amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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わはは
愛すべき、バカマンガ。
まじめに読んだり、まじめに評価してはいけない作品。
なーんにも考えずに読んで、バカらしさに笑うべき作品だろう。
巻末のおまけマンガもなかなか面白かった。 -
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これは確かに新しい
日本の飛鳥時代をベースに、「八百万神(やおよろずのかみ)」と「鬼」をテーマにした作品。
この、日本古来の各地に根差した「多神教」をベースに各話を作り上げ、かつ個性的な神と多種多様な神器を登場させることで話を膨らませている。
この発想はありそうでなかったものであり、同じく八百万の神をベースとした「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」とも違う、新しいもの。
もっとも、影響を受けたであろう作品は色々見受けられる。
序盤のグロテスクな神の印象は「クトゥルフ神話」。
ただ、1巻でも後半になればクトゥルフ色が薄まり、より人間臭い「封神演義」っぽくなってきた印象。
さらに、1巻巻末の番外エ -
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もうひと声
ケンカに明け暮れていた少年が、ふとしたきっかけで剣道にのめりこむという話。
「剣道」ではこの展開は珍しいが、それ以外のスポーツであればゴマンと見てきた展開。
相応に独自の要素をプラスしないと、「ああ、よくある展開ね」となりかねない。
その点、本作はそこからの一押しが足りていない印象。
アツさはわかるけど、もう一歩何かが欲しい。
それともう一つ、「鬼子」という冒頭のみ出てきた設定を生かすためか、主人公の頭に角っぽいものが生えている。
角っぽく見えるくせ毛ってことなんだろうけど、これが猫耳・犬耳にしか見えず、非常に違和感を感じる。
結論として、酷評するほど悪くはないが、よくある熱血青春スポ -
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The 少年コミック!!
これぞ少年マンガ。
作者の言っている通り、王道(的?)少年マンガと言えるでしょう。
謎があり、チートな強さかつ、どこか抜けた天然キャラの主人公。
ぶっ飛んだ登場キャラ達の個性。
ギャグ要素の有る展開。
敵の一味でも、個々では結構いい奴たち。
どれをとっても王道的要素と言えるでしょう。
「ONE PIECE」や「RAVE」などに通じる要素満載と言えます。
一方で、現代的なひねりは少なく、あくまでも王道一本道。
新たな要素が少なく、どこかで見たような雰囲気に終始する点が、他の最新作と比べるとちょっと物足りない気もします。
まあ、それでもこの手の王道マンガが好きな -
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このノリ、いいね
よくある異世界チート系の話。
ただ、現実味を考慮せず話を膨らませており、予想のナナメ上を行く展開が心地よく、面白い。
「王道」っぽく見せておきながら全く「王道」ではない、狙った上でのハチャメチャさ。
それがすごく良い感じ。
例えて言えば、古い作品だが「カメレオン」のような「狙ったありえなさが面白い」という感じか。
これは原作者の狙いがズバリとハマったという事だろう。
マンガ版はCG絵ではあるけどキャラ絵が良く、読みやすい。
これは個人的に「リゼロ」や「転スラ」「このすば」並の秀作と言えるんじゃないかと思う。
ただ、アニメを見た後だとキャラ絵やストーリー上の細かい違いが気になってしまう -
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これは凄い
マリー・アントワネットのモード商だった実在の人物、マリー=ジャンヌ・ベルタンを主人公にした物語。
各話末のコラムでわかるように、作者がとにかく歴史を調べ、当時の雰囲気を忠実に再現している。
もちろん、マンガなので創作の部分も多いが、緻密な時代考証によってウソくささが全くない。
そして、ストーリー自体はこの手の王道であるマリー・アントワネットを巡る話。
これは、歴史好きと多くの女性にウケる作品になっていると思う。
その分、随所に「暗い未来」を暗示させる描写があり、それが悲しいが。
絵も非常にキレイで、かつデフォルメされた際のキャラも良い感じ。
マリー・アントワネットも非常に魅力的な少女とし -
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良作
ディスレクシア(読み書き困難症)の天才少年マジシャンと、その保護者となる青年との話。
ディスレクシアは海外ではかなり有名で、トム・クルーズやキアヌ・リーブス、オーランド・ブルームなどのハリウッドスター、スティーブン・スピルバーグやさらにはエジソン、ダヴィンチ、アインシュタインと言った人々もこの症状だったと言われているもの。
日本では文字自体の違いや、おそらく教育環境の違いもあってあまり有名ではないが、実は総人口の5~8%程度がこの症状を持っているとの事。
いわゆる特殊能力の「ギフテッド」とは違うものであるはずだが、欧米でのそうそうたるメンツを見る限り、やはり代わりに何かの特殊 -
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不思議な感覚
キャラ絵は完全に日本のマンガ風。
ストーリーも、冒険ものの王道のような展開。
でも、何か日本のマンガとは違う。
「ドラゴンボール」の英語版などを読んだことがあるが、そんな雰囲気か。
何が違うんだろうと考えたら…、コマ割りと文字数の違いだろうか?
