エッセイ・紀行作品一覧

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  • 銀色のあしあと
    4.0
    苦しみに会ったことは私にとって幸せでした――不慮の事故で手足の自由を失い、筆を口にくわえ、花に寄せて命の詩画(しが)を歌い上げる星野富弘。大病に怯(ひる)まず執筆を続ける作家・三浦綾子が、彼を訪ね、美しい自然の中で生きることの喜びを語り合う。爽やかな風が心を包み、癒やされ、生きる勇気を呼び起こす感動の対話。心迷う時、そっと手にとってください。
  • だって買っちゃった~マンガ家の尽きない物欲~
    5.0
    いいかげん買いもののベテランになってもいい年齢にもかかわらず、相変わらず失敗が常につきまとい、買いものの奥深さを日々実感する著者。振り返ってみて、買いものが、マンガ家であり、夫であり父であり、酒好きである自分の人生そのものと密接に絡み合っていることに気付く。『ごめん買っちゃった』に続く「買いもの失敗成功日記」第2弾!
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと
    3.9
    日本の問題は、「経済」と「環境」にある。そんなのは、コロナにならなくったって、虫を見ていればわかること。虫が生きにくい世のなかは、人間も生き物も生きにくい――。 コロナ禍で一転、イタリアとの行き来が途絶え、日本生活を余儀なくされた根っからの昆虫好きのヤマザキマリが先輩として慕う養老孟司。コロナ以前から箱根の養老昆虫館に足を運んだ4年間、話は虫を通じて見えてくる世界の複雑さ、気候変動とともに変わりゆく生態系、来るべきAIの世界、すっかり脳化が進み「戦時中と似ている」という日本を覆う空気まで。そして養老さんに訪れたまるの死と病。はたして想像力と突破口はどこにある? 世の中との「ズレ」を感じ続けるふたりが、その違和を一つひとつ解きながら、いつしか微視的スコープで文明の深奥までを眺め見る対談。
  • 革命の季節 パレスチナの戦場から
    3.2
    1972年テルアビブ国際空港作戦から40年。奥平剛士・安田安之・山田修・檜森孝雄・丸岡修…彼らと闘ったひたすら未熟な正義の日々は、何かを変えたのか。重信房子が医療刑務所の病床で綴る、リッダ闘争から「アラブの春」まで。
  • 戦士たちの記録 パレスチナに生きる
    4.0
    2022年5月28日、満期出所。リッダ闘争から50年、77歳になった革命家が、その人生を、出所を前に獄中で振り返る。父、母のこと、革命に目覚めた10代、中東での日々、仲間と語った世界革命の夢、そして、現在混乱下にある全世界に向けた、静かな叫び。 自分の死が前提であったリッダ闘争に、参加を決意したあの日――。 「もう、これが最後の日と頭ではわかっているのに、人間の生き死にに、どうしてあんなに平気で、また冷静でいられたのだろうと、老齢となった半世紀を経て思い返すことがある。 でもそれは「平気」でも「冷静」でもなくて、使命への渇望が、感情、心情を無自覚に抑えつけていたのだろうと今はわかる。」――本文より 本書は、日本赤軍の最高幹部であった著者が、リッダ闘争50年目の今、"彼岸に在る戦士たち"への報告も兼ねて闘争の日々を振り返りまとめておこうと、獄中で綴った"革命への記録"であり、一人の女性として生きた“特異な人生の軌跡"でもある。 疾走したかつての日々へ思いを巡らすとともに、反省を重ね、病や老いとも向き合った、刑務所での22年。無垢な幼少期から闘争に全てを捧げた青春時代まで、変わらぬ情熱もあれば、変化していく思いもある。彼女の思考の軌跡が、赤裸々に書き下ろされている。 さらに、出所間近に起きたロシアのウクライナ侵略に対する思いも、「今回のウクライナの現実は、私が中東に在り、東欧の友人たちと語り合った時代を思い起こさせる。」と、緊急追記。元革命家の彼女に、今の世界はどう見えているのか。
  • 失われたTOKIOを求めて(インターナショナル新書)
    4.0
    タカハシさんの不思議な東京案内。六歳のとき、親に連れられ「夜逃げ同然」でやってきた東京。この大都会で引っ越しを数十回繰り返した作家は、コロナ禍の二年間、自身の思い出や土地の記憶をなぞるかのように歩き回った。御茶ノ水で学生運動に身を投じた青春を語り、新国立競技場で戦時下の学徒壮行会を想う。新宿では都知事選下の都庁を訪れ、新トキワ荘では赤貧の少年時代を回想する。ジブリ美術館で宮崎駿との、渋谷川で庵野秀明との交友を懐かしみ、皇居では昭和天皇のもうひとつの人生に思いを馳せる。読む人それぞれの「TOKI(時)」を思い起こさせてくれる、「極私的」東京探訪記。
  • 人生を整える 距離感の作法(マガジンハウス新書)
    5.0
    <マガジンハウス新書創刊第3弾> 「付かず離れずが心地いい」― 親子、夫婦、友人知人、死、運命…… ほどよいつき合い方50の知恵! 今回のコロナ禍では「三密を避けろ」と言われたが、コロナがあろうとなかろうと私はもともと密になるようなところへは行かないたちである。 先日、「最近、外出する際に着ていく服がないな」とふと思ったら、私はここ五年ほどデパートにも出かけていないことに気づいた。 コロナに関して言えば、友人や知人、またその家族にコロナにかかった人がいるという話は聞かないし、自宅に通ってきてくれている秘書たちとのあいだでもコロナは話題にもならない。 ところがテレビのニュースでは「ソーシャル・ディスタンス」という言莱が使われ続けている。 コロナの蔓延によって自宅にいる時間が増え、そのおかげで家族との関係が深まったり、逆にぎくしゃくしたり、離婚が増えたりといった話も聞く。 この災難を経験して、誰もがこれまでに感じたことのない「人との距離感」について考えはじめた。穏やかな日常より、どうにもならない運命の荒波の中に置かれたほうが、より明晰な人間らしさが見えてくるものなのだ。 ただ私は、子供のころから人との距離感について折に触れ考えてきた。それは両親が不仲であったことや、自分自身が近視で人の顔が識別しづらかったことなどに起因していると思う。 また、私はクリスチャンということもあり、人間同士のいざこざも「人間の分際で」と俯廠して見てきたところもある。……(「まえがき」より) 親子や夫婦、友人知人との付き合い方から、死や運命との向き合い方まで―、ベストセラー作家が教える、人生を豊かにする極意! ●「敬称」はあったほうが便利である ● 多くの場合、「差別」ではなく「区別」 ● 「親のために」と心をこめては駄目 ● 子供は、親の思い通りには育たない ● 夫婦喧嘩でも、言ってはいけないこと ● 相手の「聖域」には踏み込まない ● 死との距離感が巧みだった、かつての日本人 ● どんなに努力をしても、運命には逆らえない etc.
  • 今日は、これをしました
    3.4
    編み物、動画鑑賞、新聞定期購読、掃除用具の買い替え、写真集を眺める、マスク作り……家の中でも近所でも、楽しみや喜びは、いくつになっても見つけられる。無理をせず、無駄をせず、彩りある日常のためのヒント凝縮エッセイ集。 【目次】 プラスチックにため息をつく/でも、編みたい/美しい写真を眺める/マスクを作る/掃除道具を買い替える/これからの住まいを考える/昔の食事に戻る/毛糸のパンツを編む/うちのネコ、しいの旅立ちを見送る/パズル「箱入り娘」に挑戦する/録画したテレビ番組を観る/新しいパソコンを接続する/三十数年ぶりに新聞をとる/様々な動画を楽しむ/料理本を読む/着物を取り出して褒めちぎる/刺激を受ける曲を聴く/介護のトラブルを耳にする/引っ越しを控え、不用品整理をする/旧住居を掃除する/引っ越し直後から、不要品処分に追われる/テレビのある生活に戻る
  • 一私小説書きの日乗 憤怒の章
    3.6
    追悼 西村賢太 2022年2月に急逝した、最後の無頼派作家・西村賢太氏がライフワークとして書き継いだ日記文学「一私小説書きの日乗」。「日記がなぜこんなにも面白いのか」と、各界にファンの多かった作品の続編を、ついに文庫化。芥川賞受賞後の多忙の日々を虚飾なく綴った日記文学の白眉。 解説 玉袋筋太郎
  • コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!
    4.0
    本好きなあなた! ! 書店員の仕事を体験してみませんか? 書店員の仕事ってラクそう? 使っている道具は? 書店員あるあるも! コミックエッセイによる初の書店ワークマニュアル。 本書は、書店の現場からTwitterを発信、SNSで話題沸騰中の著者による「書店員のお仕事コミックエッセイ」です。 幼い頃から本と絵を描くことが大好きな著者が憧れの書店員になり、本屋の仕事を通じて生きがいに目覚め、次々と自己実現していく毎日が生き生きと綴られます。 「書店員の装備品」「本棚と陳列について」「レジ付近について」など、書店員についての豆知識も満載!

