amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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アリスかわいい
絵はちょっとデフォルメ気味だが、十分キレイ。
で、絵とキャラも含め、ヒロインが非常にかわいい。
ただ、個人的には1話完結型のショートストーリー仕立てがちょっとね。
何気なすぎて「ただのいちゃいちゃ?」という話が半分くらいを占めている気がする。
この路線のまま突き進むのは、いくらヒロインがかわいいと言っても厳しいんじゃないだろうか?
大きな流れも少しずつ進んでいるので、そちらに期待という感じだろうか。
好きな人はかなり好きなんだろうけど、個人的には何気なさすぎるストーリーが冗長に感じてしまいました。 -
ネタバレ
うーん
目の付け所は面白い。
多くの人に取ってそこそこ身近で、かつ詳しくは知らない世界の裏事情。
ナニワ金融道などにも通ずる面があるかと。
ただ、絵が平凡(女性はそれなりにかわいいが)なのと、大まかなストーリー展開が雑なのがマイナス。
入れ替わりの激しい業界と言うのをいいことに、数話ごとに新キャラを出し、ネタが詰まれば退職(クビ)で退場、この流れはちょっと安易すぎる。
嘘を付けなくなったというきっかけも、仕方ない面はあるとはいえやはり少し雑。
個々の話の筋自体は興味深いので、このあたりをもう少し丁寧に描けば、もっと良い作品になるような気がします。 -
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いい意味で予想外!
ご存知、「土竜の唄」などの作者である高橋のぼる。
彼の描く歴史もの…前漢を建てた劉邦の物語という事で、正直かなりデフォルメされ、史実とかけ離れたものになるのではないかと思っていました。
ところが読んでみてビックリ。
キャラクターこそいつもの高橋のぼるキャラではあるものの、内容はかなり史実に忠実。
もともと破天荒なキャラである劉邦が題材という事もあり、個性的なキャラすらピッタリとあっています。
劉邦の話…秦から楚漢の物語と言えば、従来は横山光輝の「項羽と劉邦」や本宮ひろ志の「赤龍王」などのイメージがありましたが、この高橋のぼる版も最後まで描き切ればこれら偉大な先人たちの作品 -
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5巻まで(無料で)読んだ
まず、オリジナルを知っていないと楽しさと理解度が半減します。
オリジナル(盾の勇者の成り上がり)はアニメ化までされた人気作のようですが、自分は未読。
おかげで、当初???ばかりでした。
あと、本作の主人公の語り口と性格がクセが強すぎ。
5巻まで読めばさすがにかなり慣れてきましたが、これについていけないという人も多いんじゃないでしょうか?
それと、コミカルパートがマニアックすぎ。
これも多くの人には理解しがたい面が多いと思う。
と、かなりマイナス点を書きましたが、根っこのストーリー自体はしっかりしており、「リゼロ」や「俺100」などに通じる面があります。
慣れてくればマイナス点は気にならな -
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発想が新しい
お金に応じて変身時間の決まるヒーロー。
主人公は最強だが、燃費最悪かつ貧乏=変身時間が極端に短い。
この発想は新しく、また面白い。
キャラ絵は好感が持てるものだが、決して上手いとは言えない。
ところどころ、何を表現しているのかわからないコマも散見される。
キャラの描き分けもそれほどうまくない感じ。
一方、少年マンガの王道的な主人公やその周囲の人たちの正義感・人間の良さは、読んでいて気持ちがいい。
ギャグはストレートではないが、クスっと笑えるひねったものが多く、個人的にはこれも悪くない。
特にネーミングセンスが好きかな。
(威借=イカリと来て、シンジやゲンドウ等 -
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読みにくい
そもそも、ロボットアニメの動きをマンガで再現するのは難しいと思う。
動きの激しいロボット同士の戦いは、アニメで見るべきなんだろう。
というわけで、本作もキモである戦闘シーンが非常にわかりづらい。
フルカラーならともかく、白黒のマンガでどちらが攻撃しているのか、何が破壊されたのかなどが分かるはずがないと思う。
仕方ない事だけど、大きなマイナス点。
ストーリーは…、いかにもロボットアニメ的。
エヴァやガンダム的な中二病の主人公。
当初リアル路線だったはずなのに、いきなり非現実的になる展開。
いかにもって感じ。
この作品をアニメで見れば、それなりの出来になるんだと思う。 -
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これはなかなか…
絵はちょっとロリ入ってはいるが、キレイかつ慣れており、読みやすい。
話はかなりマニアックなところにまで入り込んでおり、ちょっとぶっ飛んでいる面もあるが、まあ異世界もの自体ぶっ飛んだ設定なので許せる。
色々都合よく展開していくのも、異世界ものならではとも言えるだろう。
全体的に説明が多く、それを嫌がる人もいるとは思うが、気にならない人ならなかなか新しいアプローチで興味深い。
という事で、異世界転生(転生ではないけど)ものとしても新鮮で、面白い作品。
上手く展開していけば、そこそこ人気作になってもおかしくないのでは?
