ゴールド
レビュアー
  • ロメリア戦記~伯爵令嬢、魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織する~【分冊版】 1巻
    無料版購入済み

    なかなかよさげ

    「転生」ではない「異世界もの」の作品。
    魔王を倒した後で主人公が干されるというパターンは、他にもチラホラ見られ、特別あたらしいものではない。
    また、主人公が緻密な計画の元に組織を作り上げるというパターンも、最近の異世界ものではちらほら存在する。
    ストーリー自体も、よく考えればありきたりでもある。

    という事で、特別新鮮な流れではないが、絵と雰囲気が良い。
    特に絵は、この手にありがちな安直な感じではなく、大作感を感じさせるもの。
    主人公のつかみどころのないキャラも、わかりやすさを追求して安直なキャラ設定の作品が多い中では良い感じ。

    原作は「小説家になろう」発らしいが、この絵と

    #カッコいい #アガる #深い

    0
    2022年08月01日
  • メイドインアビス(11)
    購入済み

    待ちわびた

    例によって1年ぶりの最新刊。
    毎回の事ながら、いきなり最新刊を読むと過去の話やキャラ詳細を忘れており、一度前の巻に戻って読まないといけないのはご愛敬。
    年1巻ずつだと、完結まであとどのくらいかかるんだろうか?
    少なくとも5年、場合によっては7~10年かかるのかも。

    本巻は、次章へのつなぎの話と言った感じ。
    淡々と移動し、新キャラのエピソードが入った後で新たな複数キャラとの出会いで終わる。
    次巻以降、おそらく第七層へ突入していくことになるのだろう。
    新たなる登場人物との出会いは、非常に興味をそそる。

    一方で、相変わらず余計な作者の趣味がワンポイント入っているのはいい加減勘

    #エモい #深い #ドキドキハラハラ

    2
    2022年08月01日
  • 神様ですげェむ(1)
    購入済み

    ありがちではある

    よくある、「ゼロサムデスゲーム」系の話。
    まあ「神さまの言うとおり」系と言えばわかりやすいだろうか?

    グロさは他の作品をもしのぐほどのレベル。
    ただこれは、血など一部がカラー描写であるという配信マンガならではの要素によるものが多いと思われる。
    もし完全モノクロなら、そこまでのインパクトではないだろう。

    特段練られたストーリーと言う訳でもなく、誰でも安易に構想できそうな内容で、この点は評価できない。
    絵も独特の不気味さはあるが、上手いというほどでもない。

    ただ、主人公が意外なキャラだったりと、ちょっとした遊び要素で意表を突いてくる面はある。

    全体的に、褒められるよ

    #怖い #ダーク #ドロドロ

    0
    2022年08月01日
  • 鉄のラインバレル 完全版(1)
    無料版購入済み

    読みにくい

    そもそも、ロボットアニメの動きをマンガで再現するのは難しいと思う。
    動きの激しいロボット同士の戦いは、アニメで見るべきなんだろう。

    というわけで、本作もキモである戦闘シーンが非常にわかりづらい。
    フルカラーならともかく、白黒のマンガでどちらが攻撃しているのか、何が破壊されたのかなどが分かるはずがないと思う。
    仕方ない事だけど、大きなマイナス点。

    ストーリーは…、いかにもロボットアニメ的。
    エヴァやガンダム的な中二病の主人公。
    当初リアル路線だったはずなのに、いきなり非現実的になる展開。
    いかにもって感じ。

    この作品をアニメで見れば、それなりの出来になるんだと思う。

    #切ない #アガる #アツい

    0
    2022年07月31日
  • 犬と屑(1)
    無料版購入済み

    リアリティがない

    なにこのリアリティの無い展開。

    ・大人しく、文句も言えない主人公のくせに、心の中ではやたら毒舌。
    ・明らかに秀司と何かあったとミエミエなのに、最後まで気が付かない。
    ・そのくせ、妙なところではやたら大胆。(彼女いたことがないやつが、いきなり家に泊まりに来いとか言うか?)

    全く持って作者の都合に合わせた展開で、違和感しかない。

    絵だけは非常にキレイなので、それ目的で読むならいいけれど。



    #胸キュン #ドロドロ #ダーク

    0
    2022年07月29日
  • 君が獣になる前に(3)
    購入済み

    3巻まで読んでみた

    3巻まで読んでみた感想。

    ちょっと「テセウスの船」の影響を受けすぎているという気がする。
    あと、はやりの「東京卍リベンジャーズ」もあるかも。

    謎が謎を呼ぶ展開自体は悪くないけど、細かい所でのツッコミどころが多い。
    例えば3巻で琴音が主人公に会いに来る場面。
    なぜあの時(または他のタイミングで)二人の隠し事を全て無くすように話し合ったりしなかったのか?