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  • 医者が妻を看取る 夫婦でがんと闘った3年10ヵ月の記録
    4.0
    一般的に、世の夫たちは、自分や自分の親の老後は、妻に面倒をみてもらうつもりでいる人が多いのではないでしょうか。そんな中で妻が先にがんになってしまったら――。仕事をしながら、慣れない日常の家事や育児、看病が一度に押し寄せてきます。 小社刊『にほんご万華鏡』シリーズの著者 小野寺牧子さんも、大腸がん闘病の末、一昨年亡くなりました。夫である小野寺久氏は、大腸がんの権威であるにもかかわらず妻を大腸がんで喪うことになりましたが、がんが発覚したその日から亡くなるまで、詳細な日記をつけていました。家族として、夫としての闘病記録や心構えだけでなく、専門医としての見地からも、家族ががんになったとき、どうなってしまうのか、どうすればいいのかを治療法の選択肢や緩和ケアなど含め、詳細に綴っています。二人に一人ががんになるという時代、夫婦どちらかががんになるのはまったく不思議なことではありません。がん専門医として、これから患者や患者の家族になる人のためにも、妻の死を無駄にせず、発信したいという切実な思いで綴った1冊
  • 納棺夫日記 増補改訂版
    3.8
    〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。 序文・吉村昭 解説・高史明
  • ゆっくりいそぐ わたしの生き方
    -
    起業してひとり立ちしてから十数年が経った。 初めての苦労がたくさんある一方で、お客様との素敵な出会いや嬉しい出来事もたくさんあった。 起業のこと、趣味の生け花のこと、日常のなかで感じる些細なこと、そして、熊本地震のこと……。 「今」を大切に生きる著者の日常を、写真とともに綴った41篇のエッセイ。

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  • 居酒屋おばさんの下戸ですけど何か?
    -
    酒が飲めないのは本当に「かわいそう」なの!? 下戸の居酒屋女将が見守り続けた 不思議すぎる酔っ払いたちの生態 ・自販機に「すいません!」と謝り続ける ・黒い石にやさしい笑顔でさきいかを与える ・80才近い駄菓子屋のおばあさんを口説く ・血だらけになっても、ヘラヘラ笑っている ……などなど。 下戸には理解できない、酔っ払いの不思議行動満載! ほろ酔い気分になれる一冊

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  • 作文の初歩からプロデビューまで 「心」をつかむ文章作法
    -
    作文力アップの基礎から、プロデビューを目指す人にも参考になる知識を分かりやすくまとめた手引書。 手軽にできる文章修業としての、日記、投稿。知的生産につながる効果的な読書法。実用書の書き方、小説創作法、著者デビューの仕方から書斎術など、文筆家を目指す人に参考になる項目を選び、具体的に解説する。
  • 木下杢太郎 荒庭の観察者
    -
    劇作家、小説家、評論家として活躍した耽美派詩人、さらに医師、画家、キリシタン研究家としても知られた多能の人が遺した深い思索。
  • いつでも夢を。
    -
    【内容】 今、話題の「夢グループ」社長・石田重廣氏の初の自伝エッセイ。 福島訛りの話し方とスナックのママのような女性が登場、昭和の匂いがする通販CMが「一度観るとクセになる」と大反響! 10億円超のヒット商品を30品以上持ち、芸能事務所も手掛けながら、年商200億円(関連会社含む)を超える企業に急成長した。 しかし、その成功の過程には、いくつもの挫折と苦悩があった。 波瀾万丈&ドラマチックな半生を辿りながら、石田流ビジネスのコツを初めて語る。 【目次】 1章 運があった! 通販CMが大反響、人生も好転 2章 夢を追いかけた青春の日々、挫折も苦悩もあった 3章 世間知らずでも、とことん突っ走って前へ、前へ 4章 中国、香港で本格的なビジネスが始まった! 5章 憧れの芸能の世界へ飛び込み、夢は広がった 6章 お客さまに感謝! 新しい委託販売がスタート 7章 僕が社長として大切にしている、ビジネスのこと 8章 まだ夢の途中。人生をムダに生きたくないから 【著者】 石田重廣(いしだ しげひろ) 夢グループ代表取締役社長。1958年福島県福島市生まれ。 福島大学附属小学校・中学校から、名門東北高校の野球部に入部。甲子園を目指したが、やむなく断念。19歳で上京、大学受験を目指して浪人生活するも、親から仕送りされた受験料を友人に盗まれて大学受験を諦める。 アルバイトや営業の仕事はすぐにクビになり、小さな広告会社を起業。仕事は順調に進み、30代で中国・香港から商品を輸入・通販する会社「ユーコー」を設立。 さらに、2003年、芸能事務所「あずさ2号」を設立、その後社名を「夢グループ」に変更、通販と芸能事務所をメインに事業を展開。 関連企業も含めると年商200億円を超える企業へと急成長した。 最近は、自身が出演する通販CMが話題になり、今後は委託販売の全国展開を目指す。
  • なぜか聴きたくなる人の話し方
    4.1
    初の著書が読まれ続けている人気ラジオDJ。コロナ禍で聴く人が増えたラジオだが、なぜ長時間同じ人の話を聴いていたくなるのか。そこには「声だけ」ならではの飽きさせない工夫の数々が。日常の聴く・話す場面で生きるヒント満載の一冊。
  • 南フランス物語 フォンテーヌブローからマルセイユまで
    -
    アレクサンドル・デュマは旅行案内本の作家でもあった。1841年に出版された『南フランス物語 フォンテーヌブローからマルセイユまで』は新しい旅行書を目指した作品の一つ。ローマ以上にローマの遺跡が残る南フランスを紹介する三十一章を含む旅行の印象シリーズの一冊である。歴史の蘊蓄から同時代の作家や画家、研究者などの逸話も満載の南仏紹介本である。
  • 大使館の庭
    -
    1巻1,980円 (税込)
    大使館に勤務していると、職業柄自分が日本人であるということを強く意識します。在勤したことのある国が多くなり外国暮らしに慣れてきても、そうした意識はなくなりません。国際統計などを見ていても先ず日本の順位はどの辺かが気になり、悪疫の流行とか資源価格暴騰などのニュースを聞くとすぐ日本はどうかと心配します。常に日本を世界の中に置いて見る癖がつき、日本人の能力・性向や日本の社会・歴史・言葉などを他国のそれと比べて考えるようになります。国際機関に勤務してもそうしたことが続き、それが昂じると問題を広く人類の歴史とか人間のあり方などにも結びつけて考え、関係する本を読んだり調べたりするようになります。 私はそうしたことが習慣となり時間に余裕もありましたので、考えた結果を随筆にして外務省の関係職員団体の会報に毎月投稿するようになりました。投稿を始めてもう何年にもなりますが、最近、熱心なお誘いを受け、その内の百編をこのように纏めて本にすることにしました。 私が考え書き続けてきたことは、同じ時代に生きる日本のどなたもが関心を持たれる問題だと思います。本当は、お会いして話し合ったり議論したりしたいのですが、それはかなわぬことです。せめてこの本を手にされて、こんな事をこんな風に考えているのかと楽しく読んでいただき、足らないその先を更に考える喜びを味わっていただきたいと願っています 一編の随筆が本の開いた二頁に納まり独立した内容になっています。目次を見てご関心のある主題を選んで読んでいただくことも、適当な所を開いて拾い読みしていただくこともできます。
  • 今、かわりたいキミへ  - 変身動画の申し子 ビジュ爆発のルーティン - <電子版特典付き>
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版は未掲載カットを収録!】 600万人がフォロー! 世界が注目するTikTokerが伝えたい、「変わりたい人」へ向けたフォトエッセイ。 一瞬で「変顔」→「イケメン」に変わる【変身動画】が大人気! 「女子高生で知らない人はいない!」と言われるほど、SNSの世界では人気を博している「しゅん」が、重度の円形脱毛症であった衝撃の過去も告白。 変身動画を撮影するコツや、2021年にTikTokで多数踊られた振りでもある『シル・ヴ・プレジデント』(P丸様。)や、『ときめきブローカー』(P丸様。)の振付けHOWTOを、考案者のしゅんが初伝授! 「今、変わりたい」と思っている全ての人へ伝えたい、門外不出の「変身ルーティンBOOK」 【もくじ】 CHAPTER1 自身のない僕がTikTokなら変身できた! CHAPTER2 TikTokの人気曲がうまく踊れる! 振付け超解説 CHAPTER3 キミも変身動画を撮ってみない? CHAPTER4 特別企画Part.1 兄妹で入れ替わってみた!/特別企画Part.2 にいにの取扱説明書 CHAPTER5 これから全て叶えていきたい10のこと ※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。) QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧してください。 読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。 【著者プロフィール】 おおしましゅん TikTokフォロワー数600万人超(2022年2月現在)のマルチイケメンインフルエンサー。 「変顔→イケメン」に一瞬で変わる、クオリティの高い“変身動画”が日本に限らず、海外からも人気を集め、変身TikTokerとして一目置かれる存在に。 また、女性のように高く、甘い中毒性のある声が話題となり、YouTubeで披露している“歌ってみた動画”の総再生数は900万に達成するほど。 仲良しの妹・さくらとは、「おおしま兄妹」として TikTok・YouTubeなどでも活躍中。
  • 一緒に生きる 親子の風景
    4.0
