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偉人・敗北からの教訓
【内容紹介】 偶然の勝利はあれども敗北はすべて必然 偉人たちの「敗北」「失敗」から、学ぶべき教訓を探る! BS11で絶賛放送中の歴史情報番組、『偉人・敗北からの教訓』が初の書籍化。 古代から明治までの日本史に深くかかわった人物や事件の人気回について、 歴史作家・伊東潤が語った解説・分析・考察など、番組未放映部分も余さず収録して再編。 一般的には勝者に見える偉人や悪の権化として扱われた偉人まで、 彼らの意外な素顔や実情に基づく言動・振る舞い、そして「敗北」を大解剖。 現代を生きる私たちのビジネス・ライフスタイル・人間関係などへの教訓が学べる、 歴史や偉人ファンをはじめ、生き方に悩む人々の支えになる一冊。 【目次】 第一章 聖徳太子 第二章 藤原道長・頼通 第三章 平清盛 第四章 源頼朝 第五章 鎌倉幕府滅亡 第六章 楠木正成 第七章 応仁の乱 第八章 織田信長 第九章 豊臣秀吉 第十章 徳川家康 第十一章 田沼意次 第十二章 小栗忠順 第十三章 坂本龍馬 第十四章 徳川慶喜 第十五章 西郷隆盛 第十六章 大久保利通 -
謙信びいき
群雄が割拠した戦国時代において、手段を選ばず他人を蹴落として利をむさぼることをよしとせず、独自の「義」の思想を掲げ、己の道を貫いた異色の戦国武将・上杉謙信。その思いは、多くの若きサムライたちに受け継がれ、やがて歴史を動かす大きなエネルギーとなってゆく。本書は、NHK大河ドラマ『天地人』の原作者が、「義と愛」に生きた直江兼続をはじめ、信長の影の参謀である沢彦宗恩、秀吉の侍医にして政策参謀である施薬院全宗など、歴史の表舞台の陰で、己にしかできない仕事をしっかりとやり遂げた異才たちの魅力を描き出す。華やかな脚光を浴びなかったからといって、彼らの人生がつまらないということは決してない。むしろ挫折や苦悩の中から何かをつかみとる姿は、現代人に生きる勇気と指針を与えてくれる。『天地人』執筆にまつわるエピソードや、旅先で出会った旬の味なども盛り込んだ、歴史と旅の醍醐味を味わえる著者初のエッセイ集。 -
デウスの城(文庫版)
日本史上最大級の内戦・島原の乱。 「宗教と戦争」を問う、慟哭の歴史巨編! 3人のキリシタン侍を待つ過酷な運命とは!? 幕府軍12万vs一揆軍3万7000 宗教とはいったいなんなのか? どうして人殺しを禁じた 教えを抱く者たちが、殺し合わなければならないのか?(中略) 私は声を大にして言いたい。 「宗教を知らぬ人にこそ、本作は響く!」 ―――――――矢野 隆氏(作家・解説より) 信仰とは。自由とは。生きるとは。 慟哭必至の大河巨篇! 天下分け目の関ケ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく佐平次。彼らは幼馴染みの若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ民が、奇跡を起こすという四郎という少年の下に起ち上がる。三人は敵同士となって再会するが―。 -
虎の城
2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」主人公・豊臣秀長に仕え、戦国を生き抜いた武将 藤堂高虎の波乱の生涯 七度主君を変え、武勇と知略でのし上がった男 戦国の世、近江から立身出世を夢見て浅井氏に仕えた藤堂高虎は、その巨躯と槍働きで活躍するも、正当な評価を得られず悶々とした日々を送っていた。やがて主人を幾度か変えた高虎は、織田信長の台頭で天下の趨勢が見えてきた頃、羽柴秀吉の弟・秀長に見出される。運命の主君に出会った高虎は秀長のもとで算用や築城術を習得、自らを変革し徐々に名声を高めていく。だが頭角を現わしていた秀吉の側近・石田三成と対立を深め……。 -