ちなみに、原作は「小説家になろう」の作品であり、無料 -
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いまいち
まず、絵があまりキレイとは言えない。
雑というか、クセのある絵。
まあ、少女マンガ系ではよくある感じではあるけれど。
あと、設定も展開も全てがわざとらしい。
有力ヤクザの孫娘と孫息子(養子)という基本的なところから、ベタな周囲の人間関係等々。
主人公があっさり臓器売買をしてお金を作るところも、なぜお金が必要なのかも含めわざとらしい。
「全く知らない人が思い描くヤクザの世界」のような感じであり、リアリティがない。
そして何より、1巻の段階では主人公が普通過ぎる。
相手は不気味さが出ていて悪くないが、もっともっと主人公が毒を出さないとツマラナイ。
1巻冒頭で組長である祖父 -
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興味深いテーマではある
ご存知、「ガンダム」のキャラクターデザインをしていた安彦良和のマンガ作品。
本作は「月刊COMICリュウ」にて2006年11月号~2012年9月号まで不定期に連載されたもの。
代表作とも言える「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の連載が「ガンダムエース」2001年6月号~2011年8月号なので、時期がほぼ被っている。
THE ORIGINのオデッサ編開始となる15巻の発売が2007年5月なので、ほぼその頃から本作の連載が並行して始まったということだろう。
一方、1巻の巻末マンガなどを見ると、本作の構想自体は1990年代後半からあった様子。
(この巻末マンガの執筆が200 -
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今さらながら読み始めました
もう原作が完結した今、遅まきながら読み始めました。
キャラ絵も設定もかなりベタであり、週刊少年マガジンの「美少女シリーズ」(本作、かのかり、ランウェイで笑って)の中では一番平凡に感じていたから…。
が、読み始めると五つ子たちのかわいさにやはりのめり込んでしまう。
また、基本同じ顔なのに5人の違いを上手く描き分け、さらにはたまに入れ替わるというトリックを用いるところも良くできている。
そもそも結婚相手が誰なのかというメインの謎自体、このトリックを使ったものだし…。
という事で、たぶん全巻購入すると思います。
良作! -
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もう最高!
キャラクターや背景の美しさ、独特の世界観、重厚なストーリー、全て最高です。
この手の世界観が好きな方なら、ぜひ読んで頂きたい。
重厚一辺倒ではなく、魔剣の章などは現代的な言い回しやコミカルな要素もあり、それもまた魅力ですね。
BookLiveで多くの作品を読んできましたが、その中でも個人的に今もっともお気に入りの作品です。
なお、メインストーリーが一気に動き始めるのは4巻のラストからです。
惜しむらくは、掲載が月刊誌ということで、単行本の発売間隔が半年に1回というところ。
その分、1話/1巻あたりのボリュームは十分あるのですが、半年待つのはツライ…。 -
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人気も納得の出来
アニメ化もされた、週刊少年マガジンに連載されていた人気作。
初めて読んだが、雰囲気が良い。
「ちはやふる」にも通じるような、素直に頑張る若い男女の物語は、好感度が高い。
絵も十分キレイであり、ファッション関係がテーマという事もあってオシャレな感じもする。
この手の作品に重要な要素である、「読み進めていくうちに自分もその世界観にどっぷりつかっていく」という感じを得られるのではないかと思われるのも好ポイント。
テーマ自体は平凡(ただし、冒頭からヒロインに致命的な欠点があるという点は少し新しいか?)だが、先が気になるし、応援したくなるような良作だと思う。 -
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いい感じ
取り合えず無料の1巻を読んだ限りでは、かなりいい感じ。
絵はかなりキレイで、これが初連載とは思えないレベル。
ただ、「どこかで見たようなキャラ絵」ではある。
あと、細かい設定で少し違和感があったかな。
ミニチュアである箱庭と現代の現実との場所が一致しているとすれば、縮尺が違うので移動したら位置がどんどんずれていくハズだろうとか、全く予想できない変化(バタフライ効果)である以上、「元に戻す」よりも「これ以上の大きな変化を恐れる」方が先に来るだろうとか。
「昔の日本」という見た目だけで「中世」という表現が出てくるかなとも思った(普通の人は、まず「江戸自体?」と思うのでは?)し、江 -
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さすが!