とにかく、セリフの文字数が多い。
また、キャラを「引いた絵」が多く、全体的にごちゃついてしまっているイメージ。
この見立てが正しいのかどうかわからないけれど、やはり「日本のマンガではない」という雰囲気はある。
いや、日本でもマニアックなマンガだとこんな雰囲気もあるから、「大手出版社の大作っぽくはない」という感じかな? -
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うーん、合わない
すごい作品だとは思う。
読む人を選ぶというか、大多数の読者を置いてきぼりにしてでも、特定の人の心を揺さぶるような作品というか。
でも、結論として、自分には合わなかった。
2巻までしか読んでないけど。
まず、小説風の小難しい考え方や言い回しが鼻につく。
登場人物のほとんどがそんなキャラ。
現実で、そんな小難しい考えの人、たくさんいる??
登場人物たちの執着も異常な気がする。
これは特に2巻から強く感じた。
普通、そこまでして追いかけないでしょ、それでなくても、世の中理解できない事、うやむやな事なんてゴマンとあるんだから。
あとは、やたらドラマチックな展開になる -
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これまた新しいスタイル
世の中にあふれる「異世界転生」もの。
最初は勇者チートというシンプルなものから始まり、逆に弱いパターン、スローライフパターン、ハーレムもの、復讐劇等、様々なパターンで新鮮さを出そうとしている作品が溢れている。
本作は「セーブ・ロードでやり直せる」というパターン。
やり直し自体は「リゼロ」などでもあったが、本作はよりRPGのセーブポイントに近い設定で新しさを出している。
また、主人公自体はやり直しを繰り返してチートキャラとなっており、その経験等を生かして宿の客に修行を付けていくというストーリー。
本職は宿屋の主人という事で、スローライフ的な側面も取り込んだ上でオムニバスのよ -
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くだらない
単なる麻雀マンガ。
それを、村の伝統として昇華させたアイデア自体は新しく、評価すべきだろう。
が、その展開が強引過ぎてくだらなすぎる。
並のくだらなさではなく、稀に見るくだらない展開。
しかも、少年マンガだけあって初心者向けであり、麻雀のところだけを取ってもレベルが低い。
内容としては★1つで十分なレベルだが、アイデアの新しさだけは評価できるので1つオマケして★2。 -
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うーん
うーん、なんというか、惜しい。
発想自体はありがちではあるが、悪くはない。
ただ、まず画力が付いて行っていない感じ、
妹の絵が、もっと妖艶さと冷たさを持っていないと。
方向性はあっているんだけど、実際の絵がそこまで達していないというか…。
あと、ストーリー展開も露骨過ぎてありきたりかな。
最初から見せるのではなく、「まさかこの人が?ほんとに?」という展開にもっていった方が良かった気がする。
全体的に、方向性は悪くないけど、どこかで見たような話という感じ。
「究極のインセストサスペンス」と言うまでには至っていない。 -
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うーん
大作というほどではないけれど、今までにあまりない新鮮なテーマ。
ストーリーもその範囲内では王道的。
という事で、悪くないはずなんだけど、どうもしっくりこない。
絵も、ストーリーもゴチャゴチャしていて、スッと頭に入ってこない感じ。
これはもう、センスの違いかな。
好きな人はどうぞ。 -
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まだなんとも
よくある異世界もの。
この作品は、その中でも「陰キャで頭の回転の早い主人公が、頭を使って前へ進む」という類の者。
この派生ジャンルまで見ても、他にもあると言えるだろう。
マイナー雑誌の分冊版らしく、物語の入りは唐突で雑。
もうこれだけでちゃんと描かれた作品でないとわかってしまうのに、なぜ皆同じ傾向なんだろうか?
