統合失調症作品一覧

非表示の作品があります

  • 成人病からアンチエイジングまで完全網羅! ホリスティック医学の生みの親 エドガー・ケイシー療法のすべて4
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    日本エドガー・ケイシーセンター会長、光田秀氏による実践型レクチャー「エドガー・ケイシー療法のすべて」講演録シリーズです。 シリーズ4回目は、認知症、統合失調症などの神経疾患、ALS、パーキンソン病などの神経系の難病、うつ病、自閉症などの精神疾患についてです。現代医学においても対処が難しいこれらの神経・精神系の病にケイシー療法はどう取り組むのか? 食事療法、オイルマッサージなどの肉体的療法に加えて、精神的、さらにはカルマ、憑依霊などの霊的アプローチによる独自のホリスティックな治療法を詳説。また、バイオレットレイ、インピーダンス、ウェットセルなどの波動・電気機器による目覚ましい治療事例や使用方法もご紹介します。 [シリーズ6冊全て揃えれば、エドガー・ケイシー療法百科が完成!] エドガー・ケイシーとはどんな人物かを知りたい入門者、今、治したい病気のある人、応用的な使い方をマスターしたいという上級者、すべての人を満足させる、完全実践版です。 世紀を超えて支持される、奇跡のホリスティックマスター、エドガー・ケイシーの声に耳を傾け、あなたの身体が求めている本当に必要なケアとは何かの答を見つけ出しましょう。 シリーズ1 皮膚疾患(湿疹、アトピー、乾癬など)/エドガー・ケイシーの生涯 シリーズ2 がん(予防法および臓器別治療法) シリーズ3 成人病(高血圧、糖尿病、関節炎など)と免疫疾患(リウマチ、膠原病など) シリーズ4 神経疾患I(認知症、てんかん、統合失調症など)、神経疾患II(ALS、パーキンソン、筋ジス、多発性硬化症など)、精神疾患(うつ病、自閉症、学習障害、不安神経症など) シリーズ5 婦人科疾患(月経困難症、子宮筋腫、膣炎など) シリーズ6 美容法(育毛、美肌、ホクロ・イボ、フケ、爪、痩身など)

    試し読み

    フォロー
  • 精神科とは無縁と思っていたあなたが困ったときに精神科を味方につけるための本 こころの病への適切な対応がわかる14の短編小説集
    3.0
    精神疾患とは、精神科医療とはどのようなものか? 本書は豊富な臨床経験を有する4名の精神科医が、自身の経験から構築し書き下ろした短編集である。統合失調症、うつ病、アルコール依存症、認知症など様々な精神疾患の発症から受診、診断・治療、リハビリ、社会復帰に至る過程を14編の小説としてわかりやすく示す。本書はきっと “精神科”のハードルを下げる一助となり、受診の契機や回復への道程を照らす希望の灯となるだろう。
  • マンガでやさしくわかる公認心理師
    3.0
    公認心理師を目指す人なら読んでおきたい必読入門書。 マンガパートは、公認心理師を目指すうえでのマインドと、合格後のキャリアを知ることができるストーリーとなっています。 解説パートは、公認心理師試験で問われる全項目を7分野に集約し要点を解説。試験対策だけではなく、公認心理師として臨床実践を行う際の必須知識を短時間で押さえることができます。 『公認心理師必携テキスト』責任編集に携わった著者による、やる気UPコラム付です。 【「はじめに」より】 人が人の心の傷つきを癒したり、心の問題を解決することを支援するというのは、どういうことでしょうか? しかも、そんなことは可能なのでしょうか? そして、そのようなことを仕事として、国家資格をもって為すということが、果たして本当にできるのでしょうか? 精神科医や心療内科医は薬を処方して、うつ病や統合失調症、心身症を治療しようとします。けれども公認心理師は薬なしでどのように、心の問題を解決するのでしょうか? このような問題に、できるだけわかりやすくアプローチしたのが本書です。しかも、公認心理師になるためにはどのような気持ちで、どのように臨んだらいいのかを、立場も年齢も経歴もまったく違う3人の女性に焦点を当てて描写・解説しました。 上述のように、医師や福祉職と違って、公認心理師は「心で心を癒す」「人と人との関係で心を癒す」専門職です。公認心理師は医師ではありませんので、診断したり薬を処方したりはしません。また、福祉職ではありませんので、行政や公的扶助金などの「制度で人を助ける」ことについては、あまり得意ではありません。 ですので、公認心理師は「自分の心を使って、心を癒す」「問題に対して一緒に真摯な態度で共有することで、これまでとは違った気持ちになってもらう」「新しい認識と感情で問題に立ち向かってもらうのを支援する」という、実にあいまいで外側からは分かりにくい仕事となります。 そのためには、本書でも扱われているように、常に自分を振り返り、身近で日常的なところから自分を磨き続ける必要があります。けれども、この「自らを振り返りつつ、生涯学び続ける」ことこそが、楽しくやりがいのある仕事なのです。 公認心理師は同様の「心の専門職」である臨床心理士(民間の認定資格)とはどう違うのでしょうか?まず公認心理師は国家資格であり、大学院を出るだけで受験資格が取れる臨床心理士と違って、大学1年生(現任者を除く)から心理学を学んで、ほとんどの場合は大学院に行かないといけないという、原則6年間の専門教育を受けて初めて受験資格が発生するという点です。この専門教育の長さは、医師や薬剤師と同等のものです。 そしてこのような国家資格を持ったなら、この資格そのものも資格保有者も国民全体から信頼される必要があります。例えば心臓が急に苦しくなった時に、医師への受診をためらう人はあまりいないと思います。医療機関以外の(つまり医師以外の)人に診てもらおうかと迷う人は、現代の日本にはあまりいないでしょう。 このことと同様に「心がとても痛む」「心の傷が癒えない」という時に、迷わず公認心理師のもとを訪ねてもらえるようになりたいものです。そして、そのような社会こそ誰もが生きやすい社会になっていくと考えます。 あなたも、ぜひ本書を手に取って、「本当にお役に立てる」公認心理師を目指してください。 【目次(概要)】 PART1 公認心理師としての職責の自覚 PART2 心理学・臨床心理学の全体像 PART3 心理学における実証的研究と統計法、研究倫理 PART4 脳神経の働き、社会心理学、発達心理学、障害児(者)の心理学 PART5 心理状態の分析と支援、健康・医療に関する心理学 PART6 福祉・教育・司法犯罪、産業組織に関する心理学 PART7 人体の構造と機能・疾病、精神疾患とその治療、公認心理師に関係する制度、心の健康教育
  • 仕事に効くオープンダイアローグ 世界の先端企業が実践する「対話」の新常識
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    精神科医・斎藤環氏 推薦! 「これからは『対話』こそがアィディアの鉱脈となる。本書にはそのための貴重なヒントが詰まっている。」 立教大学教授・中原淳氏 推薦! 「『対話』こそが組織課題の「根本解決」につながる。『対話の場』づくりのヒントが詰まる一冊。」 「越境」「共創」という働き方が求められる時代がやってきた。 さまざまな相手と力を合わせて、新しい価値を生み出す人材が「AI時代」で飛躍する。 しかし相手はいつも“気の合う仲間”とは限らない。 「異質な人」「噛み合わない人」「対立する人」…。 目の前に立ちはだかる“難しい相手”とも成果を共創するにはどうするか――。 その突破口こそが「オープンダイアローグ」である。 フィンランド発、投薬せずに「対話」だけで統合失調症の患者を回復させた画期的な精神療法。 本書では、最新の精神療法に基づいた「仕事に効く」オープンダイアローグの要点と、世界と国内の実践例を紹介する。 誰でもできる、シンプルで強力なコミュニケーション!
  • これならわかる<スッキリ図解>障害年金
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    がん、糖尿病、うつ病、統合失調症、発達障害、ケガ、難病… 病気やケガで働けなくなった時の強い味方「障害年金」! 公的年金の1つである障害年金。 「制度を知らない」「手続きがわからない」「自分の傷病は対象外だと思っていた」など、 受給の可能性があるにもかかわらず請求手続きをしていない方が少なくありません。 本書では、障害年金を専門に活躍するキャリア10年の社会保険労務士の著者が、 制度の仕組みや手続きなどの基礎知識、請求・受給のポイントを、 図表とともにわかりやすく解説します。 「受給要件は何?」「年金はいくらぐらいもらえる?」「不支給、低い等級になったときは?」 「医師に診断書を頼むときの注意点とは?」「受給しながら働くことで社会とつながる」…… 生活の不安を軽減し、就労のハードルを下げ、安心して暮らすために知っておきたい 「障害年金」のこと。 ●「請求→不服申立て→受給後→就労」の時系列順で、知りたいところから読める! ●初診日認定変更(平成27年9月~)、精神障害等級判定ガイドライン(平成28年9月~)に対応! ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 自分ということ
    3.0
    「自己」とか「自分」とは、私たち個人の内部的ななにものかだろうか。自分の「自」は「おのずから」の「自然」となり、また「みずから」の「自分」となり、両者の間で根源的な生命は躍動する。自己あるいは自分とは、私の内部にあるものではなくて、私と世界との、総じて人と人との「あいだ」にあるのだ。自己の自己性にかかわる危機として分裂病(統合失調症)や離人症を取り上げ、「あいだ」の時間性や、自己の「もの」的ありよう・「こと」的ありように光を当てる。著者の内面の歴史を背景に語られる木村哲学への最初の一歩。
  • 心を病んだ父、神さまを信じる母
    2.5
    1巻1,100円 (税込)
    ここに描かれた「本当のこと」は、 きれいごとの作り話よりはるかに、 読む人の心に希望を与えるだろう。 ──鶴見済 (ライター:「完全自殺マニュアル」「0円で生きる」他) 統合失調症から、妄想や幻聴に取り憑かれた父。 そんな父を懸命に支える、楽天的なクリスチャンの母。 そしてある時、父は特別な「声」を聞く……。 著者の「わたし」はこの状況をどう受け止めてきたのか。 心のあり方を問う、赤裸々なノンフィクションコミック。 【目次】 はじめに 1章 父の発病 2章 壊れる家族 3章 信仰の芽生え 4章 答えのない問い あとがき
  • もしRPGの勇者が統合失調症だったら?30分で読めるシリーズ
    2.0
    さっと読めるミニ書籍です(文章量30,000文字以上(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の60ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 統合失調症で引きこもりの勇者、ヒロ。 健気で優しくて芯は強いけれどドジな僧侶、マイ。 綺麗な花には棘があるを地で行く魔法使い、ローズ。 男は黙して背中で語る。 全員を見守る剣士、レオナード。 時に幻覚や幻聴に翻弄され、時に弱さに心折れそうになり、それでも旅を続ける凸凹カルテット。 旅の終着にそれぞれが見つけた冒険の宝物とは。 【目次】 引きこもりの勇者 幼馴染の僧侶 旅人の酒場にて 旅立ちの朝 暗闇の森 氷の都 クラスチェンジ 光と影 聖女の涙 帰路 一つの冒険の終わり それから 【著者紹介】 秋月雅哉(アキヅキマサヤ) PBWのシナリオライターや創作活動を行っている統合失調症患者。厨二病が不治の病です。
  • 統合失調症だけど、がんばって生きています
    1.0
    たくさんの“ごめんなさい”と“ありがとう”。憧れていたOLとなったみえっちだが、彼女の身に突然、想像もしなかった事態が!! 「悪口を言われていないのに気になる」「盗聴器を仕掛けられているかも」──そんな不安感に襲われたみえっち。病気と分かり、そこから、苦難の道が待ち受けていたが……。統合失調症との闘病の日々を綴ったコミックエッセイ。
  • 私への七通の手紙 統合失調症体験記
    NEW
    -
    悩んだ。苦しんだ。 でもいつか、きっと前を向ける――。 かつて心を閉ざしていた著者が当時を振り返り、思いを綴る。