「MASTERキートン」「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」と、浦沢直樹の代表作の数々に関わってきた長崎尚志が原作。
(その他、「クロコーチ」や「憂国のラスプーチン」等も)
世界観というか、雰囲気が個人的に大好きなMASTERキートンやMONSTERとかなり似た感じであり、なつかしい&うれしくなる。
慣れてくると、絵まで浦沢直樹っぽい気もしてくるくらい。
肝心のストーリー自体は、今のところ特別目新しいという要素はない。
ありがちなパターンとも言えよう。
ただ、設定等に強引さや安っぽさが無く、しっかりと考証のされた世界情勢や聖書の話などをきっちり織り込んでくる -
ネタバレ 無料版購入済み
敢えて書きます
「深い話」「悲しい話」、そういう点で高評価をしている方が多いとは思います。
が、敢えて書きます。
私はこの作品を読んで、心に響きませんでした。
それは、原作者が問題。
まず、巻末の原作者自身のコラム。
自分の事を「俺」と書かれています。
なぜなのか?
このマンガの1巻が発売されたのが2017年。
1968年生まれの作者は既に49歳のハズです。
それで一人称が「俺」。
原作者を検索し、色々調べてみました。
派手な見た目、公式ブログや講演会のパンフレットでも、両手をポケットに突っ込んで仁王立ち。
自身の生い立ちの話では、少年時代の武勇伝を語るかのような内容。 -
購入済み
さすがにね…
連載時からちらほら読んでました。
奇才岡本倫の最新作。
絵は既に完成の域に達しており、非常にうまくなっている。
(エルフェンリートと比べれば、雲泥の差)
内容は…、1巻冒頭からこの作者らしい、ロリ気味エロ要素が爆発。
最初読んだ限りでは、「何このエロ漫画、ヤンマガでこんなん連載してもいいの??」というレベル。
物語が進んでいくと、岡本倫らしい独特の世界観が出てくるが、それでもエロは連続爆発中。
さすがにここまでくると、読む人を選んでしまうと思う。
個人的には、「エルフェンリート」がこの作者最大の傑作だったと思う。
あの作品をこの絵で再現してもらいたい…。
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新鮮ではある
異世界に召喚され、美人の女王の婿となってヒモ生活…といううらやましい物語。
今後は恐らく現実社会の知識を使い、ヒモではなく女王を陰から支えるブレーンとなっていくんだろう。
少女マンガではありうるパターンだが、男性用マンガではありそうでなかった設定、この時点で新鮮。
一方、気になる点としてはこの手の作品にありがちだが、何でもない知恵・経験をさもすごい知識のように扱ってしまうところかな。
「サラリーマンとしてやってきた経験」とか、そういうもの。
あとは絵。
キャラ絵も悪くは無いんだけど、肝心の女王が「美しい」というより「かわいい」系。
その方がストーリー展開的には都合もいいんだろうけど、もう -
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設定が新鮮
大坂の陣の後、傭兵としてヨーロッパに渡った日本人が、銃士=スナイパーとして活躍するという物語。
このような設定の物語は初めてであり、新鮮で興味を惹かれる。
内容もリアル路線であり、戦場の緊迫感や迫力が伝わってくる。
絵も普通にキレイで読みやすい。
一方で、細かく見て行くと詰めの甘い点も見えてくる。
実在の人物であるスピノラの件は後でカラクリがあるので良いとしても、重要人物であるスペインの王子やその軍隊など、実在ではない人物が普通に出てくる。
(実際は、物語開始の1620年時点のスペイン王はフェリペ3世で、翌1621年に死亡して息子のフェリペ4世が16歳で即位しているし、 -
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最高(笑)
連載でちらちら見てはいたが、まともに読むのは初めて。
これ、作者のセンス最高ですね。
まず、女の子がかわいい。
見た目はもちろんだが、性格もgood!