臥竜の天
『天地人』と対をなす、戦国歴史小説 秀吉、家康と対峙し東北から天下を睨んだ男――伊達政宗の苛烈な生涯! 戦国末期――みちのくの地から、その隻眼で天下を睨む男がいた。若くして伊達家当主を継いだ政宗である。父の死や、弟や母との確執を乗り越え、宿敵・蘆名氏を摺上原の戦いで破り奥州を制覇した政宗は、さらなる野望を抱く。だが、すでに秀吉によって、天下統一が果たされようとしていた。奥羽仕置で所領を安堵された政宗だったが、会津で起きた葛西、大崎一揆の扇動の疑いで秀吉の勘気を被り、死に装束で一世一代の大博打に出るが……。 -
デウスの城
【電子書籍特典】 『デウスの城』発刊記念対談「これからの宗教の役割」を収録。 関ヶ原の戦い、大坂の陣、 そして日本史上最大級の内戦・島原の乱。 幕府軍12万vs一揆軍3万7000 三人の若きキリシタン侍に待ち受ける試練。 信仰の自由を懸けた最後の戦いが始まる! 歴史小説の第一人者、新たなる代表作! 神とは。信仰とは。生きるとは。 天下分け目の関ヶ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく佐平次。彼らは幼馴染みの若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ島原・天草の民が、奇跡を起こすという四郎という少年の下に起ち上がった。この地で、三人は立場を変え、敵同士となって再会を果たすことに――。魂震わせる大河巨篇! 【目次】 第一章 生きてこそ 第二章 神はいずこに 第三章 武士と十字架 第四章 運命の変転 第五章 われらの祈りを聞き給え 第六章 讃美歌の海 -
蒼き海の涯に 琉球警察 II
沖縄は私たちのものだ! 本土復帰直前の沖縄。 治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。 戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。 再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。 その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。 米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。 -
夜叉の都
こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ――。 建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。 だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、 政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。 さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は 頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、 自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。 頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。 “夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。 解説=本郷和人 -
