原子力作品一覧

  • EBPMの組織とプロセス データ時代の科学と政策
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    複雑化する社会課題に対して、政策立案に各分野の高度な専門性が求められている現在、EBPMへの社会的要請はますます高まっている。本書では12の政策分野のエビデンス活用を横断的に比較、その現状と課題を俯瞰的に把握し、そこから得られた示唆をまとめる。 【主要目次】 はじめに 序章 EBPMの課題は何か――SPIからのアプローチ(佐藤、松尾、菊地) I マクロリスク対応 第1章 気候変動――IPCCと科学的アセスメント(杉山昌広:東京大学未来ビジョン研究センター) 第2章 感染症――緊急時における科学と政治の協働(齋藤智也:国立感染症研究所) 第3章 地震防災――地震被害想定の統合的評価に向けて(平田 直:地震研究所) 第4章 原子力安全――安全規制とその科学的議論(山形浩史:長岡技術科学大学) II 生活・環境 第5章 化学物質管理――ガイドライン化の追求(永井孝志:農研機構) 第6章 健康・医療――データヘルス政策を事例としたエビデンス活用(古井祐司、井出博生:東京大学未来ビジョン研究センター) 第7章 人口――政策研究の深化と少子化対策の限界(鎌田健司:国立社会保障・人口問題研究所) 第8章 学校教育――データ分析と実践知の活用 (貞広斎子:千葉大学) III 経済社会基盤 第9章 金融――高度な専門性が支えるFRBの政策(仲田泰祐:東京大学大学院経済学研究科) 第10章 エネルギー――モデル分析とステークホルダーの関与(松尾雄司:立命館アジア太平洋大学) 第11章 インフラ――費用便益分析の有効利用に向けて(河野達仁:東北大学大学院情報科学研究科) 第12章 科学技術・イノベーション(STI)――認識共有と議論を促すエビデンス(佐藤、松尾、菊地) 終章 分野横断的研究からの示唆――多様なエビデンス活用に向けて(佐藤、松尾、菊地)
  • 核兵器
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    1巻2,499円 (税込)
    極小の世界が生み出す、極大の破壊力。人類史上最強の兵器を純粋に物理学の側面から解明する。 圧倒的な破壊力のため、誕生した年に二度使用されただけでその後70年以上実戦で使われていない核兵器。 しかしその間も改良が重ねられ凄まじいレベルにまでその威力を高めていた。 原子核の分裂と融合が、なぜこれほどのエネルギーを生み出すのか。 またそのエネルギーを、一瞬で消費し尽くすための設計とは。 天然の鉱石から「燃料」に加工するまでの、気の遠くなるような濃縮の工程。 核分裂兵器(原爆)から核融合兵器(水爆)へ──そして究極の核兵器W88の誕生。 20世紀初頭に異常発達した物理学の総決算であり人類が元来持っている闘争心と、飽くなき知への欲求が結実した究極の産物──その複雑で精緻なメカニズムを政治的、倫理的な話は抜きに、純粋に物理学の側面から解明していく。 著者自ら作成したグラフやCAD図をはじめ本書でしか見られない図版を多数収録。 数式や表、さまざまなデータを駆使しながら、緻密に、定量的に、その実体に迫っていく。 専門書としての魅力、資料的価値を最大限高めながらもユーモラスな喩えやイラストなどを織り交ぜることで理系ではない読者にも読み進められる「限りなく専門書に近い一般書」を実現。 【目次】 序 第1章 原子核 1.1 その男は、東海村からやって来た 1.2 原子力施設の熔接技術によってつくられた戦車 1.3 原子の構造 1.4 原子核の構造 他 第2章 放射線 2.1 不安定核の粒子の放出 2.2 不安定核のエネルギーの放出 2.3 放射線は何故危険か 2.4 エネルギーの単位 他 第3章 核分裂と核融合 3.1 不安定核の分裂 3.2 核分裂断面積 3.3 マクロ断面積 3.4 核分裂反応に於ける質量欠損 他 第4章 連鎖反応 4.1 温度 4.2 核分裂の連鎖反応 4.3 核分裂の連鎖反応にかかる時間 4.4 原子炉 他 第5章 核燃料 5.1 ウランの採掘 5.2 ウランの精錬 5.3 ウランの転換 5.4 ウランの濃縮 他 第6章 核分裂兵器 6.1 マンハッタン計画 6.2 砲身型核分裂兵器 6.3 爆縮型核分裂兵器 6.4 ソヴィエト連邦に於ける核分裂兵器の開発 他 第7章 核融合兵器 7.1 テラー゠ウラム型熱核兵器 7.2 3F兵器 7.3 特殊な核兵器 7.4 リチウム7の効果 他 巻末図表 跋 カラー図 索引 【著者】 多田将 京都大学理学研究科博士課程修了、理学博士。高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 准教授。著書に『兵器の科学1 弾道弾』『放射線について考えよう』(明幸堂)、『核兵器入門』(星海社新書)、『ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編』(ホビージャパン)、『ソヴィエト超兵器のテクノロジー 戦車・装甲車編』『同・ 戦闘機・防空兵器編』(イカロス出版)、『すごい実験』『すごい宇宙講義』(中公文庫)、『ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>』『ニュートリノ』(イースト・プレス)などがある。
  • Juliaではじめる数値計算入門
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【例題を通してJuliaを学ぼう!】 Juliaは、2018年にver.1.0がリリースされて以降、速さと書きやすさで、特に数値計算分野で注目を集めている言語です。本書ではそれぞれの数値計算問題に対し、さまざまな手法でアプローチしており、例題を通してJuliaを学べる書籍となっています。原理まで解説しており、他の手法とどのように違うのか、またどのようなメリット・デメリットがあるのかも解説しています。 第I部ではJuliaの基礎的な内容を、第II部では具体的な計算方法を例題と一緒に実装していく構成になっています。fortranやPythonから移行してくるユーザーが多いと考えられますが、初学者でも学べるような内容になっています。みんなもJulianになろう! ■こんな方におすすめ ・理工系のJuliaプログラミングを始めたい学生 ・FortranやPythonから移行したい人 ・数値計算プログラミングに興味のある人、更にレベルアップしたい人 ■目次 第I部 基礎編   Chapter1 Juliaをはじめよう   Chapter2 Julia の基本   Chapter3 そのほかの特筆すべき点 第II部 実践編   Chapter0 Julia的数値計算   Chapter1 連立一次方程式   Chapter2 非線形方程式   Chapter3 固有値   Chapter4 数値積分   Chapter5 補間と近似   Chapter6 常微分方程式   Chapter7 偏微分方程式 付録 Jupyter Notebookを利用した環境作りと実行方法 ■著者プロフィール 永井 佑紀(ながい ゆうき):1982年 北海道生まれ。2005年 北海道大学工学部応用物理学科卒業。2010年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。2010年-2019年 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 研究員。2016年-2017年 米国マサチューセッツ工科大学物理学科客員研究員。2018年-2023年 国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。2019年-2024年 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 副主任研究員。現職 東京大学情報基盤センター学際情報科学研究部門 准教授。専門は物性理論、計算物理。近年では機械学習と物理学を組み合わせた研究も行っている。
  • 不合理な原子力の世界 行動科学と技術者倫理の視点で考える安全の新しい形
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    原子力の世界(原子力業界)は、一般の人から縁の遠い謎めいた世界。福島原発事故が起きるまで、日本の原子力関係者は「原発で大事故は絶対起こらない」と本気で信じていた。そのような原子力関係者のリアルな生態系を、行動科学(認知バイアスや集団心理)と技術者倫理の研究者らがわかりやすく解説する。 様々な原子力関係者のインタビューを通じて見えてきたのは、人間には到達できないゼロリスクや無謬(むびゅう)を追い求めた結果、皮肉なことに安全対策が疎かになったという複雑なストーリー。 ゼロリスクや無謬を目指せば必ずしも安全性が高まるわけではなく、逆に安全性が低下する場合もある。それが福島原発事故を招いたのではないか。 人間や組織には限界があるにもかかわらず、その限界を認めずに理想を目指す姿は、福島原発事故後も変わっていない。 福島原発事故という大きな失敗から私たちが学ぶべきことは、「人間には到達できない理想を追い求めても、いずれ破綻する」という事実。 本書で取り上げている「安全神話」と「無謬神話」は、どんな業界でも起こる可能性がある。 原子力関係者のみならず、産業安全や組織マネジメントに関わる人々にとって、安全や組織のあり方を見直すきっかけになる一冊。 原子力の世界は極めて不合理で、常識では考えられないようなことがたくさんある。 そのような世界に住んでいる原子力関係者たちの言動をよく観察してみると、人間や社会の本質に関わる重要な事実も発見できる。 原子力の世界は不合理だらけ。でも、意外と奥が深くて興味深い世界でもある。
  • 原子力は誰のものか
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    第二次世界大戦中、ロス・アラモス研究所所長として世界で初めて原爆を完成させ、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマー。 戦後、原子力委員会のメンバーとなるが、アメリカの水爆開発に反対の立場を表明し、公職を追放された。原爆の父はなぜ水爆に反対したのか? 天才物理学者が全存在をかけて、政治・社会・科学のあり方を問う。〈解説〉松下竜一・池内 了 (目次) まえがき/原子力時代と科学者/核爆発/今日の問題としての原子力/とわられぬ心/原子兵器とアメリカの政策/科学と現代 〈付録〉 オッペンハイマー追放の経過(訳者)/米国原子力委員会事務総長 ニコルズ少将の書簡/オッペンハイマーの弁明/現著者について(訳者) * 文庫版への訳者あとがき * パンドラの箱をあけた人 松下竜一 解 説 池内 了
  • 世界の原子力発電開発の動向 2024年版
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    55年以上刊行を続ける原子力界のロングセラー 世界の原子力事業者を対象とする直接のアンケート調査等に基づき、2024年1月1日現在の世界の原子力発電所のデータを集計。 計画中/建設中/運転中/閉鎖済みの各原子炉の炉型/出力などの諸元や立地点が一目でわかる、原子力界のロングセラー。 2024年版では、SMR、各炉の運転期間など近年ニーズが高いデータを、新たに追加しています。 和英併記 【目次】 第1章 2023年の動向 1.世界の原子力発電開発の現状 2.世界の国・地域別の原子力発電設備容量 3.概説 4.各国・地域の主な動き 第2章 世界の原子力発電の状況 1.世界の小型モジュール炉の開発動向 2.原子力発電所の運転期間延長の状況 3.原子力発電所のサイト内における使用済燃料貯蔵施設 4.原子力施設における廃止措置への取り組み状況 5.MOX利用の現状 第3章 世界の原子力発電所のデータ・集計 1.地域別 世界の原子力発電開発の現状 2.運転中の原子力発電所の設備容量推移 3.原子力発電設備容量の推移 4.原子力発電所の運転経験(原子炉・年) 5.原子力発電所の着工数推移 6.原子力発電所の運転年数 7.運転中原子力発電所の運転期間別基数 8.モデル別の原子炉基数 11.炉型別の原子力発電設備容量 14.原子炉ベンダーグループ変遷図 第4章 世界の原子力発電所一覧 第5章 世界の主な核燃料サイクル施設 【著者】 一般社団法人日本原子力産業協会 1956年に国内産業界の総意により発足。1960年、国際原子力機関(IAEA)において、NGOとして世界初となる「consultative status(諮問的地位)」を取得。 原子力技術が有する平和利用の可能性が最大限に活用されるよう、開発利用の促進に努め、将来世代にわたる社会の持続的発展に貢献することを使命としている。
  • ザ・原発所長(下)
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    「俺たちがやらないと、誰もやる人間がいないんだぞ」全電源喪失の原発ー日本の命運は1人の男に託された。 原発トラブル隠しの発覚、特捜部の事情聴取、新潟県中越沖地震による原発への打撃などを乗り越え、奥羽第一原発所長となった富士祥夫を3月11日、巨大津波が襲う。未曽有の事態を前に、彼は何を考え、どのように決断したのか。日本の命運を背負った男の生涯と原子力の功罪を、70名以上に上る関係者への取材をもとに炙り出す感動のノンフィクションノベル! 【目次】 第9章 内部告発、第10章 東京地検、第11章 中越沖地震、第12章 運命の日、第13章 ノブレス・オブリージュ、エピローグ 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • ザ・原発所長(上)
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    福島第一原発・吉田昌郎所長をモデルに描く大河小説!原子力の曙から黄昏までを駆け抜けた運命の技術者。 戦後、日本が原子力の導入に邁進していた頃、大阪の商業地区に生まれた富士祥夫は、東工大で原子核工学を専攻し、日本最大の電力会社に就職する。そこで彼を待ち受けていたのは、無限の原子力エネルギーという理想ではなく、トラブル続きの原発とコストカットの嵐が吹き荒れる本社、そして原子力という蜜に群がる政財官や裏社会の人間たちだった――。 【目次】 プロローグ、第1章 金甌の子、第2章 ブルーバックス世代、第3章 ローアウト精神、第4章 阿武隈の熊、第5章 コストカット推進、第6章 2つのジンクス、第7章 定期検査、第8章 裏街道の男 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • 検証:ドイツはなぜ、脱原発できたのか?
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    ドイツって、どうして脱原発できたの? そこが知りたい! ドイツでは、2023年4月をもってすべての原発が停止し、脱原発が達成されました。でもどうして、ドイツは脱原発を実現できたのでしょうか。その背景と要因を歴史的に追ってみました。政治的、法的、経済的、社会的にさまざまな要因があったことがわかります。さて、日本はどうしますか? 【目次】 政治的プロセス 1. ドイツはフクシマ原発事故で、脱原発を決めたわけではない 2. ドイツの脱原発の芽はどこにあったのか 3. チェルノブイリ原発事故の影響 4. ドイツは原子力産業を救済しようとした 5. ドイツ政府が電力業界と脱原発で合意 6. 脱原発で電力業界と合意を求めたのはなぜか 7. 脱原発までの稼働期間を32年としたのはなぜか 8. 残発電電力量で脱原発時期を決める問題と利点 社会の変化 9. 反原発運動から抗議文化へ 10. 脱原発が一般市民に定着する 11. 電力会社も変わらなければならない これからの課題 12. 原発が止まれば脱原発を達成できたのか 13. 日本でも脱原発できる 14. 脱原発における独日の根本的な違い 15. ドイツで原発が復活する可能性はあるか 16. 原発の町から普通の町に 17. 今だからこそ、脱原発について考える 18. ドイツの実証炉と商用炉一覧と廃炉の状況 (参考文献) 【著者】 ふくもと まさお ジャーナリスト、ライター。ドイツ・ベルリン在住 1985年から在独。そのうち、はじめの6年間は東ドイツで生活 著書に、『ドイツ・低線量被曝から28年 – チェルノブイリはおわっていない』、『小さな革命 – 東ドイツ市民の体験』(いずれも言叢社刊)、『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 小さな平和を求めて』(電子書籍)など。 ホームページ:ベルリン@対話工房(https://taiwakobo.de/)
  • 幸せになるためのサイエンス脳のつくり方
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    「情報」を信じすぎる、不幸な日本人へ もっともらしいニュース(報道・情報)にダマされない「思考力」と「判断力」を磨く ○脳の使い方、人間関係、寿命、環境・社会問題まで、あなたの幸せの未来のための必読書 ○日本人を劣化させた「後ろ向きの考え」を正す 日常的に「ウソ」をつく人がいます。 とくに今の日本では、政治家や官僚、企業人など社会の主導層でウソをつく人が多いようです。 サイエンスの世界でもっとも忌避されるのが、このウソです。 その理由は「自然は絶対にウソをつかない」からです。 科学的なウソは、将来的に100%露見します。 だから真の科学者は決してウソをつきませんし、誤魔化すようなことも言いません。 ところが近年、政府の間違った指導によって、科学者もウソをつかないと研究費がもらえないという状態になり、その煽りを受けて一般社会でもウソが蔓延してきました。(中略) 人間の大脳の力の方向性を少し変えれば、本当に価値のある「知の力」を生み出すことができるはずです。 その最も有効な方法が「読書」です。 他者の知を獲得することで、我々は暴力性を脱し、真の意味での知恵者になれるのです。(「はじめに」より一部抜粋) ■社会問題をサイエンス脳から考える ■「寿命」と「長寿」のサイエンス ■「脱炭素」は非科学的である ■真実を語るには、勇気がいる ■科学が「社会」に負ける悲しい現実 ■やるべきことをやっていると、死の恐怖が軽減される ■科学とは「事実を知りたい」という心と行為 ■「交通事故」を解決できるのは科学しかない ■日本人を劣化させた「後ろ向きの考え」 ■「地球温暖化」問題は、科学から逸脱している ■なぜ日本の「原発」はフル稼働できないのか ■大切なことは、周りの命とどうかかわるか 【著者プロフィール】 武田邦彦(たけだ・くにひこ) 1943年東京都生まれ。工学博士。東京大学教養学部基礎科学科卒業。 その後、旭化成ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学教授。 世界で初めて化学法によるウラン濃縮に成功し、日本原子力学会平和利用特賞を受賞、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員などを歴任。 原子力、環境問題をめぐる発言で注目されている。 著書に、『かけがえのない国』(エムディエヌコーポレーション)、『武器としての理系思考』(ビジネス社)、『50歳から元気になる生き方 70代の今がいちばん健康な科学者が実践!』(マガジンハウス)など多数。
  • Invention and Innovation 歴史に学ぶ「未来」のつくり方
    3.7
    ビル・ゲイツ絶賛の世界的権威が語る、テクノロジーの歴史と未来。報道や広告ではわからない事実(ファクト)を明らかに。過去の「イノベーションの失敗」から教訓を得る、世界水準の教養! 世界的権威が語る テクノロジーの歴史と未来 過去の「失敗」から得られる教訓とは? いま、本当に必要なビジョンとは?―― AI バイオ 超高速輸送 クリーンエネルギー etc. 報道や宣伝ではわからない事実(ファクト)を明らかに! ・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない ・イーロン・マスクの不都合な真実 ・原子力は「成功した失敗」だった ・脱炭素化を急いではいけない ・「指数関数的成長」は誤解されている ・現代文明をつくった空前絶後の10年間 …… ●ビル・ゲイツ大絶賛!「2023年冬・おすすめの3冊」に選出 「私がもっているシュミルの本はみんな、読んでいるあいだに書きとめたメモでいっぱいだ。『Invention and Innovation』も例外ではない」(Gates Notes) ●原題 Invention and Innovation: A Brief History of Hype and Failure(2023年刊)
  • 核のプロパガンダ
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    日本各地にある原発のPR施設、広島・長崎の平和館、万博の原子力テーマなど、功罪を含め核がどのように宣伝されてきたかを辿る。
  • 「原子力」のことが一冊でまるごとわかる
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    多くの人が「原子力」や「核」や「放射線」という言葉に対して「凄い」「怖い」「危ない」などのイメージを持っていると思いますが、実際のところ、なぜ凄いのか、なぜ怖いのかを正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。本書では、「原子力とはどのようなものか」「原子力はなぜ危ないのか」「原子力はなぜ役に立つのか」ということを理論面と技術面からニュートラルな目線で解説していきます。原子炉の原理・構造・環境にも詳しく触れ、これまでに世界で起こってきた原子炉の事故も振り返ります。多くの人が混同している核分裂と核融合の違いもしっかりと解説しながら原子力発電の将来についても考察していきます。
  • 消えた核科学者 北朝鮮の核開発と拉致
    4.4
    1巻2,200円 (税込)
    一九七二年,茨城県東海村から忽然と消えた男.捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った.男は日本の原子力開発の拠点,動燃のプルトニウム製造係長だった.四〇年後,突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る.謎に包まれた失踪の経緯,不可解な捜査過程,核科学者はどこに消えたのか?