ひょっとして、エロ漫画の「裸シーン縛り」のように、余計な説明にページを費やすより、どんどん話を進めるべしというルールでもあるのだろうか?
絵は、決して上手いとも言えないが、汚いというほどでもない。
登場人物のキャラ設定はちょっと浅く、ありがち過ぎるかな?
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独特の世界観、空気感
戦争か環境破壊かで、人類が閉鎖空間のコロニー(アルコロジー)にしか住めなくなった時代の話。
さらに、その閉鎖空間内での戦争で多くのアルコロジーが廃墟となり、残った場所も電力不足を解決しないといずれ停止してしまうという状況。
1巻を通じて、いわゆる人間は主人公しか出てこない。
後は弟という存在も含め、全てロボット。
ゲスト的に登場するロボットはいずれも、廃墟となったアルコロジー内で、既に人間がいないことに気が付かず、大昔と同じような行動を取り続けているというもの。
このあたり、ロボットではあるが非常に切なさを感じる。
絵のタッチもこの手のジャンルとしては非常に柔らかく -
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これまた新しいスタイル
これまた新しいスタイルのゾンビもの。
ゾンビ出現→仲間がやられる→友情と恋愛感情が絡んだ人間関係の中、大切な人を守るために戦う
的なスタイルが従来型。
本作は初めからチートな強さかつ悲観していない女子高生2人が中心となるストーリーという事が新しい。
もっとも、個人的にこの手の代表作だと思う「ゾン100」ほどのインパクトはないかな。
本作はゾンビ系と、よくある「頭のいいキャラが考える戦略もの」の複合技という感じがする。
絵はかなりキレイな方であり、読みやすい。
ゾンビの絵は皆同じ顔になっているのがちょっとアレだけど。
という事で、気楽に読むならなかなか楽しい作品と -
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興味深い
ご存知、安彦良和氏の最新作であり、最後の作品になると本人が言っている作品。
今さらだが、氏は元々アニメーター。
「ガンダム」のキャラデザインなどをした後、マンガを描き始め、「アリオン」「ナムジ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「麗島夢譚」「ヤマトタケル」などの作品を描いてきた。
本作とガンダムでは、「戦争もの」という大きなくくりでは同じではあるものの、設定が全く異なり、不思議な感じがする。
が、近年の作品は歴史ものも多く、その流れではなっとくか。
絵はややゴチャゴチャしているものの、キャラ絵は慣れ親しんだものであり、違和感はない。
もっとも、本作と「ガンダム」等ではキャラの雰囲 -
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新しい視点
風俗実録レポート的なマンガはたくさんある。
また、風俗嬢側の立場で美化したマンガも数多い。
が、風俗と縁のない生活を送っていたリタイヤ後の元サラリーマンという視点は新しい。
過剰に美化することも無く、どちらかというと実録レポート的な要素が強いが、主人公のキャラが良いため味わいがある。
普通、この手の「素直で実直な人」を主人公にすると現実離れした考え方のキャラになりがちではあるが、それも年配者という設定なら違和感が少ない。
もっとも、感情移入できるのは私自身が相応の年齢になったから(このマンガの主人公の子供世代ではあるが)であり、20代くらいの時に読んだらそこまで感じないの -
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倉科遼テイスト
夜の世界のマンガで有名な倉科遼原作と言う事で読んでみた。
絵といい内容と言い、「ビジネスジャンプ」に連載されていた人気作「嬢王」シリーズにかなり似た雰囲気。
絵はちょっと違うので古い作品かと思っていたら、単に絵を描く漫画家さんが異なるのね。
シロウトっぽさの残る主人公の女性が夜の世界に入り、やり手の上司の元で成長していくというストーリーは、まさに「嬢王」と被る。
書かれた年代が不明だが、こちらの方が後になるのかな?