    最初の時間軸で「私を止められたのはお兄ぃ…、あなただけだったのに」とまで言われておいて、あの場面でなぜ隠し事をするのか、また琴音の本音を聞きださなかったのかが全く理解できない。

    あと、わざとらしく出てくる黒幕、これも

    #深い #ドキドキハラハラ #ダーク

    0
    2022年07月29日
  • セシルの女王 1
    無料版購入済み

    これはなかなか

    「あさひなぐ」のこざき亜衣の次回作。

    「あさひなぐ」が現代のメガネっ子を主人公とした、なぎなた部での青春部活物語であったのに対し、本作はガラリと毛色を変え、近世チューダー朝期のイギリスを舞台とする。

    主人公はエリザベス1世を支え続けた重臣ウィリアム・セシル。
    物語はエリザベス1世女王の戴冠の時から始まり、すぐに過去に戻って「ブーリン家の姉妹」でも有名なアン・ブーリンを中心としたエリザベス1世生誕の時の話となる。

    まず、前作とのこのテーマの大きな違いがすごい。
    長期連載かつ人気作であった前作の匂いを全く残さず、新しいテーマに臨むという作者の意気込みは素直に評価すべきだろう。

    #エモい #タメになる #ドロドロ

    3
    2022年07月29日
  • 君が獣になる前に(1)
    購入済み

    これまたすごそう

    「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」の作者さの隆の最新作。
    まあ、一言でいうなら、「日常版東京卍リベンジャーズ」という感じ?

    前作がすごい話だったので今回も期待をしていたが、冒頭からその期待を裏切らないようなすごい展開。
    もっとも、「日常に潜む狂気」的な話から、非日常的な話になってしまった感はあるけれど。

    現段階では全く先が読めず、どう展開していくのかすら想像できない。
    また、どうしても「東リベ」や「テセウスの船」を意識してしまう内容も少し気になる。
    が、この作者ならそれなりの内容にまとめてくるという期待を込めての点数。

    一方、絵に関しては前作と同じ系統ではあるが、線がやたら

    #ドキドキハラハラ #深い #切ない

    0
    2022年07月29日
  • 横浜線ドッペルゲンガー 1
    無料版購入済み

    ちょっと懐かしい

    昔どこかで読んだマンガに似ているなと思ったら、まさにこの作品の連載時にしばらく読んでいた記憶でした。

    8年ぶり?に読んでみたけど、まず絵が下手。
    下手なのに決めポーズ的なものを取るのが余計変。
    また、キャラも強調しすぎていて濃すぎる感じ。
    刑事の変な方言とかね。

    全体的にデビュー作という事もあってか、稚拙な感じ。

    そしてストーリー。
    発想は面白いけど、表現が安易。
    犯人探しも良いけど、まずは過去の自分に完全なアリバイを作らせたうえで、自分が動くというのがスジじゃないかな?
    アリバイ無しだと同じことを繰り返すというリスクが生じるのは、誰でも考えるでしょ、普通。

    #ドロドロ #深い #ダーク

    0
    2022年07月29日
  • エイジング―80歳以上の若者が暮らす島― : 1
    無料版購入済み

    何とも評価しづらい

    初期段階では評価しづらい作品。

    取り合えず、絵は上手くない。
    正面からのキャラ絵はまずまずでも、動きのあるシーンのデッサンがおかしい。

    で、肝心のストーリーだが、1巻の時点ではよくあるC級マンガと言った感じ。
    ちょこちょこツッコミどころのある展開や設定などが安っぽく、「練られた作品」という感じはしない。

    ただし、2巻以降を見る限りではスケールがそれなりに大きくなり、更なる謎が増えていく感じ。
    この感じ、何かに似ていると思ったら、昔見たアメリカのドラマ「LOST」のような謎が謎を読んでよくわからなくなるような展開。
    私自身はあれに付いていけなかったが、それを面白いと思う

    #ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

    0
    2022年07月28日
  • 麗島夢譚(1)
    無料版購入済み

    興味深いテーマではある

    ご存知、「ガンダム」のキャラクターデザインをしていた安彦良和のマンガ作品。

    本作は「月刊COMICリュウ」にて2006年11月号~2012年9月号まで不定期に連載されたもの。
    代表作とも言える「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の連載が「ガンダムエース」2001年6月号~2011年8月号なので、時期がほぼ被っている。
    THE ORIGINのオデッサ編開始となる15巻の発売が2007年5月なので、ほぼその頃から本作の連載が並行して始まったということだろう。

    一方、1巻の巻末マンガなどを見ると、本作の構想自体は1990年代後半からあった様子。
    (この巻末マンガの執筆が200

    #笑える #ドキドキハラハラ #タメになる

    0
    2022年07月28日
  • 終末の復讐代行屋1 愛する者の寿命を奪う少女 前編
    購入済み

    過去作よりずっとマシ

    まあ、ありがちな復讐代行業の話。
    復讐=殺しのやり方がちょっとえぐいが、これは他の作品でもある事。
    古くは「ブラック・エンジェルズ」、今なら「外道の歌」などね。

    本作は、冒頭からとんでもない設定を持ってくることで敢えてリアルさを薄め、その天真爛漫キャラを上手く生かして読みやすくしている感がある。
    もともと「復讐代行屋」それも「殺し専門」となればリアルではないのだから、このぶっ飛んだ設定もアリだろう。

    絵は相変わらずキレイであり、主人公とヒロインのキャラもありがちだが悪くない。
    展開も予想ができる範囲とは言え、この手のダークな作品として平均程度の出来にあるのではないか?