    試し読み

    フォロー
  • 統合失調症の人と働くために知っておきたいこと みんなが幸せになる精神障害者雇用
    -
    1巻1,430円 (税込)
    企業の方々には、当事者の方々に希望を生み出す言葉を一緒に対話の中で見つけ出してほしいと考えています。 希望を生み出す言葉はたくさんありますが、どの言葉がその人を力づけられるかは分かりません。 その確率を高めるためには、対話の中で作り出していくことが大切でしょう。 それを探せることが精神障害者の支援をする楽しみだと思います。 当事者を元気にし、自分も元気になり、会社も元気にしていく源になるはずです。 本書「おわりに」より
  • 「母が統合失調症になりました」当人も家族も大変だけど面白い日常30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 母が統合失調症を発症してから16年の月日がいつのまにか経っていた。 あっという間というよりは長く、当人も家族も思っていたよりも大変で、案外面白い日常。 100人に1人は発症する、と言われる「統合失調症」は、決して珍しい精神疾患ではない。 詳細もわからず、家族も四苦八苦しながら進めていた日常が、同じように発症してしまった方のご家族へのメッセージになればいいと考え、本書を書くことにした。 発症した当人も大変だが、それを支える家族も大変な時期をむかえることになる。 自分が16年の間にした経験から、少しでも情報を共有し、同じ病気を抱える家族のメッセージになれば、幸いだ。 長期化する治療に取り組む当人への心構え、どんなに大変な病気でも、向き合ってつきあっていくうちに楽しいこともある、ということをお伝えしたい。 【目次】 本書の使い方 統合失調症とは 第一部 発症期 第一章 母の発症 第二章 向き合い方は人それぞれ 第三章 離れていく人と離れない人 第二部 症状低迷期 第一章 薬とのつきあい方 第二章 再就職 第三章 医食同源 第三部 再発症 第一章 母の気持ちと家族の気持ち 第二章 孫の存在 第三章 できない事への葛藤 第四部 再々発症 第一章 きっかけは家族 第二章 祖母の介護 第三章 家族が守るべきものは 第五部 転換期 第一章 年齢からくる症状 第二章 きっと誰にでも可能性はある 第三章 理解できなくても向き合うこと 最終章 最も重要なことは 【著者紹介】 暁田春(アキタハル) 1986年12月生まれ東京都東村山市出身。 結婚後は育児に専念。 2児の母親として、子育てに奮闘中。 実家にたよりつつ、母や祖母との関りを模索する日々。
  • 統合失調症のノルアドレナリン説 開けゆく展望
    -
    1巻3,960円 (税込)
    統合失調症の生物学的本体は何か? この答えとして近年、海外ではノルアドレナリン説が注目され始めている。本書はこのノルアドレナリン説の我が国のパイオニアによる、平易な解説書である。ノルアドレナリン系の異常は様々な精神障害で見られるが、統合失調症の陽性症状、陰性症状はその最も激しい形といえる。本書では、こうした思想が、著者の臨床と脳科学の両面にわたる過去半世紀の研究史に沿って分かりやすく語られる。
  • 統合失調症の兄 家族の誰かが統合失調症に罹ってしまったら…30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 統合失調症の家族との向き合い方がわからない。 気をつかって接することに疲れてしまった。 統合失調症って良くなるのか。 家族の誰かが統合失調症に罹ってしまったら、大半の人は不安と混乱に陥いるだろう。 そして、一般的な病でないことから深い孤独と絶望を感じるようになる。 この本は、統合失調症の兄を持った筆者が、ありのまま感じたことを記すものである。 兄は11歳の時に統合失調症と診断された。はじめは登校拒否に始まり、徐々に家族への暴力が激しくなっていった。 しかし、わたしが成長するにつれて兄は次第に落ち着きを見せ始め、わたしに心を開くようになった。 統合失調症患者としての苦悩をはじめて知り、兄の辛さを痛感した。 もちろん、辛いのは本人だけではない。常に同じ時間を過ごす家族にとっても、精神的または身体的な苦痛は相当なものだ。 今思えば、周りのサポートがなければ、わたしの家庭は崩壊していた。 本書は、統合失調症の家族とともに歩んだ17年間の記録である。 この本を読むことで、同じような家庭がいることを把握でき、状況による対処法の参考になるだろう。 現在、統合失調症の家族がいる家庭に、何らかの役に立てれば幸いである。 【目次】 本書の使い方 1部 統合失調症とは 2部 統合失調症の兄 3部 統合失調症の兄による具体的な事例 4部 統合失調症の兄が暴れたときの対処法 5部 家族で取り組んだこと 6部 弟からみた統合失調症の兄 7部 統合失調症の家族がいる家庭が前向きに生きていくために 8部 2006年1月23日 【著者紹介】 カナルメガネ 1985年東京都生まれ。幼少期より統合失調症の兄がいる家庭で育つ。自分の店を持つために、イタリアンレストランやカフェ、バーなどで働く。 現在はパニック障害を患いながらもライティング業に邁進。企業案件や自身のブログ更新に精をだす。 趣味はストリートダンスとギター、語学学習。好きな食べ物はペペロンチーノと納豆ご飯。スペイン語圏に興味があるため、独学でスペイン語を学ぶ。
  • 新版 統合失調症 病気の理解と治療法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【どうして起こる? この先どうなる? 】 統合失調症について、きちんと理解されていないことは、まだまだたくさんあります。 なかには、患者さん本人や家族が誤解していることもあります。 統合失調症で起こる特徴的な症状には、対応に悩む人もいるでしょう。 本人にどう接すればよいか、いつになったら状況が変わるのか、 はたして回復するのかと、家族や周囲の人は悲観的になりがちです。 けれども幻覚、妄想などの症状が現れる時期は急性期のときだけ。 やがて精神的に落ち込み、身体的な活動性もグッと少なくなります。 そして病気の状態は少しずつ変わっていきます。 ほとんどのケースでは、ゆっくりと、波をうちながら確実に改善に向かっていきます。 また、近年、統合失調症に関する治療法が、だいぶ変わってきました。 なにより大きな変化は、患者さんを入院させるのではなく、 地域の中で暮らしていけるようにすることです。 そのための支援や福祉サービスが整理され、 社会とのつながりを保ったまま治療を進められるようになりました。 薬物療法や精神療法が進歩し、訪問診療も受けられるようになっています。 本書は、統合失調症の理解に役立つように図解でわかりやすく、 患者さんの回復を支える一助となる一冊です。 *本書は2005年発行の『統合失調症 正しい理解と治療法』に最新の情報を加えた新版です。 【本書の内容構成】 第1章  こんなときどうする? 症状とその対処法 第2章  どうして起こる? 病気のしくみを理解する 第3章  どうやって治療する? 薬の使い方を知る 第4章  これからどうする? 社会復帰に向けて 第5章  この先どうなる? 地域で暮らすために ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 仕事と趣味の一覧で解説!統合失調症の当事者が経験して良かったこと悪かったこと。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は現在(2022年)、34歳です。 14歳の時に統合失調症を発症しました。 去年(2021年)、主治医の意見書に統合失調症が寛解(かんかい)と書いていただきました。 統合失調症が寛解(かんかい)するまでの間に約20年かかりました。 20年の間に様々な仕事を経験しました。 症状がありながらでの仕事だったため、大変でしたが私としてはデイケアに通うより仕事をしていたほうが、症状が安定しやすかったです。 さすがに絶不調の時は、自宅療養をしていましたが・・・。 また仕事をしていると収入ができるため、金銭的に少しだけ余裕がでて、趣味などにもお金を使えるようになりました。 これも仕事と同じく自分に合う趣味をすると体調が安定しやすかったです。 しかし、自分に向いていない仕事や合わない趣味をしていると、安定していた体調もみるみる崩すようになりました。 そんな経験から、私が経験して良かった仕事・趣味、悪かった仕事・趣味を一覧にして、皆さんに読んでもらい、 今後の仕事や趣味に活かせてもらえたら嬉しいなという想いで本書を書きました。 【目次】 本書の使い方 1部 仕事  一章 飲食店  二章 登録制の単発仕事  三章 運送会社  四章 マルチ商法(ネットワークビジネス)  五章 バイク(新聞配達・郵便配達)  六章 住宅メーカーの工場  七章 就労継続支援A型事業所  八章 食器洗浄(障がい者雇用)  九章 就労継続支援B型事業所  十章 就労移行支援事業所  十一章 個人事業主(フードデリバリー・ライター) 2部 パワハラについて 3部 趣味  一章 経験して悪かった趣味(あいうえお順に記載)  二章 経験して良かった趣味(あいうえお順に記載) 4部 小さな喜び・楽しみ  一章 小さな喜び  二章 小さな楽しみ 5部 治療のためにボーとすることのすすめ 6部 前向きに生きられる言葉 【著者紹介】 まめた(マメタ) 生粋の三重県人。 座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」 ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • 僕は統合失調症 治療中に家族からしてもらって回復に役立ったこと、回復の妨げになったこと。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 数ある本の中から本書を手に取っていただきありがとうございます。 最近、統合失調症の体験が書かれた本を多く見かけるようになりました。 しかし、ご家族様に向けてのアドバイスを患者本人が書いた本は見かけないと思いました。 ご家族様が統合失調症を患っている方に向けて、僕のリアルな病歴とともに、患者にとっていかに家族の存在が大きいのかを知ってもらえるように書きました。 僕の経験から統合失調症の回復には家族の協力が欠かせません。 家族の協力のおかげで、2002年に発症した統合失調症が約20年の歳月をかけて寛解いたしました。 ただ残念ながら現在も症状は少し残留しております。 おそらく主治医が寛解と意見書に書いてくださったのは、「症状と折り合いをつけていきなさい」という意味で書いていただいたのかなと思っています。 本書の目的は、僕が治療中に家族からしてもらって回復に役立ったこと、回復の妨げになったことを知ってもらい、治療に役立てていただくことです。 【目次】 本書の使い方 1部 僕の生い立ち  一章 素行の悪さ  二章 統合失調症の発症  三章 高校卒業後 2部 付き添い 3部 お見舞い  一章 保護室  二章 1週間に1回が疲れない  三章 本気度が伝わってきた 4部 自宅療養  一章 治療の基本は服薬  二章 よく寝ます  三章 コミュニケーション 5部 リハビリ  一章 デイケア  二章 就労継続支援B型事業所  三章 就労移行支援事業所 6部 社会資源  一章 障がい者手帳  二章 障がい年金  三章 家族会 7部 生活をやっていくために  一章 お金の管理について  二章 家事について  三章 仕事について 8部 暴れることに関して 【著者紹介】 まめた(マメタ) 生粋の三重県人。 座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」 ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • 統合失調症の当事者目線の読書術 治療に役立った本、元気と希望をくれた本、いつも本が助けてくれた。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 数ある本の中から本書を手に取っていただきありがとうございます。 病を患っていると本を読むのが難しい時があります。 以前は本を読むのが好きだったのに本が嫌いになってしまった経験もあるかと思います。 そんな方に向けて読書へのモチベーションが高まるように私の経験談が書いてあります。 決して自慢をするわけではありませんが、私は読書から得た知識のおかげで2002年に発症した統合失調症が約20年の歳月をかけて寛解いたしました。 ただ残念ながら現在も症状は少し残留しております。 おそらく主治医が寛解と意見書に書いてくださったのは、「症状と折り合いをつけていきなさい」という意味で書いていただいたのかなと思っています。 皆さんにも楽しみながら読書をしていただいて、生活に役立てていただきたいです。 本書を読んでいただき本が好きになっていただけたら、私としてはこの上ない幸せです。 【目次抜粋】 本書の使い方 1部 本との出会い 一章 高校教師からの言葉 二章 言われてから初めての本 三章 図書館 2部 本の選び方・読み方 一章 本の選び方 二章 本の読み方 3部 本はコミュニケーションツール 4部 思い出の本3選 一章 「心の病は脳の傷」 二章 中井久夫と考える患者シリーズ 三章 負けたら終わりじゃない、やめたら終わりだ 5部 今も持っているハウツー本 3選 一章 元気回復行動プランWRAP 二章 アサーション入門 三章 マイナス思考と上手につきあう 認知療法 6部 統合失調症がやってきた 一章 同じ病名加賀谷さんと三重県出身の松本さん 二章 本を読み終わったタイミングで講演会 三章 お笑い芸人さんでも・・・ 7部 読書の効果 一章 回復の目安になる 二章 頭がよくなる 8部 学校の勉強 一章 諦めないでください 二章 私がやっていた勉強法 9部 「モチモチの木」 一章 小学3年生の時についたあだ名「まめた」 二章 いつもは頭に入ってこないが・・・ 10部 いじめについて 一章 加害者になるより被害者のほうがマシ 二章 いじめは誰も得をしない 三章 ちょっと待って!その逃げ方はダメ
  • 統合失調症20年の当事者が教える回復のアイデア 私が劇的に回復した治療法とは?20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は約20年間、統合失調症を患っています。 この本は同じ当事者として統合失調症で苦しんでいる方に向けて、私が経験してきたことや、回復した治療法と対処法、気づき、生活の工夫、言葉を書いたものです。 この本には私の約20年間分の統合失調症との付き合いが載っています。 第1部から第4部までは私の病歴とともに良くなった治療法や気づき、私からのアドバイスが書いてあります。 第5部は治療の基本である睡眠・食事・運動について。私がいろいろ試したことも書いてあります。 第6部は社会資源と問題提起が書いてあります。 第7部は生きる糧になった言葉が書いてあります。 病に打ちのめされている時は本を読んだほうが良いとわかっていても本を読むのが大変です。 この本はそんな方に向けてできるだけ文字数は抑えてあります。 【目次】 本書の使い方 1部 劇的に回復した治療法 一章 発症から初めての入院まで 二章 入院治療から退院・デイそして本との出会い 三章 いよいよ本題 劇的に回復した治療法 2部 2度あることは3度ある 一章 空気を読めないって誰の基準? 二章 障がい者になるかどうか 三章 ループする現実 3部 学問のすすめ 一章 時には自分の考えを疑おう 二章 無理のない範囲で読書しよう 三章 おすすめの本やユーチューバー 4部 妄想との別れ 一章 記憶が蘇るのは悪化したと思っていた 二章 記憶を書き出そう 三章 2021年「寛解」 5部 学びも大切だが実践しないと意味がない 一章 睡眠 二章 食事・運動 三章 いろいろ試してみよう 6部 みんなの力でより生きやすい社会を目指そう 一章 先立つものはお金 二章 私たちは治療という名の大仕事をしている 三章 なるべく選挙には参加しよう 7部 生きる糧になった言葉たち 【著者紹介】 まめた(マメタ) 生粋の三重県人 座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」 ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • 心のお医者さんに聞いてみよう 早期発見で乗り超える「統合失調症」の本(大和出版) 正しい理解と家族の対応法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【早期受診&治療で「回復する病気」へ。家族は「あれ?」おかしいな、のサインを見逃さない!】疫学調査によれば、障害に約30%の人がなんらかの精神疾患に罹患するとされ、そのうちの75%が25歳前後に発症。統合失調症も思春期から青年期に発症することが多く、生涯で約120人に1人がかかるまれではない精神疾患である。決して珍しくはないこの病気だが、正しい知識がないために、受診が遅れ、悪化させてしまったり、治療や薬の中断をもたらし、再発を呼び起こしたり……。病気を正しく理解し、スティグマ(偏見)にとらわれず、怖がらずに治療を受け続けること。また、家族が落ち着いた気持ちで寄り添っていくことの大切さを説く。受診のしかたから、治療のプロセス、リハビリ、日常生活の送り方、再発防止のヒントまで、最新知見から明かす早期回復への処方箋。
  • 見えない家族・見える家族~統合失調症・解離同一性障害の私がして貰って嬉しかったこと~20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は、現在生活保護を受給しながら執筆活動をしています。 こちらの本をお手に取ってくださった方の中に、どれだけの役に立つかはわかりませんが 障害の中でも、解離性同一障害(後述はDIDとします。)や統合失調症の闘病の中で家族にしていただいたことで、うれしかったり助かったことを記述します。 あくまで私がされてうれしかったことですが、確かに!と思ってくだされれば嬉しいです。 【目次】 第一章 発症の原因~解離性同一障害~ 第二章 見えない家族 いないはずの娘「恭香」 時の止まった兄「影兎」 皆のお母さん「水桃」 全部を受け止めて、泣くことを許されている「羅生」 中途半端な子育てが嫌いな「優理依」 第三章 見える家族の対応1 妹の反応1 第四章 統合失調症のきっかけ 第五章 見えない家族の対応 第六章 見える家族の対応2 妹の反応2 母代わりの友人の反応 第七章 娘から母へ 第八章 姉から妹へ 第九章 第二の母である友人ママへ 第十章 解離性同一障害の時にしてもらってうれしかったこと 第十一章 そもそも解離性同一性障害って何ですか? 第十二章 統合失調症の時にやってもらってうれしかったこと 第十三章 統合失調症で手に入れたもの 第十四章 それでも思うやってほしかったこと 第十五章 家族が解離性同一性障害になったかもと思ったら 第十六章 今、解離性同一性障害に悩むあなたへ 【著者紹介】 神乃原零音(カミノハラレオ) 1994年生まれ 10代で解離性同一障害を患い、20代で統合失調症を発症しました。 生活保護を受給しながら在宅ワークをしています。
  • 元大学院生が体験した精神病院の閉鎖病棟隔離部屋~過呼吸症候群と統合失調症~
    -
    27歳の時iに、過呼吸症候群になり、体調が一気に悪化、その後、統合失調症(主に幻聴)になり、精神病院に入院した著者が体験した過呼吸症候群と統合失調症、精神病院での入院生活についての体験談!
  • 統合失調症患者の行動特性[第三版] その支援とICF
    -
    統合失調症は,決して珍しい病気ではない(生涯罹患率は〇・三〇~二・〇パーセントである)。統合失調症者とは,どのような人たちであるのか? 彼らの人格上の特徴を統一的に把握することはできないものであろうか。  統合失調症でみられる行動特性の背景には何があるのか? 本書は,初版刊行以来「統合失調症」の行動特性・症状論の名著としてロングセラーを続けている。今回(第三版)では,「(統合失調症)告知に関する私の考え」を新たに収録した。  さらに本書における理論的展開としての統合失調症の臨床精神病理学は,限りない深奥な内容をもちながらこのうえも無く明快である。著者は,オープンダイアローグや脳科学の最新知見,ウィークネスモデルからストレングスモデルへの切り替え,わが国の精神科クリニックの増加による早期発見―早期治療―早期改善の流れも踏まえ,臨床現場で活かすための実践的な「行動特性」「認知特性」の知見を提示する。その一方「ハイデガーの現存在分析論」を的確に援用し,読み替えながら,現場における統合失調症の臨床精神病理学をわかりやすく説く。