    歌人・東直子が綴る子育てエッセイ。先人たちの詩や短歌と共に、今、幼い子と共に暮らす人たちがいだく悩みや葛藤にそっと寄り添う。巻末に作家・山崎ナオコーラとの子育て対談を収録。
  • 現代語訳 好色一代男
    3.0
    異常なまでに好色な男の自由奔放な人生を活写するこの小説は、日本文学史における人間性賛歌の代表作である。愛欲の追求に一代の生涯を賭けた男・世之介。「世之介」という語は、西鶴の作品の一主人公の名を離れて、一つの男性像を象徴する日本語として広く定着している。近世文学の大古典を、文豪の名訳で味わう。 (※本書は2015/8/18に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
  • 老人ナビ―老人は何を考えどう死のうとしているか
    5.0
    老人は、老人以外の人にはわからない深い闇を抱えている。介護現場では老人の研究も進み、年々、老人の抱える闇に光が当てられてきている。しかし、その多くは表の部分で、老人の心の裏側には、暗い影が手付かずのまま残されている。老人であるがゆえに消すことのできない暗い影を。老人自らがあぶり出したのが本書である。老人に接する人には、目からウロコが落ちる老人を知るためのガイドブック。 (※本書は2017/2/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
  • 明治風物誌
    3.0
    西南戦争後の夜空に出現した西郷星、ペスト大流行と鼠供養の塚、團十郎人気と贋者たち、焼芋と明治文学、白秋「東京景物詩」にみる瓦斯燈の詩情、落書きのため借家を追われた青木繁、コックリさんと小波お伽噺。サーカス、野球、人力車、競馬、水族館、赤帽、バナナ、半熟玉子、軽気球、凌雲閣、新聞広告など、九十七の主題によって明治を語り、懐古した本書は、その静かな滋味あふれる語り口で、偉人文人たちの逸話を披露しつつ、事物の考証を通して市井生活のささやかな詩情にも光を当てる。 (※本書は2007/8/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
  • 岸田タツヤと変な人たち <電子版特典付き>
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版は未掲載カットを収録!】 東海オンエア てつや大推薦!! 「俳優のイメージを根底から覆す彼の柔軟さ、クレイジーさはこの時代を象徴する天才のそれである」 ――揃いも揃って、みんな変! 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』リュウソウブラック/バンバ役として硬派すぎる戦隊ヒーローを演じた1年後―― 東海オンエアの魅力に取り憑かれ、愛知県・岡崎市に家を借りてYouTuberにまでなってしまった変な俳優・岸田タツヤと、岸田を取り巻く「変」な人たち。 ●前(表)から読むと「俳優バージョン」  ○後ろ(裏)から読むと「YouTuberバージョン」の両A面仕様! 大親友・本郷奏多が、岸田タツヤを大分析した対談も収録。 【もくじ】 ・表1章 俳優休業。22歳~25歳といういい時期に4年も消えた理由 ・表2章 欠落した僕と、それを埋めてくれる仲間たち ・裏1章 マン振りLIFE!エピソード0 ・裏2章 岡崎に住む、変な仲間との交友録 【著者プロフィール】 岸田タツヤ 1992年4月16日生まれ。東京都出身。 高校生の頃から広告モデル、CMなどで活動し、2009年ドラマデビュー。 以後、俳優として活動し、2019年戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にてリュウソウ・ブラック役を演じ、注目される。 昨年4月からはYouTubeチャンネル「タツ兄のブンブン☆マン振りLIFE!」を開設。 特技のゴルフではベストスコアは73、昨年からはテーラーメイドと専属契約を結び、チームテーラーメイドの一員としても活動の場を広げている。
  • 霧に消えた影 池波正太郎傑作歴史短編集
    3.7
    希代の戦術家・真田幸村の手足となってゲリラ戦を展開した奥村弥五兵衛。お家騒動を避けようと二代将軍に秀康を推したがために、土井利勝に失脚させられた本多正純。幕臣の「微衷」から、上野の山にこもり官軍と戦った彰義隊。彼らが生きながら象った歴史の光と影を、著者自身の歴史観・人物観をまじえながら浮き彫りにする、珠玉の歴史エッセイ。
  • SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集
    3.0
    名作SF論から作家論、書評、エッセイ、自作を語る、対談、インタビュー、帯推薦文まで、日本SF大賞二冠作家・飛浩隆の貴重な非小説作品を網羅。単行本未収録作品も多数収録。
  • あっという間
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 のんびり、にこにこ―どこかクリエイティブで冗談みたいなホントの話。おじいさんは 時間のたつのが とってもはやい
  • Rosa 横浜ローザ、25年目の手紙
    -
    かつて横浜には伝説ともなった白塗りの娼婦「メリーさん」がいた。戦争の犠牲者ともいえる彼女をモデルにして、1996年に一人芝居「横浜ローザ」は誕生した。 脚本家・杉山義法と誓った最大の夢は、第2次大戦の戦勝国であるアメリカで公演し、彼らに日本の戦後史を観てもらうことであった。あらゆる努力が実って、ついに2015年ニューヨーク公演が実現した。 レセプションでは15歳の少女から啓発を受けて、帰国後いくつかの学校で平和のための講演や公演を行なうようになる。 一方東日本大震災をはじめとする数々の困難を乗り越えてきた著者は、いつしか舞台では演技という枠を超えて「横浜ローザ」との一体化を感得するようなっていく。 本書は夢を追い続ける女優・五大路子の半世紀にわたる軌跡を辿った記録である。
  • ハチワレ猫ぽんたと過ごした1114日
    -
    人なつこい野良猫を飼うことに。一からの楽しい出発。かわいい彼は腎臓が弱かった。食べ物、薬、通院、そしてケア、看取り。初めて動物と暮らしたひとの愛情物語。ぽんた、よかったね。
  • 流木記:ある美術館主の80年
    -
    二つの喪失からの再出発 2022年5月、「無言館」は開館25周年を迎える。戦没画学生の作品を展示するこの私設美術館には毎年多くの見学者が訪れ、館長として活躍する著者の評価も高い。 しかしながらここ数年、著者は二つの大きな喪失を体現した。 一つは「無言館」の本家ともいえる「信濃デッサン館」を閉館したことである。このデッサン館は、著者が畏怖する村山槐多など、夭折した画家たちの作品や関係資料などを収蔵・展示してきたが、運営が困難となり、長野県立美術館に多くを売却・譲渡することとなった。 もう一つは十万人に一人以下という陰茎癌と診断され、手術によってペニスを失ったことである。長年疥癬に苦しんだり、講演中に脳出血で倒れたりと、病気につきまとわれる著者にとって、これは人生を見つめ直すほどの大きな衝撃だった。 この二つの大きな喪失によって、出生から現在まで、改めて半生を振り返り、自らの存在を確かめようとしたのが本書である。あえて負の部分を晒すことで、逆に傘寿を超えた著者の新たな野望すら見て取れ、不思議な共感を呼び起こす自伝的作品ともいえる。
  • 孤独という道づれ
    -
    結婚のため単身フランスに渡ったのが二四歳の時。その後、四一歳で夫と別れ独り身になって以来、女優として作家として、母として無我夢中で走り続けてきた。晩年という齢になったが、好奇心と冒険心に駆られて行動してきたおかげで退屈な「老後」とは無縁。その凜とした佇まいと若々しさの源泉を、おどけとハッタリで描ききる会心のエッセイ集!
  • 60歳 女ひとり、疲れないごはん
    3.1
    ここまで生きてくると、もうこれからは自分の好きなものを、好きな量だけ、気楽に食べたい。作る時も食べる時も疲れないですむ、こころ落ち着くごはん。 生きていく人生の段階によって変化していく食事の風景。自分がおいしいと思うもの、それがいちばんのごちそう。
  • 小説の読み方
    3.9
    本書は、現代の純文学からミステリーまでの11作品を題材に、物語をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。 「冒頭で、私は、動物行動学者のティンバーゲンによる『四つの質問』を紹介している。これは、文学に限らず、映画にも美術にも通用する問いであり、何かを鑑賞したあと、人とそれについて話をしたり、自分で感想を書いたりする際には有効な着眼点となるだろう」(本書「文庫版によせて」より抜粋) <本書で解説する作品> ●ポール・オースター『幽霊たち』 ●綿矢りさ『蹴りたい背中』 ●ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』 ●高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』 ●古井由吉『辻――「半日の花」』 ●伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 ●瀬戸内寂聴『髪――「幻」』 ●イアン・マキューアン『アムステルダム』 ●美嘉『恋空』 ●フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』 ●平野啓一郎『本心』 PHP新書版に、『罪と罰』『本心』の解説を新規追加し、再編集。
  • 悩むが花
    3.8
    あなたも悩んでるうちがハナなんだよ 息子が主人に似てバカなんです……。情けない質問の連発に怒りながら、人生の機微を伝えます。 名言あり、苦言あり、箴言あり、ユーモアあり、ホロリとさせられることもあり、毒もあり。 悩んでいる人の心には伊集院さんの言葉が響きます。 伊坂幸太郎さん、湊かなえさんら人気作家たち、そして桑田佳祐さんの悩みも!
