作品一覧

  • 統合失調症のノルアドレナリン説 開けゆく展望
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    1巻3,960円 (税込)
    統合失調症の生物学的本体は何か? この答えとして近年、海外ではノルアドレナリン説が注目され始めている。本書はこのノルアドレナリン説の我が国のパイオニアによる、平易な解説書である。ノルアドレナリン系の異常は様々な精神障害で見られるが、統合失調症の陽性症状、陰性症状はその最も激しい形といえる。本書では、こうした思想が、著者の臨床と脳科学の両面にわたる過去半世紀の研究史に沿って分かりやすく語られる。
  • トレイルランナー ヤマケンは笑う
    3.3
    トレイルラン100マイル。 おおよそ170kmの間、山道を走る。 そのスケールを想像できるだろうか? “プレッシャー”を“楽しさ”に変える! 限界を作らない生き方 高低差13000m以上の過酷な山岳地帯を “世界一幸せそうに走る高校教師”の挑戦 現在、最も注目を集めるトレイルランナー“ヤマケン”こと山本健一。 公立高校で教師を務めながら、国内外のレースで結果を残し続けるトレラン界のトップアスリートである。 そんなヤマケンは、どんなときも“アドレナリン”を出して遊ぶのが大好き。 好きなことに本気で向き合い、心の底から楽しむのが“ヤマケン流”だ。 楽しさを周りに伝染させて仲間を増やすスペシャリストであり、彼の周囲はいつも笑いが絶えない。 楽しいことに全力で挑む男が選んだ“本気の遊び場”は、「ウルトラトレイル」と呼ばれる 世界一過酷な山岳レース。170kmもの果てしない距離の山道を24時間以上かけて夜通し走り続ける競技だ。 そんなウルトラトレイルを「景色を楽しみながら、ピクニックみたいに走りたい!」というヤマケンは、 レースがスタートしたその瞬間から誰とも闘うことを選ばない。 出会う景色、レース中に出会う人々、待っていてくれる仲間と家族、すべてのものに感謝しながら、 世界で一番楽しそうに170km先のゴールを目指すのだ。 2012年にはフランス・ピレネー山脈での160キロのトレイルレースで日本人初優勝、 2013年には累積標高13,000mという世界で最も過酷なレースの呼び声高いアンドラ・ウルトラトレイル(170km)で 第2位、2014年にはインド洋の真ん中にある火山島で行われたグランド・レイド・レユニオン(173km)で 第8位になるなど、数々の世界大会で結果を残し続けている。 どんなに厳しいレースの最中でも“ヤマケンスマイル”で軽やかに走り続ける姿は 今、多くのランナーから大きな共感を呼んでいる。 本書は彼がトレイルランニングとの出会いから、これまでの競技人生、 教師とトレイルランナーの両立、家族との関係、普段のトレーニングについて、 その半生を初めて語った一冊だ。本気で自分の人生を楽しむための極意がここにある! ■目次 はじめに 第1章 山の世界に踏み入れる 第2章 夜の闇を走る 第3章 100マイラーが知る幸福 第4章 内なる野生 第5章 進化した自分にゴールで出会う おわりに
  • トレイルランナー ヤマケンは笑う

    Posted by ブクログ

    <感想>
    トレイルランナーであり高校教師でもある山本健一氏が書いたトレイルランニングの本。氏の競技歴をなぞる本でもある。徹夜で山中を走るランナーの気持ちを知りたくて読んでみた。勝ちたいとか有名になりたいといった他者との比較ではなく、純粋に走ることが好きな人である。そういう人でないと過酷な競技はできないのかもしれない。

    <アンダーライン>
    ★大会にかつことが自信につながるわけではない。むしろ日々の蓄積が、何より大事。
    ★★★走れる体に感謝すること。
    ★★心身相関
    ★★★走ることに対する見返りを求めるのではなく、純粋に走ることそのものを楽しむ。
    ★優勝したいと思えば体は硬くなり、楽しいなと思って

    0
    2021年05月11日
  • トレイルランナー ヤマケンは笑う

    Posted by ブクログ

    睡魔に襲われたら、たったまま目を閉じて7秒数える。7秒睡眠。
    エイドステーションで何を話そうか考えながら走る。
    山岳部で15キロのおもりを持って走る。
    痛いと思いながら走ると痛みをこらえた走りになる。痛いと思わずに走ると身体が痛みに反応する。
    お酒をやめると筋肉の弾力性や回復性が変わる。
    カフェインを摂らないと感覚が鋭敏になる。
    風景に後押しされる。風景が励ましていると感じる。

    0
    2016年12月22日
  • トレイルランナー ヤマケンは笑う

    Posted by ブクログ

    トレイルランナー、ヤマケンの言葉は修験道で悟った仏教者のようだ。

    欲を捨てる。他人と争わない。今の自分を受け入れる。周りの全てに感謝する。やはり険しい山を170kmも走るとなると人知を超えた世界を覗いてしまうのかもしれない。

    高校教師をしながら家族を養い、趣味と自分の能力の限界を極めるというシンプルイズベストな生き方。
    楽しむ。心の底から。それ故の底抜けの笑顔は誰の心にも美しく映える。

    アスリートの文章はいい。
    簡潔で素直で頭にスーッと入ってくる。シンプルに生きたい時に。迷った時に。胸に刻む。

    0
    2015年11月19日
  • トレイルランナー ヤマケンは笑う

    Posted by ブクログ

    自分は、ここまで練習しているランナーでもないし、こんなに早く走れるわけでもない(彼の100マイルでの平均スピードは私の平地でのスピードよりも速い)。でも、走る気持ちという部分では共通のモノがあるような気がする。順位なんて気にしない(自分はまず、気にする順位でもないが)、走ることが楽しく笑顔(苦しい時は苦しい顔をしてしまうが基本的にへらへら)などレベルは段違いだが気持ち的に通じるのではと思う。今月は、走れていないので、ちょっとでも走るモチベーションにでもなれば・・・

    0
    2015年08月17日

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