あらすじ
虐待、妊娠、逃亡、潜伏……。その内容が衝撃的すぎたことから、出版されるもフィクションと誤認された19世紀の奴隷少女の手記。実話だったと証明されたのは、執筆から120年以上も後のことだった――。全米で大反響を呼んだノンフィクションノベルが、ついにコミカライズ!
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Posted by ブクログ
#漫画 #ある奴隷少女に起こった出来事
本屋さんで見かけて、購入。日本にも似たようなことはあったんだろうけど、人の扱いを受けない、人の話。まだストーリーは始まったばかり。続きを読みたいです。
Posted by ブクログ
全米で大反響を呼んだ120年前に書かれた奴隷少女によるノンフィクションの漫画化、第一巻。
漫画は読みやすいけど、続きが気になるし、文章で味わいたい、彼女の話を聴きたいから、小説の方を読みます!
漫画によって、多くの人にこの物語と過去にあった現実が知られるといいと思います。
表現がオーバー
歴史や奴隷制度の事を知らない人からすれば、「まさかこんなことが実際にあったとは!」となるのかもしれない。
が、そうでない人からすれば、このマンガ版の表現はオーバーではないかと思ってしまう。
起きたことは事実なんだろう。
が、それに対する本人や周囲の捉え方がオーバーではないかという事。
良いか悪いかを抜きにして、当時のアメリカ南部では奴隷は「あたりまえ」の存在。
そんな中、代々奴隷として育ったコミュニティの中にいる人たちが、「同じ人間なのにこんなひどいことをするなんて!」と感じるだろうか?という話。
あきらめ、無気力に支配され、「私達は奴隷なんだから」と考えている人がほとんどであり、そちらの方が普通の反応ではないかと思う。
そのあたりの違和感がかなり残り、「奴隷制のひどさを伝えるプロパガンダ的作品」のように思えてならなかった。
原作では、果たしてどのような描き方をしているのか気になったので、近いうちに読んでみたいと思う。