りんごの木の下であなたを産もうと決めた

りんごの木の下であなたを産もうと決めた

小説・文芸
1,485円 (税込)

7pt

3.3

英雄か、テロリストか?日本赤軍最高幹部の母から、わが娘へ。警視庁留置場で自ら書き下ろした感動の手記。本書は著者の実娘の日本国籍取得のための上申書です。

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りんごの木の下であなたを産もうと決めた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代によって、国によってその人の価値は全く異なる。テロリストか英雄か。いい社会を作りたいという当時の空気が過激さをまして赤軍になったかのような印象を受けた。自分が当時を生きていたら少なからず共感していそうだ。思ったことを行動に移すことは昔から人々の憧れだったのかもしれない。

    0
    2014年09月06日

    Posted by ブクログ

    彼女はかつて「ダッカ闘争」や「リッダ闘争」で世界を震撼させた日本赤軍のリーダー、といえばお分かりいただける方もいらっしゃると思います。彼女が娘である重信メイとのことを獄中で書いた手記です。

    この間、日本赤軍のリーダー、重信房子とその娘である重信メイの本を読んでいた。僕が重信房子について覚えていることは日本赤軍のリーダーとして数々の闘争を繰り広げていたことと、大阪で逮捕されて、周りを警官に囲まれながらも手錠をかけられた両手を高々と上げて
    「勝利! 勝利!」
    と叫んでいる映像だった。衝撃的な映像だった。いったい彼女は何に「勝利」したのか?皆目見当のつかなかった私には彼女の姿がずっと心に引っかかっていて、その数年のち、当時予備校で講師をしていた(現在は国際ジャーナリスト)彼女の娘である重信メイのことを知った。

    本を読んで知ったのだが、28歳で訪日するまで彼女には「国籍」というものがなかったそうだ。理由は重信房子の娘だとわかると暗殺される可能性があったので、アジトを転々とすることを余儀なくされ、アラブ社会の中で生きていくが自分のアイデンティティーについて少なからず悩むところがあったそうだそして大阪で重信房子が捕まり、娘のメイは足しげく獄中にいる母の元に通ったそうである。母、房子は面会で自分の話はほとんどせずに彼女の日本での生活ばかり心配するという。
    「親思う、心に勝る 親心」
    である。

    日本赤軍のリーダーとして、数々の闘争(欧米社会ではテロ事件とみなされているが)を遂行した母、重信房子と幼くして苦難の道を歩んだ娘、重信メイ。互いが書いた本を読み比べてみると同じ出来事でも母の立場から書かれたものと、娘の立場から書かれているものを、自分の中で比べてみるのが面白かった。

    たとえば、彼女は幼いころから身の安全のために転校に転校を重ねた。メイは自著で
    「せっかく仲良くなった友達と別れるのが何よりもつらかった。」
    と書き、房子は闘争の日々でもいつも彼女のことを心のどこかにおいている。あぁ、こういう母娘の形もあるのか、と私は思わずにはいられなかった。重信メイは言う。
    「私は重信房子の娘であることを心から誇りに思っている」と。

    0
    2011年07月03日

    Posted by ブクログ

    彼女を武装闘争者にした背景
    又 何故 児をなしたのか
    知りたく 手にしたが、全く理解出来ず。
    武装闘争者が家族 愛人を持つ事が
    自らの闘争の障害に成る事に気付かない事が理解出来ない。
    負の連鎖しか生まない 武装闘争者には、未来などない。
    朽ち果てて貰いたい。

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    何のための闘争か

    日本赤軍のリーダー格である著者が、娘へ向けたパレスチナの地での回想録。
    学生運動から発生した彼女らのグループは日本に革命を起こすため、
    世界に拠点を立地することを目論んだ。
    だが、既存国での失敗から、生まれつつある国での活動を計画した。
    それが、パレスチナである。

    私は中東の彼此をイスラエル側からの情報メインで受け取っていた。
    さらに、日本赤軍への先入観と併せ持って読み進めていった。
    最初は彼女の話に共感し辛く、所々脈絡がなかったりと、いい印象はなかった。
    しかし、多少誇張されてるだろうとは言え、彼女らがアラブ社会でのトラブルメーカーという印象は薄くなった。
    (彼女らと関わる日本を意識して、もてなされていたのかもしれないけど)

    ただ、イスラエルへの批判は一方的なように感じた。
    ユダヤ人の、それこそパレスチナの比ではない、迫害の歴史と規模を考えると、
    一概に侵略者として非難することは出来ないんじゃなかろうか。
    それを背景としてちゃんと言及してほしかった。
    それがないと、自分で見た現実だけを鵜呑みにして都合よく解釈しているようにしか見えない。
    まぁ、イスラエルが現代にあのような手段をとるのも非難されうるとは思うけど。

    嫌が応にも異国では日本を背負ってしまう。
    彼女が彼の地で行った意味は何だったんだろうか。

    0
    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    「変えたい」意識。
    この人は父親と同世代だし、
    娘は私と1つ違い。
    娘さんと会って話してみたいなぁ。

    0
    2010年11月22日

    Posted by ブクログ

    とてもまっすぐで魅力的な女の人という印象。
    この人のまっすぐさは自分にはないので、憧れるところがある。
    育ちが良いんだろうなぁ。
    あんま好きじゃない。

    0
    2009年10月04日

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