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  • オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略
    5.0
    超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。
  • 科学と国家と大量殺戮 物理学編
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 画期的内容! 核戦争、原発問題―原子力をめぐるあらゆる問題を人物を通して科学的・歴史的に解説。 ガリレオやニュートンの物理学からアインシュタインの相対性理論を押さえつつ、キュリー夫妻と放射線、ラザフォードと原子核、リーゼ・マイトナーと核分裂などを解き、オッペンハイマーとマンハッタン計画、原爆投下、冷戦体制、さらに原発、チェルノブイリ、フクシマまでを詳説。 原爆の仕組み(作り方)、原発の原理と実際を明らかにする。専門家の「真意」やレトリックを読み解く方法を示し、自分の頭で考える材料を提供する、文系も理系も必読!
  • 図解即戦力 電力・ガス業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【くらしに直結する業界を1冊で理解!】 生活・産業のインフラとして安定した需要があり、就業先として人気なのが電力・ガス業界です。公共性を備えながらも、小売自由化で多くの企業が参入し、競争が激しくなっています。巨大な設備やインフラを維持し、運営するための組織や仕事は、周辺産業を含めて多くの雇用を抱えていますが、外からは見えにくい構造です。国際的な潮流で、再生可能エネルギーの拡大、環境問題への対応、災害に対するリスク管理など、企業としてのコンプライアンスもかつてなく重視されています。持続可能な成長のために、また国際情勢の影響を抑えるために、1つの資源に依存しないエネルギーミックスは国家的な戦略です。自由化が進み、送発電分離へと規制が動く中、国民生活を支える電力・ガスはこれからも安全で安定に供給され続けるのか、業界のしくみと仕事、そして将来の展望がわかります。 ■目次 ●Chapter 1 日本のエネルギー事情 ●Chapter 2 電力業界の基礎知識 ●Chapter 3 電力関連のビジネスのしくみ ●Chapter 4 電力会社の仕事と組織   01 小売と発電は競争事業になり送配電は非競争事業として独占   02 発電所の運用や点検とともにゼロエミッション火力にも挑戦   03 安定した電気を安全に届けるのが送電・変電・配電の使命   04 需給計画を的確に立て需給が常に一致するよう監視   05 電力システムと電力網を支える発電所と再エネ発電設備の連携   06 日本では電気設備全般の「自主保安」が原則   07 多様な技術開発で持続可能なエネルギーインフラを構築   08 国内ではEV充電インフラ事業、海外では発電事業を積極的に展開   09 事故で6基が廃炉、廃炉作業(解体・撤去)は継続中   10 業界での業務範囲拡大には多岐にわたる資格取得が不可欠 ●Chapter 5 ガス業界の基礎知識 ●Chapter 6 ガス関連のビジネスのしくみ ●Chapter 7 ガス会社の仕事と組織   01 事業拡大に応じて基本構成からグループ体制へと変化   02 共通する経営戦略は基盤強化、安定供給、多角化、脱炭素化   03 原料を輸入に頼る日本では安定・安価・柔軟な調達が必要   04 日頃から緊急時対応訓練を行う安全・安定供給が使命のガス製造   05 都市ガス供給の9つの仕事とLPガス配送の3つの方式   06 需要開拓で磨かれたガス事業者のマーケティング力   07 ガス原料の変化により蓄積したさまざまな技術を他分野へ応用   08 ガス機器の開発からプラットフォームの開発へ   09 ガス周辺と「飛び地」の2領域による事業開発   10 ORから分析を深化させたガス会社のデータ分析   11 オープンイノベーションによる技術と事業の開発が活性化   12 ガス業界の基本資格と個別部門で必要な資格 ●Chapter 8 エネルギーの新時代 ●Chapter 9 未来の展望と課題   01 CO2排出量の46%削減に向け社会変革を経済成長へつなげる施策   02 データやセンサ、AIの活用により効率性や利便性を向上   03 エネルギーの安定供給を実現する社会インフラの変革が必要   04 エネルギー利用のデータを解析し需給調整やサービス開発に活用   05 家電やEVから多様な機器に応用が広がるワイヤレス給電   06 EVのエネルギー利用の変革で業界が融合して新たな産業構造へ   07 身の回りの光や熱などを集めて電力として利用する技術   08 高効率で安全な原子炉の開発で安定供給が期待される原子力発電   09 CO2を発生せず廃棄物も少ない核融合による発電   10 宇宙空間に太陽光パネルを設置し地上に電気を伝送する発電   11 遠隔地や災害時などに利点がある限定された範囲で完結した電力網   12 エネルギーの効率利用などにより課題解決や価値創出を実現 ■著者プロフィール ●江田健二:一般社団法人エネルギー情報センター理事。著書に『かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化入門』(インプレス)など。 ●出馬弘昭:大阪ガス、東京ガスで約30年の勤務経験。現在は各種エネルギー企業のアドバイザーを務める。 ●柏崎和久:関電工、NEC、エフビットコミュニケーションズ等を経て電力ビジネスに関する複数企業で経営や事業に関わる。
  • オッペンハイマー 上 異才
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    クリストファー・ノーラン監督最新作映画『オッペンハイマー(Oppenheimer)』原案 「オッペンハイマーという誰よりもドラマティックな人生を歩んだ男の脳内に入り、彼の物語を描くことによって、観客のみなさんに彼の人生を追体験してもらいたかった」 ――クリストファー・ノーラン 2006年ピュリッツァー賞受賞作 「原爆の父」と呼ばれた一人の天才物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を丹念に描くことで、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問う。全米で絶賛された傑作評伝が、待望の文庫化。 詩や哲学にも造詣が深く、繊細な精神の持ち主であった青年時代(上巻「異才」)。 25年にわたり膨大な数の関係者や家族の証言や史料を丹念に取材し、人類に「原子力」という新しい火をもたらした天才科学者の実像をあぶり出す傑作評伝。 解説/山崎詩郎(上巻) ※本書は2007年8月にPHP研究所より刊行された単行本『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』に新たな監訳・解説を付して改題・文庫化したものです。
  • 製造業の3D革命 ~ファストデジタルツインで加速するDX最前線 石油・化学メーカー編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ファストデジタルツインがもたらす新たなものづくりとエコシステムの創生】 本書では製造業の中でも重厚長大な石油化学工業におけるプラント設備の保全業務に焦点を当てます。機密性が高く差別化の源泉ともなる高度な技術と、旧態依然とした働き方が混在する業界の未来を、世界中のプラント3Dマップ化に着手している日揮グループ・ブラウンリバース株式会社と、産業の安全規制のトレンドを仕掛けるストラトジックPSM研究会を創設した著者らが解説します。「ファストデジタルツイン」が業界に必要とされる理由・蓋然性、業界内の実践者が語るプラントDXの在り方、デジタルツイン社会を目指す業界リーダーたちの取り組み、といった石油化学工業におけるDXの現在地がわかります。 ■こんな方におすすめ ・製造業、とくに石油化学工業関連企業のプラント設備保全や操業に従事している人、DXを推進する人、経営層 ■目次 ●第1章 第二次産業は、高度経済成長期から何が変わったのか   製造業の最大公約数的社会課題   築き上げた仕事観が旧態依然だと指される日   そのDX推進、芯を捉えているか   プロセス産業の保全活動を変える「デジタルツイン」という解決策   プロセス産業における「デジタルツイン」の未来像 ●第2章 日本の製造業とDX   DXが先行する自動車産業、同時にデジタルツインも加速   なぜ自動車産業は変革を推し進められるのか   石油化学工業でDXがなかなか進まない理由とは?   石油化学工業に求められる変革に必要な要素とは?   DXの起点としてデジタルツインを完成させる ●第3章 重厚長大なプロジェクトタスクを紐解く   プラント共通課題「定期修理」の計画から遂行までを分解する   プラントの仮想化とタスクフローの可視化が第一歩   同じ絵を見て、最新情報を共有してプロジェクトを遂行する ●第4章 業界の変革に挑むリーダーたち   DX推進は、いったい“誰”がやるのか? ~当事者意識の醸成~   DX推進は、ミドルアップダウン ~リーダーの苦悩~   保安4法とデジタルの歩み寄り ~法規の壁~ ●第5章 石油化学工業の当たり前をちゃぶ台返し   現場は時間と地理的制約から解放される“シン・三現主義”へ   リスクベースとDXの組み合わせで高度な自主保安を支援   安全規制法規を遵守する上で、知っておくべきこと   紙面に捉われない自由なものづくりがもたらすDX ●第6章 設備保全のデジタルツインからものづくりを変えていく   ヒト・モノ・コト。すべてを三次元でつなげる“ハブ”としての役割を担うデジタルツイン   プラント操業の英知・ヒト・モノをバーチャルで管理し、産業全体を最適化する   時代はDXからGXへ ●第7章 仮想空間と共にある世界に備えよ   デジタルツインが当たり前となる時代へ   現実とシンクロするデジタルツインは無限の可能性を秘めている ●第8章 特別対談:プロセス安全管理(PSM)を仮想空間で考える ■著者プロフィール ●金丸剛久:ブラウンリバース株式会社代表取締役 CEO。東京工業大学院環境物理工学修了後、日揮(株)に入社。原油処理施設からLNGプラントにわたるプロセス設計に20余年、海外エンジニアリング会社とのJV中心にEPCプロジェクトのプロセスリードを歴任。大規模更新プロジェクト参画をきっかけに重厚長大な設備の維持管理の難しさを目の当たりにし、O&Mスマート化事業開発に着手。統合型スマート保全プログラム「INTEGNANCE」構想を実現すべく、2022年ブラウンリバース(株)を立ち上げ、代表取締役に就任。忖度のない「ちゃぶ台返し」を好み、ブラウンフィールドのリバースエンジニアリングに由来する社名には、そんな裏の意味も込めている。 ●田邊雅幸:ストラトジックPSM研究会代表。横浜国立大学IMS准教授。横浜国立大学博士課程前期を修了後、大手エンジニアリング会社に25年間勤務し国内外の化学プラント、原子力関連設備の設備設計プロジェクトのプロセス安全マネージャーを経験、2017年から国内事業者向けのプロセスセーフティマネジメント導入コンサルティングを実施している。勤務の傍ら博士課程後期を修了。2019年英国化学工学協会グローバルアワードプロセス安全部門のファイナリストに選出される。2020年からリスクベースアプローチによるプロセス安全マネジメントシステムの社会実装に関する産官学研究会の代表を務める。
  • 世界の資源データ総覧 ―エネルギー・地球温暖化編―
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    1巻99,000円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。  幅広いエネルギー種に関する統計資料をもとに編纂したデータ集です。それぞれのエネルギー種を、生産・消費・埋蔵量・貿易・価格などの項目ごとに、世界及び国内の状況に分けて整理しています。具体的には、一次エネルギーとして現在活用されている化石エネルギー(石油・天然ガス・石炭)、原子力、再生可能エネルギー(水力、太陽エネルギー、地熱エネルギー、風力エネルギー、バイオエネルギー)を中心に掲載しています。  世界ではエネルギー情勢を揺るがす出来事が次々と発生し、その状況は刻々と変化し続けています。また、資源の安定供給がわが国の課題であることは言うまでもありません。技術革新や社会情勢など、あらゆる変化に的確に対応するため、さまざまな分野で活用していただきたい一冊です。 1.総論 1-01 ⼀次エネルギー Primary Energy 1-02 電⼒ Electricity 1-03 再⽣可能エネルギー Renewable Energy 1-04 温室効果ガス(⼆酸化炭素)Greenhouse Gas 2.各論 2-01 ⽯油 Crude Oil 2-02 天然ガス Natural Gas 2-03 石炭 Coal 2-04 原⼦⼒(ウランを含む) 2-05 ⽔⼒ Hydropower 2-06 太陽エネルギー Solar Energy 2-07 地熱エネルギー Geothermal Energy 2-08 ⾵⼒ Wind Energy 2-09 バイオエネルギー Bio Energy 2-10 その他のエネルギー Other Energy Sources
  • 原子力損害賠償制度の研究 東京電力福島原発事故からの考察
    3.5
    1巻6,820円 (税込)
    1961年制定の「原子力損害の賠償に関する法律(原賠法)」は,未曾有の破局的事故に対して無力だった.本書は3.11以前の損害賠償制度の実体を示し,その不備をどのように乗り越えて現行の損害賠償スキームは短時間に構築されたのか,東京電力はなぜ破綻せず「国有化」されたのか,政策担当者への聞き取りに基づき明らかにする. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 原子力外交―IAEAの街ウィーンからの視点
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が生み出した核・原子力をいかに制御するかは人類自身の課題である。とりわけ外交の力が大きなウェートを占める。その「光」と「影」の原子力外交を、街の魅力と共に紹介する。混迷する国際社会と平和利用への道。IAEA発足60周年を迎え、いま、核・原子力を考える。
  • それでも「ふるさと」 あの日から10年「明るい未来」を子どもたちに
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「原子力明るい未来のエネルギー」が夢ある標語だった双葉町は、原発事故で誰もいない町に。そこで生まれ育ち小6時に標語を考え、事故後は町の現実を記録し続ける大沼さんの想いや決意、原発の町の教訓を伝える。
  • 完全マスター電験三種受験テキスト  電力 (改訂4版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 電験三種のバイブル(辞書)として使える最強テキストの改訂版!  2008年発行の「完全マスター電験三種受験テキスト」シリーズの「電力」の改訂4版です。  今回の改訂では、改訂3版発行後(2019年以降)の問題を新たに分析して、新傾向問題を取り込み、頻出事項を網羅しています。また、重要なポイントの解説を強化するとともに、各節ごとの例題に関しても、解き方のポイント、考え方、公式の使い方等の説明を充実させていますので、読者の理解がより深まる内容構成としています。 Chapter 1 水力発電 Chapter 2 火力発電 Chapter 3 原子力発電 Chapter 4 再生可能エネルギー(新エネルギー等) Chapter 5 変電 Chapter 6 架空送電線路と架空配電線路 Chapter 7 架空送電線路における各種障害とその対策 Chapter 8 電気的特性 Chapter 9 短絡地絡故障計算 Chapter 10 地中電線路 Chapter 11 機械的特性 Chapter 12 管理および保護 Chapter 13 電気材料 練習問題略解
  • ハゲタカ 5 シンドローム 上下合本版
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    1巻1,980円 (税込)
    『ハゲタカ 5 シンドローム(上)』『ハゲタカ 5 シンドローム(下)』上下合本版! 2009年、ハゲタカと呼ばれた世界的な企業買収者・鷲津政彦は、原子力発電所を建設する民営会社の株を買収に失敗。財・政・官がもつれあう、権力構造の複雑怪奇さを思い知る。その2年後。リベンジを賭け、総本山「首都電力」に買収を仕掛けようとした矢先の2011年3月。東北を未曾有の地震、津波、最悪の原発事故が襲う。原発事故の危機のカウントダウンと、ハゲタカ鷲津の巨大買収劇が、同時並行で進む、リアル金融サスペンス。驚愕と感動の結末へ向かう! ☆収録作品 『ハゲタカ 5 シンドローム(上)』 『ハゲタカ 5 シンドローム(下)』
  • 核の復権 核共有、核拡散、原発ルネサンス
    -
    はじめに 第一章 核共有は日本の安全保障を本当に高めるのか (1)議論の始まり (2)核共有とは何だろう (3)欧州核共有の歴史 (4)生き残った核共有 (5)核共有はNPT違反か? (6)「核の傘」は破れ傘か? (7)核共有は「安全」?それとも「危険」? 第二章 核軍縮の流れは断ち切られた (1)核の「復権」遠のく「核なき世界」 (2)瀬戸際を迎えた核軍縮 (3)核軍縮を阻む米中露 (4)ABM条約離脱が招いた軍拡競争 (5)本格化する宇宙戦争 第三章 ロシアの弱さが核に向かわせる (1)プーチン大統領の核威嚇 (2)ロシアが核に頼るわけ (3)危ういロシアの核理論 (4)ロシアは核を使うのか? (5)ベラルーシとの核共有 (6)ウクライナとブダペスト覚書 (7)米露蜜月が終わった訳 第四章 核の闇市場を探る (1)核拡散とスパイの役割 (2)イランの核問題 (3)イランは核武装するのか 第五章 日本を脅かす核保有国の現在地 (1)登場した核サイロ (2)中国の新型核兵器 (3)台湾有事と日米 (4)切り札のAUKUS (5)連携深める中露両国 (6)北朝鮮核開発史 (7)北朝鮮の核戦略 第六章 原発も「復権」 (1)地球温暖化対策とウクライナ侵攻がきっかけ (2)野心的な原発整備計画 (3)日本も原発回帰 (4)注目のSMR (5)原子力でも脱ロシア (6)原発の脆弱性が浮き彫りに
  • 図解でわかる 時事重要テーマ100 2024-2025
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★時事問題を図でわかりやすく解説 「国際社会・経済」「国内政治」「社会・環境」などの9章で、100のテーマを豊富な図やイラストで解説。特に話題を集めているテーマは、第1章「重要テーマセレクト10」で紹介。 「重要テーマセレクト10」では、「ウクライナ侵攻の長期化」「グローバルサウス」「新型コロナウイルス感染症の5類移行」「デジタル人材育成」「「生成AI・ChatGPT」など特に押さえておきたい最新テーマを解説します。 要点を中心にまとめたシンプルな解説なので、スピード理解できる。 就職や資格試験、受験の際の筆記試験だけでなく、働くうえで必要な知識が身に付くテーマ、新聞などを読むのに役立つテーマも掲載している。 ★掲載テーマ例 <1章 重要テーマセレクト10> ロシアのウクライナ侵攻の長期化 世界の分断と国際枠組み 経済安全保障 新型コロナウイルス感染症の5類移行 <2章 国際社会・経済> ウクライナ情勢 世界の政治情勢 ESG投資 NFT(非代替性トークン) <3章 国内政治> 加速する「新しい資本主義」 異次元の少子化対策 2023年の国政と重要法案 <4章 日本経済> 国家予算 インバウンド消費 インボイス制度 <5章 業界・企業> 企業買収・合併 企業連合・異業種連携 サプライチェーン <6章 労働・雇用> 働き方改革と2024年問題 育児休業・ワークライフバランス ハラスメント <7章 テクノロジー> サイバー攻撃 宇宙開発 量子技術 <8章 社会・環境> 国土強靭化 福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出 <9章 経済の基礎知識> GDP 円高・円安 企業決算 "
  • 天才と異才の日本科学史
    5.0
    科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦悩だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、時代を先取った研究で予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。
  • 技術の哲学 古代ギリシャから現代まで
    3.0
    「技術とは何か?」「技術といかに付き合うか?」ーー古代ギリシャからキリスト教的中世を経て、近代の科学革命、そして現代の最新テクノロジーーー生殖技術、原発、AI……ーーに至るまで、人類数千年の足跡を具体的な事象をベースに辿りながら、普遍かつ喫緊の問題の解答へと迫る、泰斗による決定版・入門書! 不確実で危険に満ちたこの世界を生き延びるための哲学が、ここにある! [目次] はじめに  序章 なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか? 第一章 人間にとって技術とは何かーープロメテウス神話と哲学的人間学 第二章 宇宙の秩序に従って生きるーープラトンと価値の問題 第三章 自然の模倣ーー古代:アリストテレス 第四章 「無からの創造」の模倣ーー中世:キリスト教 第五章 自然の支配ーー近代:F・ベーコン 第六章 科学革命ーー近代科学の成立と技術の役割 第七章 イデオロギーとしての科学と技術ーー近代のパラドックス  第八章 技術は科学の応用かーー知識論の「技術論的」転回 第九章 技術と社会ーー技術決定論から社会構成主義へ   第一〇章 技術の解釈学ーー変革可能性のために 第一一章 技術の創造性と設計の原理  第一二章 フェミニスト技術論 第一三章 技術との新たな付きあい方を求めてーーJ・デューイとH・ヨナス 終章 技術・事故・環境ーー福島第一原子力発電所事故からの教訓 補論 日本における技術哲学ーー西田幾多郎、三木清、戸坂潤 引用・参考文献 索引
  • 科学はひとつ 宇宙物理学者による知的挑戦の記録
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    3.11から始まる、一人の科学者の手記。 2011年3月11日、東日本大震災という未曾有の危機に人々が直面したとき、細分化されすぎた科学の専門家集団は、目の前の事態に対して無力であった。その惨状を前に、宇宙物理学を専門とする筆者は「科学者が勇気をもって、社会問題に対して発言する」ことの必要性を痛感し、自身の手記の公開を始める。「本来、科学はひとつである」との思いを支えに、原発事故後の対処策から、津波発生原理の再検討、気候変動、銀河とブラックホール、生命の起源、科学論まで、現代の碩学が12年にわたって語り続けた知的挑戦の記録。 【目次】 はじめに 第1章 福島第一原子力発電所事故 解説 植物による放射性セシウム汚染土壌の浄化について ほか4篇 第2章 地震と津波防災 解説 東海地震について ほか6篇 第3章 天体物理学 解説 降着超大質量ブラックホールにおけるZeV(10^21 eV)加速 ほか8篇 第4章 気候変動 解説 過去2,000年の気温変化と王朝の盛衰 ほか10篇 第5章 生命の起源 解説 蛇紋岩化反応による非生物的メタン噴出 ほか11篇 第6章 種の起源と生物進化 解説 人類の起源:放射線被曝と脳容積拡大 ほか9篇 第7章 科学論 解説 佐久間象山、大山益次郎遭難碑 ほか12篇 第8章 書評 解説 サハロフ回想録 ほか6篇 第9章 ルーツと青春 解説 母の故郷訪問 ほか6篇 あとがき 【著者】 戎崎俊一 1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年に理化学研究所主任研究員となり、現在に至る。天体物理学と計算科学を中心にそれらを含んだ学際研究に取り組み、分裂しすぎた諸科学の再統合を志向している。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)、『時間・空間・重力 相対論的世界への旅』(ジョン・アーチボルト・フィーラー著、東京化学同人)などがある。
  • 核のごみをどうするか もう一つの原発問題
    4.7
    原子力発電によって生じる「高レベル放射性廃棄物」は国内に大量に溜まり続け,放射能の影響が弱まるまで長い年月を要するといわれている.この危険な「核のごみ」をどこにどのような方法で処分すればよいのか.私達はこの問題とどう向き合えばよいのか.専門家らによる提言を読み解きながら問題解決への道を探る.