    試し読み

    フォロー
  • 光と闇の葛藤を意識する 統合失調症の精神世界と日常
    -
    1巻1,100円 (税込)
    統合失調症を長く患った著者が、自らの人生を赤裸々に記したエッセイ集。 自分は宇宙全体の視野には入らないほど小さい存在だ、が私たちは存在している。生きていること自体が精神を持っている。 精神を持って生まれくるのか。それとも精神を持って生まれ人としてなるのか。 神秘と精神世界は一体している。と自分は実感している。 神秘と精神世界、不思議と現象、それらの意味を含め経験し人生のケジメとして自分を曝け出しまとめ書き上げたエッセイ集です。(「まえがき」「あとがき」より抜粋) <著者紹介> 元統合失調症患者。神秘と精神世界、不思議と現象、それらを含め、自身の経験したことを曝け出し、人生のケジメとして書き上げたエッセイ。

    試し読み

    フォロー
  • 「統合失調症のD-細胞仮説」からみた精神疾患の新規治療戦略
    -
    1巻1,540円 (税込)
    統合失調症の死後脳研究から導かれた「統合失調症のD-細胞仮説」は、統合失調症における中脳辺縁ドパミン系の過活動を線条体D-ニューロンの減少によって説明する。本書では、本仮説を提唱し、研究・報告を積み重ねてきた著者が、この仮説の全貌を、症例も提示して詳しく解説する。この仮説が活かされたトレースアミン関連受容体1型(TAAR1)アゴニストの有望性や治験状況についても紹介。精神疾患の新たな治療戦略を示す刺激的な書。
  • ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス 2
    -
    1巻1,540円 (税込)
    あの躁うつママが帰ってきた!『ママは躁うつ病 んでもって娘は統合失調症デス』の待望の続編。躁うつ病(双極性障害)を抱えながら、母として二人の娘を育てる自身の日常を六コマ漫画で綴る。統合失調症を患う長女モナと一緒に生きていく!と誓った母。そして、さまざまな環境の変化が巻き起こり……。
  • 統合失調症。メンヘラの極みでも、人生何とかなるよ。
    -
    【書籍説明】 統合失調症という病気をご存知でしょうか? 幻覚と妄想がある精神疾患です。 私は強制入院しました。本人の意思と関係なく閉鎖病棟入りです。高校3年生の冬でした。 入院の数日前から、人が頭の中で話していました。 「あなたは、ほんとうにいい子なのね」 「ねえ、そんな家、出ちゃいなさいよ」 やがて私は幻聴をそのまましゃべるようになりました。 精神科には救急車で運ばれました。 「この感じは、日頃とは違うんですよね?」 医師が私の母に尋ね、母は強くうなずきました。 気を失った私は、閉鎖病棟に運びこまれました。 天井近くの小窓には鉄格子。脚も手もお腹も拘束。 手も足も動かせないことに、悶え苦しみました。 3ヶ月で退院しましたが、退院後の生活は苦しく、統合失調症の症状より生きるストレスに発狂しそうでした。 それから15年ほど経ちます。 今、私は結婚して一児の母です。子育てには苦労していますが、落ち着いた日々を送っています。 統合失調症でも、人生をなんとかしたい。その一心でした。 この本を手に取って下さった、みなさまの人生がなんとかなるための本を書きました。 ※本書に登場する人物は全て仮名です。 【著者紹介】 そめや あやみ(ソメヤアヤミ) ブログ「統合失調症、卒業。」を執筆。統合失調症で強制入院した過去から現在に至るまでを書き、徐々に人気を得る。 現在一児の母、夫は東証1部上場企業の管理職。独身時に統合失調症と診断されてから10年の闘病、 その中で夫と出会い、病気を受け入れられて結婚。妊娠中に完全な断薬に成功、出産後は症状もなく平穏に暮らしている。音大卒。 ちなみに、でき婚ではない。
  • 体験記 統合失調症は怖くない!
    -
    統合失調症は怖くない!? 統合失調症と診断された著者による実体験。 その経歴、現在の生活、そして思いのたけを綴ったエッセイから解き明かされる、統合失調症患者の実情とは。 同じ悩みを抱える全ての人に送る、力強いメッセージ。
  • わかった! 統合失調症のベスト治療 病から脳とこころを解き放つ
    -
    1巻1,650円 (税込)
    「真に患者さんのためになる医療とは、いったいどういうものだろうか?」「患者さんは、ひとりの尊厳ある人としての人生を送るために、どう統合失調症と向き合い、どう生きていけばよいのだろうか?」 この問いに答えられる精神医療を探究し、長年統合失調症治療にかかわってきた著者が、豊富な臨床経験をもとに具体的な方法や技術、考え方を伝えます。統合失調症治療で大事なことをわかりやすく、13のエッセンスにまとめました。患者さん、ご家族から、医療・福祉・行政関係の方々まで、幅広く役立つ内容です。
  • 逃げていい!統合失調症になったら自分のペースでゆっくりと生きよう。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症は百人に一人は罹患する精神の病気であり、決して珍しくはありません。 私自身、統合失調症になり、治療を進め、現在では回復し、それなりに生活できるようになりました。 統合失調症になると、普通の人に比べて無理ができなくなります。 あまりに無理をしてしまうと、嫌な症状に苛まれてしまうのです。 そのため、統合失調症になったら、無理は禁物です。 焦らずじっくりと自分のペースで行きましょう。 ですが、統合失調症になり、焦るあまり、無理をしてしまうかたが多いのもまた事実です。 私自身、病気になりかなり無理をして働こうとし、結果的に全く上手くいきませんでした。 そのような経験から、無理をして頑張ろうとしてしまうかたの気持ちがよくわかります。 ですが、ここは少し足を止めて、ゆっくりと周りを見てみましょう。 今の状態から逃げても決して悪くはないのです。 むしろ、逃げて拓く道もあります。 今回はじっくりと自分のペースで生きるための、私なりの秘訣をご紹介します。 頑張りすぎ? と感じるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。 【目次】 統合失調症に無理は厳禁 逃げても道は残っているから安心しよう 統合失調症になり逃げても働けるのか? 嫌な仕事から逃げても大丈夫? WEBライターでも嫌なら逃げられる 逃避してもプラスに考えよう まとめ 逃避のススメ 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。 新潟県出身。 26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症の看護ケア
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アセスメントから看護計画立案、ケアの展開までを解説する<精神科ナースのアセスメント&プランニングbooksシリーズ>。本巻のテーマは「統合失調症」。患者を全人的にとらえるバイオ・サイコ・ソーシャルの考え方についてわかりやすくまとめたほか、統合失調症患者の特徴を踏まえた事例を取り上げる。
  • 統合失調症には居場所作りが大切!居場所がないなら作ってしまおう!10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 私は統合失調症を患い八年目になります。既に症状は安定し、薬を服薬している限り、普通の人と同じような生活ができるくらいまで回復しています。 統合失調症は百人に一人が罹患する病気であり、決して珍しくはありません。 しかし、まだまだ偏見も多いようです。 統合失調症になると、治療のために会社や学校を辞めたり、休んだりするケースが増えます。 必然的に居場所が限定化され、それが原因で塞ぎ込んでしまう場合があります。 例え病気になっても、自分が心地いいと思える居場所作りは大切なのです。 私は統合失調症になり、一時期居場所を失っていました。 ですから、病気を患い、居場所がないと感じている人の気持ちがよくわかります。 今回は統合失調症の居場所作りとして、私が利用してきた居場所を紹介しながら、居場所作りの方法を解説します。 自分の居場所があれば、治療はもっと効果的に進みます。 日々の居場所作りに困っているかたは、ぜひ本書を利用してみてください。 【目次】 なぜ、治療に居場所が必要なのか? まずは身近な場所で居場所を探そう 慣れてきたら少しずつ時間を伸ばそう 医療機関を利用するという手もあり 一人で自由に過ごしたいかたにおすすめの居場所 家から出たくない!そんなときは まとめ 居場所を作って治療を進めよう 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症が再発したら?再発のサインを見つけるには。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 本書が目に留まったあなたは、私と同じく統合失調症を患っているのだろう。 統合失調症を患うと、多くの人は調子のよい波、悪い波というように調子に変動がある。 私も、そのような波を何度か繰り返してきた。 悪い波の時はとてもつらい。 あなたも同じような思いをしたことがあるのではないだろうか。 本書では、悪い波、すなわち再発のサインをいくつか紹介していく。 それを読むことによって、自分の再発のサインにいち早く気が付き、悪化を防ぐことができるだろう。 このことは、病気とよりうまく付き合えるようになることにつながる。 本書はその一助となるものである。 【目次】 私の体験 再発とは 再発のサインの見つけ方 再発を防ぐには 早めの対応 再発しても、なんとかなる 再発から回復へのエピソード 周囲の人に理解を求める 周囲の人との関係(私の場合) まとめ 【著者紹介】 牧野ひつじ(マキノヒツジ) 10代で統合失調症を発症、やっとのことで大学を卒業後、福祉就労にて治療しながらぼちぼち働く。
  • 就労継続支援A型で統合失調症と戦おう!私はこうやって治療を進めました!10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 障害者雇用の水増しが話題になっていますが、障害者の雇用は、かなり制度が改善されてきたものの、やはり難しい面もあるようです。 統合失調症は、精神障害の一つなので、多くの場合、障害者枠で就職活動をすると思います。 私自身、障害者枠で就職活動を進めてきました。 しかし、なかなか就労への道は険しく、私の場合、一般の企業には就職できませんでした。 ですから、就職に困難を抱える人の気持ちがよくわかります。 確かに、障害者枠を使って一般的な会社に就職できれば、非常に嬉しいと思います。 しかし、就職場所は一般企業だけではありません。 日本の障害者福祉は、日々進化しており、障害者が働く環境づくりが進んでいます。 今回は障害者の就労の可能性の一つである「就労継続支援A型」について見ていきます。 就職はしたい。 でも一般的な企業は難しいかもしれない。 そんな風に感じたら、就労継続支援A型を考えてみるとよいでしょう。 当事者の経験から就労継続支援A型ついて迫ります。 ぜひ、参考にしてみてください。 【目次】 就労継続支援A型とは いろいろある就労継続支援A型の事業所 実際に就労継続支援A型の事業所で働いてみて 就労継続支援A型は自分の経験になるのか? 就労継続支援A型から次のステップに進む時期 まとめ 統合失調症になっても働こう! 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。 新潟県出身。 26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症は日記で治す!日記は医師との最高のコミュニケーションツールになる。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症を抱えて、必要不可欠なのは通院である。しかし、その通院先の病院で、医師とコミュニケーションがうまくとれず、治療が思うように進まないということがある。 本書を開いたあなたは大丈夫だろうか。 私は、統合失調症を発症してから、医師にその症状を伝えるのにとても時間がかかった。 医師につらい症状を伝えられず、一人で抱えている期間はとても苦しかった。 あなたも、そんな苦しい思いをしていないだろうか。 本書では、医師にうまく自分の症状を伝えられるようになるためのポイントを伝えていく。 これを読み、本書がすすめる行動を試すことによって、医師とよくコミュニケーションをとることができ、医師との二人三脚での治療を実現できる一助になるだろう。 【目次】 私が精神科を受診するまで 症状を医師に話せなかったわけ 症状を伝えてからの治療 三つの悪い波 日記をつける重要さ 医師とのコミュニケーションのコツ 私の日記の活用のしかた 日記をつける私なりのコツ まとめ 【著者紹介】 牧野ひつじ(マキノヒツジ) 10代で統合失調症を発症、やっとのことで大学を卒業後、福祉就労にて治療しながらぼちぼち働く。
  • SST(社会生活技能訓練)で統合失調症と戦おう!私はSSTを行い治療を進めました。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 私は現在三十二歳になる男性で、フリーのWEBライターをしています。 私の場合、二十六歳のときに統合失調症と診断され、その後は治療のためにさまざまな活動をしてきました。 統合失調症は、百人に一人罹患する決して珍しい病気ではありません。 その昔、不治の病として恐れられた時期もありますが、現在は薬も治療法も進化しており、治療を開始すれば、普通のかたと同じ生活が送れるようになります。 私は統合失調症の治療を進めていく中で、SST(社会生活技能訓練)と出会いました。 統合失調症になると、どうしても社会との繋がりが希薄になり、社会性が低下します。 そのため、社会に溶け込めず苦しむようになるのです。 私も治療中は困難をたくさん経験してきたので、この病気で悩むかたの気持ちがよくわかります。 そんな中、私はSSTという訓練を受け、社会性を取り戻し、見事社会復帰ができました。 今回は私が経験したSSTという訓練を中心に、一体どんな治療方法なのかについて経験談を交えながら解説していきます。 SSTを利用して統合失調症の治療を進めましょう。 【目次】 本書を読む前に SSTとは? SSTはどこへ行けば受講できるのか? SSTでは実際に何をするのか? 私が抱えていた困難と解決方法 SSTにはレベルがある SSTを実際に受けてみての感想 まとめ SSTを受けて統合失調症と戦おう 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 絵画療法で統合失調症と戦おう!私は絵を描いて治療を進めました。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 私は統合失調症という病気を患っています。この病気は、百人に一人は罹患する決して珍しい病気ではありません。 現在では、治療方法も確立され、不治の病ではなく、薬を服薬すれば普通のかたと同じような生活が送れます。 しかし、一度統合失調症になると、治療は長期間になります。一カ月程度では回復しないのです。私は治療中にさまざまな経験をしました。 もちろん苦しい経験もしてきたので、この病気で苦しむかたの気持ちがよくわかります。 私は治療中、芸術療法という治療方法を知り、それを実践してきました。 その結果、回復スピードも上がり、現在では普通のかたと同じ生活が送れるくらいまで、症状は回復しました。 今回は、私が実際に体験した芸術療法の中でも、絵画療法にスポットを当て、いろいろお伝えしていきます。 絵画療法と聞くと、あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、立派な統合失調症の治療方法の一つです。 統合失調症の治療に迷ったとき、本書を参考にしてみてください。 【目次】 本書を読む前に 絵画療法って何? 絵画療法ってどこでできるの? 私が感じた絵画療法の効果 絵画療法を始める時期について 絵が上手く描けないのだけど問題ないの? 絵画療法で描いた絵はどうなるの? まとめ 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症を働きながら治療する。再発しないで働くにはどうすればいいのか?20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 本書を開いたあなたは統合失調症を抱えて、働きながら治療したいという希望を持っているのではないだろうか。 働きながら治療することは、社会に参加しているという意識や外の社会とのつながりを持てるという面で重要である。 私も、統合失調症と診断されても働いて暮らしたいという思いがあり、医師と試行錯誤しながら暮らしている。 本書では、仕事と治療を並行して行える方法を、医師と相談したことをもとに挙げていくので、これを試すことによって、働きながらでも治療を行うことができる。 うまく仕事と治療を両立できれば、生活基盤も安定し、心の余裕が生まれ、病気の寛解によい影響をもたらすだろう。 【目次】 私の治療 一般的な治療 「統合失調症は薬を飲まないほうがよい」? 医師との信頼関係 仕事をしながらする治療 無理をしない まとめ 【著者紹介】 牧野ひつじ(マキノヒツジ) 10代で統合失調症を発症、やっとのことで大学を卒業後、福祉就労にて治療しながらぼちぼち働く。
  • 統合失調症スペクトラムがよくわかる本
    -
    近年、統合失調症へのとらえ方が変わり、軽症から重症まで連続している(スペクトラム)疾患とされるようになっています。また治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。幻覚や妄想など統合失調症と思われる症状を発症しても、必ずしも「統合失調症」ではないかもしれません。薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    試し読み

