ゴールド
レビュアー
  • クライシス(1)

    なかなか興味深い

    ご存知「土竜の唄」の作者高橋のぼるが、1998年から描いていた作品。
    「土竜の唄」の連載開始より7年も前の作品だが、画風はまんま「土竜の唄」。

    原作者は「勇午」が有名な真刈信二。
    「勇午」もネゴシエーターを主人公にしたリアル感のある作品で、麻生太郎が激賞したという作品。
    (ただし、作画は別人で、画風は全く異なる)

    本作は「企業内の危機管理のスペシャリスト」という立場の人物を主人公に、コメディ要素も織り込みつつもやはり全体的にはシリアスなストーリーとなっている。

    描かれた時代からして、まだスマホが無く、PCも古臭いという描写も多いものの、内容はかなりレベルが高い。
    主人...続きを読む

    #タメになる #深い #ドキドキハラハラ

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  • 新装版 度胸星(1)

    時代を考えるとすごい

    後に「へうげもの」で有名になった山田芳裕の作品。
    時系列的には「デカスロン」の次回作にあたり、本作の後舞台をモーニングに移して2作描いた後、「へうげもの」が同誌でスタートすることになる。

    個性的なキャラ絵が特徴の作者だが、「デカスロン」と比べればかなり現実的になっており、むしろ「へうげもの」よりも常識的。
    寡黙で正直な主人公のキャラも含め、読みやすいと思う。

    その内容だが、「宇宙兄弟+SF要素」と言った感じ。
    宇宙飛行士になる為の選抜試験の過程なども描かれており、またNASAがダメでもロシアから…という展開も含め、宇宙兄弟とかなり似ている。

    これを、宇宙兄弟の連載がスタ...続きを読む

    #エモい #深い #カッコいい

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  • ブラックナイトパレード 1

    秀作!

    タイトルとあらすじだけを見て、「どんだけダークで安易なホラーサスペンスなんだろう」と思って読んでみた。

    結果…、中身はギャグ系マンガでした。
    ただ、ギャグと言っても大笑いできるほどではない。
    一方で、ネタに付いていけずスベるほどでもなく、ほっこり笑いが出る程度。

    そして、ストーリーがなかなかよく練られている。
    ギャグをベースにしつつも、ヒーロー的な要素もたっぷりあり。
    大きな謎・秘密もあり、先がかなり気になる作品でもある。

    これは意外な掘り出し物というか、秀作と呼べるレベルの作品だと思う。





    #深い #笑える #エモい

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  • 異世界不倫2~導かれし人妻たちと不器用転生勇者~ 1

    くだらないけどいい

    いわゆる異世界転生もの。
    その中でも本作は人妻相手のスキルに振り切ったエロ系。

    発想は新しいが、中身は無い。
    ただエロいだけという感じ。

    でも、ここまで振り切っていればむしろ小手先でストーリーを取り繕うよりもすがすがしい。
    これはこれでアリなんじゃないかと思えてしまう。

    愛すべき作品…かな。
    ただ、「Ⅰ」の方がいろいろな意味ですごい作品だと思う。

    #胸キュン #ほのぼの #アガる

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  • パラフィリア~人間椅子奇譚~ 1

    何とも異質な作品

    これは何とも異質な作品。

    倒錯愛がテーマなんだろうけど、ホラーチックな面もある。
    一方で、文学小説的な雰囲気も漂わせる。
    さらに、話を端折って短くすれば、昔のタッチのホラー短編にもなりそうな感じ。

    椅子の設定自体は無茶苦茶だし、なぜ主人公がハダカなのか(特に2巻で)全く理解できないけど、惹きつけられるものがある。
    単なるエロでもないし、ホラーでもないし、とにかく不思議な作品。

    #エモい #シュール #深い

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  • 専業不倫~堕ちていく主夫と主婦~ 1

    なかなか深いけれど…

    「ナナとカオル」の作者甘詰留太の作品。
    当時は絵にかなりクセがあった印象だが、10年経ってそのクセがだいぶ収まってきて、比較的読みやすい絵になった印象。

    ストーリーは不倫ものだが、単純な流れではなく、そこに至るまで、至った際の葛藤などを細かく描写している。
    この点は単なるエロマンガと異なり、深みがあって好印象。

    一方で、設定がちょっとわかりやすすぎかな?
    マンションの真上の階とか、そこまでわざとらしい設定にする必要なかったのではないか?
    夕一郎の秘書にしても、他のキャラがリアルな描写だけにわざと過ぎる感がある。

    あと、2巻の同窓会の流れも意味不明。
    突然そういう展開...続きを読む

    #切ない #深い #ドロドロ

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  • 1/10の花嫁 1

    評価が難しい

    まずタイトルが某人気作を連想させるのは、狙っているんでしょう。

    で、内容だけど何とも掴みづらい。
    「ちょっとエッチなラブストーリー」系のキャラと、明確に「アダルトマンガ」のキャラが並立しており、このギャップが非常に大きい。
    一方で、キャラデザイン自体は普通の少年マンガ系ラブストーリーとして十分成立するレベルで、特別過激な事もない。