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  • 重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか
    値引きあり
    3.7
    「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか? 【ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!】 「質量」と「重さ」の違いとは? 素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み! 自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。 この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。 そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。 「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う? 「重力と加速度が等しい」とはどういうことか? 「見えない質量」=ダークマターを見る方法は? 万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす! 【もくじ】 第1章 「質量」と「重さ」のからくり 第2章 「万有引力」のからくり 第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり 第4章 「見えない力」のからくり 第5章 「見えない質量」のからくり 第6章 重力のからくり 【著者紹介】 山田克哉(やまだ・かつや) 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。主な著書に『E=mc2のからくり』『時空のからくり』『真空のからくり』『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。 「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。
  • 悪魔の発明
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    偉大な天才発明家トマ・ロック博士は新発明に没頭していた。ことに、一発で一国の艦隊を全滅させうるというロック式電光弾は恐怖の発明であった。しかし、厳重な警戒にもかかわらず海賊ケル・カラージュの手に奪われた。大西洋諸国は連合艦隊を編成してカラージュの根拠地へと向かったが……正確な科学知識の裏付けをもって描くヴェルヌの卓抜な想像力と驚くべき未来への予見は、学究一途な学者の悲劇的末路を描くと同時に、20世紀の恐怖となった原子力兵器“ミサイル”『悪魔の発明』をも予知した傑作。
  • 巨大闇権力が隠蔽した禁断原理 《渦巻く水》の超科学
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    水資源が豊富で環境汚染対策が急務の日本に! 未来を救う画期的な超エネルギー技術のバイブル―― 巨大な闇の権益層に潰されていった 「シャウベルガー理論」の全貌が明らかに! 「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん推薦書 「巨大化する自然災害、食問題、原発エネルギー等 人類がこれから進むべき方向を示唆した 必読の一冊(参考書)です」 自然界究極の「サイクロイド螺旋運動」原理で 地球を好転させよ! 稀代の天才科学者ヴィクトル・シャウベルガー が遺した【世紀の大発見】を詳細に解説します。 原子力・石油・石炭・ガスは 自然の法則を無視した非効率的なエネルギー変換、 地球環境を破壊・汚染する「死の技術」でしかない。 現況を予言していた巨星シャウベルガーは、 自然界の永久運動/再構築原理で 危険廃棄物を生まない超革新技術の発見に至る。 だが、巨大闇権力がそれを許すはずもなかった……。 地球と全ての生態系が共存する唯一の教えが、 今この危機的な状況下で蘇る――。 水は、生まれ成長する 生きたエネルギー生命体 環境・生態系の均衡を壊せば、 地球の血液である水は 疲れ果て「死の水」となり、 地球生命は存続の危機に陥ってゆく。 自然循環を正常・活性化させる 「生きている水」の運動状態を いかにしてコントロールするか――。 自然との共生の法則を基に シンプル・安全・クリーンな エネルギー科学を網羅した 未来変革のためのサバイバルテキスト ※本作品は、2012年3月に刊行された 『奇跡の水』(ヒカルランド)の新装復刻版です。

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  • 息子へ。
    4.0
    福島第一原発の事故から数週間が経とうとしていた頃、 一人の男が愛する息子に向けて書いた、ごく個人的な文章が、 インターネット上で燎原の火のように広がり続けていた……。 「原子力発電」を全ての地球人に問いかける感動のメッセージ、緊急出版!! ※ この作品の印税の全額は、日本赤十字社を通して、義援金として東日本大震災の被災地に届けられます。 ここに流れる沈着な愛、深い哲学、もうなんといったらいいかわかりませんが、 原発に賛成とか反対とか言う前に、全ての方に読んで頂きたいと思います。 ――池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』著者)
  • 哲学のまなざし――危機への挑戦
    -
    たどり着いたのは、思想としての愛。 本書は”愛知”としての哲学の歴史を追いながら、危機の時代である現代に、私たちが生きる意味を問い求めた記録である。 哲学とは、不完全な存在としての「人」が生の意味と価値を見出すための努力であった。その歴史に学ぶことは、人間という存在の根源にある不安と限界を認めることであり、それを認めるがゆえに他者を愛し求める端緒をつかむことである。 カント、ヘーゲル、ニーチェから禅の思想へ、アドルノ、ホルクハイマー、ユンクからヒロシマ、ナガサキ、アウシュビッツの経験へ、そしてフクシマ、ウクライナへ。 それぞれの時代状況のなかで人々はいかに危機に直面し、これを克服しようとしてきたのか。思想史研究の泰斗が読者を哲学という探求の道へいざなう。 第Ⅰ部 知識の問題 第Ⅱ部 存在の問題 第Ⅲ部 行為の問題 〈著者紹介〉 山口祐弘(やまぐち・まさひろ) 1944年 東京に生まれ、少年期を長崎で過ごす。 東京大学文学部哲学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程を満期退学後 東京理科大学に赴任、2010年退任。在任中、在外研究員として西ドイツに滞在。1989年学位取得(Ph.D.)。 研究領域は、主にカントを始めとするドイツ近・現代哲学。主著:「ドイツ観念論の思索圏」(学術出版会)、Denkbereich des Deutschen Idealismus(Keisuisha)、「フィヒテ哲学の行路」(知泉書館) 訳書:M・ホルクハイマー「理性の腐蝕」(せりか書房)、R・ユンク「原子力帝国」(日本経済評論社)、「テクノクラシー帝国の崩壊」(藤原書店)、シュベッペンホイザー「アドルノ 解放の弁証法」(作品社)、フィヒテ「1804年の知識学」(晢書房)、ヘーゲル「理性の復権 フィヒテとシェリングの哲学体系の差異」(批評社)、「論理の学I,II,III」(作品社)

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  • 激変する地球の未来を読み解く 教養としての地学
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    近年、様々なところで地球環境や自然災害に関する話題を耳にすることが多くなりました。巨大地震、緊急地震速報、火山噴火、異常気象、エルニーニョ現象、地球温暖化などは、誰もがニュースなどで聞かれたことがあると思います。これらは、すべて高等学校の地学で学習できる内容であり、理解しておきたい身近な自然現象でもあります。本書では高校地学の内容すべてを解説するのではなく、特に身近な自然現象である地震、火山、気象、環境などを中心に、教養として身につけておきたいことを中心に解説しています。そのため、本書の内容を日常生活の中で実感できることも多いと思われます。また、日本列島では、これからも確実に地震災害、火山災害、気象災害が起こります。これらの災害の一部は、地震、火山、気象などについての正しい知識があれば、防ぐことができるものもあると思います。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波によって、福島第一原子力発電所の事故があり、放射性物質が大気中に放出されてしまいました。事故当時、福島第一原子力発電所の周辺では南東の風が吹いていましたが、あるニュースキャスターが、南東の風を南東へ吹く風と勘違いし、放射性物質が南東へ運ばれると伝えていたことがありました。気象には「風向」という用語がありますが、風向は風が吹いていく方向ではなく、吹いてくる方向を表します。すなわち、南東の風とは、南東から吹いてくるため、北西に向かって吹く風となります。その結果、福島第一原子力発電所の北西側にある飯館村などへ放射性物質のセシウム137が拡散されてしまいました。このような勘違いは、日本人の多くが地学を学習していないことと関係しているかもしれません。地学で学習する内容は身近な自然現象だけでなく、身近なところで起こる自然災害とも深く関係していますので、地学の教養を身につけることは、自然災害の多い日本列島で生きていく私たちにとってとても重要なことになります。地学の教養を身につけ、日常生活をより有意義なものにすることに役立てていただければ幸いです。
  • 原子・原子核・原子力 わたしが講義で伝えたかったこと
    -
    福島の原発事故後,撒き散らされた放射性物質の問題はすべての人が避けて通れないものとなった.不確かな情報があふれるなか,自分で物事を判断するためには,原子核と原子力についてのきちんとした知識は必須だ.駿台予備学校での講演にもとづく歴史読み物風の筆致で,基礎からていねいに解説する物理学の入門書.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 脱炭素って安易に語るな【特別版】
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    【WedgeONLINE PREMIUM】 脱炭素って安易に語るな【特別版】 地球温暖化に異常気象……。気候変動対策が必要なことは論を俟たない。 だが、「脱炭素」という誰からも異論の出にくい美しい理念に振り回され、 実現に向けた課題やリスクから目を背けてはいないか。 世界が急速に「脱炭素」に舵を切る今、資源小国・日本が持つべき視点ととるべき道を提言する。 月刊誌『Wedge』2021年11月号(10月20日発売)の特集「脱炭素って安易に語るな」に同誌23年2月号(1月20日発売)の「デジタル=エコの虚構 エネルギーの大量消費を見直せ」(ジャーナリスト・ギヨーム・ピトロン氏)の記事を加えた特別版です。 PART1 政治主導で進む脱炭素 日本に必要な“バランス感覚”(編集部) PART2 おぼろげな46%減を徹底検証 “野心的”計画は実現なるか(間瀬貴之/永井雄宇・電力中央研究所社会経済研究所主任研究員) PART3 高まる国家のリスク それでも再エネ“大幅増”を選ぶのか(山本隆三・常葉大学名誉教授) PART4 その事業者は一体誰? “ソーラーバブル”に沸く日本(平野秀樹・姫路大学特任教授) PART5 「バスに乗り遅れるな」は禁物 再び石油危機が起こる日(大場紀章・ポスト石油戦略研究所代表) PART6 再エネ増でも原発は必要 米国から日本へ4つの提言(フィリス・ヨシダ 大西洋協議会国際エネルギーセンター上席特別研究員) PART7 進まぬ原発再稼働 このままでは原子力の“火”が消える(編集部) OPINION デジタル=エコの虚構 エネルギーの大量消費を見直せ(ギヨーム・ピトロン ジャーナリスト、聞き手・土方 細秩子  ジャーナリスト)
  • 幻殺~誰が信長を殺したのか?~
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    1巻1,430円 (税込)
    あの、歴史上もっとも有名な本能寺の変の真実とは。 誰もが知る、日本史の大事件「本能寺の変」。 有力な通説は、家臣の明智光秀が謀反を起こし、織田信長を殺したとあるものの、 本当にそうだったのか、いまだ信長の死に関する謎が残されている。 その大きな4つの謎を解明し、戯曲形式で全く新しい「真実」を提供する――。 【目次】 はしがき 第1章 比叡山 焼き討ち 第2章 光秀と将軍義昭   第3章 室町幕府の崩壊  第4章 朝倉・浅井家の滅亡 第5章  蘭奢待(らんじゃたい) 第6章  武田騎馬軍団崩壊の回想 第7章 第一次丹波攻め 第8章 松永弾正久秀の最後 第9章 荒木村重の謀反 第10章 本願寺消滅 第11章 左義長(さぎちょう)(軍事パレード) 第12章 光秀の苦悩 第13章 現人神(あらひとがみ) 第14章 武田家滅亡 第15章 関東物見遊山 第16章 家康饗応の準備 第17章 最後の晩餐とは 第18章 安土城での対面 第19章 決断の時 第20章『?』勃発の前日 第21章『?』の勃発 第22章 山崎の戦い あとがき 【著者紹介】 本間蒼明(ほんまそうめい)。本名は本間裕弼(ゆうすけ)。 1942年生まれ。学習院大学法学部を卒業後、凸版印刷株式会社に入社。人事部、労政部、総務部などを経て,株式会社トッパンプロセス取締役総務部長、トッパングループ健康保険組合専務理事などを歴任。健康保険組合経営研究会アドバイザー。第三種アマチュア無線技士の資格を持つ。 モットーは「創意工夫」で、一般社団法人発明学会の会員でもある。福島の原発事故をきっかけに、原子力に頼らないエネルギーの発明を志し、「リニア発電装置」の特許(特許第5877827号)を取得。趣味は読書、家庭菜園、エレクトーンなど幅広い。

