amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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え??
冒頭の圧倒的な描写と、大戦末期のベルリンという舞台からして、かなり硬派な物語かと思って読み始めたこの作品。
まさかこんな内容・展開だったとは…。
とりあえず、全然硬派ではありません。
作画がアダルトジャンルも手掛けている人というのからもわかるように、エロ・グロ系。
この内容についていける趣味性・許容性を持っているかが本作に対する最大のハードルとなると思う。
とりあえず、自分の好みではありませんでした。
正直星2つでも十分な内容ではあるけれど、一応当時の歴史的背景などをそれなりに調べている点なども評価してなんとか星3つというところ。
ちなみにこの作画の人、グランドジャンプで連載されていた -
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いい感じではあるけれど…
才能に恵まれない戦士が、一生をかけて鍛錬するも「英雄」に全く歯が立たず、才能ある幼女として転生するという話。
まあよくある感じではあるが、「幼女」がいかにも的なロリ系ではなく、どちらかというと野性味あふれる少年的に描かれているのは救い。
絵は主人公の目の大きさだけ気になるが、それ以外のキャラはかなりいい感じ。
特に最初に2人出てくる「英雄」はそれっぽく、ワンシーンだけの登場が惜しいくらい。
その他、脇役も悪くない。
ただ、チラ見で先を読むと、10話目以降あたりから絵がかなり崩れてきているのが気になる。
これはちょっとマイナス点。
ストーリーは…単話2話あたりではまだ何とも言えない感じ。 -
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設定は良い
不気味かつ最強の「魔女」の存在はかなりいい感じ。
暗殺者としての「黒犬」も悪くはない。
という事で、基本的な設定自体は良い感じ。
一方、その黒犬のキャラや周囲の人物のキャラはちょっと軽く、またありきたり。
隣国との交渉の場面も都合が良すぎ、違和感が残る。
そして絵。
キレイではあるのだけど、全体的に軽く、重厚感や暗さがない。
戦闘シーンも同様。
変な武器も強そうに見えない。
という事で、1巻冒頭の期待度はどこへやら、中盤以降は平凡な作品になってしまっている。
あともう1点。
この作品、全4巻で「完結」となっているが、試し読みだけをする限り、4巻の段階でも1巻ラストの数日後の状況にすぎな -
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良くも悪くも「少女マンガ」
まず、冒頭から国の表現が「A国」「B国」というタイプ。
個人的にこの表現は、リアリティが無くてすごく嫌。
現代の情勢を描いて敢えて伏字というならわかるが、異世界系でなぜ伏字にする必要があるのか、サッパリわからない。
分からないと言えば、本作のキモである王女と侍女の入れ替わり。
これも理由が不明。
「いざという際に侍女を犠牲にし、王女を守る」というならわかる。
が、キャラ的にそうではないし、死ぬまで嫁ぐ可能性まであるなか、なぜ入れ替わるのか意味不明。
実際、ついて早々、王妃に化けた侍女だとボロが出ており、入れ替わらなかった方がよほどスムーズじゃないかと思われるシーンが頻出。
さらに嫁ぎ先の国 -
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不思議な作品
何とも不思議な作品。
動物モードの時は、人語を話すけれどちゃんと動物で、弱肉強食の中に生きる生物という感じ。
一方人化モードの時は、例えばヒロインは胸を強調する服を着てイヤリングをして靴も履いている。
そもそも大きさが動物モードと異なっているし。
一応、人間ではなくエルフっぽく耳が尖って描かれている点だけが救い?
この2つのモードのギャップが大きすぎて、正直ついていけない感。
この不思議なギャップを楽しめ、という事なんだろうか?
なお、リアリティを追及しているかのような動物モードも、実は色々おかしい。
トラに勝てるオオカミは居ないだろうし、どちらも成熟しているならメスのトラがオスのトラ -
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悪くはないけど…
オタ系の主人公が、派手な女の子に好かれ、付き合うようになるという話。
この手の話は他にも良くあるパターンではある。
この場合、ヒロインがどれだけ魅力的かというのが大きな要素だが、キャラ的にも見た目的にも本作のヒロインは合格ライン。
十分かわいさが出ていると思う。
それなら評価爆上がり…と言いたいけれど、肝心なストーリーのツメが甘く、リアリティが薄い。
結果として、青春ラブコメとしてちょっと魅力に欠ける。
また、ちょこちょこ出てくるチラ見せシーンも余計。
そんなちょいエロで見せず、もっと本筋で魅せる展開にして欲しかった。
という事で、似たような設定の「一番遠くて、近いあいつ。~君に恋をす -
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ついに最終章突入!