アチラと比べると、キャバとクラブの違いか、やや本作の方が落ち着いている感じはする。
絵はキレイだし、話の展開もドロドロし過ぎず、好感が持てる。
(もっとも -
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深い
Y氏の隣人のようなキャラクター絵に、ナニワ金融道のような出てくる店の名前…、かなり独特なタッチです。
一方、内容はもっと独特で、かつ深い。
この手の作品の場合、大抵は「ルポライター等による経験談」として短い話をベースに様々なエピソードを連ねていくものでしょう。
当作品も基本はこのパターンですが、全体に流れる大きなストーリーが最初から出てきており、中盤からはそれが中心になっていきます。
扱う内容も当然重く、またそれを少なくとも作者なりにしっかり向き合って考えたストーリー。
ジャンルも絵も「キワモノ」的ではありますが、それだけにとどまらず、深く考えさせられる作品です。
万人 -
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これで人気作なの??
原作は最近多い「小説家になろう」からの作品。
この媒体からは「リゼロ」「転スラ」「このすば」「魔法科高校の劣等生」等々、数多くの作品がアニメ化されており、「異世界転生系」の中心とも言える勢いがある。
が、この作品は…。
まず、絵が安定していない。
たまに「誰これ?え、主人公?」と思えるようなシーンがあるような感じ。
また、手書き感は良く出ているがゴチャっとしており、読みずらい。
ストーリー自体も、少なくとも1巻の段階ではありきたりかつ陳腐なもので、「リゼロ」「転スラ」のような深く練られたものが全く感じられない。
原作がどれほどの評価を受けているのは知らないが、なんでも -
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これは面白い
無料で4巻まで読んだが、これは面白い。
邪馬台国の卑弥呼となる人物が主人公という珍しいストーリー。
さらにその卑弥呼が、おそらく劇中1~2を争う人でなし(でも自分に正直で、魅力的)という設定が面白い。
ストーリー自体は、卑弥呼となる人物が機転を利かせて成り上がっていく話。
策略の仕掛け合いや戦闘シーンなど、「墨攻」などの戦場マンガを思わせる面白さがある。
また、少女マンガのような絵も美しく、書き込まれた背景も太古の昔を連想する趣があって良い感じ。
強いて言えば、細部の設定に煮詰めの甘さがある点が気になるが、ストーリーの面白さの前では些細な問題。
(当時「後漢」とは言っていないだろうとか -
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悪くはない
存在を知らなかったけど、2004年の中盤から1年ちょっと、「少年サンデー」に連載されていたのね。
少年マンガとしてはちょっとダークであり、異色。
ジャンプっぽくもなく、かといって週刊サンデーやマガジンともちょっと違う、別冊系などのちょっと違う雰囲気を感じる作品。
絵は、決してうまくない。
静止画はいいが、動きが荒い感じ。
キャラも、立ち切っていない。
特に、主人公と九蓋という肝心の2人が弱い感じ。
あと、展開がちょっと雑で、勝手にどんどん先に進む感がある。
実際、1年ちょっとで連載終了(打ち切り?)しているので、展開が早いのかも。
全体的に、別冊系(小学館 -
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すごいぞこれは!
なんていうか、すごい作品。
ありきたりなゾンビものでこの展開、世界中を探してもこの作品だけじゃないだろうか?
そして、すごく爽快。
暗くなりがちなゾンビもので、主人公コンビのこのポジティブ思考は見ていて気持ちがいい。
出てくる用語などは最新のビジネス用語等も多く、適当に書いただけではないだろうというのが伝わってくる。
展開はもちろんハチャメチャだが、そんなの全く気にならない。
これはゾンビものとして新境地に達したと言えるんじゃないだろうか?
ゾンビ好き、嫌いを問わず、取り合えず多くの人に読んでもらいたい秀作!
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この絵はどうした!?
「ANGEL」「校内写生」「桜通信」などで色々話題の作者、遊人。
今40代半ば以降の男性には、今だ強烈な印象が残っている人も多いんじゃないだろうか?
上記作品が1988~1995年に描かれているのに対し、本作は2001年の作品。
つまり、この作者としてはかなり後の作品になると言えるだろう。
が、この絵はなに!?
