【感想・ネタバレ】終末の復讐代行屋1 愛する者の寿命を奪う少女 前編のレビュー

あらすじ

「あなたをさらったのは、あなたに地球を救ってほしいからです」「――は?」目覚めたとき、復讐代行屋・恨見は謎のマンションの一室にいた。殺人現場から逃走中、公安警察に追われ麻酔で昏倒したところまでは覚えている。だがまさかフィーと名のる朱色の瞳と髪をした美少女におかしな頼みごとをされるとは…。依頼人になり代わり、殺しもためらわず残忍な手法でつぎつぎと無念を晴らす恨見は、天から地球に舞い降りた不死鳥フィーに選ばれたのだ。「人間の醜さを最も効率よく教えてくれる愚かな人殺し」として。無垢な少女フィーに人の醜さを教え、彼女に憎まれることがすなわち地球を救う道だといわれるが?

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過去作よりずっとマシ

まあ、ありがちな復讐代行業の話。
復讐=殺しのやり方がちょっとえぐいが、これは他の作品でもある事。
古くは「ブラック・エンジェルズ」、今なら「外道の歌」などね。

本作は、冒頭からとんでもない設定を持ってくることで敢えてリアルさを薄め、その天真爛漫キャラを上手く生かして読みやすくしている感がある。
もともと「復讐代行屋」それも「殺し専門」となればリアルではないのだから、このぶっ飛んだ設定もアリだろう。

絵は相変わらずキレイであり、主人公とヒロインのキャラもありがちだが悪くない。
展開も予想ができる範囲とは言え、この手のダークな作品として平均程度の出来にあるのではないか?
(ただし、「外道の歌」のような深みは全然ありませんのでご注意を)

少なくとも、同じ作者の「私刑ゲーム」のような気分が悪くなるような作品ではないしね。


なお、表紙が全巻同じとなっているバージョンは実際は「単話売り」。
25ページ程度で通常165円なので、180~200ページで650円程度の通常の青年マンガ単行本と比べると2倍程度の価格設定となっているので注意。
「合冊版」なら3話構成70~80ページで通常495円。
これも単話売りと同じ価格設定。

「単行本版」なら7話構成で770円なので、単話売りや合冊版よりかなり安くなる。
とはいえ、160~170ページと少なめの量で770円は、他の青年マンガ単行本より2割程度は割高か。
であれば、この内容でわざわざ買うほどのものでは無いと思う。

#エモい #ドロドロ #ダーク

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2022年07月27日

購入済み

ストーリー設定が実に大掛かり

ストーリー設定が実に大掛かりというか大風呂敷を広げたところがある。それにしてはストーリー展開がややちまちましている感じが否めない。復讐ものであるから残虐なシーンが多いのはある意味当然であるが、やや不快な感じがする。絵柄は丁寧でなかなかに良い。フェニックスのシーンは意表を突かれる。

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2021年12月06日

購入済み

シリアスなのか、ファンタジーなのかよく分からないうちに1話が終わってしまった感じ。フィーの純粋無知感があまり好きではなかったです...。。でも続きは気になる。

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2021年07月05日

ネタバレ 購入済み

愛したものの寿命を奪ってしまう不死鳥の美少女に人間の醜さを教えて地球を救ってくれって色々と突っ込みどころはあるけど、掴みとしては面白かった。

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2021年09月26日

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