    #ダーク #ドロドロ #エモい

    1
    2022年07月27日
  • 私刑ゲーム1
    購入済み

    これはちょっとね

    グロもスプラッターも別に否定しないが、これはちょっとね。
    無意味かつ残酷すぎる設定・描写で嫌悪感を感じてしまうレベル。

    これを「楽しい」と言っている人は、どこかネジが緩んでいるんじゃないだろうか?

    過激にすればいいってもんじゃないだろうに。

    #ドロドロ #ダーク

    0
    2022年07月26日
  • ミツカイポリス【合冊版】1
    購入済み

    悪くない

    まず、絵がキレイ。
    墨を強調したような絵は、「LIAR GAME」の甲斐谷忍にも似たタッチかな。
    主人公やヒロイン等の絵はイマドキの美しさで、かなり読みやすい。

    一方、内容は冒頭から結構なグロさ。
    ヒロインもしくはそれに準じた存在になるのかと思われたキャラがアッサリ殺されるなど、ちょっと予想外の展開。

    現実味があるのかと言われれば無い内容だが、この設定ならそれも納得。
    異能力を持った者同士の戦いという事で、ありがちなパターンではあるが普通に面白い。
    ずば抜けた魅力があるわけではないが、ヒマつぶしに読むなら十分ありのレベル。

    問題点を挙げるとすれば、その売り方か?

    #ドキドキハラハラ #笑える #ダーク

    0
    2022年07月26日
  • 鬼獄の夜 単行本版 1
    無料版購入済み

    残念

    絵はかなりキレイ。
    鬼やモンスター?の造形も、全体の雰囲気も悪くない。

    が、展開が安易すぎ。
    最初に迷い込む際の流れとか、その他もろもろが強引で自然ではない。
    これじゃ、B級ホラー映画と同じ。

    この素材を生かしてもっとストーリーを捻っていれば、かなり面白い作品にもなりえただろうに、残念。

    あと、エログロありなので苦手な方はご注意を。
    エロは無意味かつ唐突であり、グロは…結構強烈。

    #ドロドロ #怖い #ダーク

    0
    2022年07月25日
  • 奈落のふたり(1)
    無料版購入済み

    展開がね…

    絵は少女マンガっぽくてかなりキレイ。
    テーマ自体も、悪趣味ではあるけれど悪くはない。

    ただ、実際の展開がね。
    「なんでそうなるの?」とツッコミを入れたくなることが多い。
    こういう作者の都合でしか物事が展開しない作品はロクなもんじゃない。

    1巻しか読んでいないのでまだ評価を下すには早い(それだけテーマ自体は興味深い)かもしれないけど、今のところ単なる下世話な話。
    今後の展開もあまり期待できそうにない。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

    0
    2022年07月25日
  • クロスゲーム 17
    購入済み

    最後まで読んでみて

    当初、あだち充の「野球マンガ」としては既視感が多く、ちょっとインパクトに欠けるかなという印象だった本作。
    最後まで読んで、その方向性の違いが少しわかってきたような気がします。

    本作は、「H2」や「ラフ」などの名作のような恋愛ドラマ要素は少なめとなっています。
    これは、主人公とヒロインの双方にとって大事な存在がいたという事と、ヒロインが男の子っぽい考え方という事にもよるでしょう。
    主人公はあだち充作品定番の「やや天然キャラ」で、ヒロインも「主人公に非常に似ている」という面もあるかも。

    結果として、揺れる心の描写というのは少なめで、どちらかというと「恋愛感情の見えない、性格の良さ

    #癒やされる #ほのぼの #アツい

    0
    2022年07月25日
  • 紫雲寺家の子供たち 1巻
    ネタバレ 無料版購入済み

    まだ何とも…

    「かのかり」の作者宮島礼吏の新作。
    まさかの脱マガジン、脱講談社とは驚き。

    お金持ちの家の多人数きょうだい、特に女性は美女ばかり…、なんか既視感のある設定。
    最近では「五等分の花嫁」とかね。
    きょうだい間の秘密にしても、この人数ではともかく、過去にいくつもあった。

    「かのかり」の入りは非常にインパクトのあるものだったが、本作の入りは静かで、説明っぽい。
    早々に「秘密」が明かされるが、「かのかり」の様なテンポの良さは今のところ感じられないかな。

    大きな流れ自体は容易に予想できるが、具体的な展開は今の段階では読みづらい作品。
    ちょっと「きょうだい」が多すぎて覚えるのに苦

    #胸キュン #ほのぼの #癒やされる

    0
    2022年07月22日
  • 徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~ 1
    無料版購入済み

    興味深い話

    原作者に「井手久美子」とあるが、この人こそが作中に出てくる「久美子様」その人。
    江戸幕府最後の将軍徳川慶喜の七男で、徳川慶喜公爵家2代目となった徳川慶久の四女にあたる女性。

    彼女は2018年7月に95歳で亡くなったが、その1ヵ月前に「徳川おてんば姫」という自叙伝を出しており、本作はこれを原作としているのだろう。

    まず、絵は少女マンガっぽい雰囲気で、非常に読みやすい。
    また、本人が原作とあってか時代考証等もしっかりしており、当時の華族の生活を知るうえで興味深い作品。