メインで出てくる3人の子が皆かわいいってなかなかない。
そして鬼畜な主人公。
妙にいい奴じゃなく、突き抜けて性欲に忠実で鬼畜なところがまた憎めなくてすごくいい。
シリアスな時は無駄にカッコいいのも笑える。
イメージとしては、「うる星やつら」の諸星あたるのような感じ。
あたるよりエロ度でかなりパワーアップしているが、それはグランドジャンプと少年サンデーの違いか、40年の月日の違いか、男性漫画家と女性漫画家との違い -
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うーん、普通…
異世界転生チートもの。
最弱の「村人」に転生し、頭を使って強くなるというひねりが加えられている。
が、最弱からの成り上がりも、死に戻りで強くなるというのも他で見た事のある流れ。
もっとも、元ネタはこちらなのかもしれないが。
それより、絵が気になる。
静止画は比較的キレイだが、動きの激しい戦闘シーンなどではどういう状況なのか非常に分かりづらい。
よくわからないがなんとなく早い動きなんだろうなと推測し、その後のシーンを見る事で理解するという繰り返し。
また、キャラ絵も基本キレイなんだが、安定しておらず急に崩れたりする。
そういう点を踏まえると、平均的な評価しかできないかな。
面白くない訳で -
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発想は斬新だけど
ゾンビになっても普通に日常生活を送るという発想は非常に斬新。
これ、うまくネタを広げればかなり面白い作品になるのではないかと思った。
が、肝心のネタが全くダメ。
いきなり下ネタから、しかもそれを引っ張りすぎ。
そしてなにより、笑えないレベルのギャグ。
話も適当で、同人誌レベルじゃないかと思った。 -
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スタイリッシュだけど
なんともスタイリッシュなマンガ。
女性の書いたホンネの話って感じで、一定のリアル感がある。
また、言葉遣いやシチュエーションが上手く、スタイリッシュかつ味わいがある。
という事で、特に女性には好まれる作品じゃないかと思う。
ただ、おっさんからすれば、オシャレ過ぎな感じがあるかな。
やってることはぶっ飛んでるけど、非常に気遣いが出来、ケンカすらない「1122」。
友人など出てくる人たちも基本的にスマートすぎて引くくらい。
基本的に、メインの登場人物は美男美女系ばかりだし。
要は「ドラマの世界」みたいなんですよね。
読みやすく、セリフ回しなどもいい感じなんだけど、 -
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はやりのパターン
今はやりの異世界もの。
また、現世で底辺だった若者が、異世界で現世の知識を生かして無双をするというのもよくあるパターン。
それにエロ要素を加えるというのも、またよくある「狙った設定」。
という事で、まず全体的に安っぽい。
そして何より、現世でただのフリーターの負け組だったはずの主人公が、異世界では急に知識を生かしたカリスマ戦術家になるというのも、突拍子過ぎる。
当初会話もロクにできなかった人物が、いきなりカリスマ指揮官に成りすますことができる?
バイト程度の知識でダイナマイトを作ったり溶接をしたりできる??
このあたり、「100万の命の上に俺は立っている」と似た展開ではあるが、中二病ならで -
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残念
4巻まで無料で読み、非常に面白かったので続巻を有償で購入。
正直、ガッカリでした。
5巻の後半からプロ野球編とも言える内容になっていくのですが、その後の展開があまりにも安易。
ネタバレになってしまいますが、プロ編になってからの活躍具合がハンパない。
主人公ももちろんだが、その周囲の人達の活躍度はさらにすさまじく、まるで現実味の無いレベル。
結果として、育成や二軍での周りの選手の描写が全くと言っていいくらい無い。
このマンガ、本来挫折を味わった主人公と、独立リーグなどで這い上がろうとする人々にスポットを当てた作品じゃなかったの?
これじゃ、他の野球漫画(プロ編) -
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悪くない、良作
無料で6巻まで読んだ感想。
ちょっと毛色の違うバトル漫画。
1巻の入り方こそ特殊で読む人を選ぶ気がするが、先へ進むにつれて仲間との連帯や笑える要素、感傷的な要素などが出てきていい感じになる気がした。
ヒロインのドミノは見た目も性格もなかなか良いキャラ。
その他の登場人物も悪くない。
(狩野京児だけはどんどんギャグキャラ化し、まるでアイシールド21の蛭魔のようなキャラになっていくが)
むしろ主人公が一番不可解で、見た目も80年代の格闘マンガの主人公のよう。
読み進めていくと、わかりやすいバトルマンガのようになってくる。
後は主人公がどう化けるのかというところか?
