と書き下ろしを加えた増補新訂版である。臨床現場の担当者には高度なカウンセリング能力と冷静なマネジメント力,病院や施設そして民生委員等との柔軟な連携力を持つことが要求される。クライエントとのつきあい方から,薬物療法の基礎知識,ブリーフセラピーや生活臨床,そして著者の援助活動で最も役に立っているシステムズアプローチについてもふれ,アウトリーチ,など対人援助職の仕事術をわかりやすく述べている。巻末には現場の人々のニーズに応えるための三〇問三〇答のQ&Aを収載した。  医師,臨床心理士,看護師,精神保健福祉士,作業療法士など,心の臨床に携わるすべての専門職に。

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  • 食事で治す心の病 : 心・脳・栄養─新しい医学の潮流
    3.0
    低血糖症で起こる暴力、ストレス・うつ・認知症・統合失調症……心の病に食事が深く関わっているのに、精神医学者の視野には今のところ「栄養」はない。薬づけ医療への警告と栄養療法のすすめ。

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  • 悲しみ・無気力・失望を乗り越えるセラピー ブルーな気持ちの処方箋
    3.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ネガティブな感情も役に立つ!「これってウツ?」と思ったらまず読む本 ブルーな気持ちの深刻度がわかるチェックテスト付き 本著では、著者特有のユーモラスなアプローチと例示・ストーリーを通じて、「ブルーな気持ち」に対処するための強力な戦略を提供していきます。 ・ちょっと悲しいだけなのか、それとも治療が必要なうつ病なのかは、どう判断したらいいの?・どの程度の悲しみが「普通」なの?・ブルーな気持ちを超えてうつになってしまったら、どのような治療法があるの?・医師はどのように選べばいいの?・うつ病になった人にどのように寄り添えばいいの? 著者が臨床心理学者としての研究・臨床経験・個人的経験に基づき、精神医学から自然療法まで、あらゆる治療の選択肢をカバー。気になる疑問にお答えします。自己採点であなたの状態(うつの深刻度)がわかるチェックテストも収録。 著・文・その他:グウェンドリン・スミス 臨床心理学者。専門は不安障害、気分障害。アートを利用した認知行動療法(CBT)の小児心理学者として活躍。ブログ「Dr Know」でその療法を紹介したところ、世界中の不安障害・気分障害に悩む若者より大反響があり、『The Book of Knowing 』(未邦訳)が書籍化される。 『The Book of Angst』(未邦訳)など著書多数。日本では『The Book of Overthinking』が『考えすぎてしまうあなたへ』(CCCメディアハウス)として翻訳されており、考えすぎに悩む多くの人々に読まれている。www.gwendolinesmith.co.nz 翻訳:小谷七生 英語翻訳者。兵庫県生まれ。神戸市外国語大学卒業後、同大学院博士課程在籍中。専門は歴史社会学・文化史。現在、神戸市外国語大学非常勤講師をつとめているほか、映画や音楽番組などの字幕翻訳に携わる。訳書にグウェンドリン・スミス著『考えすぎてしまうあなたへ』(CCCメディアハウス)がある。 監修:廣瀬久益 医療法人社団正定会(新宿OP廣瀬クリニック・廣瀬クリニック)理事長。筑波大学医学専門学群卒業。茨城県立友部病院、他を経て、1989年に精神科・心療内科・内科の外来専門内「廣瀬クリニック」を水戸市に開設。うつ病、アルコール依存症、不安障害、強迫性障害、不登校、ひきこもり、チック障害、統合失調症等の診療にあたる。薬物療法を補助的に考え、栄養療法、運動療法、集団精神療法などその都度、患者が必要とする治療を組み合わせて行ってきた。著書に『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』(小社刊)がある。
  • ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春