江戸咎人逃亡伝
地獄から生き延びよ! 脱出不可能な孤島 足抜け厳禁の遊廓 追手だらけの深山 絶体絶命の窮地を 罪人は逃げきることができるのか! 歴史小説の第一人者が描く江戸の闇 唯一無二の逃亡短編集 勘定奉行の不正の証である帳簿と書付を時機が来るまで隠すように主・依田政恒から頼まれた杢之助。だが捕らえられてしまう。罪人となり送られた先は、生きては出られぬ地獄の島・佐渡金銀山だった――島脱け 江戸吉原から大見世の花魁・春日野が足抜けした。誰一人抜け出せない吉原からどのようにして春日野は逃げたのか。追捕を任された力蔵は行方と足抜けの方法を探るが、夢を売る町は一筋縄ではいかず――夢でありんす 領内で重罪を犯した召人を放逐し、手下に討ち取らせる放召人討ち。放召人となった罪人の鷹匠を、マタギが追うこととなったが、山深くには腹を空かした熊もいて……。それぞれの逃亡が始まる――放召人討ち -
一睡の夢 家康と淀殿
【電子書籍特典】 北國新聞に掲載されていた中編『夢路はかなき』を、電子版のみ特典として収録。 先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説! 時は「大坂の陣」の数年前――。いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。 己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか? -
琉球警察【電子特典付】
沖縄を取り戻せ! すべてを奪われた戦後の沖縄。 その絶望の中でも前を向いていた男たちがいた。 奄美郡島徳之島出身の東貞吉(ひがしさだよし)は、琉球警察名護警察署に配属になり、 米軍現金輸送車襲撃事件の主犯逮捕の手柄を立て、公安担当になる。 沖縄刑務所暴動で脱獄した人民党の末端、島袋令秀(しまぶくろれいしゅう)に接近し、自分の作業員(スパイ)に育てることに――。 令秀が人民党の瀬長亀次郎(せながかめじろう)に心酔していくなか、貞吉は公安としての職務を全うするために、敬愛する瀬長を裏切ることができるのか。 矛盾と相克に満ちた沖縄で、主人公は自らの道を歩んでいく。 一気読み必至のバイオレンス・ロマン。 【電子書籍特典】 樋口耕太郎さん(『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』著者 / トリニティ株式会社代表取締役社長 / 沖縄大学人文学部国際コミュニケーション学科准教授)・伊東潤対談 「『琉球警察』を通じて語られる、戦後から現代の沖縄の本質」 -
茶聖【電子特典付】
利休と秀吉、真の勝者はどちらだったのか 「茶の湯」という安土桃山時代を代表する一大文化を完成させ、天下人・豊臣秀吉の側近くに仕えた千利休。 茶の湯が、能、連歌、書画、奏楽といった競合する文化を圧倒し、戦国動乱期の武将たちを魅了した理由はどこにあったのか。 利休は何を目指し、何を企んでいたのか。秀吉とはいかなる関係で、いかなる確執が生まれていったのか。 戦場は二畳の茶室、そこで繰り広げられる天下をも左右する緊迫の心理戦 信長、秀吉、家康……死と隣り合わせで生きる者たちとの熱き人間ドラマ 利休の正体は、真の芸術家か、戦国期最大のフィクサーか <電子書籍特典> 茶人 木村宗慎さん・伊東潤対談 -
もっこすの城 熊本築城始末【電子特典付】