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  • ぼくらの祖国
    4.3
    「ぼくらの祖国」とは、われらの魂のキーワード。失われた故郷の復活。さあ、貴方の手に。 ぼくは知らなかった。なぜか。日本の学校では、教えないからだ。日本の大人も、語らないからだ、きみも、あなたも、ぼくもみんな日本国民だ。だけど日本をそこく、祖国として考えたこと、はっきり祖国として意識したことが、どれほどあるだろうか。東日本大震災と福島原子力災害が起きてしまった後の日本でこそ、それを問い直したい。 ※この電子版は扶桑社刊「【扶桑社新書】ぼくらの祖国」(2015年8月15日 初版第一刷発行・2019年5月31日 第十刷発行)をもとに制作されております。 ※この電子版はカラーページがございます、カラー表示できる端末での閲覧を推奨しております。
  • 世界の原子力発電開発の動向 2023年版
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    55年以上刊行を続ける原子力界のロングセラー 世界の原子力事業者を対象とする直接のアンケート調査等に基づき、2023年1月1日現在の世界の原子力発電所のデータを集計。 計画中/建設中/運転中/閉鎖済みの各原子炉の炉型/出力などの諸元や立地点が一目でわかる、原子力界のロングセラー。 2023年版では、各炉の運転期間など近年ニーズが高いデータを、新たに追加しています。 和英併記 【目次】 第1章 2022年の動向 1.世界の原子力発電開発の現状 2.世界の国・地域別の原子力発電設備容量 3.概説 4.各国・地域の主な動き 第2章 世界の原子力発電の状況 1.世界の小型モジュール炉の開発動向 2.原子力発電所の運転期間延長の状況 3.原子力発電所のサイト内における使用済燃料貯蔵施設 4.原子力施設における廃止措置への取り組み状況 5.MOX利用の現状 第3章 世界の原子力発電所のデータ・集計 1.地域別 世界の原子力発電開発の現状 2.運転中の原子力発電所の設備容量推移 3.原子力発電設備容量の推移 4.原子力発電所の運転経験(原子炉・年) 5.原子力発電所の着工数推移 6.原子力発電所の運転年数 7.運転中原子力発電所の運転期間別基数 8.モデル別の原子炉基数 11.炉型別の原子力発電設備容量 14.原子炉ベンダーグループ変遷図 第4章 世界の原子力発電所一覧 第5章 世界の主な核燃料サイクル施設 【著者】 一般社団法人日本原子力産業協会
  • 中国の侵略に討ち勝つハイブリッド防衛 日本に迫る複合危機勃発のXデー
    -
    1巻1,870円 (税込)
    2023年3月10日 第三期習王朝樹立! 列島に迫る未曾有の複合危機 最新の安全保障の姿を50点以上の図版・288ページで詳説! 本書を読むことが抑止力の向上に繋がる 以下、目次より抜粋 序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官 歴代で最も「自衛隊」を尊重した最高司令官 反対派を気遣って「裏門から出ろ」 「自衛隊の最高司令官が務まるか」が総理の資格 第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー 日本列島と台湾島は中国の太平洋進出の壁 領土・領海の拡大を実現して「皇帝」を目指す習近平 粛清と制裁で第3期習王朝にこぎ着けた 中国共産党 第20期人事が示す野望 技術開発のギャップを狙う 原子力のテクノクラートを参画させた意味 中央軍事委員会メンバーの異様性 次期国防大臣選任の背景にある軍改革 党の軍から習近平の私設軍隊へ 侵攻のXデー 第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威 EUの東方拡大に21世紀欧州初の戦争を仕掛けた アメリカの姿勢と原油価格 親ロシア派とクリミア半島 「クリミア半島」はロシアの核心的利益 スターリンの呪縛がクリミア半島を譲渡させた たった1隻を残して寝返ったウクライナ海軍 ウクライナの国防改革 演説の天才 第3章 中国に攻めさせない日本の決断 撃墜スパイ気球が示す中国の非対称戦略 ロシアと中国の占領タスクが酷似 最重要課題は「中国に攻めさせない」こと 宇宙、サイバー、電磁波領域という新たな戦域 アメリカの軍民融合 安保3文書改定 「30+2対1」と「2対3」と「0対1」 韓国には期待できない 戦闘機の共同開発と経済安保 第4章 分断する世界と経済安全保障 「安保3文書」改定が生んだ新たな関係 345の包囲網 原潜のターゲットは中国 AUKUSの裏にあるJAUKUS メガFTAによる中国包囲網 「軍民融合」戦略が半導体の禁輸に繋がった 日米台韓の「Chip4」で中国と分断 セキュリティー・クリアランス グローバルサウスの争奪戦 第5章 その時、列島に何が起こるか――覚悟した日本国民こそ最大の抑止力 2023年秋に訪れる危機 CSISのシミュレーションの意味 その日、中国軍は台湾海峡を封鎖する 列島はウクライナ侵攻後のポーランドになる 立ちはだかる「武器輸出三原則」の壁 横須賀防衛学園都市 抑止力の土台「自衛官」の惨状 人任せ防衛から自立防衛の意識へ
  • “歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」
    4.3
    宮台真司氏(社会学者)推薦! 「専門家のゴマカシが蔓延する国で、私たちは「空気の支配」から真の公共へ脱却できるか。 痛快だが、とても痛い!」 この国が真の法治国家になるために必要なものとは―― ・なぜ市民が冤罪の犠牲になるのか? ・なぜ政治家へのヤミ献金はなくならないのか? ・インボイス制度導入前に私たちが知らなければならない「消費税の誤解」とは? 歪んだルールのまま選挙をし、増税し、原発を動かしても、この国は良くならない。 「法と社会の乖離」を指摘しながら、YouTube・ウェブ記事で信頼を集める弁護士が、 今私たちが知っておくべき5つのテーマを深く、わかり易く解説した、 渾身の日本社会論にして必読のノンフィクション! 第一章 刑事司法が「普通の市民」に牙をむくとき~日本の刑事司法制度で被告の訴えは届くか   第二章 「日本の政治」がダメな本当の理由~「公選法」「政治資金規正法」の限界と選挙買収の実態 第三章 東電旧経営陣への一三兆円賠償命令という「異常な判決」~「原子力損害賠償請求法」とガバナンスなき電力会社 第四章 「消費税は預り金」という“虚構”が日本経済を蝕んでいる~転嫁困難な中小企業が置かれた厳しい環境 第五章 交通事故の加害者が“つくり出される”とき~「自動車運転過失致死傷罪」による事故原因究明は正しいか 終章  ”歪んだ法”をなくしていくために~急がれる法教育の導入
  • 頑張って生きる「失明し透析をする」妻へ/被爆者の独り言
    -
    妻と息子を亡くし残された著者が、家族との時間を振り返るエッセイ。 後半は、被爆者でありながら原子力発電所の建設に携わった人間として、今後のエネルギー問題への提言も。

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  • 図解まるわかり 電池のしくみ
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    産業の進歩に欠かせない 電池の基本をぜんぶ図解 【本書のポイント】 ・解説とイラストがセットで理解しやすい! ・種類から発電のしくみ、構造など、基礎知識からしっかり解説! ・一次電池、二次電池、物理電池etc. 1冊であらゆる電池を網羅! ・技術関連の項目も全部図解。理系でも文系でもわかりやすい! ・クリーンエネルギーとして期待が高まる新型電池もカバー! 【こんな方におすすめ】 ・電池の基本を幅広く知りたい新人エンジニアの人 ・注目の高まる分野である電池について知りたい人 ・電池のしくみの基礎から歴史まで知りたい人 【内容紹介】 技術のしくみをわかりやすく解説することでおなじみの「図解まるわかり」シリーズに、いよいよ工学系分野が登場! 第1弾は、今後期待される分野でも注目を集める「電池」のしくみを解説します。 カーボンニュートラル実現に向けて開発が進む蓄電池、⾃動⾞や他のモビリティの電動化において最重要技術のバッテリーなど、2030年に伸びる分野として電池業界は注目されています。本書では技術の発展に欠かせない電池について、図解で網羅的に解説していきます。 本書は、一次電池や二次電池、スマホやノートPCに欠かせないリチウムイオン電池、期待が高まるクリーンエネルギーの燃料電池や太陽電池など、色々な電池のしくみが幅広く学べる1冊です。基礎から歴史、周辺知識まで、電池について学ぶ際に知っておきたいことを一通り解説しています。 見開きで1つのテーマを取り上げているので、最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、気になるテーマやキーワードに注目しながら読むなど、状況に合わせて活用してください。 【本書で解説する電池】 化学電池、物理電池、生物電池、リチウムイオン電池、バグダッド電池、ボルタ電池、マンガン乾電池、アルカリ乾電池、海水電池、リザーブ電池、レドックスフロー電池、ゼブラ電池、全固体電池、太陽電池、原子力電池など 【目次】 第1章 電池って何?~エネルギーを電気に変えるしくみ~ 第2章 使い切り式の電池~最も広く普及した一次電池~ 第3章 繰り返し使える電池~社会を支える二次電池(蓄電池)~ 第4章 私たちの生活を激変させた電池~リチウムイオン電池とその仲間・リチウム系電池~ 第5章 クリーンで安全な発電装置となる電池~次世代のエネルギー問題を支える燃料電池~ 第6章 光や熱をエネルギーに変える~化学反応なしで電気に変換する物理電池 第7章 電池をめぐる世界~変化の中にある日本の電力エネルギー~ ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 市場の失敗 電力自由化が原子力を葬り去る
    -
    電力経済の第一人者が 解決策を提言!! 電力経済の第一人者、エドワード・キー氏の著した集大成『Market Failure』の日本語版。原子力をめぐる世界の電力市場動向について、基本用語や歴史的経緯、市場における電力価格決定や投資決定のメカニズムなどを丁寧に解説する。 けして本書は「か弱き原子力」の弁護をするものではない。原子力は公共財であるとの観点から、電力に市場原理を適用したことによって引き起こされた失策を具体例を挙げて検証し、解決策を提言するものである。 【目次】 はじめに 第一章 なぜ原子力は重要なのか 原子力の特徴 考 察 第二章 原子力発電 基本用語 原子力発電プロジェクトの諸フェーズ 原子力発電コスト 原子力発電所の運転 業界組織とビジネスモデル 原子力発電プロジェクトの課題 考 察 第三章 電 力 電気事業の形態 卸電力 発電所建設の投資決定 気候変動 これらが意味すること 第四章 市場の失敗 経済学上の概念 電力部門 原子力発電 第五章 世界の原子力発電の状況 世界の原子力発電 米 国 英 国 カナダ フランス 中 国 考 察 第六章 何を為すべきか 政府のより大きな役割 電気事業の伝統的形態への回帰 負の外部性をコントロールする 原子力の正の外部性への補填付与 電力市場設計の改善 考 察 第七章 行動の喚起 著者について 【著者】 エドワード・キー エドワード・キー氏は、一流のアドバイザーとして数多くの原子力発電プロジェクトに参加。単なる原子力分野のエコノミストの範疇を超え、原子力や電気事業の諸課題について政府や企業に対し、戦略的、経済的なアドバイスを行う。米国内ならびに国際的な訴訟案件や仲裁案件においても、専門家として証言も実施している。米海軍出身で、若い頃はUS Nuclear Navy の象徴であるH.G. リッコーヴァー提督の薫陶を受け、空母用原子炉の建設に携わった。 原子力産業新聞編集部 1956年3月創刊。経済産業省新聞記者会ペンクラブ、科学記者会(文部科学省)所属。原子力産業新聞は、原子力のエネルギー利用から医学利用、産業利用、農業利用に至るまで、紙媒体の頃と変わることなく、原子力の魅力を伝えるWEBマガジンです。 https://www.jaif.or.jp/journal/
  • 〈原爆〉を読む文化事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀半ばに登場した核・原爆は世界のありようを一変させた。広島・長崎への原爆投下、今日も続く各国の核実験、原子力の「平和利用」と原発事故……。それらは生活だけではなく社会制度や文化に大きな影響を及ぼした。 社会的・政治的には様々な問題や議論を引き起こし、文化的には物語として表象され人々に受容されてきた核のイメージや言説の全体像をとらえるために、70項目をピックアップして、基本情報から論点・要点までを項目ごとにまとめる。 〈原爆〉から「戦後70年」を見通すだけでなく、「いま」と「これから」を考える有用な知の資源として活用できる、最新の知見と視点を盛り込んだ充実の「読む事典」。
  • 原発事故は終わっていない
    4.3
    福島原発事故から10年。 原子力の場にいた人間として、 私には原発をやめさせることが できなかった重い責任があります。 もちろん、原子力を進めてきた 国と電力会社には猛烈に 重い責任があります。 同時に、日本人一人ひとりにも 責任があると私は思っています。 原子力廃絶を訴え続けて半世紀、 反骨の科学者、渾身の書き下ろし。 2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原発事故は、 10年経過した今も収束できず、被災者の苦難は依然として続いている。 一方、加害者である東京電力と日本政府は、 「原発事故の反省と教訓を風化させることなく、 福島への責任を果たしていく」と発言しながらも、原発を推し進めている。 本書では、福島第一原子力発電所の現状、 見逃してはならない原発にまつわる諸問題 (世界に逆行する日本の原発輸出政策/汚染水の海洋放出問題/ 原子力産業の現在/原発マネーに群がる人たち/ 放射性廃棄物、処分場誘致の動き〈北海道寿都町・北海道神恵内村〉/ 原発再稼働をめぐる立地自治体の葛藤 〈東日本大震災で被災した東北電力女川原発の再稼働・ 40年超の関西電力高浜原発、再稼働手続き開始〉)など、 著者だからこそ知り得た稀有な情報を取り上げ、解説する。 原発事故の風化に警鐘を鳴らし、原発の危険性を説き、 原発ゼロ社会実現への思念を綴った究極の反原発論。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 原子力災害からいのちを守る科学
    4.3
    放射線は,私たちの体にどう影響するのだろう.そもそも「原子力」とはどういうエネルギーか,放射性物質はほかの物質とどう違のうか,半減期や除染の本当の意味などを,中学までに習った理科の知識をもとに,周期表やDNAの基礎からやさしく解説.中学・高校の副読本や課題図書に最適.これからどうするか,未来を考えよう!