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    ここ最近、新宿歌舞伎町のハイジア・大久保公園外周、 通称「交縁」(こうえん)には、若い日本人女性の立ちんぼが急増している。 その様子が動画サイトにアップされ、 多くのギャラリーが集まり、現地でトラブルが起きるなど、 ちょっとした社会現象にもなっている。 彼女たちはなぜ路上に立つのか。他に選択肢はなかったのか。 SNS売春が全盛のこの時代に、わざわざ路上で客を引く以上、 そこには彼女たちなりの事情が存在するに違いない。 「まだ死ねないからここにいるの」 一人の立ちんぼが力なく笑った。 本書では、ベストセラーノンフィクション『売春島』の著者・高木瑞穂が、 「交縁」の立ちんぼに約1年の密着取材を敢行。 路上売春の“現在地”をあぶり出すとともに、 彼女たちそれぞれの「事情」と「深い闇」を追った――。 ■目次 ・プロローグ(序章) ・第1章 統合失調症とASDを抱える女・琴音(31歳) ・第2章 二度の逮捕歴がある女・未華子(32歳) ・第3章 ハイジア・大久保公園界隈に街娼が集まり始めたルーツ ・第4章 歌舞伎町で起きた事件から紐解く、路上売春史 ・第5章 ヤクザに拉致られた女・梨花(21歳) ・第6章 1ヶ月350万円を稼ぐ女子大生・恵美奈(19歳) ・第7章 彼氏に勧められて路上に立つ女・紗希(20歳) ・第8章 歌舞伎町案内人と巡る“交縁”の現在 ・第9章 名物立ちんぼとして知られる老女・久美さん(年齢不詳) ・エピローグ(終章) ■著者 高木瑞穂 ノンフィクションライター。 1976年生まれ。月刊誌編集長、週刊誌記者などを経てフリーに。 主に社会・風俗の犯罪事件を取材・執筆。著書に『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』 『東日本大震災 東京電力「黒い賠償」の真実』『覚醒剤アンダーグラウンド「日本の覚醒剤流通の全てを知り尽くした男」』(彩図社)、 『裏オプ JKビジネスを天国と呼ぶ“女子高生"12人の生告白』(大洋図書)『日影のこえ』(共著、小社刊)ほか。 Twitter @takagimizuho2
  • 脳のスペックを最大化する食事
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    好きだった映画のタイトルがどうしても思い出せない。 取引先の担当者の名前を突然忘れてしまった。 「アレ、アレ……なんだっけ?」簡単な固有名詞が出てこない。 もしかしたらそれは、脳の老化現象〈アレアレ症候群〉かもしれません―― 記憶力、集中力、判断力を向上させてキレキレな頭を取り戻す 認知症予防の名医が実践する「頭が良くなる栄養プログラム」。 【目次】 プロローグ 食事を変えれば、脳のスペックを最大化できる。 第1章 なぜ、頭は悪くなってしまうのか。 頭が悪くなってしまう最大の要因は「食事」と「生活習慣」 脳が老化してしまうメカニズムとは 「物忘れ」は認知症の前段階 加齢とともに起こりやすい「脳のエネルギー不足」 「頭が悪くなる生活習慣」チェックリスト ほか 第2章 脳が本来のスペックを発揮するとどうなるか そもそも「頭がいい状態」とは 人間は90歳まで脳を成長させ続けることができる やる気と活力にあふれ、モチベーションが高まる メンタルが安定し、うつ病や不安障害が改善する 思考のスピードが速まり、独創的なアイディアが湧く ほか 第3章 脳のスペックを最大化する食事 なぜ、脳のスペックを最大化するために食事を見直すべきなのか 糖質制限をすすめる理由――パンやご飯、麺類が脳とカラダの老化を促進する 良質なアブラが大事な理由――脳は脂肪でできている 脳やカラダの材料となる「良質なタンパク質」をたっぷり摂取する 脳の炎症を引き起こす「頭が悪くなる食べ物」を避ける ほか 第4章 【実践編】頭が良くなる食事プログラム まずはカラダのメインエンジンを「ケトン代謝」にすることを目指す 「タンパク質30%以下、脂質60%以上、糖質10%以下」の栄養バランスにする 半熟卵を3個、毎日食べる 頭が良くなるサプリメントの取り方 脳のスペックを最大化する1日の献立例 ほか 第5章 さらに脳のパフォーマンスを最大化する「10の技術」 「他者と楽しく会話する」は最強の脳トレ 「マルチタスク」を習慣化する、会社以外の集団に所属する 「音読(リーディング)」と「書き写し(トランスクリプション)」で脳が活性化する 「筋トレ」が脳の機能も成長させる 「骨振動のある運動」でオステオカルシンを分泌させる 特別付録 エピローグ 血管を老化させず、血流を良くすれば、脳のエネルギーレベルを最大化できる 【著者について】 広川慶裕(ひろかわ・よしひろ) 精神科医、認知症予防医。京都大学医学部卒業。認知症やうつ病、統合失調症などの精神疾患治療に携わる。メンタル産業医としても活躍中。認知症予防専門クリニック・ひろかわクリニック、品川駅前MCI相談室院長。著書に『もの忘れ・認知症が心配になったら読む本』『運転の認知機能を鍛える本』(池田書店)、『図解でよくわかる 今すぐできる認トレで認知症は予防できる!』(河出書房新社)『「認トレ®」で防ぐ認知症―完全4週間メソッド』(時事通信社)『脳が若返るまいにちの習慣』(サンマーク出版)など多数。