    一方で、当時の華族は「夢のような貴族生活」を送れたわけではない。
    実際、「久美子様」の兄で徳川慶喜公爵家3

    #タメになる #深い #カッコいい

    3
    2022年07月20日
  • KATSU! 1
    ネタバレ 購入済み

    新鮮で面白いけど…

    全巻読んでのネタバレ感想。

    あだち充の作品は、いくつかのパターンに当てはまる。
    まずは、野球漫画か否か。
    前者はナイン、タッチ、H2、クロスゲーム、MIXなど、いわゆる代表作と言われるものが多い。
    実際に読んでみても、安心感・安定感がある一方で、パターンはかなり限られる。

    後者はみゆき、ラフ、スローステップ、いつも美空など。
    王道ではないが、いつもとは毛色が異なり名作も多い。

    本作はボクシングマンガであり、後者にあたる。
    ボクシングはタッチの頃からもちょくちょく出てきているが、ここまで前面に押し出したのはスローステップと本作くらいだろう。

    また、あだち充作品の

    #アツい #胸キュン #アガる

    0
    2022年07月20日
  • ラフ 1
    購入済み

    やっぱり一番の名作

    久々に通しで全巻読み、やはりあだち充の最高傑作だと改めて思いました。

    代表作は「タッチ」であり、もっともあだち充らしい名作は「H2」だとも思いますが、作品として最も惹かれるのは本作の方。

    ツンデレ系で非常に魅力的なヒロイン亜美、真面目一辺倒ではなく適度に抜けている点が素晴らしい主人公圭介、そして魅力的なサブキャラクター達が非常にいい味を出していると思います。
    これは、あだち作品では珍しい「寮生活」という舞台によってより濃くなっているのかもしれない。
    一つ屋根の下で生活を共にしているからこそ生まれたエピソードも多いですしね。

    ちなみに本作のヒロイン亜美は、個人的にあだち充作

    #胸キュン #エモい #アガる

    0
    2022年07月19日
  • クロスゲーム 1
    ネタバレ 無料版購入済み

    タッチのバージョン違い

    あだち充の王道と言える野球がテーマのマンガ。

    その中でも、本作は大きな流れが「タッチ」に非常によく似ている印象を受ける。
    主人公たちの関係や運命(これはタッチとは逆パターン)、また野球部内での監督との確執等々。

    その為、安心感も非常に大きい一方で、既視感もかなりある。
    また、読者としてはやはり最初の若葉の印象が強く、本作の展開は完全にはスッキリしないという考えも芽生える。

    そういう意味で言えば、タッチやH2、MIXなどと比べると少し評価が下がるかな。
    でも、普通に面白く、またあだち充らしさも全開なので、ファンには(そうでない人も)ぜひ読んでもらいたい。

    #エモい #切ない #胸キュン

    0
    2022年07月19日
  • 彼女、お借りします(27)
    購入済み

    ようやく新展開に!

    ここ5巻分くらい煮え切らないグダグダな展開が続き、いい加減飽きが来ていたところだが、そこを抜け出すと話が一気に進み始めた感。
    今までの遅延行為を考えると、この急展開は予想以上であり、驚き。

    取り合えず、マミとの件にまずはケリを付け、次いでるかとの件を時間を割いて終わらせ、最後にメインヒロインと向き合う…というのが今後の流れだろう。
    そう思うと、今の急展開は話が速すぎるので、またどこかで急停車するんだろうか?

    クラファン編~21巻での余韻までのドラマチックかつドキドキする展開をもう一度取り戻すよう、期待しています。

    #ドキドキハラハラ #エモい #胸キュン

    0
    2022年07月19日
  • タッチ 完全復刻版 1
    無料版購入済み

    国民的作品

    ご存知、あだち充の代表作にして、国民的と言える作品。
    アニメの最高視聴率31.9%は日本のアニメ単話として歴代7位、平均視聴率も25.6%と今では信じられない数字を記録した。

    久しぶりに読み返してみると、さすがに言い回しや表現等で古さを感じる面も多い。
    が、後のH2やMIXの原点ともなったやり取り・展開は、まさにあだち充の王道とも言えるもの。
    時代からくる違和感はすぐに無くなると思う。

    結果として、今でも十分通用する偉大な作品という評価には何の変わりもない。
    連載開始は1981年で、今から40年以上も前。
    それでこの内容は凄いの一言。
    (そのさらに40年前と言えば、戦時

    #笑える #胸キュン #切ない

    0
    2022年07月13日
  • さよなら絵梨
    購入済み

    この作者の作品で一番好き

    「ルックバック」に続く、今最も話題になると言っても過言ではない藤本タツキの最新作。
    実は、春に無料で公開された時点で既に3回+α(断片読み)していたのですが、単行本化されてまた読みたくて買ってしまいました。

    「ファイアパンチ」「チェンソーマン」といった過去作でも、主要キャラが映画好きという設定があり、かなり踏み込んだ見解が語られていましたが、本作はまさにその「映画」をテーマにした作品であり、藤本タツキの映画愛と映画への見方がよく分かります。