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  • あしたは晴れた空の下で ぼくたちのチェルノブイリ
    3.8
    一九八六年、チェルノブイリで起こった史上最悪とされる原子力発電所の事故。放射能の恐怖は世界に広がっていく…。ドイツに住む日本人の少年・トオルがみたものとは。
  • 増補改訂版 「超小型原子炉」なら日本も世界も救われる!
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機の現在! 岸田政権は、いよいよ原発回帰へと舵を切った。 福島での原発事故以来、日本の原発は止まってしまった。 だが、事故の起こらない原発は存在していた。実際に米国、ロシアでも現実化されている夢の技術が日本でも実現するのか? 2020年後半の実稼動に向けて動き出したSMR(小型モジュール炉)の技術はすでに確立されている! 運転員は必要ない、燃料交換の必要もない、事故は絶対起こり得ない、小型原子炉4S炉という夢の技術を明らかにする。 この開発が実現すれば、 世界中の既存の原子力政策が 大激変する! たくさんの機器を持つ巨大な原子炉を 大勢の運転員が操作するところに、 リスクの原因がある。だから、シンプルに すればそれだけ安全性が高まる。 この非常に単純な理屈で 創り上げた超小型原子炉が 実用化段階にある。 ・その小型原子炉とは「4S炉」である ・「4S炉」とは「スーパー・セーフ、スモール・アンド・シンプル」の頭文字を取ったもの ・リング状の反射体の幅は約40センチ、燃料ピンの外径は1センチ ・燃料被覆管は肉厚が1ミリ、ジルコニウムライナー付HT9、フェライト系金属製 ・熱伝導の優れた金属燃料炉心技術によって制御棒を排除した設計 ・燃料棒は、ウランにジルコニウムを10%混ぜた合金で、柔軟な金属 ・従来のセラミック燃料に比べると、金属燃料の熱伝導は10倍 ・全出力運転時でも燃料ピンの中心温度は800度以下 ・従来のセラミック燃料炉における燃料中心温度は2600度 ・要するに、究極的な安全特性 ・制御棒の操作が不要のため、運転員はいらない ・核物理学者のエドワード・テラー博士の検証にも耐えた ・電気出力1万キロワット程度のものを標準化して、量産によるコストダウンを目指せば、僻地や途上国での飲料水生産など、今世界的に一番求められているものになる ・炉心の直径はわずか90センチ、炉心の高さは4メートル ・金属燃料は40年間連続使用可能 ・事故の原因となる制御棒なしの原子炉である ・送電網の必要がないので、送電網のない僻地でも単独運転可能 ・原子炉系統にわずか50個の部品やコンポーネントしかついていない ・動く装置がほとんど無い。運転員もいらない、燃料の交換もいらない ・砂漠に並べておけば電気が作れる ・決して事故は起こらない ・水を使わないため、海や川の傍に置く必要がない ・砂漠のあちこちに点在する街々に、小型原子炉を置けば良い ・日本の逆浸透膜を使った脱塩処理技術と組み合わせれば、砂漠化を解決する水が製造できる

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  • 地球環境問題がよくわかる本(改訂版)
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 21世紀、地球上に起こった主な環境問題をテーマごとにわかりやすく理解できる本 新しい情報を取り込んだ待望の改訂版登場! 地球温暖化、原発問題、放射性物質汚染、大気汚染、水環境問題、砂漠化問題、アレルギー・化学物質過敏症など、身近に起こっている多くの環境問題を、著者独自の視点で、わかりやすく伝える科学読み物です。親しみやすいイラストと図表をふんだんに織り交ぜ、どこから読んでも楽しめる紙面構成になっています。 改訂版では、SDGsの視点も取り込み、各種データを最新の数値と差し替えています。 Part1 地球と人間 Part2 地球の気温が上がるのは止められるのか Part3 原子力発電は必要か Part4 空気はきれいになってきたのか Part5 川や湖や海はきれいになってきたのか Part6 土や地下水の汚れはなくなってきたのか Part7 森や生き物は守られ、砂漠は減ってきたのか Part8 資源消費やゴミは減ってきたのか Part9 食料・食品は今のままでいいのか Part10 アレルギーは減らせるのか Part11 紛争・戦争は最大の環境破壊 Part12 地球にやさしい社会をつくるために 環境関連団体リスト 環境関連主要図書リスト
  • サンドワーム ロシア最恐のハッカー部隊
    3.5
    たった数行のコードが、世界の産業に壊滅的な打撃を与える--。07年、ロシアのハッカーはエストニアを攻撃、ほぼすべてのウェブサイトを不通にさせた。 14年、クリミア半島を併合したロシアは、15年にはウクライナの政府、メディア、交通機関へサイバー戦をしかけた。 重要インフラに焦点を当てた攻撃は、ウクライナをサイバー戦争の実験場とするものだという一部研究者の警鐘は無視され、ハッカー集団は攻撃性を増した。 その名は、サンドワーム。 15年、ウクライナ西部の送電網がハッキングされダウン、広域停電が起こった。同じ集団が、アメリカの電力会社にもマルウェアを仕掛けていた。 そして2017年、病院、製薬会社、空港、海運、郵便局、原子力発電所--世界中のネットワークが、マルウェアに感染し、莫大な損害を被った。 なかでも、ウクライナの受けた被害は甚大だった。これがサイバー戦争なのだ。
  • 電力崩壊 戦略なき国家のエネルギー敗戦
    3.9
    停電ニッポン、なぜ、こうなった? 日本の未来に灯りをつなぐため行動したいすべての人へ エネルギー逼迫を受けた緊急出版!!複雑に絡み合った原発問題はいかに解きほぐせるのか? 気鋭の論客がエネルギーを切り口に、日本を前向きに軌道修正する道を探る意欲作。 原子力政策の不透明性や電力自由化、急速な脱炭素化政策など、国の根幹をなすべきエネルギー問題は「失策」の歴史にまみれている。 平易な語り口で知られる著者が、電力政策の歴史、原発や再エネが抱える様々な課題をわかりやすく解説し、具体的な解決策を提示する。
  • スティーブ&ボニー
    5.0
    誰も読んだことのない、真面目で、おかしくて、ハートウォーミングな、ゲンシリョク・ロードムービー・エッセイ! 福島県で夫と植木屋を営む著者のもとへ、アメリカで開かれる原子力に関する会議に出席しないかというメールが舞い込む。 引き受けたはよいものの、言語や相互理解の壁に、どうしたものかと途方に暮れる著者。 現地に飛び込み、原子力や放射線防護について意見を異とする人びとと交わるうちに、 歴史・民族・国家・戦争・テクノロジーと人間のさまざまな関係性が浮かび上がる。 その旅路を等身大の視点から描いた連作エッセイ集。 衝撃のデビュー作『海を撃つ――福島・広島・ベラルーシにて』(みすず書房)に続く第二作! 山本貴光さん推薦!「原子力を語ると、どうして話が通じなくなるのか。それでも分かりあえるとき、何が起きているのか。これは、そんな絶望と奇跡をめぐる旅の記録である」 目次 1 奇妙なはじまり 2 本場・原子力ムラとの出会い 3 安請け合いのゆくえ 4 スティーブとの対面 5 裸足の数学者 6 ハンフォードからヒロシマへ 7 ダンとのドライブ 8 砂漠のピクニック 9 強制収容キャンプの記憶 10 キャラバンは砂漠をゆく 11 「BUY U.S. SAVINGS BOND」 12 砂漠に夕日は落ちる 13 いまは、いい友達 14 会議がはじまる 15 「オルマニーへのまなざし」 16 風邪のスープ 17 ソドムとゴモラのケーキ 18 「恐ろしいのは人間です」 19 初恋のようなハグ 20 絶望のような希望 21 宇宙語で話す 22 ゲニウス・ロキの生まれるところ 23 愛を込めて あとがき 参考資料
  • 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「正解のない時代」に自分だけの正解を導き出すための方法として、ビジネスパーソンのあいだで注目されている「失敗学」が、累計162万部突破・大人気「見るだけノート」シリーズに登場。 失敗のプラス面に着目、そこから新しい知識を吸収するためのメソッドを図解で分かりやすく学ぶことができます。 監修者畑村洋太郎が生み出した、失敗を「成長や創造のチャンス」と捉えて活用する珠玉のビジネススキルが2時間で身につく一冊です。 【目次】 Chapter 1 失敗の捉え方を見直す Chapter 2 失敗を分類し分析する Chapter 3 失敗を創造につなげる Chapter 4 創造的思考を鍛える Chapter 5 組織に活かす失敗学 Chapter 6 事例から学ぶ失敗の教訓 Chapter 7 失敗学を活用して新時代を生き抜く 【監修】 畑村洋太郎 (はたむら ようたろう) 1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業、同大学院修士課程を修了し日立製作所入社。東京大学名誉教授。工学博士。畑村創造工学研究所主宰。NPO法人失敗学会理事長。ドアプロジェクト主宰(2004~2005年)、危険学プロジェクト主宰(2007~2020年)。専門は創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。国土交通省リコールの原因調査・分析検討委員会委員長、消費者庁消費者安全調査委員会委員長、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員長、科学技術振興機構のプログラムマネージャーの育成・活躍推進プログラム研究講師などを歴任。『失敗学のすすめ』『創造学のすすめ』『新 失敗学 正解をつくる技術』(すべて講談社)、『だから失敗は起こる』(NHK出版)、『技術の創造と設計』(岩波書店)、『やらかした時にどうするか』(筑摩書房)など著書多数。
  • 世界が面白くなる!身の回りの哲学――日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ!」 これは、アランの『幸福論』に出てくる有名な言葉です。 このように、哲学者たちは私たちをハッとさせるような言葉や考えを残しています。 ●哲学者76人の思想をもとに  日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。 「哲学」とは、 頭をすごく使うこと、頭がいい人がすることなど、 高尚なイメージを持たれている人も多いかもしれません。 しかし、そんなことは決してありません。 「愛とは何か」 「死とは何か」 「正義とは何か」 「世界とは何か」 「性とは何か」 など、 疑問に思うことを 「なんだろう?」と自分なりに考えてみたらいいのです。 では、哲学すると、どんな良いことがあるのでしょうか? 哲学することで悩みや問題が解決します。 悩みや問題がなくなれば、世界がより良くなったと言っていいでしょう。 だから、わざわざ考えるわけです。 考えても苦しいだけなら、誰もしません。 しかし、哲学の場合は答えが出るのです。 しかも世界を良くする答えが――。 生活の中の些細なことから、 ・政治の話 ・宇宙の話 ・科学の話 何についてでも考えることができます。 本書でも、 まさに暮らしの中のテーマから政治や宇宙、 科学の話まで、実にバラエティに富んだテーマ、 つまり身の回りの話題を哲学しています。 各テーマにおいて、 哲学者(時には科学者)の考えと著者の考えを紹介していますので、 本書を読みながら「自分ならどう考えるだろう」ということを 意識して言語化してみてください。 それがすでに哲学なのです。 ■テーマ 遊び/顔/趣味/お金/睡眠/正義/政治/戦争/LGBTQ+ ポスト資本主義/AI/インターネット/SNS/宇宙/バイオテクノロジー パンデミック/震災/気候変動/原子力発電所の事故/事故/幸福 仕事/家族/死/宗教/自由/愛/悪/時間/世界 ■目次 ●第1章 日常生活を哲学する ・1-1 遊び      ヨハン・ホイジンガ/エリック・ホッファー/フリードリヒ・ニーチェ/ロジェ・カイヨワ   ・1-2 顔      和辻哲郎/デボラ・L・ロード/エマニュエル・レヴィナス ・1-3 趣味      三木清/和辻哲郎/バートランド・ラッセル ・1-4 お金      ジョン・ロック/カール・マルクス/ゲオルク・ジンメル/ジャン=ポール・サルトル ・1-5 睡眠      アリストテレス/カール・ヒルティ/ジークムント・フロイト ●第2章 社会を哲学する  ●第3章 テクノロジーを哲学する  ●第4章 災害を哲学する ●第5章 人生を哲学する ●第6章 抽象的概念を哲学する ■著者 小川仁志(おがわ・ひとし) 哲学者 山口大学国際総合科学部教授 博士(人間文化) 1970年、京都生まれ。 京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。 専門は公共哲学。
  • 「僕のお父さんは東電の社員です」 小中学生たちの白熱議論! 3・11と働くことの意味
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    「僕のお父さんは東電の社員です。悪いのは東電だけ? 原発は誰がなぜ必要としたの? 」 2011年3月の震災、そして原発事故。放射能漏れが続く中、 一人の小学生の問い掛けが毎日小学生新聞に掲載され、 大人たちが忘れていた視点を呼び起こす。 「僕のお父さんは東電の社員です」 悪いのは東電だけ? それとも大人たちみんな? 子どもはどんな責任を持つのか? 勤勉に働きさえすれば国が豊かになり、個人が幸せになるという戦後日本がひたすら信じてきた想いにどんな盲点が含まれていたのか? 全国の小中学生が参加した白熱議論と森達也氏の渾身の書き下ろし長文 が、その問いに向き合う。 【目次】 ◆ 〈ゆうだい君の手紙〉僕のお父さんは東電の社員です ◆ 東電は人々のことを考えているか ……北村龍行(経済ジャーナリスト 元毎日新聞記者・論説委員) ◆ ゆうだい君への手紙 小学生からの手紙/中学生からの手紙/ 高校生・大学生からの手紙/おとなからの手紙 ◆ 森達也「僕たちのあやまちを知ったあなたたちへのお願い」 ・電気って何だろう ・電気と原子力 ・原発が増えたわけ ・一緒に考えよう ・じつは大人もわかっていない ・「会社」って何だろう? ・組織で生きること ・「便利」という落とし穴 ・「空気を読む」ことの危険性 ・ゆうだい君が問いかけたこと ・何のために働くのか ◆ 出版に際して……森忠彦(毎日小学生新聞編集長) 【著者】 森達也 ノンフィクション映画監督。ドキュメンタリー作家。『「A」撮影日誌』『A2』『森達也の夜の映画学校』(いずれも現代書館) 『死刑』(朝日出版社)など著作多数。2011年『A3』(集英社インターナショナル)で講談社ノンフィクション賞受賞。 毎日小学生新聞
  • ソ連核開発全史
    5.0
    第二次世界大戦後、大規模な軍拡競争を伴う東西冷戦下のソ連において推進された原子力政策は、人類史をどう変えたのか。最初期の放射線研究、史上最大の水爆実験から、世界初の原子力発電所稼働、東側同盟国への技術提供、原子力ビジネス、そして史上最悪のチェルノブイリ原発事故に至るまで。危険や困惑を深めながらも試行錯誤を重ね、科学者・技術者を総動員して推し進められた知られざる数々のプロジェクト。現代ロシアの基礎をなすその計画の全貌に迫る、はじめての通史。
  • 勝者なきエネルギー戦争
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕石油ショック以来の転換点 問われる日本の技術と外交力 小山 堅×渡部恒雄 ●民間が担いきれなくなった日本の原子力事業 求められる産官学の連携と政治のリーダーシップ 竹内純子 ●経済産業大臣インタビュー 再エネ、火力発電、原発再稼働…… あらゆる選択肢を排除しない 西村康稔 ●イチから分かる徹底解説 燃料価格高騰で再エネは「安価」になる 本橋恵一 ●ドイツのエネルギー自立が意味するものは? 戦争によって加速する脱炭素化の流れ 西村健佑 ●石油が塗り替えた世界地図 カタール、バーレーン建国に見る、エネルギーの歴史と国際秩序 向山直佑
  • シリーズ戦争学入門 戦争と技術
    4.0
    技術は、戦争の変化を最もよく説明する変数である。本書では先史時代から現代にいたる技術の進化、戦争への影響を考察。豊富な事例をもとに、技術と戦争の相互作用を体系的に論じる。弓、チャリオット、攻城兵器などの軍事技術の発展はもとより、城塞、道路、蒸気・内燃機関、通信、コンピューター、原子力などの軍民両用技術が戦争と社会にもたらした影響をみる。
  • 日本が心配だ!
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    1巻1,760円 (税込)
    国鉄民営化の実現、東海道新幹線システムの完成、更に超電導リニアへ! そして国家観を持った経営者。葛西敬之からの最後のメッセージ 大義なき経営人よ、再び国を滅ぼすなかれ! 日本よ、自由世界のリーダーとなれ! ※日本の周辺は危険な核保有国家(中国・ロシア・北朝鮮)ばかり。自国の安全保障のためには、「専守防衛」ではなく「究極的な抑止力」をアメリカと協力して持つ必要がある。 ※新幹線システムをはじめ中国への安易な輸出や協力を行なうことがいかに危険なことかを、戦前の歴史から学ぶべきだ。十四億の市場という幻想に惑わされることなく冷静になれ! ※日米の政治家や学者の多くは中国共産党を甘く見ていた。「中国幻想」から脱却し、自由世界は新たな対中戦略を構築し対抗すべきだ。 安倍晋三「葛西さんは,卓越した経営者であると同時に、『国士』でもありました」(弔辞より) 櫻井よしこ 「葛西さんは,長期的な視点、かつ大きなスケールで将来を見据えていました」 櫻井よしこさんの「はじめに」より。 この五月二十五日に亡くなられた葛西敬之さんを偲んで、安倍晋三元首相と葛西さんのことを語り合ったのが、六月初めのことでした。その対談は本書の序章(「正論を語り続けた国士・葛西敬之」)におさめられています。 そして、急遽、雑誌『WiLL』などに掲載された葛西さんの論文や対談をまとめて一冊の本を編もうということで、この本がつくられることになりました。私との対談も何本か収録され、本書の末尾には安倍さんが、芝増上寺で営まれた葛西さんの葬儀(六月十五日)で述べられた弔辞を収録させていただくことになりました。 そんな風に準備が進んでいたとき、信じられない惨事が起こりました。七月八日、奈良で遊説中の安倍さんが暗殺されたのです。そして、安倍さんが、葛西さんを見送った同じ芝増上寺で七月十二日に、安倍さんの葬儀が営まれることになりました。 その安倍さんを経済人として支えたのが葛西さんでした。靖國神社参拝問題や安保法制などで、安倍さんがマスコミや野党からの批判を全面に受けているときに、全くぶれずに支えました。「安倍さんは歴史観、国家観が素晴らしい。安倍さんがいる限り、日本は方向性を誤らない」と葛西さんは安倍さんに全幅の信頼を置いていました。 でも、なんということでしょう。その葛西さんが亡くなり、そしていま、葛西さんが「安倍さんがいる限り、日本は方向性を誤らない」と太鼓判を押された安倍さんがこの世からいなくなったのです。 安倍さんが凶弾に倒れる一カ月ほど前の六月上旬に、安倍さんの対談本(『安倍晋三 時代に挑む! 』)がワックから刊行されました。私との対談も何本か収録されています。哀しいことに、この二冊が、安倍晋三さんと葛西敬之さんからの『最後のメッセージ』となりました。葛西さん、そして安倍さんの遺志を継ぐために、私たちは何をすべきでしょうか。政治家だけでなく、国民一人ひとりが意思表示を続けることが重要です。 葛西さんと安倍さんの魂はいまも生きています。この二冊の本を読めば、生き生きと甦ってもきます。「日本を取り戻す! 」ために、残された私たちが「国士」お二人の遺志をしっかりと継いでいくことが大事です。 はじめに--二人の国士が相次いで亡くなるとは……櫻井よしこ 序章 正論を語り続けた国士・葛西敬之 安倍晋三・櫻井よしこ 第一章 日米の核シェアリングが東アジアの平和を守る 第二章 日本は世界での役割を自覚すべきだ 第三章 日本は迷わずに反中・親米に舵を切れ(ゲスト・櫻井よしこ) 第四章 大義なき経済人よ、再び国を滅ぼす勿れ 第五章 原子力発電は「民意」に従えば国滅ぶ 第六章 「ポピュリズムの罠」からの脱却 第七章 日本よ、自由世界のリーダーとなれ 第八章 「新幹線から超電導リニア」への終りなき挑戦(ゲスト・櫻井よしこ) 第九章 世界の中で咲き誇れ、日本よ!(ゲスト・櫻井よしこ) 第十章 地球儀で見る日米同盟の意義 (ゲスト・ケント・ギルバート) 第十一章 「絶対的平和国家論」の誤謬を正す(ゲスト・河野克俊) 弔辞 「日本の将来を頼みます」と言われて……安倍晋三
  • 原発ゼロ社会への道 「無責任と不可視の構造」をこえて公正で開かれた社会へ
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    原子力市民委員会は、脱原発に向けた具体的政策を提言する市民シンクタンクとして2013年に設立され、原発やエネルギーに関連するさまざまな問題の調査と情報発信、そして議論の場作りを目指しています。  原子力市民委員会は各種レポートを発行していますが、特に「原発ゼロ社会への道」シリーズ(これまで2014年と2017年に発行)は、その時点での現状分析と提言を総括した内容になっています。今回の『原発ゼロ社会への道 ──「無責任と不可視の構造」をこえて公正で開かれた社会へ』も、前2冊と同様、原子力の後始末、エネルギー転換、持続可能な社会について考える人々にとって、詳細・精確そして総合的な情報源となります。