熊本城に生涯を賭した築城家の一代記、感涙必至の戦国ロマン! 藤九郎、わしと一緒に日本一の城を築いてみないか――。 織田信長の家臣・木村忠範は本能寺の変後の戦いで、自らが造った安土城を枕に壮絶な討ち死にを遂げた。遺された嫡男の藤九郎は家族を養うため、肥後半国の領主となった加藤清正のもとに仕官を願い出る。父が残した城取りの秘伝書と己の才知を駆使し、清正の無理な命令に応え続ける藤九郎――。戦乱の世に翻弄されながらも、次から次に持ちあがる難題に立ち向かう藤九郎は、日本一の城を築くことができるのか。 【電子書籍特典】 過去500以上の城跡を訪れた歴史作家・伊東潤による ラジオ番組の人気コーナー「城歩きのすすめ」の原稿を電子書籍化した 『歴史作家の城めぐり 2』(熊本城 / 名古屋城 / 江戸城)を同時収録。 (マイクロコンテンツとしても別途好評発売中です) -
真実の航跡
太平洋戦争中に起きた非道な捕虜殺害事件。 戦後、BC級戦犯裁判で浮かび上がった、驚愕の真実。 法の正義はどこにあるのか――。 一人の若き弁護士が、“勝者なき裁判”に挑む。圧巻の歴史小説! 昭和19年3月、大日本帝国海軍の重巡洋艦「久慈」は、インド洋でイギリス商船「ダートマス号」を撃沈。救助した捕虜を殺害した。 敗戦後、「久慈」艦長であった乾と、「久慈」が所属していた第16戦隊の司令官・五十嵐は、戦犯として起訴される。戦犯弁護人として香港にやってきた若手弁護士の鮫島は、裁判資料を読み込むうちに、この事件の――大日本帝国海軍の――抱える闇に気づいていく。 -
上杉かぶき衆 新装版
“義”の傾奇者(かぶきもの) 前田慶次郎、見参! 直江兼続の下に集った武将の戦いを描く 代表作「天地人」外伝! 火坂雅志さん 没後10年 直江兼続の下に集まった かぶき者たちの豪快な生き様! 知将・直江兼続に請われ、上杉家に仕えることとなった、天下御免のかぶき者・前田慶次郎、兄・兼続への憧れを終生抱きつつ、 最後に叛旗を翻した大国実頼、謙信に直々に戦を学んだ正真正銘のいくさ人・水原親憲……兼続の下に集まり、 上杉景勝を盛り立てた「もののふ」たちの生きざまを描き切った「天地人」外伝。著者没後十年、待望の新装版! 目次 「大ふへん者 前田慶次郎」 「弟(おじ) 大国実頼」 「生き過ぎたりや 上杉三郎景虎」 「甲斐御料人 上杉景勝の妻」 「剣の漢(おとこ) 上泉主水泰綱」 「百戦百勝 本多政重」 「ぬくもり 水原親憲」 あとがき 解説・末國善己 -
オフリミッツ 横浜外事警察
東京オリンピック前夜に起きた連続殺人事件 ハーフの県警刑事と日系三世の米軍基地捜査官 が相棒となり真相に迫るが、 捜査を阻む立入禁止(オフリミッツ)の壁とは? 著者初の現代×警察ミステリー 二人のアウトサイダーが挑む 連続殺人事件の真相は!? 東京五輪を翌年に控えた横浜港で女性の全裸死体が発見された。 日米のハーフで神奈川県警外事課のソニー沢田は面倒な捜査を命じられるが、やがて米軍関係の容疑者が浮かびあがる。 しかし、捜査の壁は厚く、沢田は米軍横須賀基地の犯罪捜査官で日系三世のショーン坂口に協力を仰ぎ… 著者初の近現代を舞台にした警察ミステリー。 「二人のアウトサイダーを生き生きと描いた作者初の近現代ミステリーは、 忖度と無責任が横行する現代社会に一石を投じる作品でもあるのだ。 そして横浜に生まれ育ち、長らく歴史・時代小説の傑作をものしてきた作者が、 いつか書かねばならなかった「時代」の物語でもあるのだ。」 ――西上心太(文芸評論家・解説より) 「横浜1963」改題。 -
英雄たちの経営力
史上最強の”経営者”は誰だ!? 家康、信長から蘇我馬子、大隈重信まで… 日本の英雄=トップリーダー12人を採点! ビジネス映像メディア PIVOT社長CEO・佐々木紀彦氏との対談特別収録! 【電子書籍特典】 電子版のみ特典として、PIVOT特別対談を追加収録。 ①『なぜ経営者は歴史から学ぶべきなのか?』 ②『経営者はプライベートへの意義をどう見出すべきか?』 著者出演の歴史教養番組 「偉人・敗北からの教訓」(BS11・毎週土曜20時~) 絶賛放送中!(2023年6月現在) 出演:伊東潤、中西悠理 〈本書で取り上げる12人の英雄〉 〇蘇我馬子 〇白河上皇 〇平清盛 〇源頼朝 〇日野富子 〇織田信長 〇豊臣秀吉 〇徳川家康 〇荻原重秀 〇田沼意次 〇大久保利通 〇大隈重信 ビジネス映像メディア〈PIVOT〉、デパート新聞の人気連載エッセイを書籍化! -
