精神作品一覧

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  • アメリカは正気を取り戻せるか 精神科医が分析するトランプの時代
    3.0
    4年前トランプが大統領になった時、多くのメディアが精神医学界の権威である著者に、トランプは精神疾患を患っているのではないかと問いかけた。著者は言う。彼は精神を病んでいるわけではない。病んでいるのは、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方であると。アメリカが正気を取り戻すためにはどうすればよいのか? 人類の存続を脅かす問題に対処する方法を訴え続けた著者の想いは、はたして全米に届いただろうか?
  • アメリカ病
    3.1
    いま明らかにアメリカがおかしい。外交や政治・経済ばかりではない。もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信……、もはやどこを見渡しても末期症状。強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。

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  • アメリカンクッキー:歴史や文化がぎゅっと詰まった家庭菓子の56レシピ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカンクッキーとは、バラエティーに富む小さな家庭菓子のこと。 日本でアメリカンクッキーといえば、チョコレートチップクッキーやピーナッツバタークッキーなど、限定的なものが知られていますが、実のところ、その世界は、驚くほどバラエティーに富んでいます。 アメリカンクッキーは、家庭で作られる日常のおやつ。 だから、キッチンにある材料でそれほど手間をかけずに作れるものが多く、ケーキやパイに比べると気軽にできることから、チャレンジ精神あふれるユニークなものや、流行を反映したものなど、クッキーが登場した18世紀末から現代にいたるまで、どの時代も、その小さな家庭菓子の世界は、ワクワクする喜びに満ちています。 本書では、ドロップクッキー、成形クッキーと型抜きクッキー、ノーベイククッキー、サンドイッチクッキー、スクエアとバーなど、アメリカンクッキーを網羅的にまとめており、これは本邦初ともいえるでしょう。 50種類以上ある多彩なレシピは、特別な材料や道具を必要としない、作りやすいものばかり。 アメリカのお菓子はとても甘い、と思われがちですが、日本人の味覚に合う甘さに調整しています。 また、アメリカンクッキーの歴史、物語、事情など、貴重な読物も満載しているので、アメリカンクッキーのおもしろさを知る入門書としても楽しめます。 ・ドロップクッキー 国民的クッキーなど多くのクッキーがこのタイプで、子どもたちも手作りする家庭菓子の代表選手。 ・成形クッキーと型抜きクッキー 手成形で丸や三角、三日月形を作ったり、ひと手間かけて好きな型で抜いたりします。 ・ノーベイククッキー オーブンやトースター不要の焼かないクッキーは、アメリカらしい伝統的でユニークな家庭菓子。 「オーブンやトースターがないとクッキーは作れない」と思っている方にもぜひ試していただきたいレシピです。 ・サンドイッチクッキー サンドイッチがこよなく愛されるアメリカでは、サンドイッチクッキーも大人気。 クッキーにクリームをはさむだけでなく、サンドの世界にはもっと豊かなバリエーションが広がっています。 ・スクエアとバー 正方形や長方形の型で大きく焼き、四角や細長に小さく切り分けて食べるクッキー。 小さいサイズに焼き上げるクッキーよりも成型に手間がかからないので、忙しい人にもおすすめです。 ・古いクックブックのクッキー 18世紀末から19世紀後半にかけて、アメリカのクックブックが刊行され始めて間もない時代を中心に、それぞれの時代を代表する、珍しいクッキーのレシピをストーリーとともに取り上げています。 アメリカンクッキーの歴史を感じる時代旅行も楽しむことができます!
  • アメリカン・ヒーロー伝説
    -
    犯罪実話、ウェスタン、心正しい少年の成功物語、そしてミステリー……。ダイムやパルプという言葉に代表される粗悪な紙に印刷されたさまざまなヒーローたちがアメリカ中を熱狂させ、やがて忘れ去られた。彼らの系譜をたどれば、「アメリカはなぜ今のアメリカになったのか」が浮かび上がってくる。ポーが第一作を発表する直前の1840年からハードボイルド小説誕生前夜の1920年までを、低い位置に据えた視点から眺め、消費されるためだけに作られた物語を通して、背景となった社会と大衆を描く一級のアメリカ精神史。
  • あやかしの國
    -
    日本には妖怪がいる。古くから深い森や山、人の力の及ばない自然や理解し難い現象を人々は畏怖し、妖怪の存在を信じてきた。時に恐ろしく、時にユーモラスに語られるそれらと共にこの地に暮らしてきたのである。 奈良時代に書かれた書物では妖怪という言葉は、人知を超えた怪奇現象そのものを表していた。その後、それらは姿形を持ち、長く生きた動物や古い道具が変化したものが加わってゆく。後者は九十九神とも呼ばれ自然崇拝、精霊崇拝といった日本人の精神や信仰の原点と重なるようにも思える。だからこそ日本人にとって妖怪は身近な存在であり続けているのだろう。 また今も妖怪を愛する多くの専門家たちがその姿を伝えている。古くは「鳥山石燕」(1712年~1788年)などが多くの妖怪画を残しているが、現代においては特に「水木しげる」の描く妖怪画が、誰もが知る妖怪の姿であろう。それ以外にも様々な小説、映像作品で妖怪は描かれ続けている。 そして、口伝で伝えられていた各地の伝承を消えてゆく前に、記録として残そうとしたのが民族学者「柳田國男」であった。本書では彼の記した「妖怪談義」に記された妖怪を中心に、江戸時代以降の古い文献や巨匠「水木しげる」によって記された妖怪たちを厳選して紹介していく。近年の映像作品におけるそれぞれの妖怪たちの活躍も紹介するので併せて楽しんでいただけたら嬉しい。
  • あ! 野生のお嬢様がとびだしてきた!!(1)
    3.0
    選ばれしお嬢様たちの学び舎・聖チェリー学園。 佐藤すみれは、ちょっとドジでおっちょこちょいで粗忽で間抜けだけど、元気いっぱいな2年生。 高貴で可憐な先輩たちに憧れの念を深めながら、所属する生徒会・"百合十字会"が主催する、特別礼拝合宿の準備をがんばっていた。 しかし合宿当日、お嬢様たちを乗せたバスが山間部で事故を起こし、現場は阿鼻叫喚無間地獄に……。 それから3ヵ月後――。 6人のお嬢様は、その気高く可憐な精神で困難に打ち克ち、美しく生き延びていた!! 麗しき令嬢がジャングルで繰り広げるシュール・サバイバル・エレガント・コメディ!! キミは、生き残ることができるか!?
  • Around40 ~注文の多いオンナたち~
    4.0
    私が幸せかどうかは、私が決める――40歳目前、オンナのタイムリミットはもう目前?! 80年代に青春を送り、10代の終わりに男女雇用機会均等法が施行、就職活動はバブルの頂点、就職したら「新人類」、頑張って働いてきたら今度は「負け犬」と呼ばれ…アラウンド40、いつも時代の象徴とされてきた世代。有能な精神科医として独身生活を謳歌する聡子を主人公に、アラフォーたちの幸せ探しと葛藤を、時にコミカルに、時に切なく描いたウーマンライフ・ストーリーの決定版!
  • 嵐 ~5人の今、そして未来~
    -
    【主な収録発言】 『自分に影響力があるとか、おこがましくて言えないよ。俺もメンバーもただ、“ファンのみんなを楽しませることだけ”を考えているだけ』<大野智> 『嵐が活動休止会見を開いてから半年ぐらい過ぎた頃、ふいに――「あれ? 俺たちって今、めちゃめちゃ仲良くなってない!?」――と感じたんですよ。もしかしたらだけど、3年前にこうなっていたら変わってたのかな』<櫻井翔> 『ジャニーさんに「“世界中に嵐を巻き起こしたい!”と会見で言いなさい」――と言われたところから、僕ら嵐はスタートした。だからこれからもその精神で、改めてやっていこうと思っています』<相葉雅紀> 『たとえばリアルでいうと全員が40代になるのは2023年で、俺たちが2年間の活動休止から――「『ピカ☆☆☆ンチ』で戻って来ました!」――みたいな設定をリンクさせると面白そうでしょ。ほら、すぐに画が浮かぶじゃん』<二宮和也> 『King & Princeには順調に育って欲しい。だってつまんないじゃん? 嵐が活動を再開する時に“若きライバル”がいないと』<松本潤> 【主な収録エピソード】 1st Chapter 大野智 ・大野智とジャニーさんを繋ぐ“唯一無二”の絆 ・大野智の牙城を崩した“後輩” 2nd Chapter 櫻井翔 ・櫻井翔を“見つけてくれた”恩人 ・櫻井翔と“兄貴会”メンバーの絆 3rd Chapter 相葉雅紀 ・嵐に選ばれた最後のメンバー“相葉雅紀伝説”の真相 ・相葉が認める“関西弁を喋る翔ちゃん” 4th Chapter 二宮和也 ・二宮和也がオーディションに合格した“本当の理由” ・二宮和也と山田涼介の間に存在する“強い信頼関係” 5th Chapter 松本潤 ・松本潤が受け継いだ“ジャニー喜多川イズム” ・あの後輩たちに教えてもらった“大切な姿勢”
  • あらすじとイラストでわかる戦争論
    -
    争いの本質とは何か? クラウゼヴィッツが解き明かし、歴史上の戦略家が愛読した あらゆるシーンで活用できる決断とリーダーシップの教科書! 歴史上の戦略家が愛読したカール・フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』を、ビジネスや人間関係など現代のあらゆるシーンで活用できる、決断とリーダーシップの教科書としてよみがえらせる。「危険な状況を打ち破る方法とは?」「予測不能な事態を乗り越えるには?」「勝利の確率を上げる方法とはなにか?」など『君主論』全8篇の内容を厳選し、イラストや図解を交えながら、わかりやすいあらすじと現代的な事例で解説していく。 ・争いが激化する原因とは? ・「戦略」と「戦術」の違いとは? ・危険な状況を打破する方法とは? ・予測不能な事態を乗り越えるには? ・争いに影響する3つの精神とは? ・マニュアルにこだわりすぎてはいけない? ・勝利の確率を上げる方法とは? ・場合によっては奇襲も有効? ・反撃する4つのタイミングとは? ・戦力の低下を防ぐ目標の定め方とは? 【目次】 Part.1 名著とされる『戦争論』 Part.2 物事の本質を追求する Part.3 状況を分析して過去に学ぶ Part.4 戦略の構築が物事を優位に運ぶ Part.5 攻守を使い分けて駆け引き上手に Part.6 すべての指針は計画段階で明確に
  • アラバスターの壺/女王の瞳~ルゴーネス幻想短編集~
    3.6
    エジプトの墳墓発掘に携わった貴族の死は、現場で〈死の芳香〉を嗅いだせいなのか? 確信が深まるなか同じ芳香を纏う女が現れ……史実を元にした連作の表題作、画期的な装置の発明者の最期を描く「オメガ波」など、科学精神と幻想に満ちた、近代アルゼンチンを代表する作家の傑作18編。
  • アラフォー子供おばさん ~精神年齢が10代から変わらない~
    -
    「私の彼氏、寝取るなんて!」「将来、会計士かもしれないのに、お姉ちゃんボンヤリしすぎw」。実の妹に彼氏を寝取られた後、距離を置き、結婚、出産を経た投稿者。そこにアラフォーになった妹が現れて、こともあろうに息子にロックオン!? 子供のまま大人になった“子供おばさん”の妹にかき乱される表題作「アラフォー子供おばさん ~精神年齢が10代から変わらない~」ほか、姉妹間のドロドロ&感涙ストーリーを収録!
  • アラブ流 ロジカルシンキング ~アラブの成功の根源を探る~【エッセンシャル版】
    -
    アラブの思考方法は描写力に優れる。 アラブのロジックは事細かに概念を描写するため、巨大なパワーを内包します。 そこには、日本人の精神に共通するものも発見できます。 アラブロジックの描写力を理解し、成果を上げるためのメソッドを構築する思考力を身につけましょう。 【目次】 序章 第1章 西洋論理 : 趣旨の欠落 : 定義 第2章 西洋論理 : 趣旨の構造 : 明言 第3章 趣旨の欠落と「社会科学の知覚と概念」 第4章 趣旨の欠落と「文脈」「光」と「科学」 第5章 趣旨の欠落と「感覚という知覚」 第6章 趣旨の欠落と「芸術表現」 第7章 趣旨の欠落と「循環する時間と宇宙の構造」 第8章 趣旨の欠落と「知識の権力の崩壊」 第9章 アラブイスラム正当教育の低下 第10章 アラブイスラム文化の低下に対するアラブイスラム教育の低下 第11章 誤解 結論
  • 阿頼耶識の発見 よくわかる唯識入門
    3.5
    唯識とは、『西遊記』で知られる玄奘三蔵がインドから中国に伝えた仏教思想の根本。それは「人生で起こるどんなことも、心の中の出来事にすぎない」という教えであり、執着や嫉妬、怒り、絶望、失敗はすべて心の深層部の仕業だと説く。この心の最深部を「阿頼耶識」と呼ぶ。心の表層に生じる感情や思考は、阿頼耶識にもれなく蓄積され、それが無意識のうちに表情や体調となって現れ、美醜にも影響する。表層と深層が常にリンクするという心の構造がわかると、シンプルに強く生きられる。ストレスの多い現代人に向けた心の教科書。
  • アランの語る幸福論
    5.0
    人間には、幸福になる「義務」がある。 人間の幸福を、精神性だけではなく科学的観点からも説き明かしたアラン。 「ピンの発見」「捨てる幸福」「ウィットの精神」「自己客観視」―― 複雑な現代に生きる私たちが、さまざまな悩みを解決し、幸せになるための秘訣を語る。
  • アリエナイ理科式世界征服マニュアル
    4.0
    映画やアニメなどで描かれる「世界征服」は、現実において可能なのか!? 多くの人々の心の中に根付いている“悪の組織”というものにツッコミを入れつつ、「現実世界で実現するなら?」を真面目に検討する! あなたが支配者になる前に知っておくべきこの世界のしくみを、博覧強記な謎の怪人・アルマジロ男が解説! 【目次】 [はじめに]世界征服の定義 Ⅰ 悪の組織の章 Ⅰ‐1 悪の組織を作ろう Ⅰ‐2 あんまり秘密じゃない秘密結社 Ⅰ‐3 ウソのない幸せな世界を目指して Ⅰ‐4 組織のための精神医学・前編 Ⅰ‐5 組織のための精神医学・後編 Ⅰ‐6 天才の見つけ方/作り方 Ⅰ‐7 インターポールの真実 Ⅰ‐8 学校では教えてくれない死体処理 Ⅱ 悪のお金の章 Ⅱ‐1 石油王と麻薬王 Ⅱ‐2 武器商人になろう! Ⅱ‐3 臓器売買の現実 Ⅱ‐4 医療のお値段 Ⅱ‐5 偽札作りのエトセトラ Ⅱ‐6 兵器の値段と購入方法 Ⅱ‐7 麻薬ビジネスの実態 Ⅱ‐8 核武装にかかる人員とお値段 Ⅲ 悪の科学力の章 Ⅲ‐1 ドーピングで強化する・前編 Ⅲ‐2 ドーピングで強化する・後編 Ⅲ‐3 銃で人を制する意味 Ⅲ‐4 一家に一台 ご家庭原子炉計画 Ⅲ‐5 粛正のための医学 Ⅲ‐6 爆発の科学 Ⅲ‐7 非実在化合物 [コラム] 実は正しかった「まゆたんシュート」 Ⅲ‐8 最新麻酔銃事情 Ⅲ‐9 アリエナイ健康法 Ⅲ‐10“きれいな水爆”にまつわる謎の物質 [おわりに]アルマジロの半生
  • アリエル
    -
    1巻550円 (税込)
    惠摩が生きた歳月の大半を過ごした関東平野から、すべての生命が失われた。気づくと上空から何もない闇を見下ろしていた。死後の精神が肉体を離れて浮遊しているのか。これで苦痛なあらゆる出来事から解放される。何物にも煩わされず静かに眠れる。
  • 「ありがとう」といって死のう
    4.5
    今のあなたの悲しみは、明日、誰かへの優しさに変わります。 「悲しみよ、こんにちは」と笑顔で言える人生こそ、豊かな人生なのです。 第1章 年を取るのは恥かしいことではない ・年を取るのは恥かしいことではない ・人生の秋になったら冬を迎える準備をする ・私たちはお月様。満月に向かって膨れ上がり、満ちた瞬間に欠け始める ・私たちには「生きようとする」DNAが刻みこまれている ・死は一度きりのもの。死んだ経験のある方は一人もいらっしゃいません ・日本人は「死ぬと無になると思っている人」が多い ・死を考えるということは、生を考えること ・死を身近に感じ、仲良くする ・死はすべてを飲み込むブラックホール ・リアルな死は物体としてやってくる 第2章 どんな状況にあっても、私たちには楽しむ力、生きる力が備わっている ・人生ってほんとうにつらい。いろんなものを捨てていかないといけない。 ・どんな状況にあっても、私たちには悲しみを乗り越える力、生きる力が備わっている ・人生の苦しみに必ず意味がある。いずれ喜びとして、希望として返ってくる ・痛みがあっても穏やかに逝ける ・泣くだけ泣いていい。叫ぶだけ叫んでいい。 ・あのつらい時を生き抜いたからこそ死ぬ時に死に切れる 第3章 心豊かな人生を送るために ・肉体は衰えても精神性だけは上がり続ける。そんな人生を送ってほしい ・目に見えるものに執着しすぎるといくつになっても精神性があがっていかない ・毎日を感謝して生きるとは、あなたが持つ「自制心」を使いながら生活すること ・自己愛から解放されていくのが人としての成熟 ・自分がイライラしていることを人から悟られないように生きる 第4章 向こうにいっても人は孤独ではない。誰かが待っていてくれる ・向こうにいっても人は孤独ではない。誰かが待っていてくれる ・死んだあとに素晴らしい世界が待っているよ。そのことを多くの人に伝えてくれ ・孤独は人間関係の希薄さからくる ・どんな人でも亡くなる直前まで変わることができる ・人は旅立つ前に素直になる ・粋な生き方、粋な死に方 ・「see you again.」(また、会いたいね)は、私の好きな言葉
  • ありがとうとお金の法則
    4.0
    一生お金に困らない人とは? 人に喜ばれる人、人から頼まれる人、人を応援する人……いい仲間に囲まれて生きていくこと。それが究極の幸せの本質です。講演回数年330回の著者が「お金」を語る。
  • ありがとう。また逢えるよね。 ペットロス 心の相談室 増補改訂版
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    2013年刊行書籍の増補改訂版。ペットとの死別という避けがたい出来事が、飼い主に深刻な影響を与えるケースが増加しています。著者の横田晴正氏は、ペットのお坊さんとして葬儀、火葬、供養、パラカウンセリングを行なっています。その活動が「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ)で特集され、大きな反響を呼びました。コロナ禍の外出自粛や在宅率の増加などで、ペット依存度が高まり、精神的な不安を抱える人も多い。ペットロスに悩む多くの人に心のよりどころとして本書を手に取って欲しい。
  • アリストテレスはかく語りき
    5.0
    形骸化しつつある現代の学問に、いま再び真理の息吹を。 学問とは、神の創られた世界の秘密を明らかにすること。 自らの無知に気づかぬ現代人を万学の祖はどう考えているのか。 哲学の本質や学問の源流から現代の問題点を多角的に論破する! 【普遍の真理は、どのように時代が変わり、政治形態が変わろうとも、不動である。】
  • 蟻たちの矜持(きょうじ)
    3.3
    1巻1,540円 (税込)
    医療精密機器製造会社アカベックは、独特の経営方針で社員からの愛社精神が厚い優良企業。ある日、アカベックの若き二代目社長・内野匠也は、ライバル会社社長の陰湿な手口により、暴力団との密会をねつ造されたうえ、海外で身に覚えのない覚醒剤所持で逮捕されてしまう。罠に嵌められた社長を救うため、乗っ取られた会社を取り戻すため、四十七人の社員が企てた驚愕の計画とは――令和忠臣蔵!
  • ありてなければ 「無常」の日本精神史
    -
    「世の中は夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ」(古今和歌集)。いま、たしかに「ある」が、それは同時に、いつか「なくなる」、あるいはもともとは「なかった」ーー。夢と現のあわいに生きる我々は、そのみずからの「はかなさ」にどう向き合い、超えていくのか。万葉から現代まで日本思想史を形成してきた無数の言葉を渉猟し、そこに通底する「はかなさ」をたどる。平凡社刊『「はかなさ」と日本人』に大幅加筆。
  • ありのままがあるところ
    4.6
    1巻1,760円 (税込)
    できないことは、しなくていい。 世界から注目を集める知的障がい者施設「しょうぶ学園」の考え方とは。 しょうぶ学園。そこは心が自分でいられる場所。 生きるということが誰にとっても意味があり素晴らしいと気づかされる場所。 そこに居る人も、訪ねる人もみんなそう思える場所。 ――皆川明(デザイナー/ミナペルホネン) 鹿児島県にある「しょうぶ学園」は1973年に誕生した、知的障がいや 精神障がいのある方が集まり、暮らしている複合型の福祉施設。 どのような歩みを経て、クラフトやアート作品、音楽活動が国内外で 高く評価される現在の姿に至ったのか。 人が真に能力を発揮し、のびのびと過ごすために必要なこととは? 改めて「本来の生きる姿」とは何かを問い直す。 その人にとって楽しいことなら、ずっとできる。 ここにいると、当たり前が逆転するんです。 僕は僕でしかないのに何を変われというのだろう。 【目次】 第1章:心ここにあらざれば見て見えず 木くずになるまで彫る しょうぶ学園で働きはじめた理由 できないことができるようになるとは? 固く縫い上げられた布 傷跡が装飾に見え始める 「五〇歳を過ぎれば誰も相手にしない」(他) 第2章:できないことはしなくていい 雨の日のふたつの出来事 選べることと迷うこと 相手に寄せず引かず自分を保つ できることからの発想――教えないということ 私が私を愛する――I LOVE ME.(他) 第3章:「今・ここ」でかなう自己実現と自己満足 健常者の知恵の特徴を自覚する 彼らのしきたりを尊重する 音パフォーマンスotto&orabuの誕生 共鳴する不揃いな音があった 自分をさらけ出す試み(他) 第4章:人が生まれ、生きているということ 時の流れと見えない世界 コミュニティーの中に共存する+特別な居場所をつくる 間違えたら進路を変える 自分そのものとして生きる姿を知らせる たった今の充足 世の中に合わせるということ(他) おわりに
  • ありのままの自分に“YES”と言おう 精神科医が語るこころの休憩室
    -
    モノにあふれ、お金さえあれば不自由しない豊かな社会になった今、幸福とは何かというイメージは明確には描きづらくなった。幸福感そのものが揺らぐ現代、私たちはどうすれば、それぞれの幸福感をもてるのだろうか?本書では、青少年問題に詳しい精神科医が、38のテーマから、豊かな時代における幸福感、21世紀の生き方のヒントを提示している。例えば、「挫折を超える心理学」の項では、自分の力を伸ばそうとしたり、困難に挑戦しようとする限り、挫折はつきもの、だから挫折したときの上手な転び方をマスターすればよい、と語る。現代は若者の多くが、大人の保護の下、挫折から守られているが、挫折から立ち上がる喜びを知らない人こそ不幸なのであり、何かに挑戦する恐怖や挫折に打ち勝ってこそ、生きる喜びになると著者は指摘し、挫折から立ち上がる力の中に人間の尊厳があると締めくくる。生きる勇気が湧き、明日に希望を託すメッセージ満載の書。

