加納雄大の作品一覧
「加納雄大」の「環境外交―気候変動交渉とグローバル・ガバナンス」「原子力外交―IAEAの街ウィーンからの視点」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「加納雄大」の「環境外交―気候変動交渉とグローバル・ガバナンス」「原子力外交―IAEAの街ウィーンからの視点」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現役外交官でフィリピン公使も務めた加納氏の著書。1977年のASEAN成立10周年に合わせて方針を示した福田ドクトリンに始まる日本のASEAN外交を外観する。特に、開発・経済面で米中よりも長い協力の伝統があることがわかる。今でこそ、資金面では中国の後塵を拝するが、積み上げた信頼感は日本外交の貴重な成果だと思う。
2010年代からは、やや翳りを見せた経済協力と合わせて安全保障協力も加え、防衛省・海上保安庁が地域諸国の能力向上を図るプレイヤーとして貢献する。また、南シナ海問題では、筆者も含めた外務省がフィリピンなどとも協力して声を上げて、安定化に向けた努力を払っている。
最後の章で筆者は、AS