修羅奔る夜
日本一のねぶたを作る! 兄の思いを継ぎ、女ねぶた師は絵筆に魂を込める――。 令和の青森を舞台に、渾身の筆で活写する日本で一番熱い夜 東京で派遣社員として働いている工藤紗栄子は、三十歳を過ぎ物足りない毎日を送っていた。そんな時、青森でねぶた師として活動している兄・春馬が病に倒れたと報せが入り、紗栄子は帰郷する。「必ず渾身の作を祭りに出品する」と言う春馬だったが、病状は芳しくなかった。 春馬を手伝う決意を固める紗栄子。しかしねぶた祭が迫る中、春馬は入院してしまい……。 ねぶた師であった亡き父から兄へと継がれた魂を、形にできるのは私しかいない。 女ねぶた師・紗栄子は瞬刻の輝きを青森の夜空に描くことはできるのか! ? 時代を駆けて筆を揮う稀代の歴史小説家が、令和を舞台に女ねぶた師を活写する! -
北条氏康 関東に王道楽土を築いた男
奇妙な方法で領国を拡大し続けている大名がいた。信長の「天下布武」とは真逆の「祿壽應穩」や「四公六民」といった旗印を掲げ、民との対話を重視し、その声を聞き入れ、彼らの命と財産を守ってやることで大国にのし上がった北条氏である。戦国時代に北条氏があったからこそ、われわれは人間の「善」や「正義」を信じられるし、あの時代にも民主主義に近い政治形態があったのだと思うと救われる気がする――(本文より)。本書は、北条五代の中でも傑出した実績を上げ、北条氏を躍進させた三代目北条氏康の生涯を描く。8万の敵を8千の軍勢で破った天才的軍略。江戸の泰平の礎を築いたともいえる理想的内政。その卓抜した手腕は、同時代を生きた上杉謙信、武田信玄が最も恐れたものでもあった。河越合戦はじめ数々の華々しい合戦はもちろん、「祿壽應穩」「四公六民」といった北条氏の領地統治策にいたるまでを詳述。戦や飢饉によって荒れ果てていた関東の地を、北条氏康がいかに平定し、「王道楽土」を築き上げていったか。その過程が本書で鮮やかに蘇る。戦国屈指の名将の素顔を生き生きと描き出す意欲作! 【目次より】●第1章 宗瑞と氏綱 ●第2章 若獅子登場 ●第3章 三代当主氏康 ●第4章 覇者への道 ●第5章 関東の覇権 ●第6章 氏康最後の戦い ●第7章 滅亡への道 -
天地雷動(角川文庫)
知略と武力を駆使した壮絶な戦いと熱き人間ドラマ。 問答無用の本格合戦小説! 「武田信玄死す――」元亀4年、その噂が戦国の世を揺さぶった。父の悲願、天下掌握を果たすべく信長の追い落としを図る勝頼。生き残りを賭け謀略をめぐらせる家康。信長の命で大量の鉄砲調達に奔走する秀吉。そして兵として戦場を駆け回る地侍の宮下帯刀。男たちは長篠の地に集結し、死力を尽くした戦いに臨む。戦国の大転換点・長篠合戦と熱き人間ドラマを圧倒的臨場感で活写した、問答無用の本格合戦小説! <絶賛の声、続々!> 「この臨場感は何だ。歴史小説界を制する恐るべき合戦の<再現力>!」 ――縄田一男氏(文芸評論家) 「見事な歴史解釈と問いかけにより、物語も楽しめるし、歴史も楽しめる。一粒で二度おいしい作品」 ――本郷和人氏(歴史学者) 「武田家ものの決定版! 伊東潤ならではの史観を交えて描ききった戦国時代小説の新たな傑作」 ――東えりか氏(書評家) -
歴史作家の城めぐり――戦国の覇権を競った武将たちの夢のあと<特典付電子版>