    ストーリーは、「なぜそこでそう考える?」となる点が多く、また日程が限られている割には時間経過が非常に適当。

    という事で、この作品の目的がそもそも「??」という感じ。

    アダルトマンガの作者が、一般ラブストーリーっぽく気軽に描いた作品というと...続きを読む

    #胸キュン #アガる #ドロドロ

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  • 異世界不倫~魔王討伐から十年、妻とはレスの元勇者と、夫を亡くした女戦士~ 1

    これは完全アダルトジャンル

    「Ⅱ」の方を先に読んで「Ⅰ」へ。

    絵が子供っぽく、過激さは同等でもリアリティの無かった「Ⅱ」と比べ、こちらは凄い。
    これはもう、「Hなマンガ」というレベルではなく、完全にアダルトジャンルのエロマンガ。

    各キャラの顔は普通にキレイだが、体つきが尋常でない点も完全アダルトっぽい。
    これは、読む人を選ぶレベルですね。

    内容は「アダルトマンガ」としては新鮮であり、その点も面白い。
    とにかくエロいマンガが読みたい人へ。

    #ドロドロ #胸キュン #ドキドキハラハラ

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  • ヒーローガール×ヒーラーボーイ~TOUCH or DEATH~ 1

    これ、おもしろい!

    某他紙の人気漫画をパクってきたような設定。
    そして、隠そうともしないエロ全開さ。

    ここまで吹っ切れていると、読んでいてすがすがしい。
    エロくてアホで、まともな内容なんて無いに等しいけど、それでいい。
    これは愛すべき楽しいマンガ。

    #アガる #癒やされる #笑える

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  • ロメリア戦記~伯爵令嬢、魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織する~【分冊版】 1巻

    なかなかよさげ

    「転生」ではない「異世界もの」の作品。
    魔王を倒した後で主人公が干されるというパターンは、他にもチラホラ見られ、特別あたらしいものではない。
    また、主人公が緻密な計画の元に組織を作り上げるというパターンも、最近の異世界ものではちらほら存在する。
    ストーリー自体も、よく考えればありきたりでもある。

    という事で、特別新鮮な流れではないが、絵と雰囲気が良い。
    特に絵は、この手にありがちな安直な感じではなく、大作感を感じさせるもの。
    主人公のつかみどころのないキャラも、わかりやすさを追求して安直なキャラ設定の作品が多い中では良い感じ。

    原作は「小説家になろう」発らしいが、この絵と...続きを読む

    #深い #アガる #カッコいい

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  • メイドインアビス(11)

    待ちわびた

    例によって1年ぶりの最新刊。
    毎回の事ながら、いきなり最新刊を読むと過去の話やキャラ詳細を忘れており、一度前の巻に戻って読まないといけないのはご愛敬。
    年1巻ずつだと、完結まであとどのくらいかかるんだろうか?
    少なくとも5年、場合によっては7~10年かかるのかも。

    本巻は、次章へのつなぎの話と言った感じ。
    淡々と移動し、新キャラのエピソードが入った後で新たな複数キャラとの出会いで終わる。
    次巻以降、おそらく第七層へ突入していくことになるのだろう。
    新たなる登場人物との出会いは、非常に興味をそそる。

    一方で、相変わらず余計な作者の趣味がワンポイント入っているのはいい加減勘...続きを読む

    #深い #ドキドキハラハラ #エモい

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  • 神様ですげェむ(1)

    ありがちではある

    よくある、「ゼロサムデスゲーム」系の話。
    まあ「神さまの言うとおり」系と言えばわかりやすいだろうか?

    グロさは他の作品をもしのぐほどのレベル。
    ただこれは、血など一部がカラー描写であるという配信マンガならではの要素によるものが多いと思われる。
    もし完全モノクロなら、そこまでのインパクトではないだろう。

    特段練られたストーリーと言う訳でもなく、誰でも安易に構想できそうな内容で、この点は評価できない。
    絵も独特の不気味さはあるが、上手いというほどでもない。

    ただ、主人公が意外なキャラだったりと、ちょっとした遊び要素で意表を突いてくる面はある。

    全体的に、褒められるよ...続きを読む

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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  • 鉄のラインバレル 完全版(1)

    読みにくい

    そもそも、ロボットアニメの動きをマンガで再現するのは難しいと思う。
    動きの激しいロボット同士の戦いは、アニメで見るべきなんだろう。

    というわけで、本作もキモである戦闘シーンが非常にわかりづらい。
    フルカラーならともかく、白黒のマンガでどちらが攻撃しているのか、何が破壊されたのかなどが分かるはずがないと思う。
    仕方ない事だけど、大きなマイナス点。