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  • あるある黙示録
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「『あるある』なのに彼は共感を求めない。だから、私たちはRGから見た世界を追体験させられる。 批判精神が強いのに、こんなにリラックスして生きられることに驚嘆する」柚木麻子 芸能界の裏側から人間の真理まで……言いたい!! ********** キスあるある「ジェンキンスさん思い出しがち」 春野菜あるある「緑がち」 韓国アイドルあるある「鼻を高くして映画『アバター』みたいになりがち」 JUDY AND MARYあるある「女の子の言う“YUKIちゃんに似てる子”って、ブスがち」 山本太郎あるある「“メロリンQ”と、反原発、政治家の印象が強すぎて、『ウルルン滞在記』の活躍を忘れられがち」 『さんまのまんま』あるある「冷蔵庫から飲み物出しがち」 ********** もはや敵ナシ!! 完全無双!!
  • ある男ダンテの告白
    値引きあり
    4.0
    死体の手にロザリオを握らせる異常な連続殺人犯サンタフェ・セイント。4人目の犠牲者が発見された町で、精神科医フェイスは患者のダンテから犯人は自分だと衝撃の告白をされる。彼は心を病んでおり、偏執症の傾向もある。医師の義務として警察に通報したものの、ダンテのどこか奇妙な自白に疑問を感じたフェイスはダンテの異母兄ルークとともに真相を突き止めようとするが……。
  • 或る男の残像
    -
    1巻178円 (税込)
    いつの世も変わらない、悲しいが、どこか滑稽な人間模様-。 表題作のほか「監督」「バタフライ・ノート」「ゆずり葉」「終着駅のタンゴ」の全5編を収録した、精神科医が描き出す短編小説集。