    フォロー
  • 統合失調症の回復にデイケアを利用してみよう!私はデイケアを利用して治療が一気に進みました。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 私は統合失調症という障害を患っており、長い間闘病生活を送ってきました。 統合失調症は、百人に一人の割合で発症する、決して珍しい病気ではありません。 現在では、治療方法も確立され、薬も進化しているので、例えこの病気になったとしても、悲観する必要は全くありません。 私自身、現在は薬を服薬しながら、一般のかたと同じように生活ができるくらいまで回復しています。 但し、回復には長い期間が必要です。なかなかすぐには回復しないのが、統合失調症の難しいところです。 治療を続けていく中で、多くの困難を感じてきました。 そのため、統合失調症の治療で悩むかたの気持ちがよくわかります。 そんな統合失調症の回復のために、効果的な治療方法があるので、本書で紹介していきます。 それはデイケアというサービスです。今回は精神科の治療として、注目を浴びているデイケアの活用方法やポイントについて解説していきます。統合失調症の治療に役立ててみてください。 【目次】 デイケアって何? デイケアを利用する時期とは? デイケアの利用方法 デイケアの費用 デイケアで何ができるのか? デイケアで受けたいプログラムについて まとめ デイケアを利用して治療に役立てよう! 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。 また、2018年4月よりシナリオライターの仕事を始め、活動の幅を広げている。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症の当事者が語る家族に知ってもらいたい幻聴・幻覚の対処法と付き合いかた。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 私は統合失調症という障害があり、長い間治療を受けてきました。この病気は、百人に一人くらいの確率で罹患する病気で、決して珍しくありません。 統合失調症になると、主に幻覚や幻聴に苦しめられます。私自身、長期にわたって幻覚や幻聴に悩まされてきました。 これは、当事者にしかわからない苦しみです。家族の誰かが、統合失調症になると、残された家族は対応に迷います。 いくら、幻覚や幻聴があると知っていても、どのように対処すればいいのか困ってしまうでしょう。 私自身、幻覚や幻聴といった症状に悩まされてきたため、この症状で悩むかたや、家族の気持ちがよくわかります。 幻覚や幻聴を抑えるためには、服薬が一番大切ですが、それ以外にも私自身が行ってきた対処法などを、本書で紹介していきます。 本書を読めば、家族の皆さんにも当事者の気持ちがわかり、どのように対処するべきなのか対策が立てられます。ぜひ、本書を参考にしてみてください。 【目次】 本書を読む前に 私が体験した「幻聴」とは? 私が体験した「幻覚」とは? 「幻覚」「幻聴」は無視するに限る 私が行った「幻聴」への対処法 私が行った「幻覚」への対処法 「幻覚」「幻聴」への家族の接しかた まとめ 幻覚や幻聴を体験してみて私が感じたこと 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳のときに統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳のときに就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「芸能系の情報サイト」の記事を執筆。書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • どこかから声が聞こえる、常に見張られている。統合失調症かもしれないあなたへ。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 あなたには、こんな悩みはないだろうか。どこかから自分を責める、悪く言う、行動を実況中継するなどの声が聞こえる。誰もいないはずなのに自分を見張っているような視線を感じる。 周囲のみんなが自分に対して悪意を持っていて、陰で悪口を言っていると感じる。他人に自分の考えが操られたり、他人の考えが自分の中に入ってきたり、逆に自分の考えが周囲にばれていたりする。 私も同じ悩みを持って日常生活を送っている一人である。このような悩みを持って暮らすことはとてもつらいだろう。非常に大きな不安の中で生きていることだろう。 このような生活が一生このまま続くのではないかと悲観している読者もいるのではないだろうか。しかし諦めないでほしい。 前述の悩みはすぐに解決できなくとも、本書がすすめるしかるべき行動をとることで軽減できるものなのである。 勇気を出して行動することで、少しでも楽になっていこう。 【目次】 統合失調症との出会い 治療の道 統合失調症とは 統合失調症の経過 受診のメリット、デメリット 医療とつながるまで 受診に役立つ制度 まとめ 【著者紹介】 牧野ひつじ(マキノヒツジ) 10代で統合失調症を発症、やっとのことで大学を卒業後、福祉就労にて治療しながらぼちぼち働く。
  • 統合失調症の当事者が語る薬遍歴から見る本当に相性の良い治療薬とは?10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 私は統合失調症という病気を患っています。既に病気になり5年が経ちましたが、現在では症状は安定し、一般の方と同じ生活ができるくらいまで回復しています。 しかし、ここまで回復するのには時間がかかりました。さまざまな薬を飲み、少しずつ回復してきたのです。 統合失調症の薬はたくさんあります。自分との相性もあるでしょう。私自身、相性の悪い薬を飲み、治療が進まなかった経験があります。 そのため、統合失調症の薬で悩むかたの気持ちが良く分かります。本書では、私が実際に飲んできた薬を紹介しながら、薬の相性や飲み心地、効果などを紹介します。 実際に統合失調症の私が経験してきたことを元に紹介するので、統合失調症の薬で困っているかたには、良いヒントになるのではないでしょうか。 個人差はありますが、根気よく付き合えば、必ずピッタリの薬が見つかるでしょう。本書がその指標になれば幸いです。ぜひ参考にしてみてください。 【目次】 本書を読む前に ドグマチール レスリン レクサプロ ルーラン ロナセン ジプレキサ シクレスト まとめ 私が飲んできた薬を改めて見比べてみて 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症し、療養期間に入る。2年間の療養を終え、28歳の時に就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「男性向け情報サイト」の記事を執筆。書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • ウルトラ図解 統合失調症
    -
    100人に1人が発症するとされる統合失調症は代表的な心の病気で、若いうちに発症する人が多いのが特徴。最近の治療方法の進歩もあり、十分に社会復帰が可能な病気となっています。本書は理解が難しい部分もあるこの病気の原因・要因、症状、受診のポイント、治療とリハビリ、回復に向けた生活、支援制度などを、豊富な図解でわかりやすく説明。家族をはじめとした周囲の人の対応が病状を左右するとされる統合失調症を、より深く理解して、患者さんとともにより良い人生を歩むための確かな情報を、幅広く提供しています。

    試し読み

    フォロー
  • 統合失調症でもフリーランスWEBライターになれた!就労継続支援A型でライターにその後フリーランスに。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症は100人に1人が発病する病気で、決して珍しくはありません。 ただ、一度病気になってしまうと、長期の療養を余儀なくされるため、仕事を辞めたり、休職したりする必要があります。 私の場合、それまでやっていた仕事を辞め、治療に専念することになりました。 問題になるのは、社会復帰の仕方についてです。 障害を持ったかたに対する就職は、厳しい道のりであり、すぐには就職できないかもしれません。 私自身、厳しい就職活動を続けてきたので、就職に悩む当事者の気持ちが良く分かります。 しかし、挫けてはいけません。厳しい道のりであっても、就職の道は残されています。 私自身、現在ではフリーランスのWEBライターとして働いています。障害を持っても、クリエイティブな就職をするのは可能なのです。 諦めずに活動しましょう。本書では、私が実際に経験してきたことを元に、統合失調症の就職のあり方を考えます。 本書を読めば、新しい就職の形が見えてくるはずです。ぜひ、参考にしてみてください。 【目次】 統合失調症の方の就職の仕方 私が経験した就職について 就労継続支援A型とは? 統合失調症の当事者が、WEBライターになるには? どんな風に書く訓練をすれば良いのか? 実際に記事を書いてみよう 就業時間と病気の関係 まとめ 統合失調症でもWEBライターになれる! 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間の療養を終え、28歳の時に就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はフリーランスのWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「男性向け情報サイト」の記事を執筆。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 家族に知ってもらいたい、統合失調症の薬の副作用との付き合い方。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 私には統合失調症という病気があります。 現在は寛解状態と言って、薬を服薬している限りは、一般のかたと同じように生活ができるくらいまで回復しています。 しかし、ここまで来るのには長い年月が必要でした。 統合失調症になると、薬を服薬し続けなければならないので、場合によっては副作用が出ます。 副作用は人によって様々ですが、非常に苦しい思いをします。 私も薬を服薬する上で、たくさんの副作用を経験してきました。 そのため、統合失調症の薬を服薬し、副作用に苦しむかたの気持ちが分かります。 本書では、私が実際に経験したことを元に、家族に知ってもらいたい副作用との付き合いかたをご紹介します。 薬による副作用には対処法があります。 もちろん、副作用を抑えるための薬も存在しているので、あまりに副作用が酷い場合は、そのような薬を利用されると良いでしょう。 当事者ではない限り、薬の副作用の苦しみはなかなか分からないでしょう。 家族のかたには本書を参考してもらい、副作用との付き合いかたを確認していきましょう。きっと、参考になると思います。 【目次】 落ち着かないのは副作用のせい? 落ち着かない時の対処法について 薬を飲むと太るって本当? 体重増加を抑えるため、私がしてきた対処法 舌や体が震えてしまうのは副作用? 治療初期に多い副作用は、ぼーっとしてしまうこと 眠気も副作用の一つなので注意しよう! 医師と信頼関係を築き、適切に薬を服薬しよう! まとめ 副作用と戦うために覚えておきたいこと! 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ、新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症。治療の一環として文章を書き始め、現在は、フリーのWEBライターとして活動中。 統合失調症、文章術、読書術など、幅広いテーマで執筆をしている。ダイエットや筋トレなどにも造詣が深い。WEBライティングという仕事のかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症は100人に1人がかかるといわれます。 世界的にみても、どの国でも同じくらいの有病率とされる病気です。 男女の差はなく、よく発病する年齢は思春期から20代半ば。 年をとるほど症状が落ち着いていくともいわれます。 ●幻聴、幻視、幻覚などが起こり興奮状態にある「陽性症状」と、 ぼんやりして表情が乏しくなる「陰性症状」があります。 早期に診断、発見できれば、薬物治療などを行い悪化が防げることが、 最近の研究でわかってきています。 ●そのためにも家族の冷静な観察が必要です。 本書は、統合失調症をていねいに解説した「教科書」です。 医療機関への1STコンタクトのとりかた、 最新の薬物療法、薬物以外の治療法、療養の仕方、福祉制度など、 知りたいことがよくわかります。 ●心理学関係のエッセイや小説など著作多数の精神科医、 春日武彦先生が監修。 講演会などでよく寄せられる質問に答えた、 巻末のQ&A集も役に立ちます。
  • 統合失調症の私が実践した、家族に知ってもらいたい病気に打ち勝つ効果的な治療法とは?10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 統合失調症の治療にはどんな種類があるのか? 精神的な治療は多様化しており、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。 しかし、多くの治療法があり、どのようなものを選べば効果的なのか分からないことが多いと思います。 私自身、統合失調症になり、どんな治療法が自分に合っているのか分からずに苦労した一人です。 そのため、治療方法がよく分からずに悩んでしまうかたの気持ちが良く分かります。 そこで私が実践してきた統合失調症の治療に効果的な方法を紹介していこうと思います。 本書を読み、ゆっくりと自分のペースで治療を行っていきましょう。必ず効果は現れますし、病気を克服できます。 特に本書は家族のかたに参考にしてもらいたいです。それは、統合失調症の治療が、当事者だけでなく、家族も協力して行うと、非常に効果的だからです。 本書を読めば、家族だからこそ協力できる効果的な治療法がきっと見つかります。ぜひ、参考にしてみてください。 【目次】 家族の支えなしに、有効な治療はない 私が考える統合失調症とは? 治療のためには適切な薬を見つけよう 具体的な治療法:陰性症状が現れたら…… ある程度落ち着いたら居場所を見つけよう 衰えた思考力・判断力を回復させるためには? 慣れてきたらどんな本に挑戦すると良いか? 運動も取り入れると効果的 カウンセリングや認知行動療法などを受けてみよう まとめ:統合失調症の治療方法を振り返って 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症し、療養期間に入る。2年間のリハビリを終え、28歳の時に就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、「男性向け情報サイト」の記事を執筆。 書くことを通し社会復帰を果たし、WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • 統合失調症の当事者が語る社会復帰までの道のり。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の20ページ程度) 【書籍説明】 ストレス社会により精神疾患を患う方が増えています。日本では100万人を超える統合失調症の患者がいるとされています。 この病気は、特別なものではなく、誰でもなる可能性がある身近なものです。一度病気になってしまうと、療養のために社会から離れます。 療養期間は大切ですが、長くなるほど、社会復帰が難しくなる傾向があるようです。 私は統合失調症になり、現在は就労継続支援A型という制度を使い、障害者の施設でWEBライターとして働いています。 そこまでの道のりは、決して順風満帆だったわけではありません。色々試行錯誤をしながら、社会復帰へ向けて動き出しました。 多くの統合失調症の患者が社会復帰に向けて、まずは何をするべきなのか分からないと言います。 仕事をしていないという焦りから、いきなりフルタイムの仕事を選んでしまい、病状が悪化するというケースが後を絶ちません。 統合失調症からの社会復帰は段階を踏んで行います。まさに「ホップ・ステップ・ジャンプ」です。いきなりは飛べないのです。 確実に社会復帰をするための手順について解説していきます。 【目次】 統合失調症について知ろう 社会復帰するためにまずするべきこととは? 社会復帰に向けて利用したい制度について 社会復帰に向けて、デイケアを利用しよう 就労へ向けて:デイケアで受けたいプログラムとは? 社会復帰へのステップ。就労移行支援について 利用したい就労移行支援の事業所とは? ハローワークの利用の仕方について 社会復帰へ向けてジャンプ 数多くある継続支援事業。どこを選ぶと良いのか? 統合失調症の当事者が語る、社会復帰へのまとめ 【著者紹介】 内山健太(ウチヤマケンタ) 1985年生まれ。新潟県出身。26歳の時に統合失調症を発症し、療養期間に入る。 2年間のリハビリを終え、28歳の時に就労移行支援A型の事業所でWEBライターになる。 現在はWEBライターとして、「モバイル端末機器」、「美容・健康」、 「男性向け情報サイト」の記事を執筆。書くことを通し社会復帰を果たし、 WEBライターとして働くかたわら小説を執筆している。
  • こころのクスリBOOKS 新版 よくわかる統合失調症
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●統合失調症は、10~40代の比較的若い世代に多く、 100人に1人がかかる病気です。 「思考や感情がまとまりにくくなる」「妄想や幻覚などが起こる」 「意欲の低下や自閉傾向が見られる」などの代表的な症状があります。 ●患者本人、家族、医療関係者をはじめとする人々の協力と、 最新の知識をあわせることで、よい治療効果が得られることがわかっています。 ●ただし、病気の性質や偏見などのため、 適切な治療と対処を行うことが必ずしも容易ではありません。 この本では、統合失調症に関する最新の知見を踏まえたうえで、 発症、受診、治療、回復に至る適切な道筋について、ていねいに解説します。 ●病院との関係、通院や入院、治療薬、リハビリテーション、社会資源や福祉制度の利用など、 現場で実際に治療にあたる医師ならではの具体的な情報が豊富。 中でも、家族の接し方や、家族の悩みを減らす工夫など、 患者を支える家族へのアドバイスが充実。
  • 初期統合失調症 新版
    -
    著者がオリジナルに提唱した「初期統合失調症」の臨床単位は、最初の発表から四半世紀を過ぎた現在も、統合失調症臨床の客観的診断基準としてその重要性は増すばかりである。旧版をはるかに上回る内容量と、講義形式に刷新された記述スタイルは、「初期統合失調症」概念を基本から学びなおし、精神科臨床とはどうあるべきかを知るために最適である。著者が臨床経験のすべてを語りつくした総決算の書。
  • 元エステティシャンのスピリチュアルな闘病記 統合失調症になっちゃった!
    -
    「新しい人生をはじめよう!」そう決意した矢先に、統合失調症になってしまった!幻聴・幻覚、苦しい副作用、精神病院への入院、そして自殺未遂……。苦しみが終わるのを待ち続けた10年間という長い葛藤の日々。それでもあきらめず前向きに進み続けた、著者の想いと彼女を支えたものとは? 今、生きることに苦しんでいるあなたへ贈りたい。真実と感動の1冊!
  • 統合失調症患者と家族が選ぶ 社会復帰をめざす認知矯正療法
    -
    統合失調症は、数ある精神疾患のなかでもとりわけ深刻な病と思われています。しかし、近年の医療技術の進展にともない、優れた治療薬が開発された結果、今では病気と上手に付き合いながら生活している人も少なくありません。統合失調症を患ったとしても絶望する必要はない時代となったのです。症状が改善されると、次にめざすのが社会復帰です。 しかし、この「症状の改善」と「社会復帰」の間には、依然として大きなハードルが立ちはだかっています。では、統合失調症の患者さんの社会復帰は不可能なのかというと、決してそのようなことはありません。近年、アメリカで生まれた「認知矯正療法」が統合失調症の社会復帰に大きな効果を期待できることが明らかになってきました。その具体的な手段は様々ですが、日本では専門医の指導のもと、週2回パソコンを使ったトレーニングを繰り返す「NEAR(ニアー)」が主流となってきています。これにより、病気によって損なわれてしまった注意力、集中力、記憶力、処理速度、問題解決力などといった認知機能が回復し、スムーズな社会復帰が実現できるのです。本書では、統合失調症の患者さんの社会復帰を後押しする、認知矯正療法の詳細について、当院で行っている実際の治療の様子などにも触れながら紹介していきます。さらに、治療の効果を高めるメンタルケアや患者さんとの接し方などについても具体的に解説します。

