amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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インパクトの強い作品
久しぶりに読んでみて、連載当時を思い出した。
ヤングジャンプで突然連載開始、圧倒的な内容で短期集中連載し、直後にトム・クルーズ主演でハリウッド映画化…。
なにもかも規格外の作品でしたね。
今回読み返して、その出来の良さに改めて驚かされました。
作画はあの小畑健さんだったとは、当時は気が付きませんでした。
(ヒカルの碁やDEATH NOTE等の作画)
ストーリーも、ラノベの原作に忠実との事だが、非常に練り上げられている。
ループでやり直すという展開は今ではさほど珍しくないが、ここまで執拗なタイプは少ないのではないだろうか?
個人的には、(死が契機ではないが)まどマギの -
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なんか、嫌
なんだろう、すごく嫌な感じの作品。
ストーリーがステレオタイプな身分差の物語ってのが嫌。
そのくせ、サラリーマン金太郎チックな成り上がりの物語を語ってるのも嫌。
なにより、時代背景が無茶苦茶な日本をベースにしているのが嫌。
「明治頃の身分差を跳ね返し、サラリーマン金太郎みたいな成り上がり&世直し物語でも書いてみるか」
的な安易な発想で、深く設定を練らずにちょいちょいッと描いているような感じ?
あざとさを感じる。
初めて接した作者、作品でここまで書く自分もどうかと思うけど、取り合えず嫌悪感しか感じなかった。
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雰囲気が良い作品
「薬屋のひとりごと」のマンガ版を手掛けている倉田三ノ路のオリジナル作品。
中国史好きの作者らしく、世界観は薬屋のひとりごとと似た感じ。
だから依頼が来たのかもしれない。
一方、舞台がほぼ宮廷内である薬屋のひとりごととは異なり、こちらは市井が舞台。
ストーリーとしては特別新しい要素も無く、良くあるタイプの話ではある。
絵とキャラが醸し出す雰囲気はいいが、もうひとひねり欲しかったかな?
(その点、宮中が舞台かつ推理要素の多い薬屋のひとりごとの方が新しさがある。展開自体はあちらも良くあるパターンではあるが)
とにかく絵はきれいなので、この手の世界観が好きな方にはお勧めで -
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すごいぞこれは!
なんていうか、すごい作品。
ありきたりなゾンビものでこの展開、世界中を探してもこの作品だけじゃないだろうか?
そして、すごく爽快。
暗くなりがちなゾンビもので、主人公コンビのこのポジティブ思考は見ていて気持ちがいい。
出てくる用語などは最新のビジネス用語等も多く、適当に書いただけではないだろうというのが伝わってくる。
展開はもちろんハチャメチャだが、そんなの全く気にならない。
これはゾンビものとして新境地に達したと言えるんじゃないだろうか?
ゾンビ好き、嫌いを問わず、取り合えず多くの人に読んでもらいたい秀作!
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うーん…
キャラの絵は悪くない。
設定自体も、少しメイドインアビスに似てる気がするが、未だに新しさはある。
(ちなみに、メイドインアビスとほぼ同時期にスタートしているので、どちらかがパクリとかではなさそう)
ただねえ、これはあくまでも個人的な意見ではあるが、ノリが同人誌のような感じのドタバタ劇。
突拍子もない設定/キャラが突然出てくるし、学園モノとは言え、やたらと登場人物を増やしている感がある。
その分、リアルさも薄まり、何でもアリ感が強くなって、世界観に没頭できない。
現実離れした設定/キャラが繰り広げるドタバタ劇というか…。
という事で、個人的にはあまり好きなタイプの作 -
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なんか悔しい
絵はへたくそ。
内容も陳腐で、かつ支離滅裂。
普通に考えたら、マイナーな雑誌に発表される、くっだらない作品に過ぎないでしょう。
でも、なぜか引き込まれる。
展開も強引で、登場人物もわざとらしい、そんな作品なのに、なぜか先が気になって仕方ない。
悔しいけど、面白いと言わざるを得ません。
そもそも、この手のゼロサムデスゲームって、結構人気のジャンルなんでしょうね。
日本では「人狼ゲーム」や「バトル・ロワイアル」「カイジ」など枚挙にいとまがないし、ハリウッド映画でも「ハンガーゲーム」など数多くある。
アメリカのホラー作家の巨匠スティーブン・キングの「死のロングウォーク -
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これは…なかなか
ざっと最後まで読んでみたが、これはなかなかよくできていると思う。
先に結果を示しておいてからその詳細を少しずつ出していく手法は、珍しいが前例は十分ある。
全体の流れも、「悪の教典」や「告白」、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などの影響を受けているのだろう。
各話タイトルが小説の題名で出来ているという事からしても、作者が様々な小説を読み、参考にして練り上げたストーリーだと予想できる。
その意味では新しさは無いのだが、展開と何よりオチ部分が秀逸で、非常によく練りあげられている作品だと思う。
この手のジャンルだと、後半グダグダの展開になる作品も多いので、その部分は高評価。 -
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さすが
お恥ずかしながら、今になって初めて読みました。
面白い!