  • アメリカ紀行
    4.3
    気鋭の哲学者によるアメリカ見聞記 トランプ以後のアメリカの地で、哲学者・千葉雅也は何を考えたのか。 『勉強の哲学』に続く、半年の思考の軌跡と新たな哲学の萌芽。 ※この電子書籍は2019年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 百歳までにしたいこと
    3.0
    「若さは文句なしにいいものだ、と思われているが、実はそうでもないらしい」――2021年に90歳を迎えた曽野綾子さん。 <人生には終わりがあるからこそ耐えられることがある>といった著者ならではの含蓄に富んだ言葉に目を開かせられます。 老年を生きるための心構え、真の人間力とは何かが自ずと見えてくるでしょう。 なおかつ若者にも、大切な価値観を教えます。 「人生百年時代」の道しるべになってくれる傑作エッセイ集です。 ※この電子書籍は2021年7月刊の単行本『人間の使命』(海竜社)に新原稿を増補した文庫オリジナル版です。
  • そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ
    無料あり
    4.6
    まわり道しなければ、たどり着けない場所がある――。 若き日の著者の、人生を決めた旅立ちの物語。読んだ人に深い感動と変化をもたらした話題の書。 第七回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞作。 大学4年のある日、オオカミの夢を見た。自然写真家を目指していた著者は、導かれるように1冊のオオカミの写真集と出会う。「ダメもとくらいの挑戦をしないと、人生は面白くない」と語る著者は、その世界的な写真家ジム・ブランデンバーグに弟子入りを直接志願するため、単身アメリカに旅立つ。 ミネソタ州北部に広がる森と湖の世界「ノースウッズ」の入り口へたどり着き、ジムの家がその先にあると突き止めると、カヤックにキャンプ道具を積み込み、水上の旅へ。深い北国の森と無数の湖、様々な野生動物との出会い。8日間の旅の末にたどり着いた場所で、ついにジムとの対面を果たすが――。 臨場感あふれる自然描写、不安に揺れ動く心情を正直に素直に描く、著者のかざらない姿に、いつしか共感し励まされる。自分の足で歩き、自分の目で見て、人と出会うことの大切さを教えてくれる、人生の羅針盤となりうる一冊。 著者による「文庫版あとがき」追補。 解説:松家仁之(小説家)
  • 大地の教え
    4.0
    文明は純朴に生きる人々から何を奪ったのか。遥かなるアフリカ・ギニアの大地に抱かれて育った著者が、自然と共に生活していく貴重な体験と知恵を語る。<隣人が幸せなら当人も幸せである><水を飲むときは少し残して大地に返す>――家族の絆、大地の営み、働く喜びなど、私たちが忘れている熱き魂がここにある。大自然と共に生きる人々の貴重な知恵と熱き心!  遥かなるアフリカの地から寄せるメッセージ!
  • お局さまのひとりごと
    3.5
    ラジオ本番中、パートナーが大伴家持(やかもち)をイエモチと言いつづけた。余裕をもって乗った新幹線、気がつけば回送列車だった。いそいそと米国出国の手続きすれば、パスポートは期限切れ、荷物だけが飛んでいった――日常のハプニングや心暖まるエピソードなど、元NHKアナウンサーが軽妙に綴った感動、笑い、驚き、爽快、怒りの好エッセイ!
  • 私の好きな孤独
    3.7
    詩人であり、絵本や随筆の傑作も多い長田弘氏。1999年6月に刊行され、2013年5月に新装版が刊行されたエッセー集『私の好きな孤独』、待望の文庫化!! 「孤独」はいまは、むしろのぞましくないもののようにとらえられやすい。けれども、本来はもっとずっと生き生きと積極的な意味だった。 「たった一軒のカフェに親しむだけで、知らなかった街が、ふいにどれほど、 じぶんに親しい街に変わってゆくことか。朝の清潔な孤独を味わえる街の 店に座っていると、そのことが浸みるようにわかってくる」 ( 本書収録「朝のカフェ」より) 音楽、珈琲、旅、酒、読書──。 孤独を慈しみ味わうために必要な「小道具」たちをモチーフに、いまなお多くの人に愛されつづける「言葉の魔術師」が詩的魅惑を豊かにたたえながら紡ぎ出し指南する、「孤独」との明るく前向きな付き合い方。
  • 蝶々母さんから、あなたの女人生へ。
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女の人が、幸せになるために、知っていてほしいこと。 「ああ、女に生まれてよかった!」と思えるために知ってほしい、30編のメッセージ エッセイスト・蝶々が、実の娘に語るような気持ちで書き上げた、【女性が今の世界で、幸せに生きていくための知恵】。写真家・川島小鳥×蝶々で約7年に渡り日本全国を巡っておさめてきた、煌めくような写真とエッセイで織りなされる、珠玉のフォトメッセージ集。 この世に女として生を受けた、すべての女性に知っておいてほしいこと。 ・恋に落ちたら、おめでとう。 ・失恋しても、よかったね ・女は背中を丸めたらおしまい。 ・追いかけられる女、大切にされる女になるためには? ・悪意は、女の顔にもにじみ出るから。 ・お金のオンナになる、ならない? ・世界はいつも、誰かの仕事でまわっているよ。 ・女は、仕事で死んではいけない。 ・靴とお箸は、そろえること。 ・私って可哀想?ひたるのはMAX30分で。 ・結婚しないあなたへ。 ・結婚するあなたへ。 ・結婚生活に、ちょっと疲れてしまったら。 ・おばあちゃんの知恵って、最先端よ。 ・女体は、あなたのボディ・スーツ ・何のために生きる? ・MY史上最高のしあわせ。
  • フリーランスの生活をぶっちゃけてみました。
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 出版業界で人気のデザイナー&イラストレーターである著者が、独身フリーランス女子の実態をすべて、ぶっちゃけます。 「結婚しない」「営業しない」「後悔しない」をモットーに、イラストとマンガ、写真、エッセイで赤裸々に告白。右手にマウス、左手にごはん(二刀流か)、営業時間は一日24時間、年中無休(それって、ブラックだろっ)、忙しいときは時間がない、暇なときはお金がない(老後はどうなるんじゃ)と、思わずツッコミたくなる、フリーランスの日常がまるわかりです。 果たして、天国か、地獄か? フリーランスの仕事がうまくいってない人、副業している人、「会社を辞めたい」「人間関係がめんどい」と、フリーを考えている人は絶対に読むべし。面白くて、不思議と元気が湧いてきます。 でも、真剣に読まなくていいです。 だらだら読んだら、いつの間にかほっとする本です。 【目次】 #01 仕事編 #02 美容・健康編 #03 恋愛・オトコ編 #04 料理編 #05 ストレス解消編 #06 お金編 #07 収納・インテリア編 #08 ファッション編 #09 お付き合い編 #10 旅・レジャー編 他のフリーランス&個人事業主はどうよ?編 【著者】 大塚さやか(おおつか さやか) 1977年、茨城県生まれ。独身。フリーランスのデザイナー&イラストレーター。東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。 デザイン事務所や編プロ、出版社を転々として、29歳でフリーランスになる。 大手から中小出版社まで、書籍の装丁、雑誌のイラスト、マンガの仕事をこなし、業界でのファンが多い。 お酒と山をこよなく愛し、オトコはいらない。 「長風呂+ビールロング缶で、ほとんどの悩みは消えてなくなる」と思い込んでいる。
  • 和泉式部日記
    4.3
    ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる――愛する男を失った式部が,神の力によって悩める魂を鎮めるべく貴船神社に詣でた折の歌である.この日記は,多くの男性遍歴の中で,とりわけ深い愛情を捧げた帥の宮との恋愛生活を,宮との贈答歌を中心に叙述したもの.式部研究第一人者による新校注.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 最高の結果を生み出す心友力 その気配りで人生を拓く
    -
    弁護士歴60年超、元国会議員の著者による人生書、待望の文庫化。全国最年少で群馬弁護士会会長、最年少で日弁連副会長、中選挙区開始依頼の最高得票で軍目検第一区当選、国会議員駆け出しで中曽根総理のサミット随行と異例づくしの生き方には、誰からも愛される秘訣があった。「クマさん」の相性で知られる著者による、毎日が輝き出す人生学。

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  • ウチらメンタル衛生きちんと守ってかないと普通に土還りそう
    値引きあり
    4.3
    1巻715円 (税込)
    15万部突破のベストセラー『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』。 あの衝撃から丸3年、完全新作エッセイが満を持して誕生。 SNSとか全部嘘だし、今すぐやめたいし、でもやっぱ好き(矛盾)。 いろいろありすぎるこの世の中で呼吸するには、他人との距離感とか、自分との距離感とか、 いらないものを手放してくとか、自分で自分をTakingケアしてかなきゃいけないっぽい。 棺桶までまだまだ続くランウェイの途中、 悟り始めたkemioが辿り着いた、新たな「セルフケア」哲学がここに! <収録予定内容> 1章 たぶん人間みんな最終的にマウント取るの好き I think そう 2章 世界って広くね? 人間ってマジでいっぱいいるね 3章 心と体のBluetooth 4章 ウチらにはウチらの生きる今がある
  • 旅の絵日記
    4.0
    日記はレミさん、挿絵は和田さん。 1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。 楽しき家族の夏の思い出。 初めての文庫化。 「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解」(8月4日グラナダ)
  • 芥川竜之介紀行文集
    -
    芥川の国内の旅行記と中国紀行をまとめる.1921年に,『大阪毎日新聞』視察員として中国各地を訪れた芥川は,ロマン的な中国像をいだきながらも,現実の中国の実情,中国の対日観を冷静に見つめ,自身の思いを刻々と伝えている.芥川の作品中でも,特異なルポルタージュである.