    ストーリーは…、いかにもロボットアニメ的。
    エヴァやガンダム的な中二病の主人公。
    当初リアル路線だったはずなのに、いきなり非現実的になる展開。
    いかにもって感じ。

    この作品をアニメで見れば、それなりの出来になるんだと思う。...続きを読む

    #アガる #アツい #切ない

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  • 犬と屑(1)

    リアリティがない

    なにこのリアリティの無い展開。

    ・大人しく、文句も言えない主人公のくせに、心の中ではやたら毒舌。
    ・明らかに秀司と何かあったとミエミエなのに、最後まで気が付かない。
    ・そのくせ、妙なところではやたら大胆。(彼女いたことがないやつが、いきなり家に泊まりに来いとか言うか?)

    全く持って作者の都合に合わせた展開で、違和感しかない。

    絵だけは非常にキレイなので、それ目的で読むならいいけれど。



    #ダーク #ドロドロ #胸キュン

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  • 君が獣になる前に(3)

    3巻まで読んでみた

    3巻まで読んでみた感想。

    ちょっと「テセウスの船」の影響を受けすぎているという気がする。
    あと、はやりの「東京卍リベンジャーズ」もあるかも。

    謎が謎を呼ぶ展開自体は悪くないけど、細かい所でのツッコミどころが多い。
    例えば3巻で琴音が主人公に会いに来る場面。
    なぜあの時(または他のタイミングで)二人の隠し事を全て無くすように話し合ったりしなかったのか?

    最初の時間軸で「私を止められたのはお兄ぃ…、あなただけだったのに」とまで言われておいて、あの場面でなぜ隠し事をするのか、また琴音の本音を聞きださなかったのかが全く理解できない。

    あと、わざとらしく出てくる黒幕、これも...続きを読む

    #ドキドキハラハラ #ダーク #深い

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  • セシルの女王 1

    これはなかなか

    「あさひなぐ」のこざき亜衣の次回作。

    「あさひなぐ」が現代のメガネっ子を主人公とした、なぎなた部での青春部活物語であったのに対し、本作はガラリと毛色を変え、近世チューダー朝期のイギリスを舞台とする。

    主人公はエリザベス1世を支え続けた重臣ウィリアム・セシル。
    物語はエリザベス1世女王の戴冠の時から始まり、すぐに過去に戻って「ブーリン家の姉妹」でも有名なアン・ブーリンを中心としたエリザベス1世生誕の時の話となる。

    まず、前作とのこのテーマの大きな違いがすごい。
    長期連載かつ人気作であった前作の匂いを全く残さず、新しいテーマに臨むという作者の意気込みは素直に評価すべきだろう。...続きを読む

    #エモい #タメになる #ドロドロ

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  • 君が獣になる前に(1)

    これまたすごそう

    「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」の作者さの隆の最新作。
    まあ、一言でいうなら、「日常版東京卍リベンジャーズ」という感じ?

    前作がすごい話だったので今回も期待をしていたが、冒頭からその期待を裏切らないようなすごい展開。
    もっとも、「日常に潜む狂気」的な話から、非日常的な話になってしまった感はあるけれど。

    現段階では全く先が読めず、どう展開していくのかすら想像できない。
    また、どうしても「東リベ」や「テセウスの船」を意識してしまう内容も少し気になる。
    が、この作者ならそれなりの内容にまとめてくるという期待を込めての点数。

    一方、絵に関しては前作と同じ系統ではあるが、線がやたら...続きを読む

    #切ない #ドキドキハラハラ #深い

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  • 横浜線ドッペルゲンガー 1

    ちょっと懐かしい

    昔どこかで読んだマンガに似ているなと思ったら、まさにこの作品の連載時にしばらく読んでいた記憶でした。

    8年ぶり?に読んでみたけど、まず絵が下手。
    下手なのに決めポーズ的なものを取るのが余計変。
    また、キャラも強調しすぎていて濃すぎる感じ。
    刑事の変な方言とかね。

    全体的にデビュー作という事もあってか、稚拙な感じ。

    そしてストーリー。
    発想は面白いけど、表現が安易。
    犯人探しも良いけど、まずは過去の自分に完全なアリバイを作らせたうえで、自分が動くというのがスジじゃないかな?
    アリバイ無しだと同じことを繰り返すというリスクが生じるのは、誰でも考えるでしょ、普通。

    ...続きを読む

    #深い #ダーク #ドロドロ

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  • エイジング―80歳以上の若者が暮らす島― : 1

    何とも評価しづらい

    初期段階では評価しづらい作品。

    取り合えず、絵は上手くない。
    正面からのキャラ絵はまずまずでも、動きのあるシーンのデッサンがおかしい。

    で、肝心のストーリーだが、1巻の時点ではよくあるC級マンガと言った感じ。
    ちょこちょこツッコミどころのある展開や設定などが安っぽく、「練られた作品」という感じはしない。