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  • あるがままに生きる 森田療法の心の処方箋
    5.0
    人が生きていく限り、さまざまな不安や悩みはあって当たり前。苦しみ、悩むだけでは精神は回復しない。自らの神経質に悩む人は、その神経質を生かした生き方がある。「あるがまま」に受け入れ、やるべきことをやることだ。患者の症例を多数あげながら、「心の主治医」が森田療法の実践を優しく説く、現代人必読の一冊!!
  • あるがままの生き方のススメ 老荘思想がよくわかる本
    -
    「論語」に代表される儒家の教えが、政治権力者に認められた表向きの正統思想であるとすると、「老荘」は裏街道を行く思想です。古くから中国の知識人たちは、政治舞台で活躍するために儒家思想を後ろ盾としてきました。ところが、自らの人生への慰安を考える際、彼らは「老子」や「荘子」の思想に寄り添うことで癒しを得、自らの精神生活を豊かなものにしようとしたのです。「足るを知り、これで十分だ、ありがたい人生だ」と満足することの大切さ。「老荘」の教えは、今も多くの人たちの心に響きます。
  • 歩き続ける 生きるのがイヤになったあなたへ
    4.0
    京都三条御幸町にある、著者の社会奉仕施設「光の学校」。ここでは、悩みや苦しみを抱える人たちに、著者の無料カウンセリングが行われている。さまざまな心の痛みを抱えた人々がやってくるが、その中で、「もう、私は死にたい」と訴える人も数多い。本書で取り上げるのは、この、「死にたい、死にたい」と訴える人たちへのカウンセリングの模様である。ダイアログ形式でまとめられており、読み進むうちに、行き詰ってしまったかに見えた人生に、突破口が見えてくる。カウンセリング・ルームで展開される、真剣な対話から、悩む人はいろいろな気付きを得ることができるであろう。心が疲れた人にこそ読んでほしい、人生に対する貴重な示唆に富んだ人生論である。

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  • アルコール依存症者ヘンリーおじさんの告白 私たちは社会生活に戻れるのか?30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私の名はヘンリー。65歳。 日系二世の父と日本人の母の下、沖縄にて生を受けた。 当時の沖縄は未だアメリカ統治下であった為、当然私はアメリカ人として生を受け、ヘンリーと命名された。 人に言わせると波乱万丈な人生に感じるらしいが、私本人はごくありふれた平凡な生活を送っていたイメージしか持ち合わせていなかった。 元来、穏やかな性格なのか単なる鈍感な人間なのか自分でもよく解らない。 若いころから一般的なアルコールの飲み方をしてきたつもりだったが、アルコールは確実に徐々に私の肉体と精神に影響を及ぼしていたみたいだ。 ある事件をきっかけに私はアルコール依存症者と診断され、精神的な療法を受けるために精神科病棟での入院生活を余儀なくされた。 この告白文がストーリーテーラーとしての単なる戯言か? アルコール依存症者の真の告白か?あなたはその最初の判断者になるだろう。 私を含め、世間一般でも、アルコール依存症という精神的疾患を、単なる言葉としてしか認識していない現実がある。 今回は自分自身が経験したことをもとにお話しさせていただいたが、アルコール依存症のことをどれくらい理解してもらえるかわからない。 アルコール依存症と診断された本人と、その家族や友人の本音が少しでもわかっていただけるように、敢えて筆を選ばず語らせていただいた。 特にお伝えしたいのは『アルコホリック』いわゆる、アルコール中毒患者に対しての偏った認識により、 患者の家族が特別視されてしまうという悲しい現実がついてまわっていることである。 アルコール中毒患者は暴力的で身勝手、手に負えないほど『意味もなく酔っている厄介な人間』という概念がついてまわるのは、いたしかたないことだが、 罪のない家族にも患者本人に向けられる視線と同じような視線が注がれる状態の社会は理解しがたく、怒りすら覚える。 ご家族、社会全体を含めて、アルコール中毒患者の精神状態、肉体状態を理解し、私たちに何ができるか共に考えていただければ幸いである。
  • アルコール依存症の事例でわかる臨床心理学。臨床心理士の治療への関わりや診断方法など業務を知ろう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量6,500文字程度=紙の書籍の13ページ程度) まえがき 臨床心理士という肩書きで仕事をしているとよく「心理士さんって人の考えていることがわかるんでしょ?」や「お医者さんですか?」ということを聞かれることが少なくありません。しかしながら、臨床心理士だからといって人の心が分かるということはありえませんし、臨床心理士は医師と違い診断も治療もおこなうことはできません。そういう話をすると、「じゃあ一体どういうことをする人なの?」という質問を受けることも少なくありません。臨床心理士は働く領域によってその職務内容も大きく変わるのですが、どの領域でも変わらないことは、日常生活で困っている人に対して臨床心理学的な観点から査定をおこない、臨床心理学的な立場から支援をおこなっていくことです。もっとかみ砕いて言ってしまうと困った人が今よりもう少し楽に生きるお手伝いをするというのが分かりやすいかもしれません。 しかし、そう説明して「なるほど!納得!」と思ってくれる人はむしろ少数派ではないでしょうか。本書では臨床心理士という肩書きの人間がどのようなことをおこなっているのかを事例を通してミクロに理解していただこうという趣旨の元に書かれています。具体的な事例を出して解説をおこないますので臨床心理士のやっていることが良くイメージできると思います。しかしながら、事例を通して説明するということは、全てのケースでそういう解釈をするわけではないということも補足しています。なので、心理士の仕事が「マクロ」ではなく「ミクロ」に分かる本なのです。 著者紹介 林田 一(ハヤシダハジメ) 東京都生まれ。もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。
  • 或る精神異常者
    無料あり
    3.0
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • ある精神科医の試み 精神疾患と542試合のソフトボール
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    うつ病、薬物・アルコール依存、統合失調症……。さまざまな事情を抱えている精神病患者たち。北海道「三笠ドーム」が彼らの診察室だった。11年間542試合にも及ぶ、交流戦。雨の日も雪の日も、「ソフトボール療法」に心血を注いだ宮下均医師の情熱と、患者たちの闘病の日々を描いたノンフィクション。 ●織田淳太郎(おだ・じゅんたろう) 1957年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『死が贈りものになるとき 亡きわが子から届けられた「生きる意味」の言霊』、『狂気の右ストレート大場政夫の孤独と栄光』、『巨人軍に葬られた男たち』、『敗者復活戦』、『メンタル・コーチング』、『コーチ論』、『ラストゴングは打ち鳴らされた』、『医者にウツは治せない』など多数。
  • ある性転換者の記録
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 性同一性障害-生まれもった男体や女体に違和感をもちつづけ、「私の肉体はまちがっている」と心と身体とが引き裂かれた症状をもつ人たちに、日本でもようやく医療としての性転換手術が認められた。認可以前にアメリカで手術を受けた性転換者が苦しみ抜いたすえに得たやすらぎの精神史を明かし、認可をめぐる動向をジャーナリストがレポートする。