主人公に勢いがあり、また嫌みが無い。
それがすがすがしく、非常に好感が持てます。
また、近年数多いマンガ家や編集部絡みのマンガの中でも、様々な立場の人の事情を良く表している作品だと思います。
比較的早い段階で連続ドラマ化されたのも納得の内容。
一方、気になる点もいくつか。
まず、やはり近年このジャンルが増えすぎ、テーマとしてはありきたりになり始めている点。
古くは1994年にスタートした「編集王」。このころはまだかなりレアなジャンルでしたね。
続いて、2007年にスタートした島本和彦の「アオイホ -
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意外と…
マイナーマンガによくあるパニック系の作品。
体が小さくなるというのはなぜか比較的レアではあるが、過去にない訳ではない。
映画ではそこそこある展開でもあるし。
本作品はマイナーな雑誌(とはいえ、出会って5秒でバトルや薬屋のひとりごとなどの秀作も連載されていたが)、作者の初連載という事で地雷臭漂うものではあるが…、意外と悪くない。
まず、絵がそこそこきれい。
ストーリーも大きな謎があり、かつそこまで無茶な流れではない。
もっとも、細かいところでは色々言いたいところもあるが…。
という事で、この手にしてはなかなかの作品だと思う。 -
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独特な味わい
一言で言うなら、SF要素を加味した軍用機ヲタマンガ。
様々な種類の実在する軍用機、また兵器やシステムなどが出てくるので、ファンには堪らないんじゃないだろうか?
絵も、兵器に関してはきっちり描けている。
また、出てくる基地や都市などの描写がリアルなのも好感が持てる。
(薩摩硫黄島など、歴史まで忠実に再現)
キャラに関しては独特なタッチ。
同人誌などでよくある雰囲気だが、ヘタではなく、読みやすい。
無料の2巻までを読んだ限りでは、物語はまだまだ序盤で、核心に入ってきていない。
天翔体や火球の子、そしてダンク本人の謎など、この先どう明らかになっていくのかはちょっと興味があ -
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いい!!
モンキーターンの作者の作品。
まず、キャラがいい。
登場人物がそれぞれ個性的で、かつ常識の範囲を逸脱していない。
それらの人物たちのやりとりを見るのが非常に楽しい。
もちろん、絵もキレイ。
これはモンキーターンと同様だけど。
モンキーターンのありさの役割を、本作では加茂と三輪が担っているわけだが、ちょっと個性の強すぎたありさよりも加茂&三輪コンビの方がしっくりくる感じ。
テーマは書道。
これまたマンガとしてはかなり珍しいジャンルだと思われ、前作の競艇(今はボートレース?)に続いてなかなか難しいところを取り上げていると思う。
が、それがすんなり入ってくるくらい展 -
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好きな雰囲気
舞台はファンタジーな中世世界。
引退した老騎士が、以前深い関係にあった人たちとの思い出を踏まえながら旅をするロードムービー的作品。
一言で言えばこんな感じでしょうか?
これって、何かに似てるんですよね。
そう、今話題の「葬送のフリーレン」と似た感じです。
もちろん、フリーレンの方は1000年を生きるエルフであり、本作よりずっと時を隔てた物語ではありますが、在りし日の思い出を拾い集めるという意味では同じ。
(ちなみに、この作品の原作は2012年から連載開始、フリーレンは2020年からですので、本作の方がずっと先であったと付け加えておきます)
という事で、フリーレン好きの私に -
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さすがの世界観
「シドニアの騎士」の奇才弐瓶勉の最新作。
独特の作風は変わっておらず、エナとかヘイグス粒子などのおなじみの用語も出てきます。
一方、ストーリー自体はシドニアより王道的であり、いい意味で分かりやすくなっている感があって良い感じ。
(シドニアは絵や設定・人物関係が難しすぎた感もある)
その分、不思議な空気感はやや弱まったと言えるかもしれないが。
作画はデジタルらしいですが、線の細い手書き感満載の非常に細かい書き込みが圧倒的。
力強さはないものの、この描写は「AKIRA」の大友克洋や「ベルセルク」の三浦建太郎にも通じるものがある。
(もっとも、背景はホワイトが圧倒的に多いが -
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自分がおかしいの??
