amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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祝・マンガ大賞2022 受賞!
奇才、うめざわしゅんの最新作。
絵は初期作のようなクセが減り、かなり一般的にマイルドになった印象。
ただ、中身は奇抜極まりない設定や、やりきれない想い、特殊な思想の人たちの考えなど、従来作と同じようなテイストが感じられる。
ちょっとした思想の違いの様だが、それが永遠に交わる事のない、決定的な違いにもなる。
登場キャラクターたちの考え方の違いが様々な軋轢・事件を生み、物語が進んでいく。
この先、どういう展開を見せるのか、この作者だけに全く予想できなくて楽しみではある。
(主人公の考え方が一番わからず、不気味というのがまた新しい要素)
ところで作中の「ALA」、映画( -
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なかなか興味深い
限定無料で3巻まで。
現代社会における巨大生物(怪獣)の出現をリアルに描くという事で、マンガとしてはなかなかないジャンル。
ハリウッドの映画のようなイメージ。
描写もリアルで、このまま映画化してもいいんじゃないかというくらい。
ただ、気になる点もいくつか。
最大の点はやはりキャラ。
主人公は防衛大を卒業したての女性だが、最初のうちの描写は「あおざくら-防衛大学校物語」を愛読している身としては精神的に弱いのでは?と思ってしまった。
一方で、活躍し始めてからは超人的な身体能力を見せるという点も違和感を感じる。
また、このストーリーではどうしてもそうなるものだが、自衛隊を美化しすぎている面 -
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この先が気になる
世の中にあふれる異世界転生もの。
この作品は現実社会からの転生ではないが、異世界の中での転生という意味では、派生タイプと言えると思う。
この手のジャンル、最初は「転生チート」から始まり、それが飽和した今では「異世界スローライフ」系と、本作品のような「異世界復讐劇」が増えつつある。
「異世界復讐劇」ものは基本メジャー作品が少なく、陰湿な展開もあって安易な駄作が多い印象。
が、この作品の冒頭部分は一味違う。
最初から経緯をしっかり描き、大きな破綻も無い。
一人称で説明が多いのは、この展開である限りは仕方ないだろう。
この先、どう展開していくのか。
おそらく主人公はまず肉 -
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何ともすごい世界
何ともエロい、凄い作品。
キャラ絵はややロり系だが十分きれいだし、この内容でリアル路線の絵だとさすがに行き過ぎてしまうと思う。
ただし、手の指が細長すぎていたり、足の指も細かく描画しようとするあまり長すぎるという点は不自然。
また、スタイルのバランスがおかしかったり、服装や髪形が前のコマと異なるという点もいくつかあり、そういう点ではもっと丁寧に描いて欲しかったという思いはある。
一方、特に主人公のファッションが非常に良く、ちょっとノーブルな雰囲気を出しており、作品のキャラにはピッタリ。
(主人公の友人のファッションではこの作品は成り立たない)
内容が非常に濃い為、1巻あたりがかなり長く -
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何とも評価しづらい
初期段階では評価しづらい作品。
取り合えず、絵は上手くない。
正面からのキャラ絵はまずまずでも、動きのあるシーンのデッサンがおかしい。
で、肝心のストーリーだが、1巻の時点ではよくあるC級マンガと言った感じ。
ちょこちょこツッコミどころのある展開や設定などが安っぽく、「練られた作品」という感じはしない。
ただし、2巻以降を見る限りではスケールがそれなりに大きくなり、更なる謎が増えていく感じ。
この感じ、何かに似ていると思ったら、昔見たアメリカのドラマ「LOST」のような謎が謎を読んでよくわからなくなるような展開。
私自身はあれに付いていけなかったが、それを面白いと思う -
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アニメ化されるだけある
某ゲームのコラボで存在を知り、今回2巻まで無料だったので読んでみた。
いわゆる転生ではなく、VRゲーム上でストーリーは進む。
その為、普通に「現実社会に戻る」事が出来、その分「キャラクターと中の人とのギャップ」も楽しめるのが新しい。
当初トリ頭をどうも受け入れづらかったがマンガではすぐに慣れ、テンポよく進むストーリーとゲームの要素を上手く生かした設定で作品世界にのめり込むことができた。
絵もキレイで読みやすく、また力強さも感じられるもの。
唯一「クソゲー」とタイトルにまで入れて強調する割には、あまりクソゲー要素が絡んできていない気もするが、これはヒットして当然と言える出来の秀作だと思う -
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ほのぼの
現代のハンターが異世界に転生し、銃を使って生きていくというもの。
とは言え、冒頭からかわいいエルフと仲良くなり、早々に結婚して夫婦で旅をするというちょっと特殊な展開に。
銃の知識はおそらくホンモノで、狩猟をかじった事のある人が書いているんだろうか?