遂に最終10周目に突入!
とはいえ、この後まだ「地球編」があるとすれば、まだ最終章ではないのかもしれないけど。
今回は9周目のラストに始まり、幕間の話があって10周目の導入部まで。
この幕間が今までになく充実しており、読みごたえがあった。
まさかこの作品でラブストーリーが読めるとは…。
ただ、クリスマス以降はかなり端折っており、2人の関係がどのように進展したかの描写は皆無。
その辺はまあ、そういう作品ではないという事で…。
ただ、この三角関係、まだまだ続きがありそう。
ビグザムが量産されて形勢逆転の匂いがプンプンする。
10周目は今までにない長さなど、かなり様相が異なっている。
描かれ -
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色々伏線回収
半年ぶりの新巻。
全巻ラストでユーヴァの肩に乗っていた謎の生物の件、早々に解決。
さらにもっと強敵かと思われたカラーシュの件もアッサリ解決。
そしてユーヴァとリリセンの愛と毒に満ちたやり取り、死霊術士の秘密など、いろいろ盛りだくさんの巻でした。
1巻から再びすべて読み直したけど、玉の件と言い、いろいろな伏線がキチンと練られている事が感じられてGOOD。
半年ぶりでもあるし、ここまで全巻持っている人はまた初めからじっくり読みなおすことをお勧めします。
一方、ちょっと気になるのが絵。
弐瓶勉らしい線の細い莫大な書き込みが無くなり、むしろ線の太い、かなり手を抜いたような描き方に。
時間がない -
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なんだろう?
無料で3話まで。
ところが、物語がようやく動き出すのが4話目以降の為、肝心なところには全く触れられず。
最近多い、現代と絡めたダンジョン系のもの。
本作はそれにさらに、異世界も絡めるという盛っぷり。
ただ、肝心のストーリーは「おとなしくいいやつ」な主人公と、ライバル的な悪役とがいるというよくあるパターン。
飼い猫を愛するという主人公も、別に猫愛が深くない自分にはピンとこなかった。
あと、毎話のように冒頭部分があり、その後時間を少し遡って説明に入るというパターンがあり、それが少ししつこい気がした。
絵はかなりこなれている感じがするが、たまに顔つきなどが狂う事がある。
全体的にはソツない作 -
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独特な世界観
すごく独特な雰囲気のある作品。
絵もそうだし、内容もそう。
そして、セリフも非常に凝っている。
正直、話が見えづらいというか、どこまで幻想でどこから現実なのかわからない面も多いが、それもまた味を出しているということなんだろう。
惜しむらくは絵。
味があるのは事実だけど、もう少しキレイに描いてあったらもっと評価が上がると思う。
現状ではちょっとクセが強い。
ちなみに、この團屋林悟という作者、本作が連載デビュー作っぽい。
気になって調べ、読み切り作品を読んでみたが、そちらも同じような味があった。
一方で、読み切りの方はヒロインの表情などが豊かで、本作のお嬢様より人間味に溢れている。
その -
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発想が斬新
ちょっと変わったギャグマンガ。
美少女が生物学を元に人間関係を語るという流れだが、その内容が非常にぶっ飛んでいる。
ここまでぶっ飛んでいると確かに笑えるレベルであり、人によって合う合わないはあるだろうけど、個人的には好感が持てた。
そして、なんと言ってもそのヒロインがかわいい。
主人公の男性教師も含め、絵の良さもこの作品の大きなポイントとなりうる。
そしてそのかわいいヒロインの、見た目と相反する言動もまたすごく面白い。
「ファブルみたいな気の抜けた喋り方」とか「脳みそ空室だらけの量産型ぴえん」とかすごく好き。
一方、生物学という特殊なネタで、この先も話を展開していけるのかどうか、ネタ切 -
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どたばた
一度殺された女魔導士が、時間が戻ってまたやり直す話。
元々王太子の恋人で、聖女の出現によって立場が苦しくなり、最後は濡れ衣を着せられて王太子自身に殺されるというのは、この手で非常に良くあるパターン。
幼い頃に戻って二度目の人生というのもまたよくある話。
一方、やり直しの人生で王太子自身ではなく、聖女の側近だった人物が相手役となるというのは少し新しいパターン。
もっとも、2巻からは王太子も登場するのだろうけど。
絵は個々で見れば悪くない。
が、全体的にストーリーも絵もバタバタしており、せわしない印象を受ける。