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  • ふらふら日記
    -
    ぼくは自分の生まれたところを、これまで知らないでいた――。自身のルーツである教会を探すも、なぜか中々たどり着けない。それでもコミさんは気にしない。うまくいかなかったときのほうが、しゃべったり書いたりして楽しいのだ。 温泉地で目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅のエッセイ。 初文庫化。 〈解説〉末井 昭
  • 両手のない猫、チビタ
    4.7
    1巻1,571円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある夏、台風前日の夜中に訪れた、小さな手のひらサイズの子猫たち。 それが、チビタ、チョロ、マーくん、ミンミンとの運命の出会い。 わが家には先住者のモモも含めて全5匹の猫が住みつくようになった。 なかでも、名前どおりに一番小さいチビタは、ご飯を食べるのも遅いし、ほかの猫からちょっかいを出されるし、もっと「がんばれ!」と応援したくなる。 小さくてよろよろしながらも一生懸命に生きているチビタ。なのに、過酷な試練が襲いかかる。 安楽死かそれとも両手を切断するのか……。 切断となれば、自分で排せつや食事、体を動かすことができなくなる。かかりつけの獣医師は「猫の義肢は例がない」と安楽死を勧める。それに、義肢が外れれば肉球のない足先に負担がかかり、骨が皮を突き破ってしまうという。 飼い主のわたしは悩みに悩み抜く。そして決心する。 「一生介護でもいい。チビタは絶対死なせない」 小さな体に宿る大きな生命力が生み出した奇跡の物語。
  • 女の答えはリングにある 女子プロレスラー10人に話を聞きに行って考えた「強さ」のこと
    3.3
    「強くなりたい――」 弱さをかかえながら、ぶつかり合い手をさしのべ合って、生きる女たち。 「ガールクラッシュ」な女子プロレスエッセイのゴングが鳴った! 西加奈子氏推薦。 「この荒野で戦い続けることを決めた彼女たちに、ありったけの拍手と祝福を送りたい」 「私なんて結婚してないしお金も稼げない、みじめな女」 廃業しかけたライターがまた書けるようになったのは、女子プロレスのお陰だった。等身大で戦う彼女達が私達に与える勇気とは? 強くなりたい女のためのプロレスエッセイ。 【インタビューした女子プロレスラーたち ※登場順】 白川未奈、中野たむ、岩谷麻優、林下詩美、ジュリア、朱里、長与千種、彩羽匠、DASH・チサコ、橋本千紘 【目次】 はじめに「本を1冊出せたら、死んだっていい」 ■第一章 「女の幸せ」とプロレスと ・「女の花は短い」と言われるのがすごくイヤ――白川未奈(スターダム) ・これ、たぶん女の子だったらわかってくれるんだろうな――中野たむ(スターダム) ・自分が一番、最強ですね――岩谷麻優(スターダム) ■第二章 どんなときだって ずっと二人で ・結果を残しても、「ビッグダディ三女」。本当のわたしを見てもらえない――林下詩美(スターダム) ・でも、「わたし、負けない人間じゃん」って強く思った――ジュリア(スターダム) ・だれよりも実力があるのは、わたし。認められない悔しさ――朱里(スターダム) ■第三章 ロード・トゥー・かつて女を魅了した女 ・引き込みます。世界に引き込みます。――長与千種(マーベラス) ・あの時代に近づきたいという気持ちが強い――彩羽匠(マーベラス) ■第四章 仙台の強い女たち ・いま全力でいかないと、いつどうなるかわからない――DASH・チサコ(センダイガールズプロレスリング) ・一番大切なのは、素直になること――橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
  • 自然を喰む 草喰なかひがしの食べ暦
    -
    毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀――全国の食通が憧れ、通い詰める日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」店主が綴る、「食」と「自然」への讃歌! ◎書き下ろしエッセイの第一部「大自然に抱かれて」と〈味の手帖〉の人気連載を収めた第二部「食の歳時記」からなる構成。◎随所にちりばめられた藤枝リュウジさんの挿絵が温かい。◎写真家のHAL KUZUYAさんが撮り下ろした「なかひがし」の四季を口絵に収録。◎巻末には「dancyu」元編集長の神田久幸さんの寄稿。
  • それでも日々はつづくから
    4.1
    1巻1,595円 (税込)
    日々、僕たちは少しずつ摩耗し、「いっそ消えてしまいたい」それくらいの傷だらけで今日も生きている。決定的に死にたくなるような出来事は、そんなに起きないけれど。「己を鼓舞する呪文がほしい。この本にはそのヒントがあります」と壇蜜さんも推薦!! 週刊新潮連載の人気エッセイ(+コラムとマンガ入り)、待望の書籍化。
  • 作家との遭遇(新潮文庫)
    4.1
    少年の頃に開いた書物の森で、あるいは「学校」のようだった酒場の片隅で、沢木耕太郎が心奪われるように出会ってきた作家たち。山本周五郎、向田邦子、山口瞳、色川武大、吉村昭、吉行淳之介、小林秀雄、瀬戸内寂聴など、書くことが即ち生きることだった19人の作家に正面から相対し、その本質を描き出す。誰も知らなかった顔に辿り着き、緊張感さえ孕むスリリングな刺激あふれる作家論!
  • 人は2000連休を与えられるとどうなるのか?
    4.0
    人生に行き詰まりを感じ仕事を辞めた男・上田。至福の日々も束の間、迫りくる不安に対抗すべくもがきはじめるが――内省と実験の果てに訪れるまさかの「哲学的」展開とは?衝撃の体験談!
  • ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
    4.0
    魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリ ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹 カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。  「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。 フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。
  • イスタンブールで青に溺れる 発達障害者の世界周航記
    4.0
    ASD(自閉スペクトラム症)と ADHD(注意欠如・多動症)とを 併発した文学研究者が 世界を旅するとどうなるのか? コミュ障、フロー体験、脳内BGM、キマイラ現象、依存症、発達性協調運動症…… ゆく先々の土地で、“ゆらめく身体”と世界文学が溶け合い、 前人未到のワンダーランドが立ち上がる異色の「当事者紀行」本。 ・ウィーンの夜道を“反復”徘徊し、月面世界と接続する ・グラナダの“フロー体験”とヴァージニア・ウルフの『波』 ・美しきソニアと村上春樹をめぐるマインドワンダリング ・カサブランカ――“砂塵の水中世界”とムーミン谷…etc. 圧倒的に美しく、知的興奮に満ちたハイパートラベル当事者研究! 「脳の多様性」(ニューロダイバーシティ) の時代における、発達障害の新しい可能性がここに。
  • 私という植物を育てることに決めた
    4.4
    世界12ヵ国で発売され、100万部突破の大人気シリーズ「+1㎝」の著者による最新刊! 自分という植物を育てる「セルフガーデニングプロジェクト」で昨日よりも少しマシな自分と出会う。 韓国オンライン書店YES24読者が選ぶ2021年の24冊に選出。 インスタグラムフォロワー、約80万人の世界的イラストレーターとのコラボレーションが実現。 焦りを感じた瞬間に酸素呼吸器のように、心が空っぽのときや退屈なとき3 時のおやつのように、この本は、あなたの心が向くままに読むことができます。 好きなことを我慢してやりたくないことを頑張ったり、不安定な気持ちを笑顔で隠し自分のことを後回しにしたり、他人とついつい比べてみたりしていませんか? 私たちは、自分のことよりも、他人のことばかりに手をかけてしまいがち。でも、植物をお世話するように、もっと自分自身を大事にしましょう。もっと自分に目を向けて、自分を素敵に育てていきましょう。ささくれだった心に水をやりましょう。 それが、この本が提案する「セルフガーデニングプロジェクト」。 毎日、昨日より少しマシな自分と出会おう。 【目次】 Step1 種まき 私はどんな種なの? 心を探って芽吹かせる Step2 適度な水やり 人生が手に余るなら、一大決心よりも日々ささやかな実践を Step3 枯葉はちぎり取る 悪感情を手放し、自分を自由にする Step4 蝶や蜂、星との遭遇 いい関係はあなたの世界をもう少し育ててくれる Step5 ほこりを拭き取る 心と身体のほこりを拭き取りもっとつやつやした「私」になる Step6 ぴったりな季節を待つ 過酷な季節を耐え抜けばきっと順風が吹いてくる Step7 開花! 誰かを追いかける(Following)のではなく、自分自身が成長(Growing)できますように 【作者からのメッセージ】 日本の読者のみなさま! このような気持ち良い季節に、再びこうして新刊のご挨拶ができることとなり、嬉しくときめいています。 ストレスを受ける毎日にあっても、私たちは日々のセルフガーデニングを通し、自分をもっと素敵に育てることができます。人生を左右するような大きな決心をする代わりに、ぜひ毎日の小さな行動で「私という植物」を上手に育てられますよう、心から願っております。 文章を書くガーデナー キム・ウンジュより Amazon売れ筋ランキング 「その他の外国文学作品」部門1位!(2022年8月1日~8日調べ) 「その他の外国文学作品(日記・書簡)」部門1位!(2022年8月1日~4日調べ) 「その他の外国のエッセー・随筆」部門1位!(2022年8月1日~4日調べ)
  • 閉ざされた宇宙2062年
    -
    暗黒の近未来、絶望の惑星に現れた怪獣。 激甚環境破壊と宇宙開発競争がもたらす絶望の近未来、宇宙ゴミ掃除班が目撃する21世紀最後の怪獣は、七草博士が生み出した益虫だった。怪獣発生プロセスを描いた異色の短編ファンタジー。 【目次】 閉ざされた宇宙 シン・ジェネシス 死海の益虫 【著者】 紫村盆水 ベース奏者として豊田貴志、塩次伸二ハイタイドハリス・ブルース・バンド86年を経験。毎日新聞社主催88年読書感想画コンクール高校生の部指定図書、ロナルド・シーガル著作『トコロッシュ』大和書房翻訳出版後、米国永住、Japan Cable Vision社に入社、テレビ朝日制作ニュース番組『600ステーション』のアトランタ近郊での放送事業に従事。海外ドラマ制作総合コーディネーターを経験、92年に独立し、テクタイト社を設立、以降、テレビ番組制作コーディネーターとして全米を旅する。