    ただし、2巻以降を見る限りではスケールがそれなりに大きくなり、更なる謎が増えていく感じ。
    この感じ、何かに似ていると思ったら、昔見たアメリカのドラマ「LOST」のような謎が謎を読んでよくわからなくなるような展開。
    私自身はあれに付いていけなかったが、それを面白いと思う...続きを読む

    #怖い #ダーク #ドキドキハラハラ

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  • 麗島夢譚(1)

    興味深いテーマではある

    ご存知、「ガンダム」のキャラクターデザインをしていた安彦良和のマンガ作品。

    本作は「月刊COMICリュウ」にて2006年11月号~2012年9月号まで不定期に連載されたもの。
    代表作とも言える「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の連載が「ガンダムエース」2001年6月号~2011年8月号なので、時期がほぼ被っている。
    THE ORIGINのオデッサ編開始となる15巻の発売が2007年5月なので、ほぼその頃から本作の連載が並行して始まったということだろう。

    一方、1巻の巻末マンガなどを見ると、本作の構想自体は1990年代後半からあった様子。
    (この巻末マンガの執筆が200...続きを読む

    #笑える #タメになる #ドキドキハラハラ

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  • 終末の復讐代行屋1 愛する者の寿命を奪う少女 前編

    過去作よりずっとマシ

    まあ、ありがちな復讐代行業の話。
    復讐=殺しのやり方がちょっとえぐいが、これは他の作品でもある事。
    古くは「ブラック・エンジェルズ」、今なら「外道の歌」などね。

    本作は、冒頭からとんでもない設定を持ってくることで敢えてリアルさを薄め、その天真爛漫キャラを上手く生かして読みやすくしている感がある。
    もともと「復讐代行屋」それも「殺し専門」となればリアルではないのだから、このぶっ飛んだ設定もアリだろう。

    絵は相変わらずキレイであり、主人公とヒロインのキャラもありがちだが悪くない。
    展開も予想ができる範囲とは言え、この手のダークな作品として平均程度の出来にあるのではないか?
    ...続きを読む

    #ダーク #ドロドロ #エモい

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  • 私刑ゲーム1

    これはちょっとね

    グロもスプラッターも別に否定しないが、これはちょっとね。
    無意味かつ残酷すぎる設定・描写で嫌悪感を感じてしまうレベル。

    これを「楽しい」と言っている人は、どこかネジが緩んでいるんじゃないだろうか?

    過激にすればいいってもんじゃないだろうに。

    #ダーク #ドロドロ

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  • ミツカイポリス【合冊版】1

    悪くない

    まず、絵がキレイ。
    墨を強調したような絵は、「LIAR GAME」の甲斐谷忍にも似たタッチかな。
    主人公やヒロイン等の絵はイマドキの美しさで、かなり読みやすい。

    一方、内容は冒頭から結構なグロさ。
    ヒロインもしくはそれに準じた存在になるのかと思われたキャラがアッサリ殺されるなど、ちょっと予想外の展開。

    現実味があるのかと言われれば無い内容だが、この設定ならそれも納得。
    異能力を持った者同士の戦いという事で、ありがちなパターンではあるが普通に面白い。
    ずば抜けた魅力があるわけではないが、ヒマつぶしに読むなら十分ありのレベル。

    問題点を挙げるとすれば、その売り方か?
    ...続きを読む

    #ドキドキハラハラ #ダーク #笑える

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  • 鬼獄の夜 単行本版 1

    残念

    絵はかなりキレイ。
    鬼やモンスター?の造形も、全体の雰囲気も悪くない。

    が、展開が安易すぎ。
    最初に迷い込む際の流れとか、その他もろもろが強引で自然ではない。
    これじゃ、B級ホラー映画と同じ。

    この素材を生かしてもっとストーリーを捻っていれば、かなり面白い作品にもなりえただろうに、残念。

    あと、エログロありなので苦手な方はご注意を。
    エロは無意味かつ唐突であり、グロは…結構強烈。

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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  • 奈落のふたり(1)

    展開がね…

    絵は少女マンガっぽくてかなりキレイ。
    テーマ自体も、悪趣味ではあるけれど悪くはない。

    ただ、実際の展開がね。
    「なんでそうなるの?」とツッコミを入れたくなることが多い。
    こういう作者の都合でしか物事が展開しない作品はロクなもんじゃない。

    1巻しか読んでいないのでまだ評価を下すには早い(それだけテーマ自体は興味深い)かもしれないけど、今のところ単なる下世話な話。
    今後の展開もあまり期待できそうにない。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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  • クロスゲーム 17

    最後まで読んでみて

    当初、あだち充の「野球マンガ」としては既視感が多く、ちょっとインパクトに欠けるかなという印象だった本作。
    最後まで読んで、その方向性の違いが少しわかってきたような気がします。