わからん!
渋谷事変以降、物語が必要以上にスケールアップしており、さらに16巻あたりから様々な要素がややこしくなりすぎている。
説明だらけの展開になっているし、その説明を読んでも意味が分からない。
これは完全に冨樫パターンなんだけど、他の人は本当についていけてるんだろうか?
必要以上の殺戮、必要以上の要素付加で話をややこしくする。
もう、作者の頭の中でしか答えが見えてないんじゃないの?
これだけ人が死んでいるのに、津美紀の為にさらなる戦いをするってのも理解できない。
みんな、ただ勢いだけを感じて「すげー」とか言ってるんじゃないの??
このままよりややこしくな -
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なんだこの作品は⁉
これは…、歴史ものなのか、単なるエロ漫画なのか?
歴史ものと考えると、色々とツッコミどころが多すぎる。
そもそも、主人公の「華族」という立場がおかしい。
江戸時代の公家と大名家を中心に「華族」へと変化したが、それと実権はまた別の話。
現に、岩倉使節団には加賀前田家世子や佐賀鍋島家当主、福岡黒田家当主などのそうそうたる華族が参加していたが、あくまでも留学目的での参加であり、使節としての実権は全くなかった。
つまり、そもそもが完全フィクションの設定なのに、妙に史実を織り込もうとしているから余計おかしい話となっている感じ。
同じ原作者でも「満州アヘンスクワッド」の方はもっ -
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いろんな意味で話題作
「め組の大吾」「昴」などの作者として有名な曽田正人、彼の初のファンタジーという事ですが…、
いろいろ話題になったようですね。
まず、amazonのレビューは酷評の嵐。
(もっとも、論点が似通った人が多いので、同一人物が何度も投稿しているような気もするんですが)
その他ネットのレビューを見ても、おおむね評価が低いというこの作品。
で、実際に読んだ感想ですが、確かにひどい。
「め組の大吾」などはほぼリアルタイムで全巻読んで結構好きだったんですが、とにかく本作はまず絵が下手。
この作者こんなに下手だったっけ?と思ってめ組~を見返したら、そんなことは無い。
線の多い手書きの -
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かわぐちかいじの真骨頂!
沈黙の艦隊、ジパング、そして本作と続く、かわぐちかいじの海上自衛隊IFの物語。
本作ではより現代情勢とリンクしており、そのリアルさが際立っている感がある。
むしろ、リアルすぎて素直に物語として読むことが難しく、「実際起きたらどうするんだ!」的な事を色々考えさせられてしまう。
沈黙の艦隊でも話題となり、当時国会で防衛庁長官に質問されるなどの経緯はあったが、その比ではない。
ぜひ多くの人に読んで頂き、その上でどうするのが良いのかを各自考えて頂きたい作品。
しかし、沈黙の艦隊では完全にロシアが相手で、中国は蚊帳の外だったのに、30年近く経った本作では完全に中国が相手。
時 -
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予想外!!
ご存知、「パトレイバー」や「鉄腕バーディー」の作者、ゆうきまさみ。
その彼が歴史もの、それも信長/秀吉/家康トリオ絡みや幕末絡みではなく、戦国時代の先駆け北条早雲の物語を描くとは…。
さらに読んでビックリ、無茶苦茶リアル路線じゃないですか!
(もっとも、そもそも北条早雲の若い頃は明確になっていないので、史実に忠実とも言い難いけど)
主人公新九郎が元服後、将軍にお目見えされるところの礼儀作法のくだりとか、無茶苦茶細かくてリアル!