    試し読み

    フォロー
  • 統合失調症あるいは精神分裂病 精神医学の虚実
    -
    昏迷・妄想・幻聴・視覚変容……これらの症状は何に由来するのか。病名の誕生当初から「人格の崩壊」「知情意の分裂」などと理解されてきた謬見が次第に正されつつある。患者はどうして、どんな不具合を抱えているのか。精神科臨床に長年携わってきた著者が、脳研究の成果も参照し、治療につながる病気の本態と人間の奥底に蠢く「原基的なもの」を語る。
  • 統合失調症 治療・ケアに役立つ実例集
    -
    【早く病気に気づくために家族ができること、急性期・消耗期にどう対処したらよいか。特徴的な症状を29の実例から解説。】早く病気に気づくために家族ができること、急性期・消耗期にどう対処したらよいか。特徴的な症状を29の実例から、診断や治療への疑問に答えます。 ■監修者プロフィール▽春日武彦:1951年、京都生まれ。精神科医、医学博士。日本医科大学卒業。産婦人科医として6年間勤務したのち、障害児を生んだ母親への精神的フォローをひとつのきっかけとして、精神科医に。東京都立墨東病院神経科部長を経て、東京未来大学子ども心理学科教授。
  • 統合失調症の治療ポイント 14の治癒例を通しての理解
    -
    《治療ポイントシリーズ》第6弾は、完治が難しいとされる統合失調症。筆者は精神科医40年、臨床心理士24年のキャリアから、治癒改善した14例を挙げて治療ポイントを示す。治るかどうかは、患者本人・家族・治療者の自覚と治療意欲・工夫にかかっている。その工夫の仕方を、実際にはどうしたらいいのか具体的に示した。幻聴・妄想・治療拒否に焦点を絞り、その治療のポイントを述べる。医師、患者、家族に読んでほしい本。
  • 統合失調症が事例でわかる。モニターからメッセージが送られてくると訴える30代男性のケース。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 まえがき 日本ではかつて三大精神病と呼ばれるものが存在していました。皆さんは三大精神病と言われるとどのような病を想像するでしょうか。 うつ病や境界性人格障害、解離性同一性障害(多重人格)等が比較的有名なものなので、このあたりを想像される方も少なくないのではないでしょうか。 実は、三大精神病とは「てんかん」、「双極性障害(躁うつ病)」、そして今回ご紹介する「統合失調症」なのです。 そして、これらの病は基本的には精神病なので、臨床心理士というよりは、医学的な診断を行なえる医師の範疇になってきます。 基本的には医師が診断を行い医師が治療を行っていきます。 しかしながら、臨床心理士も統合失調症の方の診断のお手伝いや、治療のお手伝いを行なうことは少なからずあります。 本書では「統合失調症」という事例を通して、臨床心理士がどのような活動を行なっているのかということを説明した本になります。 臨床心理士は、多領域で活動することが多いため医療現場にいる臨床心理士と福祉領域にいる臨床心理士ではその活動の内容が大きく異なってきます。 本書では、様々な現場の臨床心理士の動きが分かるように、色々な視点で一つの事例を取り上げられるように留意しました。 ・・・・・・前書きより 著者紹介  林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。 貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。 大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。 卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、 主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 図解・実践編統合失調症を治す!教育・対処・相談の渡部式最新治療法
    -
    1巻1,210円 (税込)
    渡部式最新治療法の具体的エピソードが満載。 第1章 教育-対処-相談モデル 第2章 教育:患者心理教育で病気を学ぶ 第3章 対処:症状への対処法 第4章 相談:クライエント・パスとリカバリー・パス 第5章 服薬:アドヒアランスの確立 第6章 家族の支援:lowEE家族と問題解決法
  • 統合失調症の入門書。家族、友達が統合失調症になった。あるいは疑いがある。そんなときに最初に読む本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 最近は、様々な媒体で統合失調症が取り上げられることも増えてきました。しかし、一部のドラマや映画、本などでは統合失調症が正しく取り上げられておらず、中には誤解を招くような表現のものも少なくありません。 皆さんは統合失調症についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 実は統合失調症と言っても、その状態像が一つに確定するわけではありません。当然のことですが、患者さんによって出方が異なりますし、予後もかなり変わってきます。統合失調症は精神科医療の中で最も頻繁に研究が行われる病の一つです。現在は有効な抗精神病薬を発売されており、かなりの割合で症状を軽快させられるようになってきました。ある意味、統合失調症と投薬はワンセットなのですがまだまだ投薬に対して偏見も多いのかなと感じています。 この本では統合失調症の典型的な症状や、治療の実態をお伝えすることができればよいかなと感じています。 正しい治療を行うことと同じくらい、周りにいる人がこの病に理解を示すことは重要です。 統合失調症を知るための最初の一冊となるように、なるべくいろいろなことに触れたつもりですので、興味のある方はこの本をきっかけに専門書を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 「統合失調症」からの回復を早める本
    -
    統合失調症は「100人に1人が発症する可能がある」といわれるほど、私たちにとって身近な病気です。症状は、幻覚や妄想、興奮、昏迷などさまざまで、発症から治療開始までの未治療期間が長いほど、経過が悪くなる傾向があります。しかし、病気をできるだけ早く発見し、治療に結びつければ、その後の経過は順調に推移します。早い段階で治療を行うことを早期介入といいます。この早期介入から早期治療に至る流れをどのように展開させるかが、現在の統合失調症治療のテーマとなっているのです。本書では、統合失調症の基本情報から、さまざまな症状、そして、病気から速やかに回復するための方法をわかりやすく解説しています。
  • 統合失調症と宗教 医療心理学とウィトゲンシュタイン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宗教哲学と臨床心理学という全く異なる分野の専門家二人が「統合失調症」という病の諸相について、個々の論考とそれらを繋ぐ形の対談形式とで生き生きと論じるユニークな一冊。
  • 食事で治す心の病 Part2 : 統合失調症にビタミンB3の効果!
    -
    食生活が心の病に深く関わっている。ホッファーらの研究やアドレノクロム仮説に基づき、統合失調症の原因に迫り、その治療と予防法を考える。

    試し読み

    フォロー
  • 専門医が答えるQ&A 統合失調症
    -
    ●早期発見のために家族ができること。 ●薬物療法、日常生活のケアがよくわかる。 ●社会的生活へのアプローチ。 ■監修者プロフィール ▽春日武彦: 1951年、京都生まれ。精神科医、医学博士。日本医科大学卒業。産婦人科医として6年間勤務したのち、障害児を生んだ母親への精神的フォローをひとつのきっかけとして、精神科医に。東京都立墨東病院神経科部長を経て、東京未来大学子ども心理学科教授。

    試し読み

    フォロー
  • よくわかる統合失調症―ねばり強い治療で、回復と自立をめざす
    -
    統合失調症の症状と治療法について、わかりやすい解説とイラストで、ていねいに紹介。発症から、受診、治療、回復にいたるまで、患者さんとご家族に役立つ具体的なアドバイスが充実。 統合失調症は、ほぼ100人に1人がかかるとされる病気で、「思考や感情がまとまりにくくなる」「妄想や幻聴などが起こる」「意欲の低下や自閉傾向が見られる」などの代表的な症状がある。以前は治療が困難と考えられていたこともあるが、現代では、患者本人、家族、医療関係者をはじめとする人々の協力と、最新の知識をあわせることで、よい治療効果が得られることが分かっている。ただし、病気の性質やこれまでの偏見などにより、適切な治療と対処を行うことが必ずしも容易ではない。この本では、統合失調症に関する最新の知見を踏まえ、発症から、受診、治療、回復に至る道筋を、ていねいに解説する。病院との関係、通院や入院、治療薬、リハビリテーション、社会資源や福祉制度の利用など、現場で実際に治療にあたる医師ならではの具体的な情報が豊富。中でも、患者への接し方、医療機関の活用方法、家族の悩みを減らす工夫など、家族へのアドバイスが充実。