  • 大人への手順
    3.7
    迷いから抜け出す「手順」が詰まった決定版 就職、子育てから近しい人の死まで…。人生の岐路に効く名回答を厳選した週刊文春「悩むが花」傑作選。佐藤愛子氏とのお悩み対談も。
  • 見仏記
    値引きあり
    4.2
    小学生時代から、詳細なスクラップブックを作ってしまうほど、仏像に魅せられてしまったみうらじゅんが、仏友・いとうせいこうを巻き込んで、全国各地を“見仏”をする珍道中が始まった! セクシーな如意輪観音に心を奪われ、千手観音のパフォーマンスに驚愕し、十二神将像の逆立った髪型を考察する。さらに、みやげ物にまで目配りを怠らないという充実ぶり。抱腹絶倒の大ヒットシリーズ、第一弾。
  • 「忘れる」力
    4.5
    ベストセラー『思考の整理学』の著者が贈る、“こころの散歩”と“あたまの寄り道”のススメ 本書のために書き下ろされた表題作を含む珠玉のエッセイ27編を収録! われわれは、忘却によって、頭がよくなっている。 忘れるのを恐れるのは誤りである。 そういえば、かつては、よく忘れるのを “健忘”といい、健忘症という言い方があった。 健という文字はダテではないような気がする。
  • 優雅さとミステリー つれづれノート(41)
    3.7
    これからだ。これから、自分の世界を居心地よく作りあげることが、やっとできる。 私の今の暮らしは、家と庭と畑という3種類の空間を行ったり来たり。 そうしながら心の中ではさまざまなことを考えている。 同じことの繰り返しのように見えるけど、中身は毎日違う。 日々、新しいことが起こっている。 それらをひとつひとつやっていこう。 もう一瞬たりとも、自分らしくない生き方をしたくない。 ここで、この生き方を突き詰めたい。
  • ガールズ・ビー・アンビシャス 一歩踏み出したいあなたへ贈る21のコトバ(集英社インターナショナル)
    3.7
    マララ・ユスフザイ、周庭(アグネス・チョウ)、ヒラリー・クリントンの他、フォトジャーナリストの安田菜津紀、宇宙飛行士の山崎直子など、国内外で活躍する女性たちによる、心に響く演説や式辞を集めたスピーチ集。
  • 怪虫ざんまい―昆虫学者は今日も挙動不審―
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    凄絶ホラーな寄生虫、ミズスマシだけにつく幻のカビ、地球史を語る透明な甲虫、冬に碧く輝く超希少ゴミムシ、井戸の底に潜む新種らしきプラナリア……。たとえヤツらが1ミリたりとも人類の役に立たなくても、異常な執念で徹底的に追いかけるのだ。「裏山の奇人」の異名をとるコマツ博士の、暴走する「昆虫愛」エッセイ。
  • いまさら聞けないキリスト教のおバカ質問
    4.0
    著者は言う。「質問は、大事です。質問は答えより大事です。質問がないと答えが見つからない。質問があって、答えが見つからないから、その問題を考え続けることができる」  キリスト教のことを考えると、いまさら聞けない質問・疑問がいくらでも出てくる。  例えば、「神さまはいるのか」「神さまは男か、女か」「人間は罪があるのか」「天使はどんな存在か」「地獄はどんなところか」。  なかなか聞けないことばかりだ。そんな質問・疑問に、著者は明解に答えていく。というよりも、キリスト教ではそれらをどう考えるかを明らかにしてくれる。  その解答をとおして、キリスト教の理解が深まることはもちろんだが、著者は、信仰するとはどういうことか、さらには人生や死とは何なのかに分け入っていく。というのは、キリスト教は、そうした人間が考えそうな問題について全部考えてきたことになっているからだ。  それは読めばスリリングな論考である一方で、人に思考を激しく強いるものでもある。目の前がパッと開けること、請け負いだ。
  • カロや 愛猫作品集
    -
    吾輩はカロである――。「猫の話」「カロ三代」など梅崎家代々の飼い猫・カロと家族をめぐる騒動を描いた小説・随筆を中心に、全集未収録の「ウスバカ談義」、童話「大王猫の病気」などを併録した文庫オリジナル愛猫作品集。〈解説〉荻原魚雷 【目次】 猫の話/カロ/A君の手紙(カロと老人/凡人閑居)/カロ三代/猫のことなど/猫と蟻と犬/落ちる/ウスバカ談義/猫男/大王猫の病気
  • コントレイル―FSXとは何だったのか―
    -
    かつて、国内開発を目指したFSX(次期支援戦闘機)。日米共同開発のF-2となって実用化され、現在任務に就いている。 本書は、著者の戦災の思い出から、航空自衛隊の技術、航空産業、そして国防への思いなどが綴られている。航空自衛隊所属の技術者として歩んできた著者にしか書くことができない書であると言える。現実の社会情勢も踏まえ、武器開発のあり方を分析し、FSXなどの知見を広く企業や自衛官等に継承する一冊。 <著者紹介> 山田秀次郎(やまだひでじろう) 昭和11年12月24日 横浜市にて出生(本籍:愛媛県今治市) 昭和31年 今治西高校卒業 昭和36年 防衛大学校卒業(機械工学専攻) 航空自衛官 昭和46年 大阪大学大学院(精密工学科)修了 工学博士 平成 5年 航空自衛隊退職(自衛官退任)     (社)日本航空宇宙工業会常務理事就任 平成15年 同上退任 相談役 平成18年 NPO都市型空港研究会理事長(平成27年解散) 公職 ・全日空機雫石衝突事故民事裁判 法務大臣法定代理人 ・第1一徳丸事件 鑑定人 海上保安庁委嘱 政府関係審議会委員等 ・通商産業省/経済産業省 産業技術審議会、工業標準調査会等(委員/専門委員) ・科学技術庁/文部科学省 航空・電子等技術審議会、科学技術・学術審議会等(委員/専門委員) その他 ・日本ガスタービン学会 学会賞(XF3-30の開発)

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  • 人生はごちそう――自分の身に起こることはすべて栄養ね!
    4.3
    【黒柳徹子さん推薦】 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ セッちゃんって最高! 絵のセンス! 洋服のセンス! 脳のセンス! 何歳かわかんない! ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ 84歳の今もなお、現役イラストレーターとしてご活躍の田村セツコさんの最新エッセイ! 「苦いもののあとに食べたものは甘く感じるように、辛味や苦味、渋味、酸味はとっても大切!  それは人生でも同じことよ。  嬉しいことも、イヤなことも、ぜ~んぶ自分の栄養になるの!  いろいろな味の"経験"ができる人生はごちそうなのね!」 本書では、 いつまでも楽しくおちゃめに毎日を過ごすための 考え方や生き方などを素敵なフレーズと共にご紹介します。 ・アラ探しは老ける タカラ探しは若返る ・人生の作者でありモデルである ・いつでも、どこでも、普段着のまま ・2人のマリーちゃん 悲しみと喜びは代わりばんこにやってくる ・歌いたくない時こそ歌いましょう♪ など まるでおしゃべりしているようなエッセイ♪ オリジナルイラストも掲載!! ■目次 ・まえがき 人生はおいしいごちそう。捨てるところがありません。 ・第1章 甘味★いつでも、どこでも、普段着のまま ・第2章 酸味★幸せのかけらを探して ・第3章 塩味★肩の力を抜いて、さあ歌いましょう ・第4章 辛味★泣きたいときこそSmileね ・第5章 渋味★どんなことも素晴らしいと思えるようになるの ・第6章 旨味★人は皆、老いていくもの ・セツコの本棚 ・あとがき ■著者 田村セツコ(たむら・せつこ) イラストレーター エッセイスト 1938年、東京生まれ。高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。 1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)や『なかよし』(講談社)、『マーガレット』(集英社)、『少女クラブ』(講談社)の表紙や“おしゃれページ"で活躍。 1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの“セツコ・グッズ"で一世を風靡。 1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。 現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどの作品を精力的に製作し、年に数回、個展を開催。 講演会、トークショーなどで多くの方に元気を与え続けている。 『おちゃめ力宣言します! 』(河出書房新社)、『あなたにあえてよかった』(興陽館)など、著書多数。
  • いのちの秘義――レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え
    4.3
    《ささやかだけど、かけがえのないことが、世界を変えていく》 環境問題の先駆者として名高い科学者レイチェル・カーソンが、愛する甥に遺した『センス・オブ・ワンダー』。 その小さな本には、危機の時代を生きるための大きなヒントが詰まっている。 仕事や人間関係など身近な生活のレベルから気候変動までを貫く不滅のメッセージを、批評家・若松英輔が読み解く。 -------------------------------------- 私たちは確かに自分に必要なものを、自分で見つけることができます。ただ、 そのときの「自分」とは他者に開かれた「自分」なのです。 「よろこび」が先にあれば、必ず「学び」は起こる。本当に、深いところでよろこびを経験すると、私たちのなかで「学ぶ」というもう一つの本能が開花する、そうレイチェルは感じています。 ――「ただ、相手と共にいて、一緒に驚き、よろこぶこと」が育む、未来を切り開くちからとは。 --------------------------------------
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?
    4.1
    記憶を失っていく母親の日常生活を2年半にわたり記録し、脳科学から考察。アルツハイマー病になっても最後まで失われることのない脳の能力に迫る。NHK「クローズアップ現代」など各メディアで話題!