(あの程度の関係で、その為の用事で将軍に会えるかどうかというのは置いておいて)
一方、敢えてカタカナ用語を入れてくるなど、意図的にくだけたギ -
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やはり面白い
「神様ドォルズ」と同じ作者。
本作の方が5年ほど前に描かれていたという事もあってか、絵のタッチが少し異なる。
「神様ドォルズ」では線の細い描き方だが、本作では線が太く、力強い。
その分、比較すると雑とも言えるかもしれないが、キャラの絵などはこの段階でも十分キレイ。
ストーリー自体はSFもので、「神様ドォルズ」とは系統が違うが、独特な世界観という点では共通している。
初めに核心に近い謎を見せておいて、その後物語の中で少しずつ世界の仕組みが明らかになるという手法は、よくあるものだが個人的には大好物。
まだ最後まで読んでいないが、この先どういう展開になるのかが非常に気になる。 -
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評価が難しい
何とも評価の難しい作品。
まず良いところ。
フィクションとはなっているが、実際は実在の人物達が繰り広げるマンガ家への道。
その過程や考え方、1980年前後当時の世相も良く描いており、色々興味深い。
そして何より、出てくる人たちが豪華。
島本和彦本人はもとより、友人の一人である庵野秀明や、当時まだ若手マンガ家であったあだち充や高橋留美子等多くの著名人が実名、さらには実際のマンガの内容と共に出てくる。
これはファンには堪らないだろう。
一方、そうはいっても基本ストーリーは島本和彦という、失礼だが1980~1990年代に主に活躍したマンガ家の自叙伝。
現代の多くの人は存在 -
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うーん…
この絵、ストーリーは何なんだろう?
とにかく「ベトナム戦争」に多くの人の目を向けて欲しくて、とっつきやすい絵とストーリーを選んだという事だろうか?
巻末の史実の年表やベトナムに関するコラム等を見ると、そういう事なのかなと思う。
ただ、実際の内容は…、かわいい絵と、それに似つかわぬ首ちょんぱのシーンの連続。
とは言え、ストーリーがぶっ飛びすぎていて、まるで現実感が感じられない。
これでは、このマンガだけでは「ベトナム戦争」を紹介するものとしては全く成り立っていないと思う。
取り合えず、「そういう戦争がありました。興味を持ったなら、個人で色々調べてね」的なものとしてならアリ -
この手としては…
無料の2巻まで読んだ限りでは、巷にあふれる、マイナー出版社or媒体による不条理グロ系マンガ。
当然その中でもアタリ/ハズレは有るわけで、「ダーウィンズゲーム」や「出会って5秒でバトル」などはなかなか筋がしっかりしており、アニメ化もされて成功と言えるだろう。
当作品は出版社がよりマイナーで、1巻ではなく1話ずつの配信という点も含め、地雷臭がぷんぷん漂う感じではあるが、安易なものに比べキャラの絵は丁寧でキレイ。
特に主人公の絵に関しては、惹かれるものがある。
その他のキャラ…特に男性キャラに関してはありふれた安易な描き分けに過ぎないが…。
ストーリーも今のところは定番の展 -
ネタバレ
うーん
目の付け所は面白い。
多くの人に取ってそこそこ身近で、かつ詳しくは知らない世界の裏事情。
ナニワ金融道などにも通ずる面があるかと。
ただ、絵が平凡(女性はそれなりにかわいいが)なのと、大まかなストーリー展開が雑なのがマイナス。
入れ替わりの激しい業界と言うのをいいことに、数話ごとに新キャラを出し、ネタが詰まれば退職(クビ)で退場、この流れはちょっと安易すぎる。
嘘を付けなくなったというきっかけも、仕方ない面はあるとはいえやはり少し雑。
個々の話の筋自体は興味深いので、このあたりをもう少し丁寧に描けば、もっと良い作品になるような気がします。 -
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久々に読んでみた
リアルタイムで読んでいた世代。
当時、かなり話題になりましたよね。
実写映画では、映画初出演の戸田恵梨香がかわいかったり…。
で、今回読み返してみると、ちょっと「アレっ?」となる部分も多々あったり。
記憶よりも展開が早く、そしていろいろ強引な面もある。
冷静で非常に頭が切れるという記憶だったライトは、今読み返すと思っていた以上に精神的に幼く、ボロを出しまくるし…。
あと、これは当時から思っていましたが、エル(やニア/メロ)の存在がいかにも嘘くさく、少年マンガっぽい。
とは言え、現在あまたある「DEATH NOTE系」といえるマンガの嚆矢となる作品であり、その着眼点 -
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すごい作品…なのかもしれない