    実際、この作品の中にある「映画という完成された映像は、それがドキュメンタリー作品であったとしてもどこまで事実を表しているかは録った人にしかわ

    #シュール #深い #感動する

    0
    2022年07月07日
  • ゴリラーマン40(1)
    無料版購入済み

    相変わらずの味わい

    昔懐かしのゴリラーマンの続編。
    今回は、当時の主人公たちが40歳になった時点での話みたい。

    さすがに香織ちゃんは出ないかな。
    40歳になった香織ちゃんを見たいとも思わないし。

    ゴリラーマン自体は、昔より人間っぽい顔つきになった気がする。
    今回の見た目なら、実際に居てもおかしくないレベルに。

    藤本は大きく変わった印象。
    その他のキャラも出てくるのかどうか、楽しみではある。

    また、女性キャラの見た目も変わった。
    以前の「工藤静香系」だったのが、すっかり今風の見た目に。
    「BECK」や「RiN」っぽくなったというのかな。
    (男性キャラやモブ女性キャラの見た目は、

    #笑える #エモい #アガる

    1
    2022年07月06日
  • キメツ学園! 1
    無料版購入済み

    これはいい

    オリジナルと違う作者の描くスピンオフ作品。
    このパターンだとキャラ絵の雰囲気が異なることが多いが、この作品はキャラ絵、内容ともに原作の雰囲気を良く引き継いでいる。

    という事で、「鬼滅の刃」の世界観、特に公式スピンオフである「キメツ学園」のノリが好きな人ならかなり満足のいく作品だと思う。

    原作は既にとっくに完結し、アニメの「刀鍛冶の里編」もいつ始まるかまだ発表されていない状況。
    待ち切れないというファンにはピッタリだと思う。

    #癒やされる #ほのぼの #笑える

    0
    2022年07月04日
  • 大奴隷区 君と1億3千万の奴隷 1
    無料版購入済み

    残念

    前作「奴隷区 僕と23人の奴隷」は結構好きだった。

    SCMの発想や設定も丁寧でよく、何よりも登場キャラが魅力的。
    主人公である荒川エイアは見た目も性格も非常に魅力的だし、その他の主要キャラもそれぞれ1本芯が通っている人が多かった。

    それが、本作ではまるで感じられない。
    同じ「SCM」という発想を用いた、単に趣味の悪いB級ドロドロマンガになってしまったかのようで、非常に残念。

    #ダーク #ドロドロ

    0
    2022年07月04日
  • 絶対にヤッてはいけない異世界召喚(1)
    購入済み

    これはこれであり

    原作未読だが、この(実はシビアだけど)ゆるーい展開とゆるーいキャラ、これはこれでアリだと思います。
    ちょっと「このすば」っぽいというか、よりゆるいというか。

    まあ、内容に深いものがありそうって訳ではないので、あくまでも気楽に読むという感じだけど、嫌いではないです。

    #萌え #笑える #ほのぼの

    0
    2022年07月01日
  • ビジャの女王 (1)
    購入済み

    面白いのは認めるが

    モンゴル帝国にインド墨家?
    まるで「墨攻」みたいだと思ったら、「墨攻」のマンガ版の作画だった人の作品なのね。

    話自体は墨攻に似て、すごく面白い。
    イマドキあまり見ない劇画調の絵も、この内容なら合うでしょう。

    ただね、歴史を舞台にしているならばもっと時代考証をリアルにして欲しい。

    まず髪型。
    モンゴル人は辮髪の系統であり、モジャモジャ頭や長髪はおかしい。

    インド墨家というのも調べたが、やはりそんなものは存在していないし、秦の統一以降、墨家の活動は世界中で確認されていない。

    アメダバ=アーメダバードではないかと思われる(地図上の場所も一致)が、そもそもアーメダバ

    #アガる #カッコいい #エモい

    0
    2022年06月29日
  • 艦隊のシェフ(1)
    無料版購入済み

    食傷気味のジャンルだが…

    ダンジョン飯など、様々なジャンルで見られる料理系マンガ。
    正直、もうお腹いっぱい感も強いのだが、これはまた新しい。

    内容が内容だけに読む人を選ぶだろうが、比較的考察もしっかりされていそうだし、好きな人には非常に興味のわくジャンルなのではないだろうか?

    ちなみにこの駆逐艦のモデル、少なくとも1巻の段階では「磯風」ですよね。
    ミッドウェー海戦で空母蒼龍の沈没を看取り、乗組員の救助を行って「千代田」へ引き渡したのは磯風です。
    読み進めると、別の艦のエピソードも混じってくるんだろうか?



    #切ない #アツい #ほのぼの

    0
    2022年06月29日
  • 銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー 1
    無料版購入済み

    ちょっと無理

    オリジナルをかろうじて知っている世代。

    冒頭の街並みやメカ描写はオリジナルを彷彿とさせ、期待してしまった。

    が、キャラ絵が全然ダメ。
    誰ですか?、この主人公は。
    キャラまで変わってるし。

    ストーリーも、今までのものを崩す設定が気に入らない。
    これは原作者本人の意向なのかもしれないが、せっかく築き上げた壮大な世界感を誤魔化すかのような重大な後付け設定は止めて欲しい。

    どうせ設定から変えるのなら、オリジナル版の完全リメイクとして一から作り直した方がまだ良いのではないだろうか?

