あらすじ
「ULTRAMAN」の清水栄一×下口智裕が描く巨大リアル・ロボットアクションの金字塔!
「鉄のラインバレル」再び、始動――――!!!!!!
カバーイラスト他、描き下ろしカラーや新規コラムなど、完全版ならではの特典満載!
また、物語のその後を描く、真エンディングも執筆予定! 毎月1冊ずつ刊行!!
感情タグBEST3
よく気弱な主人公が強くなっていく漫画とかは多いと思いますが、こちらの作品の主人公は力に溺れているタイプです。この先主人公のうぬぼれがどうなるか展開が気になります。
伏線の多いロボットもの漫画
ラインバレルは後半にいくほど伏線が紐解かれていくタイプの漫画です。
ロボットものが好きな人は純粋に「メカかっこいいー」となりつつ、ストーリーもだんだんと深くなっていくので面白いです!
後半の「実は!」が最高に面白いです!!!
物語としては面白そうですね。
主人公の中学生がひねくれ者で拗らせている設定が良いです。
まさかの幼馴染で親友だった男が早々と目前で死別。
不思議なロボットと謎の搭乗者能力などネタも盛りだくさん。
ただロボットのデザインが複雑すぎてバトル中に、どのロボットとどのロボットが戦っているのか見分けがつかない。
さらに何の武器でどういうバトルになっているかも読み取れなかった。
ロボット物は好きですが、バトルシーンを読み飛ばすことに・・・
なので☆3つです。
読みにくい
そもそも、ロボットアニメの動きをマンガで再現するのは難しいと思う。
動きの激しいロボット同士の戦いは、アニメで見るべきなんだろう。
というわけで、本作もキモである戦闘シーンが非常にわかりづらい。
フルカラーならともかく、白黒のマンガでどちらが攻撃しているのか、何が破壊されたのかなどが分かるはずがないと思う。
仕方ない事だけど、大きなマイナス点。
ストーリーは…、いかにもロボットアニメ的。
エヴァやガンダム的な中二病の主人公。
当初リアル路線だったはずなのに、いきなり非現実的になる展開。
いかにもって感じ。
この作品をアニメで見れば、それなりの出来になるんだと思う。
実際にアニメ化されているようだしね。
ただ、とにかくマンガで読むべきではないと思う。
最後に、さらにキツイ良い方にはなるけど、この「完全版」の作者のコラムにも違和感。
どうも、自分の世界に浸っていて自己満足している感が強いように思えた。
「ブレイク ブレイド」のような、もっと深い世界観のストーリーの作品を読みたい。