そんなに急いで話を進めなくてもいいだろうにと感じるくらい。
もっとゆとりをもっ -
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興味深い
大正時代の吉原の花魁を描いた作品。
実は原作者の「森光子」というのは当時の実在した人物であり、この物語の主人公そのもの。
後に周囲の支援を得て花魁を「自主廃業」し、「光明に芽ぐむ日」「春駒日記」の2つの本を出版している。
本作はこの2冊を原作としているのだろう。
巻末にズラリと「参考文献」が並ぶように、良く研究されていると思う。
これをマンガ化してほぼ100年ぶりに再び世間に出すことは、十分意義のある事だろう。
一方、タイトルにある「残酷」のフレーズは人の目を引くために付けたとしか思えず、正直余計に感じる。
もう少し気の利いたタイトルにすべきではなかったのかと思われ、この点は非常に残念。 -
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やはり絵が…
最弱と思われたスキルが、実は神級チートだったというタイプの話。
さらに、時間が止まった場所で10万年修行したことでチート能力を手に入れたという展開もある。
が、どちらも他にもあるパターンであり、取り立てて新鮮味があるわけではない。
また、10万年というのはさすがに誇張しすぎで、リアリティもない。
1巻2巻はかなりクセのある絵。
手書き感満載の描写が細かすぎて、読む人を選ぶと思う。
一方、3巻から突然平均以上ののっぺりとした軽い絵に変わる。
読みやすい一方でそれまであった重厚感が全く無くなってしまった。
この落差があまりにも大きすぎて、その前後で読み続けるのは困難だと思う。
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独特の味がある
時間を戻せる特殊能力を持つ魔女と組んで、成り上がる女性の話。
魔女達の能力はそれぞれ異なる1つの魔法という設定で、その特殊能力が何なのかがわからないという設定は良い感じ。
おかげで、少年マンガによくある「異能者の能力を予想する」という楽しみもある。
さらに、「魔女たちを保護する」という目的で動く組織が存在し、そこに徐々に追い詰められていく主人公たちという展開はハラハラする。
主人公は元々迫害を受けていた立場だが、基本的には悪党であり、自分が成り上がるには他人を殺すこともいとわない。
ただし、ストレートな性格は見ていて気持ちよい。
絵は好みの問題もあるだろうけれど、個人的にはかなり高評価 -
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実に惜しい
2巻まで無料で読んでみての感想。
まず、絵がかなり甘い。
女性キャラはまだ良いのだが、主人公の顔などはシーンごとにバランスが異なり、描き方が雑。
戦闘シーンも迫力はあるものの、構図がヘタでどうなっているのかわかりづらい。
一方の内容は、かなりオタクっぽいというか、マニアックなもの。
主人公の解説が多く、細かいところまできっちり設定が練られており、これについてはかなり好印象。
さらに、様々な謎要素がちりばめられており、スケール感や先への期待も高まる。
この印象は2巻のラスト付近まで続き、この時点では有償で先を読みたいと思えるほどだった。
が、2巻のラストで「ある秘密」が明かされて以降、状 -
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うーむ
異世界転生アラサーハーレム物語と言った感じか。
転生前から数えれば60歳近い主人公(転生後は10代後半?)が、幼馴染たちの「母親」とハーレムを作るという話。
もう設定からしてかなりマニアックなエロさなんだけど、それに反して描写は大人しい。
これだと「ちょいエロ」程度だと思う。
一方、その母親たちの名前がなぜか日本名だったり、色々強引な設定が多い。
また、特に冒頭に顕著だけど、セリフまわしがおかしく、展開が自然ではない。
また、大人しそうで、かつ若い主人公がやったらと強い(世界に30人程度しかいないSランクの中でも、飛びぬけて強い)というのも、転生チート抜きだとすれば違和感あり。
絵は -
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展開が…
なにやら、某SFマンガの大先生があの世で訴えてきそうなタイトルの作品。
内容は…まあ普通の異世界もの。
チートでもあるんだろうけど、主人公がまだ子供なせいでそこまでチートさは感じない。
とにかくテンポが速く、物語の深みが感じられないのが大きなマイナス。
もっとじっくり描けばいいのに、なぜここまで駆け足なんだろう?
