あらすじ
科学者・リドリーと、内気な少女・ワタリ。
馬車の形の宇宙船に乗り、ふたりは地球に替わる安全な星を求めて旅をする。
けれど、降り立つのはどれも風変わりな星ばかりで――。
広い宇宙に翻弄されながらも強く生き延びる、ガールズSF漂流譚。分冊版第1弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
淡い独特の絵柄
淡い独特の絵柄が宇宙SFの雰囲気をとても盛り上げている。「漂流記」という題名が淡い絵柄やややとりとめがないようなストーリー展開を象徴的に表していてとても良い。銀河鉄道に対抗して馬車の宇宙船というものもノスタルジックさを狙ったのだろうな。
雰囲気はあるが
ロリ少女版「銀河鉄道999」と言った感じの作品。
特に冒頭の馬車の車窓のシーンや、到着した様々な星で様々な体験をするという発想自体が、999を強く連想させる。
絵には独特の味があり、雰囲気も悪くはない。
が、この短い単話構成ではじっくり描くのも無理というもの。
もったいないし、色々残念な作品。