一方、ストーリーの方は夫婦仲良く、淡々と進む感じで、魔王がどうの、王族の争いがどうのという展開にはなりそうにない。
このまったりほのぼの感が好きならよし、そうでなければちょっと物足りないという所だと思う。
まあ、こういう作品があってもいいのではないかと思う。 -
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面白いけど、評価できない
無料で10巻まで読んだ。
絵は上手くない。
特に最初のうちはかなりヘタで、読み切りの新人作家のよう。
が、ストーリーが進むとそれなりに上手くなってくる。
ストーリーはありきたりだが、まあ面白い。
主人公のキャラが話が進むにつれて明確に変化していき、単純馬鹿だけどアツい良い奴に変化するのは、この手の作品の王道を狙ってのものなんだろう。
結局、そこが問題。
つまり、おもしろくても「既視感ありありで、オリジナリティが無い」という事。
一番のオリジナリティとしては、これが「ジャンプ系」ではなく「秋田書店、チャンピオン」の作品だという事か。
クセの強い少年少女が集まり、個性を発揮する中で仲間意 -
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色々甘い
味方である吸血鬼と一緒に、怪異事件の調査をする女子高生という流れ。
まあ、この流れ自体はよくあるパターン。
絵は少女漫画っぽく、なかなかキレイ。
この絵に関しては文句のある人はまずいないのでは?
ただ、冒頭の被害者の子を見る限り、シリアスな場面だと必要以上に怖そうな描写になるパターンかもしれない。
それと、細かい設定が甘い。
吸血鬼が存在する世界というのは、マンガなんだから別に構わない。
ただ、冒頭の事件の「大人の複数犯、もしくは動物にやられた」ってのはおかしいでしょ。
被害者生きてるんだし、例え意識が戻っていないとしても、傷や事件現場から人間か動物の犯行かくらいは -
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新解釈
新選組を扱ったマンガは数多くある。
その中でも、主人公として一番人気なのはやはり土方歳三であり、ほとんどの作品が彼を中心に描いている。
一方、昔から新選組で知名度・人気があるのは沖田総司。
本作は沖田が生き残り、土方と組んで戊辰戦争を戦うという設定であり、その点は非常に新鮮。
また、新選組関連を非常によく調べており、異説や新たなる発見なども取り入れている。
それだけに、「どこまでが事実で、どこからがフィクションなのか」が分かりづらくなっている点は問題ではあるが、逆にリアリティを増しているとも言えるだろう。
歴史ものだけに「オチ」は誰もが知っているのだけれど、それだけに悲壮感も漂い、読む -
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なかなか深い
「ハレ婚。」「デリバリーシンデレラ」等の作者で、絵の滅茶苦茶うまいNONの新境地となるような作品。
ストーリーは重く、深いです。
が、短編(中編?)というだけあって、後半の展開がかなり早い。
早すぎるくらいであり、もう1巻分増やしてでも終盤をじっくり描いて欲しかったというのが本当のところ。
また、細かいところで若干矛盾を感じるようなところもあり、そのあたりも気になりました。
数か月前であろうドライブレコーダーの記録が残ったままになっている点や、そのデータの入手法自体が違法収集証拠にならないのか?という点などですね。
後者に関しては、私自身詳しくないので何とも言えないですが、 -
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作品として面白い
比較的レアなジャンルと言えど、一定のニーズのある将棋マンガ。
正攻法ではマンガとして成立しないという事か、各作品趣向を凝らしている印象がある。
その中で本作は、「女性」「中学2年生」「将棋を始めたばかり」「天才」というテーマで攻めてきている。
将棋を初めて数日~数か月でのこの結果はさすがにあり得ない。
この辺りは、他の将棋マンガと比べても飛びぬけて現実味が薄いと言えると思う。
が、作品としてはそれで面白くなっており、読み物としては良い感じ。
絵はずば抜けてうまいとは言えないが、読みづらさは全くなく、気にならない。
一方、プロ棋士だけはさすがに立てる為かけた違いに強く、そして威圧感のある存 -
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マンガ大賞2021年受賞作!