    試し読み

    フォロー
  • 統合失調症治療イラストレイテッド
    -
    1巻2,200円 (税込)
    統合失調症の当事者や家族、治療に関わる多職種のスタッフに向けて、疾患の情報をわかりやすく、短時間で伝えるための1冊。千葉大学精神医学教室で蓄積された経験・知識をまとめ、実際に使用している情報提供ツールや最新の知見を余さず紹介。当事者にわかりやすく情報を提供するために、多職種のスタッフと共通の認識を持つために必読の書。統合失調症の治療に向き合い、悩む人たちに、「これで治療がうまくいく」という解決策を示す。当事者やご家族にとっても納得の1冊。
  • 太陽が破裂するとき 統合失調症の謎
    -
    最近まで統合失調症は100%生物学的な疾患であると認識されてきた。しかし今日では、力動的な理解の重要性が見直され、精神病の精神療法として「対話すること」の意義が注目されるようになっている。本書は、力動的心理療法や精神分析の復権を呼びかける稀有な書。脳や伝達物質で病因や症状を説明されると「薬以外ではどうにもできないもの」と諦めがちだが、決してそうではないことを著者は丁寧に解説してくれている。
  • Case Library Series 痛みの診療ベストプラクティス
    -
    医療施設を訪れる患者さんの約7割は「痛み」を主訴としているといわれています。外傷や胃潰瘍など明らかな内臓病変などによる痛みはその原因を取りさることで痛みは消失しますが、病因がはっきりとしない痛みや関節リウマチなどの慢性炎症といった病態、あるいは帯状疱疹後神経痛など病因がわかっていても治療が困難な痛みについては、どの診療科の医師も治療に難渋することが多いのも現実です。 このような現実をふまえ、各診療科において臨床上よく遭遇したり、治療に難渋する痛みを有する59の疾患、病態についてわかりやすく、読みやすい体裁をとって一冊の本にまとめました。各項目の筆者にはその分野でのエキスパートの方々をお願いし、まず典型的な症例をあげていただき、その解説を行うことによって、病態、診断、そして治療法がコンパクトにわかるような内容に統一されています。そして一項目ずつ見開きの2ページにまとめて参照しやすくし、日常の診療にすぐに役立つように工夫いたしました。 「痛い!」という訴えのなかにはさまざまな機序が含まれています。そのことをすべての臨床医が認識することにより、慢性の難治性の痛みへのより良い対処が可能となると考えます。この本がそのような目的に一歩でも近づく道しるべとなることを心より願っております。
  • 心の病になった人とその家族が最初に読む本
    NEW
    -
    1万人を診察してきた精神科の名医が 「心の病」への対処法を教えます。 ●どんな症状が出たら、心の病だと分かるのか ●もしも、身近な人に症状が出たらどうすればいいか ●どんな医師に相談すればいいか ●どんな治療で、心の病は治るのか ●もしも、暴れるなどの緊急事態になったら何をするのか さらに、 「うつ病」 「パニック障害」 「強迫性障害」 「統合失調症」 「解離性同一性障害」 といった個別の病気への向き合い方も、この1冊でわかります。 心の病は、1つの病気が発症すると、 他の病気も連動して発症することがあります。 個別の病気の解説に加え、さまざまな病気の関連性と、 具体的な対処が詳細な事例とともに紹介されています。 心の病を治すために、一番大事なのは 患者本人が前向きに生きる自信を取り戻すこと。 そのために著者が30年の精神科医経験を基に 開発したのが「肯定的体験療法」です。 医師、家族、周囲の人たちが協力しながら 患者自身に肯定的な体験を繰り返してもらうことで 前向きに生きる力を養います。 詳細は本書をご参照ください。 自身が、家族が、大事な人が 心の病になった時に、まず読んでほしい1冊です。
  • 子どものこころを助けるための「鍵」 誰かのこころを助けようとして、考え、迷い、悩んでいる、すべての人へ
    -
    誰かの「こころの助け方」のイメージを広げられる1冊。 発達障害や不登校など、さまざまな子どものこころと向き合ってきた児童思春期精神医療を専門とする精神科医が、「子どものこころを助けたい」と感じている人たちに、こころの助け方のヒントをたくさんお伝えします。子どものこころを助けることが、大人のこころを、自分のこころを助けることにつながっていく。誰かの「こころの助け方」のイメージを広げられる1冊です。 【目次】 1章 子どものこころを助ける 2章 親のこころを助ける 3章 思春期のこころを助ける 4章 学校でこころを助ける 5章 子どもと大人のこころを助ける・1 6章 子どもと大人のこころを助ける・2 7章 いろいろなこころを助ける 終章 自分のこころを助ける 【著者】 松本 喜代隆 専門は児童思春期精神医療、統合失調症。長崎県生まれ。長崎大学卒業。関東中央病院で児童思春期精神医学研修、国立療養所天竜病院児童思春期病棟医長、長崎大学病院精神科児童思春期外来代表、五島中央病院、国立長崎中央病院などを経て、現在医療法人清潮会さんクリニック勤務。
  • スウェーデンの精神科医療改革
    -
    1巻4,308円 (税込)
    スウェーデン精神科医療のいま。 高福祉国スウェーデン。近年注目を集めるのが「精神医学、医療の改革」である。スウェーデンが「精神障害者とともに暮らす社会の実現」のため行ってきたことは何か。精神科医療を取り巻く諸制度、依存症治療、自殺予防対策、統合失調症、ほか、本書は本国視察を通し「スウェーデンの精神科医療改革」の実際をレポートしたものです。
  • メンヘラのための会話術。ぼくには理解不能だった人間関係の機微。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 本書は、統合失調症、躁鬱病などの二大精神病を初めとする精神疾患に罹病した人たち(メンタルヘルス、略して「メンヘラ」)に向けて書かれた対人関係スキル、 コミュニケーション技術上達への指南書です。病の軽重も影響しますが、 一般的に精神の病や精神疾患に罹病すると、日常生活上のコミュニケーション能力は著しく減退していきます。 この本は、そうした「メンヘラ」と呼ばれる人たちが、後天的に会話の技術やコミュニケーション能力を学習・訓練するための啓蒙書として書かれています。 本書を熟読する事で、精神疾患に罹病した方々でも、コミュニケーション技術や会話のノウハウを後天的に学習し、改善していけます。 また、精神疾患に罹病した方々をサポートする側の医師や医療事務に携わる人たちにとっても重要な参考文献となるでしょう。 精神の病に罹病したから自分はもうダメなんだ、と、諦めて、陰鬱な毎日を送っているメンヘラの方々に、 実際にそのダメな部分は後天的に学習を重ねる事で何処までも改善していけるモノなのだという事を本書では強く主張します。 この本を読むことで、理解不能だった人間関係の機微を把握し、読者の対人関係スキルを飛躍的に向上させましょう。 著者紹介 花菱昼男(ハナビシヒルオ) 1984年東京都生まれ。 大学中退後、NGO組織に運営見習いとして参加、その後、通信大学の通信教育部経済学部に入学。 その傍ら、創作学校にも通う。 ダブルスクールの傍らアルバイトを重ね、スポーツジムでもカラダを鍛える。 創作学校を卒業した後、大学も卒業し、自宅のホームベンチでは百キロのベンチプレス持ち上げに成功する。 その間、実父が経営する印刷会社に勤務し、個人ではアフィリエイトブログを書き続ける。
  • 双極性障害(躁うつ病)との闘い。原因、仕事、通院、治療、職場復帰、闘病体験記。20分で読めるシリーズ
    -
    20分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 精神疾患を患って医療機関にかかっている患者の数は平成二十三年に三百二十万人との統計がある。 (厚生労働省「精神疾患の患者数」)このデータには宮城県の一部と福島県が含まれていないことと、 この種の病気に罹っていながら医療機関を受診していない人たちがいることを考え合わせると実際にはもっと多くの患者がいることになる。 精神疾患というと「うつ病」や「認知症」を思い浮かべる方が多いだろう。 しかし、それ以外にも統合失調症、双極性障害、薬物・アルコール依存など様々な精神疾患がある。 そして、残念ながらうつ病を始めとするこれらの病気に対する社会の理解はまだまだ不十分である。 これは双極性障害を十年以上患っている著者自身の感想である。 最も理解して欲しい家族からの理解が得られず家に居づらい思いをしている方、大切な友達を失ってしまった方、 仕事を失ってしまった方、等など、辛く、悲しい思いをしている方が私の周囲だけでもたくさんいる。 本書は、同種の病を患っている方々とこの辛さ、苦しさを共有したいという思いと、 私たちの病気についてより多くの方々に知っていただきたいという思いで書き綴ったものである。
  • 臨床心理士ってなんだ?精神科医、カウンセラー、心理士、臨床心理士の違い。試験の難易度、収入、研究、仕事内容とは。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や統合失調症といった精神疾患から、不登校や非行などの問題行動にまで幅広い人の悩みに対して援助する専門職として、臨床心理士というものがあります。皆様も一度くらいはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、この資格は名前ばかりが一人歩きしてしまいなかなか本質が伝わりにくい職業の一つでもあります。私自身も臨床心理士として活動していますが、「仕事は心理職だよ」というと、「えーじゃあ私の心とか分かっちゃうんですか?」と聞かれることも少なくありません。 心理学を学び始めた時に、最初の授業で習うのは「人の心は分からない」ということです。今でも非常に印象に残っている授業の一つではあります。 「人の心」という良くわからないものを扱うはずである臨床心理士とは実際にはどのようなことをやっているのでしょうか。 この本は、臨床心理士を目指している方は勿論、精神科医と臨床心理士の違いが知りたい人、心理療法とは一体どういうものなのか知りたい等、この職業に関することに興味を持っている方であればなるべく楽しめるように書かれています。 臨床心理士が普段どのようなことをしていて、どのようなことを考えているのか是非知ってもらいたいと思っております。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • ネットでいうメンヘラとはなにか?精神疾患治療のプロである臨床心理士が解説するメンヘラの特徴、関わり方、治療法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき インターネットや通信手段が発達した今日、専門家でなくても精神疾患や問題行動に関して簡単に調べられる時代になりました。インターネットや通信機器の発達は距離がどんなに離れていても、年齢がどんなに離れていてもコミュニケーションを可能にしました。時には顔を知らない相手と恋人関係や友人関係を築く事例も存在します。 そんな、莫大に広がった世界の中で「メンヘラ」と呼ばれる人々がいます。ネットスラングとしての「メンヘラ」は瞬く間に世界を駆け巡り、いまやメンヘラという言葉を現実世界でも聞くようになりました。 メンヘラという言葉は精神疾患全般を指しているのかと思いきや、統合失調症は糖質などと隠語化されて使われているので、メンヘラは精神疾患全般を指している言葉ではないのです。 それでは、一体メンヘラとはどのような人たちを指して使われる言葉なのでしょうか。 この本では、ネットスラングで「メンヘラ」と呼ばれる人たちついて自説を交え説明します。現在、メンヘラと呼ばれる人たちと付き合いがある人にも、役に立つよう執筆したつもりですので、もしそのような心当たりがある方にも一読してほしいと思っています。 また、自分自身がメンヘラかもしれないと思っている人も是非読んでいただきたいと思っています。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 多重人格が分かる本。解離性同一性障害(多重人格)は本当に存在するのか?虐待との関係、原因、治療方法。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科領域の中でも、最も症状が華々しいものの一つに多重人格があります。そのドラマティックな症状から、多くの映画や小説、芸術作品などでも取り上げられることが多いです。しかしながら、そのような作品が一人歩きしてしまい、多重人格が誤解されているような状況も見受けられます。 その誤解から、中には詐病として用いられる事例もあります。取り上げられる機会も多いことから、一般に対する世間の認知度も、うつ病、統合失調症、双極性障害と並んで非常に高いです。しかし、その一方で、他の疾患よりも圧倒的に罹患率が低い病でもあります。 それは、他の精神障害が内因(脳の神経伝達物質等の問題)に起因するのに対して、多重人格は心因(環境の要因や心理的な要因)も影響しているからです。 その環境因は非常に過酷なものが多く、万人がそのような状況には陥らないことも理由としてあげられます。 この本では、小説や映画、アニメ等に出てくる多重人格と実際の多重人格の違いや実際にはどのような臨床像なのかということをお伝えできたらいいと考えております。 もちろん、身の回りに多重人格の友人や家族がいる方にも、最初に読む一冊としては十分な情報を提供できるように心がけてあります。 この本を読んで興味を持っていただけたのならば、より専門的な本を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 脳(ブレイン)バンク 精神疾患の謎を解くために
    -
    統合失調症、うつ病、双極性障害、依存症を根本から治すには? 精神疾患における最先端の研究事例を紹介し、乗り越えるべき最後の壁――脳を直接調べることの必要性を解く。
  • 「心の病」発生職場のマネジメント 産業医が解説、組織的対応の25事例【合本版】(日経BP Next ICT選書)
    -
    現場マネジャーは自分の気力や体力に自信を持っているため、「心の病」への関心が薄いもの。部下が心の病を患ったとき、自信のある人ほど独りで対処しようとしがちです。しかし大手IT会社の産業医などを務めた経験から申し上げると、社内外の人と連携して「リスクと損失の最小化」を図る方がスムーズに対処できるでしょう。  本書は、読みやすい25件のケーススタディーから成り、どこから読み始めてもよい構成となっています。  上巻では企業が雇う産業医や、人事担当者とうまく連携するノウハウを12のケースで解説。下巻では不調の部下との向き合い方や部下の家族との連携、採用時やM&A(合併・吸収)における経営面からのバックアップを13のケースで解説しました。  「心の病」の解説も企業で想定すべきものはほぼ網羅しています。「躁うつ病」や「非定型うつ病」、最近話題の「新型うつ」、社会性不安障害、パニック障害、自殺願望、心身症、気分障害(うつ状態など)、適応障害、パーソナリティー障害、強迫性障害、アルコール依存症、発達障害、身体表現性障害、睡眠障害、統合失調症、アルツハイマー病。神経性食思不振症(拒食症)など。病の原因となり得る出来事として、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、大震災、M&A(合併・吸収)なども話題に取り上げました。 ※本書は紙の書籍「できるリーダーは部下のうつに立ち向かう」を改題して電子化したものです。また、当初発売の(上)(下)巻を合本しております。
  • 「心の病」発生職場のマネジメント(上) 産業医が解説、組織的対応の25事例~産業医/人事担当者との協力編(日経BP Next ICT選書)
    -
    現場マネジャーは自分の気力や体力に自信を持っているため、「心の病」への関心が薄いもの。部下が心の病を患ったとき、自信のある人ほど独りで対処しようとしがちです。しかし大手IT会社の産業医などを務めた経験から申し上げると、社内外の人と連携して「リスクと損失の最小化」を図る方がスムーズに対処できるでしょう。  部下の心の病に対処する現場マネジャーが連携できる相手となるのは、産業医、人事担当者、部下の家族などです。  本書は、読みやすい25件のケーススタディーから成り、どこから読み始めてもよい構成となっています。25件は、現場マネジャーが連携すべき相手によって分類したうえで、上巻12件と下巻13件に分けました。  上巻では企業が雇う産業医や、人事担当者とうまく連携するノウハウを12のケースで解説。下巻では不調の部下との向き合い方や部下の家族との連携、採用時やM&A(合併・吸収)における経営面からのバックアップを13のケースで解説しました。  「心の病」の解説も企業で想定すべきものはほぼ網羅しています。「躁うつ病」や「非定型うつ病」、最近話題の「新型うつ」、社会性不安障害、パニック障害、自殺願望、心身症、気分障害(うつ状態など)、適応障害、パーソナリティー障害、強迫性障害、アルコール依存症、発達障害、身体表現性障害、睡眠障害、統合失調症、アルツハイマー病。神経性食思不振症(拒食症)など。病の原因となり得る出来事として、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、大震災、M&A(合併・吸収)なども話題に取り上げました。

    試し読み

    フォロー
  • 王権の心理学 : ユング心理学と日本神話
    -
    ユング派分析家であり精神科医である著者が、統合失調症の世界から日本人の自己実現過程という普遍的問題までを、臨床経験と分析心理学の知見を縦糸、日本神話を横糸とした織物として描き出した労作。

    試し読み

    フォロー
  • ツワブキの咲く場所
    NEW
    -
    1巻1,881円 (税込)
    救いとは、信じるとは、いったい何なのだろうか 宗教二世としての過去と、統合失調症に向き合う中で掴んだ一筋の光。 暗闇でもがく全ての人々へ捧げる、祈りと再生の物語 。 統合失調症を患う青年・涼のもとに届いたのは、疎遠だった妹からの「両親の過去について知りたい」という手紙。 宗教二世として生きていた頃の辛い記憶が蘇った涼は、「こらーる岡山診療所」に助けを求める。そこで主治医の山本先生に勧められたのは、とあるキリスト教会で行われている勉強会だった。 「神様なんているのだろうか」複雑な思いを抱えながらも、涼は聖書をめくり始めた―― どんな状況でも、そばで支えてくれる人は必ずいる。 著者自身の経験をもとに描いた、心揺さぶられるヒューマンドラマ。

