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若狭小浜の領主・国枝権太夫の邸で能を舞っていた世阿弥はふりしきる桜から霊気をおぼえ、禁呪の法である“反閇”を踏んだ。領主の奥方が桜谷からこの枝垂れ桜を植え替えて以来、奇病に伏しているという。桜谷を訪れた世阿弥が知った驚くべき事実とは! 呪術にかかった男女を、世阿弥が、闇源氏が、元三大師が解き放っていく。書き下ろし長篇『全宗』で、現在最も注目を浴びている作家の時代ホラー傑作集。
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Posted by ブクログ
3章に分かれており、それぞれ主人公が違います。
Ⅰは能楽師・世阿弥元清(ぜあみもときよ)がメインの作品が3篇。
Ⅱは平安京随一の「狩籠師(かりごめし)」(退魔師)の
源霞(みなもとのかすみ)こと闇源氏がメインの作品が3篇
Ⅲは比叡山中興の祖といわれる第18代天台座主・慈恵大師良源の話で
これは他の作品より長めなので中篇になるのかな?
ホラー小説集となってますけど、怖くはないです。
夢枕獏さんの陰陽師が大丈夫なら平気です。
映画の野村萬斎氏の陰陽師を見てるみたいだった。
雅なゴーストハント(小野不由美)とも言える(○ ̄m ̄)
能や呪禁道や狩籠師と難しそうだけどサラリと読めます。
世阿弥と闇源氏の話は是非シリーズ化して欲しいです。
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