  • 「できる」と「できない」の間の人
    4.8
    「たはは…まっ、そんなこともあるよね」って現実を踏みしめて、爽やかに、軽やかに、明日へズンズン歩いていく日記がたまらない。つられて元気になっちゃう。たはは。 ──帯文・岸田奈美(作家) 病気や怪我、老いなどで「できていたことができなくなる」ことがある。誰もが、できるとできないの間で迷ったり、不安を感じたりしながら生きている。でも大丈夫。困りごとは人に伝えて、周りに助けてもらえばいい。 突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。 「コロナみたいな、どうにもならないものに振り回され、理不尽なことがいっぱい起こる社会の中で、みんな、それぞれに必死で生きている。人間は、弱くてちっぽけだけど、それぞれが、かけがえのない、大切な人なんだ。間違いなくそうなんだよと、私は、言葉にして伝えたかった。弱っている人にも弱っている自分にも。」(「はじめに」より) 【目次】 1 コロナ時間とできない私 2 会いたい。会いたい。会いたい。 3 形を失った時間 4 ゴルゴ13とモンローの間 5 「きれい」と言われたい 6 最後に知る秘密 7 バナナの教え 8 強くはなれない 9 「確かさ」のない世界 10 おしゃべりな植物 11 幻視と幽霊 12 母の舌 13 死語と記憶とビンテージ 14 ずぼらの達人 15 育児がつらかった頃 16 永遠の初心者 17 認知症って何なのよ 18 見えない未来を生きていく 19 終わらない私の宿題 付録 認知症のある人が社会に居場所を取り戻すための3つの提言
  • わたぶんぶん  わたしの「料理沖縄物語」
    3.0
    「わたぶんぶん」は、沖縄の言葉で「おなかいっぱい」。 沖縄生まれの両親を通して親しんでいた沖縄の食べ物。ソーミンプットゥルー、ぽうぽう、ビーフン、うからいりちー、みぬだる、すば。それから、それから・・・。懐かしい思い出とともに美味しく食べて、おなかいっぱい。 じーまみ豆腐、らふてぇ、アーサ汁、ぐるくん、マンゴー、あの時、そして今、おいしいものを一緒に食べた人たち、食べものを通して繋がっている人たちのことを思い出して、胸もいっぱい。
  • ずぶ六の四季
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    少し飲むのは、得意ではない。飲めばたくさん、が、私のスタイルだ。お酒をください。「週刊ポスト」(小学館)の人気連載「酒でも呑むか」が待望の単行本に。五臓六腑に沁みるわたる酒場エッセイの至宝。

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  • 広末涼子エッセイ『ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち』
    3.9
    本書は、哲学者が残した言葉や尊敬する女性たちの言葉を広末さん自らがセレクトし、自身の思いを綴った書き下ろしエッセイです。これまでの広末さんの人生に起こった出来事や日常でのシーンを交えながら、その言葉になぜ惹かれたのか、人生にどう役立つと考えたかなどが描かれています。今回の刊行にあたり、本書は執筆のすべてを広末さんが行い、約2年をかけて書き上げました。40代を迎えた広末さんが、女優として・妻として・母として・一人の女性として、今何を大切にして生きているのか、心に響く様々な言葉と共に綴られています。さらに、自身で撮影した日常の写真や、執筆風景などの写真もカラー16ページで掲載されます。 著者:広末涼子さんコメント 人生初の執筆活動!初めての書き下ろし書籍発売。お恥ずかしながら、緊張しています。私の好きな哲学者の言葉、私の尊敬する女性の方々のコトバと共につれづれなるままに書き綴らせていただきました。この本を読んでひとりでも多くの人に元気になってもらえたら、嬉しいです。 広末 涼子(ひろすえ りょうこ) プロフィール 生年月日 1980年7月18日 出身地 高知県高知市 血液型 O型 星座 蟹座 職業 女優
  • 生きている小説
    4.0
    見聞のはしり書き、人の語った挿話の留め書き、読んだ新古の書籍からの抄記など、手控帖に書きとどめられた数多くの覚え書きから選ばれた、心にしみる生きた小説のタネ集。 (※本書は1990/3/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • 敗戦日記
    -
    「書け、病のごとく書け」と、自らを追いつめるほどに創作の意味を問い続けた“最後の文士”高見順が遺した戦中日記。そこには貸本屋「鎌倉文庫」設立の経緯、文学報国会の活動などが詳細に記録されており、戦時下に成し得ることを模索し、文学と格闘した作家の姿がうかがえる。膨大な量の日記から昭和二十年の一年間を抜粋収録。 (※本書は2005/7/26に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • 新・壇蜜日記2 まあまあ幸せ
    -
    表紙は完全撮り下ろし! ドラマ撮影に、サウナに、そしてコロナ禍2年目の通い婚生活。 彼女は2021年を夫やペットたちといかに過ごしていたのか。 サブタイトル「まあまあ幸せ」の真意とは……。 夫・清野とおる氏からの直筆メッセージ・イラスト「妻・壇蜜さんへ」も収録。 電子オリジナル第二弾の最新日記をお楽しみください。
  • 続 妖異博物館
    3.0
    空を飛ぶ話、羅生門類話、離魂病、白猿伝、化鳥退治など、奇譚の数々を集めた『妖異博物館』続篇では、日本の古典のみならず中国の志怪にまで範囲を広げ、様々な怪異を取り上げる、動物変身譚や竜宮譚について比較考証を試み、怪異の系譜をたどってシェイクスピアやアポリネエル、『アラビアン・ナイト』にまで話は及ぶ。まさに融通無碍、博覧強記の不思議物語集。 (※本書は2005/8/10に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ
    4.1
    オランダでセックスショーを見に行ったり、おそとで全裸になってみたり、毒キノコ狩りをしてみたり…とめどない好奇心で世界中を「ソロ旅」してきた著者が、ソロでなければ味わえない旅の楽しみを語り尽くす1冊。 ソロ旅で忘れ物をしたら? 特別な体験をしたいときはどうする? ソロのときこそ自撮りをしよう! 他、役立つアイデアも満載です。読んだら世界に飛び出したくなること間違いなし!
  • 猿と猿回し
    4.2
    【内容】 『本所おけら長屋』シリーズの畠山健二と『食堂のおばちゃんシリーズ』の山口恵以子 ふたりの人気小説家がタッグを組んだ類稀なるエッセイ集の誕生です! 畠山健二と山口恵以子。 今をときめく人気小説家が〝なぜか〟連むようになって早数年…。 全国各地の書店を訪問し、細々とトークイベントを展開。 作風は異なれど、話芸も違えど、ふたりはおもしろい、いえ、おかしい。 そんな両氏は、 いかにベストセラー小説家になったのか? いかに〝人の心〟をつかむのか? いかに書店さんへ足を運ぶのか? そうした理由が解き明かされる「至極のエッセイ集」が本書『猿と猿回し』なのです。 【著者】 小説家 畠山健二 1957年東京生まれ。大学卒業後、家業の鉄工所に勤めるかたわら笑芸作家として数々の演芸の台本執筆や演出を手がける。 2012年『スプラッシュマンション』(PHP 研究所)で小説家デビュー。 翌年から『本所おけら長屋』(PHP 文芸文庫)がスタート。 2022年3月に最新刊である十八巻を刊行し累計150万部を突破。 月刊『旅行読売』でエッセイを連載中。 小説家 山口恵以子 1958年東京生まれ。早稲田大学卒業後、会社勤めをしながら、脚本家を養成するスクールに通いプロット作成を手がけるように。 2007年『邪剣始末』(廣済堂出版*現・文春文庫)で小説家デビュー。 2013年『月下上海』(文藝春秋)で松本清張賞を受賞。 当時、社員食堂に勤めながら執筆活動をしていたことが話題となる。 2015年~『食堂のおばちゃん』シリーズ(角川春樹事務所)、2018年~『婚活食堂』シリーズ(PHP文芸文庫)、2021年『ゆうれい居酒屋』(文春文庫)ほか著書多数。
  • 激変 めまぐるしく動いた30代のこと
    4.1
    いろんなことが目まぐるしく動いた30代。ようやく仕事が増えはじめ、結婚をし、第一子が生まれ、改名騒動に翻弄され……。人生で一番激しく変化した上田晋也さんの10年間を綴ったエッセイです。明石家さんまさん、東野幸治さん、YOUさん、土田晃之さんとのテニス同好会の話から、さまぁ~ずさんや、内田裕也さんなどの、著名人との裏話も盛りだくさん!