すごい作品…なのかもしれない。
万人受けする内容ではないのは百も承知。
普通の感覚の人が読めば、サイコな人たちによるロリグロマンガと思えるでしょう。
が、この手のマンガにありがちな、とんでもない破綻がない。
深く読めば、エロはもちろんグロすらメインテーマではなく、倒錯した愛や性癖?の物語だとわかる。
そこまで読み切ると、過去に例のほとんどない、とんでもない作品なのかも、と思えてくる。
喜国雅彦の「月光の囁き」や、壇蜜主演で映画化されて話題になった「私の奴隷になりなさい」シリーズ、それらに通じる倒錯愛の物語…なのかもしれない。
未成年の人ではなく、30代以降のオ -
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最新4巻まで読んでの感想
一言で言うと、「おもしろい!」。
個人的には、チェンソーマンよりずっと上、いや、最近の話が迷走し始めた呪術廻戦よりも上かもしれない。
絵は決してうまくはないが、線が太く、勢いが感じられる。
また、各キャラクターが魅力的で、キャラの絵も親しみやすく、万人受けするのではないかと思う。
ストーリーは怪獣討伐という基本的な設定が新しく、興味深い。
一方で、気になる点も多くある。
まず、多くの要素で過去の様々な作品を連想させる点。
怪獣の強さをフォルティチュードで数値化する点は、ドラゴンボールのスカウター(以降のジャンプ系定番)を連想させるし、防衛隊の基本装備は進撃 -
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こういう世界観好きな方にはぜひ
最初、「七夕の国」や「神様ドォルズ」のような、田舎で起こる不思議な風習・出来事系かと思っていた。
実際、そうでもあるんだけれど、この作品は現実感が非常にあり、それだけに独特の違和感・不気味さが際立っている感じがする。
「刻刻」とも似てるなと思ったら、同じ作者でした。
フクノカミ自身が直接何かをすることは少なく、周囲の人に影響を与えて間接的に物語を動かすという事で、心理サスペンス的な面が強い。
これもまた新しいパターンかな。
フクノカミが不気味過ぎてちょっとアレだけど、それ以外は非常にいい感じで、この手の話が好きな方にはぜひおすすめします。
最後に、広島出身者とし -
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やっぱり良い!!
ネタバレあり
今回は日々人達の打ち上げ~月面到着まで。
日々人の懐かしいノリが堪らない。
例によってスムーズにはいかず、いくつかのトラブルが入る。
最終的に、「この先でついに!?」「いやいや、さらに腰に絡むトラブルか?」という展開から、最もこの作品らしい形での締めくくり。
涙が出てきました。
ようやく作品タイトルの段階にたどり着いたという感じ。
ここまで本当にいろいろあったなあ…。
問題は刊行ペース。
前巻から7ヵ月は長すぎるよ…。
ついに佳境に入ってきた感のあるこの物語、大団円にたどり着くまではあと何年待つ必要があるのでしょうか?
とは言 -
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こちらもいい!
稀代の名作ドラマ「JIN」の原作マンガ。
実は今さらながら初めて読みました。
ドラマ版とはかなりストーリーが異なり、そもそも仁の現代の彼女が出てこない。
その時点で全く別の物語と言えるんですが、こちらもいい!
エピソードも多く、じっくり世界観に浸りたい人にはよりオススメ。
最初こそ、ドラマとキャラの絵が違い過ぎて違和感があったものの、それはすぐ慣れるでしょう。
(実はこれが、今まで食わず嫌いだった理由なんですが…)
それにしても、今さらながらドラマ版のJINの出来はすごい。
原作マンガを読みつつも、武田鉄矢や中谷美紀、綾瀬はるかや内野聖陽といった人物のセリフが思い起 -
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安定の面白さ
大場つぐみ&小畑健。
言うまでもなく、「DEATH NOTE」「バクマン。」というヒット作を生み出したコンビの作品。
ストーリー自体はイマドキ多くあるタイプのものだが、元々はDEATH NOTEがその先駆けの1つと言えるジャンル。
くだらないマンガにありがちな設定を詳細まで煮詰め、心理戦にまで発展させているところはまさにDEATH NOTE風と言え、さすがの一言。
当然、絵も安定の美しさ(なぜか前2作の方がより魅力的なキャラに見えるが)であり、どんどんのめり込んでしまう。
もっとも、大元となる世界観がありきたりなのは事実であり、展開もある程度予想できてしまう点はマイナスか
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