【電子書籍特典11城追加版】 第一級の歴史作家が読み解く、関東甲信の隠れた名城46のガイド お城ブームを反映して、城に関する書籍が多数出版されている。安土桃山期以降の豪華絢爛な天守閣を擁する城を中心に取り上げた書籍もあれば、戦国期の軍事色が強い古城を扱った書籍まで百花繚乱である。 本書は、気鋭の歴史作家として注目される伊東潤氏が、これまでの多くの作品で舞台としてきた関東甲信の名城を紹介するもの。多くはこの地域の覇権を競った北条氏、武田氏、真田氏、徳川氏にまつわる城である。 単なる名城ガイドや探訪記ではなく、歴史作家である伊東氏が綴る各城にまつわる物語や縄張り(城の基本設計)の解説が本書の特徴。読めば必ず現地を訪れたくなるし、一度行った城でもまた行きたくなる。 特典付電子版は紙の書籍ではお伝えしきれなかった11城を新たに加えました。 この本は、ディープな城ファンや伊東潤ファンはもちろん、これから関東甲信の城めぐりを始めたい方々にもおすすめです。 【目次より】*特典付電子版のみ 序章 城の基礎知識 第1章 東京都(滝山城、石神井城、江戸城、*浄福寺城) 第2章 神奈川県(小田原城、玉縄城、津久井城、三崎城、*石垣山城、*小机城) 第3章 埼玉県(武州松山城、菅谷城、杉山城、*忍城、*岩付城) 第4章 千葉県(国府台城、佐倉城、臼井城、本佐倉城、*関宿城) 第5章 群馬県(岩櫃城、太田金山城、松井田城、沼田城) 第6章 栃木県(唐沢山城、祇園城、宇都宮城、*足利氏館) 第7章 茨城県(逆井城、額田城、小幡城、*石神城) 第8章 山梨県(新府城、躑躅ヶ崎館、岩殿城、*若神子城) 第9章 長野県(高遠城、上田城、大島城、旭山城、*戸石城) 第10章 静岡県(諏訪原城、下田城、興国寺城、丸子城、*田中城) -
ミステリーボニータ
●表紙&センターカラーで堂々登場!! 不屈の名作『辺境警備』の秘められた前日譚! 紫堂恭子『辺境警備 前史 ~銀のイリュージオ~』 ●巻頭カラー62P! 巨 弾 新 連 載 !! 生き残るための退職代行譚──。 草下シンヤ×高城玲×石原通信『闇バイト退職代行』 ●センターカラー39P!! 単行本第1巻10月15日(木)発売!! 小森さじ×まさやかな『放課後クロノスウィッチ』 ●大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚! トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』(再録) ●退魔お仕事嫁物語!! 秋田みやび×遠野由来子『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』 ●アートに魅入られ価値を見出すマネーゲーム! ぱらり『いつか死ぬなら絵を売ってから』 ※この電子書籍は紙の雑誌を編集したものであり、紙の雑誌版の内容・企画で電子書籍版には含まれないものが一部あります。 ※紙の雑誌版で実施するプレゼント、人気投票などへの参加は電子雑誌版からは行えません。 ※次号予告は紙の雑誌版の情報です。 -
気骨稜々なり 島井宗室
秀吉の朝鮮出兵に異を唱えた博多商人の生涯。 島井徳太夫、のちの島井宗室は博多に生まれたが、幼くして両親を失い、17歳にして朝鮮に渡った。朝鮮で掘り出し物の茶道具を買い付け、それを数寄者に売って博多で有力商人になっていった宗室は、對馬や酒井へと商売を広げ、妻を娶り、自身で永寿丸という船を持つようになった。 博多を治める大友義鎮や宗麟とも、宗室は交わるようになる。さらに、織田信長に、そして信長の意向を継いだ羽柴秀吉に近づく。最終的に荒廃した博多を復興したのは秀吉だったが、秀吉は朝鮮出兵を見据え、朝鮮との窓口になっている対馬の宗氏に使者を命じる。朝鮮国王に家臣になるようにと。ならなければ攻撃する、と。 「博多は、古来より大陸との交易で栄えた湊でござります。大陸とのつながりは、申してみれば博多の生命線。それを断ち切るような戦いは、関白さまであろうとも誰であろうと、断じておこさせてはなりますまい」 宗氏とともに朝鮮の交渉に当たり、戦火を交えないように工作をした宗室だったが、息子鶴松の死がきっかけになり、秀吉は朝鮮出兵を決断。急遽石田三成に呼び出された宗室は、秀吉に出兵を思いとどまらせるように諫めてほしいと言われたのだが――。 -
