沢彦(上)

沢彦(上)

715円 (税込)

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「後世の事頼み候」平手政秀より傅育係を依頼された妙心寺派の僧・沢彦は、信長がただの“うつけ”ではないことをいち早く見抜き、その器量が未だ萌芽をもみせぬ少年期から、人として、武将としてのさまざまな智恵をさずける。信長も「師僧」と慕って信頼を寄せ、自分を高めていく決意を固める。弟子を天下人にする夢と己の野心を重ね合わせて全国制覇の青図を描く沢彦は、信長を尾張統一、桶狭間での今川軍撃破、さらに足利義昭を奉じての上洛へと導く。歴史の闇に葬られた知られざる名参謀の夢と野心を、新史料から描き出した意欲作。

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沢彦 のシリーズ作品

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  • 沢彦(上)
    715円 (税込)
    「後世の事頼み候」平手政秀より傅育係を依頼された妙心寺派の僧・沢彦は、信長がただの“うつけ”ではないことをいち早く見抜き、その器量が未だ萌芽をもみせぬ少年期から、人として、武将としてのさまざまな智恵をさずける。信長も「師僧」と慕って信頼を寄せ、自分を高めていく決意を固める。弟子を天下人にする夢と己の野心を重ね合わせて全国制覇の青図を描く沢彦は、信長を尾張統一、桶狭間での今川軍撃破、さらに足利義昭を奉じての上洛へと導く。歴史の闇に葬られた知られざる名参謀の夢と野心を、新史料から描き出した意欲作。
  • 沢彦(下)
    715円 (税込)
    「沢彦宗恩(たくげんそうおん)について、記録上、わかっていることはさほど多くない。信長の少年期の学問の師であり、その名づけ親であったこと。信長に『天下布武』の印を授け、天下統一の思想を与えたこと。沢彦を描くことは、知られざる信長の素顔を描くことでもあった」(著者あとがきより)武田信玄が斃れ、天下統一が目前になるにつれ、覇王と化した信長は「天下人」のあるべき姿を説く沢彦を疎んじるようになる。比叡山焼き討ちで亀裂は決定的なものとなり、沢彦は正義と信念を貫くため、信長の師として、最後の務めを果たす決心をする。

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沢彦(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年03月30日

    沢彦って誰?

    っとの思いで手に取りました。どうやら織田信長のお師匠さんらしい。

    この小説によると信長と二人三脚の形をとりながらも、天下取りの為の様々な策は全てこの宅彦くんということになるらしい。(ホントかよ!?)

    内容はすこし胡散臭いですが、火坂さんの文体はとても軽くて読みやすい
    ですし、物語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月13日

    なかなか面白かった。だが、織田信長の功績をすべて、沢彦のおかげにするのは、致し方ないとはいえ、ちと無理があるかなと。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年05月12日

    織田信長の懐刀である沢彦。あまり有名ではないが、妙心派の僧侶であり、信長の影を支える人物として有名。この本は沢彦が主人公ということで、ほとんどの策略は彼が作ったとされているが、少し眉唾だろう。だた、岐阜という地名、平手正秀切腹の一見は、本当だろう。
    さて、下巻ではどのような展開になり、信長殺さるまで...続きを読む

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