マンガ大賞受賞作という事で読んでみました。
多くの他の作品とは異なり、「めくるめくストーリー展開」だとか「続きが気になって仕方ない」といった内容ではありません。
なんというか、心に染み入る、良い話。
哀愁というか、大切な仲間たちとの思い出を丹念にたどっていくという感じで、切なさを感じる作品です。
それでいて、生真面目一辺倒という訳でもない。
設定は王道ファンタジーであり、ギャグ要素も十分あります。
この独特なバランスは外ではなかなかなく、いい味を出していると言えるでしょう。
「良い作品」に巡り合えたという感じですね。
「エモい」とは、こういう作品の事を言うのではない -
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過去作よりずっとマシ
まあ、ありがちな復讐代行業の話。
復讐=殺しのやり方がちょっとえぐいが、これは他の作品でもある事。
古くは「ブラック・エンジェルズ」、今なら「外道の歌」などね。
本作は、冒頭からとんでもない設定を持ってくることで敢えてリアルさを薄め、その天真爛漫キャラを上手く生かして読みやすくしている感がある。
もともと「復讐代行屋」それも「殺し専門」となればリアルではないのだから、このぶっ飛んだ設定もアリだろう。
絵は相変わらずキレイであり、主人公とヒロインのキャラもありがちだが悪くない。
展開も予想ができる範囲とは言え、この手のダークな作品として平均程度の出来にあるのではないか?
( -
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歴史考察もなかなかで良い作品
原作者「門馬司」。
この人の作品は基本的に好きではない。
「首を斬らねば分かるまい」はおかしな時代考察と無駄にエロを前面に押し出した変な作品だった。
「ストーカー行為がバレて人生終了男 」に至ってはタイトルからしておかしな作品。
ところが、本作は非常にマトモな出来で逆に驚いた。
時代考察も他の作品と違ってそれなりにしっかりしており、スケールも大きい。
(海外という場もあり、安易に大きすぎではないかとも思うが)
原作者とは関係ないが、絵も綺麗であり、ヒロインも美しい。
これはかなりの秀作と言えると思う。
こんな作品が書けるのであれば、他の作品もしっかり書いて欲し -
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最後まで読んでみて
当初、あだち充の「野球マンガ」としては既視感が多く、ちょっとインパクトに欠けるかなという印象だった本作。
最後まで読んで、その方向性の違いが少しわかってきたような気がします。
本作は、「H2」や「ラフ」などの名作のような恋愛ドラマ要素は少なめとなっています。
これは、主人公とヒロインの双方にとって大事な存在がいたという事と、ヒロインが男の子っぽい考え方という事にもよるでしょう。
主人公はあだち充作品定番の「やや天然キャラ」で、ヒロインも「主人公に非常に似ている」という面もあるかも。
結果として、揺れる心の描写というのは少なめで、どちらかというと「恋愛感情の見えない、性格の良さ -
ネタバレ 購入済み
新鮮で面白いけど…
全巻読んでのネタバレ感想。
あだち充の作品は、いくつかのパターンに当てはまる。
まずは、野球漫画か否か。
前者はナイン、タッチ、H2、クロスゲーム、MIXなど、いわゆる代表作と言われるものが多い。
実際に読んでみても、安心感・安定感がある一方で、パターンはかなり限られる。
後者はみゆき、ラフ、スローステップ、いつも美空など。
王道ではないが、いつもとは毛色が異なり名作も多い。
本作はボクシングマンガであり、後者にあたる。
ボクシングはタッチの頃からもちょくちょく出てきているが、ここまで前面に押し出したのはスローステップと本作くらいだろう。
また、あだち充作品の -
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やっぱり一番の名作
久々に通しで全巻読み、やはりあだち充の最高傑作だと改めて思いました。
代表作は「タッチ」であり、もっともあだち充らしい名作は「H2」だとも思いますが、作品として最も惹かれるのは本作の方。
ツンデレ系で非常に魅力的なヒロイン亜美、真面目一辺倒ではなく適度に抜けている点が素晴らしい主人公圭介、そして魅力的なサブキャラクター達が非常にいい味を出していると思います。
これは、あだち作品では珍しい「寮生活」という舞台によってより濃くなっているのかもしれない。
一つ屋根の下で生活を共にしているからこそ生まれたエピソードも多いですしね。
ちなみに本作のヒロイン亜美は、個人的にあだち充作 -
ネタバレ 無料版購入済み
タッチのバージョン違い
あだち充の王道と言える野球がテーマのマンガ。
その中でも、本作は大きな流れが「タッチ」に非常によく似ている印象を受ける。
主人公たちの関係や運命(これはタッチとは逆パターン)、また野球部内での監督との確執等々。
その為、安心感も非常に大きい一方で、既視感もかなりある。
また、読者としてはやはり最初の若葉の印象が強く、本作の展開は完全にはスッキリしないという考えも芽生える。
そういう意味で言えば、タッチやH2、MIXなどと比べると少し評価が下がるかな。
でも、普通に面白く、またあだち充らしさも全開なので、ファンには(そうでない人も)ぜひ読んでもらいたい。
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購入済み
普通におもしろい
魔族が人間に転生したという物語。
それほど時代を経ておらず、過去の部下たちも存在しているというのがちょっと新しいところかな?