敗者烈伝
朝敵、奸賊、謀反人…… 歴史の闇に葬られた男たちの棺を、今こじ開ける!! 歴史作家・伊東潤が歴史上の「敗者」にスポットを当て、 その敗因を徹底分析したノンフィクション作品。 日本史に光芒を放った二十五人の男たちが、いかにして敗れていったかを探り、そこから教訓を学び取ることが本書の目的である。 人の営みは古代も今も、さして変わらないはずだ。 油断、増長、優柔不断…… 敗因は、歴史の中に埋もれ、また繰り返される。 世の中には、戦争から出世、受験まで、 無数の戦いや競い合いがあり、 日々、無数の勝者と敗者が生まれている。 本書には、現代を生き抜くためのヒントが散りばめられている。 「敗者から学べることは、勝者から学べることよりも、はるかに多い。 本書を一読すれば、歴史の狭間に落ちてしまった者たちの怨嗟の声が聞こえてくるはずだ。その時、あなたは一つ学んだことになる。」(本文より) -
吹けよ風 呼べよ嵐
剛腕の歴史小説旗手が放つ川中島合戦! 義を貫いてこそ― 上杉謙信と武田信玄が鎬を削る北信濃の地で、若武者須田満親が、才を磨き、戦塵を駆け抜ける! 徹底的な現地取材を基に描く新たな合戦像! 時は戦国、あまたの武将ひしめく北信濃の地。甲斐の武田晴信(信玄)は、今川・北条と盟を結びつつ野望の眼を北に向けた。北信の盟主村上義清に忠義を尽くす須田家の後継満親と、従兄にして刎頸の友でもある須田庶家の信正。川中島に所領を持つ二人の若者は悩み、葛藤する。道は二つ、裏切ってでも生き残りを策すべきか、滅ぼうとも義を貫くか。やがて武田の脅威に抗しきれなくなった時、満親は越後の長尾景虎(上杉謙信)に支援を請う使者に立った……。北信濃を巡って謙信の義と信玄の欲が火花を散らす中、流転を強いられる須田一族の運命は――。 -
左近
我、昇竜たらん――。大和国(やまとのくに)を治める筒井家で、その剛直さと胆力を認められた島左近清興(きよおき)は、若くして侍大将に取り立てられる。そんな中、梟雄(きょうゆう)・松永弾正久秀が大和に攻め入ってきた。次々に城を落とされ窮地に陥る筒井家にあって、左近は、松永勢を相手に獅子奮迅の働きをするが……。下剋上の時代に義を貫き、のちに「三成に過ぎたるもの」と謳(うた)われた乱世の申し子・島左近の生き様を渾身の筆致で描いた長編小説。著者急逝のため、絶筆となった力作長編だが、文芸評論家・縄田一男氏も「未完ではあるが、読み応え充分」と太鼓判を押す、大河ドラマ『天地人』原作者の最高到達点。 -
横浜1963
歴史小説家・伊東潤の新境地、 社会派ミステリー『横浜1963』 戦後とは何だったのか。 その答えは1963年の、日本と米国が混在する街 横浜にあった。 東京オリンピック開催を来年に控え、明るい未来を夢見る日本。 だが、米国との見えない壁が未だに存在していた。 戦後昭和の横浜から、日本の影に焦点を当て、今日へも続く日米関係の始まりの構造を描く。 物語は、長崎・佐世保と横浜の2つの殺人事件から始まる。 遺体の腹は、いずれもネイビーナイフで切り裂かれていた。 米兵による犯行の可能性が漂い、事件に深入りしたくないと及び腰になる神奈川県警は、「白人にしか見えないハーフの日本人」外事課のソニー沢田に捜査の任務を与える。 次第に捜査にのめり込んでいくソニーは、米軍の協力を仰ぎ、日系アメリカ人SP ショーン坂口と出会う。 運命とも言える出会いを果たした2人が、日米の壁を乗り越え、事件の真相に迫っていく。 待ち受ける結末に、2人は、そして1963年に誘われたあなたは、何を見つけ、何を思うのか・・・ -