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  • ある大学教員の日常と非日常
    4.0
    ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く。日常と非日常が交差する、はてなきインナートリップの記録。 10年ぶりにウィーンへ研究旅行に行くべく、羽田空港に赴いた著者を待っていたのは、出国許可がおりないというまさかの措置だった……。発達障害特性を持つ著者が、コロナ禍、ウクライナ侵攻の最中に、数々の苦難を乗り越え日本を出国し、ウィーンの研究者たちと交流し、ダヴォス、ベルリン、そしてアウシュヴィッツを訪問するまでの、めくるめく迷宮めぐりの記録。発達障害者には、日常もまた、非日常的な迷宮である。装丁・川名潤、装画・榎本マリコ。 「障害があるということは、ふだんから被災しながら生きているようなものだ。著名人の誰かがそのような発言をしたと思うのだが、(…)僕はこの言葉に大いに首肯できる。僕たちの日常は、災難だらけなのだから。障害者とは日常的な被災者なのだ。もとから被災していて、それだけでも大変なのに、疫病が流行し、コロナ禍の時代が出現した。(…)精神疾患の当事者がコロナ禍を生き、戦争を身近で感じた日々のちょっとだけ稀有な記録。それが本書の内容だ。」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに──大学教員と精神疾患 第一章 コロナ禍時代の日常──京都にて 自助グループを主宰する発達障害者 基本、失敗の人生を生きている 好評を博した『みんな水の中』 「当事者研究」から「当事者批評」へ 研究の快楽 授業について 食べもののこと 「推し」に支えられて生きる 第二章 出国できませんでした──羽田空港での洗礼 いま海外って行けるんだ! 夢見心地の朝 大使館の窓口と格闘する 書類は揃ったぞ! 楽勝コースのはずだった 出国失敗 栗isうまい 第三章 中途半端な時期──ふたたび京都にて 立ちあがれ、オレよ 頭木弘樹讃 続・頭木弘樹讃 まさかの鼻血大出血、出発日前日の不眠 第四章 ウィーンとの合一──かつて帝都だった街で ウィーンを体になじませる 中心街 住居とマスク着用義務 食と障害者モード グリーンパス狂想曲 第五章 学ぶことを通じてのみ──教養体験、研究、外国語 美術とガラクタ 伝統音楽との戯れ 研究生活 「なろう系」としてのオーストリア語学習? 第六章 旅行と戦争──戦時下のアウシュヴィッツ訪問 各地への旅行(一) グラーツ、リンツ、ザルツブルク、インスブルック、クラーゲンフルト、ハルシュタット、メルク 各地への旅行(二) ダヴォスとベルリン 各地への旅行(三) ブラウナウ・アム・イン 各地への旅行(四) アウシュヴィッツ/ビルケナウ 帰国 参考文献
  • アルチュセール全哲学
    4.0
    「真空の哲学」の核心 〈認識論的切断〉とは 「認識論的切断 coupure epistemologique」とは何か。『マルクスのために』『資本論を読む』でマルクス研究を一新し、フーコー、デリダ、ブルデュー、ドゥルーズらを育てたルイ・アルチュセールは、精神的肉体的苦闘、あるいは自身の「認識論的切断」を経て、いかなる地平に到達したのか。その思想的全生涯をもれなく論じた、第一人者による決定版! 形而上学の名前で呼ばれうる西欧哲学がその可能性を出し尽くしつつある現在、この伝統的思考様式を可能にした条件と地平を露出させ、同時にそれとはまったく異質の軌道がどういうものでありうるかを、われわれは徹底的に考えることを要請されている。そのひとつの模範的思索をアルチュセールはわれわれに遺産としてのこしてくれたのである。そのバトンを受けとるのは、われわれである。――<本書より>
  • アルツハイマー病のことがわかる本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリースペシャル》 【進行を遅らせるために今、できること】 日本には、500万人を超える認知症の人がいます(2018年末)。 認知症をまねく最大の原因がアルツハイマー病です。 その発症は早く、認知症に至る20年以上前から発症しますが、 脳の働きのすべてが一度に失われていくわけではありません。 より早い段階で気づくことができれば 認知症の発症・進行を抑えられる可能性があります。 最近の研究で、加齢だけでなく、食事・運動・睡眠などの生活習慣が、 アルツハイマー病の進みぐあいを左右する要因になっていることがわかってきています。 生活改善に取り組むことは、アルツハイマー病の診断がついていても、 ついていなくてもできる有効な対策です。 本書では、アルツハイマー病について解明されている最新情報をもとに 病気の基礎知識から認知症に至るまでの経過や、症状が進んだ場合の対応まで イラストを使ってわかりやすく解説。 今できることに取り組んでいこうと、前向きな気持ちになれる一冊です。 【主なポイント】 *認知症の6割はアルツハイマー病が原因で起こる *アルツハイマー病のはじまりは無症状。20年以上かけてゆっくり進む *脳にたまった「アミロイドβ」が神経細胞を壊れていく *MRIで異常がみつかるのは脳の萎縮が始まってから *「もとどおりに」は難しい。「進めないこと」が大切 *認知症の発症・進行リスクを高める9つの要因 *「生活改善」は認知症発症前でも後でも進行予防になる *65歳未満で発症する「若年性アルツハイマー病」の問題とは *認知症治療薬に期待できること 【本書の内容】 第1章 「アルツハイマー病」と「認知症」は同じもの? 第2章 脳の中でなにが起きているのか? 第3章 生活改善が進行を防ぐ鍵 第4章 脳の「予備能」を高める治療とリハビリ 第5章 この先も穏やかに暮らしていくために 【監修者プロフィール】 新井平伊(あらい・へいい) 1984年順天堂大学大学院修了。東京都精神医学総合研究所精神薬理部門主任研究員、順天堂大学医学部講師、順天堂大学大学院精神・行動科学教授を経て、2019年よりアルツクリニック東京院長。順天堂大学医学部名誉教授。アルツハイマー病の基礎と臨床を中心とした老年精神医学が専門。日本老年精神医学会前理事長。1999年、当時日本で唯一の「若年性アルツハイマー病専門外来」を解説。2019年、世界に先駆けてアミロイドPET検査を含む「健脳ドック」を導入した。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • Arduinoで楽しむ鉄道模型 ~簡単なプログラムで信号機や踏切遮断機を動かす!~
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    1巻2,838円 (税込)
    Arduinoはシングルボードのコンピュータで,デジタル・アナログの入出力を行える端子を備え,LEDやスイッチ,センサなどを制御できます。しかもプログラミングが簡単で,マイコン初学者でも取りかかりやすいのが特長です。本書は,鉄道模型をもっと楽しみたいけど,マイコンの知識はゼロ。だけど,信号機や踏切を本物そっくりに動かしたい。そんなチャレンジ精神旺盛な人に読んでもらいたい,入門以前の鉄道模型プログラム本です。
  • ある日、自分の脳から声が聞こえたら-非定型精神病を患ったマンガ家の27年- 1
    完結
    -
    全2巻286円 (税込)
    ある日自分の脳から声が聞こえてきた… 仕事に疲れた私に、 友だちのように優しく語りかけてくる心地のいい声… それが全てのはじまりだった…ーーー 精神病なんて人ごとと思っていた私が 崩壊していった日々を綴りました。
  • ある日突然交通事故被害者になったとき、どう動くか!後遺障害が残った時の対応とは!10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 この本は、ある日突然交通事故に遭い、途方に暮れる被害者の方やその家族の方の不安を少しでも取り除けるように、書いたものです。 私は25歳の時、青の横断歩道を渡っていた際に、右折車にはねられました。命は助かりましたが、今でも左足に頑固な神経障害を患い、数年たった今でも松葉杖が手放せません。 交通事故の被害者の一番つらいところは、やるべき手続きが多いこと。 また保険会社というプロ相手に素人ながら向かっていかなければならないことです。 当時の私は、いい弁護士に出会うまで、交通事故対応を自分自身で行わなければなりませんでした。 警察署や病院への移動は会社の同期生や上司が助けてくれましたが、面談や書類の申請は全て自分で行いました。 身体の痛みに加え、精神的ストレスとこれからの不安で押しつぶされそうでした。 私のように苦しむ人を減らすには、どうしたらいいか。そう考えた時、被害者目線の事故の手続きや対応のマニュアルがあればよいのではないかと考えました。 本書では、私が交通事故に遭ってから苦労したことと対応方法について、実体験に基づいてできるだけ簡単に、わかりやすく解説していきます。 【目次】 事故直後に必要な書類とは 加害者や相手保険会社とのやりとりについて 病院や医師との関わり方 症状固定ってなに?後遺障害が残りそうだったら 症状固定や示談に向けて、信頼できる弁護士を選ぶ方法 障害者手帳はいつ、どうやって取れる? まとめ 【著者紹介】 山本よしえ(ヤマモトヨシエ) 大学卒業後、会社員として勤務。25歳で事故に遭い、左足の神経障害を患う。リハビリと仕事に励みながら、空いた時間で執筆活動を行う。 趣味は読書とプロ野球観戦。
  • あれこれ気にしすぎて疲れてしまう人へ 精神科医30年のドクターが教える傷ついた心の完全リセット術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 精神科医30年のドクターが教える「消えない不安」との付き合い方を大公開! 精神科医30年のドクターが教える「消えない不安」との付き合い方を大公開! 読むだけで「クヨクヨ」「モヤモヤ」「どんより」「うつうつ」がスーッと軽くなります! ・人間関係の問題 ・プライベートでの悩み ・仕事のストレス ・メンタルヘルスのトラブル ・これからの生き方への不安 これらのことが気にならなくなる考え方や行動のヒントが満載! 注目の「認知行動療法」をもとに、心がラクになるためのスキルを学べます。 ◆本文より一部抜粋 ・嫌いな人とうまくつきあう方法 ・人と比べて嫉妬しない方法 ・お金の不安が軽くなる方法 ・SNSと上手につきあう方法 ・仕事上の悩みを抱えなくなる方法 ・上司への苦手意識がなくなる方法 ・気持ちを安定させる方法 ・「まわりに振り回される自分」から抜け出す方法 ・自分を変えたいという悩みを解決する方法 ・やりたいことがみつかる方法
  • 暗記よさらば 体系化外国語学習法。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 本書のタイトル「暗記よさらば」は、アメリカの小説家、E・ヘミングウェイの小説『武器よさらば(A Farewell to Arms)』のオマージュである。 人は興味があるものならば、なんでも記憶のストレージに取り入れる習性がある。 それは好きなアニメのキャラクター名や技名だったり、Instagramで見つけた雰囲気のいいお店だったり、一度見て気に入った映画の監督や俳優の名前だったり、たまたまYouTubeの自動再生で流れてきた歌手の曲だったり、実に多岐にわたる。 筆者は文学部にいたので、文学・芸術作品を取り扱う講義に出席する中で、自然色々な作家・作品の名前を覚えていった。 本書のタイトルも、そういった「興味の行きつく先」としての自然な暗記のモチーフとして、筆者の好むヘミングウェイの小説のタイトルに由来させた。 後に触れるが人間にはこうした習性があり、それは当然語学にも生きてくる。 語学というと、単語や文法、用例とにらめっこしながら四苦八苦して覚えた学生時代の勉強や、時間的な余裕がとれないなかでちまちまテキストを進めていく社会人の勉強が思い浮かぶだろう。 そして、そのような勉強には必ず苦痛とハードルが伴う。 本書は、筆者が社会人でありながらも語学を楽しく独学で学んでいく術を、社会人にとっての語学学習のハードルを下げるべく、書き記していくものである。 なお、語学学校や外国語会話スクールに通っている方、休日にコツコツ語学に取り組んでいる方には、本書は推奨しない。 あくまで、語学にみっちり向き合う精神的自信の無い方、興味や好奇心が幅広く、その中で語学に手を出そうとしている方、そして何より飽きっぽい方に向けた勉強法を取り上げるつもりである。 【著者紹介】 有明榮(アリアケサカエ) イタリア美術に魅入られて、大学を出てからもしがみついています。 古今東西の美術の諸相を、社会や宗教や科学の側面から深読みしていきます。

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  • 暗色コメディ
    3.6
    もう一人の自分を目撃したという人妻。”消失狂”の画家。「あんたは一週間前に事故で死んだ」と妻に言われる葬儀屋。妻が別人にすり替わっていると訴える外科医。四人を襲う四つの狂気の迷宮の先には、ある精神病院の存在があった……。緻密な構成と儚く美しい風景描写。これぞ連城小説の美学、これぞ本格ミステリの最高峰!
  • 安心の脳動脈瘤治療 ―手術をしないカテーテル治療の最前線― (希望の最新医療シリーズ)
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    心臓などで使われる、細い管状の器具を足などの血管から挿入して行なう「カテーテル手術」が、脳血管外科の分野でも使われるようになり、未破裂動脈瘤を開頭しないで治療する選択肢が加わった。 最新治療の最新ステント「フローダイバーター」について、兵庫医科大学病院 脳神経外科教授 吉村 紳一医師に尋ねた。 岐阜大学医学部卒業後、国立循環器病センター、ハーバード大マサチューセッツ総合病院、チューリヒ大学で腕を磨いた吉村医師は、開頭手術もこの最新カテーテル治療も両方スペシャリストの、日本でも世界でもごく限られた脳外科医であり、現状を熟知する最適な医師である。寿命は自分で作る時代となった。 <はじめに>より一部引用 医師が患者に長時間の大手術をして誇る時代は終わろうとしている。脳の血管や心臓に病気が見つかった場合、傷が小さく短時間で終わるカテーテルという血管内治療が現在では主流になりつつある。 例えば、脳の血管にできるこぶ、脳動脈瘤がある。最悪の場合、血管が破裂して、くも膜下出血を起こす。患者は小さな脳動脈瘤があると診断されただけでも、いつ破裂するかわからない危険の中で生活をしなければならない。その精神的な負担は本人も家族にとってもとても大きい。その対処法として医師から外科手術を薦められても、「開頭手術」と聞いただけで恐ろしくなってしまい、決断ができずに結局は放置してしまう患者が多い。 しかし、それはもう過去のことである。カテーテル治療は手術することなく、足や腕の血管から、細い管を通してくも膜下出血などを未然に防ぐものである。近年、日本でも急激に治療実績が増え、安全性が立証されて、現実的な選択肢となった。現代の医療は数年後さえも想像できないほど、凄まじいスピードで進歩している。

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  • 安重根は韓国の英雄か、それとも悪魔か 安重根&朴槿惠 大統領守護霊の霊言
    5.0
    なぜ暗殺者を英雄に祭り上げるのか!? なぜ、伊藤博文を暗殺した男が英雄なのか!? どうして習近平に急接近したのか!? 反日路線を強め、中国にすり寄る韓国トップの危険性を暴く! 初代総理大臣・伊藤博文を暗殺した男の死後の行き先を探る。 中韓首脳会談で交わされた「日本封じ込め」の密約!? 「中韓蜜月」の裏に、大統領にあるまじき韓国国民への裏切り行為!? 習近平と朴槿惠の過去世からつづく驚くべき関係とは!?
  • アンダー・ゼア・サム ブルックリンの青年が覗いたローリング・ストーンズの奥座敷
    -
    僕の住む世界にはいつだってストーンズがいた—— ファンジン制作を通じ、ローリング・ストーンズにすべてを捧げた青年が、間近で見たメンバーの素顔や巨大ロック・バンドの内実を描いた青春ノンフィクション! 10歳でローリング・ストーンズのファンになり、1978年、ハイスクール時代にこっそり忍び込んだ学校の印刷室でファンジン第1号を発行。〈ベガーズ・バンケット〉と題されたそのミニコミは、やがてローリング・ストーンズのメンバーにも認められ、遂にはバンドの公式ニュースレターに! しかし80年代以降、肥大化していくロック・ビジネスの流れのなかで、メンバーとは近いのにバンドは遠い存在になっていく......。まるで目の前にキースやミックがいるかのような生き生きとした筆致で描かれる、涙と笑いの青春ノンフィクション! 【CONTENTS】 第1章 ブルックリン横丁で芽生えた夢のファンジン 第2章 卒業 第3章 踊るリッツの夜 第4章 ハンプトンで大暴れ 第5章 友を待つ 第6章 アップタウンのねぐらは害虫だらけ 第7章 合併 第8章 小鼠、大国に吠える 第9章 毎度お馴染み、怪しいヤツら 第10章 たった独りのいい野郎ども 第11章 愛やら希望やらセックスやら夢 第12章 最後に笑うのは...... 第13章 すべての物語に絵を...... 第14章 サンシャイン・ボーイズ 第15章 川を越えて森(ウッド)の深みへ 第16章 ニューヨークから生放送 第17章 カエルの子はカエル 第18章 おかしな関係 ビル&ジェーン 第19章 拾う神 第20章 誠意を賭けた大博打 第21章 砦の番人 第22章 新しい時代への片道切符 第23章 ほとけ 第24章 天の邪鬼を憐れむ歌 第25章 ロック界のラスプーチン 第26章 ミックとキースを徹底精神分析 第27章 ラジオ・デイズ 第28章 フェイク・ニュース 第29章 言葉の迷宮 第30章 弱肉強食の世界へいらっしゃい 第31章 ストーンズまでの隔たり 第32章 何石投じても一鳥も得ず 第33章 かわいい子には、よじれ旅 第34章 墓石ブルース 第35章 キースに解き放たれて 第36章 ベンに首ったけ 第37章 企業千思 第38章 ラスベガス万才 第39章 ビバリーヒルズの憂うつ 第40章 フランクに生きる道 エピローグ 無間地獄からの旅立ち
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症
    4.2
    マグマのような苛烈な文体によって、唯物論哲学を大胆に書き変えた名著の新訳。精神分析批判から資本主義と国家への根底的な批判へ向かい、そのための「分裂分析」をうち立てた革命的な思考はいまこそ「再発見」されなければならない。欲望機械/器官なき身体とともに、最も危険でカオティックな思考の実験がはじまる。
  • アンドアイラブユウ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    私は子供の頃から、憧れの国、理想の国がきっとあると信じていました…。アイドルへの憧れ、神秘体験、運転免許の取り消し、精神病院の実態、医師への階段などをつづる。精神障害をわずらった医学生の体験記。
  • アンナは、いつか蝶のように羽ばたく
    4.5
    16歳のアンナは、今日もベッドから起きてこない母親のかわりに 13歳の妹と5歳の弟の面倒をみている。 父親は自身が経営する中華料理店にかかりきりで母親を顧みることはない。 本書は、ヤングケアラーであるアンナが、人種差別、いじめなど、様々な困難を乗り越え成長し続ける物語。 精神疾患と闘う家族重くなりがちなテーマだが、アンナの気持ちがていねいに 描かれ、ローリーとの初恋がさわやかに織り交ぜられて、青春小説としても楽しめる。 ウェイ・チムは中国からの移民の人々と話した際に、精神疾患を不名誉・恥と 捉える文化の相違を知って本作を思いついたという。 患者本人だけでなく、家族も偏見に苦しめられる状況を変えたいと願いを こめた。オーストラリアを舞台に、精神疾患と闘う家族にスポットライトを 当てた本作は、オーストラリア、イギリスをはじめ、世界で高い評価を受け、 作者の代表作となっている。