今よくある「ロリ美少女系ネットゲーム」にありがちな、個性のない絵になってしまっている。
「ANGEL」(ちょっとあだち充を意識している?)や「桜通信」(もっともこの作者らしい絵だと思う)の頃の方がずっと女性キャラがかわいく、キレイに描けていたと思う。
この -
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まあ、普通に…
吉原の制度が現代で復活したとし、そこに花魁候補として入った女性の話。
全体的な話は、キャバクラが舞台の「嬢王」などと似た雰囲気。
それが吉原になったという感じですね。
まず、絵は基本的にかなりキレイ。
主人公も美しく、この点はこの手の作品として非常に大事な部分をクリアしていると思う。
(ただ、たまに表情が怖くなる)
あとは…、全体的に甘めなところがやや気になるかな。
期待の新人とは言え、そんな事許される世界じゃないだろうという。
設定上は厳しい世界でも、少なくとも日常はかなり甘い世界に描かれているようで、そこが少し現実感が無く、マンガ的。
また、主人公が普段のおどおどしている時と、啖呵 -
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期待外れ
劇画風の表紙の絵、グランドジャンプのレーベル(実際はめちゃコミ向けの配信作品のようですが)からして、オトナのシリアスな話かと思って期待して読んでみた。
が、ガッカリ。
作品自体の絵はかなりキレイだが、表紙のタッチとは異なる、まあよくある青年誌系の絵。
そして何より、内容がありえないもの過ぎてツマラナイ。
先にドロドロの展開ありきで、細かいストーリーを後から取ってつけたような印象。
だから、脈絡なく話が展開したり、現実的にありえないような話がポンポン出てくる。
ホステスなど「夜の世界」の描写も甘く、知らない人が「こうなんだろうな」と想像しているレベルのもの。
人間関係も -
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章区切りの回
芸華祭編が完結する回。
ドキドキする展開が続いた後、ドラマチックな結末を迎える。
この流れはかなり良いし、その後のエピローグ的な話もなかなか良い。
が、最後の、次の新章への布石の所がちょっと…。
連載のタイミングもあったのか、高校3年最後の時期という割には、あまりにも駆け足すぎる展開。
高校の卒業、千雪との関係、心との関係、そもそも大学はどうしたのか、芸華祭で名刺をくれた人はどうなったのか、等々。
後で振り返りとして触れられるのかもしれないが、かなり重要なポイントも多く、それらを端折ってわずか40P程度で春まで進むというのはさすがにどうかと思う。
この点が非常に残 -
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輝いてる
無料キャンペーンで一気に10巻まで。
キャラ絵は当初若干癖を感じたが、すぐに慣れる。
ベテラン漫画家に多い、独特の味のある絵で、女の子ばかりで数多いキャラを描き分けている印象。
ストーリーは王道のスポーツ部活もの。
青春青春しており、登場人物たちがキラッキラに輝いている。
特に主人公、このキャラは良い。
読んでいるだけでこちらまで元気が出てくるようなキャラ。
また、ここまでのところ「悪いキャラ」が1人も出てきていないのがいい。
あと、1巻あたり数度のウルっと来る場面がある。
それほど感動する場面でも、泣かすような場面でもないのに何度もウルっと来るのは、柔道ならではの1本が決まった際の印 -
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もっと深みを!
発想は悪くない。
なかなかにして斬新なパターンではある。
ただ、その先の話の膨らませ方がなあ。
この手の話って、やりすぎると当然読者も引いてしまう。
表現を一歩間違えると、社会問題にもなりかねないしね。
一方、ぬるいというか、子供っぽい要素で誤魔化そうとすれば読者は関心を失う。
結果として、物理的ではなく、心理的に追い詰めるサイコスリラー的な展開が理想。
それも、表面的ではなく、内面にじわじわ来るような。
この作品は、そこまでは行っていない。
結局、子供っぽいドタバタで終わっており、ある意味ギャグマンガになってしまっている。
その方面を目指すならそれでも -
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やはり面白い
「神様ドォルズ」と同じ作者。
本作の方が5年ほど前に描かれていたという事もあってか、絵のタッチが少し異なる。
「神様ドォルズ」では線の細い描き方だが、本作では線が太く、力強い。
その分、比較すると雑とも言えるかもしれないが、キャラの絵などはこの段階でも十分キレイ。
ストーリー自体はSFもので、「神様ドォルズ」とは系統が違うが、独特な世界観という点では共通している。
初めに核心に近い謎を見せておいて、その後物語の中で少しずつ世界の仕組みが明らかになるという手法は、よくあるものだが個人的には大好物。
まだ最後まで読んでいないが、この先どういう展開になるのかが非常に気になる。 -
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駄作ではないけど…
テーマがストーカーという事で過剰反応する人もいるかもしれないが、それはマンガの世界という事で。
リンチや殺人などがテーマの作品もたくさんあるんだしね。
そういう前提で見れば、クソマンガというほどではない。
絵は決して上手いとは言えないが、十分読みやすいレベル。
なーんにも考えず、ヒマつぶしに読むなら別に構わないだろう。
が、なんかもう1つ物足りない。
それが何かと考えてみると、「深み」かな?