    本作は、「H2」や「ラフ」などの名作のような恋愛ドラマ要素は少なめとなっています。
    これは、主人公とヒロインの双方にとって大事な存在がいたという事と、ヒロインが男の子っぽい考え方という事にもよるでしょう。
    主人公はあだち充作品定番の「やや天然キャラ」で、ヒロインも「主人公に非常に似ている」という面もあるかも。

    結果として、揺れる心の描写というのは少なめで、どちらかというと「恋愛感情の見えない、性格の良さ...続きを読む

    #ほのぼの #アツい #癒やされる

    0
  • 紫雲寺家の子供たち 1巻

    まだ何とも…

    「かのかり」の作者宮島礼吏の新作。
    まさかの脱マガジン、脱講談社とは驚き。

    お金持ちの家の多人数きょうだい、特に女性は美女ばかり…、なんか既視感のある設定。
    最近では「五等分の花嫁」とかね。
    きょうだい間の秘密にしても、この人数ではともかく、過去にいくつもあった。

    「かのかり」の入りは非常にインパクトのあるものだったが、本作の入りは静かで、説明っぽい。
    早々に「秘密」が明かされるが、「かのかり」の様なテンポの良さは今のところ感じられないかな。

    大きな流れ自体は容易に予想できるが、具体的な展開は今の段階では読みづらい作品。
    ちょっと「きょうだい」が多すぎて覚えるのに苦...続きを読む

    #ほのぼの #胸キュン #癒やされる

    0
  • 徳川おてんば姫 ~最後の将軍のお姫さまとのゆかいな日常~ 1

    興味深い話

    原作者に「井手久美子」とあるが、この人こそが作中に出てくる「久美子様」その人。
    江戸幕府最後の将軍徳川慶喜の七男で、徳川慶喜公爵家2代目となった徳川慶久の四女にあたる女性。

    彼女は2018年7月に95歳で亡くなったが、その1ヵ月前に「徳川おてんば姫」という自叙伝を出しており、本作はこれを原作としているのだろう。

    まず、絵は少女マンガっぽい雰囲気で、非常に読みやすい。
    また、本人が原作とあってか時代考証等もしっかりしており、当時の華族の生活を知るうえで興味深い作品。

    一方で、当時の華族は「夢のような貴族生活」を送れたわけではない。
    実際、「久美子様」の兄で徳川慶喜公爵家3...続きを読む

    #カッコいい #深い #タメになる

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  • KATSU! 1

    新鮮で面白いけど…

    全巻読んでのネタバレ感想。

    あだち充の作品は、いくつかのパターンに当てはまる。
    まずは、野球漫画か否か。
    前者はナイン、タッチ、H2、クロスゲーム、MIXなど、いわゆる代表作と言われるものが多い。
    実際に読んでみても、安心感・安定感がある一方で、パターンはかなり限られる。

    後者はみゆき、ラフ、スローステップ、いつも美空など。
    王道ではないが、いつもとは毛色が異なり名作も多い。

    本作はボクシングマンガであり、後者にあたる。
    ボクシングはタッチの頃からもちょくちょく出てきているが、ここまで前面に押し出したのはスローステップと本作くらいだろう。

    また、あだち充作品の...続きを読む

    #アガる #胸キュン #アツい

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  • ラフ 1

    やっぱり一番の名作

    久々に通しで全巻読み、やはりあだち充の最高傑作だと改めて思いました。

    代表作は「タッチ」であり、もっともあだち充らしい名作は「H2」だとも思いますが、作品として最も惹かれるのは本作の方。

    ツンデレ系で非常に魅力的なヒロイン亜美、真面目一辺倒ではなく適度に抜けている点が素晴らしい主人公圭介、そして魅力的なサブキャラクター達が非常にいい味を出していると思います。
    これは、あだち作品では珍しい「寮生活」という舞台によってより濃くなっているのかもしれない。
    一つ屋根の下で生活を共にしているからこそ生まれたエピソードも多いですしね。

    ちなみに本作のヒロイン亜美は、個人的にあだち充作...続きを読む

    #エモい #胸キュン #アガる

    0
  • クロスゲーム 1

    タッチのバージョン違い

    あだち充の王道と言える野球がテーマのマンガ。

    その中でも、本作は大きな流れが「タッチ」に非常によく似ている印象を受ける。
    主人公たちの関係や運命(これはタッチとは逆パターン)、また野球部内での監督との確執等々。

    その為、安心感も非常に大きい一方で、既視感もかなりある。
    また、読者としてはやはり最初の若葉の印象が強く、本作の展開は完全にはスッキリしないという考えも芽生える。

    そういう意味で言えば、タッチやH2、MIXなどと比べると少し評価が下がるかな。
    でも、普通に面白く、またあだち充らしさも全開なので、ファンには(そうでない人も)ぜひ読んでもらいたい。

    #胸キュン #切ない #エモい

    0
  • 彼女、お借りします(27)

    ようやく新展開に!