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  • あんパンとアメリカ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▼序文  この本の著者・榊原明子さんは、私が講師を務める「戸塚有隣堂カルチャーセンター 文章教室」の受講者さんでもあります。  月に一度の講座に、榊原さんは、毎月2~3作のエッセイ作品を自主的に書いて提出してくれます。その内容は、1984年~1990年までの間、ご主人のお仕事の都合で移住したアメリカ南部の都市ラリー(Raleigh)での体験をテーマにしたものです。  そのエッセイ作品は読んでいて大変楽しく、興味深いものばかりで、いつしか受講者と講師の関係から、書き手とファンの関係へと変化していきました。  そんな榊原さんに、お聞きしたことがあります。人生初の海外移住に、不安や不満はありませんでしたか? と。すると彼女は、「あまり行きたくはなかった。けれど、せっかくの機会を無駄にしたくもなかった」と答えてくださりました。  その前向きなチャレンジ精神は、この本の出版にも表れていると思います。自主的に書き続けた作品が、一冊の本にまとめられるほどの数と質になり、今ここに書籍という形になった。これもすべて、榊原さんのお人柄と生き方によるものでしょう。  一人の日本人主婦が立ち向かった、アメリカ南部暮らし。その日々を、読者の皆様もご体感ください。 ー木村文章店店主 木村吉貴 [内容紹介] 平凡な日々の中、ある日突然、“異国での生活”を命ぜられたら...。 まじめな主婦のその生の体験が、淡々と綴られています。 漠然として当たり前のことが、海を越えて、くっきりと見えてくる日本。 新鮮なまなざしだからこそ掬い取られた発見の数々。流れる水のように読ませるエッセイです。
  • 安楽死・尊厳死の現在 最終段階の医療と自己決定
    4.4
    21世紀初頭、世界で初めてオランダで合法化された安楽死。同国では年間6000人を超え、増加の一途である。容認の流れは、自己決定意識の拡大と超高齢化社会の進行のなか、ベルギー、スイス、カナダ、米国へと拡散。他方で精神疾患や認知症の人々への適用をめぐり問題も噴出している。本書は、〝先進〟各国の実態から、尊厳死と称する日本での問題、人類の自死をめぐる思想史を繙き、「死の医療化」と言われるその実態を描く。
  • アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中世のアーサー王時代にタイムスリップした近代人ハンクの奇想天外な物語! 人間の悲喜劇を描くトウェインの頂点をなす作品。喧嘩相手の一撃で気絶した19世紀のコネチカット・ヤンキーが意識を取り戻してみると、そこは騎士道精神に貫かれた6世紀のイギリスであった。6世紀の住人として生きることになった主人公ハンク・モーガンは、近代科学の知識を駆使したことからアーサー王の目に止まり、王直属の高官となって、6世紀のイギリス社会で多くの改革や教育に手を染める。そして、騎士道社会の習慣にならい、みずからも諸国遍歴の旅へ出て、数々の冒険を体験していく。……最後は虐殺を伴う大戦争という方向を取り、コネチカット・ヤンキーは、魔術師によって13世紀間も続く深い眠りに陥ってしまうという巧みな文学手法によって、ふたたび19世紀に出現する。そしてベッドのなかで狂おしいうわ言を口走って息絶える……。

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  • アーティストシンキング――世界16カ国で結果を出し続ける「クリエイティブ」論
    -
    【内容紹介】 ○世界16カ国でチェロ演奏者として活躍 ○オーストラリアの元エリート弁護士から転じる ○マサチューセッツ工科大学プレスに「遺伝子音楽」に関する論文が掲載 ○チャイコフスキー国立モスクワ音楽院招聘研究員 ○アーティストシンキング=クリエイティビティ×交渉力×行動力(突破力) ○日本語検定1級を取得、日本ウォチャー歴25年 アーティストとして40年のキャリアを誇るオーストラリア出身の日本人クオーター(被爆3世)が伝える「世界標準のアート」 アーティストと呼ばれる人はどんな人でしょうか。 何か特別な才能があるので、活躍しているのではないかと想像するかもしれません。 でもそれは、稀なケースです。 大半のアーティストは、天賦の才の有無よりも、普段から感性を研ぎ澄ましていい活動をするために日々努力を積み重ねている人たちです。 この本では、アーティストは一体何を考えて生活しているのか、どうすればアーティスト的な視点で物事を捉えて新しいチャレンジを行うことができるかなどについて、私自身がこれまでアーティストとして活動をしてきた経緯を踏まえてご説明いたします。 現在、日本は失われた三〇年と言われるほど、政治も経済もずっと停滞した状態が続いています。 でも、こんな高いポテンシャルを持つ国が元気を失っているのはもったいない。 特にZ世代と呼ばれる若い人たちが、この本を通して、アーティストの考え方の本質を理解してくれることで、新しい価値とエネルギーが生まれるのではないかと期待しています。 また最近はSDGs(持続可能な開発目標)という言葉を目にしない日はないほどで、私たちはこれまでの大量消費型社会からの転換を求められています。そのためには、物質的な豊かさから精神的な豊かさへのシフトチェンジが必要です。 私は、アーティストが社会的な評価を高めてどんどん活躍していくことで、社会が変わり、人々に癒やしやエネルギーを与えるアートや音楽などのソフト産業が重要な位置を占めるのではないかと考えています。 社会をシフトさせるために必要なのが、本書でお話しするアーティストシンキングなのです。 (本文の「はじめに」より要約抜粋) 【著者紹介】 ●ベンジャミン・スケッパー(Benjamin Skepper) 1980年オーストラリアメルボルン市生まれ。 祖母は日本人のクオーター(被爆3世)。 95年公立の名門メルボルン高校に入学。 96年埼玉県立春日部高校を交換留学で訪れる 99年メルボルン大学法学部に入学。 2001年上智大学比較文化学部に留学 04年メルボルン大学法学部と教養学部の学位取得 05年法律事務所ベーカー・マッケンジーに勤務 06年メルボルン大学法科大学院修士課程に入学。 同年ビクトリア州の弁護士資格を取得 07年法律事務所のクリフォードチャンスに入所。 09年クリエイティブ・エンタプライズ Contrapuntal(コントラパントル)を設立 12年ミラノの「アミカ」誌50周年記念号に掲載 14年エルミタージュ財団「マニフェスタ10」に出展 15年タスマニア島のMONA 美術館イベントに出演 16年国立モスクワ音楽院招聘研究員 18年カザフスタンに行き、同国大統領の前で演奏 19年オーストラリア国立博物館で中谷芙二子氏と共演 19年モスクワ音楽院ラフマニノフホールで演奏 20年2月MITプレスに論文が掲載される。 20年から日本に滞在し、渋谷区在住 世界16カ国(イタリア、ロシア、フランス、日本、ロシアなど)でアーティスト活動を展開中。 チェロ奏者、アートディレクター、作曲家。 【目次抜粋】 はじめに 序論 アーティストとして生きるということ 第1章 世界の潮流に乗る文脈を創り出す 第2章 アートから学んだイノベーションの起こし方 第3章 日本人に求められる「限界突破力」 第4章 世界最強になるために自分のルーツを探れ! おわりに
  • アートとしての醫学
    -
    「医療・医術は能動的なアート」という精神で 日々の診療を行う医師によるエッセイ集 古田敦也氏推薦! 「受け継がれるべきもの、切り拓く精神。医学における選択肢がわかりました」 医学とサーフィン、医学と音楽、医学と格闘技など、さまざまな試みで医学がもつ アートとしてのエッセンスを抽出し、紹介。 診療に茶道の心得を取り入れた「一期一会のセッション」、 心肺蘇生のテンポに関する「ディスコにいるアンパンマン」など、全38編収載。