  • 幸せを拒む病
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    ■あなたの「不幸」は「心に潜む悪魔」が原因だった! 次のような身近なケースもすべて 「幸福を否定する心の悪魔が原因」と指摘されて あなたは、はたして信じられるでしょうか? (1) なにをやっても三日坊主で終わってしまう (2) どうしても自分の部屋を片づけられない (3) 厳しく叱責されても遅刻グセが治らない もちろん(1)~(3)の問題を 本気で治そうと思って医者にかかる人もいないでしょう。 しかし、たとえば 「結婚に伴うマリッジブルー」が原因で 結婚が破談、または離婚に至るケースも少なくありません。 最愛の人とうまくいかず 不幸な結婚生活を選択してしまう人も多いことでしょう。 さらには、子供の虐待を繰り返してしまうケースなどまでもが その原因に「幸福否定」があるとすると、 けして無視できないのではないでしょうか。 ■著者は40年以上におよぶ心理療法の臨床体験から こうした生活に身近な事例から 統合失調症といった重度の精神疾患までに至るすべての原因に 「幸福否定」という心のしくみが潜んでいることを 明らかとさせつつあります。 この「幸福否定」という心の構造。 なにも、精神科に通う人だけの問題ではありません。 じつはわれわれすべての人間に普遍的に備わっているのです。 本書第4章で紹介する「感情の演技」という手法を実践することで あなたの「心の悪魔」を退治することができます。
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 耳にはするけどよく知らない…「心の問題」のすべてがわかる! ADHDや学習障害、統合失調症やパニック障害などの言葉を耳にする機会はありますが、なんとなく心やメンタルの不調・病気と捉えてしまいがちな臨床心理学の分野。 しかし紐解いていくと実はそれぞれの症状には特性や原因があり、子どもが抱えやすいのものから大人が抱えやすいものまで様々です。また、ストレスが原因で自分では気づかないうちに発症してしまうものも。 本書ではそんな一見理解し難い「心の問題」の特性や症状を図解でわかりやすく解説します。 最も大切なことはしっかりと特性を理解して自分と、そして他人と向き合うことです。 「自分は他人がふつうにできることができない」「職場のあの人はどうも変に感じる」「子どもがじっとしていてくれない」 こうした日常のもやっとした感情も、臨床心理学を知ることで理解が深まります。また、実際に現場で心の病気を抱えた人と向き合う公認心理士師の仕事についても紹介します。 臨床心理学を通して「心の問題」について知ることで、自分や他人の特性がわかり、 周囲と上手に付き合っていく方法を知ることができる一冊です。
  • 精神医療の現実
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    躁うつ病や統合失調症はもとより、いまや「発達障害」も一般名称化した。もはや「心の病」は特殊ではない風潮の一方、医療現場では何が変わり、何が変わらず、何が起こっているのか。最前線を走り続ける現役医師が、精神医療「内部」の諸問題、精神医療と「外部」事象との問題、精神医療と心理社会的な問題との関連を批評・露呈させる。 第1章 医療の中の精神科 第2章 流行の病 第3章 精神病院の風景 第4章 精神鑑定のウソ 第5章 カウンセリングと精神分析 第6章 ヒステリーと神経症 第7章 精神療法のワナ 第8章 精神疾患の治療法 第9章 特異な精神症状
  • 心の病気にかかる子どもたち 精神疾患の予防と回復
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    1巻1,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年度から高校の保健体育の教科書に精神疾患が盛り込まれる。うつ病、統合失調症、不安症といった精神疾患は、若い年代で発症し、不登校や自殺の原因にもなっている。その予防と回復について精神科医がわかりやすく解説する一冊。

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