ただ、「人間となった主人公が鍛えて強くなる」という流れは「陰の実力者になりたくて!」と類似点がみられる。
(もっとも、原作の連載開始は陰実より半年遅いだけであり、実際の影響を受けた可能性は低い)
絵は普通に読みやすく、キャラ絵も悪くない。
元魔族の四天王だったという事で、今後勇者や他の四天王、そして魔王といろいろ絡めそうでストーリーのふくらみは期待できるかな。
ただ、原作がかなり短い(全57話。マンガの分冊版4巻で16話までカバー)んだけど、マンガ版はそれなり -
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これはいい!
主人公はダンジョンを探索するパーティをサポートするシェルパの職業にある青年。
この発想はなかなか新しく、かつリアリティがある。
その他、細かいところまでリアリティがあり、丁寧に描かれた作品だと感じる。
絵は細かく独特の味があり、暗い迷宮には合っている。
キャラ絵も悪くない。
この手の物語によくあるパターンとして、目先の冒険のみに捕らわれ、背景のストーリーが描かれない例が多いが、本作では地上での出来事にも深い裏がありそう。
という事で、かなり良くできている作品だと思う。
ヒロイン?の天然具合だけはちょっと本作の重厚な雰囲気からすれば違和感を感じるけど、それもまた愛嬌かな。 -
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予想外
ドラマ化もされた話題作だけど、今回無料で初めて3巻まで読んでみた。
1巻の展開だけ見ると、変な女の子に惚れたドタバタ恋愛ストーリーという感じ。
キャラ設定も現実感がなく、まあ「マンガでありがちな話」というもの。
要は、全然好きなタイプではない。
ヒロインの表情もちょっと不気味でそんなにかわいくないしね。
が、読み進めると様相が変わってくる。
結構深いストーリーがありつつ、かつどこまで真実でどこから嘘なのかわからない状況に。
ヒロインも本音が垣間見え、かわいさがどんどん出てくる。
ちょっとひねった恋愛ストーリーなんかではなく、もっとサスペンス的な展開。
押見修造的というと言い過ぎだろうか -
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作風大転換
「華麗なる食卓」「妖怪少女-モンスガ-」「すんどめ!!ミルキーウェイ」の作者ふなつかずきの最新作。
直前まで「すんどめ…」を連載しており、また読んでいただけに正統派学園空手ドラマにまず驚く。
絵のタッチも「すんどめ」とは少し変わった感じ?
エロ要素はほぼ感じさせず、極めて真っ当な仕上がりとなっている。
という事で、絵は上手く、また普通に面白い。
が、特別な個性があるわけでもなく、「もういっぽん!」や「あさひなぐ」などの学園女子格闘技系との差別化が出来ていない感じ。
初心者でドジで不器用な主人公が、動体視力と観察眼という個性を生かして才能を開花させていくという流れも、この手によくある話。 -
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新鮮!
