作品一覧

  • ただいまリハビリ中 ガザ虐殺を怒る日々
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    元日本赤軍最高幹部の著者が50年ぶりに市民社会に復帰。見るもの聞くもの初めてという生活の中でガザ虐殺に心を痛める日々。

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  • はたちの時代 60年代と私
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    22年ぶりに出所した、元日本赤軍闘士・重信房子。 「女性らしさ」から自分らしさへ、自ら綴った決定版・青春記。 こんな生き方は私の予定にはなかった。 だけど、仲間と共に在る。 22年の獄中生活を終えて出所し、出版のためにこの文章を読み直してみると、消したいエピソードも多々ありました。(中略)私は、どんなふうに戦い、どんな思いをもって力を尽くし、そして敗れたのか、当時の何万という「世の中を良くしたい」と願った変革者の一人として、当時の何万と居た友人たちへの報告として読んでもらえたら嬉しいです。 ―――あとがきより
  • りんごの木の下であなたを産もうと決めた
    3.3
    1巻1,485円 (税込)
    英雄か、テロリストか?日本赤軍最高幹部の母から、わが娘へ。警視庁留置場で自ら書き下ろした感動の手記。本書は著者の実娘の日本国籍取得のための上申書です。
  • ジャスミンを銃口に 重信房子歌集
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    軍服で地面を蹴って民族の踊りにあふれるこれも戦場 撃ち尽くし挟撃されて戦士らがジェラシの土地を血に染めし夏-。闘争、恋愛、家族、祖国への思い…。独房で詠んだ、決意の美しさが胸にしみいる作品集。
  • 革命の季節 パレスチナの戦場から
    3.2
    1巻1,683円 (税込)
    1972年テルアビブ国際空港作戦から40年。奥平剛士・安田安之・山田修・檜森孝雄・丸岡修…彼らと闘ったひたすら未熟な正義の日々は、何かを変えたのか。重信房子が医療刑務所の病床で綴る、リッダ闘争から「アラブの春」まで。
  • 戦士たちの記録 パレスチナに生きる
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    2022年5月28日、満期出所。リッダ闘争から50年、77歳になった革命家が、その人生を、出所を前に獄中で振り返る。父、母のこと、革命に目覚めた10代、中東での日々、仲間と語った世界革命の夢、そして、現在混乱下にある全世界に向けた、静かな叫び。 自分の死が前提であったリッダ闘争に、参加を決意したあの日――。 「もう、これが最後の日と頭ではわかっているのに、人間の生き死にに、どうしてあんなに平気で、また冷静でいられたのだろうと、老齢となった半世紀を経て思い返すことがある。 でもそれは「平気」でも「冷静」でもなくて、使命への渇望が、感情、心情を無自覚に抑えつけていたのだろうと今はわかる。」――本文より 本書は、日本赤軍の最高幹部であった著者が、リッダ闘争50年目の今、"彼岸に在る戦士たち"への報告も兼ねて闘争の日々を振り返りまとめておこうと、獄中で綴った"革命への記録"であり、一人の女性として生きた“特異な人生の軌跡"でもある。 疾走したかつての日々へ思いを巡らすとともに、反省を重ね、病や老いとも向き合った、刑務所での22年。無垢な幼少期から闘争に全てを捧げた青春時代まで、変わらぬ情熱もあれば、変化していく思いもある。彼女の思考の軌跡が、赤裸々に書き下ろされている。 さらに、出所間近に起きたロシアのウクライナ侵略に対する思いも、「今回のウクライナの現実は、私が中東に在り、東欧の友人たちと語り合った時代を思い起こさせる。」と、緊急追記。元革命家の彼女に、今の世界はどう見えているのか。
  • 戦士たちの記録 パレスチナに生きる

    Posted by ブクログ

    重信房子(1945年~)は、高校卒業後、会社員として働きながら明大文学部の夜学に通い、そこで共産主義者同盟赤軍派に加わり、1971年に奥平剛士とともにパレスチナに渡って、国際義勇兵としてPFLP(パレスチナ解放人民戦線)に参加した。1972年に奥平、安田安之、岡本幸三がテルアビブ空港乱射事件(「リッダ闘争」、イスラエル当局との銃撃戦で26人が死亡)を起こし、更に、1974年に組織名称を「日本赤軍」とし、その最高幹部として、1980年代にかけて世界各地での武装闘争に関与した。その後、国際手配を受けながら逃亡を続け、2000年に潜伏先の大阪府で逮捕された(2001年に日本赤軍の解散を表明)が、20

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    2022年06月22日
  • ジャスミンを銃口に 重信房子歌集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重信房子氏は日本赤軍
    の元最高幹部。

    昨年、刑期満了で出所
    されています。

    本書は重信氏が獄中で
    詠んだ歌が収められて
    ます。

    数々の事件を首謀して
    国際指名手配されてた
    重信氏。

    暴力にうったえるテロ
    は撲滅してかなければ
    ですが、

    その背景にある社会の
    歪に光をあてて、

    弱者の声に耳を傾ける
    ことも必要だなと。

    真なる民主主義という
    理想を掲げて、

    若き日を闘争に捧げた
    重信氏。

    その目に現在のこの国
    はどう映るのか・・・

    以下、活動期に想いを
    馳せた歌を幾つか抜粋



    『本当の想いを告げたらいつのまにか夏雲のように去りゆきし君』

    『銃口にジャスミンの花無雑作に挿

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    2023年02月01日
  • りんごの木の下であなたを産もうと決めた

    Posted by ブクログ

    時代によって、国によってその人の価値は全く異なる。テロリストか英雄か。いい社会を作りたいという当時の空気が過激さをまして赤軍になったかのような印象を受けた。自分が当時を生きていたら少なからず共感していそうだ。思ったことを行動に移すことは昔から人々の憧れだったのかもしれない。

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    2014年09月06日
  • 革命の季節 パレスチナの戦場から

    Posted by ブクログ

    「魔女」さんの最新刊。アラブ赤軍から日本赤軍への過程を活写。私見ではあるが、1972年が「はじまりのおわり、おわりのはじまり」であれば、2001年9.11までが、「一つの時代」であって、その期間の類稀な体験を背負って来た活動家(革命家)の真実の記録である。リッダ闘争の必然性が淡々と書かれているが、国際根拠地論の実践として最も良質な部分の物語であろうか。

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    2013年02月21日
  • りんごの木の下であなたを産もうと決めた

    Posted by ブクログ

    彼女はかつて「ダッカ闘争」や「リッダ闘争」で世界を震撼させた日本赤軍のリーダー、といえばお分かりいただける方もいらっしゃると思います。彼女が娘である重信メイとのことを獄中で書いた手記です。

    この間、日本赤軍のリーダー、重信房子とその娘である重信メイの本を読んでいた。僕が重信房子について覚えていることは日本赤軍のリーダーとして数々の闘争を繰り広げていたことと、大阪で逮捕されて、周りを警官に囲まれながらも手錠をかけられた両手を高々と上げて
    「勝利! 勝利!」
    と叫んでいる映像だった。衝撃的な映像だった。いったい彼女は何に「勝利」したのか?皆目見当のつかなかった私には彼女の姿がずっと心に引っかかっ

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    2011年07月03日

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