江戸を造った男
江戸の都市計画・日本大改造の総指揮者、その名は河村瑞賢! 伊勢の貧農に生まれた河村屋七兵衛(のちの瑞賢)は、苦労の末に材木屋を営むようになり、明暦の大火の折に材木を買い占めて莫大な利益を得る。 その知恵と並はずれた胆力を買われた七兵衛は、食糧不足に悩む巨大都市・江戸の暮らしを潤すため、日本列島の海運航路の開発を幕府より命じられる。 その後も、大坂・淀川治水工事、越後高田藩の銀山開発など、幕府の数々の公共事業に関わるようになり、江戸という時代を縁の下から支えるインフラ構築事業に邁進していく・・・・・・。 新井白石をして、「天下に並ぶものがいない富商」と唸らせた男の波瀾万丈の生涯を描く長編時代小説! 伊東潤デビュー10周年記念作品。 -
歴史作家の城めぐり<増補改訂版>【電子特典付】
気鋭の歴史作家として人気を集める著者が、自身の作品の舞台となった関東甲信の四七の名城の魅力を、余すところなく紹介。歴史作家ならではの視点で綴る各城の悲喜交々(こもごも)のエピソードはもちろん、北条早雲・武田信玄・真田昌幸・徳川家康などの英傑と各城との秘話逸話も読み応え十分。また、それぞれの城の攻防戦や縄張り(城の設計構想)などの情報も、イラストや写真を交えて臨場感豊かにわかりやすく解説。読めば必ず現地を訪れたくなる、もう一度行きたくなること請け合いの城郭ガイドの決定版! 【電子書籍特典】ウモさん(Webサイト「埋もれた古城」管理人)×伊東潤対談「中世古城を旅する楽しみ」 【掲載城】 東京都 滝山城・石神井城・江戸城・浄福寺城 神奈川県 小田原城・玉縄城・津久井城・三崎城・石垣山城・小机城 埼玉県 松山城・菅谷城・杉山城・忍城・岩付城 千葉県 国府台城・佐倉城・臼井城・本佐倉城・ 関宿城 群馬県 岩櫃城・太田金山城・松井田城・沼田城 栃木県 唐沢山城・祇園城・宇都宮城・足利氏館 茨城県 逆井城・額田城・小幡城・石神城 山梨県 新府城・躑躅ヶ崎館・岩殿城・若神子城 長野県 高遠城・上田城・大島城・旭山城・戸石城 静岡県 諏訪原城・下田城・興国寺城・丸子城・田中城・山中城 -
武蔵と無二斎
宮本武蔵天下無双の二刀流ここに生まれる。 孤高の剣客・宮本武蔵。その生い立ちは苛烈きわまりないものであったことは、あまり知られていない。母親の愛を受けられず、父・無二斎に木刀で打ち据えられる日々。いつしか武蔵は人の心を無くしていった。しかし一方で剣の道では、そんな父との関係から多大な影響を受けることとなる。剣客である父の流儀は当理流十手剣術。後年、武蔵は、父無二斎の当理流から着想を得て、独自の二刀流を編み出し、希代の剣豪宮本武蔵が誕生することとなる。息詰まる凄絶な親子関係を描いた表題作「武蔵と無二斎」。他、6編の剣客にまつわる物語を収録。剣の時代を生きた男達の生き様に迫る。 -
走狗
伊東潤デビュー10周年の集大成 警察の父・川路利良大警視(現:警視総監)の生涯を描いた長編時代小説 明治維新――。それは、謀略渦巻く、弱肉強食の時代。 純粋な志を持つ男たちが、権力を握るや、醜い修羅へと変わってしまう。 薩摩藩の下層武士にすぎなかった川路正之進利良は、 西郷・大久保の走狗と化して、歴史の渦に巻き込まれていく。 そして、野心という魔物が川路の心を蝕んでいくのであった・・・。 鳥羽伏見の戦い、江戸城無血開城、西郷下野、佐賀の乱、大久保利通暗殺・・・ 歴史の暗部を生きた川路利良が見た幕末・明治の真実とは・・・? 明治維新の謎が今、解き明かされる!