    試し読み

    フォロー
  • 詩集 沈黙の絶望、沈黙の希望 完全版
    NEW
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 16歳で統合失調症を発症。病を得て34年を迎える著者が、生きることの意味を問い続ける中で選び取り、磨き上げた言の葉たちを紡いだ詩集。2017年に出版された「詩集 沈黙の絶望、沈黙の希望」を推敲し、新たな詩篇を加えた完全版。
  • ステップアップ心理学シリーズ 臨床心理学 理論と実践をつなぐ
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これから心理職を目指す人のために。 基礎から支援の実際まで、1 冊でわかるカラーテキスト。知識を補完するための脚注を充実させ、最新知見なども紹 介。学問の面白さに触れることができます。公認心理師カリキュラム準拠。DSM-5-TR対応。 【本書の構成】(本書まえがきより) ★臨床心理学を概観できる3つのPart 本書は、臨床心理学の基礎から応用まで概観するために、全体を3つのPartに分けています。 Part1では、臨床心理学の基礎理論として、その歴史や、心理学的支援の実践において必要とされる専門性などについて解説します。 Part2では、代表的な心理療法の理論とその技法について、豊富な研究知見に基づき詳説します。 Part3では、心理学的支援の対象となりうる精神疾患に焦点を当て、その特徴や治療効果が期待されている支援法について解説します。 【目次】 Part1 臨床心理学の基礎理論 1章 臨床心理学とは何か 2章 心理的アセスメント Part2 臨床心理学の理論と技法 3章 精神分析学 4章 人間性心理学 5章 行動・学習理論 6章 認知行動療法 7章 マインドフルネス 8章 集団を対象とした心理療法 Part3 精神疾患とその支援 9章 精神疾患の診断と統計 10章 抑うつ症・双極症 11章 不安症 12章 依存症 13章 統合失調症 14章 高次脳機能障害 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 臨床心理学 Vol.24 No.3
    -
    なぜ今,多元主義なのか? 臨床心理学における多元主義とは?―特集にあたって 黒木俊秀 多元主義が臨床の「知」にもたらすもの 村井俊哉 [ダイアローグ×ダイアローグ]臨床における多元主義とは何か?―いかに学び,いかに育てるか 村瀬嘉代子・森岡正芳・黒木俊秀 多元主義の諸相 PTMFとメンタルヘルスケアの社会化 石原孝二 価値における多元主義 榊原英輔 発達支援における多元主義―自閉症の多様な理解を踏まえて 白木孝二 心理臨床の倫理における多元主義― 倫理的転回の立場から 富樫公一 森田療法を支える多元主義的感情観 田所重紀 統合的心理臨床の多元主義 ケースフォーミュレーションの多元的な実践―支援対象者/クライエントへの敬意としての多元主義 三田村仰 統合的心理療法をめぐって―多元主義VS折衷主義 福島哲夫 精神分析的心理療法の多元主義的展開 上田勝久 オープンダイアローグの多元的支援 下平美智代 当事者からみる多元主義 外山 愛 コラム [インタビュー]学派的多元主義と現場的多元主義 東畑開人 学派を超えた実践のスタイル―多元主義と統合 杉原保史 多文化カウンセリングと文化的多様性 岩壁 茂 投稿 原著論文|被虐待事例へのホロニカル・アプローチの特徴―複線径路等至性モデリングによる検討 千賀則史 理論・研究法論文|二枚ぬり絵法からみた慢性統合失調症者とアルツハイマー型認知症者の構成障害―時計描画テストとの関連 五十嵐愛・畦地良平・内田竜人・津川律子・横田正夫 臨床心理学・最新研究レポート シーズン3 第46回「子どもの不安への親の巻き込まれ―巻き込まれの背景による適切な介入への示唆」 藤里紘子 主題と変奏―臨床便り 第66回「セクシュアリティと性行動の心理臨床」 中原由望子 書評 富樫公一 著『社会の中の治療者―対人援助の専門性は誰のためにあるのか』(評者:小川 基) 小森康永ほか 著『ナラティブと情動―身体に根差した会話をもとめて(評者:森 茂起) 中井久夫 著/高 宜良 編『中井久夫 拾遺―対人援助の専門性は誰のためにあるのか』(評者:神田橋宏治) きむらひとみ 著『ステップファミリーの子どもとしての私の物語―親の離婚・再婚でできた「ギクシャク家族」が「ふんわり家族」になるまで』(評者:福丸由佳) 青木省三 著『精神科医という仕事―日常臨床の精神療法』(評者:花房昌美) ステファン・G・ホフマンほか 著『プロセス・ベースド・セラピーをまなぶ―「心の変化のプロセス」をターゲットとした統合的ビジョン』(評者:谷 晋二)

    試し読み

    フォロー
  • 闘病しながらダイエット 1巻
    -
    1巻550円 (税込)
    102kgからの1年半で11kg減、闘病漫画家のダイエット事情!!! 統合失調症×発達障害×喘息×糖尿病 『ダイエットに特化したエッセイはあるけれど、 闘病しながらダイエットって出来るの?』という闘病や仕事の合間に出来るダイエットで 何処まで痩せられるかを描いていくエッセイ第一弾。 目標体重まで続くよ。
  • 脳科学で解く心の病
    -
    私たちの脳内には860億個のニューロンがあり、 ニューロン同士が正確に繋がることで、コミュニケーションを取っている。 ニューロンとニューロンの繋がりは、ケガや病気によって変化してしまう。 また、成長の過程で繋がりが正常に発達しなかったり、全く形成されなかったりすることもある。 そうした事態に陥ると、脳機能に混乱が生じて、 自閉スペクトラム症、うつ病、統合失調症、パーキンソン病、 依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など 精神疾患の原因となる。 こうした脳の混乱がどのように生じるかを研究し、その治療法の可能性を探ることは、 私たちの思考、感情、行動、記憶、創造性がどのようにして脳で生み出されているのか、 その解明にも繋がっていく。 神経科学者たちの研究成果、精神疾患の当事者や家族の声、治療法の歴史を踏まえながら、 ノーベル賞受賞の脳科学の第一人者が心の病と脳を読み解く。
  • スイングバイ 17年間の引きこもりを経て、社会復帰を目指し一歩ずつ歩み続けた今、伝えられること
    -
    家族や社会への信頼がなくなり、怒り、惨めさ、悔しさから何もかも投げ出したくなった時があった。引きこもり、統合失調症、発達障害、登校拒否などの壮絶な過去をもつ著者が、自ら発した一つのSOSをきっかけに、人と関わり心を取り戻していく35年間の記録。 当事者から当事者へ、ご家族へ、福祉関係者のみなさんへ――。 誰かの道しるべになることを願い、包み隠さず書かれた魂の叫び。
  • 私の描くセカイは壊れている。 (1)
    値引きあり
    -
    ゲーム会社の契約社員として働く凪は、ある日両親の離婚が原因で離ればなれになった妹の維音と再会する。 幼い頃と雰囲気の変わった維音に困惑する凪だったが、美大に入るために浪人中で息抜きにきたという維音を快く迎え入れた。 しかし、徐々に維音の様子がおかしいことに気づき――…!? 統合失調症を患いながら画家を目指す少女と、その家族をリアルに描いたヒューマンドラマ。
  • (理工選書) 入門こころの医学―臨床精神科医への質問―
    -
    1巻1,430円 (税込)
    【内容紹介】  本書は第1部と第2部の2部構成からなる。第1部は精神医学に対する医学生の素朴な疑問に臨床精神科医が答える問答形式をとり、第2部では「精神医学とは何か」に始まる質問に対し著者の鋭い洞察が述べられる。  大学での「精神医学」の講義を受けた学生は、その後に病院での臨床実習を経験し、実際の患者と向かい合うことになる。その際に患者の示す多様な精神症状を理解するため、折に触れて教科書を見返すことで精神医学を学修していくことになる。  そのような学修過程の中で、学生はさまざまな疑問が湧いてくる。それらをひとつひとつ吟味してみると、かなり漠然とした疑問から具体的に問題点を捉えた質問まで幅広いことが分かる。前者の例は「精神疾患は治るのでしょうか?」などで、後者の例は「向精神薬は副作用があるが服用を続ける利点は何か?」などである。講義の1回分を使って、そのような質問への回答を筆者は示していく。しかし年度を追うごとに質問が増えて多岐にわたり、内容的にも高度な医学研究論文を引用する必要も出てくる。第1部ではこの一連の過程で集められた、臨床精神医学に関する質問141個についての解説が述べられている。したがってこれらは、実際に精神医学を学んでいる医学生からの率直でかつ真摯な問いかけなのである。  この臨床精神医学への疑問に答えるため、筆者は文献検索により可能な限りエビデンスに基づいた回答を作成している。多くは英語圏で出版され、多数の医学論文を網羅した総説を参考にしている。とりわけメタ解析という手法を用いた論文を集めているが、理由はそれが現時点で最も科学的信頼性が高いと考えられているからであろう。一部は国内の医学論文や、各種医学会が作成したガイドラインも参考にしている。加えて政府機関の発表した白書、科学研究費補助金報告書、哲学・倫理学系専門誌、新聞報道なども用いて丁寧に解説している。  第2部では、「精神医学とは何か」という問いかけに対し、それは「人間存在の医学」であると、著者の30年以上にわたる臨床経験からの最も熱い思いが語られる。次いで幾多の変遷を重ねてきた精神医学の歴史についても記述される。   この「入門こころの医学」は、医学生の疑問に臨床精神科医が答える形式をとることで「精神医学」というものの全体像を分かりやすく読み解こうとするチャレンジの書である。医学生だけではなく、メディカルスタッフの方々、また、精神医学に興味のあるなしに拘わらず広く一般の読者の方にも是非とも読んで頂きたい一書である。 【著者略歴】 著: 飯高 哲也(いいだか てつや) 名古屋大学大学院医学系研究科 教授 【目次】 まえがき 第1部 第1章 精神障害一般 第2章 統合失調症 第3章 気分障害 第4章 神経症とストレス関連疾患 第5章 摂食障害 第6章 睡眠・覚醒障害 第7章 加齢・認知症 第8章 薬物依存 第9章 パーソナリティ障害・性同一性障害 第10章 発達障害 第11章 身体疾患関連 第12章 精神科薬物療法 第13章 リハビリテーション・患者対応 第14章 自殺関連問題 第2部 第1章 精神医学とは何か?  1 精神障害と創造性  2 傑出人と創造性  3 文学的才能と精神障害  4 その他の領域における創造性  5 一般人の創造性とは何か? 第2章 精神医学の歴史・でもその前に  1 医学の始まり  2 古代ギリシャ時代の医学  3 ローマ時代の医学  4 中世の医学  5 アラビア医学  6 西洋医学の黎明  7 近世における医学  8 近代医学の発展 第3章 精神医学の歴史・ここから始まる  1 近代精神医学の黎明  2 ルードウィッヒⅡ世  3 向精神薬開発前夜 第4章 日本の医学・医療の歴史  1 古代から平安時代  2 鎌倉から戦国時代  3 近世-江戸時代  4 明治から昭和へ 第5章 日本における精神医療の歴史  1 古代から近世  2 明治時代以降  3 現代の精神医療へ あとがき 付録:主な精神障害の名称 参考文献 人名索引・事項索引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 精神医学
    -
    1巻5,940円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  名古屋大学医学部精神医学教室の総力をあげて執筆された本書は、PT・OTを目指す学生はもとより、広く臨床精神医学を学ぼうとする人々を対象として編集されている。特に、診断基準は、メディカルスタッフの書籍としては初めて最新のDSM-5により統一された。また、他の診断体系との比較表も添付されている。 【著者略歴】 編著:飯高 哲也(いいだか てつや) 名古屋大学大学院医学系研究科作業療法学講座 教授 【目次】 第1章 精神症状の診かた 1 総論 2 各論 第2章 診断と検査 1 診断 2 検査 第3章 統合失調症 1 統合失調症とは 2 診断・分類・亜型 3 経過と予後 4 治療 第4章 うつ病・双極性障害 1 うつ病・双極性障害とは 2 基本的な症候~①抑うつエピソード 3 基本的な症候~②躁病エピソード 4 基本的な症候~③軽躁病エピソード 5 抑うつ障害の診断と特徴について 6 双極性障害の診断と特徴について 7 うつ病・双極性障害に関連する臨床的特徴 8 疫学 9 経過・予後 10 治療 11 おわりに 第5章 不安症・強迫症・心的外傷後ストレス障害 1 はじめに 2 概念・定義 3 疫学 4 成因と機序 5 臨床症状 6 併存症 7 経過と予後 8 治療 第6章 摂食障害   1 概念・定義(および歴史的背景)・症状 2 疫学 3 成因と機序 4 経過と予後 5 治療 第7章 物質使用障害 1 物質使用障害とは 2 物質使用障害にみられる依存症状 3 診断基準 4 疫学 5 対象となる物質とその症状 6 代表的な物質使用障害の特徴 7 社会的対策 第8章 パーソナリティ障害 1 はじめに 2 パーソナリティ障害の歴史的変遷 3 診断とアセスメント 4 パーソナリティ障害の精神療法的接近 第9章 睡眠・覚醒障害 1 正常な睡眠とその変動 2 不眠障害 3 過眠障害 4 ナルコレプシー 5 呼吸関連睡眠障害 6 概日リズム睡眠-覚醒障害群 7 睡眠時随伴症群 8 物質・医薬品誘発性睡眠障害 第10章 認知症   1 認知症総論 2 認知症各論 第11章 神経発達症   1 はじめに 2 症例提示 3 終わりに 第12章 身体症状症と総合病院 精神医学 1 身体症状症の定義と概要 2 コンサルテーション・リエゾン精神医学の定義と概念 3 症状性を含む器質性精神障害 4 せん妄 5 緩和医療 第13章 てんかん 1 はじめに 2 病態 3 てんかんの検査 4 てんかんの治療 5 てんかんの包括治療 6 てんかんと社会 7 おわりに 第14章 精神科薬物療法 1 概念・定義 2 向精神薬の分類 第15章 精神科ハビリテーション   1 概念・定義 2 個人に対するリハビリテーションの介入と評価 3 まとめ 第16章 精神医療関連法規 1 はじめに 2 精神医療関連法規の歴史的変遷 3 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 4 隔離と身体拘束 5 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療 及び観察等に関する法律 6 発達障害者支援法 第17章 国試問題と解説 1 統合失調症 2 うつ病・双極性障害 3 不安症・強迫症・心的外傷後ストレス障害 4 摂食障害 5 物質関連障害 6 パーソナリティ障害 7 認知症 8 神経発達症 9 てんかん 10 治療技法・リハビリテーション技法
  • ティースプーン一杯の記憶力~発達障害グレーゾーンを歩んできた私の道のり~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    統合失調症とグレーゾーンの発達障害とむきあい強く生きてきた体験記。 人より物忘れがひどくて、好き嫌いが激しかった幼少期。ミスが続いて恐怖しかなかった社会人時代。人が普通にできることができず、だれにも相談できず、生きることが苦しかった。それでも“格好悪くてもいい”“失敗してもいい”、一歩一歩前に進んでいき、ありのままの自分を受け止めながら、自分の人生が少しでも居心地いいものに感じるよう生きてゆく。 【目次】 はじめに ①妙子の出生 ②妙子の幼少期 ③妙子、小学生になる ④妙子、中学生になる ⑤妙子、高校生になる ⑥妙子、専門学生になる ⑦妙子、社会人になる ⑧妙子、結婚する ⑨妙子、第一子を出産する ⑩妙子、コンビニで働く ⑪宏誠、幼稚園に通う ⑫妙子27歳、発達障害の知識を持つ ⑬妙子、第二子を出産する ⑭妙子、29歳になり診断名がつく ⑮妙子、友達ができる ⑯妙子、31歳の冬に精神科に医療保護入院する ⑰妙子、退院し自宅療養に入る ⑱妙子、新しい友達との出会い ⑲現在までのダイジェスト おわりに 参考文献 【著者紹介】 瑚波瑠(こはる) 私は、発達障害グレーゾーンであることを大人になるまで知らずに生きてきました。周囲、または自分自身に知識がなく大変生きづらさを抱え、大人になってから統合失調症を患いました。自分の得意は誰かに分け与え、そして、自分の不得意は誰かに補ってもらう。そんな社会を理想としております。社会的に発達障害グレーゾーンの知識が高まってゆき、社会的保障や仕組みができていくことで安心して生きていくことのできる社会作りに近づいていくことを願って、この書籍を出版いたしました。私はささやかであっても、誰か一人の心でも救える書籍を目指し15年間文章を書き続けました。そして、誰かの心を動かせたならば10年後、30年後、50年後の社会が、より皆が生きやすいものとなることを祈っております。