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  • アートにとって価値とは何か
    -
    アートの価値とは何で決まるのか? 日本人のアートは西洋人にとって土人のみやげものなのか? 日本の現代美術界において常に台風の目となってきたミヅマアートギャラリーの闘いのすべて。 海外では草間彌生、村上隆、奈良美智などを筆頭にした日本人アーティストが脚光を浴び、目の飛び出るような価格で作品が売り買いされている。そんな中で常に日本の現代美術界の中心にいて気を吐いていたのが三潴末雄率いるミヅマアートギャラリーだ。彼は、毒と批評精神に溢れた作家を世界に紹介するとともに、「ジパング」展等の展覧会を積極的にキュレーションし、会田誠、山口晃、O JUN、鴻池朋子、天明屋尚、宮永愛子など注目すべき作家を輩出した。彼の四半世紀の過程は、まさに日本人が日本のアートをどうやったら世界に認めさせることができるのかという歴史でもあった。アーティストを評価し、売り出すこと、アート作品を売買することの中で、いったいアートの価値とは何なのか。本書はその闘いの集大成である。
  • アーユルヴェーダ入門
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インド伝統医学アーユルヴェーダで健康に! インドの伝統医学アーユルヴェーダを日本で初めてやさしく解説したベストセラー。 「健康でいつもきれい」と言わせたい! 簡単で今日からできるレシピがいっぱいです。 【主な内容】 体質がわかる心と体の30チェック/アーユルヴェーダ的理想の1dayライフ chapter1:アーユルヴェーダとは/現存する世界最古の伝統医学として、生き方の知恵を教えてくれる生命科学、ほか chapter2:あなたの体質をチェック/ヴァータ体質の心身の特徴、ピッタ体質の心身の特徴、カパ体質の心身の特徴、複合体質について、ほか chapter3:アーユルヴェーダの生活テクニック/体質に合った生活処方箋で1日を過ごす、脈診、ヨーガの呼吸法、ヨーガの瞑想法、ほか chapter4:アーユルヴェーダの食生活/アーユルヴェーダの「医食同源」、食物の6味と6性質を知る、心の状態も食物で変わる、ほか chapter5:アーユルヴェーダのセルフケア/自分を知って自分を癒すセルフケア、症状別セルフケア(風邪、咳・痰、花粉症、夏バテ、など)、ほか chapter6:アーユルヴェーダの浄化療法/日本で受けられるアーユルヴェーダ治療、ほか インフォメーション:アーユルヴェーダ・スクール、ヨーガ・スクール、アーユルヴェーダ・グッズ購入先、研究機関、インデックス 【コラム】インドの知恵 ■著者紹介 ◎上馬塲 和夫(ウエババ カズオ) 医師・医学博士。広島大学医学部卒業。 虎ノ門病院内科、北里研究所、富山県国際伝統医学センター、富山大学和漢医薬学総合研究所未病解析応用研究部門客員教授、帝京平成大学ヒューマンケア学部&東洋医学研究所教授を経て、ハリウッド大学院大学教授、浦田クリニック統合医療研究所所長。 内閣府認証NPO 法人日本アーユルヴェーダ協会理事長、日本アーユルヴェーダ学会理事。1994 年アーユルヴェーダの脈診の研究に対して、グジャラート・アーユルヴェーダ大学から、ゴールドメダルを授与された。合気道二段、ヨーガ&瞑想歴31 年。 ◎西川 眞知子(ニシカワ マチコ) ヨーガ・マスター。神奈川県生まれ。24代「ミス横浜」。幼少時より精神世界に興味を示し、大学時代にインド、アメリカでヨーガ修行。 アメリカのサッチダーナンダ・アシュラムにてインテグラル・ヨーガのインストラクターを認定される。アーユルヴェーダ理論を取り入れたヨーガを提唱し、セミナーや講演などを通して普及に努めている。 現在、西川眞知子ライフデザイン研究所(ゼロサイト)代表。日本アーユルヴェーダ学会評議員。
  • アーレント 最後の言葉
    4.0
    1975年12月4日にニューヨークの自宅で急逝したハンナ・アーレント。その机の上に置かれたタイプライターには数行が印字された1枚の紙が残されていた。ライフワークとなる三部作『精神の生活』の掉尾を飾るはずだった本のタイトルに続いて二つの銘が引用されて途絶えたアーレント最後の言葉は何を意味しているのか? わずかな手がかりを頼りに挑む探索の旅は、アーレントの出自と絡み合いながら、謎の真相に迫っていく。
  • 「いい親」をやめるとラクになる
    4.0
    どうして子どもを叱りすぎてしまうのか。いつも欠点ばかり目についてしまうのか――それは「子育てに自信がない」「不安でつらい」という「育児困難」のせいかもしれません。育児困難に悩む親は4人に1人いるといわれますが、実はそこには「自己肯定感」がかかわっています。1万人以上の親子を見てきた児童精神科医が教える、親子の自己肯定感を高めて子育てをラクにするヒント。
  • いい女は「変身させてくれる男」とつきあう。(きずな出版) 女を磨く56の覚悟
    3.5
    「いい女」とはいったいどんな人のことなのか。どうすれば「いい女」になれるのか。「いい女」の行動、考え方、生き様とは? 【いい女になるためのエッセンスを少しだけ紹介】必死よりも、本気になろう。経済的精神的家事的に、自立しよう。ネットモテを勘違いしない。「美人に見える」を目指そう。相手が、モテることを喜ぼう。メイクより、表情を出そう。長所も短所も、可愛がろう。モノより、ヒトを見よう。 どうせなら、「いい女」風とは一線を画す、本当のいい女を目指しましょう。どんどん成長し、新たな魅力を見せ続けてくれる女性からは、目が離せないものです。変身することを楽しみ、女を磨き続けてください。
  • いい覚悟で生きる がん哲学外来から広がる言葉の処方箋
    4.5
    1巻1,232円 (税込)
    「がん哲学外来」提唱者が贈る言葉の処方箋。  がんになっても、人生は続く。がんになってから、輝く人生だってある。  がんと告知されてから患者さんが心に抱えることは、「病気、治療、死に対する不安が3分の1で、あとは人間関係の悩みが実はいちばん多い。家族、職場、医師……それまでなんとも思わなかった周囲の言動に反応して心が傷つくのです」と、「がん哲学外来」の提唱者で発がん病理学者の著者・樋野興夫先生は言います。 「がん哲学外来」とは、多忙な医療現場と患者さんの「すきま」を埋めるべく予約制・無料で開設された、今もっとも注目を集める「対話の場」です。約60分、著者はがん患者やその家族とお茶を飲みながら、不安や精神的苦痛を直に聞いて解消できる道を一緒に探します。そして、どんな境遇にあっても「人はいかにして生きるか」という人生の基軸となるような「言葉の処方箋」を贈っています。その数は延べ約3000人にも及びます。  本書は、がん哲学外来の「言葉の処方箋」を初めてまとめた待望の一冊。著者自身が影響を受けた新渡戸稲造や内村鑑三、病理学の師である吉田富三ら偉人たちの語り継がれる金言から、哲学的なのにユーモアあふれる一言まで、読めばくじけそうな心が元気になる、人生に「いい覚悟」を持って生きるための言葉にあふれています。
  • 「いい加減」なのに毎日トクしている人「いい人」なのに毎日ソンしている人
    4.0
    世の中には、生きるのが上手な人と下手な人がいる。一生懸命に努力しても報われない人もいれば、肩の力を抜いて優雅に生きている人もいる。その違いは、どうして生じるか?コツコツと努力することは重要だが、正面突破ではどうしても壁を突破できないときもある。にもかかわらず、真面目な「いい人」はいつも全力投球。これでは精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまう。一方、生きるのが上手な人というのは、要領よく手を抜くコツを知っており、いい意味で「いい加減」。毎日明るく楽しく生きているので、周りにも人がどんどん集まってくる。本書では、このように生き方上手な人と下手な人をさまざまな観点で対比させながら、毎日をより楽しく、安らかに生きていくためのヒントを提供する。

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  • 「いい加減」なのに毎日トクしている人 「いい人」なのに毎日ソンしている人
    -
    世の中には、生き方上手な人と生き方下手な人とがいる。生き方上手な人は、いい加減で、大ざっぱ、融通無碍。いつも余裕があり、トクをする。一方、生き方下手な人は、真面目で、正直、常識人。いつも全力投球で、肉体的にも精神的にもくたびれ、ソンしてしまう。あなたが生き方下手な人なら、少しずつ手を抜いて、もっと「いい加減」に生きてみるよう心がけたらどうだろうか。そうすれば、あなたの生き方は少し変わり、新しい人生が開けてくるはずだ、と著者は言う。「勤勉で優秀な人ほどスキ間をつくる」「80%できたら先に進む」「目標は大まかに立てる」「手に余る問題の前では開き直る」「発想を変えるクセをつける」「ささいなことを愉しむ」……。本書では、人生がうまくいく生き方上手な人の秘密を紹介。愉しく密度の濃い人生を送るためのヒントになる本。
  • 良い加減に生きる 歌いながら考える深層心理
    3.7
    『あの素晴しい愛をもう一度』『風』『戦争を知らない子供たち』……名曲が語る、日本人の生き方とは?『あの素晴しい愛をもう一度』が描く、「二人だけ」の濃厚な関係の終焉。『戦争を知らない子供たち』を生んだ、終戦直後の京都駅前という原風景。『帰って来たヨッパライ』に描かれた、人生の台本。『コブのない駱駝』という人間の二面性。『風』〈ただ風が吹いているだけ〉のはかなさ……いい加減に生きることを許されない現代、一度だけの人生を自分らしく創ってゆくためには、どうすればよいのか?作詞家でもあり、精神科医でもある、きたやまおさむ氏と、精神分析の世界の重鎮である前田重治氏が、精神分析というガイドを手に、人生物語を紡ぎ出す、遊びと創造に満ちた交流の旅。
  • いい国つくろう、ニッポン!
    5.0
    ホンネの政治が、日本を変える。 靖国参拝、自虐史観、イスラム国、沖縄米軍基地―― 日本と世界で起きている問題を「宗教」と「政治」から考えた。
  • 井伊家の教え 彦根藩・末裔の娘が語る赤備えの精神
    3.5
    1巻1,300円 (税込)
    大河ドラマの主人公・直虎。「井伊の赤鬼」と恐れられた直政。ひこにゃんに救われた殿様・直孝、そして「桜田門外の変」で暗殺された直弼。井伊家17代の長女に生まれた裕子氏が初めて書き下ろす「わが家に伝わっていること」。
  • いい言葉が、心を掃除する
    5.0
    迷ったり、つまずいたり、自信を失ったり…、そんな困った経験はどんな時代でも、誰にでもあるものです。特に今のような不安な時代ならなおさらです。私達の祖先は大きな苦しみや災難にあっても、しなやかに、したたかに立ち直ってきました。その強さの根源には仏教の教えである「諸行無常」の精神が根付いていたにちがいありません。本書は仏教研究の第一人者としておなじみのひろさちやさんを監修者として迎え、日本の仏教の宗派の祖師や名僧が説いた教えを集めました。その教え=言葉を、現代を生きる私たちの辛い心境を穏やかにできるようやさしく解説しました。仏教のいい言葉は、私たちの悩みや不安で曇った心をさわやかに掃除してくれます。あなたの座右に置いておきたい1冊です。名僧のひと言で、人生が好転します。

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  • 「いいこと」を引き寄せる法則
    4.0
    「幸運」には、宝くじに当たることのような、自分の意志ではどうにもならないこともあります。 けれども人生には、自分で引き寄せられる「幸運」、すなわち「いいこと」がたくさん潜んでいます。 考え方や視野、行動を変えると、自分が出合っている「幸運」に気づくことがあります。 自分は運がいい人間だと思えると、自分の人生に好循環をつくれるようになれます。 なぜなら、自分は運がいい人間だと思えると、希望がわき、自信がもて、より積極的になれる。 自分を肯定できる人生観を持てるからです。いろいろなことにチャレンジするようにもなる。 自分の運に気づくこと、運を引き寄せること、そしてそれをさらに循環、発展させること。 日々の生活の中で、どのように考え、どのように行動すれば、自分は運がいいと思えるのか、自分の運に気づくのか。 それによって、自分の人生をよりよくできるのか。 精神科医・和田秀樹先生が自身の体験をふまえ、人間心理に即して、本書でその考え方を実用的に解説しています。 人生に「いいこと」は引き寄せられます。 ●生きているかぎり「いいこと」はあなたを待っている ●運は自分を信じる人でなければキャッチできない ●不運と直面しても「いいこと」に変えることはできる ●「いいこと」を遠ざける2つの考え方 ●目標を持たなければ「いいこと」はつかめない ●「運」の強い人は新しい出会いをためらわない ●一歩前に出る勇気が「いいこと」を呼ぶ ●とにかく動こう、失敗の中にチャンスがある ●運の強い人は人の話によく耳を傾ける ●「不安」の正体をはっきりさせよう ●とりあえず60点でいい不安は消えなくても、動けばそれなりの結果は出る ●人の手を借りる・人に手を貸す! ●悪口・陰口を言う人は運に見放される ●運の悪い人は後悔ばかりしている ●他人の長所を認める、他人の長所とつきあう (他) ◎本書は小社より出版された『「運が強くなる」たったこれだけの考え方』を改題し、再編集した新版です。(※本書は2018/1/18に発売し、2021/2/1に電子化をいたしました)
  • 言いたいことを言ったのに、うまくいった 心を守りながら人と接する心理学
    4.0
    「私も自分の考えをはっきり表現したいんです。いつも相手に合わせてばかりの自分が本当に嫌なんです」多くの人が自己主張することを苦手だと思っています。拒否されるのがとても怖いからです。(自分の考えをはっきり言ってもいいんだろうか。生意気だと思われたらどうしよう?)(自分から先に心を開いてもいいのかな。無視されたりしないかな?)人前では謙虚にふるまうことが美徳とされてきましたが、自信を持って堂々と自分の意見を言いたいという欲求は誰にでもあります。本書では、正直に自分の気持ちを伝えても、相手がちゃんとわかってくれる‘秘密の方法’を伝授します。韓国の精神科医の女性が書いた本書は、韓国で50万部突破のベストセラーとなり、有名K-POPアイドルや大手企業の経営者も絶賛している一冊です。 ●なぜいつも言いなりにばかりなってしまうのか ●初めての場所でどうしていいかわからず、苦しかったら ●小さな決定も自分の思いどおりにできないとき ●傷ついた人は多いのに、傷つけた人はいない理由 ●自由な自分で生きるための、他人に合わせない人間関係処方箋 何も怖れることはありません。もうあなたらしく生きても大丈夫なのです。
  • 飯野文彦劇場 どんクリ
    -
    深夜の子供部屋に響いた壮絶な悲鳴。「傷口は接合しましたから。出血していますが、二、三日もすれば元気になるでしょう。しかし…事情が事情だけに、警察に連絡しなければなりません」「おっしゃってください。花恵は何をされたんですか!?」。ようやく授かった娘を襲った凶事が、母の精神を責め苛む。誰が何のためにこんな酷いことを? 護らなければ、この愛しい我が娘だけは。襲い来る悪意に敢然と立ち向かう母。その先に、血みどろな修羅の地平が広がる!
  • 飯野文彦劇場 張り型とさすらう
    -
    小説が書けない。3年近く肉体の交渉を持っていなかった妻は、パート先の上司と浮気をしていた。そして、唯一の理解者である母が、死んだ。私の精神は、許容量を超えてしまった。ただ逃げ出したかった、すべてを捨てて逃げ出したかった――。自我の崩壊寸前まで追い込まれた男は、浴びるような酒と共に、あてもない逃避行へ。いつしか辿り着いた温泉宿のストリップ小屋で、私の目の前に股を開いた年増女の自慰ショーには、驚くべき秘密があった!
  • 飯野文彦劇場 揉みほぐされる脳
    -
    雨の蒸し暑いある日、売れない作家・井之妖彦は、自分の脳が誰かによって揉みほぐされていることに気づく。だから、すぐに感情的になり、ねちねちと細かいことにこだわり、優れた才能を見いだされず不遇のまま過ごしているのだ。すべてそれで納得がゆく。誰だ、誰が私の脳を!? 男の精神が壊れていく過程を、つぶさに、執拗に描ききった奇作。
  • 「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本―仕事・人間関係のクヨクヨを晴らす考え方
    4.0
    「うつとグズの応援団」を長年、自認してきた著者のアドバイス集大成。 考えすぎてしまう人、行動力が乏しい人、要領の悪い人、損な性格だと感じている人、人間関係が苦手な人……「いい人だけどグズ」は悪いことばかりではないが直せるし、自分を見つめることで前向きにもなれる。 共感と元気をもたらすモタさん本の登場。 「世のため、人のため、なにより自分のためにもっとがんばろう」と思いながらも、 「自分としてはがんばっているつもりなのに、どうもうまくいかない」 「がんばりたいのに、がんばれない」 という人々が前向きになれると同時に、周囲の人も生き生きできるような珠玉の応援メッセージが満載! 【著者情報】 斎藤茂太(さいとう・しげた) 1916年、東京生まれ。医学博士。精神神経科・斎藤病院名誉院長。 現代人の心のケアにつとめるかたわら、日本旅行作家協会会長、 日本ペンクラブ名誉会員、アルコール健康医学協会会長など 要職を兼務。 執筆、講演活動など多方面で活躍中。 温かく人間味あふれる人柄にファンは多い。 『いい言葉は、いい人生をつくる』 『グズをなおせば人生はうまくいく』 『会社・仕事・人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』 など著書多数。 歌人・斎藤茂吉の長男、作家・北杜夫は実弟。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 【目次】 まえがき 第1章 考えすぎてしまう人へ…自分をほめる習慣をつけよう 第2章 行動力がない人へ…根拠がない自信を持ってみよう 第3章 要領の悪い人へ…自分の足元を見直してみよう 第4章 損な性格だと感じている人へ…損して得をとろう 第5章 人間関係が苦手な人へ…感謝の気持ちを口に出そう
  • いい人で、ついつい「損をしちゃう」アナタへ
    -
    何気なくしゃべっている言葉や振る舞いで、あなたは「損」をしていませんか? そんなあなたに“損をしない心理術” 心理学を知っているか、知らないか。 それだけで、仕事や恋愛は、確実に変わってくるのです。 「大事な商談やデートを成功させる方法」「初対面の相手と最短距離で親しくなる方法」「コンプレックスを強みに変える方法」「ステキな人との出会いを増やす方法」など、知っていると差が出る処世術を伝授します! 【著者プロフィール】 ゆうきゆう 精神科医・心理研究家。横浜の高校を卒業し、東京大学医学部に入学。卒業後、精神科医となる。精神医学・臨床心理学を応用した心理テクニックを中心としてサイト・メルマガを展開。メルマガの総読者数は、世界中に16万人。サイトアクセスは4000万ヒットを超える。対人心理学に関する古今東西の文献を読み、特に初対面で最大の印象を与えるためのスキルについて研究を重ねている。 趣味は動物園めぐり。色が違うというだけでお客の数がまったく違うクマとパンダを見るたびに、クマに同情している。しかしそのクマからも時に土を投げられる。 食物連鎖では最下層の自分をあらためて感じている。心理学を応用し、世界を愛と希望と情熱とゆうきゆうにあふれさせることが夢。
  • 「いい人」でも人生に失敗しない方法
    4.0
    「いつも損ばかりしている」と感じている人の大半は、「いい人」である。「いい人」だから、周囲に気を遣い、他人に対して強く主張できず、言いたいことも言えずに、損な役回りをさせられる。会社ではいいように使われていながら、いざとなれば放り出されたりする。他人の借金を背負わされることがある。恋愛関係でも、恋人未満で終わったり、遊ばれて捨てられる……。そのような“「いい人」状態”から脱する方法が本書には満載されているが、著者は「いい人」に対して、「『悪い人』になれ」と言っているわけではない。精神科医である著者は、「いい人」が心を病むケースが多いことを熟知していながらも、自身が「いい人」であることを認めており、だからこそ「いい人」を簡単にやめられない人の気持ちがわかるのだという。本書はいわば、読者と自身への応援歌である。「損ばかりする生き方は、もうやめたい」――。そんなあなたに贈るメンタルヘルス読本。