怪異とか超能力とかそう言うのを抜きにして似た作品としては、「怨み屋本舗」シリーズなどがあるだろう。
古くは「のぞき屋」、エグくすれば「スモーキング」なども系統としては近いと言え -
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発想は新しい
異世界転生もの。
Lv1で弱そうだけど、チートスキルで無双化というパターン。
これ自体は極めてありきたり。
絵は女の子は良いが、特に主人公のグラが冴えず、また転生前がブラック企業というのもありきたり過ぎてツマラナイ。
ましてや、ブラック企業と同じような状況の人を庇ったり、使用者を諭すところなんてもう最悪。
あと、HPを「S」とかで表すのもなんか意味不明。
ただ、この世の全てがダンジョンのドロップアイテムで出来ており、そのドロップの質と量を向上させるのがチートスキルってパターンは他に無く、非常に新鮮。
キャラ絵はなんとか慣れるし、ブラック企業絡みはあまり頻繁に出て来ないのでまだ我慢できる -
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なんとタイムリーかつシュールな
なんとタイムリーかつシュールな作品なんだろう。
言わずと知れたロシアの「プーチン大統領」を元ネタにしたマンガ。
この手の人物がサブキャラとして登場程度なら他の作品でもあるだろうが、主人公としていじってくる作品なんて他にはないだろう。
しかも、ちょっといい人として描かれているのも何ともシュール。
しかし、これだけ売れて問題にならなかったんだろうか?
そして今のウクライナ情勢から来るプーチン批判の嵐。
そんな中、2022年3月26日発売の「月刊少年シリウス」では、なんとこのタイミングで本作品が表紙&巻頭掲載!
これ、大丈夫なんだろうか?
さすがに表紙では主人公が小さめに -
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今度の展開は気になる
よくある「異世界もの」。
本作は、「現代人の転生」という多くなファクターが抜けている一方で、「スローライフもの」「もと勇者パーティーで追放された」という派生要素が付与されているパターン。
おそらく、大きな流れとしては自分を追い出した勇者の仲間を倒し、勇者の心を取り戻すという流れになるんだろうが、それだとスローライフではなくなる。
あくまでもスローライフをメインに、少しずつその核心に近づいていくというパターンなんだろう。
一方、かなり初期から出てくる主人公の仲間、リットのキャラ設定がちょっと都合よすぎる感もある。
お姫様でありながら辺境で冒険者をやっている点、それでいて庶民 -
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発想はGOOD
異世界ものではないが、現代社会から一部の地域が謎の世界に飛ばされたという話。
世界観が不気味かつかなり新鮮であり、これだけで高評価。
昔はやった「LOST」などの謎&不条理系を彷彿とさせる。
主人公たちはまだ子供のグループ。
最年少の2人が無茶をして足を引っ張るというのは、昔のアニメ等でよく合ったパターン。
ここがありきたりでちょっとね、という感じ。
絵はそれほどうまくはないが、とりあえず読みづらさは皆無。
子供が主人公だからか、「大人」特に男性が単なるおっさんだらけなのは少し気になるが。
あと、子供が主人公の割には、結構なグロ描写も多い。
世界観は良いが、もう少しひねってブラッシュア -
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一言で言ってしまえば…
一言で言ってしまえば、「異世界ハーレムエロマンガ」。
現在あまたに存在する「異世界転生もの」。
当然、新しい趣向を取り入れないと注目すらされない。
本作は、大きな流れで言えば「異世界チート勇者もの」ではあるが、勇者としてのスキルというより、人間そのもののにチート能力を持たせているという面では少し新しい。
さらに、人間そのもののチートという事で、よりエロな方向に親和性を持たせている。
が、結局は「チート勇者」と流れ的にはほぼ同じ。
転生前にブラック企業で働いていたということなども含め、そこまで目新しいものではない。
後は、ロリ系のかわいい絵とエロさでカバーしてい
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