あらすじ
さよなら、こんな小さな世界
女子高生・真夏が撮った写真に写り込んでいたのは、撮れてはいけないもの…。小さな世界から飛び出して、ひと夏の出会いと冒険が始まった。世界の秘密、「外」との出会い、そして訪れる目覚め。青春SFグラフィティー開幕。
感情タグBEST3
読んでいてワクワクします
作品名と夏らしい表紙が気になって、手を出しました。
物語は「読み進める程に、読み終わった場面の意味に気付ける」といった展開で、漫画作品というよりも、質の高いショートムービーを観ているかのようでした。
個人的な感想にすぎませんがとても続きが気になる作品です。
次巻が出るのが待ち遠しいです。
掴みはGOOD
冒頭の何気ない学園青春風景から一転、話は一気にSFになっていく。
この意外性はすごく、予備知識なしに読むと誰もが驚くと思う。
こういう世界観は個人的に大好物であり、いい感じ。
ただ、まだ1巻しか読んでいないが、物語のスケール感にやや不安もある。
見ると、全3巻で完結らしい。
さすがに短すぎやしないか?
これでは「今の体制を変える」という壮大なストーリーまで追い付かず、ひょっとすると兄に会わせてひと悶着あってオシマイ、となりかねない気がする。
設定はすばらしいのだから、もう少しじっくりと描いて欲しかったところ。
もっとも、2巻3巻でどう転ぶのか全く分からないので、この先期待通り、いや期待以上の展開にならないとも限らないけれど。