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  • 「いい人」は成功者になれない! 男の値打ちは、仕事と女と金で決まる
    3.8
    「いい人」をやめれば、男の仕事、人生は一変する!◎「ノー」が言えない男は半人前である◎男なら、「やられたら必ずやり返せ」◎「清濁併せのむ」器量を身につけよ◎「潔しとしない」精神も必要◎「理不尽なこと」には、もっと怒れ◎自分に「嘘」をついている男は弱い◎「バカがいる空間」に近づかない◎8勝7敗――男は最後に勝てばよい◎人望のない男の“致命的欠陥”とは?仕事、女、金――成功する男はここが違う!誰にだって成功するチャンスはある。そのチャンスをつかむために男が絶対やるべきこと。

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  • イェール大学流投資戦略 低リスク・高リターンを目指すポートフォリオの構築
    -
    イエール大学寄贈基金のCIOが明かす 成功する投資プログラム構築に不可欠のロードマップ 過去30年間で年率12.4%!パッシブ運用と逆張り戦略が成功への近道 名著と名高い本書の初版(2000年)が出版されてからの数年で、世界の投資の景色は劇的に変化した。しかし、スウェンセンの投資戦略がイェール大学寄贈基金にもたらす成果は、変わることなく目を見張るものがある。来る年も来る年もイェールのポートフォリオは、市場に大きく勝ち続け、スウェンセン在職中の23年で、寄贈基金の資産を 200億ドル以上も増やし、イェールの財政に多大な貢献をした。これは米国の大学史上でずば抜けた功績である。(2020年6月時点で312億ドルを運用) スウェンセンは、この全面改訂・拡大版で、イェール大学寄贈基金を支える「投資プロセス」について詳述している。寄贈基金における「資産配分」から「アクティブなファンドマネジメント」 までの分野のさまざまなトピックに光を当てつつ、ファンドマネジメントに関する明快で鋭い洞察を提供。リスクの対処法、外部運用機関の選び方、市場で起こるあらゆる問題の切り抜け方などに取り組むため、実例を用いているが、その多くは自身の経験に基づくものである。また、意識して単刀直入なアドバイスを心がけている――――「伝統的な投資は多くの場合、高く買い、安く売ることにつながる」「信頼は、線香花火的なはかない成功よりもはるかに重要である」等々だ。専門知識、不屈の精神、長期的なものの見方は、秘密の仕掛けやトレンドフォローが利かないような場合でも、有益な成果を生むのである。 ファンドマネジャーをはじめ、市場について学ぶすべての人が活用できる、投資ポートフォリオを積極的に運用するための頼れる一冊。 ※本書は『勝者のポートフォリオ運用』(2003年、金融財政事情研究会)の全面改訂・拡大版です。
  • イエス・キリストに聞く「同性婚問題」 性と愛を巡って
    5.0
    オバマ大統領は賛同した。ローマ法王は明言を避けた―――。 ならばイエス・キリストは、同性婚・同性愛をどう考えるのか!? 天上界から衝撃のメッセージ! 「同性婚問題」の霊的背景 キリスト教世界に潜む「問題の本質」 同性愛者の苦しみへの「救いの言葉」 「制度的矛盾」が生み出す悪影響
  • “YES”新・受け入れの法則
    -
    【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】本当の愛はどこに? 探さなくても、あなたの中にあります。すべてがうまくいくようになる「受け入れの法則」を知って、自分自身に「YES」と言おう。精神世界の分野で活躍する世代の違う2組が、「受け入れる」こと、「愛」「平和」をテーマに書き下ろした、本当に幸せに生きるための法則。 ●善い変化はあなたのYESから始まる ●2019年は大いなる分岐点 ●本当の愛を見つけよう ●受け入れの法則13のポイント ●自分の価値は自分が決める ●「魂の願い」は必ず叶う ●「社会からの目覚め」とは? ●自己肯定感を高める方法 ●ワクワクには3つある! 世界を変えるのは若いあなたなのです。生まれる前にして来た魂の約束に心の底から“YES”と言いましょう。あとは自分が本当にしたいことをしながら、にこやかにきらめいて前進しましょう。山川紘矢「はじめに」より抜粋
  • 家出のすすめ
    4.0
    「書を捨てよ、町へ出よう」――若者の未来の自由は、親を切り捨て、古い家族関係を崩すことから始まる――。愛情過多の父母、精神的に乳離れできない子どもにとって、ほんとうに必要なことは何なのか? 「家出のすすめ」「悪徳のすすめ」「反俗のすすめ」「自立のすすめ」と4章にわたって、現代の矛盾を鋭く告発する寺山修司の青春論。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 家ではしたくない
    4.0
    「とにかく愛とは、やり続けることである」“精神の神様、肉体の悪魔”と自他ともに認める著者がたどり着き、そしてまた、これからおもむこうとしている場所は……。恋のせつなさと愛の哀しみを、浪花オンナのボケとツッコミで明るく軽く笑いとばす好評快感系エッセイ第2弾。現実と幻想の落差に悩む男と女の愛のバイブル。