    #アツい

    1
    2022年06月29日
  • ファイアパンチ 1
    購入済み

    なんか、すごい!

    これは、すごい作品。

    「チェンソーマン」の藤本タツキが、同作の直前に連載していたのが本作。
    正直、私はチェンソーマンがあまり好きではない。
    絵も雑だし、勢いは認めるが展開もなんか雑。
    登場キャラは味があるが、これまた雑。

    本作も、確かに似たところはある。
    が、宗教観や人生観のようなものも感じられ、アチラよりはオトナ向けという感じ。

    1巻はなかなかシリアス、2巻でトガタの登場でぐちゃぐちゃになり、3巻以降ではまたかなりシリアスに。
    5巻などはかなり感動的で、その後また流れがガラッと変わって壮大なエンディングへ…。

    正直、ストーリーは突拍子の無い面が多く、「マトモ

    #切ない #ダーク #深い

    5
    2022年06月28日
  • 藤本タツキ短編集 22-26
    購入済み

    より今に近い

    「予言のナユタ」「妹の姉」の2作に関しては、既に今の作者の作品として十分通用するレベルだと思う。

    その他の2作品も、「17-21」よりも絵が今に近い。
    「人魚ラプソディ」に関しては、作者自身は「普通」と書いているが、これはこれで藤本タツキとしては毛色が違って興味深い。

    個人的には、やはり「妹の姉」がすごく気に入った。
    が、あまりにも普通に良い話すぎて、ここはやはり「ひとつまみのファンタジー」が欲しいかな。

    #切ない #感動する #エモい

    0
    2022年06月26日
  • 藤本タツキ短編集 17-21
    購入済み

    最近の作品に通じるものも感じる

    今お気に入りのマンガ家の初期の作品集。

    「佐々木君が銃弾止めた」や「シカク」には、最近の作品に通じるテイストを感じる。
    ストーリーもそうだし、キャラ絵やキャラの何気ない仕草なども。

    どの作品も一ひねりあって面白く、ファンにはぜひ読んで欲しい。


    ところで、あとがきを読んでかなりの違和感を感じた。
    「17歳で大学へ」とは、飛び級?
    ただ、Wikipediaを見ると藤本タツキは1992年10月10日生まれとの事。
    そして、あとがきには大学に入ったのは東日本大震災の直後とある。
    となると、普通に18歳のハズ。

    この単純な間違いが、わざとなのか、天然なのか。
    それ

    #エモい #胸キュン #シュール

    1
    2022年06月26日
  • MASTERキートン Reマスター 豪華版 デジタルVer. 1
    購入済み

    正統な続編

    「MASTERキートン」ファンを自認する私だが、実はReマスターは今回初めて読んだ。

    前作の最終話から20年後が舞台の話。
    (実際は前作ラストが1994年で本作が2011年とすると、17年後?)
    キートンも相応に歳を取り、それを強調するかのように老眼鏡を使う場面が多く描写される。

    今回の年代設定は2011年頃。(第二話で1991年からのクロアチア紛争から20年とある)
    キートン自身は大学進学後に結婚そして離婚、その後大学を中退して軍に入り、3年後にSASに入って1980年の駐英イラン大使館占拠事件で活躍したとあるので、おそらく1957年頃の生まれ。
    となると、今回の物語では

    #タメになる #カッコいい #切ない

    7
    2022年06月10日
  • 進撃の巨人 超合本版(7)
    購入済み

    今一度読み返すべき作品

    連載時もちょこちょこ読んでいたし、各種検証サイトもかなり見ていた。
    細かいところはともかく、自分なりに「進撃の巨人」をある程度読んでいた気になっていたが、今回この超合本版が出たのを機にまた全て読み返してみた。

    読んでビックリ。
    素晴らしい。

    一気に読むと、月1回の連載ではわからなかった線が繋がり、その細かな伏線が非常によくわかる。
    エレンのやろうとしていたこともまたよくわかる。
    各種検証サイトに書かれている事もよくわかり、かつそれに従うだけではない、自分なりの考えもきちんと出てくる。

    これ、私のように「進撃の巨人」を深く読み込まずして分かった気になっていた人は、ぜひも

    #深い #切ない #ダーク

    0
    2022年06月07日
  • 進撃の巨人 超合本版(1)
    購入済み

    内容はお墨付き

    単巻売りで462円、5冊分まとめた超合本版で2,310円。
    変則構成の合本版7集も含め、価格は単行本と全く同じです。

    となると、コレクター的価値で言えば単行本を買い込んだ方が良いかもしれません。
    一方、読み返すときなどは5巻まとめてある超合本版の方が戻って探しやすいという面もありますね。
    本当は、1割程度でも超合本版を安く売って欲しいところですが。
    (BookLiveの「〇〇%値引、✕✕巻まで」というクーポンを使う場合、巻数が少なくて利用しやすいというメリットはありますね)

    内容は今さら言うまでもないでしょう。
    「GANTZ」などと並んで、特殊な設定・環境を描いたマンガの

    #アツい #ドキドキハラハラ #深い

    0
    2022年06月06日
  • アトム ザ・ビギニング(1)
    無料版購入済み

    読み手を選ぶ

    「鉄腕アトム」のリメイクとしては浦沢直樹の「PLUTO」が有名。
    あちらもかなり大胆にアレンジしていたが、むしろワクワクして読めた。
    (ただし、浦沢直樹あるあるとして尻すぼみ感もかなりあった。短い原作を膨らませすぎ?)