    ここ5巻分くらい煮え切らないグダグダな展開が続き、いい加減飽きが来ていたところだが、そこを抜け出すと話が一気に進み始めた感。
    今までの遅延行為を考えると、この急展開は予想以上であり、驚き。

    取り合えず、マミとの件にまずはケリを付け、次いでるかとの件を時間を割いて終わらせ、最後にメインヒロインと向き合う…というのが今後の流れだろう。
    そう思うと、今の急展開は話が速すぎるので、またどこかで急停車するんだろうか?

    クラファン編~21巻での余韻までのドラマチックかつドキドキする展開をもう一度取り戻すよう、期待しています。

    #ドキドキハラハラ #エモい #胸キュン

    0
  • タッチ 完全復刻版 1

    国民的作品

    ご存知、あだち充の代表作にして、国民的と言える作品。
    アニメの最高視聴率31.9%は日本のアニメ単話として歴代7位、平均視聴率も25.6%と今では信じられない数字を記録した。

    久しぶりに読み返してみると、さすがに言い回しや表現等で古さを感じる面も多い。
    が、後のH2やMIXの原点ともなったやり取り・展開は、まさにあだち充の王道とも言えるもの。
    時代からくる違和感はすぐに無くなると思う。

    結果として、今でも十分通用する偉大な作品という評価には何の変わりもない。
    連載開始は1981年で、今から40年以上も前。
    それでこの内容は凄いの一言。
    (そのさらに40年前と言えば、戦時...続きを読む

    #笑える #胸キュン #切ない

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  • さよなら絵梨

    この作者の作品で一番好き

    「ルックバック」に続く、今最も話題になると言っても過言ではない藤本タツキの最新作。
    実は、春に無料で公開された時点で既に3回+α(断片読み)していたのですが、単行本化されてまた読みたくて買ってしまいました。

    「ファイアパンチ」「チェンソーマン」といった過去作でも、主要キャラが映画好きという設定があり、かなり踏み込んだ見解が語られていましたが、本作はまさにその「映画」をテーマにした作品であり、藤本タツキの映画愛と映画への見方がよく分かります。

    実際、この作品の中にある「映画という完成された映像は、それがドキュメンタリー作品であったとしてもどこまで事実を表しているかは録った人にしかわ...続きを読む

    #感動する #シュール #深い

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  • ゴリラーマン40(1)

    相変わらずの味わい

    昔懐かしのゴリラーマンの続編。
    今回は、当時の主人公たちが40歳になった時点での話みたい。

    さすがに香織ちゃんは出ないかな。
    40歳になった香織ちゃんを見たいとも思わないし。

    ゴリラーマン自体は、昔より人間っぽい顔つきになった気がする。
    今回の見た目なら、実際に居てもおかしくないレベルに。

    藤本は大きく変わった印象。
    その他のキャラも出てくるのかどうか、楽しみではある。

    また、女性キャラの見た目も変わった。
    以前の「工藤静香系」だったのが、すっかり今風の見た目に。
    「BECK」や「RiN」っぽくなったというのかな。
    (男性キャラやモブ女性キャラの見た目は、...続きを読む

    #笑える #エモい #アガる

    1
  • キメツ学園! 1

    これはいい

    オリジナルと違う作者の描くスピンオフ作品。
    このパターンだとキャラ絵の雰囲気が異なることが多いが、この作品はキャラ絵、内容ともに原作の雰囲気を良く引き継いでいる。

    という事で、「鬼滅の刃」の世界観、特に公式スピンオフである「キメツ学園」のノリが好きな人ならかなり満足のいく作品だと思う。

    原作は既にとっくに完結し、アニメの「刀鍛冶の里編」もいつ始まるかまだ発表されていない状況。
    待ち切れないというファンにはピッタリだと思う。

    #笑える #癒やされる #ほのぼの

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  • 大奴隷区 君と1億3千万の奴隷 1

    残念

    前作「奴隷区 僕と23人の奴隷」は結構好きだった。

    SCMの発想や設定も丁寧でよく、何よりも登場キャラが魅力的。
    主人公である荒川エイアは見た目も性格も非常に魅力的だし、その他の主要キャラもそれぞれ1本芯が通っている人が多かった。

    それが、本作ではまるで感じられない。
    同じ「SCM」という発想を用いた、単に趣味の悪いB級ドロドロマンガになってしまったかのようで、非常に残念。

    #ドロドロ #ダーク

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  • 絶対にヤッてはいけない異世界召喚(1)

    これはこれであり

    原作未読だが、この(実はシビアだけど)ゆるーい展開とゆるーいキャラ、これはこれでアリだと思います。
    ちょっと「このすば」っぽいというか、よりゆるいというか。