    試し読み

    フォロー
  • 詩集 生を受けて
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国立大学卒業後、地方公務員となった著者は28歳のとき不安神経症となり、その後統合失調症と診断され入院ー。以来、詩の創作は20年以上にわたり続けられてきた。病と向き合いつつこころの遍歴をまとめた処女詩集。
  • 万魂 MANKON Book
    -
    1巻854円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 統合失調症と診断されたが現在は治癒。内面に溜まるものを吐き出すことで精神的な病は治るのかも知れない。自分の世界を詩の世界に投影した詩集。
  • 病いのレジリアンス ナラティヴにおける虚偽主題
    -
    著者は,人間学的精神医学や現象学的精神病理学,ラカン派の精神分析,近年注目されているナラティヴ・アプローチの交点に位置づけられるような領域研究と,自らが築きあげてきた精神療法家としての素地を柱とした臨床経験の精華として本書を書き上げた。 各論稿では,クラウス,ヤンツァーリク,ラカン,エランベルジェ,等,独仏の碩学の理論を止揚し,病いに苦しむ人の自己(身体),他者,世界との関係を明らかにしようと試みる。臨床の現場においては,精神病患者の語りに耳を傾け,患者の痛みと苦悩の内的世界を再構築し,現代における統合失調症・うつ病の病理を問うている。 さらに,本書にはいくつもの鍵概念が提示される。ひとつは、患者の〈虚偽主題 Lugenmotiv〉である。これは、うつ病や統合失調症等の病的体験に出現する「うそをついた」といった発言や自らの偽りの自白を指す。次に,具体的実践的な治療論への展開のために「自己回復力」とも大まかに理解される「レジリアンス」という概念を援用する。さらに,本書のタイトルにもなっている「ナラティヴ(語り)」については,物語(story)には病いを癒す力があり、そこでは、病者は物語の語り手としての能動的存在であり、語りと聴取をとおして、病者と聞き手とのあいだで、深い次元での共感と了解にもとづく紐帯が作り出されると述べる。これら重要概念を解説しながら,著者自身の一貫した臨床研究テーマ「心の病いにとって治療とは何か?」に到達する。それは,物語論(ナラトロジー)の見地から,現象学的精神医学の再生を目論むことにもなるのである。

    試し読み

    フォロー
  • セックスより気持ちいいオナニーテクニック★こんなの知らなかった!興奮倍増 ラブホ活用術★花火大会に背を向けて帰る女はさみしくて人恋しいに違いない★裏モノJAPAN
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 裏モノJAPAN 体験ベースの欲望追求エンタテイメントマガジン ◆特集1 セックスより気持ちいい【オナニーテクニック】 ◆特集2 こんなの知らなかった! 興奮倍増【ラブホ活用術】 ●情報けものみち ・パパ活手紙を美人店員さんに渡す! ・上野、ホモ爺横丁ぶらり探訪  年配ゲイの聖地 ・人間ドキュメント 激安居酒屋24時大都会に呑まれて ・花火大会に背を向けて帰る女はさみしくて人恋しいに違いない ・10年ランカー風俗嬢の長すぎる人気の秘密を探る  同じ店でずーーっとランキング上位! ・700km越しの愛は実るのか?テレホンセックスパートナーに会いに行く【リバイバル掲載】 ・【マンガ】私がお相手した短小客 ●カラーグラビア ・お嬢さん おじゃマンしま~す in 川崎 ありさちゃん 21才 OL 黒髪の清楚ちゃん発見! ・電車ではこの位置に立て!★えらいとんがってますな ・マー君のニッポン珍百景★女装子ビデオボックス ・私を奴●にしてください★シーズン菜ノ子★はじめまして。新しい奴●です ・バカ画像だよ人生は ★148回 求む!バカ画像 ・パンツバイヤー野村竜二『カラオケとかに比べて車の方が安心なのよ。そのまま買い物にも行けるしね』 ●シリーズ ・ブルーシャトー 読者投稿ページ ⇒ めちゃくちゃローター小さいをローターを   アソコに突っ込めばなんとピンサロでも本番も! ⇒ 孤独な誕生日を迎えるはずが、   統合失調症のおばあちゃんをセフレにできましたとさ ⇒ 『別の商品が届いたので返品しました』   お客様第一主義のアマゾンではこんな詐欺がまかり通ることに ⇒ 巨乳をじっとみつめても   不審がられない新手法が、当の女性から届けられたました! ⇒ アイフォンのボイスメモでエロ音声を再生したら   とんだ大恥をかくハメに ⇒ 単独のデブブサ男が見せつけカップルと遊ぶには部屋を提供するだけで良し! ⇒ 日大3大ゲイグループの1つ埼玉県「沼プー」で   ホモを観察してきました ・読者様の御声 ・しんさくヤルノート★第125回★待ち伏せ作戦、決行! ・長澤まさみのような恋人が欲しい★第67回★まだ可能性を探る ・【マンガ】この世のひみつ★寸止めテク ・1週間食費0円生活 ・拝啓、美人店員さま★色白店員さん 2度目のデート ・フーゾク噂の真相★エンコ―娘と夏の青春デートはできるのか? ・テレクラ格付け委員長★教祖様のお告げ ・くたばれ、リア充!★第33回★竹内涼真写真展(豊島区) ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 ※一部変更し一般版として申請している作品です。漫画に関しては掲載されていません。 お間違いないようお気を付けください。 (本データはこの書籍が刊行されたに掲載されていたものです。)
  • SSTと精神療法 コミュニケーションの意味とスキル
    -
    70年以上にわたり臨床家として生涯現役を全うした希有な精神科医,西園昌久が該博な知識と臨床経験を基に聴衆に語りかける講演録。本書は,著者の考えるSSTの要諦と実践応用の工夫,そして精神医療全般についての記念碑的著作であり,SSTを通じてクライエントの生きる力を援助する,そのための基本技術と心構えを易しく解説したものである。  本書には,(1)SSTは相手と向き合い・受け止め・信頼関係を築くことが基本,(2)母子関係・父子関係を踏まえた育ち方を考える,(3)仲間に受け入れられ認められることを通じて人は成長する,(4)正のフィードバックは,人の微妙な気持ち-親密・不可侵と対人不安を理解する,(5)SSTだけで勝負せず「良い統合失調症治療の四つの条件」を視野において実施す るなど,臨床実践の要諦がちりばめられている(安西信雄「読者のために私がお勧めしたい,本書の読み方・読みどころ」より)  SSTという効果的な技術力を駆使して,クライエントが現実の生活に役立つものの考え方と行動を身につける手助けをする際の,優れた援助者になるための必読書である。

    試し読み

    フォロー
  • 養護教諭のための保健指導資料集 保健室ですぐに使える
    -
    1巻2,249円 (税込)
    現役の養護教諭がつくった保健指導資料作成に役立つ1冊! こころやからだのことについて子どもたちに教えるのは、養護教諭の大切な仕事です。そのための資料を作成しました。 実際に現場で何が必要かわかっているのは、現役の養護教諭です。 先生方に病気について理解してもらう資料として、校内研修の資料や保健だよりにもなる、すぐに使える保健指導資料集です。 〈資料ダウンロード付き〉そのまま、すぐに使えます! 【目次】 Part 1 保健指導用 起立性調節障害(OD) もしかして ネット依存ではありませんか? うつ病は、気分障害の1つです パニック障害 片頭痛 最近、保健室でも増えています 下痢 まずは水分摂取と刺激の少ない食事が大切 高血圧は「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」 摂食障害 あなたは大丈夫? 他 Part 2 健康診断用 危険!! イヤホンで難聴に!? 目が変形!? 眼軸(軸性)近視が増えています! あなたの歯肉は大丈夫? 顎関節症 甲状腺が腫れている 尿検査 腎臓病・糖尿病は早期発見が大切! 他 Part 3 教職員向け 食物アレルギー 摂食障害 統合失調症 LGBTQ(性的マイノリティ) 児童虐待 他 Part 4 担任向け 運動会を安全に行なうために 熱中症の予防と対応 ノロウイルス 他 Part 5 資料編 頭痛ダイアリー 生理痛ダイアリー 食中毒 他 【著者】 宇田川 和子 千葉県公立学校・養護教諭。養護教諭経験36年。高校5校に勤務。養護教諭向けの研修会を県内各地で主催。2011年から18年までフィジカルアセスメントやメンタル、ネット依存症など多岐にわたって78回開催。延参加人数は3,200人を超える。「養護教諭は常に学び続けなければならない」をモットーとしている。
  • 新版 分裂病と人類
    -
    1巻3,080円 (税込)
    精神の病を人類史・文化史に位置付けた記念碑的名著 統合失調症の概念の起源を、人類の文化史にさかのぼる。精神の病を文化・歴史的な深みで考究する著者一連の著作の原点。全新組。 【主要目次】 第1章 分裂病と人類――予感、不安、願望思考 序 1 “先取り”的な構え 2 狩猟民的な認知特性 3 農耕社会の強迫症親和性 4 近代と分裂病親和者 5 人類学的な有利さ 第2章 執着気質の歴史的背景――再建の倫理としての勤勉と工夫 1 “甘え”の断念 2 再建の仕法家――二宮尊徳 3 立て直しと世直し 4 世俗倫理の盲点 付 自己抑制の倫理――武士階級 第3章 西欧精神医学背景史 序 1 古代ギリシア 2 ギリシア治療文化の変貌 3 ヘレニズムに向かって 4 ローマ世界とその滅亡 5 中世ヨーロッパの成立と展開 6 魔女狩りという現象 7 魔女狩りの終息と近代医学の成立――オランダという現象 8 ピネルという現象――一つの十字路 9 ヨーロッパ意識の分利的下熱 10 ピューリタニズムと近代臨床 11 フランス革命と公式市民医学の成立 12 啓蒙君主制下の近代臨床建設 13 新大陸の“近代” 14 大学中心の西欧公式精神医学 15 力動精神医学とその反響 16 二十世紀における変化 17 西欧“大国”の精神医学 18 西欧“小国”の精神医学 19 ロシアという現象 20 “向精神薬時代”と巨大科学の出現 21 神なき時代の西欧精神医学 22 ヨーロッパという現象 おわりに――“神なき時代”か? あとがき 新装版あとがき 中井久夫(なかい・ひさお) 1934年奈良県に生れる。1959年京都大学医学部医学科卒業。1980年神戸大学医学部精神神経科教授。1995年兵庫県こころのケアセンター長。1997年甲南大学文学部臨床心理学教授。 主要著訳書に『精神科治療の覚書』(日本評論社、1982)、『中井久夫著作集 精神医学の経験』全3巻 別巻 1(岩崎学術出版社、1984-85)、『家族の深淵』(みすず書房、1995)、『1995年1月 神戸』(共著、みすず書房、1995)、『昨日のごとく』(共著、みすず書房、1996)、『最終講義―分裂病私見』(みすず書房、1998)、『西欧精神医学背景史』(みすず書房、1999)、『治療文化論』(岩波現代文庫、2001)、『徴候 記憶 外傷』(みすず書房、2004)、『時のしずく』(みすず書房、2005)、ヴァレリー『若きパルク/魅惑』(みすず書房、1995、2003)、ハーマン『心的外傷と回復』(改訂版、みすず書房、1999)、『サリヴァンの精神科セミナー』(みすず書房、2006)などがある。
  • 投影同一化と心理療法の技法
    -
    トーマス・オグデンは,現在アメリカを代表する精神分析家のひとりである。本書は,オグデンの最初の著作であり,精神分析における鍵概念である投影同一化の緻密な解説書となっている。  投影同一化はメラニー・クラインによって導入された概念であり,当初は自身のこころに収めきれず,統合しえない情緒体験を分割し,内的対象に押しこむ排出空想として提起されたが,オグデンはこれを実際の対人関係を巻きこむ形で展開する心理的-対人的プロセスとして捉えなおし,さまざまな臨床場面で応用可能な理論へと練り上げた。  また本書では,投影同一化すらも成立しえない「無体験」という心的状態についても注目し,この概念を用いて統合失調症患者の中核的葛藤を「意味を生みだそうとする動き」と「意味を破壊しようとする動き」の葛藤として理論化した。そして,心的な意味が創造されるプロセスを臨床素材をもとに鮮やかに示している。  『こころのマトリックス』『体験の兆すところ』『もの想いと解釈』など,以降の書で展開されるオグデンの独創的な理論の萌芽がここにある。臨床的な営為に携わるあらゆる人々にとって役立つ書であることは間違いないだろう。

    試し読み

    フォロー
  • 現実と妄想の狭間
    -
    橘司はふと目覚めると真っ暗な部屋の中にいた。手足を拘束され、身じろぎすると体に激痛が走る。そこは精神科の保護室だった。十九歳という最年少で公認会計士の資格を取得、以後、会計事務所や監査法人で実務経験を積み重ねてきた。時に人間関係に悩みつつも真っ当に歩んできたはずが、勤務先が反社会的勢力と繋がっているのではと強い疑念を抱いたことから精神の均衡が破れ、奇矯な行動に走って警察に捕らえられた挙句、「統合失調症」と診断されて入院となったのだった。心を病む他の患者たちとの交流の中、正とは、悪とは何か、自分には何か特別な力があるのだろうか、などなど、千々に思い乱れる日々が続く。現実と妄想の狭間で揺れ動きつつ、自身の病と向き合った一人の青年の貴重な記録。 <目次> 混乱と静寂の狭間 疑念と焦燥の狭間 安静と試験の狭間 精神と神々の狭間 あとがき <著者紹介> 1988年11月4日埼玉県生まれ。 高等学校は商業系の学科に進学し簿記を学び、公認会計士を志し専門学校へ進学する。 19歳の最年少で公認会計士試験に合格。 税理士法人で税務業務、監査法人で監査業務、事業会社で会計業務を経験。 26歳の時に統合失調症を発症。 月に一度、通院し筋肉注射治療を行っている。

    試し読み

    フォロー
  • これならわかる〈スッキリ図解〉障害年金 第2版
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ★好評につき第2版★ 請求手続きのスペシャリストがわかりやすく解説! 「精神障害の申請」や「不服申し立て」の解説もさらに充実! ◆障害年金って何? がん、糖尿病、うつ病、統合失調症、発達障害、ケガ、難病… 病気やケガで働けなくなったり、日常生活に支障が生じた時に受給できる公的年金の1つ。 「制度を知らない」「手続きがわからない」「自分は対象外だと思っていた」など、 受給条件を満たしていても、請求手続きをしていない人が少なくありません。 ◆本書の特徴 著者は、障害年金を専門に活躍するキャリア15年以上の社会保険労務士。 制度の仕組みや手続きのコツを、図表とともにわかりやすく解説します。 第2版では、2022年1月に施行された「眼の障害の認定基準」の改正にも対応! 近年増加傾向にある、精神障害や発達障害による申請のポイントも加筆しました。 請求の結果に納得できない場合(却下、不支給、等級が低い)の 不服申し立てについても詳しく紹介しています。 障害年金をもらいながら、自身の状態に合った働き方をしたい方、 ご家族や企業の人事・労務担当者など周囲でサポートする方にオススメの1冊です! 【目次】 第1章:障害年金って何? 第2章:障害年金の手続きってどうやるの? 第3章:専門家に相談したいときは? 第4章:却下・不支給の通知が来たら? 第5章:受給が決まった後はどうなる? 第6章:働くことで社会とつながる ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

最近チェックした本