早く大人にならせてチートぶりを発揮させたいのだろうか?
あと、絵がダメ。
女性キャラも男性キャラも相応に「かわいい」けれど、全体的な絵のレベルとしてはかなり低い。
口が二重になっているのは唇を表現しているのだろうか?
動きのあるシーンもレベルが低い。
トータルとして、これを読 -
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発想は悪くない
異世界転生チートもの。
さらに、召喚した側がクズで主人公を追放したおかげで、本来倒すべき相手であった魔王(美少女)を鍛えて召喚した側を逆に倒すという流れ。
今までにもこのような展開が無かったわけではないが、魔王を鍛えて逆襲するというのは新鮮味がある。
絵も悪くなく、魔王は相応にかわいい。
一方で、能力とか展開がちょっと都合が良すぎる感が強く、そこがマイナス点。
魔族の魔王と言っても、あっという間に信頼され、普通に仲良くなっているし。
マッピングでプリンタとか出てくるのもちょっとなあ。
この都合の良すぎる展開がどうしても気になるが、作品自体としてはそれなりに面白いので、あまり細かいところを -
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びっくり
「キャプテン、懐かしすぎる!」
と思って読んでいた。
手書き感満載の絵。
昔の街並み。
まだ中学野球が硬球クラブチームのシニアリーグではなく、中学野球中心だった時代。
懐かしい。
「まだ子供たちがみんな野球に憧れていた時代」なんだなあ…。
あれ?イニング数とか大会とか、色々突っ込みどころがあるような。
「今の若い子は強く言うと辞めてしまう」??
よくよく調べたら、この「キャプテン2」は1972-79年に連載されていたオリジナルとは別で、2019年から描かれ、今も連載中の作品だとか。
絵がほとんど同じイメージだが、作画もオリジナルとは別だそう。
これは知らなかった。
でも、こういう作 -
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デジャヴ?
原作者は違うが、この作画の午子さんとは、「サベージファングお嬢様 史上最強の傭兵は史上最凶の暴虐令嬢となって二度目の世界を無双する」の作画の人と同じ。
そして、原作者は違うはずなのに冒頭の展開が似すぎていて驚いた。
アチラは力自慢の傭兵の転生、コチラはスライムが乗り移るという事で中身は違うものの、ガワに関しては「かわいい顔してひどい悪女」という点で全く同じ。
作画にストーリーを決める力はないとは思うが、これは単なる偶然なんだろうか?