ちょっとクセはあるけれ -
ネタバレ 無料版購入済み
秀作発見!
1巻の最初を読んだ時は、「なんだこの狂ったエロ漫画は」と思った。
確かに、冒頭の入りは独特で、万人うけするものではないと思う。
が、読み進めていくと、ストーリーの奥深さ、ちりばめられた伏線、設定の細かさ、じっくり読ませる1巻の長さとキレイな絵も相まって、どんどんのめり込み、続きが読みたくなる。
世界観は独特で、特にシュペイ人の出てくる3巻中盤以降は展開がより複雑になる気がするが、この手のジャンルが好きな人なら相当ハマるはず。
1巻冒頭だけで判断せず、もう少し読んでみて判断して欲しい。
冒頭のシーンだけもう少し大人しければ、十分アニメ化できるだろうになあ。
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さすがの世界観
「シドニアの騎士」の奇才弐瓶勉の最新作。
独特の作風は変わっておらず、エナとかヘイグス粒子などのおなじみの用語も出てきます。
一方、ストーリー自体はシドニアより王道的であり、いい意味で分かりやすくなっている感があって良い感じ。
(シドニアは絵や設定・人物関係が難しすぎた感もある)
その分、不思議な空気感はやや弱まったと言えるかもしれないが。
作画はデジタルらしいですが、線の細い手書き感満載の非常に細かい書き込みが圧倒的。
力強さはないものの、この描写は「AKIRA」の大友克洋や「ベルセルク」の三浦建太郎にも通じるものがある。
(もっとも、背景はホワイトが圧倒的に多いが -
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すごく味がある
「ザ・ファブル」のような殺し屋が主人公の作品。
この手のマンガは数多く、主人公が若い女性というのもまた複数存在する。
が、本作のようなキャラが主人公の作品は、今まで見たことが無い。
絵は、お世辞にもうまいとは言えない。
キャラ絵も時々崩れるし、車の絵などひどいもの。
が、ゴチャゴチャせずスッキリしており、読みやすい。
そして、掴みどころのない主人公のキャラがすごく良い。
時々見せる悩んだ表情や物憂げな表情と、その描写の間がいい。
セリフも独特の雰囲気があり、これもいい。
ありがちなジャンルではあるが、その中でもどんどん続きが読みたくなる作品の1つと言えるだろう。
この先、どういう展開に -
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好きな雰囲気
舞台はファンタジーな中世世界。
引退した老騎士が、以前深い関係にあった人たちとの思い出を踏まえながら旅をするロードムービー的作品。
一言で言えばこんな感じでしょうか?
これって、何かに似てるんですよね。
そう、今話題の「葬送のフリーレン」と似た感じです。
もちろん、フリーレンの方は1000年を生きるエルフであり、本作よりずっと時を隔てた物語ではありますが、在りし日の思い出を拾い集めるという意味では同じ。
(ちなみに、この作品の原作は2012年から連載開始、フリーレンは2020年からですので、本作の方がずっと先であったと付け加えておきます)
という事で、フリーレン好きの私に -
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話題の作品だけど…
以前より話題の作品。
さらに、2022年2月からNetflixで実写ドラマ化中。
主演が篠原涼子、相手役が岩田剛典とくれば、もうヘタなマンガの実写ドラマ化以上の待遇。
という事で読んでみたが、なんだかなあ。
確かに切なさや寂しさなど、余韻を感じる面が多く、その点は新しい。
絵もやや幼いが十分キレイ。
でも、あくまでも「青年誌に必ずあるエロ要素主体のマンガ」という感じ。
直ぐに体の関係になる点も含め、現実感が薄く、また余韻よりもやはり「エロありき」に感じてしまう。
これに関しては、本作が短編のオムニバスで成り立っているので、ストーリー性よりエロ面が目立ってしまうという -
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異世界ものとしてはいまいちだが
よくある異世界転生もの。
本作は、その中でもチート主人公が女奴隷を増やしてハーレムを築くというタイプのジャンル。
この手のジャンル自体は、よくあるもの。
元祖とも言える「異世界迷宮でハーレムを」の他、少し似た雰囲気を持つ「この素晴らしい世界に祝福を!」や、ノリは全く異なるが「Re:ゼロから始める異世界生活」などの先行作品の影響を大きく受けていそう。
という事で、斬新な要素がない点がマイナス。
また、エロにもかなり重心を置いているが、そこそこ過激かつ特殊な性癖でありながらも、寸止めを繰り返すという点もツメが甘く感じる。
そう考えると作品としての出来は決して褒められたもので -
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無料で5巻まで読んだ感想
「幼女戦記」とタイトルにある通り、10歳そこそこの(オッサンが転生した)女性指揮官が部隊を率いて華々しい活躍をするというもの。
中身がオッサンだけあってか、内容に「少女らしさ」は皆無。
というか、「幼女」の設定すら必要ないのではないかと思う。
人目を惹きつけるために「幼女を主人公にしました」というだけだろう。
内容は非常にシリアスで、かつ現実的。
そもそも部隊が完全に第二次世界大戦と被っており、3巻あたりからは国名や都市名、地図なども現実とダブる。
このあたりがちょっとね、という感じ。
全く違う世界観なんだから、完全オリジナルですべきだったのではないだろうか?