    まあ、内容に深いものがありそうって訳ではないので、あくまでも気楽に読むという感じだけど、嫌いではないです。

    #ほのぼの #笑える #萌え

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  • ビジャの女王 (1)

    面白いのは認めるが

    モンゴル帝国にインド墨家?
    まるで「墨攻」みたいだと思ったら、「墨攻」のマンガ版の作画だった人の作品なのね。

    話自体は墨攻に似て、すごく面白い。
    イマドキあまり見ない劇画調の絵も、この内容なら合うでしょう。

    ただね、歴史を舞台にしているならばもっと時代考証をリアルにして欲しい。

    まず髪型。
    モンゴル人は辮髪の系統であり、モジャモジャ頭や長髪はおかしい。

    インド墨家というのも調べたが、やはりそんなものは存在していないし、秦の統一以降、墨家の活動は世界中で確認されていない。

    アメダバ=アーメダバードではないかと思われる(地図上の場所も一致)が、そもそもアーメダバ...続きを読む

    #カッコいい #アガる #エモい

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  • 艦隊のシェフ(1)

    食傷気味のジャンルだが…

    ダンジョン飯など、様々なジャンルで見られる料理系マンガ。
    正直、もうお腹いっぱい感も強いのだが、これはまた新しい。

    内容が内容だけに読む人を選ぶだろうが、比較的考察もしっかりされていそうだし、好きな人には非常に興味のわくジャンルなのではないだろうか?

    ちなみにこの駆逐艦のモデル、少なくとも1巻の段階では「磯風」ですよね。
    ミッドウェー海戦で空母蒼龍の沈没を看取り、乗組員の救助を行って「千代田」へ引き渡したのは磯風です。
    読み進めると、別の艦のエピソードも混じってくるんだろうか?



    #切ない #ほのぼの #アツい

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  • 銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー 1

    ちょっと無理

    オリジナルをかろうじて知っている世代。

    冒頭の街並みやメカ描写はオリジナルを彷彿とさせ、期待してしまった。

    が、キャラ絵が全然ダメ。
    誰ですか?、この主人公は。
    キャラまで変わってるし。

    ストーリーも、今までのものを崩す設定が気に入らない。
    これは原作者本人の意向なのかもしれないが、せっかく築き上げた壮大な世界感を誤魔化すかのような重大な後付け設定は止めて欲しい。

    どうせ設定から変えるのなら、オリジナル版の完全リメイクとして一から作り直した方がまだ良いのではないだろうか?

    #アツい

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  • ファイアパンチ 1

    なんか、すごい!

    これは、すごい作品。

    「チェンソーマン」の藤本タツキが、同作の直前に連載していたのが本作。
    正直、私はチェンソーマンがあまり好きではない。
    絵も雑だし、勢いは認めるが展開もなんか雑。
    登場キャラは味があるが、これまた雑。

    本作も、確かに似たところはある。
    が、宗教観や人生観のようなものも感じられ、アチラよりはオトナ向けという感じ。

    1巻はなかなかシリアス、2巻でトガタの登場でぐちゃぐちゃになり、3巻以降ではまたかなりシリアスに。
    5巻などはかなり感動的で、その後また流れがガラッと変わって壮大なエンディングへ…。

    正直、ストーリーは突拍子の無い面が多く、「マトモ...続きを読む

    #深い #ダーク #切ない

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  • 藤本タツキ短編集 22-26

    より今に近い

    「予言のナユタ」「妹の姉」の2作に関しては、既に今の作者の作品として十分通用するレベルだと思う。

    その他の2作品も、「17-21」よりも絵が今に近い。
    「人魚ラプソディ」に関しては、作者自身は「普通」と書いているが、これはこれで藤本タツキとしては毛色が違って興味深い。

    個人的には、やはり「妹の姉」がすごく気に入った。
    が、あまりにも普通に良い話すぎて、ここはやはり「ひとつまみのファンタジー」が欲しいかな。

    #切ない #エモい #感動する

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  • 藤本タツキ短編集 17-21

    最近の作品に通じるものも感じる

    今お気に入りのマンガ家の初期の作品集。

    「佐々木君が銃弾止めた」や「シカク」には、最近の作品に通じるテイストを感じる。
    ストーリーもそうだし、キャラ絵やキャラの何気ない仕草なども。

    どの作品も一ひねりあって面白く、ファンにはぜひ読んで欲しい。


    ところで、あとがきを読んでかなりの違和感を感じた。
    「17歳で大学へ」とは、飛び級?
    ただ、Wikipediaを見ると藤本タツキは1992年10月10日生まれとの事。
    そして、あとがきには大学に入ったのは東日本大震災の直後とある。
    となると、普通に18歳のハズ。

    この単純な間違いが、わざとなのか、天然なのか。
    それ...続きを読む

    #胸キュン #エモい #シュール

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  • MASTERキートン Reマスター 豪華版 デジタルVer. 1