サッカーマンガも、選手自身が主人公だった時代から、監督が主人公となる作品が生まれてきた。
本作はさらに進んで、「代理人」が主人公。
これは非常に新しい。
表の面だけでなく、裏の面も取り扱う…というか、むしろその裏の面がメインとして扱っているのも斬新。
こういう世界、考えれば当然存在するだろうと思われるが、指摘されるまでは深く考えなかった世界。
一方で、そちらがメインになっているだけに、全体的に「陰」の強い作品になってしまっている。
主人公のアシスタントが明るく、また選手たちも明るく熱い面を出すことでカバーしようとして入るが、やはり全体的に暗い印象は否めず、ドロドロ感があふれる。
これは、ス -
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すごく不思議な雰囲気
現代日本ではありえないような「殺し屋」のマンガは数多くある。
「ザ・ファブル」「今日からヒットマン」「外道の歌」「スモーキング」「殺し屋1」等々で、今や人気ジャンルと言えるかもしれない。
が、本作はそれらとは圧倒的に毛色が異なる。
主人公を見ればそれは明らか。
一方で、内容自体はかなりリアル路線であり、「SPY×FAMILY」などとも全く異なる。
15歳以下には見させたくないような内容。
とにかく主人公の独特な雰囲気、表情、「間」が何とも不思議な雰囲気を出している。
キャラがキャラだけに現実味は無いが、描写はリアルでそこがいい意味の違和感を感じさせる。
ストーリーは基本的に1話完結で、 -
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懐かしい、この感じ
1970年代-80年代にかけて、世の中は「超能力」全盛期だったと思う。
「地球へ…」「AKIRA」「幻魔大戦」「時をかける少女」「七瀬ふたたび」「超人ロック」「天よりも星よりも」「きまぐれオレンジロード」「エスパー魔美」等々、挙げればキリがないくらい。
それが90年以降は急激に減り、現代では完全に超能力をテーマにしているのは「エルフィンリート」「極黒のブリュンヒルデ」「アライブ-最終進化的少年-」「斉木楠雄のΨ難」など、かなり少数となっている。
一部で超能力が出てくるという作品は他にもあるが、時代は超能力より完全に「異能力」の方に移っている感がある。
そんな中、本作は完全に従来タイプの -
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1巻はダメ
無料で2巻まで。
1巻冒頭は重厚な雰囲気だったが、その後はいきなり軽すぎるギャグマンガと化してしまっている。
このギャグがツボにはまる人ならいいだろうが、少なくとも自分には全く合わなかった。
絵もゴチャゴチャしており、特に動きが非常に分かりづらい。
という事で、1巻の評価は星2つ程度。
ただ、2巻になって路線変更をしたのか、ややシリアス気味になり、ストーリー性が出てくる。
絵のわかりにくさは相変わらずだが、こうなると主人公の立場の面で新鮮でもあり、評価は多少上昇。
この路線で行くのなら、読んでみてもいいかなと思う。
(ただし、無償なら) -
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悪くないが、色々惜しい
刀文化が現代まで残っている世の中という設定。
「銀魂」などギャグマンガなら見たことあるが、普通のストーリーものの設定としてはちょっと新しい。
一方、両親の敵を取る為に、圧倒的に強い公職としての「侍」に憧れる双子の姉弟、なんだかんだで姉弟を見守り、育てる「侍」というのは、少年マンガの王道的流れとも言える。
この姉弟のキャラも悪くない。
という事で、ここまでは少年マンガとしてのツボを良く抑えていると言える。
一方で、絵が雑で安定していない(良い時と悪い時の差がある)点や、ちょっと残酷描写が多い点、作画の一部にカラー描写が入る点などはメジャー作っぽくなく、マイナーさを感じさせる -
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新鮮!
広い意味での異世界ゲーム転生もの。
ただ、この「異世界」は剣と魔法のファンタジーの世界ではなく、宇宙をまたにかける宇宙船傭兵パイロット。
これ、ありそうでなかった発想で、非常に新しい。
でも、考えてみれば「スターウォーズ」や「スタートレック」「クラッシャージョウ」はもちろん、小説やアニメの世界でもファンタジー物よりはむしろスペースオペラ的なものの方が多数派。
ゲームにおいても、宇宙を舞台にした作品は多い。
となると、今まで無かったのが不思議なくらいではある。
という事で、ストーリー展開自体はよくある異世界転生ものだが、新鮮な気分で読める。
ただ、欲を言えばせっかく「宇宙船の主」なんだか
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