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  • 見えない危険なエネルギー 放射線の大研究 その正体から被ばく予防法まで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が大地や海を汚染しました。私たち人間はそれを無毒化する手段をまだ持っていません。放射性物質は、人体にどのような影響をあたえるのか、できるだけ被ばくしないためにどうすればいいのか。身を守るための知識を小中学生向けにやさしく紹介します。 [1章]放射線の基礎知識……放射線って、なんだろう?/放射線には、どんな種類があるの?/内部被ばくと外部被ばくはどうちがう?/シーベルトやベクレルって、どんな単位? 他 [2章]放射線による人体への影響……放射線は、なぜ体に悪いの?/被ばくすると、どんな影響があるの?/子どもは放射線の影響を受けやすいの?/地面や海に落ちた放射性物質はどうなるの? 他 [3章]放射線から身を守る……外部被ばくや内部被ばくをすると、ほかの人にうつるの?/遊ぶ場所に気をつけたほうがいいの?/除染って何?/どんな食品を食べればいいの? 他
  • みんなが知りたい! 地球の資源とエネルギーのしくみ 利用の歴史から脱炭素社会のことまで
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 調べ学習に役立つ! ★ 写真や図解でやさしく解説。 ★ 電気やガスはどのように作られるの… ★ 地球にやさしいエネルギーって… やさしくないエネルギーもあるの… ★ 「次世代エネルギー」「脱炭素」について教えて! ★ エネルギーにはどんな種類があるの… ◆◇◆ 協力者からのコメント ◆◇◆ 私は長くエネルギーに関する仕事に携わってきました。 そのため、現在もエネルギーに関する情報に 注目してしまうことが少なくありません。 私たちに便利で豊かな暮らしを 与えてくれるエネルギーですが、 非常に残念なことですが、 世界のどこかで起きている戦争にも 莫大なエネルギーが使われているのも事実です。 人類は太古の昔から熱や光などの エネルギーを利用してきましたが、 18世紀の産業革命から石炭を燃やす文明が始まり、 その後も大気中に大量のCO2を排出する エネルギーを使う文明が長く続きました。 その結果、地球温暖化という環境問題を 抱えてしまう事態を招いています。 人類はこれまで、石炭や石油などのCO2を排出する 資源をもとにしたエネルギーを使って 産業を発展させてきましたが、 世界は今、エネルギーの使用が 環境に与える影響と真剣に向き合い、 新しいエネルギーの発展に取り組んでいます。 個人である私たち一人ひとりも、 エネルギーと環境の関りを知り、 できることに取り組んでいかなければなりません。 本書では、そもそもエネルギーとは何なのか、 エネルギーをつくるさまざまな資源に どのようなものがあるのか、 その資源からエネルギーはどのようにつくられ、 社会でどう活用されているのか、 使われるエネルギーは時代とともに どのように移り変わってきたのか、 さらにはエネルギーと環境問題との関りなど、 エネルギーについて幅広い視点から 分かりやすく説明しています。 本書を読んだみなさんが、今を生きる自分たち、 さらには未来に生きる人たちのために、 どのようにエネルギーと向き合い、 地球環境のためにどのような行動を とっていったら良いのか、 少しでも考えるきっかけとなったら幸いです。 「自分でできることで青い地球を守る会」発起人 北原 義昭 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆1 エネルギーとは * 昔の子供はロボットアニメで初めてエネルギーを学んだ! * 人力から始まったエネルギーは今、再生可能エネルギーへ! * 畜力・風力・水力から蒸気機関へ化石エネルギー時代の幕開け * 化石エネルギー時代から再生可能エネルギーの時代へ! ・・・など ☆2 現代で主に使われているエネルギー * 長い年月をかけて生き物たちが化石エネルギーになった! * 枯れた植物からできた石炭、人類発展の産業革命を支えた * 石油は現代社会の主力エネルギー、自動車や飛行機を動かす! * 高騰・下落を繰り返す原油価格、国際情勢が大きく関わっている! ・・・など ☆3 地球にやさしいエネルギー * 再生可能エネルギーとは、自然界にいつでも存在しているエネルギーだ! * 太陽光を電気に変えて発電、クリーンな太陽光エネルギー * 火山地帯の地球に眠る資源、地熱エネルギーを使って発電! * 膨大なエネルギーが大きな可能性を秘めた海洋エネルギー ・・・など ☆4 エネルギーと環境問題 * 今の生活に必要な資源量が分かる、エコロジカル・フットプリント * 地球温暖化にはエネルギーの消費が大きく関わっている! * 地球温暖化を防ぐための国際的な話し合いの場「COP」! * エネルギーを有効活用するために、省エネルギー対策が重要! ・・・など ☆5 原子力エネルギー * 原子力発電は核分裂で発生したエネルギーで発電させる! * 原子力エネルギーを取り出す、原子炉の原理を知ろう! * 原子炉は発電機ではなく、水蒸気をつくる装置のこと! * 軽水炉、重水炉、黒鉛炉など、原子炉の種類はいろいろある! ・・・など ☆6 脱炭素社会に向けて * 温室効果ガス排出量「実質ゼロ」の社会を目指した脱酸素社会! * 再生可能エネルギーの更なる活用! * 世界のエネルギー事情が変わってきている! * 世界で加速する電気自動車の普及! ・・・など
  • 結局、原発ってどうなのよ?
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    1巻1,210円 (税込)
    推進?反対? ――その前に、ちゃんと知りたい原発のすべて! 3.11以降「原発原発」と騒いでいるけど、やっぱり今回の事故がどうして起こったのか、そもそも原子力のこと、知らない人も多いはず。知りたいと思っても、その仕組みや専門用語など、やっぱりすごく難しい! 今さら知らなくてもいい!という問題じゃないけど、専門書や文字で説明されてもわからない!という皆さんのために、マンガ家川口憲吾が、身体をはって「チェルノブイリ」「福島原発」「プルトニウム」「もんじゅ」「ウランと核分裂のこと」「原爆のこと」全部マンガで描ききります! しかもわかりやすいように、徹底的にたとえました! 原発は猛獣?プルトニウムは夜の蝶?もんじゅはエースピッチャー!? 楽しく読んで、わかって、うなって、考えよう! 【目次】 プロローグ 第1章 原発事故のこと、全部教えてください! 第2章 原子力発電所ってどうなってるの? 第3章 放射能ってなんなんだ!? 福島からのQ&A あとがき
  • 学習の生態学 ──リスク・実験・高信頼性
    -
    医療現場、原子力発電所等、一つ間違えば大きな事故が生じうる組織において、学習はどのようになされるか――。失敗を含む「日常的実験」の繰り返しこそ、現場での学習の資源である。本書では、このリスクを伴う試行錯誤を許す空間を「学習の実験的領域」と呼び、法的・経済的諸条件に影響され、組織ごと、状況ごとに変動するその不安定なありようを明らかにする。フィールドワークや豊富な民族誌的資料をもとに、学習を社会科学のテーマとして扱い、状況的学習論といった従来の理論モデルを超える新たな枠組みを示した。事故と安全、科学技術、組織といった具体的文脈のもとでの学習を考える、数々の概念装置を与える書。
  • 日本経済 復活の書 2040年、世界一になる未来を予言する
    4.3
    人口減少、経済の低迷、貧困の増大……日本経済の未来は暗いことばかりのように思える。しかし、本書で描く未来は、これとは真逆だ。 ●人口は減少するどころか1億4000万まで増える ●リニア新幹線が全国津々浦々を走っている ●電力不足は過去のもの。グリーンエネルギーを無尽蔵に使える ●国民全員に毎月10万円が振り込まれ、貧困が解消される ●リアル経済が活性化し、毎日深夜まで人が行き交う「終わらないバブル」が訪れる ●一人当たりGDPは世界トップレベルにまで回復する では、こうした未来をどのように実現するのか。本書は未来予測の専門家が、これから日本経済を襲う様々な危機を明らかにするとともに、外国人労働者、個人情報保護、原子力発電所などの論点に大胆に踏み込み、その前提を根本から覆す「魔改造」を説く。目からウロコが落ち、日本の未来に勇気が湧いてくる一冊。
  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇
    4.3
    「チェルノブイリ」と「フクシマ」に通底するものとは? チェルノブイリは「平和の原子力」の象徴として、ソ連で最も安全で進んだ原発と言われていた。しかし、1986年4月の原子炉爆発事故によって、歴史に汚名を残す末路をたどった。事故からすでに36年が経過しようとし、その間にアレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り 未来の物語』をはじめ、数多の著作や研究が世に問われてきたが、ソ連やロシア連邦の根深い秘密主義のために、今でも全容が解明されたわけではない。 最新刊の本書は、構造的な欠陥をはらんだ原発が誕生した経緯から、北半球を覆った未曾有の放射能汚染、多くの人々の心身に残した傷にいたるまで、気鋭のジャーナリストが綿密な取材と調査を通して、想像を絶する災厄の全体像に迫った、渾身のノンフィクション作品だ。 「秘密主義とうぬぼれ、傲慢と怠惰、設計と建造のずさんな基準」といった「原子力国家の心臓部を蝕む腐敗」、すなわち体制のあり方そのものに悲劇の深層を探り、人生を狂わされた生身の人々の群像を克明に描いた、調査報道の金字塔。 本書は、『ニューヨーク・タイムズ』『タイム』『カーカス・レビュー』の年間最優秀書籍(2019年)に選出された。
  • 「反重力」の超法則
    -
    1巻2,662円 (税込)
    脱原子力/脱炭素へのマスターキー 昆虫に学んだ全てのタブーを突き破る新次元科学 量子力学、素粒子物理学の背後に存在していた 既存のエネルギー科学を180度覆す 「反重力」の叡智とは!? 気鋭の科学ジャーナリストが 隠されてきた構造・メカニズム・法則性を完全検証 空を自由自在に飛んだ 反重力プラットフォームの超真相も ついに本書で公開! ロシアのグレベニコフ博士が発見した 重力制御法(空洞構造効果)と 古代に存在した反重力技術を融合、 人類の限界点を超えるフリーエネルギーによって 新たな文明の創出へ―― 世界のエネルギーを超変換させる 自然、古代、宇宙の叡智が重なり合った 近未来テクノロジーの青写真が明らかに! 波動、螺旋、幾何学、電磁場、渦、 フラクタル、エーテル力、オルゴン、 モノポール、タキオン、粒子配列、W波…… 反重力の謎を解く、これらのキーワードを掘り下げると さらに未解明の現象もすべて解決していく!? 主な内容 ・地球の引力を引き離すフォース・フィールド内の特別空間とは!? ・誰もが念力・超能力者である・時間が重力と関わっている?! ・驚くべき永久機関/ソーラー・エーテル/ビーム放射器の装置 ・初飛行はUFOとして目撃!?・ピラミッドの空中巨石運搬法 ・強力な電磁波が病気を引き起こす・反重力とポルターガイスト現象の相関 ・人体の空中浮揚と特別な意識状態について……etc.