    正統な続編

    「MASTERキートン」ファンを自認する私だが、実はReマスターは今回初めて読んだ。

    前作の最終話から20年後が舞台の話。
    (実際は前作ラストが1994年で本作が2011年とすると、17年後?)
    キートンも相応に歳を取り、それを強調するかのように老眼鏡を使う場面が多く描写される。

    今回の年代設定は2011年頃。(第二話で1991年からのクロアチア紛争から20年とある)
    キートン自身は大学進学後に結婚そして離婚、その後大学を中退して軍に入り、3年後にSASに入って1980年の駐英イラン大使館占拠事件で活躍したとあるので、おそらく1957年頃の生まれ。
    となると、今回の物語では...続きを読む

    #タメになる #カッコいい #切ない

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  • 進撃の巨人 超合本版(7)

    今一度読み返すべき作品

    連載時もちょこちょこ読んでいたし、各種検証サイトもかなり見ていた。
    細かいところはともかく、自分なりに「進撃の巨人」をある程度読んでいた気になっていたが、今回この超合本版が出たのを機にまた全て読み返してみた。

    読んでビックリ。
    素晴らしい。

    一気に読むと、月1回の連載ではわからなかった線が繋がり、その細かな伏線が非常によくわかる。
    エレンのやろうとしていたこともまたよくわかる。
    各種検証サイトに書かれている事もよくわかり、かつそれに従うだけではない、自分なりの考えもきちんと出てくる。

    これ、私のように「進撃の巨人」を深く読み込まずして分かった気になっていた人は、ぜひも...続きを読む

    #ダーク #切ない #深い

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  • 進撃の巨人 超合本版(1)

    内容はお墨付き

    単巻売りで462円、5冊分まとめた超合本版で2,310円。
    変則構成の合本版7集も含め、価格は単行本と全く同じです。

    となると、コレクター的価値で言えば単行本を買い込んだ方が良いかもしれません。
    一方、読み返すときなどは5巻まとめてある超合本版の方が戻って探しやすいという面もありますね。
    本当は、1割程度でも超合本版を安く売って欲しいところですが。
    (BookLiveの「〇〇%値引、✕✕巻まで」というクーポンを使う場合、巻数が少なくて利用しやすいというメリットはありますね)

    内容は今さら言うまでもないでしょう。
    「GANTZ」などと並んで、特殊な設定・環境を描いたマンガの...続きを読む

    #深い #アツい #ドキドキハラハラ

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  • アトム ザ・ビギニング(1)

    読み手を選ぶ

    「鉄腕アトム」のリメイクとしては浦沢直樹の「PLUTO」が有名。
    あちらもかなり大胆にアレンジしていたが、むしろワクワクして読めた。
    (ただし、浦沢直樹あるあるとして尻すぼみ感もかなりあった。短い原作を膨らませすぎ?)

    一方の本作は、なんというか…読みづらい。

    まず、絵が古い。
    80年代、バブル期によく見られ「オシャレ」とされていたような線の細いキャラ達に、細かすぎるメカ描写。
    個々のキャラ設定も、なんか古い。
    内容も相まって、「作者のコダワリが強すぎる、同人誌的作品」のように感じてしまう。

    そして、てっきり作画を担当しているかのように思える程大きく名前の出された「...続きを読む

    #笑える #ほのぼの

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  • 宇宙兄弟(41)

    新展開

    まさに「神巻」だった前巻の再会を受け、今回はその余韻を味わいつつ6人に増えたメンバーでの新たなる展開がスタート。
    ムッタとヒビトのほっとする掛け合いに、地球でのほっこりするエピソードも絡めて物語が進んでいきます。

    この兄弟の安定の掛け合いに加え、人数が増えたことで描写の厚みが広がった感じ。
    やはり2人だけだと話を膨らませにくく、ブギーに頼る面が多かったですからね。

    一方、「好事魔多し」「一難去ってまた一難」がこの作品の特徴でもあり、今回も新たな心配ネタが発生。
    前回の「腰」問題のようにフリだけで終わってくれればいいんですが…。


    ところで、現実面では今ロシアと他の国々...続きを読む

    #ドキドキハラハラ #アガる #エモい

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  • ハラストレーション 1

    いい!

    ギャグマンガとして非常にいい感じ。

    エロを中心として様々なジャンルを取り上げており、また絵もそれに合わせて色々タッチを変えている。
    基本的には予想の一歩上をいく展開で、おもしろい。

    個人的に一番好きなのは、数話おきにある本文が終わった後の手書き挿絵のオチ部分。
    このオチが非常に秀逸で、全話これがあったらいいのにと思うくらい。

    一方、気になる点はダジャレ系が多すぎるところかな?
    後半になるともう「お約束」的に見ており、それはそれで味があるとも言えますが…。

    でも、ギャグマンガとして非常に好きなタイプです。
    おすすめ。

    #笑える #深い

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