ただし、主人公の「帝国」は -
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クズ
設定も展開も無茶苦茶、キャラ絵もみんな似たり寄ったり、さらに1エピソードが短すぎて淡々としすぎている。
クズが、クズな内容で、クズの為に作ったような作品。
こんなのを小学館が出していていいのだろうか?
小学館のモラルを疑う内容。
もっとも、他の人も述べていたがクズ過ぎて逆に「こんな事やっちゃダメだ」という方向に誘導しているようにも思えなくもない。
それしか救いがないから、そう思いたいだけかもしれないが。 -
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いい!
奇才、岡本倫の短編集。
とは言え、「メモリア」以降の後半4作は、エルフェンリートの単行本の巻末にそれぞれ収録されているので、既読作でしたが。
いずれも、岡本倫っぽい「エロ・グロ」は控えめで、切ない悲しさの感じられる作品が主体。
それぞれの作品後の作者のコメントを見ても、感受性豊かな方なんだろうなというのが伝わってくる。
ちょっと毛色の違う岡本倫の世界に浸りたい方はぜひ。
もちろん、彼らしいSF的要素はたっぷりで、この作者らしさは十分感じられます。
ファンはぜひ読むべきでしょうし、そうでない方も一見の価値はあると思います。 -
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時代を考えるとすごい
後に「へうげもの」で有名になった山田芳裕の作品。
時系列的には「デカスロン」の次回作にあたり、本作の後舞台をモーニングに移して2作描いた後、「へうげもの」が同誌でスタートすることになる。
個性的なキャラ絵が特徴の作者だが、「デカスロン」と比べればかなり現実的になっており、むしろ「へうげもの」よりも常識的。
寡黙で正直な主人公のキャラも含め、読みやすいと思う。
その内容だが、「宇宙兄弟+SF要素」と言った感じ。
宇宙飛行士になる為の選抜試験の過程なども描かれており、またNASAがダメでもロシアから…という展開も含め、宇宙兄弟とかなり似ている。
これを、宇宙兄弟の連載がスタ -
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期待したい
ご存知、カルト的人気を誇る「寄生獣」の作者岩明均が原作の作品。
なぜ本人が描かないのか?とは思ったが、あの人の絵は殺伐とした戦国時代にはミスマッチ。
決してうまいとは言えないが、独特の味のある今の室井大資の方が良い雰囲気を出しているように思える。
まだ1巻しか読んでいないが、長篠の戦いで負けた後の武田氏にスポットを当てた作品らしい。
「ありきたりの戦国史」ではないという点で興味深い。
思えば、岩明均は寄生獣でも後半、パラサイト側の心理にもスポットを当てていた。
それと同じように、歴史の主役となった人々の反対側に位置する人物達に注目した作品ということだろうか?
ただ -
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これはちょっとね
原作小説も賛否両論あったようだが、「第5回『このミステリーがすごい!』優秀賞」受賞作だそう。
その原作を読んでいないので何とも言えないが、少なくともこのマンガに関しては、最初の入りの時点で✕。
冒頭から登場する、傍若無人で自業自得なハンターはいかにもベタ。
電気が無く、携帯の電波も入らない厳冬期の原生林に、車も無く滞在している人々(しかもそのうち1人は妊婦。なにかあったらどうするのか?)。
いろいろな面でいわゆる常識的な判断と遠く、突っ込みどころが多い。
これなら、まだリアル感と隔絶したモンスターものとかの方が良かったんじゃないだろうか?
この手のジャンルは嫌いじゃない
表示されていない作品があります
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