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  • 日中尖閣大戦【1】開戦前夜
    5.0
    202X年春、日中外相会議開催の四日前、尖閣諸島水域で石垣島の漁船二隻が、領海侵犯した中国海警船三隻に追い払われる事件が発生。 そんな中、米インド太平洋軍司令部から、SLBM搭載可能の原子力潜水艦を含む三隻の中国潜水艦が所在不明との一報が入る。 さらに中国艦隊が南沙諸島にある太平島領海に急接近しているというのだ。 次々と軍事行動を起こす中国。日本国内でも尖閣諸島を護れとの声が高まるのだが、政府は軍事衝突に発展するのを恐れ具体的に対処しなかった。 国の対応に業を煮やしたある民間人らが尖閣諸島への上陸を企て、作戦を実行に移した。 尖閣をめぐる日中戦争、ついに勃発か!?
  • 中国、ロシアとの戦い方 - 台湾・日本をウクライナにさせないための方法 -
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    ウクライナに侵攻中のロシア。 世界を驚嘆させた、全体主義国家ロシアの暴走は止まらない! この軍事行動を支持し、下支えするパートナーはいうまでもない中国である。 東アジアの覇権のみならず、世界への野望をむき出しにする中国。 目下、台湾侵攻を計画する中国の暴挙というカウントダウンは始まりつつあるといえる。 また、核兵器を持ち、威嚇のミサイル発射を繰り返す北朝鮮。 日本を取り巻く環境は 非常に危険な状態にある。 本書は、若くしてオーストラリアの大臣を務め、対中問題で対峙してきた、アンドリュー・トムソンの書き下ろしの1冊である。 永年の中国研究に加え、国際法や、近現代史の視点から中国支配の危険を訴える。 その対処法を著す。 大の親日家として、来るべき台湾侵攻に備え、安全保障の充実をすすめる日本への提言書。 監修・翻訳は山岡鉄秀。 情報戦略アナリストとして、本書全体の緻密な構成を手がける。 日本への10の提案。 How to fight China, Russia. 10 ways to stop them from making Japan the next Ukraine. 1.憲法9条を直ちに改正し、正常な立憲民主主義国家になること。 2.防衛予算を抜本的に増額し、核シェアリングを追求すること。 3.中国との戦争に日本国民が心理的に備えられるようにすること。 4.すべての脱炭素化政策を即座に停止すること。 5.安全確認されたすべての原子力発電所を再稼働させ、既存の火力発電所を改修すること。 6.すべてのコロナ対策、特に蔓延防止措置と入国規制を放棄すること。 7.メディアや企業におけるリベラルで新マルクス主義的なイデオロギーに警鐘を鳴らすこと。 8.外国人株主による日本企業や銀行へのESG要求の押し付けを防止するための新法を制定すること。 9.G7やクアッド諸国が台湾との関係をさらに向上させるよう働きかけること。 10.日本経済と中国との関係を(どんなに辛かろうと)迅速に切り離すこと 中露帝国が日本を襲う―迫りくる最終戦争  ●中国・ロシア・北朝鮮――危ない国に囲まれた日本 ●国際法から考える「一つの中国」の矛盾 ●米中関係の歴史から見る「一つの中国」の原則 ●ソ連を孤立させるためだったアメリカの対中融和政策 ●オーストラリアの中国共産党によるスパイ活動対策 ●アメリカでも起きているネオ・マルクス主義の蔓延と中国のサイレント・インベージョン ●イギリスに認められた自立権は台湾でも認められるべき ●「一つの中国政策」は絶対的な政策ではない ●フリードマンの教義vs.CSRの社会経済哲学 ●国家安全保障上の取り決めについて楽観視するのはきわめて危険
  • 放射能と原発の真実
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    あなたはどれだけこの世界の闇を直視できるだろうか? そしてこの絶望的なまでに狂った世界から、 どれだけの光を見出すことが出来るだろうか? 奴隷のまま生きるか、真に自由に生きるのか? 残念だが、もうあまり時間がない! 私たちはすぐにでも行動しなければならない! 気鋭の医師、内海聡氏が原子力行政に切り込み、隠蔽されている放射能の真実を明らかにする衝撃作! 原発事故から4年たった今だからこそ読んでほしい、ウソまみれの政府がながすデマに流されないための一冊。 あれから三年。日本人の記憶から風化されつつある原発と放射能の今を、内海聡が明らかにする衝撃の最新作! 嘘がうずまく原子力行政に対して、話題の医師が下した結論とは…… 原子力のウソ、放射能のウソ 私たちの記憶に新しい「セシウム」、「ただちに害はない」、「東電」などといった言葉をひとつひとつ捉えなおしていき、政府のついたウソと、ウソつきをあぶりだす。次世代のために私たちが出来ることとは一体何か? 日本人の明るい未来のために必読の一冊。
  • 一億人のSDGsと環境問題
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が実践すべきSDGsとは? SDGsの視点から日本と世界の環境問題をていねいに解説! 環境問題を考え、解決するための一冊 著者・藤岡達也 滋賀大学大学院教育学研究科 教授 専門は防災・減災教育、科学教育、環境教育・ESD等。 第1章 SDGsとは何か 1.1 地球上の誰一人も取り残さない 1.2 「成長の限界」から「持続可能な開発」へ 1.3 教育が世界を変える 1.4 気候変動と自然災害 第2章 地球環境問題とSDGs 2.1 陸上の地球環境問題 2.2 生物多様性 2.3 海洋の地球環境問題 2.4 化学物質・有害廃棄物 2.5 地球温暖化とオゾンホール 第3章 日本の環境問題とSDGs 3.1 日本の環境問題 3.2 日本の自然の保全・保護 3.3 日本のエネルギー問題への取り組み 3.4 原子力発電をめぐって 3.5 日本列島での災害の捉え方 3.6 安全・健康と感染症対策 3.7 日本は豊かな国なのか? 第4章 世界から見た日本のSDGsの課題 4.1 環境を多面的に捉える 4.2 SDGsと教育の課題 4.3 多様な資源とその活用 4.4 AI、ロボットの時代に向けて 4.5 地球環境問題とグローカルな生き方 4.6 健康的な生活のための日本と国際社会の課題 4.7 SDGsのさまざまな課題 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 関口宏・保阪正康の もう一度!近現代史 帝国日本の過ち
    3.5
    1巻1,815円 (税込)
    読者から待望の声殺到の大人気シリーズ、ついに完結! 昭和11年の二・二六事件から、昭和20年8月15日の玉音放送までの10年間。 満州事変、国連脱退、日中戦争、ノモンハン事件と、領土拡張への野望を隠さない日本軍部。政党政治も、皇族宰相も、そして天皇も、その暴走を止めることはできなかった。 1941年12月8日、マレー半島コタバルへの上陸、および真珠湾攻撃によってはじまった対英米戦争は、やがて全世界の連合国47ヵ国を敵に回す絶望的な戦闘へとドロ沼化する。 いっぽう、中国の蒋介石は、妻の宋美齢がたびたびワシントンに飛び、日本を相手に戦うことの正当性を訴え、支援を取り付けることに成功する。 アメリカ、イギリス、ソ連は中国を連合国の主要な一員と認定し、この枠組みは、戦後の国際秩序にも反映されることになる。 ビルマの首都ラングーンから、蒋介石政権の根拠地・南京を結ぶ「援蒋ルート」によって送り込まれた武器弾薬、および支援物資は、中国の抗日戦争を支えつづけた。 日本軍はミッドウェー海戦をきっかけに太平洋でも敗戦を重ね、南海のガダルカナル島争奪戦でも壊滅的な打撃を受けた。 東南アジアでも「史上最悪の作戦」と言われたインパール作戦など兵站・補給を無視し、戦力差をことさら軽視し、精神力のみに頼った日本の戦争は、やがて、人間の命をも兵器として利用する「特攻」という史上類例をみない過ちへと突き進んでいく。 自らの責任を追及されることを恐れ、面子にのみこだわった軍部は、それでも戦争を止められなかった。 東京大空襲による大火災で、民間人に多数の死傷者を出し、沖縄上陸戦で多くの人が命を落とし、広島・長崎への原子力爆弾投下という悲劇を招いても、なお自らの過ちを認めようとしなかった。 当時44歳の天皇は、「無条件降伏」という重い決断を一身に背負う――。 昭和史研究の第一人者と名司会者が語り合う、戦争の悲劇。
  • しなやかな社会の実現 きたるべき国難の先に
    -
    様々な災害・危機に人間社会がしなやかに対応するためのビジョン、提言をまとめてきた「しなやかな社会」シリーズの第4弾。 第3弾までは、原子力発電所の操業の安定性、東日本大震災、BCP(事業継続計画)、東京オリンピックに潜む不確実性などに警鐘を鳴らし、組織や社会の理想の在り方を示してきた。また、「レジリエンス」を「しなやかさ」と訳し、心理学の分野を超えて初めて使用したのは本シリーズ第1弾である。 本書は、近年の地球環境や社会の変遷、コロナ禍の影響で1年延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を振り返るとともに、日本社会のレジリエンスを検証し、2035年までに起きる可能性が高いと目されている南海トラフ地震や首都直下地震といった国難級災害をしなやかに乗り切るためのビジョン、提言をまとめた。 防災科学研究所の防災技術とNTTが推進する次世代のICT基盤「IOWN(アイオン)」が、これからの日本の「しなやかな社会」にどのように貢献するかを明らかにする。 「レジリエンスな社会」「しなやかな社会」の正解が明らかになる1冊。 プロローグ、エピローグは、SF作家の高島雄哉が執筆。国難級災害が起こったときに、私たちになにが起こるのかを物語で伝える。
  • フォノ・サピエンス誕生 新デジタル時代の勝ち残り方
    3.0
    スマホを使い倒して世界に変革をもたらす人たち「フォノサピエンス」。その変革の波に乗れるか否かは、今後のあなたの行動にかかっています。 「スマホで何を発想し、どうコンテンツを生み出していけばいいか」 この本には、その秘策が全てつまっています。まさに今は100年に1度の「ビジネスチャンス」なのです! 20世紀末、原子力利用やコンピューター化を進めた第三次産業革命を経て、今はスマホ利用が前提の第四次産業革命まっただ中。変革の波に乗らないことは、ビジネスの世界では「死」と同じこと。実際に波に乗れなかった名だたる大企業が、市場から消えました。これは生存を賭けた戦いであり、選択の余地はありません。生き残るために、今までの知識と経験を捨てて「スマホ」という最大の武器を片手に、あなた自身が変革の波を起こしていきましょう。
  • 電力セキュリティ ―エネルギー安全保障がゼロからわかる本―
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 再エネの急拡大、そして原子力の在り方が議論される今、エネルギーの「セキュリティ」を考える  「セキュリティ」という単語は、安全、保障、防護などの意味を持つ言葉ですが、電力・エネルギー分野におけるセキュリティは、変化する社会情勢に左右されることなく、エネルギーを安定的に、環境に優しく、かつ適切な価格で供給できるよう確保することです。  本書では、エネルギーセキュリティの考え方といった基礎的なことから、エネルギー政策の変遷を、温暖化対策を軸に紐解くとともに、今後、一層の躍動が期待される新技術の動向などについて体系立てて説明し、2050年ゼロエミッションに向けたエネルギーセキュリティについて、どこよりもわかりやすく紹介します。〈有馬 純×市村 健 対談収録〉 ■ Prologue 3E+Sの最適解を求めて ■ 1章 エネルギー政策基本法成立から20年 ■ 2章 2050ゼロエミッション-京都議定書とパリ協定から読めるメッセージ ■ 3章 エネルギー安全保障に資する脱炭素の切り札はあるのか ■ 4章 対談 有馬 純× 市村 健 「ニッポンの電力危機を回避せよ!未来への提言 ■ Epilogue 導かれる解
  • くれない艦隊
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    1巻880円 (税込)
    謎に包まれたゆうれい船。『くれない艦隊』の正体とは――。 大日本帝国海軍連合艦隊とアメリカ太平洋艦隊の激戦中、突如として謎の艦隊が出現した。人影の見当たらないその船は、姿を現すやいなや周囲の戦艦を次々と沈め、いずこともなく消えたという。わずかに生き残った者たちは、この信じがたい怪奇現象を目の前に、ただ茫然としていた――。幾度ともなく目撃され、しかし未だ正体不明のゆうれい船を科学的視点から分析。ミステリー事例や昨今の社会情勢を織り交ぜながら、「くれない艦隊」の謎に迫った超短編SF小説。 松島正欣(まつしま まさよし)1962年生まれ。広島県崇徳高校卒。農林水産省水産大学校漁業学科卒。東京商船大学大学院修了(商船学修士)。平成3年国土交通省(旧運輸省)造船職採用、船舶検査官、船舶測度官、海上技術安全研究所企画室専門官、科学技術庁原子力安全局放射線安全課係長、港湾局技術課係長など国家公務員として23年間勤務。その後、民間会社を2つ経て、現在は無職。「人生に一度は本を書いてみたい」と言う夢を持って幻冬舎に応募。現在に至る。広島市在住。

