作品一覧

  • 自然を喰む 草喰なかひがしの食べ暦
    -
    1巻1,870円 (税込)
    毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀――全国の食通が憧れ、通い詰める日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」店主が綴る、「食」と「自然」への讃歌! ◎書き下ろしエッセイの第一部「大自然に抱かれて」と〈味の手帖〉の人気連載を収めた第二部「食の歳時記」からなる構成。◎随所にちりばめられた藤枝リュウジさんの挿絵が温かい。◎写真家のHAL KUZUYAさんが撮り下ろした「なかひがし」の四季を口絵に収録。◎巻末には「dancyu」元編集長の神田久幸さんの寄稿。
  • おいしいとはどういうことか
    4.0
    喉が渇いたときに飲む水は心底おいしいけれど、渇きがおさまった後に同じ水を飲んでも、もうおいしいとは感じない。体が必要としていないから。すなわち「おいしい」とは本来、体という自然によりそい喜ばせてあげたときに生まれる感覚のこと。しかし、ただおいしいだけでなく、この「体が喜ぶ料理」を作るのが案外難しいと著者は言う。どうしたらそんな料理が作れるのか、そもそも料理とは何か――。京都で最も予約が取りにくい日本料理店「草喰なかひがし」店主が、野山を馳せ巡りながら得た〝食〟にまつわる究極の哲学。

ユーザーレビュー

  • おいしいとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  土を舐める
    第2章  山を喰らう
    第3章  草を摘む
    第4章  家で食す

    <内容>
    京都銀閣寺そばで、「草喰なかひがし」を出している著者の本。父親のやっていた花脊の「美山荘」ともども京都では(いや全国で)有名な店。花脊育ちで、何も特殊な作り方もしていない料理が、大変美味しいらしい。その背景が、この本でよくわかる。日本料理は、やはり素材なのだ。それ生かすためには、料理人自らが食材を知らないといけないし、その食材の本来の姿も知らないといけない。そこが難しいだろう。あとがきにあるように、「山椒油」の作り方が書いてある。さらっと、90℃くらいの米油に実山椒を入れて、そのまま2時間

    0
    2019年08月29日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!