謙信びいき

謙信びいき

1,600円 (税込)

8pt

3.0

群雄が割拠した戦国時代において、手段を選ばず他人を蹴落として利をむさぼることをよしとせず、独自の「義」の思想を掲げ、己の道を貫いた異色の戦国武将・上杉謙信。その思いは、多くの若きサムライたちに受け継がれ、やがて歴史を動かす大きなエネルギーとなってゆく。本書は、NHK大河ドラマ『天地人』の原作者が、「義と愛」に生きた直江兼続をはじめ、信長の影の参謀である沢彦宗恩、秀吉の侍医にして政策参謀である施薬院全宗など、歴史の表舞台の陰で、己にしかできない仕事をしっかりとやり遂げた異才たちの魅力を描き出す。華やかな脚光を浴びなかったからといって、彼らの人生がつまらないということは決してない。むしろ挫折や苦悩の中から何かをつかみとる姿は、現代人に生きる勇気と指針を与えてくれる。『天地人』執筆にまつわるエピソードや、旅先で出会った旬の味なども盛り込んだ、歴史と旅の醍醐味を味わえる著者初のエッセイ集。

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謙信びいき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小説ではなく、歴史エッセイ集でしたがそれなりに楽しめました。力強い文体とは別に、端々に著者の真摯な姿勢を垣間見ることができ、とても好感がもてました。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    タイトルは謙信びいきなのにいきなり直江兼続。謙信の話題は期待するほどにはない。どちらかというとマイナーな者の方が多い。歴史の裏舞台で自らに与えられた仕事をしっかりこなした男たちを紹介している。著者は新潟の人。国境の長いトンネルを抜けても雪国はなかった。そこには目もくらむような快晴の蒼空、太陽の恵みを

    0
    2012年08月15日

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