技術の哲学 古代ギリシャから現代まで

技術の哲学 古代ギリシャから現代まで

1,430円 (税込)

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「技術とは何か?」「技術といかに付き合うか?」ーー古代ギリシャからキリスト教的中世を経て、近代の科学革命、そして現代の最新テクノロジーーー生殖技術、原発、AI……ーーに至るまで、人類数千年の足跡を具体的な事象をベースに辿りながら、普遍かつ喫緊の問題の解答へと迫る、泰斗による決定版・入門書!
不確実で危険に満ちたこの世界を生き延びるための哲学が、ここにある!

[目次]
はじめに
序章 なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか?
第一章 人間にとって技術とは何かーープロメテウス神話と哲学的人間学
第二章 宇宙の秩序に従って生きるーープラトンと価値の問題
第三章 自然の模倣ーー古代:アリストテレス
第四章 「無からの創造」の模倣ーー中世:キリスト教
第五章 自然の支配ーー近代:F・ベーコン
第六章 科学革命ーー近代科学の成立と技術の役割
第七章 イデオロギーとしての科学と技術ーー近代のパラドックス
第八章 技術は科学の応用かーー知識論の「技術論的」転回
第九章 技術と社会ーー技術決定論から社会構成主義へ
第一〇章 技術の解釈学ーー変革可能性のために
第一一章 技術の創造性と設計の原理
第一二章 フェミニスト技術論
第一三章 技術との新たな付きあい方を求めてーーJ・デューイとH・ヨナス
終章 技術・事故・環境ーー福島第一原子力発電所事故からの教訓
補論 日本における技術哲学ーー西田幾多郎、三木清、戸坂潤
引用・参考文献
索引

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    Posted by ブクログ 2023年10月15日

    自然を制御する技術と 社会を構成する技術
    技術は科学の応用 実践哲学の手段
    人間は本来的に「人工的」 人間の本質は本質が存在しないこと。

    古代ギリシャ
     プラトン 技術=知識
    中世
     自然の模倣 農業  時計 規則正しい生活
     F.ベーコン 自然の支配へ 知は力なり
     技術の理論化  
    20世紀
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