    一方の本作は、なんというか…読みづらい。

    まず、絵が古い。
    80年代、バブル期によく見られ「オシャレ」とされていたような線の細いキャラ達に、細かすぎるメカ描写。
    個々のキャラ設定も、なんか古い。
    内容も相まって、「作者のコダワリが強すぎる、同人誌的作品」のように感じてしまう。

    そして、てっきり作画を担当しているかのように思える程大きく名前の出された「

    #笑える #ほのぼの

    0
    2022年06月03日
  • 宇宙兄弟(41)
    購入済み

    新展開

    まさに「神巻」だった前巻の再会を受け、今回はその余韻を味わいつつ6人に増えたメンバーでの新たなる展開がスタート。
    ムッタとヒビトのほっとする掛け合いに、地球でのほっこりするエピソードも絡めて物語が進んでいきます。

    この兄弟の安定の掛け合いに加え、人数が増えたことで描写の厚みが広がった感じ。
    やはり2人だけだと話を膨らませにくく、ブギーに頼る面が多かったですからね。

    一方、「好事魔多し」「一難去ってまた一難」がこの作品の特徴でもあり、今回も新たな心配ネタが発生。
    前回の「腰」問題のようにフリだけで終わってくれればいいんですが…。


    ところで、現実面では今ロシアと他の国々

    #アガる #ドキドキハラハラ #エモい

    0
    2022年06月03日
  • ハラストレーション 1
    無料版購入済み

    いい!

    ギャグマンガとして非常にいい感じ。

    エロを中心として様々なジャンルを取り上げており、また絵もそれに合わせて色々タッチを変えている。
    基本的には予想の一歩上をいく展開で、おもしろい。

    個人的に一番好きなのは、数話おきにある本文が終わった後の手書き挿絵のオチ部分。
    このオチが非常に秀逸で、全話これがあったらいいのにと思うくらい。

    一方、気になる点はダジャレ系が多すぎるところかな?
    後半になるともう「お約束」的に見ており、それはそれで味があるとも言えますが…。

    でも、ギャグマンガとして非常に好きなタイプです。
    おすすめ。

    #笑える #深い

    0
    2022年06月03日
  • 銀座並木通り物語 1
    購入済み

    倉科遼テイスト

    夜の世界のマンガで有名な倉科遼原作と言う事で読んでみた。

    絵といい内容と言い、「ビジネスジャンプ」に連載されていた人気作「嬢王」シリーズにかなり似た雰囲気。
    絵はちょっと違うので古い作品かと思っていたら、単に絵を描く漫画家さんが異なるのね。

    シロウトっぽさの残る主人公の女性が夜の世界に入り、やり手の上司の元で成長していくというストーリーは、まさに「嬢王」と被る。
    書かれた年代が不明だが、こちらの方が後になるのかな?
    アチラと比べると、キャバとクラブの違いか、やや本作の方が落ち着いている感じはする。

    絵はキレイだし、話の展開もドロドロし過ぎず、好感が持てる。
    (もっとも

    #アガる #ハッピー #癒やされる

    0
    2022年06月02日
  • 100万の命の上に俺は立っている(14)
    ネタバレ 購入済み

    7周目完結&8周目突入!

    7周目のブラック企業編(と言っても、その設定はほぼ最初だけだった気がする)のラストをささっと終わらせ、ついに8周目に突入。

    8周目はアフガニスタンのタリバーンやイラク(シリア)のISとアメリカとの構図を模した流れ。
    まあこのあたりはいつものパターンで悪くはない。
    ただ、今回は気になる点もいくつかあった。

    まず、現代に戻った時の箱崎さんとの会話。
    ここで、新型コロナやロシアも絡めた話題が出てきているが、その会話内容に違和感があった。

    この物語はあくまでもフィクションであり、異世界でのもの。
    そういう前提があるから過去の様々な社会問題を連想させるテーマにも違和感なく入りこ

    #深い #アガる #ドキドキハラハラ

    0
    2022年06月02日
  • 隣の席の、五十嵐くん。 1巻
    無料版購入済み

    10巻まで読んで

    絵はキレイだし、雰囲気が良い。
    キャラもなかなかいい感じ。
    全体に漂うほわっとした感も悪くない。

    ただ、ストーリーがあまりにも平坦すぎるという気がする。
    もちろん、この手の話にドラマチックな展開など無い方がむしろいいんだけれど、それにしてもね。
    これは、1巻あたりが短すぎて話を盛り上げようにも難しいというのもあるのかもしれない。