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  • 家守綺譚(新潮文庫)
    4.1
    庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。――綿貫征四郎の随筆「烏蘞苺記(やぶがらしのき)」を巻末に収録。
  • 家康さまの薬師
    4.0
    幼いころに徳川家康の家臣・服部半蔵に命を救われた瑠璃。 その時、半蔵が見せた薬草の使い方に興味を持ち、 保護された村で出会った師匠から本草学の書籍をもらい受け、薬師になる夢を膨らませる。 その後、家康の祖母に小間使いとして仕え、本草学の知識を生かして体に良い茶を煎じる日々を過ごす。 半蔵もそんな瑠璃を気にかけ、何度も様子を見に来ていた。 一方、今川家での人質として暮らしに鬱屈していた松平元康(徳川家康)。 今川義元の姪(瀬名・築山御前)との望まぬ婚姻が決まり、その報告に祖母の家を訪れる。 そこで、出会ったのが小生意気な少女・瑠璃だった。 その後、時代は流れ、桶狭間の戦いを経て戦国大名へと昇り詰めていく家康。 しかし、決して安穏な日々ではない。武田信玄による三河侵攻、織田信長からの圧力・・。 そして重要性を増す瑠璃の師匠がもつ各大名の病状と処方箋を記した覚書の存在。 心労の絶えない家康の傍らで瑠璃は茶をそして薬を煎じて支える。 戦国乱世において、家康の体調や精神を支え、共に歩んだ女性の物語。
  • イェーナ精神哲学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 35歳の若きヘーゲルの講義草稿のうちもっとも重要な精神哲学の翻訳である。理性の狡智や人倫態の思想がちりばめられ、人間の自己意識や社会認識の発展、国家権力の在り方や学問の方法論などが自由な時代精神を背景に展開される。
  • 硫黄島 栗林忠道中将の霊言 日本人への伝言
    5.0
    戦後70年、日本人しての誇りを取り戻すために。 安保法制案を巡り、国会で与野党の激しい攻防が繰り広げられている、いま――アメリカがもっとも怖れ、もっとも尊敬した 日本陸軍の名将が語る先の大戦の意義、そして、この国の未来を守るための国防戦略。 米軍の本土上陸を断念させた「硫黄島の戦い」の真実 欧米の長きに渡る植民地支配からアジア諸国を解放した日本の功績 日米同盟強化と集団的自衛権の必要性 軍事的にみた中国の弱点と習近平の未来 ■■ 栗林忠道の人物紹介 ■■ 1891~1945年。陸軍軍人。最終階級は陸軍大将。陸軍士官学校卒、陸軍大学校卒。アメリカの駐在武官を経験した知米派であり、硫黄島の戦いにおける日本軍守備隊の最高指揮官を務めた。アメリカ側の厭戦気運を高めるため、徹底的な長期抵抗戦で兵力を削ることを企図。全島に地下坑道を建設してゲリラ戦を行い、日本軍を上回る2万8千人以上の死傷を与え、アメリカ世論を揺さぶった。
  • [異界見聞録1]なぜ「ベジタリアン?」世界史人の謎 ――マイケル、レノン、ダ・ヴィンチ、トルストイ、ガンジー…!
    -
    世界に大きな影響を及ぼした歴史上の偉人は、どんなものを食べていたのか? その食事内容を調査研究したレアな労作。菜食を実行している人たちのなかには偉大な仕事を成した人が多く、多分に精神的傾向を持つ。マイケル・ジャクソン、ジョン・レノンもベジタリアンだった。ピタゴラス、プラトン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ヘシオドス、シェイクスピア、ニュートン、ダーウィン、ヴォルテール、ミルトン、ルソー。さらにソロー、エマーソン、オルコット、ブラバツキー夫人、アニー・ペザント、バーナード・ショー、ベンジャミン・フランクリン、トマス・モア、ガンジー、トルストイ、クリシュナムルティなどについて、菜食に焦点を当て、その真相を解明。意外にも菜食者であったヒトラーの食事メニュー、さらに魔界の入り口に入りかけていたヒトラーを正そうと説得した覚者(偉大なる聖者)がいたという知られざる事実も明らかに。その覚者とは何者か? 「食」のテーマで精神世界、神智学にまで迫ったユニークで奥が深い一冊。
  • 異界探訪
    4.0
    日本を代表する比較宗教学者 町田宗鳳氏が、異界という日本人特有の精神風土や自然と交流することで得る癒し、及び、心を育む効用について、宗教学、比較文明論、生命倫理学をもとに解き明かす。 パワースポットの最深部には、異界への扉があり、自然の奥深くには日常とかけ離れた異界がある。 縄文以来、日本列島の住人は自然の霊力を崇め、自然に育まれて生きてきた。異界の扉から、非日常的な日本人古来の精神世界を探訪し、現代をより良く生きる力を探る。 霊山、巨石、森、滝、洞窟、古墳、全国の異界への扉をめぐり、霊界と交流、世界でも類を見ない日本人のユニークな宗教観の本質を追究。 第一章 山の記憶 第二章 岩の記憶 第三章 洞窟の記憶 第四章 水の記憶 第五章 火の記憶 第六章 神社の記憶 第七章 古寺の記憶 第八章 前世の記憶 第九章 異界から来た男
  • 異界と日本人
    3.3
    古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、さまざまな異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 生かされる命をみつめて<自分を愛する>編 五木寛之講演集
    3.0
    『生かされる命をみつめて』<自分を愛する>編で著者は、絶望も希望も、主に人間のマインド面を語っている。絶望状態のなかでもユーモア感覚を忘れない。老いもがんも許容する。自分にも他人にも寛容の精神を。「頑張れ」と言わずに、人にじっと寄り添う。ボランティアは自分が救われること。一日ひとつ、歓びの出来事をノートに書いてみた。立派に亡くなった人へは、涙でなく拍手を送る。人生には軌跡でなく存在の方を優先しよう。誰もが知る「青い鳥」には謎の結末があった。物語を創る人間になりたいと思った少年時代など、著者が50年近くかけて語った講演は、あなたに何をもたらすか。
  • 「怒り」を活かす人、「怒り」に振り回される人
    3.0
    昨今、TVのワイドショーなどで、著名人の怒り方が話題になりました。 大人げない怒り方をする人・余計なことを言って反感を買う人等々、怒りの出し方が下手な人が急増中なのです。 「なぜ人は怒るのか……」 「そもそも怒りとは何なのか……」 「怒りの賢い活かし方とは……」 「怒りはどのように出せば健康的なのか……」 「湧き上がった怒りをそのままぶつけずに、うまく逃がすにはどうしたらいいのか……」 自分が怒りに振り回される人にならないために、 また、怒り下手な人が身の回りにきたときに、うまく回避するために、 精神科医の著者が「怒り」を解剖します。 仕事・家族・社会に対して、 「カチン」とくる前に 「怒りの正体」を知れば、「いい怒り方」がわかる! (※本書は2017/9/8に株式会社 海竜社より発売された書籍を電子化したものです)
  • 医学生のための医学史(まとめ問題付き) 流れがわかる&大事なとこだけ
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    1巻1,018円 (税込)
    おさえるべきポイントはココ!医学史の重要点を多くの写真や図とともに解説。「難しい」が「楽しい」になる 長い医学の歴史、その中の“重要なポイントだけ”をまとめた本書は、180点以上の図版を掲載し、その解説を読むだけでも全体の流れをつかめるという便利さ。巻末のオリジナル問題を解けば、絶対におさえるべき知識の再確認もできる。さらに深く学びたい人のためにコラムもたっぷりと掲載。「興味はあるけど手が出せなかった」というもったいない人にも、「医学史って面白いの?」と疑っている人にもオススメの1冊。医学の歴史を知れば、人間の歴史が分かる。人間の歴史が分かれば、人間を理解できる。まさに“医学生のための”医学史。 【目次】 序文 医学史年表 A.古代・中世 1.先史時代 2.医神の時代 3.ヒポクラテス 4.ローマの医学—ガレノスの登場 5.アラビア医学 6.インドの医学『アーユルヴェーダ』 7.中国の医学 8.中世ヨーロッパの医学 B.近代 1.解剖学の復興 2.血液循環の発見 3.外科学の発展 4.科学的医学の胎動 C.19世紀 1.病理学と診断学の発達 2.細菌学と消毒法 3.麻酔の発明 4.薬物学の発達 D.20世紀 1.抗生物質の発見 2.画像診断の発展 3.DNAの発見 E.日本医学史 1.古代・中世の医学 2.西洋医学の伝来 3.江戸時代の医学 4.開国と明治維新 5.日本人医学者の活躍 F.トピックス 1.ワクチンと免疫学の歴史 2.神経学・脳外科学の歴史 3.精神医学の歴史 4.病院と看護の歴史 5.医用機器の歴史 まとめ問題 +α リスト ノーベル生理学・医学賞リスト 図版出典一覧 著者プロフィール 【著者】 百島祐貴 慶應義塾大学医学部卒業。同医学部放射線診断科専任講師を経て、慶應義塾大学病院予防医療センター副センター長。専門は神経放射線診断科学、MRI診断学だが、医学史、科学技術史にも深い関心がある。医学博士。主な著書に「画像診断コンパクトナビ」(医学教育出版社, 2015)、「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見」(平凡社,2008)、翻訳書に「アトミックアクシデント」(医学教育出版社,2017)、「一目でわかるMRI超ベーシック」(メディカル・サイエンス・インターナショナル,2017)がある。
  • 医学の近代史 苦闘の道のりをたどる
    3.0
    1巻1,309円 (税込)
    医師たちの知られざる試行錯誤の歴史 すぐに診断や治療ができる高度な医療は今や当然のものと思われているが、その背景には、ルネッサンス以降の医師たちの厖大な試行錯誤が積み重ねられていた。ヒルに血を吸わせる療法、麻酔発明者たちの自死や狂死、精神に異常をきたして犠牲者を出し続けた外科医など、エピソード満載の新鮮な医学史。 [内 容] 序章 近代医学の基礎の確立 第一章 臨床医学の発展―一八世紀から一九世紀 第二章 基礎医学の興隆―一九世紀後半 第三章 外科の大発展―一九世紀から二〇世紀 第四章 移植される臓器とつくられる臓器 第五章 二大死因克服への挑戦 第六章 生体を調節する仕組みの解明―二〇世紀の医学の発展 第七章 感染症との闘いと免疫学の進歩 第八章 神経疾患と精神疾患 第九章 日本の医学の発展 終章 医学・医療の進歩と現代の課題
  • 医学部受験 英単熟語・英英単語・医療条文の英単語
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    この書籍は、大学医学部受験の合格に必要となる頻出の英単語・英熟語、英英単語、医療条文の英単語を学習しやすいように編集したものです。 英英単語とは英単語の意味を英語で説明したもので、英英辞典に近いものになっています。英英単語は英単語を英語のみで理解することになり、英単語の本来のニュアンスを理解することの助けになります。 医療条文の英単語とは、医療関連(医師法、歯科医師法、薬剤師法、臨床検査技師等に関する法律、理学療法士及び作業療法士法、言語聴覚士法、社会福祉士及び介護福祉士法、精神保健福祉士法、覚せい剤取締法、毒物及び劇物取締法、予防接種法)の条文を利用して英単語を覚えるというコンセプトで作成しており、条文と英単語を同時に学べるものにしております。 電子書籍として、いつでもどこでも読むことを前提にできるだけシンプルな本の構成にしており、繰り返し読むことによって効果的に学習ができます。本書が参考書としてお役に立つことを心よりお祈り申し上げます。
  • いき方 品格あるノーマネー生活のすすめ
    -
    ライブドア、村上ファンドなど、カネに魅入られた人びとの挫折が相次いだ。もともと、昔から、「金と塵は積もるほど汚い」と言われている。それを実演したようなドタバタ劇だった。これらを見ていると、やはり人生の目的は「カネの獲得」ではないことがよくわかる。カネは、かえってその人の人生を縛るものだ。賢明な者は、決して、必要以上のカネに執着すべきではない。著者は言う、「カネに対する欲を抑えてみると、身も心も解放されて軽くなる」と。そこで、本書では、サブタイトルの「品格あるノーマネー生活のすすめ」にも示されているように、カネのかからない精神生活の充実法を、わかりやすく説き明かす。金のにおいのする人間にならないためのヒントが満載された、人生論エッセイである。

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  • 生き方が変わる! 幸せを呼ぶ自愛メソッド 角川フォレスタ
    4.0
    望みどおりの人生を送るには何が必要なのか? 「ホ・オポノポノ」「引き寄せの法則」を学び会得した著者が、自身の経験をもとに開発した「自愛メソッド」を用いて、心豊かになる方法を伝授していく。
  • 生きかた 死にかた 僧侶ドクターの人生カルテ
    -
    浄土真宗本願寺派の僧侶であり、京都大学付属病院小児科で子どもの精神科領域の診察を行う医師である筆者が、精神科医としての雑感、僧侶になるまでの出会い、仏教カウンセリングやビハーラ活動などの活動事例を通して、問題の多い現代社会を生きるヒントと、誰一人逃れることができない死の受けとめについて語る。
  • 生き方上手はよく笑う
    5.0
    「笑い」は万病のモトであるストレスを解消する。また免疫力を高め、身心の治癒システムを活性化させる。楽しいから笑うのではなく、笑顔をつくるから気持ちが楽しくなるのだという報告もある。さらに、明るい笑顔は他人の気持ちまで穏やかに明るくする。笑って楽しく生きるコツを、精神神経科・斎藤病院名誉院長であり、悩める現代人の「心の安らぎコンサルタント」として活躍した筆者が綴る。 ●うれしいと笑みが出るのは本能である ●「笑い」で自然治癒力が強くなる。 ●何歳になろうとも息子の“ニンジン”でいたい ●「笑い」は老化を防ぎ、ボケを遠ざける ●「笑い」は好奇心を刺激し、生きるのが楽しくなる ●「面白い」と思って見る世の中が、面白いのである ●大切なのは相手とともに笑うことができること ●お金やストレスとは、ほどよくつき合う ●ただ長生きより、日々の楽しさを目標にする ●明るく楽しく生きれば笑って大往生できる (※本書は2018/11/26に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
  • 生き方の坐禅堂 ビジネスマンのための71の法則
    -
    これからのビジネス世界で成功を目指すなら、変化や変革に対する理解力と適応力が必要になる。変化を恐れない勇気、可能性を喜ぶ精神を養うべきです。経営者出身の禅僧がやさしく説く社員稼業の勘所。
  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学
    4.0
    喪失の時代、私たちを支える「他者」との邂逅 古今東西の哲学者、宗教家、詩人、作家、そして無名の人々の言葉を引用し、「生きがい」とは何かを論じた神谷美恵子の『生きがいについて』。刊行から50年以上読み継がれるこの一冊は、神谷美恵子の生涯や他の作品に照らすとき、作家自身の精神的自叙伝としての姿を現す。誰かのために、何かのために必要とされることこそが「生きがい」であると考えた神谷は、一度は見失った「生きがい」をいかにしてふたたび見いだしたのか――。東日本大震災という「大きな喪失」を経験し、新型コロナウイルス禍という試練のなかにあって、わたしたちが「生きがい」を回復する方法について考える。
  • 生きがいの創造[実践編] 悩み苦しむ人をどのように導くのか
    4.0
    私たちは、スピリチュアルな現象をどのように理解し、その疑問に答えれば良いのか――。30年前の奇跡的な出来事から自らの能力を発見した著者は、その後の臨死体験を経て、いかなる困難な悩みにもカウンセリングをほどこす「光の学校」を設立した。本書は、悩み苦しむ人々の「魂の救済活動」を続けてきたスピリチュアル・カウンセリングの事例の一端を各界の切実な要望を受けて紹介したものである。未曽有の試練となった東日本大震災における魂の対話をはじめ、「先立った夫からのメッセージ」「運命の赤い糸」「死後の生命」「幽霊の正体」「神様の証明」「病気になる理由」「うつ状態からの脱出」など、生きがいを失った人々に、なぜ困難に出合うのか、生きる意味と価値、自らの使命とは何であるかといった人生の“根源的な問い”に対して分かりやすく答えた渾身の一冊。

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