という事で、絵は相変わらず非常にキレイ。
ただし、本作では意図的に変顔を多用している感がある。
これが何とも無機質で気持ち悪く、中身がスライムという事を表し -
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絵は抜群
異世界転生ではあるが、現代社会からではなく異世界内での転生という話。
元々が力自慢の傭兵、そこから稀代の悪女と呼ばれた王妃(になる前の若い頃)に転生するというもの。
この手の流れは女性マンガで「悪役王女に転生し、やりなおす」などのパターンでよく見かけるもの。
ただ、本作は中身がオッサンということで、がさつかつ男勝り(男なんだけど)のキャラになるというのは新しい。
そして絵。
キャラ絵、特に主人公とライバルの絵が抜群に良い。
女性マンガや青年誌の一部にあるような「圧倒的な美しさ」ではなく、少年マンガに出てくるキャラの「美しい」的なものだが、この絵だけで読む価値があると思うくらいに良い。
一 -
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不思議な魅力
貴族間や庶民との距離感、言葉遣いなどに違和感。
主人公、敬語とタメ口をごちゃまぜに使っているし。
また、絵もあまり安定しておらず、「誰これ?」という場面も多い。
ストーリーも典型的なチートもので、目新しいものではない。
異世界転生ではないハズなのに、「居合」とか日本の言葉が出てくるのも変。
1巻冒頭では、パワハラ領主親子に対して「それがあたりまえ」という感じで普通に接していたのに、後半では娘の前でいきなりうつ病のような症状になっているのもちょっと違和感。
という事で、突っ込みどころの多い作品。
これだけ違和感が多ければ、普通はせいぜい星2の評価になるもんだけど…、一方で、何かわからない -
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極めてジャンプ的
ご存知、「東京喰種トーキョーグール」の作者石田スイの最新作。
「ヤングジャンプ」で連載されていた「東京喰種トーキョーグール」と比べると、掲載媒体の違いか少し明るく、キャラも幼くなっている印象。
また、特に「東京喰種トーキョーグール:re」の方はかなり難解だったのに比べると、わかりやすい展開となっている。
一方、内容に関しては「東京喰種トーキョーグール」系というよりは、「ヒロアカ」などの変身を含めた異能力中心。
このあたりは何ともジャンプくさい。
対象年齢をガラッと替え、明るめに描いている点は評価できるけれど、既視感溢れる内容に関しては正直今一つ。
もっと根本的に内容を替えて欲しかったとこ -
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ノリがいい
正直、設定などにツッコミどころは多々あるんだけど、この手の作品なら細かいところを気にせず読めばいいとも思う。
そう開き直ると、なかなかノリが良く、楽しい作品。
「ヤンマガ、ヤンジャン、スピリッツ」あたりだと突っ込みたくなるけど、「少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデー」に連載されているならOKという感じか。
絵はちょっと幼いが、かわいくていい感じ。
このあたりも「少年~」系の作品という印象。
リアリティ追及の恋愛ドラマではなく、少年マンガらしいちょっとありえない演出もアリ、という感じで読むべき作品だろう。
WEBコミック配信専用マンガとしては、絵のレベルを含めかなりの出来だと思う。
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思ったよりずっと重い
当初登場する「悪」キャラ達の身勝手すぎる内容から、陳腐な作品だと思っていた。
が、読み進めると意外と奥が深く、かつ重い。
どうせヒロインが一方的に悪いんだろうと思っていたら、どうやらそこまで単純な話でもなさそうで…。
この絶望感とドロドロ感は良く描けていると思う。
一方、登場人物たちも日常に居そうではあるんだけど、やっぱり主人公も含めて度を過ぎており、リアリティは無い。
「最初に決めたプロット」に従って登場キャラ達が動いているんだなというのを感じる。
その点でマイナスかな。
絵はちょっと可愛すぎる気はするが、悪くない。
ヒロインもロリ入ってはいるが、十分魅力的。
もうちょっとじっくりと -
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予想外の良作
なんとも変わったネーミングの作品。
内容もかなりクセが強く、読む人を選ぶ面があるかもしれない。
主人公のビジュアルやキャラがもう少しまともなら、もっと万人に好まれたかもしれないとは思う。
が、この独特な雰囲気は、個人的には結構好き。
そして絵。
特に女性キャラは(たまにクセを出すが)かなりキレイに描かれている。
作画の鶴吉繪理は、週刊ヤングジャンプで「ブルーフォビア」という作品を描いていたが、こちらも絵が美しかった。
「ブルーフォビア」が全2巻という短命で終わった後手掛けたのが本作の絵。
才能あるのに苦労しているんだろうなと思う。
一方で、1巻と2巻でさらりと「防衛軍」というワードが出て -
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事前情報無しだったので
1巻だけ無料で読んでみた。
事前情報なしだったので、本作が「治癒魔法の間違った使い方 〜戦場を駆ける回復要員〜」のスピンオフ作品とは知らず、異世界転生者らしき主人公や、仲間の紹介もなくストーリーが始まったのにびっくりしたが、スピンオフなら納得。
まず、絵がかなりキレイ。
この手でありきたりなタイプの絵ではあるが、それでもキレイなのは事実。
動きの激しいシーンも1巻ではほとんどないが、数少ない戦闘シーンの描写も悪くない。
そして、ストーリーも既視感が無いわけではないが、よくできている。
さすがはアニメ化2期まで作られた作品というところか。
本編の方も読んでみたいと思わせるような内容ではあ
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