    読んでいて悪くない、むしろ好きではあるけれど、特に続きが読みたいとかではなく、一旦離れてしまうともう二度と読まないというか…、そんな感じがしてちょっと残念。

    #ほのぼの #胸キュン #癒やされる

    0
    2022年06月01日
  • 裏切りは果てるまでお前を責める 1
    購入済み

    うーん

    やっぱり底が浅そうな気がする。

    絵はキレイだが、まだ慣れていない感じで、時折デッサンに違和感を感じる。
    この方向で慣れてくると本当に上手くなりそうではあるが。

    話は…まだ謎だらけではあるが、なんとなく展開が読めそう。
    この手の「謎が謎を呼ぶ」という展開の話の場合、当初は一気に話を広げ、「なにこのスケール感!」と思わせる位でないといけないと思う。
    それでもしりすぼみになってしまう作品も多い中、ほぼ冒頭の段階で、「ああ、たぶん〇が✕して△になるのね」と思えるようでは先に期待はできない。

    あと、ちょいちょい強引というか、作者の誘導的な展開がみられる点もマイナス。

    全巻無

    #ダーク #ドキドキハラハラ #癒やされる

    0
    2022年06月01日
  • ブラッククローバー 1
    無料版購入済み

    The 少年ジャンプ

    これぞ少年ジャンプ!的な作品。

    絵はそこそこきれいで、読みやすい。
    キャラも個性的で、また親しみやすい。
    (今のところ、ヒロインがちょっと弱い気がするが)

    なにより、「少年たち」が「仲間や家族」を大事にするという点で、まさにジャンプの王道。

    ストーリーにも、多くの人がすんなり入っていけると思う。


    一方で、目新しい要素があまりないという所が気になる。
    主人公自体、どこかで見たようなキャラ(ハイキュー!の日向にも似ている)だし、他のキャラも七つの大罪に似た雰囲気が感じられる。
    その他の設定も特別目新しいものはない。

    最近増えてきた「呪術」という要素や、特定

    #ドキドキハラハラ #アガる #アツい

    0
    2022年05月27日
  • クラスごと集団転移しましたが、一番強い俺は最弱の商人に偽装中です。 1
    無料版購入済み

    これで人気作なの??

    原作は最近多い「小説家になろう」からの作品。
    この媒体からは「リゼロ」「転スラ」「このすば」「魔法科高校の劣等生」等々、数多くの作品がアニメ化されており、「異世界転生系」の中心とも言える勢いがある。

    が、この作品は…。
    まず、絵が安定していない。
    たまに「誰これ?え、主人公?」と思えるようなシーンがあるような感じ。
    また、手書き感は良く出ているがゴチャっとしており、読みずらい。

    ストーリー自体も、少なくとも1巻の段階ではありきたりかつ陳腐なもので、「リゼロ」「転スラ」のような深く練られたものが全く感じられない。

    原作がどれほどの評価を受けているのは知らないが、なんでも

    #シュール #萌え

    1
    2022年05月20日
  • ルックバック
    購入済み

    いい味が出ている

    ご存知、「チェンソーマン」「ファイアパンチ」で知られる藤本タツキの長編読み切り作品。

    ラストの一部を除き、今までの作品とかなり雰囲気を変えており、静かに情緒的に物語が進む。
    正直、「こういう作品も書けるんだ」と驚くと共に、作者の懐の深さに感心した。

    登場人物の表情を丁寧に描くところなど、少し押見修造の「血の轍」などにも似ている?
    過去の連載2作が少し崩したようなキャラ絵だっただけに、このちょっとした表情(特に目)の違いでキャラの心情を描き分けるところは感心したし、素晴らしかった。

    また、相変わらずコマ割りが特徴的。
    セリフの無い絵だけで情景を語る手法はかなりいい味を出し

    #エモい #感動する #切ない

    0
    2022年05月19日
  • 彼女、お借りします(24)
    購入済み

    引っ張りすぎ

    前巻から引き続き、あまりにも引っ張りすぎ。

    今さら水原の魅力の説明とか、過去の思い出とか、(少しならいいけど)たくさんはいらない。
    だって、ここまで読んできた読者ならみんなわかってることだから。

    最後の最後に進展の予感…で終わったけど、もしこれで次も引き延ばしなら、ホントガッカリだわ。

    #切ない #感動する #胸キュン

    1
    2022年05月17日
  • 彼女、お借りします(26)
    ネタバレ 購入済み

    プラスとマイナス

    まずは、長かった「ぐだぐだループ」から完全に抜け出す流れになったことに感謝。

    特に22巻からの「ハワイアンズ編」になってからのもどかしさはひどかった。
    本来この手の物語は、「読者の共感」がキモだと思う。
    その読者が引くようなマミの行動や周囲のわざとらしい言動は、今までこの物語の世界観に入り込んでいた読者を、単なる傍観者に引き戻してしまうような感じがしていた。

    まだ諦めていないマミ、自分の気持ちを素直に打ち明けたという訳でもなさそうな千鶴の態度からしてまだまだ引っ張ることになりそうだが、先へは進んでいくだろう。

    ただ、この巻の衝撃的なシーンすら、まだ当分は「あの時はああする

    #アガる #エモい #ドロドロ

    0
    2022年05月17日