  • 新種の老人 とーやまの思考と暮らし
    -
    「生活価値の拡充」を提案し続ける仕事人の、仕事以外の「生活の顔」。駆け出しの頃から還暦まで、25年分のつぶやき200選。写真作品を収録したカラーページも! 1997年(35歳)~2022年(60歳)のエッセイ200選を時系列で掲載。写真作品16頁も収録。
  • ことばの切っ先―出会う人・出会うセリフ
    -
    芝居や音楽から響いてくる粋な“ことば”の数々。人気アナウンサー葛西聖司の名調子で現代によみがえる。 (※本書は2015/7/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • 五人八脚
    -
    家族愛が心に染みる“愛しい息子と過ごした日々”軟骨無形成症をもって産まれた息子の車椅子とともに過ごした27年間の記録。
  • いわしバターを自分で
    3.8
    いつ、なにが起きるかわからない―― 緊急事態宣言? それならばと余った牛乳を大量に煮詰め、「日本版チーズ『蘇』」に挑戦。巣ごもりの気晴らしには「ふきのとうの春巻き」「山椒の実の牛すじ煮込み」、知人から届いた新鮮なほやで「ほや飯」を作ってみる―― コロナが変えてしまった世の中でも、人の信頼、味を守る工夫をみつめ、 考えながら進む人は強い。食べる現場はここにある! 気になる「いわしバター」って? 「クッキングパパ」も絶賛した平松さんオリジナル傑作レシピ「パセリカレー」 ってどんな味?  美味しいレシピ満載!「週刊文春」人気連載最新刊     解説・石戸論
  • 日本語で読むということ
    3.0
    『日本語が亡びるとき』はなぜ書かれることになったのか? そんな関心と興味におのずから応える1990年代から2000年代の間に書きつづられたエッセイ&批評文集。文庫版あとがきを加えて待望の文庫化。12歳でのニューヨークへの移住、パリでの留学生活、子供時代からの読書体験、加藤周一や辻邦生ら先達への想い――。英語ばかりの世界で過ごした著者にとって“日本語”で“読む”とはどんなことなのか。
  • 「即興詩人」の旅
    4.0
    画家・安野光雅が「無人島に持っていく一冊」と公言してはばからない、森鴎外訳の『即興詩人』。童話作家アンデルセンの自伝的名作を、100年前に日本に紹介した鴎外の雅文体の美しさに魅せられ、波乱万丈のラブストーリーに胸躍らせて、物語の舞台のイタリア各地を巡った紀行画文集。「声に出して読みたい」原文をたっぷりと引用しながら、ローマから始まる『即興詩人』のストーリーと、画家の紀行文と美しいスケッチと。1冊で3回楽しめる、安野光雅イタリア紀行画文集。 ◎「カプリ島を去るとき、もうこの島に来ることもないだろうな、と思ったものですが、わたしは、また同じ道を行くかもしれません。何年か先、すっかり年をとって、杖でもついて、おろおろとあのあたりを歩いているのじゃないか、という予感がします」(あとがきより)
  • 幸田文 生きかた指南
    3.0
    離婚、子育て、貧乏…。苦境に立ったときあの人ならどうするだろう。厳しくも優しい幸田文の文章から人生の指針を学ぶアンソロジー。
  • 犬のしっぽ、猫のひげ 豆柴センパイと捨て猫コウハイ
    3.0
    食いしん坊でおっとりした豆柴女子・センパイが5歳になった頃、やんちゃで不思議ちゃんな弟猫・コウハイがやってきた。コウハイの緊急手術、突然やってきた老猫を看取ったこと、センパイのダイエット、2匹だけでの2泊3日のお留守番、震災への備え......。2匹と2人の、まったり、時にドタバタな愛おしい日々を綴るエッセイ。 ※この作品は『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』『犬猫姉弟センパイとコウハイ』の2作品を再編集したものです。
  • いちのすけのまくら
    3.5
    落語の本編に入る前の「まくら」を文章にしてみたら……。気鋭の噺家・春風亭一之輔初のエッセイ集がついに文庫化。「税金」「忖度」「相撲」「マイナンバー」「〇〇ファースト」など、100のお題に応えて綴られたまさに読む「まくら」。ご子息による特別解説付き。
  • 娼婦の本棚
    4.4
    【目次】 ●はじめに――時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても 〈第1章 女は無意味に旅に出る〉 ●もしアリスが女の子ではなかったら  ――『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル/矢川澄子訳) ●女の子の殻をさらに包む強力な殻  ――『“少女神”第9号』(フランチェスカ・リア・ブロック/金原瑞人訳) ●娼婦になったり聖母になったりすればいい  ――『悲しみよ こんにちは』(サガン/河野万里子訳) ●女子高生にある個室の自由  ――『いつだってティータイム』(鈴木いづみ) 〈第2章 セックスなんかで分かるもの〉 ●資本主義と愛と整合性のないカラダ  ――『pink』(岡崎京子) ●たかが一度や二度のセックス  ――『性的唯幻論序説 改訂版 「やられる」セックスはもういらない』(岸田秀) ●されどセックスが解放する時間  ――『蝶々の纏足』(山田詠美) 〈第3章 女ではない奇怪な生き物〉 ●買う男の論理があるのだとして  ――『わが悲しき娼婦たちの思い出』(ガルシア= マルケス/木村榮一訳) ●基本的には他人事でしかない男の青春  ――『大胯びらき』(ジャン・コクトー/澁澤龍彥訳) ●お金を介した男女の滑稽な話  ――『遊女の対話』(ルーキアーノス/高津春繁訳) 〈第4章 信じられる神がいなくとも〉 ●ありえないほど汚れた場所の、ありえないほど高貴な信仰  ――『ぼくんち』(西原理恵子) ●夜のオカネと昼のオカネ  ――『大貧帳』(內田百閒) ●この世で最も不公平な関係  ――『シズコさん』(佐野洋子) 〈第5章 言葉を身体に貼り付けて〉 ●夜が過ぎても生き残る可能性があるなら  ――『夜になっても遊びつづけろ』(金井美恵子) ●若い女の心はそう整うものじゃない  ――『私家版 日本語文法』(井上ひさし) ●一〇〇年越しの女の味付け  ――『モダンガール論』(斎藤美奈子) ●それでもピンヒールは正義  ――『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』(鷲田清一) 〈第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く〉 ●無敵だったココロと冷めた見解  ――『桃尻娘』(橋本治) ●若さも九〇年代も空っぽだったと皆言うけれど  ――『モモ』(ミヒャエル・エンデ/大島かおり訳) ●半分腐った世界でナウシカになれるわけもなく  ――『風の谷のナウシカ』(宮崎駿) ●おわりに――それでも「絶望的に期待する」
  • 火曜日のくま子さん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの日の自分が、いとおしくなる。夫もいないし子供もいない。収入もたいしたことない。でも 仕事も好きだし友達もいるしひとりの時間もいい。春がくることがあたり前じゃないと、若い頃よりずっと深く知っている……。40代・独身・在宅ワーカー。くま子さんの7年間。
  • 800日間銀座一周
    3.3
    一冊の本を売る森岡書店の代表が銀座を歩く あんぱんを買い、一杯の酒を飲み、一着のスーツを作る。「一冊の本を売る」コンセプトで人気の森岡書店代表が、銀座の街を現在から過去、そして未来へと旅をする。明治の大火や関東大震災に戦災、そしてコロナ。幾度の危機を経てきた街とそこに関わる人々の魅力を、味のあるイラストと伊藤昊の写真とともに描きだすエッセイ。 和光の鐘/銀座の柳とアンリ・シャルパンティエ/ライバルとビヤホールライオン銀座7丁目店/鳩居堂の偶然/はち巻岡田の味/森茉莉と贅沢貧乏と銀座/銀座の紫陽花/考現学と童画の1925年/1600年頃の銀座/ソニーパークと東京大自然説/ドーバー ストリート マーケット ギンザとマロンパイ(贅沢貧乏として)/木村屋のあんぱん……など40篇を収録
  • 夜明けのM
    3.6
    パリ、ネパール、マカオと世界中を飛び回り、ラグビーW杯を生観戦。 イケメン政治家の結婚を斬り、ビットコインの300倍の値上がりを夢見る…… だが今回のハイライトは、何と言っても天皇陛下即位の礼への参列。 新時代の夜明けに、マリコが見たものは何か?  【ボーナス・トラック豪華3本立て収録!】 特別エッセイ「美智子皇后の『奇跡』」 週刊誌エッセイ連載史上最多回数記念インタビュー 対談「瀬戸内寂聴先生に教わったこと」(×柴門ふみ(漫画家)) ※この電子書籍は2020年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • いつでも母と 自宅でママを看取るまで
    4.0
    最愛の母を自宅で看取った、泣き笑い回想録。  直木賞作家・桜木紫乃さんが大絶賛! <一緒にお母様を看取らせてもらったような錯覚は、わたしがこれから行く道を照らしてくれるだろう。本書は、親をなくすという大切な儀式のテキストだ。>(文庫解説より)  元「食堂のおばちゃん」山口恵以子さんが松本清張賞を受賞して実質的な作家デビューを果たしたのは55歳の時。お見合いは43連敗、ずっと実家住まいの山口さんをいつも傍らで見守り、励ましたのが母・絢子さんでした。  そんな最愛の母が認知症になってから、自宅での介護、看取り、そして葬儀のことまでを温かな筆致で克明に綴った『いつでも母と』は、単行本発売時に大反響を呼びました。  文庫化にあたり、絢子さんの主治医でしろひげ在宅診療所院長の山中光茂先生との対談や山口さんの書き下ろしエッセイ、桜木紫乃さんの解説を新たに加えています。  山口さんは「はじめに」でこう綴っています。 <介護を体験した方や、現在介護中の方、大切な人との別れを経験した方にとって、この作品が少しでもお役に立てれば、あるいは何の役にも立たなかったけど「あまりのアホさ加減に思わず笑ってしまった」なら、大変幸せに思います。> ※この作品は単行本版として配信されていた『いつでも母と』の文庫本版です。
  • サクランボの丸かじり
    5.0
    サクランボへの涙を、せんちめんたると責める勿れ サクランボを見て涙しつつ、つけ麺を哲学し、お通しがタダとは限らない現実も見逃さない。抱腹絶倒の東海林ワールドはまだまだ続く。 解説・丸岡九蔵 ※この電子書籍は2019年11月に朝日新聞出版より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 日本文学のなかへ
    -
    綺羅星のごとき文学者との交歓 日本文学研究は、終りのないライフワークである――。古典作品への愛、三島や谷崎との交流などを思いのままに語ったエッセイ。 ※この電子書籍は1979年9月に文藝春秋より刊行された単行本を底本としています。
  • タダキ君、勉強してる?
    3.8
    小学校1年生。最初の学期末にもらった通信簿はオール1! そんな西山忠来(タダキ)少年はいかにして伊集院静となったのか!? 故郷の師、銀座のママ、伝説の車券師、阿佐田哲也、ビートたけし、松井秀喜から愛犬、両親まで、人生を導いてくれた30人の凄い「先生」たちとの出会いと学びとちょっと恥ずかしい事実――。きっとあなたもあなたの「先生」に会いたくなる! 最新エッセイ集。

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