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「武士の世を創る」生涯の願いを叶えるため手を携えて進む、源頼朝と政子。平家討伐、奥州を制圧、朝廷との駆け引き。肉親の情を断ち切り、すべてを犠牲にして夫婦が作り上げた武家政権・鎌倉府は、しかしやがて時代の波にさらわれ滅びに向かう。魔都・鎌倉の空気、海辺の風を背景に権力者の孤独と夫婦の姿がドラマティックに描き出される。頼朝晩年に隠された大いなる謎とは?『吾妻鏡』空白の四年間を解き明かす圧巻のラストは必読!新聞連載時から大きな反響を呼んだ感動の長編エンタテインメント。
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Posted by ブクログ
他の作家は頼朝が落馬と簡単な死を書いて頼朝を暗殺する経緯がないがこの作品は頼朝の耄碌が原因とする説でそこにページを割いている。そして政子の苦悩、北条ではなく、鎌倉幕府を護る事を念頭において尼御台の勤めをこなしている。ドロドロしたのはないので読みやすく楽しく読めた。
前半は頼朝らしい権謀術数であり、晩年は謎とされていることもボケなどで書かれていて、こんな感じだなあと思いました。栄枯盛衰。
2022-06-17 「修羅の都」(伊東 潤)を読んだ。 約三年ぶりに再読。 伊東潤氏の"してやったり"という顔が目に浮かぶようだ。 我々読者はもはや抵抗する術もなくがっちりとハートを鷲掴みにされて、はやる気持ちを抑えつつページを繰るのであった。 『永井版 政子』も悪くはないのだが、私はこちらに軍...続きを読む配を。 2019-09-24 「修羅の都」(伊東 潤)を読んだ。 透徹した視線で頼朝と政子の生き様を見事に描ききる。 抑え気味の筆致がクライマックスにおいて一気に極限の高みに駆け上る。 嗚呼、痺れる! これは伊東潤氏の代表作のひとつになるかもしれない。
苦しい苦しい小説であった。特に、大姫……そして、鎌倉府、家族、病に思い悩む頼朝……政子も如かり…… 私は、何を守って生きていくのか。
大好きな伊東さんの最新作。 戦国時代ものもいいですが、 平安時代を取り上げた「悪左府の女」や南北朝時代を取り上げた「野望の憑依者」 も抜群におもしろかったので、今回の鎌倉時代草創期を取り上げた本作も相当期待していました。 結果やっぱりめっちゃおもしろい。 通説ではほとんど語られない源...続きを読む頼朝の冷徹さやいかに武士の世の中を築いたか そして末期の綻び、北条政子や執権の一家となる北条家の成り上がりなど これは新説で本当におもしろい。一気読みでした。
源頼朝が自我を失っていく様は、生々しく悲しい。 そして北条政子、義時、源頼家、そして比企能員や梶原景時など取り巻く人々の思惑など、鎌倉幕府の過渡期の危うさを、ドラマティックに描いている。
来年の大河の予習、2冊目です。 この本は読む前、特に期待してなかったのですが、予想以上に面白かったです。 初めて読む作家さんですが、文章が上手かったですね。 前回読んだ永井路子の本より北条義時の登場場面が多かったですし、頼朝が段々老化でぼけていくんですが、その様子が刻銘でリアルで良かったです。 北...続きを読む条義時に関しても彼特有のずる賢いところが上手く描けてたと思います。 2冊読んだので予習としてはもういいかな。 あとは伊東潤さんの本は千利休の本が評価高いので今度読んでみようと思います。
源頼朝、なぜ3代で血筋は絶える事となったのか。平清盛しかり、豊臣秀吉しかり。 武士の府を夢見ていた漢が、いつのまにか、自らの血縁の世を夢見てしまう。自分の兄弟、一族を討ち果たし、ついには、滅びてしまう。
鎌倉幕府誕生直後から源頼朝死去までの治世を北条政子視点で読み解くという実にマニアックでよい時代小説。特に晩年の源頼朝がアルツハイマーだったという大胆な設定にすることにより、現代のそこかしこで起きている高齢家庭問題、あるいは企業の継承問題とシンクロするという作者の狙いが大当たりした作品となっているよう...続きを読むに思える。政子さん、がんばった、がんばったよね!
頼朝に寄り添った北条政子の思い,鎌倉幕府のために失ったものと成し得たこと,が頼朝を語ることで,浮かび上がって来る.頼朝がボケてからの第五章の描写が少しダラダラした感はあるが,全体にテンポよく鎌倉幕府創成期を一気に駆け抜けた様な読後感.とても面白かった.
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