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  • ハンス・ヨナスの哲学
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    ハイデガーの弟子、ユダヤ人のハンス・ヨナスはその生命・技術倫理で国際条約などに広範な影響を与えた哲学者。彼の思想は、師・ハイデガーがナチスを賛美するという衝撃やアウシュビッツ収容所で母親を亡くすという悲しい経験に思索を重ね練り上げられた。「人は未来世代へ責任を取りうるのか?」原子力発電やゲノム編集など今なお発展し続ける技術と生命への問いに対し、まさに必要とされるヨナス哲学の入門書。文庫化にあたり、「補論 『存在と時間』とヨナス」を書き下ろし掲載。 【目次】 はじめに 凡例 第一章 ヨナスの人生 第二章 テクノロジーについて―技術論 第三章 生命について―哲学的生命論 第四章 人間について―哲学的人間学 第五章 責任について 第六章 未来への責任の基礎付け 第七章 神について―神学 おわりに 補 論  『存在と時間』とヨナス 読書案内 文庫版あとがき
  • 電験三種 やさしく学ぶ電力 (改訂2版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 初学者、独学者に最適のやさしい電験三種受験対策書、待望の改訂!  2011年発行の「電験三種やさしく学ぶ」シリーズの「電力」の改訂版です。  旧版同様、「図を豊富に用いたわかりやすい解説」、「側注を設けた徹底解説」の紙面構成はそのままに、最新の出題傾向を踏まえた問題の差替え、本文や問題の解説の充実などを行い、よりやさしくわかりやすい内容にパワーアップしています。 1章 水力発電を学ぶ  1-1 水力発電の分類と水力設備  1-2 ベルヌーイの定理と水頭  1-3 水車の種類と特性  1-4 水力発電所と揚水発電所の出力  1-5 水車の速度変動率と速度調定率  1-6 河川流量   練習問題 2章 火力発電を学ぶ  2-1 汽力発電  2-2 ボイラ  2-3 タービンとタービン発電機  2-4 汽力発電所の各種効率の計算  2-5 復水器の役割と損失の計算  2-6 燃料と燃焼  2-7 ガスタービン発電,コンバインドサイクル発電,内燃力発電   練習問題 3章 原子力発電および地熱,太陽光,風力,燃料電池発電を学ぶ  3-1 原子力発電の基礎と発生エネルギーの計算  3-2 沸騰水型軽水炉と加圧水型軽水炉  3-3 太陽光発電,風力発電,バイオマス発電  3-4 地熱発電とコジェネーション発電  3-5 燃料電池発電   練習問題 4章 変電所を学ぶ  4-1 変電所とその設備の概要  4-2 変圧器の三相結線方式と特徴  4-3 開閉設備とGIS  4-4 遮断器の容量,定格遮断容量と短絡容量の計算  4-5 保護継電器の種類と役割  4-6 変圧器の並行運転と条件   練習問題 5章 送電,配電系統を学ぶ  5-1 架空電線路の構成要素  5-2 電線路のたるみと実地長の計算  5-3 電線路の電圧降下と送電電力  5-4 短絡電流の計算  5-5 中性点接地方式の種類と特徴  5-6 地絡電流の計算  5-7 直流送電の用途と特徴  5-8 電磁誘導,静電誘導の障害と対策  5-9 ケーブルの種類と布設方法および静電容量と故障点の測定  5-10 異常電圧の発生とその防護施設および絶縁強調と塩害対策   練習問題 6章 配電線路と設備の運用,低圧配電を学ぶ  6-1 配電線路の構成,高圧,20kV級配電と特別高圧受電方式  6-2 支線の強度計算と条数  6-3 受電設備の力率改善で力率を100%に近づける  6-4 需要率,負荷率,不等率と計算  6-5 単相3線式配電線路とバランサの役割  6-6 配電線路の電圧降下の計算   練習問題 7章 電気材料を学ぶ  7-1 導電材料  7-2 絶縁材料  7-3 磁性材料   練習問題 練習問題解答 索 引
  • 電験三種 なるほど電力
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 重要“33単元”をマスターして合格を目指そう!  電験三種の電力科目は,各種電気設備の電力系統における役割や,電力系統で起こる異常,故障に関する知識が問われます。このため,変圧器や同期機の知識がある程度必要になると共に,送配電線では電気的特性を理解する上で電気回路の知識も必要です。  本書では,過去問研究により重要単元を選抜し,各単元とリンクする電験三種レベルの例題を取り上げ,それを解答するための「問題の考え方・解き方」,その基となる「重要事項・公式」を,原理・法則からわかりやすく解説してあります。 1 水力発電 2 ベルヌーイの定理と水力発電所の出力 3 有効落差の影響と水車の比速度 4 水車の種類と特性 5 揚水式発電所 6 汽力発電 7 熱サイクル 8 熱効率の計算 9 CO2排出量の計算 10 原子力発電 11 その他の発電 12 発電機と並行運転 13 変電所 14 変圧器の百分率インピーダンス降下と並行運転 15 送電方式 16 三相短絡電流の計算 17 中性点接地と地絡事故 18 過電流継電器と送配電線の保護方式 19 誘導障害の原因と対策 20 架空送電線路 21 電線のたるみ 22 支線の計算 23 線路の電圧降下 その1 24 線路の電圧降下 その2 25 送電線で送れる電力 26 力率改善と負荷の増設 27 地中電線路 28 ケーブルの問題点 29 故障点を探せ! 30 配電線路 31 単相3線式の形式 32 異容量V結線の計算 33 電線材料の総まとめ
  • [合本版]超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 全10巻
    -
    飛行機事故に巻き込まれた七人の高校生が目覚めると、そこは魔法や獣人の存在する中世っぽい異世界だった。突然の事態に彼らは混乱――することもなく(!?)電気もない世界で原子力発電所を作ったり、ちょっと出稼ぎに出ただけで大都市の経済を牛耳ったり、あげく悪政に苦しむ恩人たちのために悪徳貴族と戦争したりと、やりたい放題!? そう。彼らは誰一人普通の高校生ではなく、それぞれが政治や経済、科学や医療の頂点に立つ超人高校生だったのだ! これは地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる、オーバーテクノロジーを自重しない異世界革命物語である! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • 六ヶ所村の記録 核燃料サイクル基地の素顔
    4.3
    村が核のゴミ捨て場に! 「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々の恐怖と苦悩を30年かけた取材で解明! ーー東北の一寒村の開拓地が、核廃棄物の終末処理場へ! 原子力発電所は、人間が制御できない危険物質を、日夜ためこんでいる。「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々は、日常的な恐怖に脅かされている。強引につくられた核燃料サイクル基地の実態を解明した大レポート。毎日出版文化賞受賞。
  • ラジオライフ 悪ノリ記事大全【裏RL(1987-1996)の足跡】
    -
    ラジオライフの別冊付録「裏RL」シリーズから、人気記事をまとめました! おふざけ工作、アブない実験、けっこう役立つ改造テクニックなど、てんこ盛りでお届け。伝説のウソ広告「家庭用原子力発電機 チュルノブイリ-1型」もバッチリ収録! 《主な内容》 Part.1 クレイジー工作ガイド Part.2 危ない電話テクニック Part.3 無線機·受信機改造虎の巻 Part.4 キワモノグッズカタログ Part.5 裏RL編集部何でも実験隊 Part.6 裏表紙パロディ広告集 本書は『月刊ラジオライフ』(毎月25日発売)に掲載された記事を電子版として再編集したものです。そのため、記述は掲載当時の情報にもとづいています。価格・仕様の変更等が行われていたり、サービスが終了している場合があります。なお、各記事の初出は以下のとおりです。記事中で参照ページが指定されている場合は、各特集内のページ数に対応しております。 ・2020年4月号別冊付録「裏RL大全1987~1996」 一部画像の削除等、紙版とは異なる場合があります。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 本書はあくまで報道の見地から「事実」を掲載したものです。「事実」を実際に行い、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合でも、小社および筆者は一切の責任を負いかねます。本書に掲載された情報の取り扱いはすべて自己責任で行ってください。
  • 「家飲みビール」はなぜ美味しくなったのか? - コテコテ文系も学べる日本発の『最先端技術』 -
    5.0
    家飲みビール、コロナワクチン、原子力電池、銅マスク、細胞シート、第5のがん治療、宇宙エレベーター、電動車……身近なニュースから化学のリテラシー、高めませんか!? オンライン学習サービス『スタディサプリ』や、大手予備校で化学を担当する人気講師が教える日本の最先端の“化学力”! 「仕事終わりのビールはうまい!……というセリフを、居酒屋ではなく家で言うのが当たり前になったコロナ禍。 緊急事態宣言により飲食店は時短営業となり、いわゆる“家飲み”が仕事終わりの定番となりました。 そんな中、居酒屋で飲むからうまいはずだったビールが、家で飲んでも意外にうまいと感じた人も多かったのではないでしょうか。 実は、ビールの研究にも日本発の最先端技術が利用されているのです。 その技術とは、2013年に東京大学の藤田誠教授らによって開発された結晶スポンジ法なのです。 ――本書ではこのようなあなたの生活の隠された“なぜ?”を化学の視点からわかりやすく解説! 明日から使えるうんちく満載です!!」(著者より) 【著者プロフィール】 坂田薫 (さかた・かおる) 化学講師/8bitNews「SCIENSE NEWS」担当。 オンライン学習サービス『スタディサプリ』や、大手予備校で化学を担当。 丁寧でわかりやすい本格的講義で、受講生からの人気も非常に高い実力派。 また、予備校だけでなく、ニュース番組のコメンテーターやネットニュース「SAKISIRU」で日本の最先端化学を扱い、わかりやすいと評判が高い。 主な著書に、『坂田薫のスタンダード化学』シリーズ(技術評論社)、『坂田薫の化学講義』シリーズ(文英堂)、『坂田薫の1冊読むだけで化学の基本&解法が面白いほど身につく本』(KADOKAWA)などがある。
  • 神様 2011
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めて――。 1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった――。「群像」発表時より注目を集める話題の書! 2011年。わたしはあらためて、「神様2011」を書きました。原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくありません。それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて書きました。――<「あとがき」より>
  • ドラえもん科学ワールド 電気の不思議
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 生活に欠かせない「電気」の不思議に迫る! 電気とはいったい何か?といった、基礎知識のほか、電気の発明・発見から始まり、パソコン・スマホが動くまでを解説。 たとえば… 1章 「電気」の発見 家で使う「電気」、自然現象の雷や静電気、身近にあふれている便利なエネルギーの正体を原子レベルで探ります。 2章 「電気」はどのように作られる? 火力・水力・原子力以外にも、地熱(温泉)発電所も。さらには太陽光や風力などの新しい発電法も紹介。 と続き… 3章 「電気」でものを動かすしくみ 4章 「電気」を使った移動手段 5章 日本人の生活を変えた家庭用電化製品 6章 「電気」のおかげで子どもの遊びも変化 7章 「電気」と「電波」はどう違うの? 8章 「電気」に支えられる私たちの社会 9章 「電気」を大切に使おう 「電気」の未来まで言及します。 (底本 2018年4月発行作品)
  • ドラえもん科学ワールド エネルギーの不思議
    4.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ドラえもんを読んで、エネルギーを考える本。 ドラえもんのまんがを読みながら、最新の科学を学べる「ドラえもん科学ワールド」シリーズの続刊です。 地球のほとんどの生物を支えてきた太陽エネルギーから、人類は火の使用によって、繁栄してきました。産業革命以来、化石燃料を使用することにより文明をさらに加速度的に発達させてきました。ただし、そこからは公害などの環境破壊や地球温暖化、原子力エネルギーという諸刃の剣も生まれてきています。 本書はエネルギーとはそもそも何か?という解説から始まり、電気エネルギー、化学エネルギー、化石燃料(石炭、天然ガス、石油、メタンハイドレート)、太陽光エネルギー、水力、風力、波や潮のエネルギー、地熱エネルギーなどを解説していきます。特に再生可能エネルギーの将来に関して、最新の科学技術を解説します。 これからの世界を生きる人間は、このエネルギー問題にどう対処して、どのように進んでいくべきかまでを、読者と一緒に考えていく一冊です。 (底本 2015年3月発行作品)
  • 原子力と政治:ポスト三一一の政策過程
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    原子力政策の〈問題史〉 三一一以後、日本は大きく変わったと言われる。転換点であったことは間違いない。ただ。どう変わったのか、と言われると判然としない。とりわけ中心的な争点である「原子力政策」についてはなおさらだ。 この間、「2030年代原発ゼロ」を掲げた民主党から自民党に政権は変わった。こうした事態を「退行」と片付けるのはやさしいが、三一一が起きた当初の視座では現在の政策を理解するのは難しくなっている。 日本の原子力政策は三一一をへて根本的な変化を蒙った。これは自民党政権になっても変わらない。 本書は、政権交代後の布置の変化を反映させて構想される原子力政策の新たな通史ということになる。 新たな政策のアクターとして浮上しているのは何か? 従来の政府=電力会社という素朴な図式から、現在は経産省×外務省×文科省×米エネルギー省×青森県という構図が新たに浮上している。 原子力は夢から陰謀まで大きな物語を引き寄せる。ただこうした語りは一方的な断罪と隣り合わせだ。今求められているのは夢/悪夢からの覚醒かもしれない。
  • 少年台風〔完全版〕 【上】
    完結
    -
    全3巻550円 (税込)
    不朽の海洋SFコミック『707』『青6』誕生の源泉となった革新的作品が初の単行本化!月刊漫画誌「少年」に昭和37年1月号から2年半もの長期にわたり連載された『少年台風』は、宇宙開発時代に必要不可欠な人材の育成機関を有する巨大原子力空母「台風」の乗員に選ばれた少年、山川三太と風間大助の友情と冒険を描いた海洋青春巨編である。 描き手は『サブマリン707』『青の6号』といった海洋SFコミックのパイオニア小沢さとる。当時、筆を折りエンジニアとして生きることを希望していた作者が、最後に空母を描きたいという理由からスタートさせた連載であったが、本作は「少年サンデー」編集部の目にとまり、『サブマリン707』を同誌に連載するきっかけとなるのだった。 「僕の人生を決めた因縁の作品」と作者自身が振り返るとおり、『少年台風』には後に発表する『サブマリン707』『エムエム三太』『青の6号』といった名作のエッセンスが散見できることから、小沢ワールドにとってまさにエポックメイキングな作品と言えるだろう。 なお、本書(全3巻)は全エピソード、全扉絵、読切4話、「少年キング」連載のセルフリメイク版を収録した完全版である。いつの時代も決して色褪せることのない作品群の源泉を心ゆくまで堪能いただきたい。
  • ロボットゴールデンボーイ~前谷惟光傑作集13~
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    「だからマンガの野球はきらいだよ」弱小球団に入団したロボットくんが、大ハッスル!!“ロボットシリーズ”を愛する作家 北村薫氏のメッセージを収録!解説前谷惟光の貸本作品傑作集第13弾は――、ロボットくんが球場で大活躍の3作品を収録!抱腹絶倒のロボット野球、プレイボール!!<ロボットゴールデンボーイ>家から追い出されたロボットくんがオンボロ球団ドンキーズにスカウトされた! 契約金に目がくらんだトッピ博士はロボットくんを追うことになるが……!?<ロボット怪投手>トッピ博士に取り付けられたスーパーアームのおかげでロボットくんは快刀乱麻のピッチング!!ドンキーズの一員となってジャイアンツと決戦だ!<ロボット本塁打王>強打者のロボットくんは、行き倒れていたところを助けてくれた貧乏球団 ボロリーズに入団。日本一へと導くことができるか!?もくじロボットゴールデンボーイ…………p4ねぼすけロボット……p5ロボット漁師…………p20Rライン突破…………p24決死の脱出……………p32二千万円投手…………p42ロボット運転手………p51原子力ロボット………p69ロボット怪投手………………………p98野球狂時代……………p99ロボット争奪戦………p111ロボット怪投手………p135トッピ博士の怒り……p151最後の決戦……………p168ロボット本塁打王……………………p190野球狂時代……………p191売込み時代……………p201オンボロチーム入り…p212強打者ロボット………p222がまの油薬……………p231ロボット復活す………p244ロボットの行方不明…p260
  • 人はだれでもエンジニア 失敗はいかにして成功のもとになるか
    4.0
    システムエンジニア、WEBエンジニア、機械エンジニア、建築エンジニア、土木エンジニア……。専門職として引っ張りだこのエンジニア(技術者)の仕事はとても魅力的ですが、いざ勉強を始めようとしてもハードルが高く、何から始めてよいのかわからない方も多いでしょう。  でも、大丈夫! 本書の著者・ヘンリー・ペトロスキは、「エンジニアリングの考え方は、実は私たち人間の骨肉に内蔵されている」と言い、より高いビルを建て、より長い橋を架けようとするエンジニアリングは、人間の本性に発した営みだとしています。そして、豊富な事例を紹介しながら、奥深きエンジニアリングの世界を、機知に富んだ比喩を駆使し、丁寧に解説してくれます。  古くはピラミッドやカテドラル、そして鉄橋や吊橋、ホテルの空中歩廊、原子力発電所や洋上プラント、飛行機の墜落など、本書に登場するエンジニアリングの成果物は多岐にわたります。こどものおもちゃや洋食器、市営バスといった身近な事例も登場し、著者の並外れて幅広い知識と深い洞察力には、ただただ驚かされるばかりです。まさに縦横無尽で、ときに文学や童謡のなかに、そして偉人の金言のなかに、エンジニアリングにまつわる真理を堀りあて、専門的な概念や思想を噛みくだき、読者の疑問を解き明かしてくれるのです。  本書の原題である、“To engineer is human”は、To err is human(あやまつは人の常)という、よく知られた詩句をもじったものです。「エンジニアリングとは何か」、「エンジニアとは何をする人か」を理解するということは、「失敗はどのようにして起こるのか」、「失敗はどのようにして、成功以上に技術の進歩に役立つのか」を理解することなのです。「ドラマティックな失敗は、自信過剰と不注意の蔓延から起こり、そうした事故が起きてはじめて、より慎重であれということを、われわれはついに学ぶ」のです。エンジニアリングを理解する上の核心は、実は「失敗」にあるのです。  また、エンジニアリングを理解することは、素人の一般市民にとっても有用です。自然環境や社会環境に及ぼす影響の大きい巨大プロジェクトについて考える際の、道しるべになるからです。  著者は、こう警鐘をならします。――良識ある人間なら誰でも、同じ人間同士、誰かを故意に迫りくる危険にさらそうとは思わないが、技術的な創造物については、そこにどんな危険が潜んでいるかをときに過小評価したり、忘れたりしてしまうのだ――と。そうならないために、一般市民によるプロジェクトのチェックが大切なのです。  エンジニアやエンジニア志望者のみならず、あらゆる読者に向けてエンジニアリングの要諦を綴る古典的名著の世界を、ぜひご堪能あれ!
  • プラズマ化学と世界を救う技術【基礎編/応用編】
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    1巻2,420円 (税込)
    プラズマ化学が生み出す ・新しいエネルギー ・新しい放射線除去低減法 ・新しい、ガン・難病の治療法 を110件の特許を出願した専門家がはじめて明かす! 田丸滋氏が開発に貢献したプラズマ療法は、全米ガン学会のACIM(統合医療学会)で治癒率No. 1になっているが、日本では一切報道されていない。 [プラズマ療法の実例] 先天性小児麻痺で成長が止まった子が突然成長を始めた。 3ヶ月で30センチ背が伸びた、生理も始まった。 足の長さがそろった。 送電線はいらない。宇宙空間で巨大衛星に設置された太陽光発電システムで発電された電力を、衛星から地上に直接送れる技術がある。このエネルギー技術の実用化は、日本で4年後の2023年に可能(NHKで発表)。これにより石油も原子力も要らなくなる! ウクライナではプラズマ処理した水道水でトリチウムの除去をした水を飲ませている。 プラズマを照射した水を飲めば、体内の有機トリチウムからトリチウムが除去できる。プラズマウォーターを飲めば体内の汚染は体外に出る。その特許は田丸滋氏が持っている。 プラズマは治療に異次元の効果を発揮する。プラズマを医療に応用すれば、病院がいらなくなる?!プラズマの一番の特性は生命エネルギーの活性化。この特性を突き詰めていけば治せない病気がなくなる。ガン、難病も簡単に治せるようになるかもしれない。

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  • 放射線は地球と人類の長い友達
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    1巻1,100円 (税込)
    放射線を過剰に怖がる必要はない――。 低線量放射線は人体にとって有害ではない。しかし、放射線はどんなに微量であっても限りなく危険であるとする「直線閾値なしモデル」が、放射線規制の基礎となっている。放射線と地球、放射線と人類の歴史から見る、放射線との正しい付き合い方とは。新型コロナと放射線療法、地球温暖化と原子力発電など、現代社会の問題も扱った一冊。 ※本書は本文横書きで制作されています。 Ⅰ.放射線は長い友達 Ⅱ.直線閾値なしモデル」は政治的に作り上げられた誤った仮説 Ⅲ.ホルミシスは生物に普遍的 Ⅳ.放射線療法は新型コロナに有効 Ⅴ.火というエネルギーが人を進化させた Ⅵ.原子力エネルギーは温暖化防止に必要不可欠 Ⅶ.新しい原子力発電:小型モジュール炉(小型炉) 著者略歴 須藤鎭世(すとう しずよ) 1942年8月11日神奈川県横須賀市若松町生まれ、茨城県結城市育ち。茨城県立下妻第一高等学校、東京大学薬学部修士課程修了後、塩野義製薬(株)、(株)野村総合研究所、(株)野村生物科学研究所、伊藤ハム(株)、経済産業省産業技術総合研究所を経て、2003年より就実大学薬学部教授、2015年より同大学名誉教授。この間、国立遺伝学研究所に内地留学(1971)、米国City of Hope研究所の大野乾研究室に留学(1980-1981)、JICA専門家としてタイ国バンコクで変異原性試験の技術指導(1988)、(株)iGENE代表取締役社長(2003-2008)。薬剤師、薬学博士、第1種放射線取扱主任者。専門は細胞遺伝学、分子生物学。 著作等: 論文(英文: 119、和文: 25)、図書執筆(含・部分執筆): 13、解説・総説: 48、講演等: 48、学会発表: 179 主要著書: 大野翠(翻訳)、須藤鎮世、山口陽子、森望、早川智(監修) 『大野乾の世界』(羊土社、東京、2003) Sutou S.(editor-in-chief), Tanooka H., Doss M. (eds.) Fukushima Nuclear Accident: Global Implications,Long-Term Health Effects and Ecological Consequences. Nova Sciences Publishers Inc., New York, 2015. 『福島へのメッセージ 放射線を怖れないで! 』(幻冬舎ルネッサンス新書170 幻冬舎メディアコンサルティング、東京、2017) 『福島へのメッセージ 低線量放射線がもたらす長寿と制癌』(幻冬舎メディアコンサルティング、東京、2019)

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  • クレオパトラD.C. 1
    無料あり
    4.8
    大海を進むシンタグマ二世の豪華ヨットに原子力潜水艦から停船命令、金髪・碧眼の黒人美女C・Cから船に乗っている石油令嬢マリアンヌ・ハーバーの引き渡しを要求された。シンタグマ二世はあるパーティ席上でマリアンヌを見初め、マリアンヌの父の会社に圧力をかけて連れ出していた。マリアンヌ父は会社を潰す決心で依頼をしていたのだ。クレオことクレオパトラD.C.の様々な活躍で大ヒットし、アニメ化もされた痛快活劇作品。
  • 地球温暖化を解決したい エネルギーをどう選ぶ?
    4.0
    猛暑や大洪水,干ばつ,飢餓を引き起こす温暖化を解決するカギはエネルギーの選び方.二酸化炭素を出さない水力,風力,太陽光などの再生可能エネルギー,そして石油,石炭,天然ガス,原子力など,それぞれのエネルギーの長所や短所をわかりやすく解説します.どのエネルギーをどう選ぶか,みんなで考えよう.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • ファースト・ステップ 物理学入門
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高等学校で物理を学習したことがない人たちに対する長年の教育経験を活かして、厳密で数理的にまとめられた知識や考え方の体系よりも、“物理的なモノの見方や考え方を理解してもらう”ことに重きを置いて書かれた、まさに「教養」のための物理ともいえる入門書である。 ◆本書の特徴◆ ・力学・熱力学・電磁気学・現代物理学について、初歩的な数学のみを用いて解説。 ・物理の初学者にとってはわかりにくいと思われる箇所やポイントとなる箇所には、ワンポイントレッスンとして側注を付して解説。 ・原子力発電所での事故に鑑み、原子力や放射線についての基本的な知識が得られるように、現代物理学の章では放射線や核分裂の初歩的な内容について解説。
  • 世界の艦船増刊 第186集 米原子力空母「フォード」級
    -
    1巻1,799円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●「世界の艦船」増刊:米原子力空母「フォード」級  米海軍最新の原子力空母フォード級の全貌を、迫力満点のカラーと詳細な解説で浮き彫りに!  カラー頁では建造工程や搭載機を視覚的に紹介、本文頁では厳選したバックナンバー記事を、最新情報に基づいてリニューアルし、本級のハードとソフトを掘り下げた。 ※ 電子版は雑誌(紙媒体)とは一部異なる部分がございます。 ご了承ください。

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